JPS6038373B2 - 生物学的活性物質の製造方法 - Google Patents

生物学的活性物質の製造方法

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JPS6038373B2
JPS6038373B2 JP59184100A JP18410084A JPS6038373B2 JP S6038373 B2 JPS6038373 B2 JP S6038373B2 JP 59184100 A JP59184100 A JP 59184100A JP 18410084 A JP18410084 A JP 18410084A JP S6038373 B2 JPS6038373 B2 JP S6038373B2
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bromelain
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ラルフ・マーチン・ハイニツケ
徳三 伊藤
伸春 荒木
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JINTAN DORUFU KK
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明はプロテアーゼ存在性物質から採取して得られる
新規な生物学的活性物質に係り、特にこの物質の製法並
びに医療その他の用途に関する。 本発明は各種起源のプロテアーゼ酵素製剤の活性を研究
する過程で、これらの酵素製剤が何れも低分子量の特定
有機物質の微少量を遊離もしくは各種結合状態で含有し
ており、この有機物質は生体内外に於けるプロテアーゼ
活性を始めとした各種の酵素的反応過程に対して顕著な
賦活、促進乃至調整作用を示すという驚くべき事実を見
し、出した。更に研究の結果、この有機物費は少なくと
もプロテアーゼとその起源を通にし、同種原料から採取
し得、消炎剤、健胃消化剤等の医療として或いは有機体
に於ける各種酵素過程の促進乃至調整剤として極めて有
用であることを知見し、本発明に到達したものでる。 本発明による新規な生物学的活性物質(以下、単に活性
物質と指称する)の性質、製法、薬理作用乃至その他の
用途に付き、以下に分説する。 活性物質の性質港存枕態及び溶解性: 各種親水性乃至親油性溶剤及び水に可溶、水義気蒸留可
能且つアルカリ領域下の水溶液から有機溶剤により抽出
可能。 水溶液は100℃に至る加熱に対して安定で第1ミン溶
液と類似の液性を示す。他方、濃厚溶液では分子量数千
の会合多量体として存在。紫外吸収スペクトル: アルカリ性希薄水溶液(単量的)は25桝mに鋭い単一
のピークを有する極めて単純なスペクトル(第3図)を
与え、穏和な酸処理でこのピークは約28仇mにシフト
する。 生化学的特異作用: ブロメラィン試験法に準じて試験した結果プロテアーゼ
活性を示さず(プロテアーゼ非活性)、顕著なカゼイン
凝集作用を有する。 従って、活性物質はそのカゼイン凝集活性を測定するこ
とにより定量され得、本発明で採用した測定方法は下記
の通りである:5gのハマーステン・カゼイン(Ham
me鴇tencasein)を500の‘の蒸留水に溶
解し、アンモニア水でpH9〜10とし、次いで全力ゼ
インが完全に溶解するまで放置する。 次に、1雌のデフコ・スキムミルク(D的oskimm
ilk)を添加し、pH4.7の1.印酢酸緩衝液を注
意しつつ加えてpHを5.4に調整する。かくして得ら
れた溶液を蒸留水で11に調整後、ロ適して試液とする
。活性物質1の
【溶液(pH5.4 0.009 M酢
酸緩衝液又はこれに0.002Mシステインを加えたも
の)に前記試液5肌を添加混合し、450、1時間熟成
後、0.05%広02含有の0.4MNaCI溶液5の
