JPS6045023B2 - 鋳物用不飽和ポリエステル樹脂被覆砂の製造方法 - Google Patents
鋳物用不飽和ポリエステル樹脂被覆砂の製造方法Info
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- JPS6045023B2 JPS6045023B2 JP56000737A JP73781A JPS6045023B2 JP S6045023 B2 JPS6045023 B2 JP S6045023B2 JP 56000737 A JP56000737 A JP 56000737A JP 73781 A JP73781 A JP 73781A JP S6045023 B2 JPS6045023 B2 JP S6045023B2
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- B22C1/2266—Polyesters; Polycarbonates
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- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K3/00—Use of inorganic substances as compounding ingredients
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鋳物砂を結合して中子又は鋳型を形成する際
に使用する鋳物砂の結合用樹脂組成物で、特に架橋剤を
必要としない不飽和ポリエステル樹脂被覆砂の製造方法
に関するものである。
に使用する鋳物砂の結合用樹脂組成物で、特に架橋剤を
必要としない不飽和ポリエステル樹脂被覆砂の製造方法
に関するものである。
従来中子又は鋳型を形成する際は、フェノール樹脂を
使用した樹脂被覆砂を用いてきたが、この樹脂被覆砂を
焼成して製造した中子又は鋳型は強度が高く取り扱い易
い事、硬化強度が大きいので短時間成形が可能である事
等の利点があるため広く用いられているが、その反面フ
ェノール樹脂の 焼成成形時にアンモニアガスが発生し
環境を悪くする欠点、あるいは溶湯温度が鋳鉄よりはる
かに低いアルミニウム合金鋳物等の中子又は鋳型として
使用した場合、溶湯熱でのフェノール樹脂が不完全分解
のため炭化状態となり鋳造後の中子又は鋳型はさらに強
度付加され、砂落しが極めて困難となり、特に中子とし
て使用した場合は、約500℃で鋳物ごと加熱して炭化
状態のフェノール樹脂を分解する「砂焼き」と言う工程
を必要とする欠点を有していた。
使用した樹脂被覆砂を用いてきたが、この樹脂被覆砂を
焼成して製造した中子又は鋳型は強度が高く取り扱い易
い事、硬化強度が大きいので短時間成形が可能である事
等の利点があるため広く用いられているが、その反面フ
ェノール樹脂の 焼成成形時にアンモニアガスが発生し
環境を悪くする欠点、あるいは溶湯温度が鋳鉄よりはる
かに低いアルミニウム合金鋳物等の中子又は鋳型として
使用した場合、溶湯熱でのフェノール樹脂が不完全分解
のため炭化状態となり鋳造後の中子又は鋳型はさらに強
度付加され、砂落しが極めて困難となり、特に中子とし
て使用した場合は、約500℃で鋳物ごと加熱して炭化
状態のフェノール樹脂を分解する「砂焼き」と言う工程
を必要とする欠点を有していた。
本発明者等は、上述の如くアルミニウム合金鋳物等の
ように低い溶湯温度の鋳物にフェノール樹脂被覆砂を用
いた場合の諸欠点を改善すべく鋭意研究した結果、既に
フェノール樹脂に代えて不飽和ポリエステル樹脂を主成
分とした樹脂被覆砂を発明し、鋳造後の崩壊性を著しく
向上させ、かつ中子又は鋳型を作製する際の刺激臭の低
減を行なつてきた。
ように低い溶湯温度の鋳物にフェノール樹脂被覆砂を用
いた場合の諸欠点を改善すべく鋭意研究した結果、既に
フェノール樹脂に代えて不飽和ポリエステル樹脂を主成
分とした樹脂被覆砂を発明し、鋳造後の崩壊性を著しく
向上させ、かつ中子又は鋳型を作製する際の刺激臭の低
減を行なつてきた。
しかしながらこの発明においては、不飽和ポリエステル
樹脂に常温で液体の架橋剤を使用しているため、樹脂被
覆砂が若干の粘着性を有するので、流動性が悪く特に薄
肉部を有する中子又は鋳型を焼成成形する際に薄肉部に
相当する部分の成形型空間への該樹脂被覆砂の充填が不
充分になる場合を生じる問題点を有している。 本発明
者はこの不飽和ポリエステル樹脂被覆砂についてさらに
種々の研究を行なつた結果、ここに架橋剤を全く必要と
しない不飽和ポリエステル樹脂被覆砂の製造方法を開発
し、問題点であつた樹脂被覆砂の粘着性の問題を解決す
ることができた。
樹脂に常温で液体の架橋剤を使用しているため、樹脂被
覆砂が若干の粘着性を有するので、流動性が悪く特に薄
肉部を有する中子又は鋳型を焼成成形する際に薄肉部に
相当する部分の成形型空間への該樹脂被覆砂の充填が不
充分になる場合を生じる問題点を有している。 本発明
者はこの不飽和ポリエステル樹脂被覆砂についてさらに
種々の研究を行なつた結果、ここに架橋剤を全く必要と
しない不飽和ポリエステル樹脂被覆砂の製造方法を開発
し、問題点であつた樹脂被覆砂の粘着性の問題を解決す
ることができた。
本発明の特徴は鋳砂に被覆した、常温では固体で、かつ
粘着性が無い不飽和ポリエステル樹脂を中子あるいは鋳
型に成形し焼成する段階に於いて自己架橋で硬化反応を
進ませるようにするためこの硬化反応を起こさせる重合
開始剤を、該不飽和ポリエステル樹脂と全く溶解性がな
い有機溶剤に溶解し、該溶剤と不飽和ポリエステル樹脂
とを熱した砂に添加して樹脂被覆砂を作製することにあ
る。さらに詳しくは、鋳物砂に結合用の樹脂(本発明の
場合不飽和ポリエステル樹脂)を添加し、鋳物砂の熱で
樹脂を溶融しつつ被覆する過程で、前述の重合開始剤を
溶解した有機溶剤を添加すると、鋳物砂の熱で有機溶剤
は揮発除去され、重合開始剤のみ樹脂中に混合される。
不飽和ポリエステル樹脂と溶解性がある有機溶剤を用い
