JPS6042814B2 - ポリオキシアルキレン化合物の脱臭処理方法 - Google Patents

ポリオキシアルキレン化合物の脱臭処理方法

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JPS6042814B2
JPS6042814B2 JP8998279A JP8998279A JPS6042814B2 JP S6042814 B2 JPS6042814 B2 JP S6042814B2 JP 8998279 A JP8998279 A JP 8998279A JP 8998279 A JP8998279 A JP 8998279A JP S6042814 B2 JPS6042814 B2 JP S6042814B2
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JP8998279A
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勝美 谷口
康博 清永
登 中野
修司 岩尾
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Lion Corp
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Lion Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ポリオキシアルキレン化合物の簡易でかつ
効果的な脱臭処理方法に関するものである。
ポリオキシアルキレン化合物は、界面活性剤、化粧品
基剤、ポリウレタン原料、潤滑油などとして広く用いら
れている。
しカルながら、このポリオキシアルキレン化合物の製
造の際、生成物に不快臭あるいは異臭が付着するのを避
けることができず、そのままでは、用途が著しく限定さ
れることになる。
そのため、たとえば吸着処理、水素添加、水蒸気蒸留、
窒素吹込みなどにより、脱臭することが行なわれている
。しかし、吸着処理の場合には、相当量のポリオキシア
ルキレン化合物が吸着剤に吸着するために実質的損失を
生ずるばかりでなく、濾過工程において処理時間が増大
し、特に高粘度品の場合にはほとんど濾過操作が不可能
になるという欠点を 伴うし、水素添加の場合には、用
いた水素添加触媒、たとえば金属水素化物などをろ過に
より除去しなければならないので、吸着処理の場合と同
様の問題を伴う。他方、水蒸気蒸留による脱臭十分な効
果をあげることができる反面、水の蒸発潜熱が大きいた
め処理時間が長くなり、作業費がかさむという問題があ
る。また、窒素吹込は、十分な脱臭効果をあげることが
できず、一時的に臭気が消失したとしても、経時的に再
び臭気を発生する’いう欠点がある。このように従来の
脱臭方法は、いずれも満足できるものではなかつた。
本発明者らは、これら従来法の欠点を克服し、簡易でか
つ効果的な生成ポリオキシアルキレン化合物の処理方法
を開発すべく鋭意研究を重ねた結果、ポリオキシアルキ
レン化合物に微量の五酸化リンを加えて、まず比較的低
い温度で、次いで比較的高い温度で処理したのち、これ
を中和することにより、物性は損わずに脱臭することが
でき、長時間経過後にも臭気が再びでてくるようなこと
もなく、化粧品基例などの使用にも十分耐えうるポリオ
キシアルキレン化合物が得られることを見出し、この知
見に基づいて本発明をなすに至つた。
すなわち、本発明は、ポリオキシアルキレン化合物1
00重量部当り、五酸化リン0.005〜0.5重量部
を添加し、ます50℃以下の温度で次いで70〜150
℃の温度で処理したのち、これを中和することからなる
ポリオキシアルキレン化合物の脱臭処理方法である。
本発明におけるポリオキシアルキレン化合物の代表的な
ものとしては、活性水素を有する化合物にアルキレンオ
キシドを付加重合させて得られるものをあげることがで
き、この活性水素を有する化合物としては、アルコール
類、たとえばメタノール、イソプロパノール、ブタノー
ル、2−エチルヘキサノール、2−ヘキシルデカノール
、ステアリルアルコールなどの一価の直鎖状もしくは側
鎖状の飽和もしくは不飽和のアルコール、エチレングリ
コール、プロピレングリコール、グリセリン、ペンタエ
リスリトール、ソルビトール、ラクチトールなどの多価
アルコールなど、フェノール類、たとえばフェノール、
