JPS6047031A - ゲル粒状物分散液組成物 - Google Patents

ゲル粒状物分散液組成物

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JPS6047031A
JPS6047031A JP15462683A JP15462683A JPS6047031A JP S6047031 A JPS6047031 A JP S6047031A JP 15462683 A JP15462683 A JP 15462683A JP 15462683 A JP15462683 A JP 15462683A JP S6047031 A JPS6047031 A JP S6047031A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高強力、高弾性率繊維又はフィルム成形用ゲル
粒状物分散液組成物に関し、更に詳しくは、従来の溶融
紡糸法、乾式紡糸法及び湿式紡糸法では得ることの出来
なかった高強力、高弾性率を有する繊維又はフィルム等
を得るためのゲル糸紡糸又はゲルフィルム製膜用の加工
性に優れた超高分子量ポリマーゲル粒状物分散液組成物
に関するQ 合成繊維やフィルムの高強力、高弾性率化の方法として
高分子量ポリマーを適当な溶剤に溶解せしめ、軟化点全
低下させ、該高分子量ポリマーの分解点以下の温度で加
工する方法が知られているが、この方法の実施に際して
は、溶剤中への高分子量ポリマーの分散および溶解が不
均一に々シ易く、溶解時粘稠性が増大するために溶解過
程で気泡が混入し、満足な均一溶液が得られ難く、均一
なa度の原料全調整することは最大の難点とされていた
この問題全解決する方法として、溶解紡糸工程において
、−次溶解及び二次溶解のための複数の溶解タンクを設
置し、高温加熱下で長時間攪拌溶解する方法が知られて
いるが、溶解時の気泡の混入は避けられず、特に高温加
熱下での長時間の攪拌溶解のため、ポリマーの分子量低
下が著しくなり、原料ポリマー分子量から期待される所
期の高強力、高弾性率繊維又はフィルムが得られず、た
とえ、この方法で得た溶解液全紡糸工程又はフィルム製
膜工程に供給したとしても、異物(ポリマーの不完全溶
解物)の混入が避けられず、長時間の安定紡糸又は安定
フィルム製膜が出来ない欠点があった。
本発明考らはかかる欠点を解消すべく鋭意研究を重ねた
結果、遂に前記するすべての欠点を解消する本発明をな
すに至った。
即ち本発明は、平均粒径1咽以下の、溶剤を吸蔵する超
高分子量ポリマーゲル粒状物を、該ゲル粒状物に吸蔵さ
れている溶剤と同一か又は累々る該超高分子量ポリマー
の溶剤に分散させたことを特徴とするゲル粒状物分散液
組成物に関するものである。
結晶性合成重合体全適宜の溶媒に加熱下に溶解して溶液
となし、該溶液を紡糸工程又はフィルム成形工程に供給
し、紡糸又は押出成形後冷却して、溶媒を多量含有する
ゲル状繊維又はゲル状フィルムとなし、次いで該ゲル状
繊維又はゲル状フィルム全高倍率に延伸して高強度、高
モジュラスの繊維又はフィルムを製造する技術(本明細
書中では簡単のため、ゲル糸紡糸法又はゲルフィルム成
形法と略称することもある)は、例えば特開昭5is−
107506号公報、特開昭56−15408号公報、
特開昭58−5228号公報、特開昭58−81612
号公報等によシ公知である。
本発明はかかるゲル糸紡糸法又はゲルフィルム成形法に
おける紡糸工程又はフィルム成形工程に供給する紡糸溶
液及びフィルム成形溶液調整用として取扱い性が極めて
優れたゲル粒状物分散液組成物を提供するものである。
次に本発明における平均粒径1咽以下の、溶剤を吸蔵す
る超高分子量ポリマーゲル粒状物の製造法について詳し
く説明する。まず該ゲル粒状物を製造する場合の溶剤と
しては、ゲル糸紡糸又はゲルフィルム成形用の超高分子
量ポリマー(本明細書中では簡単のため、単にポリマー
と略称することもある)全昇温下でのみ溶解する単一の
低分子量化合物または低分子量化合物の混合物が用いら
