JPH0142320B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0142320B2 JPH0142320B2 JP57172423A JP17242382A JPH0142320B2 JP H0142320 B2 JPH0142320 B2 JP H0142320B2 JP 57172423 A JP57172423 A JP 57172423A JP 17242382 A JP17242382 A JP 17242382A JP H0142320 B2 JPH0142320 B2 JP H0142320B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fatty acid
- acid ester
- sulfo fatty
- weight
- lower alcohol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C309/00—Sulfonic acids; Halides, esters, or anhydrides thereof
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- C09K23/00—Use of substances as emulsifying, wetting, dispersing, or foam-producing agents
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D1/00—Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
- C11D1/02—Anionic compounds
- C11D1/12—Sulfonic acids or sulfuric acid esters; Salts thereof
- C11D1/28—Sulfonation products derived from fatty acids or their derivatives, e.g. esters, amides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- C09K23/00—Use of substances as emulsifying, wetting, dispersing, or foam-producing agents
- C09K23/02—Alkyl sulfonates or sulfuric acid ester salts derived from monohydric alcohols
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
本発明は高流動性を有し、しかも高濃度にα―
スルホ脂肪酸エステル塩を含有する水性スラリー
に関する。 α―スルホ脂肪酸エステルを中和して得られる
α―スルホ脂肪酸エステル塩は耐硬水性が良好で
あるうえ洗浄力も非常に優れ、また皮膚に対して
もマイルドであるなどの特徴を有し洗浄用界面活
性剤として有用なものである。 脂肪酸エステルは高級アルコールやα―オレフ
インなどとは異なり、そのスルホン化反応速度が
遅いため、所定のスルホン化反応率を得るために
は苛酷な反応条件でスルホン化することが必要と
なる。そのため得られるスルホン化物、即ちα―
スルホ脂肪酸エステルは著しく着色し淡色のもの
を得ることができない。そこで種々の漂白方法が
提案されており、特公昭53−46825号公報に提案
されたような低級アルコールの存在下で漂白する
方法によれば、α―スルホ脂肪酸エステルの色調
を大幅に改善することが可能となつた。 しかしながら、上記の方法で得られたものは低
級アルコールを含有しており、さらには異臭があ
るため、活性剤として使用するために漂白後のα
―スルホ脂肪酸エステル塩から低級アルコールを
所望量以下まで除去するとともに脱臭することが
必要であつた。α―スルホ脂肪酸エステル塩から
の低級アルコールのトツピング脱臭方法としては
蒸発法、フラツシユ蒸留法、スプレー乾燥法など
が考えられる。しかし、スプレー乾燥法の場合に
は除去した低級アルコールの回収が困難であると
いう問題がある。一方、蒸発法、フラツシユ蒸留
法などでは十分なアルコールの除去を行なうこと
が容易ではなく、たとえ除去が行なわれたとして
も粘度が高くハンドリングが困難であるという問
題があつた。 α―スルホ脂肪酸エステル塩水溶液の粘度は、
該塩の濃度が約20〜30重量%以上から急激に上昇
