JPS6040969B2 - ケ−ブルの防食処理法 - Google Patents
ケ−ブルの防食処理法Info
- Publication number
- JPS6040969B2 JPS6040969B2 JP1319280A JP1319280A JPS6040969B2 JP S6040969 B2 JPS6040969 B2 JP S6040969B2 JP 1319280 A JP1319280 A JP 1319280A JP 1319280 A JP1319280 A JP 1319280A JP S6040969 B2 JPS6040969 B2 JP S6040969B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- filler
- cement
- cables
- corrosion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は主として斜張橋や吊屋根等の吊構造物に用いら
れるケーブルの防食処理法に関するものである。
れるケーブルの防食処理法に関するものである。
第1図の断面構造に示すようにケーブル1と被覆管2と
の間に充顛材3を注入して防食処理を行う場合、従来で
は充顛材3にボルトランドセメントを用いていた。
の間に充顛材3を注入して防食処理を行う場合、従来で
は充顛材3にボルトランドセメントを用いていた。
この種方法においては、被覆管2が劣化しても内装充顛
材にてケーブル1を防食し得ることが要求されるが、特
に斜張橋等の吊構造物に用いられるケーブルにあっては
、充填材3にボルトランドセメントを用いると、第2図
に示すように大きな中のクラツク4を生じ、防食効果が
著しく低下するものであった。すなわち、充填材はケー
ブルに死荷重が作用した後に注入されるので、充填材に
作用する引張応力は活荷重のみによって生じるが、吊構
造物等に用いるケーブルは活荷重による変動応力が大き
く、しかるに、ボルトランドセメントはケーブルと比べ
て引張応力に対する伸びが4・さく、ヤング係数が比較
的大きいため、引張変動応力が作用したときのケーブル
の伸びに追随できず大きなクラツクが生ずるのである。
例えば、ケーブルに引張応力20k9/磯が作用したと
きのケーブルの伸び率は0.1%であるのに対し、ボル
トランドセメントでは破断時の伸びが約0.05%で、
その差の0.05%がクラツク中に相当することとなる
。充填材のクラック中は0.1仇岬以下であれば防食上
問題ないとされており、この程度にまでクラツク中を小
すくするにはボルトランドセメントと比べて充分に伸び
が大きく。
材にてケーブル1を防食し得ることが要求されるが、特
に斜張橋等の吊構造物に用いられるケーブルにあっては
、充填材3にボルトランドセメントを用いると、第2図
に示すように大きな中のクラツク4を生じ、防食効果が
著しく低下するものであった。すなわち、充填材はケー
ブルに死荷重が作用した後に注入されるので、充填材に
作用する引張応力は活荷重のみによって生じるが、吊構
造物等に用いるケーブルは活荷重による変動応力が大き
く、しかるに、ボルトランドセメントはケーブルと比べ
て引張応力に対する伸びが4・さく、ヤング係数が比較
的大きいため、引張変動応力が作用したときのケーブル
の伸びに追随できず大きなクラツクが生ずるのである。
例えば、ケーブルに引張応力20k9/磯が作用したと
きのケーブルの伸び率は0.1%であるのに対し、ボル
トランドセメントでは破断時の伸びが約0.05%で、
その差の0.05%がクラツク中に相当することとなる
。充填材のクラック中は0.1仇岬以下であれば防食上
問題ないとされており、この程度にまでクラツク中を小
すくするにはボルトランドセメントと比べて充分に伸び
が大きく。
ヤング係数の4・さし、材料(柔らかい材料)を充填材
として使用することが必要となる。そこで、このような
要求を満足する柔らかい材料ちそてゴム等が考えられる
が、ゴムではボルトランドセメントに比べて価格が数十
倍にもなり、コスト的に実用上の大きな難点があつた。
本発明はこれらの事情に鑑み、ケーブル防食用の充填材
としてゴムラテツクスまたは樹脂ェマルジョンを添加し
たボルトランドセメントを用いることにより、比較的コ
ストを安価に保ちながら、活荷重による変動応力が大き
い吊構造物を用いるケーブルに対して充填材の伸びおよ
びヤング係数を改善し、防食効果を格段に高めることの
できるケーブルの防食処理法を提供するものである。
として使用することが必要となる。そこで、このような
要求を満足する柔らかい材料ちそてゴム等が考えられる
が、ゴムではボルトランドセメントに比べて価格が数十
倍にもなり、コスト的に実用上の大きな難点があつた。
本発明はこれらの事情に鑑み、ケーブル防食用の充填材
としてゴムラテツクスまたは樹脂ェマルジョンを添加し
たボルトランドセメントを用いることにより、比較的コ
ストを安価に保ちながら、活荷重による変動応力が大き
い吊構造物を用いるケーブルに対して充填材の伸びおよ
びヤング係数を改善し、防食効果を格段に高めることの
できるケーブルの防食処理法を提供するものである。
