JPS6048081B2 - 高分子感温体 - Google Patents
高分子感温体Info
- Publication number
- JPS6048081B2 JPS6048081B2 JP14729879A JP14729879A JPS6048081B2 JP S6048081 B2 JPS6048081 B2 JP S6048081B2 JP 14729879 A JP14729879 A JP 14729879A JP 14729879 A JP14729879 A JP 14729879A JP S6048081 B2 JPS6048081 B2 JP S6048081B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- weight
- heater
- parts
- resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電気毛布、電気カーペットなどの発熱体の温
度調節のための温度検知装置に使用される可撓性を有す
る線状温度検知線に用いられる感温体に関するものであ
る。
度調節のための温度検知装置に使用される可撓性を有す
る線状温度検知線に用いられる感温体に関するものであ
る。
これまで、この種の目的のために用いられた高分子感温
材料としては、軟質ポリ塩化ビニルなどの可撓性樹脂に
界面活性剤などのイオン伝導性を与える物質を少量添加
した高分子組成物が用いられていた。
材料としては、軟質ポリ塩化ビニルなどの可撓性樹脂に
界面活性剤などのイオン伝導性を与える物質を少量添加
した高分子組成物が用いられていた。
ところが、これらの組成物の電導キャリアがイオン性物
質であるために直流電場を印加すると分極を起こし、本
発明の目的とする感熱ヒータの感温体としては使用する
ことができなかつた。また、特開昭51−1269鍔公
報にみられるように、リン酸、ホウ酸、リンまたはホウ
素化合物を添加して分極現象をおさえる試みがなされて
いる。
質であるために直流電場を印加すると分極を起こし、本
発明の目的とする感熱ヒータの感温体としては使用する
ことができなかつた。また、特開昭51−1269鍔公
報にみられるように、リン酸、ホウ酸、リンまたはホウ
素化合物を添加して分極現象をおさえる試みがなされて
いる。
しかし、これらのものは吸湿性が大きいため、これらの
化合物を添加したポリアミド組成物は高湿下でのインピ
ーダンスの低下が著しく、実用に供するには難点を有し
ている。同様の例として特公昭51−42314号公報
にヒドロキシフェニル基を導入したリン酸エステルをポ
リアミドに配合させて耐湿性の改善された組成物が開示
されている。
化合物を添加したポリアミド組成物は高湿下でのインピ
ーダンスの低下が著しく、実用に供するには難点を有し
ている。同様の例として特公昭51−42314号公報
にヒドロキシフェニル基を導入したリン酸エステルをポ
リアミドに配合させて耐湿性の改善された組成物が開示
されている。
しかしながら上記両者の組成物におけるリンもしくはホ
ウ素化合物あるいはリン酸エステルを配合させたポリア
ミド組成物は、高温雰囲気に放置後は本発明の感温体と
して要求される屈曲性および可撓性が全く損われてしま
う。本発明は、これら従来の欠点を解消し、分極および
吸湿性が小さく、かつ温度検知機能が高く、さらに熱劣
化による可撓性の劣化をきたさない高分子感温体を提供
するものである。
ウ素化合物あるいはリン酸エステルを配合させたポリア
ミド組成物は、高温雰囲気に放置後は本発明の感温体と
して要求される屈曲性および可撓性が全く損われてしま
う。本発明は、これら従来の欠点を解消し、分極および
吸湿性が小さく、かつ温度検知機能が高く、さらに熱劣
化による可撓性の劣化をきたさない高分子感温体を提供
するものである。
本発明における感湿体材料は、亜リン酸エステル類をポ
リアミドに配合させた組成物である。
リアミドに配合させた組成物である。
ここにおいて亜リン酸エステル類は次のような化合物を
総称している。(1)一般式(RO)3Pで示される化
合物・(2)一般式′ R2α−P−OR で示されるグループが炭素原子あるいは炭素原i 子を
含む結合鎖によつて結合された亜リン酸エステノレ(3
) 一般式 で示される形の重合体 (41一般式 で示される化合物 ト記において、R,,R,〜R5は、アルキル基、*フ
ェニル基、もしくはアルキル基の置換したフェニル基で
あり、R゛は前記の基において結合手の一本余つている
基もしくは酸素原子に何も結合していない場合を示す。