れる。しかしながら昇温温度はポリマーの分解温度よυ
低くなくてはならない。そして低温度、例えば室温では
この低分子量化合物またはこバらの混合物(はポリマー
に対して非溶剤であらねばならない。
かかる溶剤中にポリマーの微粉末を適宜の重量割合、好
ましく(徒ゲル糸紡糸溶液又はゲルフィルム成形用−溶
液中のポリマー濃度とはソ同−濃度となるような割合(
通常ポリマー合体濃度が約1〜15重量%、好ましくは
2〜8重量%となるよう寿濃度とするのが好ましい)で
添加し、該ポリマーが変質しない温度に加熱昇温し、ホ
モミキサー等の攪拌機金用いて攪拌混合することにより
該ポリマーを溶解する。この場合、ポリマーの溶解が進
むに従って溶液が粘稠化する。例えばポリマーが超高分
子量(例えば重量平均分子量で約1×1.0’以上)の
ポリエチレンの粉末であシ、溶媒として例えばデカリン
を使用する場合に(は、室温から約160℃まで約1時
間かけて攪拌しながら昇温し、160℃で約1時間程度
ゆっくりと攪拌して溶解する。このように本発明のゲル
粒状物を調整する場合のポリマーの溶解には長時間をか
ける必要はない。そしてこの攪拌溶解を高温下で長時間
性なうことは、ポリマーの分子量低下につながるのでむ
しろ好ましくない。
本発明における溶剤を吸蔵するゲル粒状物t 調整する
上で特に重要なポイントは、かくして溶解した溶液の冷
却条件に存する。この冷却はできるだけゆっく9と徐冷
することか重要である。この冷却によって溶剤を吸蔵す
る微小ゲル粒状物が製造されるが、この場合徐冷しない
で急冷すると、フィルム状又は餅状の粗大ゲル状物とな
シ、平均粒径が1mm以下であるような微小粒径のゲル
粒状物が得られない。そしてフィルム状又は餅状の粗大
ゲル状物は、所定濃度のゲル糸紡糸用均−紡糸液又はゲ
ルフィルム成形用均一溶液全製造する゛場合に、紡糸液
又はフィルム成形溶液調整用溶剤に均一溶解せず、ゲル
糸紡糸工程及び延伸工程における糸切れの発生原因とな
シ、又ゲルフィルム成形工程におけるフィルム破断の原
因となシ、更には製品糸条及びフィルムの品質床の原因
となる。
そしてこの溶液を徐冷した場合には、前記したようなフ
ィルム状又は餅状の粗大ゲル状物の生成が抑制され、殆
んどのものが平均粒径1m以下の溶剤を吸蔵するゲル粒
状物となる。しかしてかかる平均粒径1朝以下のゲル粒
状物は、ゲル糸゛紡糸用紡糸液又はゲルフイ化ム成形溶
液調整用溶剤に容易に均一溶解させることができること
全本発明者等は見出した。即ち、かかる平均粒径1吻以
下のゲル粒状物を、例えばゲル糸紡糸液調整用溶剤中に
所定ポリマー濃度となるように添加し、ホモミキサー等
の適宜の攪拌機を用いて攪拌することによp均一分散液
となし、該分散液全エクストルーダー型押出機を備えた
ゲル糸紡糸装置のエクストルーダーホッパー中へ該ゲル
粒状物の変質温度以下の温度、好ましくは室温で供給し
、該エクストルーダー中で該ゲル粒状物全加熱溶解して
、紡糸口金よシ吐出し、吐出された糸条を紡糸口金直下
で適宜の冷却媒体(例えば、冷却気体又は冷却液体)で
溶媒を含んだま\冷却してゲル糸条となし、次いでこれ
を直接巻取るか、又は巻取る前に少なくとも一段延伸し
、しかる後巻取る方法によυ〜紡糸糸切れ等を伴なうこ
となく長時間連続的に極めて安定した紡糸操業性のもと
にゲル糸条を紡糸することができる。
しかして前記のゲル粒状物全調整する際の徐冷は、例え
ば晶温溶解後の溶液を室温で一昼夜程夏放置することに
よって容易(C本発明に有用な平均粒径1m以下のゲル
粒状物を得ることができるが、このような自然放置によ
る徐冷でなくても、平均粒径1wn以下のゲル粒状物金
得ることが可能であzoその方法としては、例えば徐冷
全段階的に行う方法である。即ち、ポリマーの前記高温
溶解溶液を、該溶液の温度よシも低い温度に設定した2
段又はそれ以上の多段冷却温度条件下にそれぞれ適宜時
間保持し、多段階で徐冷する方法である。
この方法によれば、自然冷却による徐冷の場合よりも短
時間で所期の目的とする好ましい微小ゲル粒状物を得る