【で希釈し、比色計により波長斑仇血で比色定量する。 1カゼイン凝集単位(CAU)は、0.100(光学密
度)に相当するものと定義する。 活性物質の製法 起源及び存在状態: 少なくとも、ペプシン、トリプシン、キモトリプシン、
カテプシン、/ぐ/ゞイン、プロメライン、フイシン、
レンニン及び各種微生物起源プロテアーゼ等のブロテア
ーゼ類と起源を共通にし、多くはこの種のプロテアーゼ
起源原料中に於いてべプチド或いは酸性炭水化物等の高
分子物質との弱結合状態で存在。 工業上有用な起源原料としては、アナナス科、無花果属
等に属する植物;胃、すし・脇等の動物組織:或いはこ
れらの起源原料からの粗製酵素剤等の沈殿、分別又は抽
出物などを例示し得る。 特に、パィップル気根及び糠中には遊離、状態で比較的
多量に存在し、パイナップル・ステム、果実又は葉のジ
ュース中には遊離及び酸性炭水化物や蛋白質等の高分子
物質との弱結合の両状態で比較的多量に存在。従って、
パイナップル植物もしくはパイナップル・ステムジユー
スからのアセトン沈殿物として周知の粗製ブロメラィン
は、本発明に於いて極めて有用な製造原料である。採取
方法: 起源原料からの活性物質の有利な採取及び精製は、後記
各実施例に示す各種方法に準じて実施されるが、より一
般的には、カラムクロマトグラフィー、透析、函翁泳勤
法、ゲルロ過法、イオン交換樹脂法、沈殿法、溶剤抽出
、或いはこれらの手段の組合せなど、当該分野で汎用の
多くの分別精製方法で達成され得、従って本発明は特定
の採取精製方法に何等限定されるものではない。 即ち、本発明方法は、起源原料の種類、活性物質の存在
状態に応じ、前記活性物質の理化学的性質に基づいて、
上記の類の各種慣用技術を適宜組合せることにより、容
易に実施され得るものである。 下記に実施上の留意事項に付き、要約して示す。 1 パイナップル根は活性物質を遊離状態で含有する原
料として典型的なものであり、活性物質は熱湯により抽
出される。 パイナップル根の熱湯抽出液は、微量の活性物質と多量
のタンニン、有機酸、糖、無機塩、プリン及びビリミジ
ン等を含有し、抽出液はイオン交宅期樹脂力ラムクロマ
トグラフィ、溶剤抽出等の手段により分別精製されて活
性物質を与える。 0 ブロメラインの原料でもあるパイナップル・ステム
、果実その他の部位のジュースは、活性物質を遊離及び
結合の両状態で含有する製造原料の代表例であり、結合
態のものは炭水化物コロイド及び酵素等のべブチド類に
吸着乃至弱会合した状態にあり、pH及び温度を適切に
調整或いは加水分解酵素の添加等により加水分解されて
遊離形態の活性物質を与える。 即ち、ステム等からのジュース中のべプチド類や酸性炭
水化物高分子は、特定のpH領域(pH4.2〜5.8
)でのァセトン(少なくとも2倍客)、メタノール(少
なくとも3倍客)等の沈殿剤の添加により遊離形態の活
性物質を極めて効果的に吸着、共沈することが知見され
た。 パイナップル植物に関する上認知見か明らかなように、
他のプロテアーゼ存在物質を製造原料とした場合にも同
様な知見に基づく方法が適用され得る。尚、工業的に有
利な製法の1つとして、プロテアーゼ酵素製剤の製造T
程に若干の疹正を施こすことにより活性物質を製造副産
物として得る方法をあげ得よう。 活性物質の薬理作用 薬理作用の要約: 本発明活性物質は消炎剤、漣胃消化剤、血栓溶解剤乃至
壊死組織除去剤として有効である。 投与方法は、経口投与、静注、腹控内注射、塗布及びそ
の他常法による。有効1日投与量は通常、10〜100
にAUI個体(経ロ投与)、0.1〜1にAUI個体(
静注)である。 以下に薬理試験例を示す。なお、薬理試験では試料とし
て後記実施例1又は2で得られた活性物質を使用した。
抗炎症効果: ラットを一昼夜絶食させ、活性物質精製水溶液2三.(
2にAU/舵【;0.009Mシスティン舎)又は生物
学的食塩水(0.009Mシスティン含有)を経口投与
