JPS6037052B2 - 炭化ケイ素からなる微粉体の製造方法 - Google Patents

炭化ケイ素からなる微粉体の製造方法

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JPS6037052B2
JPS6037052B2 JP53033782A JP3378278A JPS6037052B2 JP S6037052 B2 JPS6037052 B2 JP S6037052B2 JP 53033782 A JP53033782 A JP 53033782A JP 3378278 A JP3378278 A JP 3378278A JP S6037052 B2 JPS6037052 B2 JP S6037052B2
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【発明の詳細な説明】 本発明はことに成形品製造に好適な主として8一炭化ケ
イ素(以下8一SICと略称)からなる徴粉体の製造方
法に関する。
8一SIC成形品はすぐれた硬度や耐熱性を有すること
から近年注目されている。
しかし、競結がむずかしいことから、良好な成形品を製
造するためには非常に粒径の小さな徴粉体が要求される
。従来、8一SIC徴粉体は酸化ケイ素と炭素とを焼成
する等により得られた8−SIC固体を粉砕することに
よって製造されていた。しかし、8−SIC固体は非常
に硬く粉砕が困難であり、そのために6一SIC徴粉体
は非常に高価なものとなる。本発明者らはことに8一S
IC暁結成形品製造用として有用な3−SIC徴粉体を
安価に得る方法について鋭意研究の結果、本発明の方法
に到達した。すなわち、本発明は平均粒径10山以下の
金属ケイ素を30〜65重量%含有するポリアクリロニ
トリル系成形品を非酸化性雰囲気または酸化性雰囲気下
200〜400ooにて1〜200分間加熱不融化し、
次いで不活性雰囲気下1250〜2000こ0にて5秒
〜50粉1間加熱焼成した後、得られた焼成体を上記不
融化に非酸化性雰囲気を使用した場合はそのまま粉砕し
、上記不融化に酸化性雰囲気を使用した場合は焼成体を
更に酸化性雰囲気下で加熱処理した後粉砕することを特
徴とする。本発明の技術的特徴の第1は、粉砕が困難な
8−SICを粉砕するかわりに、比較的粉砕が容易な金
属ケイ素を粉砕し、粒子状で炭素と反応させることによ
り粒子状6−SICを生成させることである。
しかし、微粒子状金属ケイ素を用いても、例えば特開昭
52−103408号公報に記載されているような不融
化、焼成を行うとB−SICの焼給が起るためか、かな
り硬くなり粉砕が困難になる。第2の特徴は、このよう
な困難さを解決するためのもので粉末金属ケイ素含有ボ
リアクリロニトリル系成形品を酸化(不融化)、焼成す
るときは、遊離炭素が1.0重量%以上残留するように
、好しくは5.の重量%以上残留するようにして、焼成
し、焼成後更に酸化性雰囲気下で加熱することにより該
炭素を実質的に除去した後粉砕する。本発明による8−
SICの生成機構は、粒状金属ケイ素に周囲の炭素が除
々に浸透し反応する。従って残留した遊離炭素は生成し
た8−SIC粒子の周囲にほぼ均一に分布しているもの
と考えられらる。遊離炭素を除いた後は非常に容易にほ
ぼ元の金属ケイ素の粒径近くまで粉砕することができる
ようになる。又、驚くべきことに前記ポリアクリロニト
リル系成形品を不活性雰囲気(非酸化性雰囲気)で不融
化、焼成したものは、そのままで容易に粉砕することが
できることを見出した。
この場合、遊離炭素が多く成形に問題がある場合は、粉
砕後更に酸化処理を行えばよい。第3の特徴は、成形性
を一層改善するために金属ケイ素以外に鉄、ホウ素、ア
ルミニウム、クロムを併用することである。本発明に用
いられる金属ケイ素はできるだけ純度が高い方が好まし
いが、不純物として酸化ケイ素、炭素、鉄等が混入して
いても差支えない。金属ケイ素の平均粒径は最終的に使
用される成形品のグレー日こより決定されるが、一般的
に10w以下、好ましくは5山以下である。ポリアクリ
ロニトリル系重合体としてはアクリロニトリル残基が8
0重量%以上が好ましく、またアクリロニトリルと若干
の共重合可能なモノマ−の1種以上を共重合させ、溶媒
に対する熔解性をポリアクリロニトリルよりも改良した
共重合体の方が成形が容易であり、そのうえ、金属ケイ
素粉体をより均一に分散できるため好ましい。共重合可