ことができるO かくして徐冷して得られたゲル状物は、一般に該ゲル状
物を成る種の溶剤(該ゲル状物に吸蔵されている溶剤と
同一か又は異なる該ゲル状物を構成するポリマーの溶剤
)中で機械的な外力(例えばホモミキサーの回転力)を
加)えることによって容易に単離する溶剤を吸蔵する単
球晶体のものと、単離が極めて困難であって、2以上の
複合球晶体と表っているものとの混合物である。
そして前記徐冷は、ゲル粒状物中に占める単球晶ゲルの
割合を大きくする手段として有効である。
しかしてゲル糸紡糸用の紡糸溶液又はゲルフィルム成形
用の成形溶液の調整を極めて簡単にかつ短時間で行なう
ためには、ゲル粒状物中に占める単球晶ゲルの割合が極
力大である方が好ましく\特に単球晶ゲルが全体の50
重量%以上、好ましくは70チ以上を占めるのがよい。
更にゲル糸紡糸用又゛はゲルフィルム成形用溶剤に対す
る溶解性が極めて良好な単球晶ゲルの大きさが存在する
ことも本発明者等は見出しており、単球晶ゲルの平均球
晶径SDが10〜200μm。
特に50〜100μmのものがこの目的のために好適で
あることが判明した。ここで球晶径の測定は通常の光学
顕微鏡で観察することができる。単球晶ゲルの平均球晶
径は、球晶ゲルをランダムにサンプリングして、n≧5
0個から算出される平均球径としてめられる。
又単球晶ゲルに混在する複合球晶ゲルの割合は、前記し
た如くできるだけ少ない方が溶剤に対する溶解性の点で
好ましいが、単球晶ゲルが20個以下、好’l: Ll
j:10個以下集合した複合球晶ゲルは単球晶ゲルに次
いで溶解性が優れているので、かかる複合球晶ゲルの混
在は何ら溶解性に支障をきたさない。しかしながら単球
晶ゲルが20個を越えて集合した複合球晶ゲルは、溶剤
に対する溶解性が劣るので、かかる複合球晶ゲルの混入
は好ましくなく、適宜除去するのがよい。
なお本発明において単球晶ゲルは、通常の偏光顕微鏡で
観察した場合、単球晶のマルテーズ・クロスを示すこと
から容易に判定することができる。
本発明のゲル粒状物分散液組成物は、かくして製造した
半均粒径1m以下の、溶剤を吸蔵する超高分子量ポリマ
ーゲル粒状物を、該ゲル粒状物に吸蔵されている溶剤と
同一か又は異々る該超高分子量ポリマーの溶剤中に所定
・ポリマー濃度となるように添加し、ホモミキサー等を
用いて機械的攪拌をすることによシ均−分散させて得ら
れる。しかしてこの場合、該分散液組成物中に占める該
ゲル粒状物の濃度は、任意に設定することができるが、
特に高強力、高弾性率繊維又はフィルムを製造するため
には、ゲル粒状物が超高分子量ポリマーとしてゲル粒状
物分散液組成物中に約1〜8重量%、好ましくは2〜5
重景置部有される割合とするのがよい。
本発明のゲル粒状物分散液を製造する場合のゲル粒状物
分散用溶剤としては、ゲル粒状物中に吸蔵されている溶
剤と同一であるのが好ましいが、これとは別の溶剤でも
勿論よく、該ゲル粒状物を加熱下忙溶解することが可能
であってかつゲル糸紡糸用又はゲルフィルム成形溶液用
′溶剤として使用可能なものであれば如何なるものでも
よ諭。かかる溶剤はこれに溶解するポリマーの種類によ
って異なるが、例えばポリマーがポリエチレン、ポリプ
ロピレン等のポリオレフィンの場合には、例えばオクテ
ン、ノナン、デカン、ウンデカン、ドデカンまたはこれ
らの異性体等の沸点が少なくとも100℃以上の脂肪族
炭化水素、脂環式炭化水素及び芳香族炭化水紫及び高級
直鎖炭化水素或は高級枝分れ炭化水素、沸点が100℃
以上の石油留分、トルエン、キ、シレン、ナフタリン、
テトラリンやデカリンなどであるが、ハロゲン化炭化水
素やその他の溶剤も使用できる。又これらの溶剤は前記
ゲル粒状物を調整する際の溶剤としても勿論使用できる
。又ポリマーがポリアクリロニトリルの場合にはジメチ
ルフォルムアミド、ジメ≠ルスルホキシド等の溶剤が使
用できる。その他のポリマーの場合にも公知又は未公知
の適宜の溶剤が使用できることは当秦者には明らかであ
ろう。
本発明のゲル粒状物分散液組成物は、使用に自ジホモミ
キサー等で機械的に攪拌して均一ゲル粒状物分散液とな
