JPS6043905B2 - 高導電性耐熱銅合金材の製造方法 - Google Patents
高導電性耐熱銅合金材の製造方法Info
- Publication number
- JPS6043905B2 JPS6043905B2 JP11734379A JP11734379A JPS6043905B2 JP S6043905 B2 JPS6043905 B2 JP S6043905B2 JP 11734379 A JP11734379 A JP 11734379A JP 11734379 A JP11734379 A JP 11734379A JP S6043905 B2 JPS6043905 B2 JP S6043905B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy material
- alloy
- manufacturing
- copper alloy
- highly conductive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Heat Treatment Of Nonferrous Metals Or Alloys (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、すぐれた導電性を耐熱性を有する従来公知
のCu−Ag合金(Ag: 0.03〜0.3重量%含
有)と同等な特性をもつた銅合金材の製造方法に関する
ものである。
のCu−Ag合金(Ag: 0.03〜0.3重量%含
有)と同等な特性をもつた銅合金材の製造方法に関する
ものである。
一般に、上記従来Cu−Ag合金は、上記のようにすぐ
れた導電性と耐熱性を有していることから、高級導電材
料として広範囲に亘つて使用されてきたが、近年の銀地
金価格の高騰による経済性の問題から、その使用範囲が
次第に制限されつつあるのが現状である。
れた導電性と耐熱性を有していることから、高級導電材
料として広範囲に亘つて使用されてきたが、近年の銀地
金価格の高騰による経済性の問題から、その使用範囲が
次第に制限されつつあるのが現状である。
そこで、上記従来ρu−Ag合金に代る安価な材料とし
て、高価なAgの含有量を減らして比較的安価なボロン
(B)を含有せしめたCu−Ag−B合金が提案された
が、このCu−Ag−B合金はすぐれた導電性をもつも
のの、耐熱性の点で上記従来Cu−Ag合金に比して劣
るものであつた。
て、高価なAgの含有量を減らして比較的安価なボロン
(B)を含有せしめたCu−Ag−B合金が提案された
が、このCu−Ag−B合金はすぐれた導電性をもつも
のの、耐熱性の点で上記従来Cu−Ag合金に比して劣
るものであつた。
しかして、本発明者等は、上述のような観点から、すぐ
れた導電性を有するCu−Ag−B合金に着目し、この
合金の耐熱性改善をはかるべく研究を行なつた結果、C
u−Ag−B合金素材の成分組成を、重量%で、B:0
.0005〜0.01%、Ag:0.01〜0.08%
、Cuおよび不可欠不純物:残りから構成すると共に、
このCu−Ag−B合金素材に対して、700*C以上
の温度で熱間加工または中間焼鈍した後、急冷し、つい
で冷間加工を施すことからなる基本的工程の処理を施す
と、この結果得られたCu−Ag−B合金材はすぐれた
導電性と耐熱性を兼ね備えたものになるという知見を得
たのである。この発明は、上記知見にもとづいてなされ
たものであり、以下に成分組成範囲、および熱間加工ま
たは中間焼鈍の温度を上記の通りに限定した理由を説明
する。
れた導電性を有するCu−Ag−B合金に着目し、この
合金の耐熱性改善をはかるべく研究を行なつた結果、C
u−Ag−B合金素材の成分組成を、重量%で、B:0
.0005〜0.01%、Ag:0.01〜0.08%
、Cuおよび不可欠不純物:残りから構成すると共に、
このCu−Ag−B合金素材に対して、700*C以上
の温度で熱間加工または中間焼鈍した後、急冷し、つい
で冷間加工を施すことからなる基本的工程の処理を施す
と、この結果得られたCu−Ag−B合金材はすぐれた
導電性と耐熱性を兼ね備えたものになるという知見を得
たのである。この発明は、上記知見にもとづいてなされ
たものであり、以下に成分組成範囲、および熱間加工ま
たは中間焼鈍の温度を上記の通りに限定した理由を説明
する。
(a)B成分の含有量
B成分には合金の耐熱性を改善する作用があるが、その
含有量が0.0005%未満では所望の満足する耐熱性
を確保することができず、一方0.01%を越えて含有
させてもより一層の耐熱性改善効果が期待できないばか
りか、導電性が害なわれるようになることから、その含
有量を0.0005〜0.01%を定めた。
含有量が0.0005%未満では所望の満足する耐熱性
を確保することができず、一方0.01%を越えて含有
