JPS6054394B2 - 酸洗液の調製方法 - Google Patents
酸洗液の調製方法Info
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- JPS6054394B2 JPS6054394B2 JP57084916A JP8491682A JPS6054394B2 JP S6054394 B2 JPS6054394 B2 JP S6054394B2 JP 57084916 A JP57084916 A JP 57084916A JP 8491682 A JP8491682 A JP 8491682A JP S6054394 B2 JPS6054394 B2 JP S6054394B2
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- JP
- Japan
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- pickling
- tank
- solution
- acid
- copper
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23G—CLEANING OR DE-GREASING OF METALLIC MATERIAL BY CHEMICAL METHODS OTHER THAN ELECTROLYSIS
- C23G1/00—Cleaning or pickling metallic material with solutions or molten salts
- C23G1/36—Regeneration of waste pickling liquors
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は金属の酸洗液の調製方法に関する。
従来鉄材又は鉄合金よりなる板などの金属メッキや塗
装、その他の表面処理を施す場合、これらの処理に先立
つて錆除法などの目的で酸洗が行なわれることは周知で
あι。 一般に酸洗に用いられる溶液は、塩酸、硫酸な
どの鉱酸水溶液であり、金属の酸洗によつて生じた廃液
は、なお多量の酸を含有している。
装、その他の表面処理を施す場合、これらの処理に先立
つて錆除法などの目的で酸洗が行なわれることは周知で
あι。 一般に酸洗に用いられる溶液は、塩酸、硫酸な
どの鉱酸水溶液であり、金属の酸洗によつて生じた廃液
は、なお多量の酸を含有している。
これを廃棄すれば、資源の損失であるばかりか、公害の
問題を生じるので、中和を行う必要があり、費用が嵩む
。そこで近年これらの廃液から酸を回収し、再使用する
試みがなされ特に陰イオン交換膜を用いた拡散透析を組
合せた金属酸洗システムが提案されている。かかるシス
テムによれば、酸洗槽内液の一部を槽外に取り出し、こ
れを拡散透析に付し、酸を回収再使用すると同時に被処
理液は場合によつて更に別工程において鉄化合物などを
回収した後、廃棄される。このようなシステムを初め、
酸の有効利用を図るその他の方法にあつても、酸の消費
量は従来の方法に比べ著しく減少する。このため酸の有
効利用率は著しく高くなつた反面、別の問題として酸洗
に伴い金属や、使用薬剤から不可避的に持ち込まれる種
々の不純物が酸洗液中に蓄積されることがわかつた。な
かでも銅成分の蓄積は種々の問題を生ずる。即ち、銅イ
オンがある濃度以上に蓄積すると、これが鉄などの金属
表面に析出付着し、次工程ての表面処理に悪影響を及ぼ
すのである。 そこで本発明は、それらの悪影響を防止
する金属酸洗液の調製方法を提案する。
問題を生じるので、中和を行う必要があり、費用が嵩む
。そこで近年これらの廃液から酸を回収し、再使用する
試みがなされ特に陰イオン交換膜を用いた拡散透析を組
合せた金属酸洗システムが提案されている。かかるシス
テムによれば、酸洗槽内液の一部を槽外に取り出し、こ
れを拡散透析に付し、酸を回収再使用すると同時に被処
理液は場合によつて更に別工程において鉄化合物などを
回収した後、廃棄される。このようなシステムを初め、
酸の有効利用を図るその他の方法にあつても、酸の消費