総称している。(1)一般式(RO)3Pで示される化
合物・(2)一般式′ R2α−P−OR で示されるグループが炭素原子あるいは炭素原i 子を
含む結合鎖によつて結合された亜リン酸エステノレ(3
) 一般式 で示される形の重合体 (41一般式 で示される化合物 ト記において、R,,R,〜R5は、アルキル基、*フ
ェニル基、もしくはアルキル基の置換したフェニル基で
あり、R゛は前記の基において結合手の一本余つている
基もしくは酸素原子に何も結合していない場合を示す。
上記各グループの亜リン酸エステルの具体例としては、
次のようなものが挙げられる。(1)トリフエニルフオ
スフアイト、トリス(2ーエルヘキシル)フオスフアイ
ト、12)テトラフエニルジプロピレングリコールジフ
オスフアイトテトラフエニルテトラ(トリデシル)ペン
タエリスリトルテトラフオスフアイト、(3)水添ビス
フェノールAフオスフアイトポリ14)ジフエニルハイ
ドロゲンフオスフアイト、ジラウリルハイドロゲンフオ
スフアイト、これらのものはいずれもすぐれた耐分極性
、耐熱劣化性および耐湿性を有している。
次のようなものが挙げられる。(1)トリフエニルフオ
スフアイト、トリス(2ーエルヘキシル)フオスフアイ
ト、12)テトラフエニルジプロピレングリコールジフ
オスフアイトテトラフエニルテトラ(トリデシル)ペン
タエリスリトルテトラフオスフアイト、(3)水添ビス
フェノールAフオスフアイトポリ14)ジフエニルハイ
ドロゲンフオスフアイト、ジラウリルハイドロゲンフオ
スフアイト、これらのものはいずれもすぐれた耐分極性
、耐熱劣化性および耐湿性を有している。
ここで亜リン酸エステル類の配合量は、ポリアミドl叩
重量部に対して0.1−旬重量部のときに良好な結果が
得られ、0.1重量部以下であるときは十分な耐分極性
もしくは耐湿性あるいは高い温度検知機能ないしは耐熱
劣化性のうちのいずれかの特性を付与させることができ
ず、逆に旬重量部以上になるとポリアミドに対する十分
な相溶性を損うことになつて共に好ましくない。また、
これらの組成物に対してポリアミドに一般に用いられる
可塑剤、充填剤あるいはサーミスタ特性を付与する配合
剤等を適宜に配合させることができるのは当然である。
なお、本発明の目的とする感熱ヒータの構造は図に示す
ごとくである。
重量部に対して0.1−旬重量部のときに良好な結果が
得られ、0.1重量部以下であるときは十分な耐分極性
もしくは耐湿性あるいは高い温度検知機能ないしは耐熱
劣化性のうちのいずれかの特性を付与させることができ
ず、逆に旬重量部以上になるとポリアミドに対する十分
な相溶性を損うことになつて共に好ましくない。また、
これらの組成物に対してポリアミドに一般に用いられる
可塑剤、充填剤あるいはサーミスタ特性を付与する配合
剤等を適宜に配合させることができるのは当然である。
なお、本発明の目的とする感熱ヒータの構造は図に示す
ごとくである。
すなわち、耐熱性の芯糸1に巻かれた内側検知素線2は
ヒータを兼ね、外側検知素線3との間で信号をキヤッチ
する。4は検知線2,3との間に介在させた高分子感温
体、5は外被である。
ヒータを兼ね、外側検知素線3との間で信号をキヤッチ
する。4は検知線2,3との間に介在させた高分子感温
体、5は外被である。
たとえばヒータには直流または半波整流波が印加されて
通電加熱される。温度検知は両検知素線間に交流電圧を
印加して温度信号;を得ることによつて行うものである
。次に本発明の実施例を説明する。
通電加熱される。温度検知は両検知素線間に交流電圧を
印加して温度信号;を得ることによつて行うものである
。次に本発明の実施例を説明する。
実施例1
ナイロン12のパウダー10踵量部に対してトリス(2
−エチルヘキシル)フオスフアイト0.5重:量部を添
加し、押圧成形機によつてカット状に押し出した後、ペ
レット化する。
−エチルヘキシル)フオスフアイト0.5重:量部を添
加し、押圧成形機によつてカット状に押し出した後、ペ
レット化する。
ペレットを乾燥して製線用押出機にかけて温度検知ヒー
タとする。実施例2ナイロン12のパウダー10鍾量部
に対してテト;ラフエニルジプロピレングリコールジフ
オスフアイト2重量部を配合し、実施例1と同様にして
温度検知ヒータとする。
タとする。実施例2ナイロン12のパウダー10鍾量部
に対してテト;ラフエニルジプロピレングリコールジフ
オスフアイト2重量部を配合し、実施例1と同様にして
温度検知ヒータとする。
実施例3
ナイロン12のパウダー10鍾量部に対してジラ;ウリ
ルハイドロゲンフオスフアイト0.1重量部を添加し、
同様にして温度検知ヒータとする。