させてもより一層の耐熱性改善効果が期待できないばか
りか、導電性が害なわれるようになることから、その含
有量を0.0005〜0.01%を定めた。
(b)Ag成分の含有量
例えば良好な巻線性を具備するためには、合金は十分な
強度をもつことが必要であり、したがつてAg成分はか
かる合金強度向上をはかるために含有されるが、その含
有量が0.01%未満では所望の高強度を確保すること
ができず、一方0.08%を越えた含有は、〜含有量の
低減効果が失なわれ、経済的でないことから、その含有
量を0.0−0.08%と定めた。
強度をもつことが必要であり、したがつてAg成分はか
かる合金強度向上をはかるために含有されるが、その含
有量が0.01%未満では所望の高強度を確保すること
ができず、一方0.08%を越えた含有は、〜含有量の
低減効果が失なわれ、経済的でないことから、その含有
量を0.0−0.08%と定めた。
(c)熱間加工または中間焼鈍の温度
熱間加工温度も中間焼鈍温度も、この発明のCU−Ag
−B合金材の耐熱性に著しい影響を及ぼす要因であつて
、その温度が700℃未満では合金に所望のすぐれた耐
熱性を確保することができないのである。
−B合金材の耐熱性に著しい影響を及ぼす要因であつて
、その温度が700℃未満では合金に所望のすぐれた耐
熱性を確保することができないのである。
このようにすぐれた耐熱性を合金材に付与するためには
700℃以上の温度での熱間加工または中間焼鈍処理が
必要なのである。つぎに、この発明の方法を実施例によ
り具体的に説明する。
700℃以上の温度での熱間加工または中間焼鈍処理が
必要なのである。つぎに、この発明の方法を実施例によ
り具体的に説明する。
実施例
通常の溶解法にしたがつて無酸素銅とタフピツチ銅とを
それぞれ別個に溶解し、これに所定量のBおよびAgを
添加含有させることによつて第1表に示される最終成分
組成をもつた溶湯を調整し、鋳造し、ついでこの結果得
られた直径40T!Rlnφ×長さ12−の寸法をもつ
たインゴット素材に、同じく第1表に示される熱間加工
温度で抽出加工を施して直径8?φの寸法とし、熱間加
工完了後、直ちに水冷し、最終的に、これに90%加工
度で冷間伸線加工を施すことによつて直径2.6=φを
有する本発明合金材1〜6および比較合金材1〜6をそ
れぞれ製造した。
それぞれ別個に溶解し、これに所定量のBおよびAgを
添加含有させることによつて第1表に示される最終成分
組成をもつた溶湯を調整し、鋳造し、ついでこの結果得
られた直径40T!Rlnφ×長さ12−の寸法をもつ
たインゴット素材に、同じく第1表に示される熱間加工
温度で抽出加工を施して直径8?φの寸法とし、熱間加
工完了後、直ちに水冷し、最終的に、これに90%加工
度で冷間伸線加工を施すことによつて直径2.6=φを
有する本発明合金材1〜6および比較合金材1〜6をそ
れぞれ製造した。
なお、第1表において、B含有量はCu中の残留固溶量
を示し、また酸素含有量は原料として無酸素銅およびタ
フピツチ銅のいずれを使用してもよいことを示す意味で
参考までに示した。
を示し、また酸素含有量は原料として無酸素銅およびタ
フピツチ銅のいずれを使用してもよいことを示す意味で
参考までに示した。
さらに、第1表における比較合金1,5はBを含有しな
いもの、比較合金2,3はAgの含有量がこの発明の範
囲から低い方に外れたもの、比較合金5,6は熱間加工
温度がこの発明の範囲から低い方に外れたものを示し、
さらに比較合金7,8として従来公知のCu−Ag合金
材を示した。
いもの、比較合金2,3はAgの含有量がこの発明の範
囲から低い方に外れたもの、比較合金5,6は熱間加工
温度がこの発明の範囲から低い方に外れたものを示し、
さらに比較合金7,8として従来公知のCu−Ag合金
材を示した。
Claims (1)
- 1 B:0.0005〜0.01重量%、Ag:0.0
1〜0.8重量%、Cuおよび不可避不純物:残りから
組成を有するCu合金素材を、700℃以上の温度で熱
間加工または中間焼鈍した後、急冷し、ついで冷間加工
を施すことを特徴とする高導電性耐熱銅合金材の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11734379A JPS6043905B2 (ja) | 1979-09-14 | 1979-09-14 | 高導電性耐熱銅合金材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11734379A JPS6043905B2 (ja) | 1979-09-14 | 1979-09-14 | 高導電性耐熱銅合金材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5644759A JPS5644759A (en) | 1981-04-24 |