能なモノマーの例としてはアクリル酸、メタクリル酸、
ィタコン酸のようなエチレン性不飽和酸類、アクリル酸
メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、ィタ
コン酸メチル、アクリル酸2−ヒドロキシェチルのよう
なエチレン性不飽和酸ェステル類、アクリルアミド、N
−メチロールアクリルアミド、ジメチルアクリルアミド
のようなエチレン不飽和酸アミド類、スチレンまたはそ
の誘導体、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、塩化ビニ
ル、真化ビニル、メチルビニルケトン等が挙げられるが
、これらに限定されるものではない。重合体の分子量は
焼成のために成形する成形体の形状により異なる。
例えば繊維状成形体で酸化(又は炭化)、焼成する場合
は、あるいは金属ケイ素粉体を多量に用いる場合は重合
体の分子量は高い方が望ましい。一般的には10000
〜300000のものが好適である。
金属炭化ケイ素粉体の使用量は30〜65重量%である
使用量が少ないと不融化、焼成、粉砕は容易であるが6
−SICの収率が低下する。一方使用量を多くすると8
−SICの収率は向上するが成形品の強度が小さくなり
不融化、焼成を連続的に行うことが困難となる。なお、
純度の高い8−SICを製造するための金属ケイ素量の
上限は6の重量%程度であり、それ以上用いた場合得ら
れた徴粉体は8一SICと金属ケイ素との混合物である
。このような徴粉体はことにSIC/Si系サーメット
の製造に有用である。好ましい金属ケイ素粉体の使用量
は30〜65重量%である。
金属ケイ素粉体以外に鉄、ホウ素、アルミニウム、クロ
ムから選ばれた1種以上の金属粉体を併用すると、得ら
れた3−SIC徴粉体の成形性が改善され、また耐熱性
も更によくなる。
該金属粉体の平均粒径は金属ケイ素粉体の平均粒径にほ
ぼ等しくすることが望ましい。通常10仏以下好ましく
は5払以下である。その使用量は金属ケイ素に対し通常
1の重量%以下であり、好ましくは0.01〜5重量%
である。金属ケイ素含有アクリロニトリル系重合体の成
形方法は、金属ケイ素粉体を分散したアクリロニトリル
系重合体溶液を湿式又は乾式法で行う。
成形用ドープの調製方法は特に制限はないが、例えば次
のような方法を用いることができる。‘1ー アクリロ
ニトリル系重合体溶液に金属ケイ素粉体を分散する方法
。‘2’金属ケイ素粉体を分散した溶媒中にアクリロニ
トリル系重合体又はその溶液を溶解する方法。
剛 金属ケイ素粉体を分散した溶媒中でアクリロニトリ
ルを主成分とするエチレン性不飽和モノマーを重合する
方法。
いずれにしても、アクリロニトリル系重合体と金属ケイ
素粉体が一定の重量比で存在し、又成形方法に適したド
ープ粘度が得られれば他のどのような方法を用いてもよ
い。
成形用ドープに用いられる溶媒としては、アクリロニト
リル系重合体が溶解し、金属ケイ素粉体と反応しなけれ
ば、どのようなものでも使用できる。
例えばジメチルスルホキシド、ジメチルスルホン、エチ
ルメチルスルホン、スルホラン、ジメチルホルムアミド
、ジメチルアセトアミド、N−メチルーピロリドン、ヘ
キサメチルホスホリルアミド、エチレンカーボネート等
の有機系溶媒、濃厚塩化亜鉛水溶液、濃厚ロダン塩水溶
液、濃厚硝酸等の無機系溶媒が挙げられる。なお無機系
溶媒を用いて乾式法で成形した場合は熱水等により成形
品から無機塩等を抽出除去する必要がある。成形品の形
状に関しては繊維状、フィルム状、テープ状、捧状、棒
状等特に制限はないが成形品の断面積が大きい場合は不
融化、焼成時の熱効率が悪くなる。成形品は次いで不融
化処理される。
不融化は酸化性雰囲気又は非酸化性雰囲気下(不活性雰
囲気下)、200qo〜40000にて1〜200分間
加熱することにより完了する。本願発明での、酸化性ガ
スまたは酸化性雰囲気とは、酸素、または酸素を構成原
子とする成分を含んだ酸化性のガスの雰囲気を表わし、
空気、酸素ガス、Nx○〆等のガス、およびこれらガス
を含んだガスが例示できる。
非酸化性雰囲気または非酸化性ガスとは、不活性ガスま
たは不活性雰囲気と同等であり、アルゴンガス、または
チッ素で代表される非酸化性、不活性ガスの雰囲気を表
わすものである。
不意虫化工程で酸化性ガスを用いると、金属ケイ素表面
に炭素が強固に付着し、焼成後のB−SIC粒子間を固