し、更に濃度が高くなればゲルを形成し、流動性
が全く失われる場合さえある。この溶液を更に濃
縮していくと、該塩の濃度が約50重量%から粘度
はやや減少しはじめ約60重量%前後で300〜400ポ
イズの多少流動性をもつ状態となるが、その後は
また粘度は上がりはじめ、やがて固体状のα―ス
ルホ脂肪酸エステル塩へと変化していく。 一般に界面活性剤溶液のAI濃度(有効成分濃
度)は製造装置、輸送時及び包装材料等の経済的
見地からできるだけ高濃度であることが望まし
く、更にハンドリング性の面から、より低粘度の
ものが要求されている。このような理由から、ア
ルキルベンゼンスルホン酸塩などの界面活性剤と
同様に高濃度スラリーとして用いるのが有利であ
る。しかし一般に界面活性剤を50重量%以上含む
高濃度スラリーとすると粘度が増大し取扱上の支
障をきたすのでこれまでにアルキルベンゼンスル
ホン酸塩、α―オレフインスルホン酸塩
(AOS)、ポリオキシエチレンアルキルエーテル
硫酸塩などの高濃度スラリーの低粘度化技術が
種々提案されてきた。たとえば、塩化ナトリウム
のようなハロゲンの無機塩を添加する方法
(USP3954679)、ポリエチレングリコールを添加
する方法(特開昭50−116383)、過剰のアルカリ
とアルキレンオキシドを添加する方法(特公昭55
−16504)などである。 しかしながら、α―スルホ脂肪酸エステル塩
は、これら従来技術を用いても、粘度に関する挙
動が大きく異なり、高濃度スラリーの粘度を有効
に低下させることができない。 本発明は、低級アルコールの存在下でのα―ス
ルホ脂肪酸エステルの漂白、およびそれに続く中
和、低級アルコールの除去等の一連の工程につい
て鋭意検討した結果、α―スルホ脂肪酸エステル
塩と低級アルコールサルフエートとの量を一定範
囲にすることにより粘度が低く取り扱いの容易な
スラリーが得られることを見出すことによりなさ
れたものである。 すなわち、本発明のα―スルホ脂肪酸エステル
塩含有スラリーは、一般式()で表わされるα
―スルホ脂肪酸エステル塩の一種又は二種以上を
40〜60重量%および炭素数1〜4の低級アルコー
ルサルフエートの一種又は2種以上を3〜8重量
%含有することを特徴とする。 第1図は本発明の高濃度水性スラリーの組成範
囲を示す三角座標であり、図中の斜線部分の範囲
で高濃度かつ低粘度のものが得られる。 このように粘度を低下することにより低級アル
コールの除去が容易にできるようになり、特に特
公昭53−46825号公報に提案されたような低級ア
ルコールの存在下で漂白する方法を用いる場合、
非常に有利となる。 更に本発明の効果は低級アルコールの存在下で
のα―スルホ脂肪酸エステルの漂白、およびそれ
に続く中和、低級アルコールの除去等の一連の工
程によるα―スルホ脂肪酸エステル塩の製造に限
られるものではない。すなわち、低級アルコール
の存在しない系で製造されたα―スルホ脂肪酸エ
ステル塩含有スラリーにおいても、α―スルホ脂
肪酸エステル塩40〜65重量%および低級アルコー
ルサルフエート(あとから添加しても良い)3〜
8重量%含有させることにより、高濃度かつ低粘
度のものが得られ、輸送時及び包装材料等の経済
的見知からみてもまたハンドリング性の面からも
非常に有効である。 本発明のα―スルホ脂肪酸エステル塩は一般式
(式中、Rは炭素数8〜22の直鎖または分岐の
アルキル基を示し、R′は炭素数1〜4の直鎖ま
たは分岐のアルキル基を示し、Mはナトリウム、
カリウムなどのアルカリ金属を示す。) で表わされ、好ましくはRの炭素数が12〜18で
R′の炭素数が1〜3である。 低級アルコールサルフエートの具体例としては
メタノール、エタノール、イソプロピルアルコー
ル、ブタノールのナトリウム硫酸エステル塩、カ
リウム硫酸エステル塩が例示できる。 本発明のα―スルホ脂肪酸エステル塩高濃度含
有スラリーは、活性剤として使用されるために低
級アルコールの含有量は1%以下が好適である。
また、無機塩の含有量はα―スルホ脂肪酸エステ
ル塩に対して10%以下が好ましい。 本発明の水性スラリーは、一般式() R―CH2―COOR′ () (式中、R,R′は一般式に同じ) で表わされる脂肪酸エステルをスルホン化し、得
られたスルホン化物を低級アルコールの存在下に
漂白し、ついで、低級アルコールを除去すること
により得られる。 スルホン化は、たとえば簿膜式スルホン化法、
槽型スルホン化法などにより行なうことができ、
スルホン化剤としては無水SO3あるいはSO2を
V2O5触媒で転化したSO3ガスを窒素、乾燥空気
で希釈したものが使用できる。SO3の使用モル比
は1.0〜1.7が適当であり、また、反応温度は50〜