ルハイドロゲンフオスフアイト0.1重量部を添加し、
同様にして温度検知ヒータとする。
比較例1ナイロン12のパウダー10鍾量部に対してリ
ン酸1重量部を配合し、同様に温度検知ヒータとす?る
。
ン酸1重量部を配合し、同様に温度検知ヒータとす?る
。
比較例2
ナイロン12のパウダー10鍾量部に対してトリスーP
−ヒドロキシフェニルフォスフェート1鍾量部を配合し
、同様に温度検知ヒータとする。
−ヒドロキシフェニルフォスフェート1鍾量部を配合し
、同様に温度検知ヒータとする。
比較例3ナイロン1陣品を用いて同様に温度検知ヒー汐
とする。
とする。
ゝ 次表に上記各例の感温体の諸特性の比較を示す。な
お、サーミスタB定数は、30特cから600Cにおけ
るインピーダンスのサーミスタB定数である。
お、サーミスタB定数は、30特cから600Cにおけ
るインピーダンスのサーミスタB定数である。
耐熱性は120゜Cで30CjIf1間、5VI薦の直
流電場印加前後におけるインピーダンス比(1205C
における測定値の比)で表した。耐湿性は温度45゜C
,相対湿度95%の雰囲気中に7時間放置後の絶乾状態
に対するインピーダンス比(室温における比較)で表し
、屈曲性は径2罵のカットを120゜Cの恒温器に3叩
時間放置した後、90ト折り曲げ試験をして切断に至る
までの曲げ回数で表した。これらの結果から明らかなよ
うに、本発明の感温体はナイロン1陣独のものに比べて
耐湿性、耐分極性、耐熱劣化性および温度検知機能(サ
ーミスタB定数の数値の大きさ)とも優れ、リン酸を配
合したナイロン1澗成物に比べると耐湿性および耐熱劣
化性が大きく改善され、トリーP−ヒドロキシフェニル
フォスフェートを配合した組成物に比べると耐熱劣化性
が著しく改善されていることがわかる。
流電場印加前後におけるインピーダンス比(1205C
における測定値の比)で表した。耐湿性は温度45゜C
,相対湿度95%の雰囲気中に7時間放置後の絶乾状態
に対するインピーダンス比(室温における比較)で表し
、屈曲性は径2罵のカットを120゜Cの恒温器に3叩
時間放置した後、90ト折り曲げ試験をして切断に至る
までの曲げ回数で表した。これらの結果から明らかなよ
うに、本発明の感温体はナイロン1陣独のものに比べて
耐湿性、耐分極性、耐熱劣化性および温度検知機能(サ
ーミスタB定数の数値の大きさ)とも優れ、リン酸を配
合したナイロン1澗成物に比べると耐湿性および耐熱劣
化性が大きく改善され、トリーP−ヒドロキシフェニル
フォスフェートを配合した組成物に比べると耐熱劣化性
が著しく改善されていることがわかる。
以上のように本発明の感温体材料は優れた電気特性なら
びに機械特性を有している。
びに機械特性を有している。
図面は感温ヒータの構成を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 亜リン酸エステル類を含有したポリアミド組成物か
らなることを特徴とする高分子感温体。 2 亜リン酸エステル類が、ポリアミド100重量部に
対して0.1〜10重量部含有されている特許請求の範
囲第1項記載の高分子感温体。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14729879A JPS6048081B2 (ja) | 1979-11-13 | 1979-11-13 | 高分子感温体 |
| EP80106610A EP0028764B1 (en) | 1979-10-30 | 1980-10-28 | Polymeric thermo-sensitive compositions |
| CA000363385A CA1154948A (en) | 1979-10-30 | 1980-10-28 | Polymeric thermo-sensitive material |
| DE8080106610T DE3071173D1 (en) | 1979-10-30 | 1980-10-28 | Polymeric thermo-sensitive compositions |
| AU63795/80A AU544233B2 (en) | 1979-10-30 | 1980-10-29 | Polyamide thermosensitive composition |