した。 1時間後、各々のラットの皮膚に抗うット血清0.05
の‘を皮内注射した。 2時間後にラットを殺し、p肌地法によりェデマ基を測
定した。 。結果を第1表に要約して示す。第1表 マウス尾出血試験: 常法を誘導ストレスをも包含するように変形した。 即ち、試料静注1時間前の各マウスに、0.1磯アドレ
ナリンlk9(体重)を予め投与して置いた。活性物質
精製水溶液(2にAU/似:0.009Mシスティン含
有)1/4泌を各マウスに腹腔後内在射し、その5分後
に出血させた。 結果を第2表に要約して示す。 第2表 注) *:5隻レベルで有意差有り。 **:10レベルで有意差有り。 ADP誘起血小板凝集試験: ADP異常感受性人血から血小板に富むプラズマを予め
調整する。 活性物質精製水溶液(2にAU/m【:0.008Mシ
スティン含有)の1滴と、適当に希釈したADP水溶液
の1滴とを5Mプラスチック試験管中で混合。 次いで、血小板に富むプラズマの2滴を添加し、ボルテ
ックス・シェーカーにより1分間振蟹。次に、混合物を
シリコン化スライド上に注ぎ、プラスチック・カバー・
スリップでカバーして6M音頭微鏡により凝集度を測定
。凝集度は0〜5の6段階で評価され、評価0は凝集魚
しに対応し、評価5は血4・板膜の溶解を伴なう大塊状
凝集を示す。尚、本試験に於いては、ブロメラィン、パ
バィン等の市販酵素製剤中に活性物質が含有されている
ことを併せ示すために、市販酵素製剤と、これをpH3
.5下で2倍客のアセトンで2回沈殿精製して得られた
精製品とについても試験した。 全ての酵素製剤はその力価をGDU(ゼラチン消化単位
)/の‘で表示。因みに、従来はブロメライン、パパィ
ン等のプロテアーゼ自体がADP誘起血小板凝集の阻止
館を示すものとみなされて来たものである。 結果を第3表に要約して示す。 第3表 線維素溶解系に対する作用: 2つの線縦素溶解系、即ちフィブリノーゲン分解系とフ
ィプリ分解系の各々に対す活性性物質(2MCU/私、
0.009Mシスティン含有水溶液)の作用を試験した
。 フィブリノーゲン分解系は、人血糠1の‘、試料1の‘
、生理食塩水0.1の‘の合液を37℃、2畑時間保温
。 次いで、トロンビン(50山単位/10の‘)0.1泌
を添加して残余フイプリノーゲンをフィブリンに変換さ
せ、トロンビン添加3企分後、遠沈(300比.p.m
.、5分)し、上蒲液中のFDP(フィブリ/−ゲソ分
解生成物)量を赤血球凝集阻止反応により定量。他方、
フィプリン分解系は、人血鰍1肌と試料1の‘との混合
物にトロンビン(500単位/10の【)0.1の【を
添加して血凝を凝固させ、次いで37℃、2脚時間保温
後、生理食塩水0.1の‘を加え、遠沈(300仇.p
.m.、5分)後、上清液中のFDPを上記と同様にし
て定量。 尚、供試血鎌は数人の患者血数を混合して調製し、トロ
ンビンは人血数由釆で、操作はすべてプラスチックチュ
ーブ用。 結果を第4表に要約して示す。 第4表 注) *○・K:ゥロキナーゼ穣葦語 **2種の供試血 ブロアミラーゼ活性化試験: ミルズ社製タカジァスターゼの0.1%水溶液100の
‘をXAUの活性物質精製水溶液(20AU/の‘、0
.009Mシスティン含有)と混合し、アミラーゼ量を
経時分析した。 アミラーゼ定量法は、0.007MNaCI含有の可溶
澱粉1%水溶液(pH69)から酵素により遊離される
還元性物質(主にマルトース)量を測定するとから成る
。 還元性物質はジニトロサリチル酸法(サムナ−“エンザ
イムズ”アカデミック・プレス1班鷲参照)により定量
。結果を第5表に要約して示す。 第5表 無添加物(対照)のアミラーゼ活性;0.025類似の
試験をバクテリア性アミラーゼについて行なった。 結果を第6表に示す。第6表 * 供試ァミラーゼは、約2時間で自己活性化を示す。 火傷痴皮除去試験: 活性物質を5にAU/g含有のポリエチレングリコール