ると有機溶剤も樹脂中に混合され、作製した樹脂被覆砂
に粘着性が生じることになり好ましくない。本発明に供
試し得る不飽和ポリエステル樹脂は、少くとも一種のエ
チレン性不飽和二重結合を有する多価カルボン酸類又は
その無水物と多価アルコールとのエステル化反応又はエ
ステル交換反応によつて生成される。該不飽和ポリエス
テル樹脂の高温特性、特に高温強度を向上させるために
、該エチレン性不飽和二重結合を有する多価カルボン酸
類又はその無水物の一部をエチレン性不飽和二重結合を
有しない多価カルボン酸類又はその無水物又はそのアル
キルエステル類又はモノカルボン酸類に代替することも
可能である。上記の少くとも一種のエチレン性不飽和二
重結合を有する多価カルボン酸類又はその無水物として
は、例えば無水マレイン酸、マレイン酸、フマル酸、イ
タコン酸、シトラコン酸メサコン酸等がある。
粘着性が無い不飽和ポリエステル樹脂を中子あるいは鋳
型に成形し焼成する段階に於いて自己架橋で硬化反応を
進ませるようにするためこの硬化反応を起こさせる重合
開始剤を、該不飽和ポリエステル樹脂と全く溶解性がな
い有機溶剤に溶解し、該溶剤と不飽和ポリエステル樹脂
とを熱した砂に添加して樹脂被覆砂を作製することにあ
る。さらに詳しくは、鋳物砂に結合用の樹脂(本発明の
場合不飽和ポリエステル樹脂)を添加し、鋳物砂の熱で
樹脂を溶融しつつ被覆する過程で、前述の重合開始剤を
溶解した有機溶剤を添加すると、鋳物砂の熱で有機溶剤
は揮発除去され、重合開始剤のみ樹脂中に混合される。
不飽和ポリエステル樹脂と溶解性がある有機溶剤を用い
ると有機溶剤も樹脂中に混合され、作製した樹脂被覆砂
に粘着性が生じることになり好ましくない。本発明に供
試し得る不飽和ポリエステル樹脂は、少くとも一種のエ
チレン性不飽和二重結合を有する多価カルボン酸類又は
その無水物と多価アルコールとのエステル化反応又はエ
ステル交換反応によつて生成される。該不飽和ポリエス
テル樹脂の高温特性、特に高温強度を向上させるために
、該エチレン性不飽和二重結合を有する多価カルボン酸
類又はその無水物の一部をエチレン性不飽和二重結合を
有しない多価カルボン酸類又はその無水物又はそのアル
キルエステル類又はモノカルボン酸類に代替することも
可能である。上記の少くとも一種のエチレン性不飽和二
重結合を有する多価カルボン酸類又はその無水物として
は、例えば無水マレイン酸、マレイン酸、フマル酸、イ
タコン酸、シトラコン酸メサコン酸等がある。
又上記のエチレン性不飽和二重結合を有しない多価カル
ボン酸又はその無水物又はそのアルキルエステル類とし
ては、例えばテレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、
無水フタル酸、ジメチルテレフタレート、無水ハイミツ
ク酸、無水テトラヒドロフタル酸、無水メチルテトラヒ
ドロフタル酸、無水ヘキサヒドロフタル酸、コハク酸、
アジピン酸、無水トリメリット酸、無水ピロメリット酸
、トリスカルボキシエチルイソシアヌレート、ブタンテ
トラカルボン酸等がある。又上記のモノカルボン酸類と
しては、例えば安息香酸、アビエチン酸、脂肪酸等があ
る。上記の多価アルコールとしては、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジ
プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,
6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、トリ
メチルペンタンジオール、水添ビスフェノール、ジメチ
ロールシクロヘキサン、ポリイプシロンカプロラクトン
、メタキシレンジグリコール、トリメチロールエタン、
トリメチロールプロパン、グリセリン、ペンタエリスリ
トール、トリスヒドロキシエチルイソシアヌレート等が
ある。
ボン酸又はその無水物又はそのアルキルエステル類とし
ては、例えばテレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、
無水フタル酸、ジメチルテレフタレート、無水ハイミツ
ク酸、無水テトラヒドロフタル酸、無水メチルテトラヒ
ドロフタル酸、無水ヘキサヒドロフタル酸、コハク酸、
アジピン酸、無水トリメリット酸、無水ピロメリット酸
、トリスカルボキシエチルイソシアヌレート、ブタンテ
トラカルボン酸等がある。又上記のモノカルボン酸類と
しては、例えば安息香酸、アビエチン酸、脂肪酸等があ
る。上記の多価アルコールとしては、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジ
プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,
6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、トリ
メチルペンタンジオール、水添ビスフェノール、ジメチ
ロールシクロヘキサン、ポリイプシロンカプロラクトン
、メタキシレンジグリコール、トリメチロールエタン、
トリメチロールプロパン、グリセリン、ペンタエリスリ
トール、トリスヒドロキシエチルイソシアヌレート等が
ある。
本発明で用いる不飽和ポリエステル樹脂は、上記の原料
を通常150〜250℃の温度で加熱混合し、反応によ
つて生成する水又はアルコールを反応系外に溜去するこ
とによつて製造する。
を通常150〜250℃の温度で加熱混合し、反応によ
つて生成する水又はアルコールを反応系外に溜去するこ
とによつて製造する。
又本発明の不飽和ポリエステル樹脂は自己架橋によつて
硬化反応が進むため、樹脂1000q中エチレン性不飽
和二重結合の含有量が3当量以上であることが好ましく
、3当量未満では、中子又は鋳型の鋳物砂結合用として
使用した時は成形強度が低下し実際の生産が不可能であ
るため、3当量以上になるようにエチレン性不飽和二重
結合を有する多価カルボン酸類等の量を選択する必要が