100℃が適当である。反応終了後、温度80゜〜100
℃で10〜20分間熟成することが好ましい。 このようにして得られたスルホン化物(α―ス
ルホ脂肪酸エステル)は著しく着色しており、低
級アルコールの存在下に過酸化水素などの漂白剤
を用いて漂白処理がなされる。漂白は、副生する
低級アルコールサルフエートの量がα―スルホ脂
肪酸エステル塩に対して5〜15重量%になるよう
に制御して行なわれる。これは、たとえば、得ら
れたα―スルホ脂肪酸エステルに低級アルコール
を添加後、過酸化水素を添加し、50〜100℃で5
〜120分間漂白することにより行なわれる。アル
コールの添加量はα―スルホ脂肪酸エステル100
重量部に対して5〜20重量部が適当であり、ま
た、過酸化水素の添加量は0.5〜10重量部が適当
である。 漂白物はついで中和されα―スルホ脂肪酸エス
テル塩が得られる。中和は、たとえば、水酸化ナ
トリウムあるいは水酸化カリウムの5〜50wt%
水溶液を用いて行なわれ、α―スルホ脂肪酸エス
テル塩(α―SF)を30〜55重量%含み、α―SF
に対して低級アルコールサルフエートを5〜15重
量%含む中和物が得られる。 既に説明したように、得られた中和物は比較的
多量の低級アルコールを含み、また、臭気を有す
る。そこで中和物の脱アルコールをすることが必
要であるが、本発明者らの研究によれば、低級ア
ルコールの存在下に漂白したα―スルホ脂肪酸エ
ステルを中和して、α―スルホ脂肪酸エステル塩
(α―SF)を30〜55重量%含み、かつ、α―SF
に対して5〜15重量%の低級アルコールサルフエ
ートおよびα―SFに対して8〜40重量%の低級
アルコールを含む中和物組成とし、この中和物か
ら低級アルコールを蒸発して除去することによ
り、第1図の組成範囲を満足して低粘度であり、
かつ、低級アルコールの含有量が少なく(典型的
には1重量%以下)、臭気に優れた淡色のα―SF
高濃度含有水性スラリーが得られる。ここで、低
級アルコールの含有量は予め漂白時の添加量を制
御して調節してもよいし、漂白後に、例えば中和
後に上記範囲となるように低級アルコールを添加
調節してもよい。中和物の組成を上記組成範囲に
調節して脱アルコール処理することにより、低級
アルコール除去時にも高粘度域を経ないため一般
に使用されている蒸発機で効率よく低級アルコー
ルの除去、脱臭ができる。そこで、低級アルコー
ルが非常に少なく、臭気が良好で、さらには色調
の劣化がなく淡色な高品質のα―スルホ脂肪酸エ
ステル塩が得られる。 低級アルコールの除去は一般の蒸発機を用いる
ことができ、たとえば、強制撹拌式簿膜式蒸発器
が好ましい。運転条件は供給温度50〜150℃、圧
力5〜760mmHg、abs、好ましくは20〜500mm
Hgabs、加熱温度180℃以下、滞留時間20分以内
程度である。 低級アルコールを除去することにより、第1図
に示した組成範囲の水性スラリーが得られ、この
ものは200ポイズ以下の低粘度であるためハンド
リングが容易である。なお除去は水性スラリーの
低級アルコール含有量が1重量%以下となるよう
にするのが好ましい。 実施例 ガス導入管、温度計および撹拌機を具えた槽型
反応器に、2900重量部の極度硬化牛脂脂肪酸メチ
ル(平均分子量290)を入れて80℃に加温し、こ
れを加熱しながら窒素ガスで5vol%に希釈した
SO3 1200重量部(対エステルモル比1.5)を60分
間で導入した後、さらに20分、80℃で熟成してス
ルホン化物を得た。 このスルホン化物500重量部を撹拌機付き容器
にとり、メタノール61.0重量部と35%過酸化水素
水22.0重量部を加え、温度80℃で60分間撹拌して
漂白処理物を得た。 次に、18.6%NaOH水溶液64.5重量部を容器に
取つて40℃に加温し、これに上記の漂白処理物
100重量部を加え、激しく撹拌してまずPH3.5の酸
性中和物を得た。次に5%NaOH水溶液を30分
間で徐々に添加してPH6.5の中和物を調製し、中
和物Aを得た。 次いで、この中和物を熱交換器に通して100℃
に加熱した後、160Kg/m2・Hrでルーワ社製簿膜
式蒸発器(加熱温度180℃、真空度200mmHg)に
通してメタノールをトツピングし、トツピング品
Aを得た。 同様にしてB〜Jを調製し、Aと共に第1表に
示した。 なお、Cについては蒸発器への供給量を60Kg/
m2・Hrとした。
スルホ脂肪酸エステル塩を含有する水性スラリー
に関する。 α―スルホ脂肪酸エステルを中和して得られる
α―スルホ脂肪酸エステル塩は耐硬水性が良好で
あるうえ洗浄力も非常に優れ、また皮膚に対して
もマイルドであるなどの特徴を有し洗浄用界面活
