JPS6050207B2 - 熱硬化性樹脂組成物 - Google Patents
熱硬化性樹脂組成物Info
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- JPS6050207B2 JPS6050207B2 JP1478179A JP1478179A JPS6050207B2 JP S6050207 B2 JPS6050207 B2 JP S6050207B2 JP 1478179 A JP1478179 A JP 1478179A JP 1478179 A JP1478179 A JP 1478179A JP S6050207 B2 JPS6050207 B2 JP S6050207B2
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- Japan
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- parts
- resin
- quinazolone
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は熱硬化性樹脂組成物に関するものであり、その
目的とするところは、耐熱性、機械強度、電気特性、耐
水性等が優れているばかりでな、く硬化性にも優れた電
気絶縁材料、積層品用樹脂材料、塗料材料、成形材料な
どに極めて有用な熱硬化性樹脂組成物を提供することに
ある。
目的とするところは、耐熱性、機械強度、電気特性、耐
水性等が優れているばかりでな、く硬化性にも優れた電
気絶縁材料、積層品用樹脂材料、塗料材料、成形材料な
どに極めて有用な熱硬化性樹脂組成物を提供することに
ある。
従来、電気絶縁材料、構成用材料などに用いられる熱硬
化性樹脂としては、ポリエステル樹脂、フッエノール樹
脂、エポキシ樹脂等がよく知られている。
化性樹脂としては、ポリエステル樹脂、フッエノール樹
脂、エポキシ樹脂等がよく知られている。
しかし、これらは、一般に耐熱性などが充分でなく、使
用分野はおのずから限定されていた。然るに、近時、電
気機器、化学関係機器などの高性能化、コンパクト化、
使用条件の過酷化等に推移するにつれて、そこで使用さ
れる電気絶縁材料に対してすぐれた耐熱性が要求される
ようになつてきた。現在、耐熱性樹脂材料の代表的なも
のとしてはポリイミド樹脂、シリコーン樹脂、ジフェニ
ルエーテル樹脂などがあるが、いずれもそれぞれ次の如
き欠点を有している。
用分野はおのずから限定されていた。然るに、近時、電
気機器、化学関係機器などの高性能化、コンパクト化、
使用条件の過酷化等に推移するにつれて、そこで使用さ
れる電気絶縁材料に対してすぐれた耐熱性が要求される
ようになつてきた。現在、耐熱性樹脂材料の代表的なも
のとしてはポリイミド樹脂、シリコーン樹脂、ジフェニ
ルエーテル樹脂などがあるが、いずれもそれぞれ次の如
き欠点を有している。
すなわち、ポリイミド樹脂は特殊な溶媒を必要とする上
、硬化性が著しく劣り、作業性、加工性が悪い。シリコ
ーン樹脂は機械強度が著しく低いため構造材料として使
用できない。ジフェニルエーテル樹脂においては、一般
の汎用溶媒に可溶で高温における強度も大きい利点があ
る反面、硬化性が著しく劣るため、成形およびアフター
キユアに多大な時間とエネルギーを要する。かかる点よ
り、本発明者らは、叙上の欠点を解決するには、耐熱性
、機械強度、電気特性、耐水性などがすぐれているとと
もに、作業性、加工性のすぐれた電気絶縁材料、構造材
料の開発することにあるとの課題をえ、かかる課題の解
決に向つて種々研究を重ねた結果、ジフェニルエーテル
・フェニルフェノール共縮合型レゾール樹脂(以下DP
E−PP系レゾール樹脂)とキナゾロン環含有ょ*エポ
キシ樹脂に必要に応じて硬化触媒を配合してなることを
特徴とする樹脂組成物は前述の欠点がことごとく解決さ
れた熱硬化性樹脂組成物を提供しうるという新たな事実
を見出し、本発明を完成するにいたつた。
、硬化性が著しく劣り、作業性、加工性が悪い。シリコ
ーン樹脂は機械強度が著しく低いため構造材料として使
用できない。ジフェニルエーテル樹脂においては、一般
の汎用溶媒に可溶で高温における強度も大きい利点があ
る反面、硬化性が著しく劣るため、成形およびアフター
キユアに多大な時間とエネルギーを要する。かかる点よ