ある。本発明で用いる不飽和ポリエステル樹脂は、上記
の多価カルボン酸類等と多価アルコールの選択によつて
立体的対称性の程度が異なるため、結晶性を示す場合と
結晶性を示さない場合があるが、いずれも本発明に用い
ることが出来、鋳物砂結合用として使用する場合樹脂被
覆砂の製造における取り扱い、あるいは作製した樹脂被
覆砂の性能上、該不飽和ポリエステル樹脂は常温で粘着
性がなく、融点又は軟化点が60゜Cでありかつ融点又
は軟化点上限温度より30℃高い温度範囲で溶融粘度が
500ポイズ以下、好ましくは250ポイズ以下になる
ように製造条件を調整する必要がある。
硬化反応が進むため、樹脂1000q中エチレン性不飽
和二重結合の含有量が3当量以上であることが好ましく
、3当量未満では、中子又は鋳型の鋳物砂結合用として
使用した時は成形強度が低下し実際の生産が不可能であ
るため、3当量以上になるようにエチレン性不飽和二重
結合を有する多価カルボン酸類等の量を選択する必要が
ある。本発明で用いる不飽和ポリエステル樹脂は、上記
の多価カルボン酸類等と多価アルコールの選択によつて
立体的対称性の程度が異なるため、結晶性を示す場合と
結晶性を示さない場合があるが、いずれも本発明に用い
ることが出来、鋳物砂結合用として使用する場合樹脂被
覆砂の製造における取り扱い、あるいは作製した樹脂被
覆砂の性能上、該不飽和ポリエステル樹脂は常温で粘着
性がなく、融点又は軟化点が60゜Cでありかつ融点又
は軟化点上限温度より30℃高い温度範囲で溶融粘度が
500ポイズ以下、好ましくは250ポイズ以下になる
ように製造条件を調整する必要がある。
本発明において、不飽和ポリエステル樹脂の重合反応を
起こさせるために重合開始剤を用いる。
起こさせるために重合開始剤を用いる。
この重合開始剤の添加方法として有機溶剤に溶解する方
法をとるが、この時本発明に係る不飽和ポリエステル樹
脂とほとんど溶解性のない有機溶剤の選択が必要である
。本発明で使用する不飽和ポリエステル樹脂は常温で粘
着性のない固体であることが特徴であり、従つて従来の
常温で液状の不飽和ポリエステル樹脂のように、重合開
始剤の添加は常温で均一に混合することは不可能であり
、このためホットメルト法による樹脂被覆砂の作製工程
中で添加する方法を採用することになる。この際重合開
始剤を単独で添加すれば樹脂被覆砂に均一に混合するこ
とは困難であり、作製した樹脂被覆砂による中子又は焼
成成形強度を著しく低下させることになる。この場合重
合開始剤を有機溶剤に溶解し嵩を増すことが均一混合に
極めて有効であるが、この時使用し得る有機溶剤の具備
すべき条件として、本発明で使用する不飽和ポリエステ
ル樹脂と全く溶解性がないこと及び樹脂被覆砂作製過程
で砂の熱で揮発除去することができることである。不飽
和ポリエステル樹脂と全く溶解性がない有機溶剤とは、
具体的には本発明に係る不飽和ポリエステル樹脂1唾量
部と有機溶剤1呼量部をガラス容器にとり、いつたん不
飽和ポリエスーテル樹脂の融点又は軟化点以上に加温し
て混合攪拌した後、常温に冷却し不飽和ポリエステル樹
脂と有機溶剤とが分離するか、あるいは白濁する有機溶
剤である。上記した本発明に用いる有機溶剤は不飽和ポ
リエステル樹脂の化学構造に応じ選定されるが、該不飽
和ポリエステル樹脂が結晶性を有する場合には、脂肪族
炭化水素例えばヘキサン、ヘプタン、芳香族炭化水素例
えばベンゼン、トルエン、脂環族炭化水素例えばシクロ
ヘキサンアルコール類例えばメチルアルコール、エチル
アルコール、イソプロピルアルコール、エステル類例え
ば酢酸メチル、酢酸エチル、エーテル類例えばジエチル
エーテル、ジメチルエーテル、グリコールエーテル類例
えばエチレングリコールジメチルエーテル、ケトン類例
えばアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトン、塩化炭素類例えば四塩化炭素、クロロフォルム
、トリクロロエチレン等の広範な有機溶剤が単独又は混
合物で使用でき、結晶性を有しない場合には通常脂肪族
炭化水素例えばヘキサン、ヘプタン、アルコール類例え
ばメチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピル
アルコールが適当であり、結晶性を有する場合に較べ非
結晶性は用いられる有機溶剤の種類が制限される。
法をとるが、この時本発明に係る不飽和ポリエステル樹
脂とほとんど溶解性のない有機溶剤の選択が必要である
。本発明で使用する不飽和ポリエステル樹脂は常温で粘
着性のない固体であることが特徴であり、従つて従来の
常温で液状の不飽和ポリエステル樹脂のように、重合開
始剤の添加は常温で均一に混合することは不可能であり
、このためホットメルト法による樹脂被覆砂の作製工程
中で添加する方法を採用することになる。この際重合開
始剤を単独で添加すれば樹脂被覆砂に均一に混合するこ
とは困難であり、作製した樹脂被覆砂による中子又は焼
成成形強度を著しく低下させることになる。この場合重
合開始剤を有機溶剤に溶解し嵩を増すことが均一混合に
極めて有効であるが、この時使用し得る有機溶剤の具備
すべき条件として、本発明で使用する不飽和ポリエステ
ル樹脂と全く溶解性がないこと及び樹脂被覆砂作製過程
で砂の熱で揮発除去することができることである。不飽
和ポリエステル樹脂と全く溶解性がない有機溶剤とは、
具体的には本発明に係る不飽和ポリエステル樹脂1唾量
部と有機溶剤1呼量部をガラス容器にとり、いつたん不
飽和ポリエスーテル樹脂の融点又は軟化点以上に加温し
て混合攪拌した後、常温に冷却し不飽和ポリエステル樹
脂と有機溶剤とが分離するか、あるいは白濁する有機溶
剤である。上記した本発明に用いる有機溶剤は不飽和ポ
リエステル樹脂の化学構造に応じ選定されるが、該不飽
和ポリエステル樹脂が結晶性を有する場合には、脂肪族
炭化水素例えばヘキサン、ヘプタン、芳香族炭化水素例
えばベンゼン、トルエン、脂環族炭化水素例えばシクロ
ヘキサンアルコール類例えばメチルアルコール、エチル
アルコール、イソプロピルアルコール、エステル類例え