性剤として有用なものである。 脂肪酸エステルは高級アルコールやα―オレフ
インなどとは異なり、そのスルホン化反応速度が
遅いため、所定のスルホン化反応率を得るために
は苛酷な反応条件でスルホン化することが必要と
なる。そのため得られるスルホン化物、即ちα―
スルホ脂肪酸エステルは著しく着色し淡色のもの
を得ることができない。そこで種々の漂白方法が
提案されており、特公昭53−46825号公報に提案
されたような低級アルコールの存在下で漂白する
方法によれば、α―スルホ脂肪酸エステルの色調
を大幅に改善することが可能となつた。 しかしながら、上記の方法で得られたものは低
級アルコールを含有しており、さらには異臭があ
るため、活性剤として使用するために漂白後のα
―スルホ脂肪酸エステル塩から低級アルコールを
所望量以下まで除去するとともに脱臭することが
必要であつた。α―スルホ脂肪酸エステル塩から
の低級アルコールのトツピング脱臭方法としては
蒸発法、フラツシユ蒸留法、スプレー乾燥法など
が考えられる。しかし、スプレー乾燥法の場合に
は除去した低級アルコールの回収が困難であると
いう問題がある。一方、蒸発法、フラツシユ蒸留
法などでは十分なアルコールの除去を行なうこと
が容易ではなく、たとえ除去が行なわれたとして
も粘度が高くハンドリングが困難であるという問
題があつた。 α―スルホ脂肪酸エステル塩水溶液の粘度は、
該塩の濃度が約20〜30重量%以上から急激に上昇
し、更に濃度が高くなればゲルを形成し、流動性
が全く失われる場合さえある。この溶液を更に濃
縮していくと、該塩の濃度が約50重量%から粘度
はやや減少しはじめ約60重量%前後で300〜400ポ
イズの多少流動性をもつ状態となるが、その後は
また粘度は上がりはじめ、やがて固体状のα―ス
ルホ脂肪酸エステル塩へと変化していく。 一般に界面活性剤溶液のAI濃度(有効成分濃
度)は製造装置、輸送時及び包装材料等の経済的
見地からできるだけ高濃度であることが望まし
く、更にハンドリング性の面から、より低粘度の
ものが要求されている。このような理由から、ア
ルキルベンゼンスルホン酸塩などの界面活性剤と
同様に高濃度スラリーとして用いるのが有利であ
る。しかし一般に界面活性剤を50重量%以上含む
高濃度スラリーとすると粘度が増大し取扱上の支
障をきたすのでこれまでにアルキルベンゼンスル
ホン酸塩、α―オレフインスルホン酸塩
(AOS)、ポリオキシエチレンアルキルエーテル
硫酸塩などの高濃度スラリーの低粘度化技術が
種々提案されてきた。たとえば、塩化ナトリウム
のようなハロゲンの無機塩を添加する方法
(USP3954679)、ポリエチレングリコールを添加
する方法(特開昭50−116383)、過剰のアルカリ
とアルキレンオキシドを添加する方法(特公昭55
−16504)などである。 しかしながら、α―スルホ脂肪酸エステル塩
は、これら従来技術を用いても、粘度に関する挙
動が大きく異なり、高濃度スラリーの粘度を有効
に低下させることができない。 本発明は、低級アルコールの存在下でのα―ス
ルホ脂肪酸エステルの漂白、およびそれに続く中
和、低級アルコールの除去等の一連の工程につい
て鋭意検討した結果、α―スルホ脂肪酸エステル
塩と低級アルコールサルフエートとの量を一定範
囲にすることにより粘度が低く取り扱いの容易な
スラリーが得られることを見出すことによりなさ
れたものである。 すなわち、本発明のα―スルホ脂肪酸エステル
塩含有スラリーは、一般式()で表わされるα
―スルホ脂肪酸エステル塩の一種又は二種以上を
40〜60重量%および炭素数1〜4の低級アルコー
ルサルフエートの一種又は2種以上を3〜8重量
%含有することを特徴とする。 第1図は本発明の高濃度水性スラリーの組成範
囲を示す三角座標であり、図中の斜線部分の範囲
で高濃度かつ低粘度のものが得られる。 このように粘度を低下することにより低級アル
コールの除去が容易にできるようになり、特に特
公昭53−46825号公報に提案されたような低級ア
ルコールの存在下で漂白する方法を用いる場合、
非常に有利となる。 更に本発明の効果は低級アルコールの存在下で
のα―スルホ脂肪酸エステルの漂白、およびそれ
に続く中和、低級アルコールの除去等の一連の工
程によるα―スルホ脂肪酸エステル塩の製造に限
られるものではない。すなわち、低級アルコール
の存在しない系で製造されたα―スルホ脂肪酸エ
ステル塩含有スラリーにおいても、α―スルホ脂
肪酸エステル塩40〜65重量%および低級アルコー
ルサルフエート(あとから添加しても良い)3〜
8重量%含有させることにより、高濃度かつ低粘
度のものが得られ、輸送時及び包装材料等の経済