し、該均一分散液を該ゲル粒状物が変質しない温度以下
、即ち、該ゲル粒状物を含有する分散液中で該ゲル粒状
物が一部溶解凝集を生じて、均一分散液が本質的に不均
一分散液となるような温度以下の温度、好ましくは室温
、でスクリュー型エクストルーダーを備えたゲル糸紡糸
装置又はゲルフィルム成形装置のエクストルーダーホッ
パー中へ供給し、該スクリュー型エクストルーダーで押
出す間に加熱溶解するととr(よシ、極めて均一カゲル
繊維又はゲルフィルム用紡糸液又はフィルム形成溶液を
得ることができる。
本発明における超高分子量ポリマーとは、ゲル糸紡糸又
はゲルフィルム成形可能なポリマーチあれば如何なるも
のでもよりが、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、
エチレン−プロピレン共重合体、ポリオキシメチレン、
ポリエチレンオキシドなどのポリオレフィン、ポリアク
リロニトリル、ポリ(フッ化)ビニリデン、ポリビニル
アルコール、各種ポリアミド、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリブチレンテレフタレートなどの各種゛ポリエ
ステル!挙げることができる。又これらのポリマーの分
子量としては、高ければ高い程高強カ、高モジユラス化
の観点よシ好ましぐ、通常重量平均分子量がlXl0’
以上であるのがよい。特にポリエチレン系、ポリプロピ
レン系及びポリアクリロニトリル系重合体の場合にU、
lXl0’以上、更にはI X ]、 0’以上の高分
子量化が可能であるため、本発明においてはかかる超高
分子量の合成重合体を使用するのが特に好ましい。
本発明によれば超高分子量ポリマー全熱劣化させること
なく、ゲル糸紡糸工程又はゲルフィルム成形工程に供給
することができるので、原料ポリマー分子量から期待さ
れる所期の高強力、高弾性率繊維又はフィルムを得るこ
とが可能となシ、又紡糸工程゛及びフィルム成形工程に
供給するゲル粒状物分散液を常温で取扱えるため、従来
法におけるような加熱保温下に供給する場合にくらべ、
その取扱性が著しく容易である利点を有し、更にスクリ
ュー凰エクストルーダー中で加熱溶解するだ゛けで均一
な紡糸液又はフィルム成形溶液を製造することができ、
かつゲル糸紡糸及びゲルフィルム成形を長時間操業安定
性良〈実施することができ、又紡糸工程及びフィルム成
形工程並び延伸工程において、糸切れやフィルム破断を
生じることが殆率が500 f/d以上、特に10.0
0f/d以上といった高強力、高モジュラス繊維又I/
′iフィルムを・得ることができる等、顕著な作用効果
を奏するものである。
次に本発明の実施例を示すが、本発明はこれらの実施例
に限定されるものではない。
実施例1 重量平均分子量が2 X 10’である超高分子量ポリ
エチレンの微粉末を、デカリン中に該ポリエチレンの濃
度が3重量%となるように添加し、60rpmの攪拌速
度で攪拌しながら40分かけて系全160℃に昇温した
。この際120℃付近からポリエチレンの溶解によυ系
の粘度が急激に上昇したので、系の攪拌速度を以後1/
10程度におとしながら引き続き16−0℃で1時間攪
拌全続はポリエチレンのデカリン溶液を作成した0 次にかくして得た溶液を一昼夜自然放置によシ徐冷し、
ゲル状物を得た。このゲル状物中にはフィルム状及び粒
径が1閣を超える強固な粗大ゲルが若干含まれていた。
このゲル状物からフィルム状及び強固な粗大形ゲル状物
を取シ除いた後、ホモミキサーで球晶ゲルを単離した。
この単離した球晶ゲルは平均球径(SD)が80 pm
であり、デカリン192wt%含有していた。
この単離した球晶ゲルを一旦濾別した後、再度デカリン
中にホモミキサーで均一分散し、ポリエチレンの量が3
.0wt%になるように調整し、球晶ゲルの均一分散液
を得た。
この均一球晶ゲル均一分散液を普通のスクリュー型押出
機を備えた溶融紡糸装置のエクストルーダーホッパーへ
常温で供給し溶解紡糸した。
スクリュー型押出機の温度は150℃、紡糸ヘッド温度