量は従来の方法に比べ著しく減少する。このため酸の有
効利用率は著しく高くなつた反面、別の問題として酸洗
に伴い金属や、使用薬剤から不可避的に持ち込まれる種
々の不純物が酸洗液中に蓄積されることがわかつた。な
かでも銅成分の蓄積は種々の問題を生ずる。即ち、銅イ
オンがある濃度以上に蓄積すると、これが鉄などの金属
表面に析出付着し、次工程ての表面処理に悪影響を及ぼ
すのである。 そこで本発明は、それらの悪影響を防止
する金属酸洗液の調製方法を提案する。
即ち本発明は酸洗槽より酸洗液の一部を抜き出しこれに
可溶性硫黄化合物、好ましくはチオ尿素及びその誘導体
から選ばれた少なくとも一種の化合物を添加した後、少
なくともその一部を酸洗槽へ循環供給することを特徴と
する金属酸洗液の調製方法である。特に本発明の好まし
い態様は、酸洗槽より抜き出された酸洗液に該液中の銅
分の量に応じて可溶性硫黄化合物を添加した後、沈澱物
を分離した被処理液の少なくとも一部を酸洗槽へ循環供
給する、或いは沈澱物を分離した後の循環液の一部を陰
イオン交換膜を用いる拡散透析に付して酸を回収し、こ
れを酸洗槽に再供給することにある。そこで本明細書に
おいて酸洗液の再供給という表現にあつては、酸洗槽か
ら抜き出した酸洗液を何等かの処理を施すか又は施さな
いで酸洗槽へ戻す即ち酸洗液の循環及び拡散透析処理の
如く抜き出された液はほぼ廃棄され、特定の成分のみが
、新たに供給される水と共に酸洗槽へ供給される態様を
も包含している。本発明によれば循環液中に含まれる不
純物、特に銅成分は可溶性硫黄化合物を添加する事によ
り、難溶性の硫黄化合物として循環液から沈澱として分
離されるか又は懸濁物として除去される。
可溶性硫黄化合物、好ましくはチオ尿素及びその誘導体
から選ばれた少なくとも一種の化合物を添加した後、少
なくともその一部を酸洗槽へ循環供給することを特徴と
する金属酸洗液の調製方法である。特に本発明の好まし
い態様は、酸洗槽より抜き出された酸洗液に該液中の銅
分の量に応じて可溶性硫黄化合物を添加した後、沈澱物
を分離した被処理液の少なくとも一部を酸洗槽へ循環供
給する、或いは沈澱物を分離した後の循環液の一部を陰
イオン交換膜を用いる拡散透析に付して酸を回収し、こ
れを酸洗槽に再供給することにある。そこで本明細書に
おいて酸洗液の再供給という表現にあつては、酸洗槽か
ら抜き出した酸洗液を何等かの処理を施すか又は施さな
いで酸洗槽へ戻す即ち酸洗液の循環及び拡散透析処理の
如く抜き出された液はほぼ廃棄され、特定の成分のみが
、新たに供給される水と共に酸洗槽へ供給される態様を
も包含している。本発明によれば循環液中に含まれる不
純物、特に銅成分は可溶性硫黄化合物を添加する事によ
り、難溶性の硫黄化合物として循環液から沈澱として分
離されるか又は懸濁物として除去される。
本発明に用いられる可溶性硫黄化合物としては、硫化ソ
ーダ、水硫化ソーダ、多硫化ソーダ等のアルカリ金属の
硫黄化合物の如く銅と不溶性塩を形成する物質、或いは
チオ尿素及びエチルチオ尿素、ジエチルチオ尿素、ブチ
ルチオ尿素、フェニルチオ尿素等のチオ尿素誘導体、又
は重金属除去剤として一般的に使用されている含硫黄又
はチーオ尿素系除去剤例えばオリトール(商品名:オリ
エンタル技研製)、インヒビターニイビツトS6OO(
商品名:朝日化学工業製)等の如く銅イオンと醋体を形
成して沈澱する物質等がある。中でもチオ尿素及びその
誘導体を用いたものは本発明の効!果が極めて大きいこ
とから好ましい。また上記硫黄化合物の添加量は外部循
環液中の不純物特に銅イオン濃度、或いは可溶性硫黄化
合物の種類により異なるが、最低外部循環液中の銅イオ
ンと反応する量必要である。
ーダ、水硫化ソーダ、多硫化ソーダ等のアルカリ金属の
硫黄化合物の如く銅と不溶性塩を形成する物質、或いは
チオ尿素及びエチルチオ尿素、ジエチルチオ尿素、ブチ
ルチオ尿素、フェニルチオ尿素等のチオ尿素誘導体、又
は重金属除去剤として一般的に使用されている含硫黄又
はチーオ尿素系除去剤例えばオリトール(商品名:オリ
エンタル技研製)、インヒビターニイビツトS6OO(
商品名:朝日化学工業製)等の如く銅イオンと醋体を形