的見知からみてもまたハンドリング性の面からも
非常に有効である。 本発明のα―スルホ脂肪酸エステル塩は一般式
(式中、Rは炭素数8〜22の直鎖または分岐の
アルキル基を示し、R′は炭素数1〜4の直鎖ま
たは分岐のアルキル基を示し、Mはナトリウム、
カリウムなどのアルカリ金属を示す。) で表わされ、好ましくはRの炭素数が12〜18で
R′の炭素数が1〜3である。 低級アルコールサルフエートの具体例としては
メタノール、エタノール、イソプロピルアルコー
ル、ブタノールのナトリウム硫酸エステル塩、カ
リウム硫酸エステル塩が例示できる。 本発明のα―スルホ脂肪酸エステル塩高濃度含
有スラリーは、活性剤として使用されるために低
級アルコールの含有量は1%以下が好適である。
また、無機塩の含有量はα―スルホ脂肪酸エステ
ル塩に対して10%以下が好ましい。 本発明の水性スラリーは、一般式() R―CH2―COOR′ () (式中、R,R′は一般式に同じ) で表わされる脂肪酸エステルをスルホン化し、得
られたスルホン化物を低級アルコールの存在下に
漂白し、ついで、低級アルコールを除去すること
により得られる。 スルホン化は、たとえば簿膜式スルホン化法、
槽型スルホン化法などにより行なうことができ、
スルホン化剤としては無水SO3あるいはSO2を
V2O5触媒で転化したSO3ガスを窒素、乾燥空気
で希釈したものが使用できる。SO3の使用モル比
は1.0〜1.7が適当であり、また、反応温度は50〜
100℃が適当である。反応終了後、温度80゜〜100
℃で10〜20分間熟成することが好ましい。 このようにして得られたスルホン化物(α―ス
ルホ脂肪酸エステル)は著しく着色しており、低
級アルコールの存在下に過酸化水素などの漂白剤
を用いて漂白処理がなされる。漂白は、副生する
低級アルコールサルフエートの量がα―スルホ脂
肪酸エステル塩に対して5〜15重量%になるよう
に制御して行なわれる。これは、たとえば、得ら
れたα―スルホ脂肪酸エステルに低級アルコール
を添加後、過酸化水素を添加し、50〜100℃で5
〜120分間漂白することにより行なわれる。アル
コールの添加量はα―スルホ脂肪酸エステル100
重量部に対して5〜20重量部が適当であり、ま
た、過酸化水素の添加量は0.5〜10重量部が適当
である。 漂白物はついで中和されα―スルホ脂肪酸エス
テル塩が得られる。中和は、たとえば、水酸化ナ
トリウムあるいは水酸化カリウムの5〜50wt%
水溶液を用いて行なわれ、α―スルホ脂肪酸エス
テル塩(α―SF)を30〜55重量%含み、α―SF
に対して低級アルコールサルフエートを5〜15重
量%含む中和物が得られる。 既に説明したように、得られた中和物は比較的
多量の低級アルコールを含み、また、臭気を有す
る。そこで中和物の脱アルコールをすることが必
要であるが、本発明者らの研究によれば、低級ア
ルコールの存在下に漂白したα―スルホ脂肪酸エ
ステルを中和して、α―スルホ脂肪酸エステル塩
(α―SF)を30〜55重量%含み、かつ、α―SF
に対して5〜15重量%の低級アルコールサルフエ
ートおよびα―SFに対して8〜40重量%の低級
アルコールを含む中和物組成とし、この中和物か
ら低級アルコールを蒸発して除去することによ
り、第1図の組成範囲を満足して低粘度であり、
かつ、低級アルコールの含有量が少なく(典型的
には1重量%以下)、臭気に優れた淡色のα―SF
高濃度含有水性スラリーが得られる。ここで、低
級アルコールの含有量は予め漂白時の添加量を制
御して調節してもよいし、漂白後に、例えば中和
後に上記範囲となるように低級アルコールを添加
調節してもよい。中和物の組成を上記組成範囲に
調節して脱アルコール処理することにより、低級
アルコール除去時にも高粘度域を経ないため一般
に使用されている蒸発機で効率よく低級アルコー
ルの除去、脱臭ができる。そこで、低級アルコー
ルが非常に少なく、臭気が良好で、さらには色調
の劣化がなく淡色な高品質のα―スルホ脂肪酸エ
ステル塩が得られる。 低級アルコールの除去は一般の蒸発機を用いる
ことができ、たとえば、強制撹拌式簿膜式蒸発器
が好ましい。運転条件は供給温度50〜150℃、圧
力5〜760mmHg、abs、好ましくは20〜500mm
Hgabs、加熱温度180℃以下、滞留時間20分以内
程度である。 低級アルコールを除去することにより、第1図
に示した組成範囲の水性スラリーが得られ、この
ものは200ポイズ以下の低粘度であるためハンド
リングが容易である。なお除去は水性スラリーの
低級アルコール含有量が1重量%以下となるよう
にするのが好ましい。 実施例 ガス導入管、温度計および撹拌機を具えた槽型