り、本発明者らは、叙上の欠点を解決するには、耐熱性
、機械強度、電気特性、耐水性などがすぐれているとと
もに、作業性、加工性のすぐれた電気絶縁材料、構造材
料の開発することにあるとの課題をえ、かかる課題の解
決に向つて種々研究を重ねた結果、ジフェニルエーテル
・フェニルフェノール共縮合型レゾール樹脂(以下DP
E−PP系レゾール樹脂)とキナゾロン環含有ょ*エポ
キシ樹脂に必要に応じて硬化触媒を配合してなることを
特徴とする樹脂組成物は前述の欠点がことごとく解決さ
れた熱硬化性樹脂組成物を提供しうるという新たな事実
を見出し、本発明を完成するにいたつた。
いわば、本発明は、150〜220℃の加熱処理によつ
て、すぐれた耐熱性、機械強度、電気特性、耐水性など
を備えた硬化樹脂層を容易に形成できる電気絶縁材料、
構造材料などに有用な熱硬化性樹ノ脂組成物を提供する
ものである。
て、すぐれた耐熱性、機械強度、電気特性、耐水性など
を備えた硬化樹脂層を容易に形成できる電気絶縁材料、
構造材料などに有用な熱硬化性樹ノ脂組成物を提供する
ものである。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明になる熱硬化性樹脂組成物は、一般式(A)(式
中、Yはハロゲン原子、ヒドロキシ基、もしくは炭素数
1〜4のアルコキシ基、置換異性体のm+nは平均値と
して1.8〜2.2の範囲を示す。
中、Yはハロゲン原子、ヒドロキシ基、もしくは炭素数
1〜4のアルコキシ基、置換異性体のm+nは平均値と
して1.8〜2.2の範囲を示す。
)であられされるジフェニルエーテル誘導体とバラフェ
ニルフェノールもしくはオルソフェニルフェノールとの
ノボラック型縮合体をレゾール化することにより得られ
るDPE−PP系レゾール樹脂と、一般式(B)(式中
、0H基はO−、m−、およびp位置のい.ずれかに置
換するものを示す。
ニルフェノールもしくはオルソフェニルフェノールとの
ノボラック型縮合体をレゾール化することにより得られ
るDPE−PP系レゾール樹脂と、一般式(B)(式中
、0H基はO−、m−、およびp位置のい.ずれかに置
換するものを示す。
)であられされる1分子中に2個のキナゾロン環を有す
るビスフェノール化合物と1分子中に2個以上のエポキ
シ基を有するエポキシ化合物とを反応させて得られるキ
ナゾロン環含有エポキシ樹脂に必要に応じて硬!化触媒
を配合してなるものである。本発明を構成する成分の一
つであるDPE−PP系レゾール樹脂は一般に次のよう
にして製造することができる。。例えば、前記一般式(
A)であられされるジフェニルエーテル誘導体10唾量
部4に対し、バラフェニルフェノールもしくはオルソフ
ェニルフェノール70〜14鍾量部を加え、必要ならぱ
塩化亜鉛、塩化第2鉄、塩化第2錫、塩酸硫酸、有機ス
ルホン酸などのフリーデル・クラフツ触媒を添加し、一
般的には150〜260゜Cの温度で1〜1Cff間加
熱することによつてノボラック型縮合体を得る。このノ
ボラック型縮合体を通常ホルムアルデヒド源として用い
られているホルマリン、トリオキサン、バラホルムアル
デヒドヘキサメチレンテトラミンなどと、メタノ−ルー
トルエン混合物、セロソルブなどの適当な有機溶媒中で
、カセイソーダ、アンモニア、トリエチルアミン、ピリ
ジン、トリーn−ブチルアミン、ジエチレントリアミン
のような塩基性触媒の存在下に、50〜120℃程度に
加熱することによつて、DPE−PP系レゾール樹脂が
製造される。ここでジフェニルエーテル誘導体の平均置
換基数(前記m+n)を1.8〜2.2としたのは、硬
化樹脂にした場合、それ以下では機械強度、耐熱性とも
低下し、2之以上ではジフェニルエーテル誘導体の合成
が困難であるばかりでなくレゾール樹脂を製造する過程
でゲル化を起こし易いので好ましくない。また、ジフェ
ニルエーテル誘導体100重量部に対し、バラフェニル
フェノールもしくはオルソフェニルフェノール70〜1
4唾量部としたのは、この範囲以下では、熱硬化がおそ
くなり、充分な強度の硬化樹脂が得られない傾向にある
こと、この範囲以上では、耐熱性、電気特性などが低下
する傾向にあるためである。また、本発明を構成する成
分の一つであるキナゾロン環含有エポキシ樹脂は、一般
に次のようにして製造することができる。例えば、前記
一般式(B)で表わされるキナゾロン環を有するビズフ
エノール化合物と1分子中に2個以上のエポキシ基を有