ベースの軟コゥを調製。 火傷後3〜5日の家兎の痴皮除去に上記軟コウを適用し
た結果、約80%の除去率を示した。 これは、壊死組織などの生体の変性蛋白質を分解除去す
る際、活性物質が生体内の酵素系に作用し、賦活せしめ
る機作によるものと推定される。その他、乳液、水溶液
、グリセリン、ワセリン等と適宜混合し、にさび治療、
角質除去、肌荒改良等の外用薬としても、極めて有効で
あることが確認された。用量検定: ラットを用い、厚みを測定する方法で卵白浮腫に対する
抑制作用を検定し、用量を定めた。 結果;1にAU/k9(i.p)で抑制率50%以上。
急性蔓性:dd系雄性マウス(体重15±1g)を用い
た。 静脈注射には各濃度の検体を1匹あたり0.2の‘、腹
蛭内注射には各濃度の検体を1匹あたり0.5の‘、又
経口投与には1匹あたり0.5の‘を投与した。uキo
は2独時間後Liにhfield−wjlcoxon法
で算定した。結果を第7表に要約して示す。 第7表 その他の生物学的作用 カゼインに対する作用: 1%ハマーステン・カゼイン(HammeRtenca
sein)水溶液100の‘に、力価2訳CUの活性物
質精製水溶液を添加し、生成したビュレット反応呈色物
質を経時的に比色測定(第8表)。 この過程に於いて、活性物質はK−カゼンのHIS−S
ER領域と協働し、そのPhe.AL−MET結合の切
断に寄与し、パラ−kーカゼィンに変成せしめるものと
推測される。PML−MET結合の切断は6母固のアミ
ノ酸より成るべプチドを提供し、これがビユレット反応
で呈色するものと考えられる。尚、このカゼイン分解機
作は、カゼイン凝集反応にとり本質的なものの1つであ
るとが今日広く認められているが、従釆はしンニンの特
異作用であると推測されて来たものである。 第8表 毅粉の可溶化促進作用: 大麦粉滋を力価にAUの活性物質含有水100の‘に懸
濁して30分間熟成し、次いで7ぴ0で1分間加熱、直
ちに遠心分離して自由水量を測定(第9表)。 第9表 魚肉の可溶化促進作用: 魚体をミート・チョッパーで粉砕し、下記A〜Eの条件
下で熟成し、魚肉ペーストを遠心分離(500仇pm)
した後、得られた上清水1のとにIN−NaOH15の
【添加し、次いでべネデクト溶液(茂nedicrss
olution)1の‘添加し、56仇mで比色測定(
第1項表)。 A 魚摺身を45qoで1時間熟成(対照)B 魚摺身
を95午0まで加熱し、次いで45℃、1時間熟成(対
照)C 魚摺身10雌当り次AUの活性物質を添加する
ことを除き、Bと同一条件D 魚酒身lo雌当り父AU
の活性物質を添加することを除き、Aと同一条件E 活
性物質を魚体粉砕時に添加することを除き、Dと同一条
件第10表 ニワトリ肉の柔軟化: 力価0,1/4及びICAUの活性物質の生理的食塩水
1の‘を、生育】8ケ月後のオンドリの翼静脈中に注射
投与。 5分後にニワトリを殺し、調理後、パネル官能試験(5
段階評価)に付した。 結果を第11表に示す。第11表 工業的用途の要約: 上記各試験例から明らかな通り、本発明活性物質は生体
内外のある種のプロェンザィムを賦活する作用を有する
。 この知見によれば、活性物質の極めて広汎に亘る工業的
利用が可能であろうが、その幾つかにつき、以下に述べ
る。A 食品工業 a 貯蔵穀物の改質 例えば、豆、コーン、米、麦等の穀物(粉体又は種子な
ど)、或いは茶、その他の農産物を活性物質で処理する
ことにより、貯蔵プロェンザィムを賦宿させて、よりス
イート、より柔軟、可溶性の食物に敦質。 b 農産食物における発酵過程の促進、例えばコーヒー
豆、カカオ豆、バニラ豆等を活性物質で処理することに
より、より香味性のすぐれた食品とすることがでる。c
菓子、パン等製造用穀粉を活性物質で処理することに
より、燐上り性のすぐれた、ニデング時間の短4・でよ