反応器に、2900重量部の極度硬化牛脂脂肪酸メチ
ル(平均分子量290)を入れて80℃に加温し、こ
れを加熱しながら窒素ガスで5vol%に希釈した
SO3 1200重量部(対エステルモル比1.5)を60分
間で導入した後、さらに20分、80℃で熟成してス
ルホン化物を得た。 このスルホン化物500重量部を撹拌機付き容器
にとり、メタノール61.0重量部と35%過酸化水素
水22.0重量部を加え、温度80℃で60分間撹拌して
漂白処理物を得た。 次に、18.6%NaOH水溶液64.5重量部を容器に
取つて40℃に加温し、これに上記の漂白処理物
100重量部を加え、激しく撹拌してまずPH3.5の酸
性中和物を得た。次に5%NaOH水溶液を30分
間で徐々に添加してPH6.5の中和物を調製し、中
和物Aを得た。 次いで、この中和物を熱交換器に通して100℃
に加熱した後、160Kg/m2・Hrでルーワ社製簿膜
式蒸発器(加熱温度180℃、真空度200mmHg)に
通してメタノールをトツピングし、トツピング品
Aを得た。 同様にしてB〜Jを調製し、Aと共に第1表に
示した。 なお、Cについては蒸発器への供給量を60Kg/
m2・Hrとした。
【表】
本発明の水性スラリーの効果は、(i)高濃度のα
―スルホ脂肪酸エステル塩水系組成物の粘度を低
くし、流動性を与えたこと、(ii)高濃度α―スルホ
脂肪酸エステル塩水系組成物の工場内での取扱が
便利になつたこと、とくに、α―スルホ脂肪酸エ
ステル塩の製造工程に由来する低級アルコールの
除去操作などが容易になり、またα―スルホ脂肪
酸エステル塩のスプレー乾燥などが容易になつた
こと、(iii)従来、高濃度α―スルホ脂肪酸エステル
塩の水系組成物は流動性がないため、輸送上大へ
んな負担を生じていたが、流動性を与えることが
できたことによりその負担が解消したこと、を挙
げることができる。
―スルホ脂肪酸エステル塩水系組成物の粘度を低
くし、流動性を与えたこと、(ii)高濃度α―スルホ
脂肪酸エステル塩水系組成物の工場内での取扱が
便利になつたこと、とくに、α―スルホ脂肪酸エ
ステル塩の製造工程に由来する低級アルコールの
除去操作などが容易になり、またα―スルホ脂肪
酸エステル塩のスプレー乾燥などが容易になつた
こと、(iii)従来、高濃度α―スルホ脂肪酸エステル
塩の水系組成物は流動性がないため、輸送上大へ
んな負担を生じていたが、流動性を与えることが
できたことによりその負担が解消したこと、を挙
げることができる。
第1図は本発明の水性スラリーについて示す三
角座標である。
角座標である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) 下記の一般式() (式中、Rは炭素数8〜22の直鎖または分岐
のアルキル基を示し、R′は炭素数1〜4の直
鎖または分岐のアルキル基を示し、Mはナトリ
ウム、カリウムなどのアルカリ金属を示す) で表わされるα―スルホ脂肪酸エステル塩40〜
65重量% および (b) 炭素数1〜4の低級アルコールサルフエート
3〜8重量% とを含有することを特徴とするα―スルホ脂肪酸
エステル塩含有水性スラリー。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57172423A JPS5974195A (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | α−スルホ脂肪酸エステル塩高濃度含有スラリ− |
| DE19833334517 DE3334517A1 (de) | 1982-09-30 | 1983-09-23 | Waessrige aufschlaemmung mit einer hohen konzentration an (alpha)-sulfofettsaeureestersalz |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57172423A JPS5974195A (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | α−スルホ脂肪酸エステル塩高濃度含有スラリ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5974195A JPS5974195A (ja) | 1984-04-26 |
| JPH0142320B2 true JPH0142320B2 (ja) | 1989-09-12 |
Family
ID=15941688