ば酢酸メチル、酢酸エチル、エーテル類例えばジエチル
エーテル、ジメチルエーテル、グリコールエーテル類例
えばエチレングリコールジメチルエーテル、ケトン類例
えばアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトン、塩化炭素類例えば四塩化炭素、クロロフォルム
、トリクロロエチレン等の広範な有機溶剤が単独又は混
合物で使用でき、結晶性を有しない場合には通常脂肪族
炭化水素例えばヘキサン、ヘプタン、アルコール類例え
ばメチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピル
アルコールが適当であり、結晶性を有する場合に較べ非
結晶性は用いられる有機溶剤の種類が制限される。
これらの有機溶剤は本発明で使用する不飽和ポリエステ
ル樹脂と相互に溶解性が無くても樹脂被覆砂に残存すれ
は樹脂被覆砂に粘着性を付与する原因となり好ましくな
い。
ル樹脂と相互に溶解性が無くても樹脂被覆砂に残存すれ
は樹脂被覆砂に粘着性を付与する原因となり好ましくな
い。
このため有機溶剤は、樹脂被覆砂作製工程で揮発除去す
ることができるものでなければならない。また、樹脂を
砂に被覆する過程では樹脂の硬化反応が起こらない条件
で行なうことが必要条件であり、不飽和ポリエステル樹
脂を使用した本発明では、硬化反応を起こさせる重合開
始剤の添加温度を1分半減期温度を上限温度として添加
混合することが好ましく、従つて重合開始剤を溶解する
有機溶剤もこの重合開始剤の1分半減期温度以下の沸点
温度を有するものを使用することがてきるが、好ましく
は120℃以下の沸点を有するものが有用である。使用
する有機溶剤は、樹脂を砂に被覆する工程で揮発除去す
るために、ガス化した有機溶剤の環境へ及ぼす影響も当
然考慮する必要があり、またコスト面からも安価なもの
が使用上有用で、特にエチルアルコールがこれらの条件
を満足する好ましい有機溶剤である。重合開始剤を溶解
する有機溶剤の量は、樹脂量に対して20〜功重量部が
適当てあり、2呼量部未満ては重合開始剤の不均一化を
生し、多すきると攪拌時間が長くかかり樹脂被覆層の剥
離を生じいずれの場合も強度低下を起こすので好ましく
ない。
ることができるものでなければならない。また、樹脂を
砂に被覆する過程では樹脂の硬化反応が起こらない条件
で行なうことが必要条件であり、不飽和ポリエステル樹
脂を使用した本発明では、硬化反応を起こさせる重合開
始剤の添加温度を1分半減期温度を上限温度として添加
混合することが好ましく、従つて重合開始剤を溶解する
有機溶剤もこの重合開始剤の1分半減期温度以下の沸点
温度を有するものを使用することがてきるが、好ましく
は120℃以下の沸点を有するものが有用である。使用
する有機溶剤は、樹脂を砂に被覆する工程で揮発除去す
るために、ガス化した有機溶剤の環境へ及ぼす影響も当
然考慮する必要があり、またコスト面からも安価なもの
が使用上有用で、特にエチルアルコールがこれらの条件
を満足する好ましい有機溶剤である。重合開始剤を溶解
する有機溶剤の量は、樹脂量に対して20〜功重量部が
適当てあり、2呼量部未満ては重合開始剤の不均一化を
生し、多すきると攪拌時間が長くかかり樹脂被覆層の剥
離を生じいずれの場合も強度低下を起こすので好ましく
ない。
本発明の不飽和ポリエステル樹脂に添加する重l合開始
剤としては、ベンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパ
ーオキサイド、ジターシヤリーブチルパーオキシアジペ
ート、ジクミルパーオキサイド、メチルエチルケトンパ
ーオキサイド、ターシヤリーブチルパーオキシベンゾエ
ート、クメンハーイドロパーオキサイド、アセチルパー
オキサイド、tーブチルハイドロパーオキサイド等の有
機過酸化物が挙げられる。
剤としては、ベンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパ
ーオキサイド、ジターシヤリーブチルパーオキシアジペ
ート、ジクミルパーオキサイド、メチルエチルケトンパ
ーオキサイド、ターシヤリーブチルパーオキシベンゾエ
ート、クメンハーイドロパーオキサイド、アセチルパー
オキサイド、tーブチルハイドロパーオキサイド等の有
機過酸化物が挙げられる。
中子又は鋳型の焼成成形の条件に合せて、これらの群の
うち1種あるいは2種以上を併用する。以下本発明の詳
細な説明例によつて説明する。
うち1種あるいは2種以上を併用する。以下本発明の詳
細な説明例によつて説明する。
実施例1フマル酸1126y1無水フタール酸44y1
エチレングリコール617y1ジエチレングリコール5
6yを攪拌機、温度計及び溜出水凝縮器を備えた反応槽
に仕込み、常法によるエステル縮合反応により酸価25
の不飽和ポリエステル樹脂を作成し、130℃まで冷却
した時点で約300Vをビーカーに取り出し、残りは室
温まで冷却し固化させた。この不飽和ポリエステル樹脂
は25A間後に粘着性のない固体となつたので、ジヨウ
クラツシヤーで粉砕し、9メッシュの標準篩によつて通
過した粉砕物を100yずつ1蒔分に分け、樹脂被覆砂
作製用樹脂とした。一方130℃で取り出した約300
yの不飽和ポリエステル樹脂は、オイルバスで保温し、
BL型回転粘度計を用いて130℃での溶融粘度を測つ
たところ58ポイズであつた。溶融粘度測定後、試料中
に温度計を挿入し、室温中に放置したところ、103゜
Cで固化が始まり不透明の結晶性不飽和ポリエステル樹
脂となつた。前述の10に分けた試料については、本発
明例としてエチルアルコールを有機溶剤として使用し6
種の樹脂被覆砂を作製し、残り4種の試料については、
不飽和ポリエステル樹脂の架橋剤として使用されている
スチレンモノマーを有機溶剤の代りに用い比較例として
4種の樹脂被覆砂の作製を行なつた。
エチレングリコール617y1ジエチレングリコール5
6yを攪拌機、温度計及び溜出水凝縮器を備えた反応槽
に仕込み、常法によるエステル縮合反応により酸価25