本発明の方法を具体的に説明すると、例えば第1図に示
すような断面形状が得られるように、ケ〜ブル1とポリ
エチレン等からなる被覆管3との空隙部に防食用充填材
2を注入、充填する方法において、充填材2としてボル
トランドセメントに水溶性のゴムラテックスまたは樹脂
ェマルジョンを添加したポリマーセメントを用いる。こ
のようにセメントにゴム等を混入することにより、破断
時の伸びが大きくなり、ヤング係数が小さくなる。また
、このポリマーセメントは従来のボルトランドセメント
と比べて多少価格が高くなるだけで、ゴムと比較すれば
格段に安価である。セメントにゴムラテツクスを混入す
ると、混入すると、混入量に応じて機械的特性がどのよ
うに変化するかについての実験結果を次の表に示す。
すような断面形状が得られるように、ケ〜ブル1とポリ
エチレン等からなる被覆管3との空隙部に防食用充填材
2を注入、充填する方法において、充填材2としてボル
トランドセメントに水溶性のゴムラテックスまたは樹脂
ェマルジョンを添加したポリマーセメントを用いる。こ
のようにセメントにゴム等を混入することにより、破断
時の伸びが大きくなり、ヤング係数が小さくなる。また
、このポリマーセメントは従来のボルトランドセメント
と比べて多少価格が高くなるだけで、ゴムと比較すれば
格段に安価である。セメントにゴムラテツクスを混入す
ると、混入すると、混入量に応じて機械的特性がどのよ
うに変化するかについての実験結果を次の表に示す。
〔表1〕水
〔※1〕水・セメント比=干大寸
恋加ゴム
〔※2〕ポリマー比 =ボルトランドセメント(重量%
)尚、添加ゴムとしてスチレンブタジェンゴムを使用し
た。
)尚、添加ゴムとしてスチレンブタジェンゴムを使用し
た。
上記表に明らかなように、同表に示す範囲でゴムの添加
量を増加する(ポリマー比を大きくする)ほど、破断時
の伸びが大きくなり、ヤング係数が小さくなるものであ
り、このような特性の変化は、ケーブルの防食用充填材
としての機能からみれば、活荷重によるケーブルの伸び
に対する追随性が良くなり、クラック中が小さくなって
防食効果を高める上に良好な結果が得られることとなる
わけである。
量を増加する(ポリマー比を大きくする)ほど、破断時
の伸びが大きくなり、ヤング係数が小さくなるものであ
り、このような特性の変化は、ケーブルの防食用充填材
としての機能からみれば、活荷重によるケーブルの伸び
に対する追随性が良くなり、クラック中が小さくなって
防食効果を高める上に良好な結果が得られることとなる
わけである。
すなわち、例えば斜張橋等に用いられるケーブルの活荷
重による引張変動応力を20k9/旅と想定して、この
ときのケーブルの伸びを0.1%とすると、充填材の破
断時の伸びが0.1%以上であることが要求され、余裕
をみて〜.2%の伸びが得られるようにポリマー比を1
5%とすれば充分で、かつ、安価でもある。そして水・
セメント比42%とし、第1図に示すような断面形状の
もので引張疲労試験を行ったところ、20k9/均の引
張変動応力が200万回作用した後での充填材のクラツ
ク中は、ポリマー比0(従来のボルトランドセメント単
独のもの)では0.1〜0.15岬であるのに対し、ポ
リマー比15%では0.05肌以下となり、防食上許容
されるクラツク中0.1肌よりも充分小さく非常に良好
な結果が得られた。上記実施例では添加剤にスチレンブ
タジェンゴムを用いた場について示したが、他のゴムラ
テツクスまたは樹脂ェマルジョンを添加した場合も同様
の特性が得られるものである。
重による引張変動応力を20k9/旅と想定して、この
ときのケーブルの伸びを0.1%とすると、充填材の破
断時の伸びが0.1%以上であることが要求され、余裕
をみて〜.2%の伸びが得られるようにポリマー比を1
5%とすれば充分で、かつ、安価でもある。そして水・
セメント比42%とし、第1図に示すような断面形状の
もので引張疲労試験を行ったところ、20k9/均の引
張変動応力が200万回作用した後での充填材のクラツ
ク中は、ポリマー比0(従来のボルトランドセメント単
独のもの)では0.1〜0.15岬であるのに対し、ポ
リマー比15%では0.05肌以下となり、防食上許容
されるクラツク中0.1肌よりも充分小さく非常に良好
な結果が得られた。上記実施例では添加剤にスチレンブ
タジェンゴムを用いた場について示したが、他のゴムラ
テツクスまたは樹脂ェマルジョンを添加した場合も同様
の特性が得られるものである。
以上の如き点を整理して、充填材の機械的特性および引
張疲労試験結果につき、本発明による場合と従来例とを
比較対比して次の表2に示す。
張疲労試験結果につき、本発明による場合と従来例とを
比較対比して次の表2に示す。
〔表2〕〔※〕引張応力20k9/微、200方回の引
張疲労試験後のクラック中の値を示す。
張疲労試験後のクラック中の値を示す。
尚、本発明の方法において、防食用充填材としてのボル
トランドセメントのポリマー比は用途に応じて想定され
る活荷重によるケーブルの伸びによって種々変更し得る
もので、クラック中を許容値に比べて充分小さくし得る
範囲でできるだけ安価となる比を選定すればよい。