オクチルフェノール、ジノニルフエノール、ビスフェノ
ールなど、セロソルブあるいはカルビトール類、たとえ
ばエチルセロソルブ、ブチルカルビトールなど、脂肪酵
類、たとえばラウリン酸、ステアリン酸などの一塩基酸
、コハク酸、アジピン酸などの多塩基酸、リンゴ酸など
のオキシカルボン酸などがあり、一方、アルキレンオキ
シドとしては炭素数2〜4のものが好ましく、たとえば
エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキ
シドなどをあげることができる。
本発明において、ポリオキシアルキレン化合物に五酸化
リンを添加するがその添加量は、ポリオキシアルキレン
化合物10唾量部に対し0.005〜0.5重量部、好
ましくは0.01〜0.鍾量部であり、2,7五酸化リ
ン酸の量が0.005重量部より少ないときは実質的な
脱臭効果をあげることができず、また、0.5重量部よ
り多い閂〜きはポリオキシアルキレン化合物の分子量の
大きさによつては無視できない程度の酸価を示し、これ
を中和すると粘度が上昇するなど物性の実質的変化を生
する場合があるので好ましくない。
本発明における脱臭処理は、低温処理、高温処理及び中
和の3段階で実施される。
第1段の低温処理は、50℃以下の温度で、好ましくは
10〜40℃の温度で、0.2〜3時間、好ましくは0
.5〜2時間行われ、第2段の高温処理は70〜150
℃の温度で、好ましくは80〜120℃の温度で、0.
5〜3時間、好ましくは0.5〜2時間行われる。低温
処理のみを行つた場合には、長時間処理しても実質的効
果は期待できす、また、高温処理のみを行つた場合は、
着色しかつ臭気も増大するので好ましくない。
高温処理において、温度が70′Cよりも低いときは低
温処理のみの場合と同様に実質的効果をあげることがで
きず、150℃より高いときはポリオキシレンアルキレ
ン化合物自体の熱劣化により品質低下を起すので好まし
くない。次に、第3段の中和に関しては、第2段の高温
処理に続けて行つても、あるいは未中和のまま保存し、
使用に際して用途に応じた処方を組むときに行つてもよ
い。本発明における中和剤としては、アルカリ金属の水
酸化物、アルカノールアミンなどをあげることができ、
その具体例として水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミンな
どがあげられる。これらの中和剤は、固体の場合にはフ
レーク状あるいは水溶液として、液体の場合にはそのま
まで用いることができる。中和率に関しては、五酸化リ
ンを添加し、低温処理及び高温処理を行つた後に存在す
る酸基の少くとも20%、好ましくは30〜80%であ
り、20%より低い場合には、実質的な効果が期待でき
ない。
中和の際の温度は特に限定されず、第2段の高温処理に
続けて中和を行う場合には、高温処理の際の温度と同じ
でもよく、あるいはそれ以下の温度であつてもよい。中
和に要する時間は約0.1〜2時間、好ましくは0.2
〜0.時間である。l また、本発明は、酸化防止剤の
存在下で行うことにより、脱臭効果をさらに向上させる
とができる。この際用いられる酸化防止剤としては、ジ
ブチルヒドロキシトルエンなど公知のものの中から適門
宜選択されればよく、添加量はポリオキシアルキレン化
合物100重量部に対し、通常0.001〜0.5重量
部、好ましくは0.01〜0.鍾量部である。
この場合、0.001重量部より少ないときは実質的な
効果の向上が期待できず、また、0.5重量部より多)
くてもその効果はほとんど同程度にとどまる。本発明の
脱臭処理方法によれば、脱触媒後の異臭あるいは不快臭
を有するポリオキシアルキレン化合物を実質的に無臭す
ることができ、しかもこの処理によつてポリオキシアル
キレン化合物の品質を損うことがない。さらに、本発明
は、空気雰囲気下で実施しても、窒素雰囲気下で実施す
るのと同等以上の効果を奏することができるという利点
もある。
本発明の脱臭処理方法は、従来の方法に比べ処理に要す
る時間を著しく短縮しうるばかりでなく、処理操作が簡
単であり、かつポリアルキレン化合物の実質的損失を伴
わないので極めて経済的である。
また、本発明の処理を行つて得られたポリオキシアルキ
レン化合物は、経時安定性が良好で臭気が再発生するこ
とがなく、実際の用途に応じた処方品においても同様で
あり、たとえば化粧品基剤として使用した場合でも香料
の香気を長期間にわたつて損わないので、広い用途に安