成して沈澱する物質等がある。中でもチオ尿素及びその
誘導体を用いたものは本発明の効!果が極めて大きいこ
とから好ましい。また上記硫黄化合物の添加量は外部循
環液中の不純物特に銅イオン濃度、或いは可溶性硫黄化
合物の種類により異なるが、最低外部循環液中の銅イオ
ンと反応する量必要である。
しかし余りに過一剰に添加した場合、銅と硫黄化合物の
沈澱或いは懸濁物が再溶解することもあるから予め設定
しなければならない。一般に銅分に対して0.5乃至5
モル量、好ましくはl〜3モル量用いる。以下本発明を
第1図を用いて具体的に説明する。
沈澱或いは懸濁物が再溶解することもあるから予め設定
しなければならない。一般に銅分に対して0.5乃至5
モル量、好ましくはl〜3モル量用いる。以下本発明を
第1図を用いて具体的に説明する。
図中1が酸洗槽であり、一般に塩酸又は硫酸等の鉱酸の
1〜W規定、好ましくは4〜8規定水溶液であり、酸洗
時に一部金属と反応して生する、例えば塩化鉄、硫酸鉄
などを数重量%含んだ酸洗液が存在しており、これに被
処理金属を漬浸するか或いは上記酸洗液のシャワーに金
属を曝露するなど公知の洗浄方式により処理される。本
発明にあつては、該酸洗槽内の酸洗液を少な)くとも一
部、バイブ11を通して抜き出し、必要により静定し、
場合によつては一部をバイブ21によりバイパスして酸
洗槽へ戻すと共に残部を適当な反応槽2に送入し、該反
応槽2で可溶性の硫黄化合物を添加し反応させる。上記
反応槽の構造は特に限定されなく攪拌機付のものが好ま
しい。
1〜W規定、好ましくは4〜8規定水溶液であり、酸洗
時に一部金属と反応して生する、例えば塩化鉄、硫酸鉄
などを数重量%含んだ酸洗液が存在しており、これに被
処理金属を漬浸するか或いは上記酸洗液のシャワーに金
属を曝露するなど公知の洗浄方式により処理される。本
発明にあつては、該酸洗槽内の酸洗液を少な)くとも一
部、バイブ11を通して抜き出し、必要により静定し、
場合によつては一部をバイブ21によりバイパスして酸
洗槽へ戻すと共に残部を適当な反応槽2に送入し、該反
応槽2で可溶性の硫黄化合物を添加し反応させる。上記
反応槽の構造は特に限定されなく攪拌機付のものが好ま
しい。
また、反応の際、臭気を有する場合には脱臭装置を付設
することも好ましい。
することも好ましい。
この場合、活性炭塔などが好適であるが、アリカリ液に
よる除害塔も有効である。一般に可溶性硫黄化合物の添
加は、酸洗槽からの抜き出しラインのうち、分離工程以
前であれば、どこでもよいが一般に混合槽を設けて攪拌
等を行いつつ連続又は問歇的に添加しつつ反応させるの
がよい。反応時間は通常1紛以内で十分である。従つて
反応槽は連続供給及び排出方式とするのが好ましい。次
いで該反応後の循環液は必要により、凝集槽を通つて沈
澱槽3に流下させて、又はこれにかえる強制分離機によ
り、固液分離を行い静澄液(酸)をバイブ12を通して
抜き出し、少なくとも一部を13及び14の経路により
酸洗槽に循環再供給する。
よる除害塔も有効である。一般に可溶性硫黄化合物の添
加は、酸洗槽からの抜き出しラインのうち、分離工程以
前であれば、どこでもよいが一般に混合槽を設けて攪拌
等を行いつつ連続又は問歇的に添加しつつ反応させるの
がよい。反応時間は通常1紛以内で十分である。従つて
反応槽は連続供給及び排出方式とするのが好ましい。次
いで該反応後の循環液は必要により、凝集槽を通つて沈
澱槽3に流下させて、又はこれにかえる強制分離機によ
り、固液分離を行い静澄液(酸)をバイブ12を通して
抜き出し、少なくとも一部を13及び14の経路により
酸洗槽に循環再供給する。
本発明の好ましい態様は、バイブ12に至つた液の少な
くとも一部を分岐し、バイブ15により拡散透析装置4
により処理する。
くとも一部を分岐し、バイブ15により拡散透析装置4
により処理する。
該装置は、一般に知られている拡散透析装置てあり、透
析膜として陰イオン交換膜が用いられている。本発明の
特徴の一つは、拡散透析処理を受ける酸洗液があらかじ
め可溶性硫黄化合物と反応することにより、該酸洗液中
の不純物、特に銅濃度が減少することにある。
析膜として陰イオン交換膜が用いられている。本発明の