するエポキシ化合物を、ビスフェノールの水酸基1当量
に対して、エポキシ基が1〜3当量の割合となるように
混合して、無触媒あるいは三級アミン、炭酸カリウムの
ような触媒存在下で、90〜250゜Cの温度で0.5
〜5時間程度反応させて得られる。ここで、キナゾロン
環を有するビスフェノール化合物の水酸基1当量に対し
て、エポキシ化合物のエポキシ基の割合を1〜3当量と
したのは、それ以下では生成物が未反応のビスフェノー
ル化合物を含むこともあつて、DPE−PP系レゾール
樹脂との相溶性、溶媒への溶解性などに問題が出てくる
ためであり、また、それ以上では得られる硬化物の耐熱
性が充分でなくなるからである。本発明において使用さ
れる前記一般式(B)であられされるキナゾロン環含有
ビスフェノール化合物は、4・4″−ジアミノジフェニ
ルメタンー3・3″−ジカルボン酸を無水酢酸またアセ
チルクロライドなどを用いてアセチル化などを行なつて
得られるビスオキサジノンニを出発原料とし、この1モ
ルと、例えばo−アルノフエノール、m−アミノフェノ
ール、p−アミノフェノールのごときアミノフェノール
の2モルとをm−クレゾール、N−N−ジメチルホルム
アミド、N−N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピ
ロリドンなどの有機溶媒中で、80〜220℃で3〜1
C@間加熱することによつて容易に得ることができる。
るビスフェノール化合物と1分子中に2個以上のエポキ
シ基を有するエポキシ化合物とを反応させて得られるキ
ナゾロン環含有エポキシ樹脂に必要に応じて硬!化触媒
を配合してなるものである。本発明を構成する成分の一
つであるDPE−PP系レゾール樹脂は一般に次のよう
にして製造することができる。。例えば、前記一般式(
A)であられされるジフェニルエーテル誘導体10唾量
部4に対し、バラフェニルフェノールもしくはオルソフ
ェニルフェノール70〜14鍾量部を加え、必要ならぱ
塩化亜鉛、塩化第2鉄、塩化第2錫、塩酸硫酸、有機ス
ルホン酸などのフリーデル・クラフツ触媒を添加し、一
般的には150〜260゜Cの温度で1〜1Cff間加
熱することによつてノボラック型縮合体を得る。このノ
ボラック型縮合体を通常ホルムアルデヒド源として用い
られているホルマリン、トリオキサン、バラホルムアル
デヒドヘキサメチレンテトラミンなどと、メタノ−ルー
トルエン混合物、セロソルブなどの適当な有機溶媒中で
、カセイソーダ、アンモニア、トリエチルアミン、ピリ
ジン、トリーn−ブチルアミン、ジエチレントリアミン
のような塩基性触媒の存在下に、50〜120℃程度に
加熱することによつて、DPE−PP系レゾール樹脂が
製造される。ここでジフェニルエーテル誘導体の平均置
換基数(前記m+n)を1.8〜2.2としたのは、硬
化樹脂にした場合、それ以下では機械強度、耐熱性とも
低下し、2之以上ではジフェニルエーテル誘導体の合成
が困難であるばかりでなくレゾール樹脂を製造する過程
でゲル化を起こし易いので好ましくない。また、ジフェ
ニルエーテル誘導体100重量部に対し、バラフェニル
フェノールもしくはオルソフェニルフェノール70〜1
4唾量部としたのは、この範囲以下では、熱硬化がおそ
くなり、充分な強度の硬化樹脂が得られない傾向にある
こと、この範囲以上では、耐熱性、電気特性などが低下
する傾向にあるためである。また、本発明を構成する成
分の一つであるキナゾロン環含有エポキシ樹脂は、一般
に次のようにして製造することができる。例えば、前記
一般式(B)で表わされるキナゾロン環を有するビズフ
エノール化合物と1分子中に2個以上のエポキシ基を有
するエポキシ化合物を、ビスフェノールの水酸基1当量
に対して、エポキシ基が1〜3当量の割合となるように
混合して、無触媒あるいは三級アミン、炭酸カリウムの
ような触媒存在下で、90〜250゜Cの温度で0.5
〜5時間程度反応させて得られる。ここで、キナゾロン
環を有するビスフェノール化合物の水酸基1当量に対し
て、エポキシ化合物のエポキシ基の割合を1〜3当量と
したのは、それ以下では生成物が未反応のビスフェノー
ル化合物を含むこともあつて、DPE−PP系レゾール
樹脂との相溶性、溶媒への溶解性などに問題が出てくる
ためであり、また、それ以上では得られる硬化物の耐熱
性が充分でなくなるからである。本発明において使用さ
れる前記一般式(B)であられされるキナゾロン環含有