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57172423A Granted JPS5974195A (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | α−スルホ脂肪酸エステル塩高濃度含有スラリ− |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5974195A (ja) |
| DE (1) | DE3334517A1 (ja) |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3432324A1 (de) * | 1984-09-03 | 1986-03-13 | Henkel KGaA, 4000 Düsseldorf | Verfahren zur regelung des disalzgehalts in (alpha)-sulfofettsaeureester-tensiden |
| DE3439520A1 (de) * | 1984-10-29 | 1986-04-30 | Henkel KGaA, 4000 Düsseldorf | Pumpfaehige hochkonzentrierte waessrige pasten vor alkalisalzen alpha-sulfonierter fettsaeurealkylester und verfahren zu ihrer herstellung |
| JPS61276895A (ja) * | 1985-05-31 | 1986-12-06 | 花王株式会社 | α−スルホ脂肪酸エステル塩高濃度水溶液 |
| JPS61280467A (ja) * | 1985-06-05 | 1986-12-11 | Kao Corp | α−スルホ脂肪酸エステル塩高濃度水溶液 |
| DE3538910A1 (de) * | 1985-11-02 | 1987-05-14 | Henkel Kgaa | Verfahren zur herstellung beweglicher pasten waschaktiver alpha-sulfofettsaeureestersalze hohen feststoffgehalts |
| DE4017466A1 (de) * | 1990-05-30 | 1991-12-05 | Henkel Kgaa | Verfahren zur herstellung hellfarbiger pasten von alpha-sulfofettsaeurealkylester-alkalimetallsalzen |
| DE4017468A1 (de) * | 1990-05-30 | 1991-12-05 | Henkel Kgaa | Verfahren zur herstellung hochkonzentrierter pasten von alpha-sulfofettsaeurealkylester-alkalimetallsalzen |
| DE4017463A1 (de) * | 1990-05-30 | 1991-12-05 | Henkel Kgaa | Verfahren zur herstellung hochkonzentrierter pasten von alpha-sulfofettsaeure- alkylester-alkalimetallsalzen |
| EP0483413B1 (en) * | 1990-10-30 | 1996-01-31 | The Procter & Gamble Company | Improving the colour of surfactant agglomerates by admixing a solid bleaching agent |
| US5429773A (en) * | 1993-02-05 | 1995-07-04 | The Procter & Gamble Company | Process to improve alkyl ester sulfonate surfactant compositions |
| US5587500A (en) * | 1993-09-17 | 1996-12-24 | The Chemithon Corporation | Sulfonation of fatty acid esters |
| CN100509769C (zh) * | 2006-04-27 | 2009-07-08 | 李宏才 | α-磺基脂肪酸酯盐制备方法 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4964609A (ja) * | 1972-10-25 | 1974-06-22 | ||