の不飽和ポリエステル樹脂を作成し、130℃まで冷却
した時点で約300Vをビーカーに取り出し、残りは室
温まで冷却し固化させた。この不飽和ポリエステル樹脂
は25A間後に粘着性のない固体となつたので、ジヨウ
クラツシヤーで粉砕し、9メッシュの標準篩によつて通
過した粉砕物を100yずつ1蒔分に分け、樹脂被覆砂
作製用樹脂とした。一方130℃で取り出した約300
yの不飽和ポリエステル樹脂は、オイルバスで保温し、
BL型回転粘度計を用いて130℃での溶融粘度を測つ
たところ58ポイズであつた。溶融粘度測定後、試料中
に温度計を挿入し、室温中に放置したところ、103゜
Cで固化が始まり不透明の結晶性不飽和ポリエステル樹
脂となつた。前述の10に分けた試料については、本発
明例としてエチルアルコールを有機溶剤として使用し6
種の樹脂被覆砂を作製し、残り4種の試料については、
不飽和ポリエステル樹脂の架橋剤として使用されている
スチレンモノマーを有機溶剤の代りに用い比較例として
4種の樹脂被覆砂の作製を行なつた。
本実施例の樹脂被覆砂の作製は、先ずエチルアルコール
10,20,30,40,50,60yにそれぞれ重合
開始剤ベンゾイルパーオキシサイド1.5y(不飽和ポ
リエステル樹脂10喧量部に1.5重量部添加)及びジ
クミルパーオキサイド1.5y(不飽和ポリエステル樹
脂100重量部に1.5重量部添加、従つて重合開始剤
合計3.0重量部添加となる)を溶解した。次に180
゜Cに予熱した日光けい砂4k9を遠州鉄工所(株)製
スピードミキサーに投入し攪拌を行ないながら該不飽和
ポリエステル樹脂100Vを160℃で投入しさらに攪
拌し砂熱で充分樹脂が溶融し砂粒に被覆するのをまつて
、重合開始剤を溶解したエチルアルコール液13yを投
入しさらに攪拌を続け、砂粒がブロッキング(樹脂の固
化のため砂粒同志がつながり塊状となる状態)し始めた
時点でステアリン酸カルシウム4y(不飽和ポリエステ
ル樹脂10哩量に対して4重量部)を添加し、さらに攪
拌を続け、砂粒が完全に分離した時点でスピードミキサ
ーより取り出して試料1の樹脂被覆砂を得た。同様に重
合開始剤を溶解したエチルアルコール液の量のみを23
y、33y、43ダ、53ダ、639と変えて試料2〜
6の5種の樹脂被覆砂を得た。次にスチレンメノマーを
使用した比較例においては、先ずスチレンモノマー10
f120f1309、40gのそれぞれに本発明例の試
料1〜6と同様にベンゾイルパーオキサイド1.5q及
びジクミルパーオキサイド1.59を混合溶解し4種類
のスチレンメノマー液A,b,c,dを作成した。樹脂
被覆砂の作製は本発明例と同様に180℃に予熱した日
光けい砂4k9を該スピードミキサーに投入攪拌し、1
60℃で不飽和ポリエステル樹脂100yを投入し、樹
脂が溶融し完全に砂粒に被覆した時点で重合開始剤を溶
解したスチレンモノマー液の13yを投入しさらに攪拌
を続け砂粒がブロッキングし始めた時点で本発明例と同
様ステアリン酸カルシウム4yを投入し攪拌を続け、砂
粒が分離した時点でスピードミキサーより取り出した比
較例の試料Aの樹脂被覆砂を得た。添加するスチレンモ
ノマー液をB,c,dに変えた以外は試料Aと条件を同
じにして比較例の試料B,C,Dの3種の樹脂被覆砂を
得た。本発明例の試料1〜6及び比較例の試料A−Dの
1喝の樹脂被覆砂については、高温強度試験、嵩密度測
定を行なつた。
10,20,30,40,50,60yにそれぞれ重合
開始剤ベンゾイルパーオキシサイド1.5y(不飽和ポ
リエステル樹脂10喧量部に1.5重量部添加)及びジ
クミルパーオキサイド1.5y(不飽和ポリエステル樹
脂100重量部に1.5重量部添加、従つて重合開始剤
合計3.0重量部添加となる)を溶解した。次に180
゜Cに予熱した日光けい砂4k9を遠州鉄工所(株)製
スピードミキサーに投入し攪拌を行ないながら該不飽和
ポリエステル樹脂100Vを160℃で投入しさらに攪
拌し砂熱で充分樹脂が溶融し砂粒に被覆するのをまつて
、重合開始剤を溶解したエチルアルコール液13yを投
入しさらに攪拌を続け、砂粒がブロッキング(樹脂の固
化のため砂粒同志がつながり塊状となる状態)し始めた
時点でステアリン酸カルシウム4y(不飽和ポリエステ
ル樹脂10哩量に対して4重量部)を添加し、さらに攪
拌を続け、砂粒が完全に分離した時点でスピードミキサ
ーより取り出して試料1の樹脂被覆砂を得た。同様に重
合開始剤を溶解したエチルアルコール液の量のみを23
y、33y、43ダ、53ダ、639と変えて試料2〜
6の5種の樹脂被覆砂を得た。次にスチレンメノマーを
使用した比較例においては、先ずスチレンモノマー10
f120f1309、40gのそれぞれに本発明例の試
料1〜6と同様にベンゾイルパーオキサイド1.5q及
びジクミルパーオキサイド1.59を混合溶解し4種類
のスチレンメノマー液A,b,c,dを作成した。樹脂
被覆砂の作製は本発明例と同様に180℃に予熱した日
光けい砂4k9を該スピードミキサーに投入攪拌し、1
60℃で不飽和ポリエステル樹脂100yを投入し、樹
脂が溶融し完全に砂粒に被覆した時点で重合開始剤を溶
解したスチレンモノマー液の13yを投入しさらに攪拌
を続け砂粒がブロッキングし始めた時点で本発明例と同
様ステアリン酸カルシウム4yを投入し攪拌を続け、砂
粒が分離した時点でスピードミキサーより取り出した比
較例の試料Aの樹脂被覆砂を得た。添加するスチレンモ
ノマー液をB,c,dに変えた以外は試料Aと条件を同
じにして比較例の試料B,C,Dの3種の樹脂被覆砂を
得た。本発明例の試料1〜6及び比較例の試料A−Dの
1喝の樹脂被覆砂については、高温強度試験、嵩密度測
定を行なつた。
高温強度試験は中子又は鋳型の焼成成形時の強度を知る
目的で行なつたもので、米国デイタート社製の1シェル
砂高温強度試験機ョを使用した。
目的で行なつたもので、米国デイタート社製の1シェル
砂高温強度試験機ョを使用した。
試験は上下ヒータ内蔵金型にはさまれたひようたん型金
型に樹脂被覆砂を詰め、焼成後ただちに引張試験を行な