ビスフェノール化合物は、4・4″−ジアミノジフェニ
ルメタンー3・3″−ジカルボン酸を無水酢酸またアセ
チルクロライドなどを用いてアセチル化などを行なつて
得られるビスオキサジノンニを出発原料とし、この1モ
ルと、例えばo−アルノフエノール、m−アミノフェノ
ール、p−アミノフェノールのごときアミノフェノール
の2モルとをm−クレゾール、N−N−ジメチルホルム
アミド、N−N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピ
ロリドンなどの有機溶媒中で、80〜220℃で3〜1
C@間加熱することによつて容易に得ることができる。
また、本発明で用いられるエポキシ化合物としては、通
常、ビスフェノールAのジグリシジルエーテルタイプで
エポキシ当量1000以下程度のものが望ましい。
常、ビスフェノールAのジグリシジルエーテルタイプで
エポキシ当量1000以下程度のものが望ましい。
かかるエポキシ樹脂は各種市販されており、例えば、エ
ピコート828(シェル化学製商品名、エポキシ当量1
90)、エピコート1001(シェル化学製商品名、エ
ポキシ当量480)、エピコート1004(シェル化学
製商品名、エポキシ当量970)等が挙げられるが、他
の脂環式、グリシジルエステルタイプ、ノボラックタイ
プのエポキシ樹脂も使用できる。また、硬化触媒として
は、リン酸、バラトルエンスルホン酸、バラキシレンス
ルホン酸、しゆう酸等の酸性触媒が極めて有効である。
ピコート828(シェル化学製商品名、エポキシ当量1
90)、エピコート1001(シェル化学製商品名、エ
ポキシ当量480)、エピコート1004(シェル化学
製商品名、エポキシ当量970)等が挙げられるが、他
の脂環式、グリシジルエステルタイプ、ノボラックタイ
プのエポキシ樹脂も使用できる。また、硬化触媒として
は、リン酸、バラトルエンスルホン酸、バラキシレンス
ルホン酸、しゆう酸等の酸性触媒が極めて有効である。
本発明において、前記DPE−PP系レゾール樹脂とキ
ナゾロン含有エポキシ樹脂との配合割合は重量比で前者
40〜70に対して、後者60〜30の範囲であれば、
硬化物にすぐれた耐熱性と機械強度を与える上で望まし
い。
ナゾロン含有エポキシ樹脂との配合割合は重量比で前者
40〜70に対して、後者60〜30の範囲であれば、
硬化物にすぐれた耐熱性と機械強度を与える上で望まし
い。
すなわち、DPE−PP系レゾール樹肪が7鍾量%以上
、キナゾロン含有エポキシ樹脂30重量%以下の組成の
硬化物においては、一般に脆くなり、機械衝撃などに弱
くなる傾向にあり、DPE−PP系レゾール樹脂が40
重量%以下、キナゾロン含有エポキシ樹脂6呼量%以上
)では、硬化性が低く、高温時の強度、耐熱性などが低
下する傾向にある。硬化触媒はその使用目的により、使
用量などが決定されるが、一般に、樹脂総量に対して5
重量%以上配合することは、硬化物の電気特性および7
耐薬品性等の上から好ましくない。
、キナゾロン含有エポキシ樹脂30重量%以下の組成の
硬化物においては、一般に脆くなり、機械衝撃などに弱
くなる傾向にあり、DPE−PP系レゾール樹脂が40
重量%以下、キナゾロン含有エポキシ樹脂6呼量%以上
)では、硬化性が低く、高温時の強度、耐熱性などが低
下する傾向にある。硬化触媒はその使用目的により、使
用量などが決定されるが、一般に、樹脂総量に対して5
重量%以上配合することは、硬化物の電気特性および7
耐薬品性等の上から好ましくない。
本発明の熱硬化性樹脂組成物には公知の充填剤例えば、
シリカ粉末、ガラス粉末、炭酸カルシウム粉末、ガラス
繊維、カーボンブラックなど、あるいは顔料、その他の
難燃剤や酸化防止剤などをク配合することもできる。
シリカ粉末、ガラス粉末、炭酸カルシウム粉末、ガラス
繊維、カーボンブラックなど、あるいは顔料、その他の
難燃剤や酸化防止剤などをク配合することもできる。
本発明の熱硬化性樹脂組成物を使用するに際しては、通
常、適当な溶剤にとかしてワニス状で用いられるが、こ
のまま粉末状混合物として用いることも可能である。
常、適当な溶剤にとかしてワニス状で用いられるが、こ
のまま粉末状混合物として用いることも可能である。
次に本発明を実施例によつて説明する。
なお、各実施例において用いられるキナゾロン環含有ビ
3*スフエノール化合物の構造式とその略号を以下に示