心して用いることができる。
次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
実施例1 温度計及びかくはん装置を取り付けた内容積300m1
のフラスコに臭気を有するポリオキシプロピレンモノブ
チルエーテル(平均分子量3000)120yを採取し
、これにジブチルヒドロキシトルエン0.06yを添加
して50〜60℃で完全に溶解した後40゜Cまで冷却
し、これに五酸化リン0.06yを添加し、空気雰囲気
下40゜Cで1時間かきまぜ、次いで温度を100℃ま
で上昇させさらに1時間かきませたのち、100℃で5
0%水酸化カリウム水溶液を0.15y添加して0.5
時間かきまぜたのち、室温まで冷却した。
このようにして得られた処理品は実質的に無臭であり、
水蒸気蒸留により精製したものと比べてほとんど差がな
かつた。
次に、この処理品を基剤として次に示す処方により液体
整髪量を調製した。
小℃ ノ』\ 10
●εこのようにして得られた液体整髪量は香料による香
気だけで、基剤による香気への影響はなかつた。
さらに、この整髪量について、50℃で3週間八IJた
朴跡ナノ;^J一訊ε 栄甜、小1分祁1斗PユLノレ
なく、また、キセノンランプを光源として紫外線照射試
験を1週間実施したが、上記の水蒸気留による精製品を
用いて行つた試験結果とほとんど差がなかつた。実施例
2 ポリオキシプロピレングリセリルエーテル(平均分子量
3000)を用いた以外は実施例1と同様に処理した。
この処理品は実質的に無臭であつた。次に、この処理品
を基剤として次に示す処方により液体整髪量を調製した
。得?れた液体整髪料について、実施例1と同様に保存
試験及び紫外線照射試験を行つたが、水蒸気蒸留による
精製品の場合とほとんど差がなかつた。
実施例3 ポリオキシエチレンポリオキシブチレンモノステアリル
エーテル(平均分子量180へオキシエチレン単位/オ
キシブチレン単位=1/9)を用い、五酸化リンを0.
10q1中和剤として50%水酸化ナトリウム水溶液0
.15gを用いた以外は実施例1と同様に処理し、得ら
れた処理品について実施例1と同様に液体整髪量を調製
して、保存試験及び紫外線照射試験を行つたところ、水
蒸気蒸留による精製品を用いて行つた場合と、ほとんど
同様の結果が得られた。
比較例1 50%水酸化カリウム水溶液によう中和を行なわない以
外は実施例1と同様に処理した。
この処理品について実施例1と同様に液体整髪料を調製
して、実施例1と同様に保存試験及び紫外線照射試験を
行つた。試験の結果、香気が試験前と比べて明確に変化
し、特に紫外線照射試験の場合に顕著であつた。比較例
2 実施例1で使用したのと同じ臭気を有するポリオキシプ
ロピレンモノブチルエーテルを100℃で窒素減圧下(
20Tfrf!THg以下)に2時間処理して実質的に
無臭にした。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポリオキシアルキレン化合物100重量部当り五酸
    化リン0.005〜0.5重量部を添加し、まず50℃
    以下の温度で、次いで70〜150℃の温度で処理した
    のち、これを中和することを特徴とするポリオキシアル
    キレン化合物の脱臭処理方法。 2 酸化防止剤の存在下で行う特許請求の範囲第1項記
    載の脱臭処理方法。
JP8998279A 1979-07-16 1979-07-16 ポリオキシアルキレン化合物の脱臭処理方法 Expired JPS6042814B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH035850U (ja) * 1989-06-08 1991-01-21
JPH07317202A (ja) * 1994-05-23 1995-12-05 Daido Hoxan Inc 建造物・構造物用材料

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH035850U (ja) * 1989-06-08 1991-01-21
JPH07317202A (ja) * 1994-05-23 1995-12-05 Daido Hoxan Inc 建造物・構造物用材料

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