うもので、焼成温度は230℃、焼成時間は7鰍で一定
である。10回の試験の平均値を高温強度とした。
型に樹脂被覆砂を詰め、焼成後ただちに引張試験を行な
うもので、焼成温度は230℃、焼成時間は7鰍で一定
である。10回の試験の平均値を高温強度とした。
結果を表1に示す。嵩密度測定は中子又は鋳型の砂詰り
性を評価する目的で行なつたものであり、第1図に示す
如く200V(一定)の樹脂被覆砂13を三角ロード1
1に入れ、一定高さより下方の容器12に自然落下させ
溢れた部分はかき取つて容器内に詰つた量を測定し嵩密
度とした。
性を評価する目的で行なつたものであり、第1図に示す
如く200V(一定)の樹脂被覆砂13を三角ロード1
1に入れ、一定高さより下方の容器12に自然落下させ
溢れた部分はかき取つて容器内に詰つた量を測定し嵩密
度とした。
結果を表1に示す。表1より本実施例の試料と比較例の
試料とを比較すると、高温強度についてはほぼ同等であ
るが、嵩密度については本実施例のほうが著しく高」い
値を示すことが判る。この理由は比較例の場合は液体で
あるスチレンメノマーが不飽和ポリエステル樹脂中に存
在するため若干ではあるが粘着性を帯びることにより樹
脂被覆砂の流動性が低下し嵩密度を悪くすることが原因
と思われ、これに反して本実施例ては、有機溶媒として
使用したエチルアルコールは、スピードミキサーによる
樹脂被覆砂の作製過程で揮発するために樹脂被覆砂中に
は残存せす被覆した樹脂に粘性がほとんどなく樹脂被覆
砂の流動性が高く、このため嵩密度は極め−て高に値と
なつた。一方高温強度は、樹脂自体の高温強度、樹脂量
、砂粒間の真の接着面積等の相乗結果として現われる値
であるが、砂詰り性が悪い(即ち砂粒間の真の接着面積
は少ない)比較例が本実施例とほぼ同等の強度を示して
いることは、スチレンモノマーが不飽和ポリエステル樹
脂分子間の架橋剤として作用することを考えれば、砂に
対しての樹脂添加量がスチレンモノマーの添加量分だけ
多くなつたことによるものである。実施例2 実施例1で示した反応槽にフマル酸835y1イソフタ
ル酸300y1エチレングリコール279q1プロピレ
ングリコール274y及び水添ビスフェノールAl76
yを仕込み加熱混合し生成する水を除去しながら昇温し
て220゜Cで6時間エステル縮合反応を行なつて酸価
27の不飽和ポリエステル樹脂を得た。
試料とを比較すると、高温強度についてはほぼ同等であ
るが、嵩密度については本実施例のほうが著しく高」い
値を示すことが判る。この理由は比較例の場合は液体で
あるスチレンメノマーが不飽和ポリエステル樹脂中に存
在するため若干ではあるが粘着性を帯びることにより樹
脂被覆砂の流動性が低下し嵩密度を悪くすることが原因
と思われ、これに反して本実施例ては、有機溶媒として
使用したエチルアルコールは、スピードミキサーによる
樹脂被覆砂の作製過程で揮発するために樹脂被覆砂中に
は残存せす被覆した樹脂に粘性がほとんどなく樹脂被覆
砂の流動性が高く、このため嵩密度は極め−て高に値と
なつた。一方高温強度は、樹脂自体の高温強度、樹脂量
、砂粒間の真の接着面積等の相乗結果として現われる値
であるが、砂詰り性が悪い(即ち砂粒間の真の接着面積
は少ない)比較例が本実施例とほぼ同等の強度を示して
いることは、スチレンモノマーが不飽和ポリエステル樹
脂分子間の架橋剤として作用することを考えれば、砂に
対しての樹脂添加量がスチレンモノマーの添加量分だけ
多くなつたことによるものである。実施例2 実施例1で示した反応槽にフマル酸835y1イソフタ
ル酸300y1エチレングリコール279q1プロピレ
ングリコール274y及び水添ビスフェノールAl76
yを仕込み加熱混合し生成する水を除去しながら昇温し
て220゜Cで6時間エステル縮合反応を行なつて酸価
27の不飽和ポリエステル樹脂を得た。
これを130゜Cまで冷却し約300fをビーカーにと
り実施例1と同様に130℃の溶融粘度及び固化温度を
測定した。130゜Cでの溶融粘度は150ポイズであ
り、軟化点は105℃の半透明の非結晶性の不飽和ポリ
エステル樹脂であつた。
り実施例1と同様に130℃の溶融粘度及び固化温度を
測定した。130゜Cでの溶融粘度は150ポイズであ
り、軟化点は105℃の半透明の非結晶性の不飽和ポリ
エステル樹脂であつた。
一方残りの樹脂は室温まで冷却し実施例1と同様に粉砕
、篩分けを行なつて100yずつ10の試料に分けた。
10の試料は後述のように本実蝉例の試料(7〜12)
6種と比較例の試料(E−H)4種に使用した。
、篩分けを行なつて100yずつ10の試料に分けた。
10の試料は後述のように本実蝉例の試料(7〜12)
6種と比較例の試料(E−H)4種に使用した。
樹脂被覆砂の作製は実施例1に示した装置を使用した。
重合開始剤はベンゾイルパーオキサイド1.5q(本飽
和ポリエステル樹脂10鍾量部に対して1.5重量部)
、ジクミルパーオキシサイド1.5y(同じく1.5重
量部)の2種を併用しメチルアルコール10q(試料7
)、20y(試料8)、30y(試料9)、40ダ(試
料10)、50f(試料11)、60gj(試料12)
及びスチレンモノマー10f(比較例E)、20y(比
較例F)、30y(比較例G)、40g(比較例H)に
それぞれ溶解した。樹脂被覆砂の作製は実施例1と同様
に180℃の予熱した日光けい砂4k9に160′Cで
不飽和ポリエステル樹脂を投入し、砂粒に充分被覆した
時に重合開始剤を溶解したメチルアルコール液(本実施
例の場合)又はスチレンモノマー液(比較例の場合)を
添加し、樹脂被覆砂がブロッキングを起こし始めた時に
ステアリン酸カルシウム4yを添加して砂粒が分離した
時点で取り出して樹脂被覆砂を得た。樹脂被覆砂の評価
は実施例1と同様に行なつた。結果を表2に示す。 表
2より判る通り本実施例の方が嵩密度は著しく高く、ま
た高温強度についても本実施例が若干フ高い。
重合開始剤はベンゾイルパーオキサイド1.5q(本飽
和ポリエステル樹脂10鍾量部に対して1.5重量部)
、ジクミルパーオキシサイド1.5y(同じく1.5重