す。実施例1 ジフェニルエーテル骨格1個当り平均して1.96個の
クロルメチル基を有するクロルメチルジフェニルエーテ
ル88重量部(以下、単に部と略記する。
3*スフエノール化合物の構造式とその略号を以下に示
す。実施例1 ジフェニルエーテル骨格1個当り平均して1.96個の
クロルメチル基を有するクロルメチルジフェニルエーテ
ル88重量部(以下、単に部と略記する。
)とバラフェニルフェノール107部塩化第2鉄0.屹
部を混合し、窒素ガス気流下に生成する塩化水素を除去
しながら、150〜180′Cで加熱攪拌を約3時間行
なうことによつてノボラック型縮合体を得た。このノボ
ラック型縮合体に、37%ホルマリン76部、カセイソ
ーダ1.7部、メタノール9部、トルエン120部を加
え、85〜87℃で1叫間加熱攪拌後、トルエン1伯部
を加えて冷却した。その後、20%硫酸て中和し、かつ
トルエン層を分離し.た後、大量の水で洗浄した。しか
る後、加熱脱水および濃縮を行ない濃度50%のDPE
−PP系レゾール樹脂溶液を得た。次に略号QP−1で
あられされるキナゾロン含有ビスフェノール化合物25
8部とエピコート1001,(シェル化学製商品名、ビ
スフェノールA系エポキシ樹脂、エポキシ当量480)
72哨艮を混合し、180〜200℃で約2時間反応さ
せた。
部を混合し、窒素ガス気流下に生成する塩化水素を除去
しながら、150〜180′Cで加熱攪拌を約3時間行
なうことによつてノボラック型縮合体を得た。このノボ
ラック型縮合体に、37%ホルマリン76部、カセイソ
ーダ1.7部、メタノール9部、トルエン120部を加
え、85〜87℃で1叫間加熱攪拌後、トルエン1伯部
を加えて冷却した。その後、20%硫酸て中和し、かつ
トルエン層を分離し.た後、大量の水で洗浄した。しか
る後、加熱脱水および濃縮を行ない濃度50%のDPE
−PP系レゾール樹脂溶液を得た。次に略号QP−1で
あられされるキナゾロン含有ビスフェノール化合物25
8部とエピコート1001,(シェル化学製商品名、ビ
スフェノールA系エポキシ樹脂、エポキシ当量480)
72哨艮を混合し、180〜200℃で約2時間反応さ
せた。
生成物は室温で固体状の樹脂で、エポキシ当量1970
であつた。このものを赤外吸収スペクトル分析したとこ
ろ、1695cm−1付近および1610cm−1付近
にキナゾロン環に基づく吸収があり、また、3150c
m−1付近のフェノール性水酸基の吸収が減少している
ことが確認され、これによりキナゾロン環含有エポキシ
樹脂の生成が認められた。この樹脂をジオキサンに溶解
させることにより、濃度50%のキナゾロン環含有エポ
キシ樹脂溶液を得た。このようにして得たキナゾロン環
含有エポキシ樹脂溶液(4)部に先に調整したDPE−
PP系レゾール樹脂溶液印部を混合し、更にバラトルエ
ンスルホン酸の20%アセトン溶液を2.5部加えて、
よく混合し、樹脂ワニスを作つた。
であつた。このものを赤外吸収スペクトル分析したとこ
ろ、1695cm−1付近および1610cm−1付近
にキナゾロン環に基づく吸収があり、また、3150c
m−1付近のフェノール性水酸基の吸収が減少している
ことが確認され、これによりキナゾロン環含有エポキシ
樹脂の生成が認められた。この樹脂をジオキサンに溶解
させることにより、濃度50%のキナゾロン環含有エポ
キシ樹脂溶液を得た。このようにして得たキナゾロン環
含有エポキシ樹脂溶液(4)部に先に調整したDPE−
PP系レゾール樹脂溶液印部を混合し、更にバラトルエ
ンスルホン酸の20%アセトン溶液を2.5部加えて、
よく混合し、樹脂ワニスを作つた。
この樹脂ワニスを銅板上に塗布した後、100′Cで1
時間、ついで200゜Cで3時間加熱硬化を行ない、厚
さ0.04Tnmの表面平滑な塗膜を得た。
時間、ついで200゜Cで3時間加熱硬化を行ない、厚
さ0.04Tnmの表面平滑な塗膜を得た。
この塗膜の体積固有抵抗は、常態室温で3.7X1α6
Ω−Gであり、水中10日間浸漬後で1.2×1016
Ω一礪であつた。また、ワニス3fを直径7Crf1の
アルミシヤーレ中で硬化させた。得られた硬化物の24
0℃、50C@間後の加熱重量減少率は6.7%であつ
た。曲げ強度については、直径1mのアミドイミドエナ
メル線を直径6TWLの丸棒に巻いて作られたヘリカル
コイルに前記ワニスを含浸させ、同条件(前出)で硬化
して得られたサンプルについて測定した。このものの支
