JPS6043328B2 - 軟膏の基剤 - Google Patents

軟膏の基剤

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JPS6043328B2
JPS6043328B2 JP5775081A JP5775081A JPS6043328B2 JP S6043328 B2 JPS6043328 B2 JP S6043328B2 JP 5775081 A JP5775081 A JP 5775081A JP 5775081 A JP5775081 A JP 5775081A JP S6043328 B2 JPS6043328 B2 JP S6043328B2
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JP
Japan
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ointment base
base
ointment
weight
thickener
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Expired
Application number
JP5775081A
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English (en)
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JPS57171913A (en
Inventor
典子 石谷
睦 澁谷
文夫 田中
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Showa Yakuhin Kako Co Ltd
Original Assignee
Showa Yakuhin Kako Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は湿潤した粘膜面又は皮膚面に粘着する。
ことが可能な軟膏基剤に関する。 従来より人体皮膚面
の治療剤型として粉末状、液状または軟膏状のものが使
用されて来ているが、湿潤面又は湿潤粘膜面(例えは口
腔内粘膜面など)には特殊な組成をもつ軟膏が使用され
てい一る。
このような湿潤面に適用される軟膏(医薬)製品は一般
的にワセリンなどの油性基剤(主剤) にカルボキシメ
チルセルロースナトリウム(以下にCMCと略記する)
などの粘着性または増粘性のある増粘剤を練和したもの
を基剤とし、これに対し医薬成分〔好適な例として合成
副腎皮質ホルモンのデキサメタゾン(0.1%)〕を配
合して得られるものである。油性基剤(主剤)としてワ
セリンのほかに流動パラフィンまたはこれらの混合物、
流動パラフィンをポリエチレンで増結したプラステイベ
ース(商品名)(昭和薬品工KK販1売)等のパラフィ
ン系炭化水素が主として使用され又、増粘剤としてCM
Cのほかデキストリン、アラビアガム、アルギン酸ナト
リウム、ポリアクリル酸ナトリウム(以下にPANと略
記する)、ペクチン、ゼラチン、メチルセルロース(以
下にMCと略記する)、ヒドロキシプロピルセルロース
(以下に■℃と略記する)、及びポリビニルアルコール
等が使用されている。 既存技術としては特開昭51−
384ト号公報の発明があり、この特許請求の範囲に記
載された発明の主要部にはワセリンのような油性化合物
と、増粘剤としてPANとを用い、必要に応じて結合剤
、着色剤、滑沢剤、矯味剤又は矯臭剤を添加し混合した
軟膏基剤と記載されており、実施例にワセリン60gと
PAN30flとを混合した軟膏基剤の例が記載されて
いる。該既存技術の特徴としてPANの分散力、粘着性
及び増粘性がすぐれこのため局所に強力に付着し、膨潤
した後に製剤は徐々に溶解し、含まれる薬物が殆んど均
一に溶出してくることが記載されている。この既存技術
の例について考慮せねばならないことは軟膏基剤に混合
されているPANの量であつて、PANのもつナトリウ
ムイオンの量は相当多く、従つて配合する薬剤は制約を
うけるので禁忌と予想されるものにテトラサイクリンな
どがあり、酸と塩をつくる薬剤には悪い影響を与え易い
。又、口腔内に使用した際にPANは特有の強いヌルヌ