量部)の2種を併用しメチルアルコール10q(試料7
)、20y(試料8)、30y(試料9)、40ダ(試
料10)、50f(試料11)、60gj(試料12)
及びスチレンモノマー10f(比較例E)、20y(比
較例F)、30y(比較例G)、40g(比較例H)に
それぞれ溶解した。樹脂被覆砂の作製は実施例1と同様
に180℃の予熱した日光けい砂4k9に160′Cで
不飽和ポリエステル樹脂を投入し、砂粒に充分被覆した
時に重合開始剤を溶解したメチルアルコール液(本実施
例の場合)又はスチレンモノマー液(比較例の場合)を
添加し、樹脂被覆砂がブロッキングを起こし始めた時に
ステアリン酸カルシウム4yを添加して砂粒が分離した
時点で取り出して樹脂被覆砂を得た。樹脂被覆砂の評価
は実施例1と同様に行なつた。結果を表2に示す。 表
2より判る通り本実施例の方が嵩密度は著しく高く、ま
た高温強度についても本実施例が若干フ高い。
実施例3
実施例1で用いた反応槽にフマル酸1137q1アジ
ピン酸29y1エチレングリコール652yを仕込みエ
ステル化縮合反応により酸価30の不飽和ポリエステル
樹脂を得た。
ピン酸29y1エチレングリコール652yを仕込みエ
ステル化縮合反応により酸価30の不飽和ポリエステル
樹脂を得た。
これを130゜Cまで冷却し、実施例1と同様に一部を
取り出し130゜Cの溶融粘度を測定したところ48ポ
イズであつた。溶融粘度測定後さらに冷却を続け軟化点
を測定したところ102℃であり、固化したものは不透
明乳白色の結晶性不飽和ポリエステルとなつた。一方残
りの樹脂はそのまま冷却し、固化後粉砕篩い分けを行な
つて100yずつ10に分けた。重合開始剤はジクミル
パーオキサイドを不飽和ポリエステル樹脂100重量部
に対して、2重量部になるように秤量しエタノール10
q120g、30y140ダ、50y160yにそれぞ
れ溶解し本実施例の試料13〜18に、また比較例とし
て架橋剤であるジアリルフタレートモノマー10y12
0y130y140yにそれぞれ溶解し比較例の試料1
,J,K,Lに供試した。樹脂被覆砂の作製は実施例1
と同様の設備を使用し同様の手法で作製した。結果を表
3に示す。この実施例においても、嵩密度は著しく高い
ことが判る。
取り出し130゜Cの溶融粘度を測定したところ48ポ
イズであつた。溶融粘度測定後さらに冷却を続け軟化点
を測定したところ102℃であり、固化したものは不透
明乳白色の結晶性不飽和ポリエステルとなつた。一方残
りの樹脂はそのまま冷却し、固化後粉砕篩い分けを行な
つて100yずつ10に分けた。重合開始剤はジクミル
パーオキサイドを不飽和ポリエステル樹脂100重量部
に対して、2重量部になるように秤量しエタノール10
q120g、30y140ダ、50y160yにそれぞ
れ溶解し本実施例の試料13〜18に、また比較例とし
て架橋剤であるジアリルフタレートモノマー10y12
0y130y140yにそれぞれ溶解し比較例の試料1
,J,K,Lに供試した。樹脂被覆砂の作製は実施例1
と同様の設備を使用し同様の手法で作製した。結果を表
3に示す。この実施例においても、嵩密度は著しく高い
ことが判る。
また比較例の場合は、ジアリルフタレートモノマーがス
チレンモノマーより耐熱性が良いために、高温強度はス
チレンモノマー使用の場合よりも若干高いことも伴つた
。実施例4 実施例1で用いた反応槽にフマル酸766V1無・水ト
リメリット酸422f11エチレングリコール409V
1ジメチロールシクロヘキサン3039に仕込み加熱混
合して生成する水を除去しながら昇温し210゜Cで5
時間反応を行なつて本発明に供試する酸価32の不飽和
ポリエステル樹脂1400Vを得た。
チレンモノマーより耐熱性が良いために、高温強度はス
チレンモノマー使用の場合よりも若干高いことも伴つた
。実施例4 実施例1で用いた反応槽にフマル酸766V1無・水ト
リメリット酸422f11エチレングリコール409V
1ジメチロールシクロヘキサン3039に仕込み加熱混
合して生成する水を除去しながら昇温し210゜Cで5
時間反応を行なつて本発明に供試する酸価32の不飽和
ポリエステル樹脂1400Vを得た。
本樹脂の130゜Cての溶融粘度は125ポイズで、軟
化点110℃であり、半透明の非結晶性不飽和ポリエス
テル樹脂であつた。重合開始剤はジクミルパーオキサイ
ドを本樹脂10轍量部に対して2重量部になるように秤
量し、ヘキサン10V120y130y140g、50
g、60qにそれぞれ溶解し、またジアリルフタレート
モノマー10y120y130q140qにそれぞれ溶
解して実施例の試料19〜24及び比較例の試料M,N
,O,Pに供試した。樹脂被覆砂の作製は実施例1と同
様の設備を用い、同様の条件で行ない、樹脂添加量はけ
い砂10鍾量部に対して不飽和ポリエステル樹脂2.5
重量部になるように添加した。
化点110℃であり、半透明の非結晶性不飽和ポリエス
テル樹脂であつた。重合開始剤はジクミルパーオキサイ
ドを本樹脂10轍量部に対して2重量部になるように秤
量し、ヘキサン10V120y130y140g、50
g、60qにそれぞれ溶解し、またジアリルフタレート
モノマー10y120y130q140qにそれぞれ溶
解して実施例の試料19〜24及び比較例の試料M,N
,O,Pに供試した。樹脂被覆砂の作製は実施例1と同
様の設備を用い、同様の条件で行ない、樹脂添加量はけ
い砂10鍾量部に対して不飽和ポリエステル樹脂2.5
重量部になるように添加した。
結果を表4に示す。以上実施例1〜4に示した結果をま
とめると次Dような効果が確認された。イ)液体の架橋
剤を使用しないために作製した樹脂被覆砂が粘着性を示
さず、嵩密度が著しく高くなつたこと。
とめると次Dような効果が確認された。イ)液体の架橋
剤を使用しないために作製した樹脂被覆砂が粘着性を示
さず、嵩密度が著しく高くなつたこと。
3)従つて中子又は鋳型に使用した場合、成形金型の形
状をより忠実に正確に再現できるようになり、鋳造時の
さし込み等の欠陥発生を防止できるようになつた。→