点間距離50における曲げ強度は、25℃で19.8k
9150℃で7.1k9であつた。実施例2ジフェニル
エーテル骨格1個当り平均して1.8個のヒドロキシメ
チル基を有するヒドロキシメチルジフェニルエーテル1
00部とオルソフェニルフェノール10C8、塩化亜鉛
0.05部を混合し、窒素,ガス気流下、190〜21
0′Cで加熱攪拌を約6時間行ない、その間、生成する
水を留去することによつて、ノボラック型縮合体を得た
。
Ω−Gであり、水中10日間浸漬後で1.2×1016
Ω一礪であつた。また、ワニス3fを直径7Crf1の
アルミシヤーレ中で硬化させた。得られた硬化物の24
0℃、50C@間後の加熱重量減少率は6.7%であつ
た。曲げ強度については、直径1mのアミドイミドエナ
メル線を直径6TWLの丸棒に巻いて作られたヘリカル
コイルに前記ワニスを含浸させ、同条件(前出)で硬化
して得られたサンプルについて測定した。このものの支
点間距離50における曲げ強度は、25℃で19.8k
9150℃で7.1k9であつた。実施例2ジフェニル
エーテル骨格1個当り平均して1.8個のヒドロキシメ
チル基を有するヒドロキシメチルジフェニルエーテル1
00部とオルソフェニルフェノール10C8、塩化亜鉛
0.05部を混合し、窒素,ガス気流下、190〜21
0′Cで加熱攪拌を約6時間行ない、その間、生成する
水を留去することによつて、ノボラック型縮合体を得た
。
このノボラック型縮合体にバラホルムアルデヒド26.
4部、水酸化ナトリウム0.3部、メタノール20部ト
ルエン120部を加え、86〜90′Cで8時間加熱攪
拌後、トルエン1旬部を加えて冷却した。その後20%
の硫酸で中和し、かつ、トルエン層を分離した後、大量
の水で洗浄した。しかる後、加熱脱水および濃縮を行な
い、濃度50%のDPE−PP系レゾール樹脂溶液一を
得た。次に略号QP−2であられされるキナゾロン環含
有ビスフェノール化合物258部とエピコート1001
(前出)14(代)部を混合し、180〜200′Cで
2時間加熱攪拌を行なうことによつて反応させた。
4部、水酸化ナトリウム0.3部、メタノール20部ト
ルエン120部を加え、86〜90′Cで8時間加熱攪
拌後、トルエン1旬部を加えて冷却した。その後20%
の硫酸で中和し、かつ、トルエン層を分離した後、大量
の水で洗浄した。しかる後、加熱脱水および濃縮を行な
い、濃度50%のDPE−PP系レゾール樹脂溶液一を
得た。次に略号QP−2であられされるキナゾロン環含
有ビスフェノール化合物258部とエピコート1001
(前出)14(代)部を混合し、180〜200′Cで
2時間加熱攪拌を行なうことによつて反応させた。
生成物は室温て固体状て、実施例1と同様に赤外吸収ス
ペクトルによりキナゾロン含有エポキシ樹脂の生成が確
認された。この樹脂をジオキサンに溶解させることによ
り、濃度50%のキナゾロン環含有エポキシ樹脂溶液を
得た。このようにして得たキナゾロン環含有エポキシ樹
脂溶液功部に、先に調整したDPE−PP系レゾール樹
脂溶液(1)部を混合し、更にバラキシレンスルホン酸
の20%アセトン溶液を5部加えて、よく混合し、樹脂
ワニスを作つた。
ペクトルによりキナゾロン含有エポキシ樹脂の生成が確
認された。この樹脂をジオキサンに溶解させることによ
り、濃度50%のキナゾロン環含有エポキシ樹脂溶液を
得た。このようにして得たキナゾロン環含有エポキシ樹
脂溶液功部に、先に調整したDPE−PP系レゾール樹
脂溶液(1)部を混合し、更にバラキシレンスルホン酸
の20%アセトン溶液を5部加えて、よく混合し、樹脂
ワニスを作つた。
この樹脂ワニスを用いて、実施例1と同様の条件で硬化
して得られた塗膜は、かつ色透明の強靭なものであり、
体積固有抵抗は25゜Cで測定した場合、常態て2.1
×1016Ω−Gであり、水中10日間浸漬後で0.9
×1016Ω一礪であつた。
して得られた塗膜は、かつ色透明の強靭なものであり、
体積固有抵抗は25゜Cで測定した場合、常態て2.1
×1016Ω−Gであり、水中10日間浸漬後で0.9
×1016Ω一礪であつた。
また、空気中、240′Cl5OO時間後の加熱重量減
少率は6.9%であつた。実施例3p−p″−ジブトキ
シメチルジフエニルエーテル1冗部、バラフェニルフェ
ノール1用部、塩化第2鉄0.03部を混合し、窒素ガ
ス気流下、生成するブタノールを留去しながら、210