い穀粉とすることができる。 d 肉のィン・ビボ又はィン・ビトロ投与による柔軟化
改質。 e 例えばフィシュ・ケーキ用等の魚肉沼身の粘着性の
増強。 f 種子の熟成の促進。 B 食品廃棄物処理工業 a 魚肉廃棄物の可溶化(これは動物用飼料として好適
)。 b 澱粉工業で生ずるスターチ・グルテン残澄を分解し
、高品質澱粉、有用なグルテン濃縮物とすること。 C イQ鮭品成分としての利用 各種化粧品はその基材として、水落性乃主油瀞性原料に
、目的に応じ、薬品、香料などを加えているが、本活性
物質もまた、基質の蛋白質を分解する一つの新しいFa
cめrであることにより従釆見られなかった化粧品の成
分として応用される。 即ち角質の主成分はプソィドケラチンで、酵素の作用を
うけ易く、絶えず新陳代謝が行われているが、天然のタ
ン白質分解酵素を人工的に加えることにより老化した角
質の分解速度を早め皮膚をなめらかにすることが知られ
ている。しかし、強度のタン白質分解酵素はかえって皮
膚をいため又その活性の消失により所期の目的を達しな
くなることが往々にしてある。活性物質は新陳代謝が自
然に行われることを助長し、且つ異常状態の皮膚に対す
る代謝を正常にコントロールするため、極めて、副作用
が少なく、且つ適確に効果を発揮する特長を有している
。更に皮膚の異常分秘物を分解するため生体に働くこと
により、にさび、しみなどを除去し、皮膚を滑らかにす
る効果が期待出来る。実施例 1 −1 パイナップル根70gを各30分間、8001の
水で3回煮沸抽出(抽出液のpH:4.8)。 熱時。過後、抽出液をH型の強酸性カチオン交換樹脂(
アンバラィトIR−12庇■、オルガノ社製)カラムに
通し(流出液pH:3.0)、次いで弱塩基性アニオン
交子期樹脂(アンバラィトIRA−45■、オルガノ社
製)カラムに通した(流出液pH:7.5)。アニオン
・カラム流出液は、カゼイン凝集活性を示さなかった。
アニオン・カラムをIN−NH40HIIで溶出、10
0の【づつ集め分析した。 始めの300肌はカゼイン凝集非活性、次の700m‘
は全て活性。蒲性溶出液のpHを3.0とし、アンバラ
イトXAD一2■(オルガノ社製)カラムに通す。無色
の流出液を100舷に縮し、活性測定した(試料A)。
カチオン・カラムはIN−HCIで溶出し、得られた無
色の溶出液(試料B)の力価を測定した。 各説料の活性力価を第12歳こ示す。第12表 −2 SephadexG−10■(ファルマシア社製
)カデムに試料A,Bをそれぞれ通し(0.009M塩
酸システインー0.01MNaCI展開液(pH4.8
))、10泌ずつ分取し、力価、糖、有機燐に付き、定
量した。 この複合体はチューブ恥.10〜13に得られ、インジ
ゴカルミン(M.W.466)、クロロフイリンB(M
.W.約1200)をキカリプレータとした時、この部
分の平均分子量は300の崖度と推定された。他方イン
ジゴカルミンと共にゲル孔に捕獲される、分子量800
以下程度の活性部分が相当量、知見された。結果を第1
〜2図に示す。 第2図によれば、力チオンカラム溶出の活性物質は主と
して複合体(コムプレツクス)塩として存在することが
知見される。 −3 塩類を析出除去した試料A溶液をpH8.5に調
整し、酢酸エチルで抽出。 抽出液から溶剤を除去し、少量の残糟をクロロホルムで
抽出した。oロホルム抽出液を桂酸カラムクロマトグラ
フ(CHC13、次いでCHC13一MeOHを展開液
とした)で分別。明瞭に区別される3画分が夫々得られ
、活性は中間画分にのみ認められ且つこの画は強いニン
ヒドリン呈色反応を示した。この活性画分のUVスペク
トル(第3図)は、25乳mに鋭いピークを有する単一
のバンドを与える。実施例 2 下記実施例では、以下の如くして調製したブロメラィン
を使用した。 パイナップル植物のステム又は果実を圧搾して得たパイ
ナップルジュースを塩酸、燐酸などでpH4.2〜5.