重合開始剤の均一混合のために液体架橋剤の使用の代り
に通常の有機溶剤を使用するためにコスト的に安価にな
ること。
状をより忠実に正確に再現できるようになり、鋳造時の
さし込み等の欠陥発生を防止できるようになつた。→
重合開始剤の均一混合のために液体架橋剤の使用の代り
に通常の有機溶剤を使用するためにコスト的に安価にな
ること。
)従来の液体架橋剤を使用した場合、重合反応で架橋剤
も硬化樹脂中に組込まれるため砂に対しての硬化樹脂量
が多くなるのに対し、本発明例では硬化樹脂は不飽和ポ
リエステル樹脂のみであるため、特に中子に使用した時
鋳造後の発生ガス量が少なく、ガスによる欠陥発生が低
減できること。
も硬化樹脂中に組込まれるため砂に対しての硬化樹脂量
が多くなるのに対し、本発明例では硬化樹脂は不飽和ポ
リエステル樹脂のみであるため、特に中子に使用した時
鋳造後の発生ガス量が少なく、ガスによる欠陥発生が低
減できること。
(ホ)高温強度に関しては、実施例と比較例で砂詰り性
に大きな差があるにもかかわらず比較的有意差を生じな
かつたのは、比較例ではスチレンモノマーあるいはジア
リルフタレートモノマーが重合反応時に硬化物中に組み
込まれるため、焼成成形後の硬化樹脂量が多くなつたた
めと考えられる。
に大きな差があるにもかかわらず比較的有意差を生じな
かつたのは、比較例ではスチレンモノマーあるいはジア
リルフタレートモノマーが重合反応時に硬化物中に組み
込まれるため、焼成成形後の硬化樹脂量が多くなつたた
めと考えられる。
実施例5
以上の如く本発明の樹脂被覆砂は嵩密度が高く砂詰り性
が良好と考えられるため、模型中子によつて砂詰り性を
確認した。
が良好と考えられるため、模型中子によつて砂詰り性を
確認した。
模型中子は第2図に示す上金型21と下金型22の上下
2分割の金型を230′Cに予熱しておき、4k9/c
lの圧力でプロー口24からプローイングにより詰め込
み、そのまま2分間放置して金型熱で焼成成形を行なつ
た。供試した樹脂被覆砂は前記実施例の試料3,9,1
5,21及び比較例の試料A,E,I,Mの8種類てあ
り各々3回模型中子23を焼成成形し、その重量の平均
で砂詰り性の評価を行なつた。結果を表5に示す。表5
より、本実施例の試料は約125ダ、比較例では約11
1yであり約11%砂詰り性が良くなつている。
2分割の金型を230′Cに予熱しておき、4k9/c
lの圧力でプロー口24からプローイングにより詰め込
み、そのまま2分間放置して金型熱で焼成成形を行なつ
た。供試した樹脂被覆砂は前記実施例の試料3,9,1
5,21及び比較例の試料A,E,I,Mの8種類てあ
り各々3回模型中子23を焼成成形し、その重量の平均
で砂詰り性の評価を行なつた。結果を表5に示す。表5
より、本実施例の試料は約125ダ、比較例では約11
1yであり約11%砂詰り性が良くなつている。
模型中子の表面肌も平滑であるのに対し、比較例の場合
は表面肌の荒れが大きく、溶湯の差込みによる鋳造欠陥
の発生を引き起す要因が多数認められた。
は表面肌の荒れが大きく、溶湯の差込みによる鋳造欠陥
の発生を引き起す要因が多数認められた。
第1図は樹脂被覆砂の嵩密度測定装置の正面図、第2図
は模型中子の成型を示す為の断面図である。 ノ11・・・・・・三角ロード、12・・・・・・容器
、13・・樹脂被覆砂、21・・・・上金型、22・・
・・・・下金型、23・・・・・・模型中子、24・・
・・・・プローロ、25・・エアースリット。
は模型中子の成型を示す為の断面図である。 ノ11・・・・・・三角ロード、12・・・・・・容器
、13・・樹脂被覆砂、21・・・・上金型、22・・
・・・・下金型、23・・・・・・模型中子、24・・
・・・・プローロ、25・・エアースリット。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 不飽和ポリエステル樹脂と重合開始剤とを熱した砂
に加えて樹脂被覆砂を作製する方法において、該不飽和
ポリエステル樹脂の重合開始剤を該不飽和ポリエステル
樹脂と相互に溶解性がない有機溶剤に溶解して添加する
ことを特徴とする鋳物用不飽和ポリエステル樹脂被覆砂
の製造方法。 2 不飽和ポリエステル樹脂として常温において固体で
あり粘着性がなくかつ軟化点あるいは融点以上において
500ポイズ以下の粘性を示す不飽和ポリエステル樹脂
を用いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
鋳物用不飽和ポリエステル樹脂被覆砂の製造方法。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56000737A JPS6045023B2 (ja) | 1981-01-08 | 1981-01-08 | 鋳物用不飽和ポリエステル樹脂被覆砂の製造方法 |
| KR1019810004073A KR860000548B1 (ko) | 1981-01-08 | 1981-10-26 | 주물용 불포화 폴리에스테르수지 피복모래의 제조방법 |
| DE8181109931T DE3169113D1 (en) | 1981-01-08 | 1981-11-26 | Method of preparing resin coated foundry sand using unsaturated polyester |
| EP81109931A EP0056112B1 (en) | 1981-01-08 | 1981-11-26 | Method of preparing resin coated foundry sand using unsaturated polyester |
| AU78347/81A AU525904B2 (en) | 1981-01-08 | 1981-12-08 | Resin coated foundry sand using unsaturated polyester |
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