特徴の一つは、拡散透析処理を受ける酸洗液があらかじ
め可溶性硫黄化合物と反応することにより、該酸洗液中
の不純物、特に銅濃度が減少することにある。
通常拡散透析法によれば酸洗液中の鉄、クロム、ニッケ
ル等の除去は比較的容易であるが、銅イオンは塩酸系酸
液中では錯イオンとして存在するため塩酸系酸液を拡散
透析処理する場合、除去は困難である。しかし、酸洗液
中に共存する種々の金属イオンのうち、特に、その存在
濃度を厳しく制限しなければならない銅イオンを除去す
れば、一般にその他の金属イオン等は比較的多く存在し
ていても酸洗工程において実質的な弊害を生じないが、
やはりそれらが多量に蓄積することは好ましくない。従
つて、可溶性硫黄化合物の添加により、銅イオンを除去
した被処理液の一部を更に、透析膜として陰イオン交換
膜が用いられている拡散透析装置に供給し、他の金属イ
オン等を分離し、酸を回収し、これを酸洗槽に供給する
ことにより主として銅以外の金属イオンを循環系外に除
去するものである。ここで、銅イオンを除去した後の全
被処理液を透析槽に供給することは、いたずらに透析槽
の容量の増大を来たし、設置面積や設備費の増大を来た
すばかりか、ランニングコストも大きくなるので好まし
くない。即ち、銅イオン以外の金属イオン等の不純物の
うち、許容し得る濃度に応じて必要な最小限度の液を透
析処理するので費用の面から好ましい。そこで本発明の
好ましい態様の一つは、酸洗槽より酸洗液の一部を抜き
出し、可溶性硫黄化合物を添加した後、沈澱物を分離し
た被処理液の一部を拡散透析装置に供給し、酸を回収し
て酸洗槽に再供給すると共に残りの被処理液は酸洗槽へ
循環供給する方法てある。
ル等の除去は比較的容易であるが、銅イオンは塩酸系酸
液中では錯イオンとして存在するため塩酸系酸液を拡散
透析処理する場合、除去は困難である。しかし、酸洗液
中に共存する種々の金属イオンのうち、特に、その存在
濃度を厳しく制限しなければならない銅イオンを除去す
れば、一般にその他の金属イオン等は比較的多く存在し
ていても酸洗工程において実質的な弊害を生じないが、
やはりそれらが多量に蓄積することは好ましくない。従
つて、可溶性硫黄化合物の添加により、銅イオンを除去
した被処理液の一部を更に、透析膜として陰イオン交換
膜が用いられている拡散透析装置に供給し、他の金属イ
オン等を分離し、酸を回収し、これを酸洗槽に供給する
ことにより主として銅以外の金属イオンを循環系外に除
去するものである。ここで、銅イオンを除去した後の全
被処理液を透析槽に供給することは、いたずらに透析槽
の容量の増大を来たし、設置面積や設備費の増大を来た
すばかりか、ランニングコストも大きくなるので好まし
くない。即ち、銅イオン以外の金属イオン等の不純物の
うち、許容し得る濃度に応じて必要な最小限度の液を透
析処理するので費用の面から好ましい。そこで本発明の
好ましい態様の一つは、酸洗槽より酸洗液の一部を抜き
出し、可溶性硫黄化合物を添加した後、沈澱物を分離し
た被処理液の一部を拡散透析装置に供給し、酸を回収し
て酸洗槽に再供給すると共に残りの被処理液は酸洗槽へ
循環供給する方法てある。
また拡散透析処理を受ける酸洗液にあらかじめチオ硫酸
ソーダ等の還元剤を添加することにより、還元雰囲気と
することが好ましい。こうすることにより、溶存する金
属は、その低原子価状態となつており、飽和原子価状態
においてしばしば生ずる負の電荷コンプレックスイオン
を形成し難いため酸の分離効率が向上する。さらに該還
元剤は銅の除去にも有効である。該拡散透析装置におい
て、一方に水を供給し、これに酸を回収してバイブ16
よりタンク5に至る。他方酸を除かれた液は、17より
系外に排出される。これは必要により金属成分の回収処
理などを行つた後、廃棄される。タンク5においては、
酸洗槽の状態に応じて追加の酸の添加、水の補給或いは
他の薬剤の添加を行い、バイブ18より、バイブ14を
経由するか又は経由せずに酸洗槽に再供給される。本発
明において循環する酸洗槽の量は、そのプロセスによつ
て異なるが、一般に酸洗槽内の攪拌状態を良好にする目
的、或いは槽内酸濃度を所定の範囲内に維持する目的、