| US06/421,577 US4439569A (en) | 1979-10-30 | 1982-09-22 | Polymeric thermo-sensitive material |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14729879A JPS6048081B2 (ja) | 1979-11-13 | 1979-11-13 | 高分子感温体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5671211A JPS5671211A (en) | 1981-06-13 |
| JPS6048081B2 true JPS6048081B2 (ja) | 1985-10-25 |
Family
ID=15427028
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14729879A Expired JPS6048081B2 (ja) | 1979-10-30 | 1979-11-13 | 高分子感温体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6048081B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2812071B2 (ja) * | 1992-06-18 | 1998-10-15 | 松下電器産業株式会社 | 高分子感温体 |
| JP6267873B2 (ja) | 2013-06-03 | 2018-01-24 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 超音波観察装置、超音波観察装置システム及び超音波観察方法 |
-
1979
- 1979-11-13 JP JP14729879A patent/JPS6048081B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5671211A (en) | 1981-06-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6048081B2 (ja) | 高分子感温体 | |
| EP0782153B1 (en) | Temperature-sensing polymer body and temperature-sensing element made therefrom | |
| KR910007009B1 (ko) | 전기 전도성 중합체 조성물 | |
| US4617454A (en) | Thermal-sensitive insulating composition and method, and article and apparatus incorporating same | |
| JPS6259441B2 (ja) | ||
| US4439569A (en) | Polymeric thermo-sensitive material | |
| JPS6311761B2 (ja) | ||
| JP3301866B2 (ja) | 高分子感温体、その製造方法および感熱ヒータ線 | |
| JP2886333B2 (ja) | 高分子感温材 | |
| JP2861641B2 (ja) | 高分子感温体 | |
| US4126568A (en) | Polyvinyl chloride wire insulation made conductive at elevated temperatures by the use of additives | |
| KR100431442B1 (ko) | 자동차용 방수 써미스터 | |
| JPH0855708A (ja) | 高分子感温体および感熱ヒ−タ線 | |
| JP2812071B2 (ja) | 高分子感温体 | |
| JPH01266163A (ja) | 高分子感温材組成物 | |
| JPS58136624A (ja) | 感熱性素子 | |
| HK1001148A (en) | Temperature-sensing polymer body and temperature-sensing element made therefrom | |
| JPS6228565B2 (ja) | ||
| JPS6161685B2 (ja) | ||
| JPH0582853B2 (ja) | ||
| JPS6356906B2 (ja) | ||
| JPS6228562B2 (ja) | ||
| JPH041251A (ja) | 高分子感温材 | |
| JPS5949940B2 (ja) | ポリアミド樹脂組成物 | |
| JPH061723B2 (ja) | 感熱性素子 |