着し粉砕が困難になる。そのため粉砕を容易にするため
に、焼成後に遊離炭素を除去するための酸化処理を行う
必要がある。一方不活性ガスを用いた場合はこのような
工程は不要である。焼成は不活性雰囲気下1250〜2
000ooにて5秒〜50び分間行う。
温度が低くければ長時間、高ければ短時間の焼成でよい
。もちろん得られた徴粉体を8−SICノSi系サーメ
ツトに用いるのであれば焼成時間を短くし、又は温度を
低くし金属ケイ素を残すことも可能である。不融化処理
を酸化性雰囲気下で行った場合、焼成後再度酸化処理を
行う必要がある。
その条件は特に制限はない。焼成物中の遊離炭素量、焼
成体の大きさ等により温度、時間を決定すればよい。粉
砕方法も特に特殊な方法を用いる必要はない。例えばボ
ールミル法、ロータリー粉砕機、エアージェット粉砕機
等を用いることができる。またメノゥ乳鉢、ァルミナ乳
鉢等によって粉砕することもできる。但し粉砕中に異物
が混入しないように注意する必要がある。本発明の方法
によれば平均粒径10仏以下のような微粉状B−SIC
さえ簡単かつ経済的に安価に得ることができる。
また高品位の3一SICが高収率で得られる。かくして
得られた徴粉体はタービンエンジン燃焼室、タービンブ
レード、自動車エンジン等特に熱時強度の要求される工
業材料としての凝結成形用に特に有用であり、高密度、
高強度の耐熱成形品を与えることができる。
その他金属やプラスチックス、セラミック等の強化剤と
して、あるいは研摩材、摺動材、導電材、伝熱材、特殊
吸着材等として単独または他の材料と配合または複合す
ることにより広範囲の用途に使用することができる。以
下、実施例により本発明を説明するが、これをもって本
発明が限定されるものではない。
なお、実施例中の部および%は重量部および重量%であ
る。実施例において、粉体の平均粒径は遠○沈降法(溶
媒:水)により測定した。
又粉体中のケイ素量はJIS G B22(1977)
に準じて測定、8−SICとケイ素との割合はX線回折
の該当ピークの高さから求めた、また、遊離炭素量は焼
成体を熱天秤を用いて空気中で20301分の昇温速度
で750℃まで加熱昇溢し、その温度を重量減少がなく
なるまで保持し、そのときの重量減少量から求めた。実
施例 1 ジメチルホルムアミド60部中に平均粒径1.2仏の金
属ケイ素粉体2碇郭を分散し、そこへ平均分子量10万
のアクリル酸メチルを5重量%共重合したアクリロニト
リル重合体を2悦郎溶解した。
これを孔数10のノズルを通してジメチルホルムアミド
とnーブタノールとの混合液(重量比60/40)中に
押出し、後水洗乾燥することにより直径60仏の糸を得
た。該糸を空気中にて260午○、40分間不融化処理
後窒素気流下1350℃にて20分間焼成した。焼成物
中のケイ素量は63%、遊離炭素量は8.5%であった
。焼成物を60000にて2時間空気中で酸化処理し、
乳鉢で粉砕した。
微粉体の平均粒径は1.4仏であった。又徴粉体からケ
イ素のX線回折ピークはみられず、100%B−SIC
であった。比較例 1実施例1で得られた焼成物を酸化
処理しないで乳鉢で粉砕したが、大部分繊維形状を保持
し、粉砕できなかった。
比較例 2 実施例1において平均粒径1.2〃の金属ケイ素粉体の
代りに平均粒径200仏の金属ケイ素を用いて紡糸、酸
化(不融化)、焼成、酸化を行った。
但し焼成時間は40分とした。これを滋製ボールミル方
式により24時間、4斑時間粉砕した。2独特間後の平
均粒径は65仏、4糊時間後の平均粒径は60rであり
、10一以下に粉砕することはできなかった。
なお、X線回折ピークからは粒子は完全に8一SICで
あった。実施例 2 実施例1のドープを用いて乾式法で厚さ20r、中2肌
のフィルムを成形し、実施例1と同様に酸化、焼成し、
遊離炭素量7.0%の焼成体を得た。
次いで実施例と同様の酸化処理を行い粉砕した。得られ
た徴粉体の平均粒径は1.4仏であった。実施例 3実
施例1のドープを用いて水中に押出すことにより直径3
側の棒状物を成形し、これを窒素中で27500、3び
分間加熱することにより不融化し、更に窒素気流下14
0000にて30分間焼成を行った。
該焼成物を乳鉢で粉砕することにより平均粒径1.3仏
の徴粉体を得た。徴粉体のケイ素量は66%、遊離炭素
量は8%であった。この徴粉体を60000にて1時間
空気中で加熱した後の平均粒径は1.4ぷ、ケイ素含有
量は69.5%であり、ほぼ完全にB−SICの徴粉体