ル感を与えるから感触的な面で改良が望まれていた。本
発明者らは以上の点について種々検討した結果無機イオ
ンを含ます、油性基剤(主剤)、粘着剤及びこれらに対
して配合される医薬成分との混和性が良く、かつ分散性
にすぐれた軟膏基剤であつて、これを湿潤面に適用した
場合に粘着力が強く、塗布感もすぐれ、口腔内でヌルヌ
ル感もなく、無味無刺激性の白色半透明の軟膏基剤の創
製に成功した。
従つて本発明の目的は該軟膏基剤を提供することにある
。又、本発明の効果は該軟膏基剤が上記の優秀な諸性質
を達成したことある。本発明の軟膏基剤は、詳しくはパ
ラフィン系の炭化水素化合物としてワセリン又はプラス
テイベース、流動パラフィンなどの油性基剤を主剤(第
一成分)とし、これに対し助剤(第二成分)としてカル
ボキシビニルポリマー(以下にCVPと略記する)を用
い、更に第三成分として増粘剤を混合し練和することに
よつて製造される。次に本発明の構成の詳細について説
明する。
油性基剤については上述の通りで公知のものを単独ない
し組合わせて使用する。本発明の軟膏の基剤において主
剤である油性基剤の全基剤中の含有率は実用上60〜8
唾量%である。
助剤であるCVPはアクリル酸とアリル化多価アルコー
ルとの共重合体であり、このCVPの添加が本発明の一
特徴である。
CVPは白色の粉末で水に接し直ち膨潤し、徐々に溶解
する。厚生省「化粧品原料基準」によればCVPの詳細
な化学構造は明らかにされていないが特公昭32−41
41号公報及び米国特許第2798053号(1957
)明細書から主としてアクリル酸と少量のアリルシヨ糖
との共重合体と考えられており、分子量は10防〜30
防である。メルクインデクス(W版)にはカルボキシポ
リメチレン、慣用名カルボボール(但し正確にはグツド
リツチ社製品の商品名である)と記載されている。本発
明で好適に使用されるCVP市販品は和光純薬KK製…
■ISWAKO8である。従来技術においてはCVPは
専ら水系又は水相)とおいて塩基性物質との塩を作らせ
、特異な増粘物質として使用されて来たものであり、本
発明のごとき、原末を味加工のまま油性基剤に懸濁せし
めることは行われなかつた。即ち本発明者らによればC
VPは分散性にすぐれており、すなわちワセリンなどの
油性基剤(主剤)と増粘剤及び医薬成分との混和性を増
しかつ、これら組織相互の分散性を向上せしめ、また同
時に湿潤部に塗布した際に医薬成分の自然放出が徐々に
行われるように医薬成分が均一に分散され保持される。
これにより医薬効果が増大する。これらの特性はCVP
の分子内に−COOH又は−0Hのような附着性や分散
性に寄与する極性基が存在し、一面粘着剤の親水性を抑
制しているためと考えられる。又、CVPは無機の金属
塩と結合していないため処方される医薬成分との相互作
用においても不都合を生じさせるおそれが少い。このこ
とも本発明の大きな特徴の一つである。CVPの添加量
は軟膏基剤中に少くとも2重量%、好ましくは5重量%
前後の量であることが望ましく、2重量%以下の使用で
は粘着性が認められず、1鍾量%以上に使用しても粘着
性の向上は認められずコストとの兼ねあいから云つて不
経済である。本発明の軟膏基剤において第三の必須成分
として配合される増粘剤としては従来技術における公』
知の増粘剤のほとんどすべてを用いることが可能である
が、本発明者らの研究によればCMClMClHPC等
のセルロース誘導体が適当で就中MCが好適であつた。
添加量は軟膏基剤中に少くとも1鍾量%以上、好ましく
は2呼量%前後の量門であることが望ましく、上記のC
VP及び油性基剤と練和して所望の稠度の軟膏基剤を得
るよう調節する機能を持つが、概略15〜3哩量%の量
であることができる。かくして得られた油性基剤+CV
P+セルローノス誘導体の三種の必須成分(但し三者の
全合計は10踵量%を越えない)より成る本発明の軟膏
基剤は、白色、半透明、無味、無臭、無刺激であつて処
方される薬剤との不都合が少いばかりでなく湿潤患部へ
の付着性、更に付着部位での保着性に優れており口腔内
に適用したときに、不快ヌルヌル感がない。
しかして患部において医薬成分は確実に徐々に放出され
、かつ医薬効果は長く持続する。
医薬成分として配合される薬剤はインシュリン、ステロ
イドホルモンなどのホルモン剤、抗生物質のテトラサイ