トランドセメントのポリマー比は用途に応じて想定され
る活荷重によるケーブルの伸びによって種々変更し得る
もので、クラック中を許容値に比べて充分小さくし得る
範囲でできるだけ安価となる比を選定すればよい。
但し、ポリマー比が30〜40%を越えると硬化しなく
なるので、ポリマー比は5〜30%の範囲が好ましい。
叙上の如く、本発明のケーブルの防食処理法はケーブル
と被覆管との空隙部に充填する防食用充填材として、セ
メントにゴムラテツクスまたは樹脂ェマルジョンを添加
したポリマーセメントを用いているため、比較的コスト
を低廉に保ちながら、吊構造等に用いられるケーブルに
活荷重による大きな引張応力が作用した場合でも、ケー
ブルの伸びに対して充分追随性が得られる程度に充填材
の破断時の伸びを大きくし、ヤング係数を小さくし得て
、充填材のクラック中を非常に小さくすることができ、
これによってケーブルの防食効果を格段に高めるもので
ある。
なるので、ポリマー比は5〜30%の範囲が好ましい。
叙上の如く、本発明のケーブルの防食処理法はケーブル
と被覆管との空隙部に充填する防食用充填材として、セ
メントにゴムラテツクスまたは樹脂ェマルジョンを添加
したポリマーセメントを用いているため、比較的コスト
を低廉に保ちながら、吊構造等に用いられるケーブルに
活荷重による大きな引張応力が作用した場合でも、ケー
ブルの伸びに対して充分追随性が得られる程度に充填材
の破断時の伸びを大きくし、ヤング係数を小さくし得て
、充填材のクラック中を非常に小さくすることができ、
これによってケーブルの防食効果を格段に高めるもので
ある。
第1図は防食処理を施したケーブルの形状を示す断面図
、第2図は従来の防食処理法による充填材のクラツク発
生状況を示す要都側面図である。 1・・・・・・ケーブル、2・・・・・・被覆材、3・
・…・防食用充填材。 第1図 第2図
、第2図は従来の防食処理法による充填材のクラツク発
生状況を示す要都側面図である。 1・・・・・・ケーブル、2・・・・・・被覆材、3・
・…・防食用充填材。 第1図 第2図
Claims (1)
- 1 ケーブルと被覆管との空隙部に防食用充顛材を充顛
するこによりケーブルの防食処理を行なう方法において
、ゴムラテツクスまたは樹脂エマルジヨンを添加したポ
リマーセメントを防食用充顛材としてケーブルと被覆管
との間に充顛することを特徴とするケーブルの防食処理
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1319280A JPS6040969B2 (ja) | 1980-02-05 | 1980-02-05 | ケ−ブルの防食処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1319280A JPS6040969B2 (ja) | 1980-02-05 | 1980-02-05 | ケ−ブルの防食処理法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5746806A JPS5746806A (en) | 1982-03-17 |
| JPS6040969B2 true JPS6040969B2 (ja) | 1985-09-13 |
Family
ID=11826291
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1319280A Expired JPS6040969B2 (ja) | 1980-02-05 | 1980-02-05 | ケ−ブルの防食処理法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6040969B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0759164B2 (ja) * | 1985-01-21 | 1995-06-28 | ヤンマー農機株式会社 | ロ−ルベ−ラ |
| JPS62289115A (ja) * | 1986-06-07 | 1987-12-16 | 株式会社 四国製作所 | ロ−ルベ−ラ |
| JPH0249158A (ja) * | 1988-08-11 | 1990-02-19 | Showa Aircraft Ind Co Ltd | 超音波断層検出用センサ |
| JPH0741627Y2 (ja) * | 1990-03-26 | 1995-09-27 | 日立電線株式会社 | 光ファイバケーブル入り複合剛体トロリ |
| JPH08301189A (ja) * | 1995-05-01 | 1996-11-19 | Sakai Seisakusho:Kk | 足漕ぎ式ボート |
-
1980
- 1980-02-05 JP JP1319280A patent/JPS6040969B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5746806A (en) | 1982-03-17 |
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