〜220℃で加熱攪拌を約3時間行なうことによつてノ
ボラック型縮合体を得た。
少率は6.9%であつた。実施例3p−p″−ジブトキ
シメチルジフエニルエーテル1冗部、バラフェニルフェ
ノール1用部、塩化第2鉄0.03部を混合し、窒素ガ
ス気流下、生成するブタノールを留去しながら、210
〜220℃で加熱攪拌を約3時間行なうことによつてノ
ボラック型縮合体を得た。
このノボラック型縮合体に、37%ホルマリン56部、
カセイソーダ3部、メタノール10部、トルエン14?
を加え、88〜92゜Cで8時間加熱攪拌後、トルエン
1伯部を加え冷却した。その後、20%硫酸で中和し、
かつトルエン層を分離した後、大量の水で洗浄した。し
かる後、加熱脱水および濃縮を行ない、濃度50%のD
PE−PP系レゾール樹脂溶液を得た。次に略号QP−
3であられされるキナゾロン環含有ビスフェノール化合
物129部とエピコート1004(シェル化学製商品名
、ビスフェノールA系エポキシ樹脂、エポキシ当量97
0)9冗部とトリエチルアミン0.5部をN−N−ジメ
チルホルムアミド10弱部中に仕込み、153℃で2時
間反応させることにより、キナゾロン環含有エポキシ樹
脂の50%N−N−ジメチルホルムアミド溶液を得た。
カセイソーダ3部、メタノール10部、トルエン14?
を加え、88〜92゜Cで8時間加熱攪拌後、トルエン
1伯部を加え冷却した。その後、20%硫酸で中和し、
かつトルエン層を分離した後、大量の水で洗浄した。し
かる後、加熱脱水および濃縮を行ない、濃度50%のD
PE−PP系レゾール樹脂溶液を得た。次に略号QP−
3であられされるキナゾロン環含有ビスフェノール化合
物129部とエピコート1004(シェル化学製商品名
、ビスフェノールA系エポキシ樹脂、エポキシ当量97
0)9冗部とトリエチルアミン0.5部をN−N−ジメ
チルホルムアミド10弱部中に仕込み、153℃で2時
間反応させることにより、キナゾロン環含有エポキシ樹
脂の50%N−N−ジメチルホルムアミド溶液を得た。
このように得たキナゾロン環含有エポキシ樹脂溶液60
部に、先に調整したDPE−PP系レゾール樹脂溶液4
0部を混合し、更にバラキシレンスルホン酸の20%ア
セトン溶液5部を加え、よく混合して樹脂ワニスを得た
。この樹脂ワニスを銅板上に塗布した後、130′Cで
30分、200℃で4時間加熱硬化して得た厚さ0.0
4WLの塗膜は、かつ色透明で光沢があつた。
部に、先に調整したDPE−PP系レゾール樹脂溶液4
0部を混合し、更にバラキシレンスルホン酸の20%ア
セトン溶液5部を加え、よく混合して樹脂ワニスを得た
。この樹脂ワニスを銅板上に塗布した後、130′Cで
30分、200℃で4時間加熱硬化して得た厚さ0.0
4WLの塗膜は、かつ色透明で光沢があつた。
また、マンドレル試験において、5wunφ合格であつ
ノた。空気中、240℃で5(1)時間加熱劣化させた
ときの熱重量減少率は、8.2%であり、外観も光沢を
保持し、形状変化もなかつた。実施例4 ジフェニルエーテル骨格1個当り平均して2.27個の
メトキシメチル基を有するメトキシメチルジフェニルエ
ーテル90部とバラフェノール126部、塩化第2鉄0
.屹部を混合し、窒素ガス気流下、生成するメタノール
を留去しながら、220〜230゜Cで加熱攪拌を約3
時間行なうことによつてノボラツ9ク型縮合体を得た。
ノた。空気中、240℃で5(1)時間加熱劣化させた
ときの熱重量減少率は、8.2%であり、外観も光沢を
保持し、形状変化もなかつた。実施例4 ジフェニルエーテル骨格1個当り平均して2.27個の
メトキシメチル基を有するメトキシメチルジフェニルエ
ーテル90部とバラフェノール126部、塩化第2鉄0
.屹部を混合し、窒素ガス気流下、生成するメタノール
を留去しながら、220〜230゜Cで加熱攪拌を約3
時間行なうことによつてノボラツ9ク型縮合体を得た。
このノボラック型縮合体に37%ホルマリン96部、ト
リエチルアミン5部、メタノール11部、トルエン12
0部を加え、87〜928時間加熱攪拌後、トルエン1
准部を加えた。しかる後、加熱脱水および濃縮を行ない
、濃度50%のDPE−PP系レゾール樹脂溶液を得た
。次に略号QP−2で示されるキナゾロン環含有ビスフ
ェノール化合物258部とエピコート828(シェル化
学製商品名、ビスフェノールA系エポキシ樹脂、エポキ
シ当量190)1卯部とトリエチルアミン01部をN−