| JPS6043905B2 true JPS6043905B2 (ja) | 1985-10-01 |
Family
ID=14709348
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11734379A Expired JPS6043905B2 (ja) | 1979-09-14 | 1979-09-14 | 高導電性耐熱銅合金材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6043905B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6289520A (ja) * | 1985-10-15 | 1987-04-24 | Tatsuta Electric Wire & Cable Co Ltd | 電子機器部品用端子リ−ド線の接造方法 |
| US5106701A (en) * | 1990-02-01 | 1992-04-21 | Fujikura Ltd. | Copper alloy wire, and insulated electric wires and multiple core parallel bonded wires made of the same |
| US6077364A (en) * | 1997-06-30 | 2000-06-20 | Phelps Dodge Industries, Inc. | Copper trolley wire and a method of manufacturing copper trolley wire |
| JP2001295010A (ja) * | 2000-04-17 | 2001-10-26 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 高強度・高導電率Cu−Ag合金板材の特性調整方法及び高強度・高導電率Cu−Ag合金板材の製造方法 |
-
1979
- 1979-09-14 JP JP11734379A patent/JPS6043905B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5644759A (en) | 1981-04-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3677745A (en) | Copper base composition | |
| US2842438A (en) | Copper-zirconium alloys | |
| US3778318A (en) | Copper base composition | |
| US3522112A (en) | Process for treating copper base alloy | |
| JPS6132386B2 (ja) | ||
| JPS6216269B2 (ja) | ||
| US3019102A (en) | Copper-zirconium-hafnium alloys | |
| US3017268A (en) | Copper base alloys | |
| JPS6328971B2 (ja) | ||
| JPS5952943B2 (ja) | 高耐熱性および高導電性を有するCu合金 | |
| US3347717A (en) | High strength aluminum-bronze alloy | |
| JPS58213847A (ja) | 電気電子部品用銅合金及びその製造法 | |
| JP3325641B2 (ja) | 高強度高導電率銅合金の製造方法 | |
| JPS63293146A (ja) | 導電用高力耐熱アルミニウム合金の製造方法 | |
| JP2945208B2 (ja) | 電気電子機器用銅合金の製造方法 | |
| JPS5952941B2 (ja) | 高導電性耐熱Cu合金 | |
| JPS628491B2 (ja) | ||
| JPS6017039A (ja) | 耐熱性、機械的特性、加工性及び導電性に優れた銅合金 | |
| JPH0152468B2 (ja) | ||
| JPH0243811B2 (ja) | ||
| US3107998A (en) | Copper-zirconium-arsenic alloys | |
| CN111575557B (zh) | 一种高导电铝合金及其热处理工艺 | |
| JPS62243750A (ja) | 耐応力緩和特性に優れた銅合金の製造方法 | |
| US4139372A (en) | Copper-based alloy | |
| JP2539478B2 (ja) | テルル含有銅合金の製造法 |