クリン、オキシテトラサイクリン、アミノベンジルペニ
シリン、殺菌及び消毒剤のクロルヘキシジン、ヨウ素ピ
ロリドン、アズレン、クロロフィル銅ナトリウムなどで
ある。実施例1 プラステイベースー50W(商品名)60.9y1カル
ボキシビニルポリマー3f及びメチルセルロース27y
を二ーダーで良く混和することによつて本発明の軟膏基
剤を製造した。
これとは別にプレドニゾロン0.1Vとプラステイベー
スー50W99とを十分に練和したものを医薬成分とし
、これを上記の軟膏基剤に加え、真空攪拌して混合しチ
ューブに充填すると医薬としての軟膏製品が得られる。
実施例2プラステイベースー50W60.9g、カルボ
キシビニルポリマー6y及びヒドロキシプロピルメチル
セルロース20yを捕潰機で良く混和して本発明の軟膏
基剤を製造した。
これにトリアムシノロンアセトニド(医薬成分)0.1
yを全質均等に混和し、1本5g宛チューブに分注すれ
ば医薬としての軟膏製品が得られる。実施例3 局方ワセリン99、マイクロクリスタンワツクス25y
1局方流動パラフィン60y及びデキストリン脂肪酸エ
ステル6yを油浴中で120℃に加温して溶解し良く混
和し、約30′Cに冷却し、油性基剤とする。
この油性基剤76.9y1カルボキシビニルポリマー3
V及び局方カルボキシメチルセルロースNa2Oyを混
合し全質均等とすることにより本.発明の軟膏基剤を製
造した。この際に同時に局方デキサメタゾン(医薬成分
)0.1yを混合しチューブに充填することにより医薬
としての軟膏製品を得ることができる。以上の実施例に
より製造された本発明の軟膏基剤はその中に含む油性基
剤、粘着剤及び医薬成分の相互の混和性が良くかつ分散
性にすぐれた軟膏(医薬)製品を与え、これを湿潤面に
適用した場合に粘着力が強く塗布感をすぐれ口腔内でヌ
ルヌノル感もなく無味で無刺激である。
試験例実施例3で得られた軟膏製品は99.9fの軟膏
基剤に対し0.1yのデキサメタゾン(イ).1重量%
)を配合したものである。
本品の主薬(デキサメタゾ・ン)含有率は0.1%と希
薄であるので生体(実験動物)に適用してその個体の血
中移行主薬濃度を測定することが困難であるから主薬の
示す薬理効果(肉芽腫形成抑制効果又は毛細血管透過性
克進抑制効果)を指標として実験を行い間接的に主薬゛
の吸収状況を示すことができる。一群8匹の雄ハムスタ
ーに対しその頬袋の中に滅菌された綿球(15±1Tf
Lg)を挿入して起炎させ、綿球とそれを包む肉芽組織
とを取出し、乾燥重量から綿球重量を差引いた肉芽腫(
乾燥)重量を左側頬袋(対照)と右側頬袋(その粘膜に
本品塗布)とについて試験開始6日後に測定した〔コッ
トンペレット法(文献:田村、藤井:薬理と治療VOl
.lO、NO.l2、6693−6697、1982)
〕。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 主剤としてパラフィン系炭化水素化合物の60〜8
    0重量%、助剤としてカルボキシビニルポリマーの2〜
    10重量%及び増粘剤の10〜30重量%を含有するこ
    と但し三者の全合計は100重量%を越えないことを特
    徴する軟膏の基剤。 2 主剤としてのパラフィン系炭化水素化合物がワセリ
    ン、マイクロクリスタリンワックス、固形パラフィン、
    又は流動パラフィンであるか或いはこれらの混合物であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の軟膏
    の基剤。 3 助剤としてのカルボキシビニルポリマーがアクリル
    酸とアリル化多価アルコールとの共重合体よりなること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の軟膏の基剤
    。 4 増粘剤がセルロース誘導体であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の軟膏の基剤。
JP5775081A 1981-04-16 1981-04-16 軟膏の基剤 Expired JPS6043328B2 (ja)

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