N−ジメチルホルムアド448部中に仕込み、153℃
で5時間反応させることにより、キナゾロン含有エポキ
シ樹脂の50%N−N−ジメチルホルムアミド溶液を得
た。このようにして得られたキナゾロン環含有エポキシ
樹脂溶液3輌に、先に調整したDPE−PP系レゾール
樹脂溶液m部を混合し、更にリン酸1.5部を加えて、
よく混合し、樹脂ワニスを得た。
リエチルアミン5部、メタノール11部、トルエン12
0部を加え、87〜928時間加熱攪拌後、トルエン1
准部を加えた。しかる後、加熱脱水および濃縮を行ない
、濃度50%のDPE−PP系レゾール樹脂溶液を得た
。次に略号QP−2で示されるキナゾロン環含有ビスフ
ェノール化合物258部とエピコート828(シェル化
学製商品名、ビスフェノールA系エポキシ樹脂、エポキ
シ当量190)1卯部とトリエチルアミン01部をN−
N−ジメチルホルムアド448部中に仕込み、153℃
で5時間反応させることにより、キナゾロン含有エポキ
シ樹脂の50%N−N−ジメチルホルムアミド溶液を得
た。このようにして得られたキナゾロン環含有エポキシ
樹脂溶液3輌に、先に調整したDPE−PP系レゾール
樹脂溶液m部を混合し、更にリン酸1.5部を加えて、
よく混合し、樹脂ワニスを得た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式(A) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Yはハロゲン原子、ヒドロキシ基、もしくは炭
素数1〜4のアルコキシ基、置換異性体のm+nは平均
値として1.8〜2.2の範囲を示す。 )であらわされるジフェニルエーテル誘導体とパラフェ
ニルフェノールもしくはオルソフェニルフェノールとの
ノボラック型縮合体をレゾール化することにより得られ
るジフェニルエーテル・フェニルフェノール共縮合型レ
ゾール樹脂40〜70重量%と、一般式(B)▲数式、
化学式、表等があります▼ (式中、OH基はO−、m−およびp−位置のいずれか
に置換するものを示す。 )であらわされる1分子中に2個のキナゾロン環を有す
るビスフェノール化合物と1分子中に2個以上のエポキ
シ基を有するエポキシ化合物とを反応させて得られるキ
ナゾロン環含有エポキシ樹脂60〜80重量%に必要に
応じて硬化触媒を配合してなることを特徴とする熱硬化
性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1478179A JPS6050207B2 (ja) | 1979-02-12 | 1979-02-12 | 熱硬化性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1478179A JPS6050207B2 (ja) | 1979-02-12 | 1979-02-12 | 熱硬化性樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55108449A JPS55108449A (en) | 1980-08-20 |
| JPS6050207B2 true JPS6050207B2 (ja) | 1985-11-07 |
Family
ID=11870586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1478179A Expired JPS6050207B2 (ja) | 1979-02-12 | 1979-02-12 | 熱硬化性樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6050207B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115044275B (zh) * | 2022-07-22 | 2023-05-02 | 山东佰盛能源科技有限公司 | 一种管道保护涂层及其生产工艺 |
-
1979
- 1979-02-12 JP JP1478179A patent/JPS6050207B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55108449A (en) | 1980-08-20 |
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