は156℃、溶解液の吐出量は467/分、紡糸口金は
孔径0.8sm、孔長8.Om、孔数40t−使用した
吐出した溶解液を通常のクエンチ装置で冷却し、ゲル繊
維を得た。
連続60時間紡糸を行なったが、この間糸切れは全くな
く、糸ムラのないゲル繊維が得られ、従来のゲル繊維紡
糸法では得ることの出来なかった憂れた紡糸操業性と安
定した生産性が得られた。
次にかくして得たゲル繊維全延伸工程に供し、延伸加工
を施した。こめ間糸切れ単糸切れは全くなく、極めて良
好な延伸性が得られた。
得られた延伸繊維の物性は強度46 f/d 、初期モ
ジュラス1400r/d、伸度5.0チの高強力、高弾
性率繊維であった。又原料ポリエチレンに対し分子量低
下は殆んど認められなかった。
比較例1 実施例1で得たゲル状物を、ゲル状物中にあるフィルム
状物及び強固な粗大ゲル状物を混在させたま\ホモミキ
サーで単離処理を施した。単離した単球晶ゲルの球径(
SD)は80μmで、フイ強固な′粗大ゲル状のものも
凹5Z71:さδ工りっ丸0チップ状物及び粗矢ゲル状
物はゲル状物全体の10重量%含んでいた0次にこのゲ
ル状物をホモミキサーを用いてポリエチレンが3.0重
量%となるようにデカリン中に均一分散させて分散液を
得た。
この分散液全実施例1の紡糸条件に従って紡糸した。紡
糸口金から吐出される溶解液は時々吐出異常音生じ、ゲ
ル繊維がしばしば断糸踵長時間連続紡糸することは困難
であった。
比較例2 実施例1と同一の重量平均分子量2 X 10’の超高
分子量ポリエチレン粉末全2つの溶解タンク全周いて窒
素雰囲気下で攪拌下に48時間かけて一次溶解及び二次
溶解全実施踵ポリエチレン濃度3重量%の溶解液を得た
次いでこの溶解液を保温パイプ全通して実施例1と同一
のエクストルーダーを備えたゲル紡糸容置のエクストル
ーダーホッパーに供給し、以後実施例1と同一条件でゲ
ル糸全紡糸した0本例の場合、紡糸口金からの吐出溶解
液中には気泡の混入が認められ、又断糸がしばしば発生
した。又吐出溶解液の粘度も不均一のものであった。
本例で−得られたゲル糸を次いで実施例1と同一条件で
延伸してポリエチレン延伸糸を作成したところ、延伸工
程で断糸が頻発し、又得られた延伸糸は単糸間及び繊維
長さ方向ともに繊度斑が犬で、強度は32 r/d 、
初期モジュラス980 f/dと実施例1の場合よシは
るかに劣る物性を示した。又得られたポリエチレン繊維
は出発原料であるポリエチレンにくらべ、太幅ガ分子量
低下が認められた0 比較例3 実施例1と同一のポリエチレンのデカリン溶液(温度1
60℃、ポリエチレン濃度3型景%)からゲル状物全製
造するに際し、実施例1に示した徐冷に代えて30分間
で室温まで強制冷却してゲル状物を得た。該ゲル状物は
デカリンを吸蔵するスポンジ状のものであった。
次にかくして得たゲル状物をそのま\ホモミキサーで長
時間強力に攪拌し、ゲル状物を小片状に粉砕し1.これ
を直ちに実施例1と同一のゲル糸紡糸装置のエクストル
ーダーホッパく−に供給し、以後実施例1と同一条件で
ゲル糸条を紡糸した0本例においては供給ゲル状物はエ
クストルーダーのスクリューによって剪断を受けて、ゲ
ル状物に吸蔵されているデカリンが絞り出され−、エク
ストルーダーホッパー人口に逆流した。又紡糸口金から
吐出される溶解液はポリエチレンの濃度の高い、溶解濃
度の不均一なもので、巻取婢不可能であった0 実施例2 重量平均分子量が3X10’の超高分子量ポリアクリロ
ニトリルの微粉末を、ジメチルホルムアミド中に該ポリ
アクリロニ) IJルの濃度が7重量%となるように添
加し、以後実施例1と同様にして系を攪拌下180℃ま
で昇温し、180℃で溶解した。
次にかくして得た溶液を一昼夜自然放置によシ徐冷し、
ゲル状物を得た。このゲル状物にはフィルム状及び粒径
が1 trtm ’x超える粗大ゲルが若干含まれてい
たが、大半は機械的攪拌によシ乎均粒径11W以下の微
小ゲル粒状物に単離できるものであった0 次にこのゲル状物からフィルム状及び粒径がIWk超え