8とし、これに2倍客のアセトン又は3倍客のメタノー
ルを加えて沈殿を生成させ、遠心して沈殿物を回収し、
アセトン又はメタノールで洗浄後、減圧乾燥するとブロ
メラィンが得られる。 −1 2雌のブロメラィン(Dole社製、ロット番号
E−X−1)を11の0.9%NaCI水溶液に損梓溶
解し、希塩酸でpH3.2とした。 次いで、同量の50%ァセトンを加え、混合する。溶液
を遠沈し、沈殿物を除去する。上燈液は、先ず水で充分
に洗浄し、つついて希塩酸で洗い、更に水で洗浄してカ
ラムの弱酸性反応を除いたアンバラィトXAD−2■(
オルガノ社)カラムにゆっくり通す。 通過液(50%アセトンに溶けたタンパク、ベプチド、
糖類、塩類および有機酸の混合物)、つづいて2%ギ酸
一50%アセトン液11で藩出した液およびpHilの
NH40H−50%アセトン液11で溶世した液の三画
分を分取した。最初の函分をCHC13:MeOH(1
:1)で抽出(試料A)し、他の画分は減圧濃縮後、冷
蔵庫に放置、析出した製白沈殿物を除去し、有機酸を2
%CaC12溶液で沈殿除去させて試料B及びCとした
。 各試料溶液の力価は第1横長‘こ示す通りであった。第
13表 −2 試料8溶液のpHを2に調整し、9ぴC、10分
間加熱し、次いでpH9.5にし、5分間煮沸し、適当
に希釈してUWスペクトルを測定。 結果は、第4図に示す通りであり、25肌m付近に単一
のピークを示し、活性物質単量体とみなされる。 尚、酸とアルカリで加熱処理前の試料B溶液のスペクト
ルは、端部を除いて無視し得るものであつた。 実施例 3 一1 1雌のブ。 メライン(Dole社製、ロット番号E−XI−1)を
水500の‘に溶解、pHIO.7にし10000で2
0分間加熱しタンパク質変性によりブロテアーゼ活性を
失活せしめる。冷却後、希塩酸でpH3.3とし、遠沈
。上燈液をpH3.3で有機酸を除くためクロロホルム
で抽出。水溶液の力価は8XAU/泌(計500にAU
)−2 1雌のブロメラィン(Dble社製、ロット番
号N−IV−1)を水200双とに蝿梓溶解し、希塩酸
でpHI.8にし、プロテアーゼ活性を失宿せしめるべ
く100oo、30分間加熱後、希アンモニア水でpH
3.5となし、遠沈。 上燈液に2倍客のアセトンを加え、遠次。上澄液のアセ
トンを蟹去後、希アンモニア水でpH12とすると、少
量の沈殿物が形成された。上燈液を前述と同様に処理し
たXAD−2カラムに適し、pH12の水100の‘で
洗浄、アセトン11で溶出。アセトン蟹去後、溶出液と
最初の液をpH12で4:1クロ。ホルムーアセトン渡
液で抽出。クロロホルム層を、pH12の水で洗い、p
H3.5の緩衝液で抽出しそれぞれの力価をカゼイン凝
集法で分析した。‐3 灰分の多い粗製ブロメラィン(
瓜le社製、灰分約52%)1咳を用い、前項と同様に
処理して活性物質を得た。 −4 1.5%のプロメラィン(Dble社製)水溶液
を種々のp則こ調製し、異つた時間放置後、3倍客のメ
タノールを加えた。 途汝後溶媒を上澄液から除き、カゼイン凝集力が残りの
液について測定された。結果を以下に分説する。 l pH4.2〜5.2では上燈液のCAUは最低であ
った。 これは活性物質がコロイドと共次した事を示す。活性物
質舎量の高いコロイド製品を作る場合もしも沈殿剤とし
てメタノールを使用するならば沈殿過程のpHは4.2
〜5.2にすべきである。2 pH3.0以下では上燈
液のCAUは極端に低下する。 これは、活性物質がコロイドと共次するがその破壊の生
起を示す。しかし、他の実験では低いpHは、結合型活
性物質を加水分解して遊離型とするので低いpHは患い
ようには思われない。3 pH6で、3■ご間溶液を放
置するとカゼイン凝集反応を阻止する物質を生じる。 しかし、システィンが試験する時用いられれば、活性は
回復する。活性物質の不活性型はカゼイン凝集試験には
不活性であるのみならず、阻害剤として作用する。 還元剤が自然に存在し又は添加されることにより、安定