であった。実施例 4 実施例3において平均粒径1.2仏の金属ケイ素粉体を
3の都用いる以外は実施例3と同様に不融化、焼成して
遊離炭素0%の焼成体を得た。
該焼成体を乳鉢で粉砕した。得られた徴粉体の平均粒径
は、1.2山であり、X線回折ピークから金属ケイ素7
重量%、8−SIC93重量%の組成を有していた。実
施例 5 実施例1において紙糸ドープに平均粒径1.3仏のホウ
素1部を分散させ、実施例1と同様にして不融化、焼成
して遊離炭素量4.5%の焼成体し、更に実施例1と同
様に酸化処理してから粉砕し、平均粒径i.4ぷの徴粉
体を得た。
実施例5で得られた徴粉体の平均結晶径は150Aであ
り、また実施例1で得られた徴粉体の平均結晶径は13
0Aであった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 平均粒径10μ以下の金属ケイ素を30〜65重量
    %含有するポリアクリロニトリル系成形品を、非酸化性
    雰囲気下200〜400℃にて、1〜200分間加熱し
    、次いで不活性雰囲気下1250〜2000℃にて25
    秒〜500分間焼成して得られる焼成体を粉砕すること
    を特徴とする主としてβ−炭化ケイ素からなる微粉体の
    製造方法。 2 平均粒径10μ以下の金属ケイ素30〜65重量%
    および金属ケイ素に対して平均粒径10μ以下の鉄、ホ
    ウ素、アルミニウムおよびクロムから選ばれた少くとも
    1種を10重量%以下含有するポリアクリロニトリル系
    成形品を用いる特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 3 平均粒径10μ以下の金属ケイ素を30〜65重量
    %含有するポリアクリロニトリル系成形品を、非酸化性
    雰囲気下200〜400℃にて、1−200分間加熱し
    、次いで不活性雰囲気下1250〜2000℃にて5秒
    〜500分間焼成して得られる焼成体を粉砕したのち、
    酸化性雰囲気下に加熱して実質的に遊離炭素を除去する
    ことを特徴とする主としてβ−炭化ケイ素からなる微粉
    体の製造方法。4 平均粒径10μ以下の金属ケイ素3
    0〜65重量%および金属ケイ素に対して平均粒径10
    μ以下の鉄、ホウ素、アルミニウムおよびクロムから選
    ばれた少くとも1種を10重量%以下含有するポリアク
    リロニトリル系成形品を用いる特許請求の範囲第3項記
    載の製造方法。 5 平均粒径10μ以下の金属ケイ素30〜65重量%
    含有するポリアクリロニトリル系成形品を酸化性雰囲気
    下200〜400℃にて1〜200分間加熱し、次いで
    不活性雰囲気下1250〜2000℃にて、5秒〜50
    0分間焼成して1.0重量%以上の遊離炭素を含有する
    焼成体とし、更に酸化性雰囲気下で加熱して遊離炭素を
    実質的に除去した後、粉砕することを特徴とする主とし
    てβ−炭化ケイ素からなる微粉体の製造方法。6 平均
    粒径10μ以下の金属ケイ素30〜65重量%および金
    属ケイ素に対し平均粒径10μ以下の鉄、ホウ素、アル
    ミニウムおよびクロムから選ばれた少くとも1種を10
    重量%以下含有するポリアクリロニトリル系成形品を用
    いる特許請求の範囲第5項記載の製造方法。
JP53033782A 1978-03-23 1978-03-23 炭化ケイ素からなる微粉体の製造方法 Expired JPS6037052B2 (ja)

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US4948573A (en) * 1986-12-02 1990-08-14 Alcan International Limited Process for producing silicon carbide and metal carbides
CA1329461C (en) * 1987-04-14 1994-05-17 Alcan International Limited Process of producing aluminum and titanium nitrides

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