る粗大ゲル粒状物を除去し、ホモミキサ微鏡観察したと
ころ、平均粒径50μmの単球晶ゲルが全体の75重量
%を占め、残部は単球晶ゲルが2〜15個集合して結合
した複合球晶ゲルであった。又この単球晶ゲルはジメチ
ルホルムアミドft85重量%(即ち、ポリアクリロニ
トリル15重量%)吸蔵していた。
次にかくして得たジメチルホルムアミド全IFk蔵する
平均粒径1調以下の微小ゲル粒状物を、紡糸液調整用溶
剤としてのジメチルホルムアミド中ヘポリアクリロニト
リルの濃度が7重量%となるように添加し、ホモミキサ
ーを用いて室温で攪拌してゲル粒状物の均一分散液全製
造した。
次にこの均一分散液を実施例1と同一のゲル糸紡糸装置
のエクストルーダーホッパ(−中へ常温で供給した。な
おエクストルーダ一温度は180℃に設定したものを使
用した。紡糸口金としては孔径0.8■、孔長8■の単
孔を4個穿設したものを使用し、紡糸液の吐出量は61
廓とした。又紡糸ヘッドの温度は186℃、紡糸口金面
温度は180℃とした。吐出された糸条全紡糸口金面よ
り数m下方に設けたアルコール−ドライアイス系の一4
0℃の冷却液中にエアギャップ紡糸方式で吐出、冷却し
、ゲル繊維を製造した。
本例における紡糸調子は良好であシ、糸切れなく連続紡
糸することができた。
又得られたゲル繊維を実施例1に準じて高温高倍率延伸
したところ、延伸操業性は安定しており、高強力、高モ
ジュラスのアクリル繊維が得られた。
特許出願人 東洋紡績株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、平均粒径1間以下の、溶剤を吸蔵する超高分子量ポ
    リマーゲル粒状物を、該ゲル粒状物に吸蔵されている溶
    剤と同一か又は異なる該超高分子量ポリマーの溶剤に分
    散させたこと全特徴とするゲル粒状物分散液組成物。 2、超高分子量ポリマーの重量平均分子量が1×106
    以上である特許請求の範囲第1項記載のゲル粒状物分散
    液組成物。 3、 超高分子量ポリマーが、ポリエチレン、ポリプロ
    ピレン等のポリオレフィン、ポリアクリロニトリル、ポ
    リ(フッ化)ビニリデン、ポリビニルアルコール、ポリ
    アミド及びポリエステルの群から選ばれた一種又は二種
    以上の化合物である特許請求の範囲第1項又は第2項記
    載のゲル粒状物分散液組成物。 4、超高分子量ポリマーが、重量平均分子量1×106
    以上のポリエチレン系、ポリプロピレン系又はポリアク
    リロニトリル系ポリマーである%許請求の範囲第1項、
    第−項又は第3項記載のゲル粒状物分散液組成物。 5、 ゲル粒状物が単球晶ゲルのみ又は単球晶ゲルと複
    合球晶ゲルの混合物からなシ、かつ該単球晶ゲルの平均
    球晶径が10〜200μmであり、該複合球晶ゲルは該
    単球晶ゲルの2〜20個の集合体である特許請求の範囲
    第1項乃至第4項のいずれかに記載のゲル粒状物分散液
    組成物。 6、 ゲル粒状物が超高分子量ポリマーとしてゲル粒状
    物分散液組成物中に1〜8重量%含有されている特許請
    求の範囲第1項乃至第5項のいずれかに記載のゲル粒状
    物分散液組成物。
JP15462683A 1983-08-23 1983-08-23 ゲル粒状物分散液組成物 Granted JPS6047031A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6228407A (ja) * 1985-07-25 1987-02-06 Kuraray Co Ltd 高強度高弾性率繊維の製造方法

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JPS6228407A (ja) * 1985-07-25 1987-02-06 Kuraray Co Ltd 高強度高弾性率繊維の製造方法

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