な活性型の活性物質が得られる。4 酵素溶液がpH7
で1時間放置される場合、上燈液中の活性を回収するに
使用される沈殿工程の最良のpHは;a pH6.0
システインを添加することは試験又は応用面に用いられ
る。 b pH8、システインはこのpHでは必須ではない。 c pH38−5 ブロメラィン(Dole社製、ロッ
ト番号×−IX−1)の1%水溶液100の‘をpH8
0とし、種々の添加物(還元剤乃至−SH保護剤)を加
え、1時間放置後、150の【アセトン添加により沈殿
、速め。 上燈液からアセトン蟹去後、全量100地、pH5.4
に調製。次いで、溶液を煮沸し、pHIOでクロロホル
ムにより抽出。 得られたクロロホルム抽出液と残部水溶液に付き、力価
(CAU)を測定した。結果を第1隻表1こ要約して示
す。第14表 *)セチルピリジニウム −6 pH3.2で沈殿された5%ブロメラィン溶液の
1:1アセトン上燈液を、アンバラィトXAD−2■(
オルガノ社製)カラムに通し、カラムを50%アセトン
、続いてNH40日含有の50%アセトンで港出し、ア
ンモニア水でpHilとする。 この画分はカゼイン凝集活性の殆んどを含む。次にカラ
ムをIN−NaOHで溶出し、溶出液をクロロホルムで
抽出し、更に酸水溶液で抽出。 この画分は、システィン無添加ではカゼイン凝集活性を
示さないが、0.002Mシスティンの添加により、8
CAU/の上の活性力価を示した。実施例 4 −1 パイナップル根・皮を沸騰水で抽出、濃縮し、凍
結乾燥した。 凍結乾燥粉を水に溶かし、pH8とし、酢酸エチルで抽
出。 抽出液をpH4の緩衝液で洗った後、濃縮、乾燥する。
乾燥粉末を水に溶解し、有機鱗含量、CAU力価を測定
した。−2 10gのフィシン(SICMA社製)を2
00の‘の水に分散し、pHを5から3.5へ落とした
。 有機酸をクロロホルムで抽出し、廃棄。次いで、pHを
5に調整し、30分間放置。 pHを9.7とし、クロロホルム抽出して、澄明クロロ
ホルム層、ェマルジョン層及び水層の三層を得た。ェマ
ルジョン層に4倍客のメタノールを加え、沈殿物を遠沈
除去し、溶液をロ過。ロ液からクロロホルムとェタール
を留去して力価を測定。*) システィン賦活の有無#
) 高プロテアーゼ活性でCAU測定不能 −3 隻のレンニン(DIFCO社製)を150の‘の
水に分散、pHを5.7とし、1時間放置。 次に、pHIOとし、1%メタノール含有のクロロホル
ム50の【で3回抽出。 ェマルジョン層を分取し、5倍客のメタノールを加え、
沈殿を除去。全ての分画から溶剤を留去し、力価を測定
。CAU/g(レンニン製剤) *) システィンで賦活 −4 大量ペプシン(半井化学薬品社製)を水に溶解し
、pHを5.5に調整。 次いでpH3.0とし、2倍客のアセトンを添加。 沈殿物は水に再溶解し、3倍のアセトンで再沈殿。NO
RSH* 十RSH* *) システィン賦活の有無。
【図面の簡単な説明】
第1乃至4図は、本発明実験図。 第1図 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 粗製ブロメラインの水溶液を加熱処理または有機溶
    媒により沈殿処理してプロテアーゼ成分を除去し、得ら
    れた残存物をカラムクロマトグラフイーにより分別後精
    製処理してプロテアーゼ非活性でカゼイン凝集作用を有
    する物質を採取すること、から成る生物学的活性物質の
    製造方法。 2 前記粗製ブロメラインが、パイナツプル植物のステ
    ム又は果実から得たパイナツプルジユースの酸性化後、
    これに有機溶媒を添加して生成される沈殿物から成るこ
    と、を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
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