| JPS5845997B2 (ja) * | 1976-09-01 | 1983-10-13 | ライオン株式会社 | 洗浄剤組成物 |
| JPS5858393B2 (ja) * | 1977-02-04 | 1983-12-24 | ライオン株式会社 | 洗浄剤組成物 |
| JPS6036421B2 (ja) * | 1980-06-16 | 1985-08-20 | ライオン株式会社 | α−スルホ脂肪酸エステル塩の高濃度溶液の製法 |
-
1982
- 1982-09-30 JP JP57172423A patent/JPS5974195A/ja active Granted
-
1983
- 1983-09-23 DE DE19833334517 patent/DE3334517A1/de active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5974195A (ja) | 1984-04-26 |
| DE3334517C2 (ja) | 1990-01-04 |
| DE3334517A1 (de) | 1984-04-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5322957A (en) | Process for the production of partial glyceride sulfates | |
| JPH0430943B2 (ja) | ||
| JPH05507477A (ja) | α―スルホ脂肪酸アルキルエステルアルカリ金属塩の高濃厚化ペーストの製造方法 | |
| JPH0684342B2 (ja) | α‐スルホン化脂肪酸アルキルエステルのアルカリ金属塩の高濃度水性ペーストおよびその製法 | |
| KR940000814B1 (ko) | α-술포지방산 에스테르 계면활성제중의 이염의 함량 조절 및 감소방법 | |
| JPS5974195A (ja) | α−スルホ脂肪酸エステル塩高濃度含有スラリ− | |
| JPS62108853A (ja) | 洗浄活性α−スルホ脂肪酸エステル塩含有流動性ペ−ストの製法 | |
| JPH0149703B2 (ja) | ||
| JPH0212465B2 (ja) | ||
| JP3425247B2 (ja) | 界面活性剤溶液の濃縮方法 | |
| JPS6232743B2 (ja) | ||
| JP2999554B2 (ja) | α―スルホ脂肪酸アルキルエステルアルカリ金属塩の高濃度ペーストの製法 | |
| JP3376676B2 (ja) | α−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩の製造方法 | |
| JPH0210144B2 (ja) | ||
| JPS61280467A (ja) | α−スルホ脂肪酸エステル塩高濃度水溶液 | |
| JP3929585B2 (ja) | 淡色α−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩およびその製造法 | |
| JPH08511267A (ja) | ヒドロキシアルキル/アルカノイルアルキルスルホン酸アンモニウムの製造 | |
| JPS58157763A (ja) | αスルホ脂肪酸エステルの製造方法 | |
| JP2001002633A (ja) | α−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩の製造方法およびスルホン化装置 | |
| JP2001011040A (ja) | α−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩の製造方法 | |
| JPH0210145B2 (ja) | ||
| JPH02290842A (ja) | α―スルホ脂肪酸エステル塩の製造方法 | |
| JPH10175940A (ja) | 淡色α−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩とその製造方法 | |
| JPH10231282A (ja) | α−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩の製造方法 | |
| JPH04117352A (ja) | α―スルホ脂胞酸エステル塩の製造方法 |