更には槽内に不可避的に持ち込まれる不純物の濃度を一
定限度以下に維持する目的など必要とする目的に適合す
る量を選定すればよい。
ソーダ等の還元剤を添加することにより、還元雰囲気と
することが好ましい。こうすることにより、溶存する金
属は、その低原子価状態となつており、飽和原子価状態
においてしばしば生ずる負の電荷コンプレックスイオン
を形成し難いため酸の分離効率が向上する。さらに該還
元剤は銅の除去にも有効である。該拡散透析装置におい
て、一方に水を供給し、これに酸を回収してバイブ16
よりタンク5に至る。他方酸を除かれた液は、17より
系外に排出される。これは必要により金属成分の回収処
理などを行つた後、廃棄される。タンク5においては、
酸洗槽の状態に応じて追加の酸の添加、水の補給或いは
他の薬剤の添加を行い、バイブ18より、バイブ14を
経由するか又は経由せずに酸洗槽に再供給される。本発
明において循環する酸洗槽の量は、そのプロセスによつ
て異なるが、一般に酸洗槽内の攪拌状態を良好にする目
的、或いは槽内酸濃度を所定の範囲内に維持する目的、
更には槽内に不可避的に持ち込まれる不純物の濃度を一
定限度以下に維持する目的など必要とする目的に適合す
る量を選定すればよい。
一般に不純物としての銅成分は600ppm以下、望ま
しくは500ppm以下に保つのが好ましい。また循環
液の少なくとも一部を拡散透析処理に付す場合の拡散透
析装置への供給量は、酸洗槽内で副生する鉄などの金属
の塩を一定濃度以下に保持し得る量、換言すれは該槽で
の金属塩の単位時間当りの副生量を除去するに足る液量
を拡散透析装置に供給、処理すればよい。
しくは500ppm以下に保つのが好ましい。また循環
液の少なくとも一部を拡散透析処理に付す場合の拡散透
析装置への供給量は、酸洗槽内で副生する鉄などの金属
の塩を一定濃度以下に保持し得る量、換言すれは該槽で
の金属塩の単位時間当りの副生量を除去するに足る液量
を拡散透析装置に供給、処理すればよい。
以下に本発明の実施例を示すが、本発明はその実施例に
限定されるものではない。
限定されるものではない。
実施例1
第1図に示す如き工程を想定し、酸洗液として塩酸劇、
溶解鉄分50fI/′、溶解銅成分500ppmの酸液
を調製し、当該調製液500ccをビーカーにとり、マ
グネテツクスターラーで攪拌しながら、硫化ソーダを溶
存濃度に対して、1,3,5倍当量加え、それぞれのケ
ースについて反応時間と残存液中銅イオン濃度を測定し
た。
溶解鉄分50fI/′、溶解銅成分500ppmの酸液
を調製し、当該調製液500ccをビーカーにとり、マ
グネテツクスターラーで攪拌しながら、硫化ソーダを溶
存濃度に対して、1,3,5倍当量加え、それぞれのケ
ースについて反応時間と残存液中銅イオン濃度を測定し
た。
同様の方法でチ・オ尿素を溶存銅濃度に対して等量、2
倍等量加えた場合、又、チオ尿素を溶存銅濃度に対して
当量を加え、更に該チオ尿素に対して1′5当量のチオ
硫酸ソーダを加えた場合、又、オリトールS(商品名:
オリエンタル技研製)を当量加えた場合に・ついて、残
存銅イオン量を測定した。銅イオンの分析は、常法の原
子吸光法によつた。各ケースに於ける反応時間と液中溶
存銅イオン量との関係を第1表に示す。実施例1 第1図に示す如き工程により試験装置を作り、ステンレ
ス板の酸洗実験を行う。
倍等量加えた場合、又、チオ尿素を溶存銅濃度に対して
当量を加え、更に該チオ尿素に対して1′5当量のチオ
硫酸ソーダを加えた場合、又、オリトールS(商品名:
オリエンタル技研製)を当量加えた場合に・ついて、残
存銅イオン量を測定した。銅イオンの分析は、常法の原
子吸光法によつた。各ケースに於ける反応時間と液中溶
存銅イオン量との関係を第1表に示す。実施例1 第1図に示す如き工程により試験装置を作り、ステンレ
ス板の酸洗実験を行う。
本例にあつては、酸洗液の組成を塩酸4.5N1溶解鉄
分36y/′、不純物となる重金属(銅分として)0.
45y/′となるように運転する。即ち、酸洗槽液は7
21/Hrて槽外に取り出し、これを一旦静定槽を兼ね
た貯槽により固形浮遊物を除去した後、64.8丁z=
咄二#神エキ素を加えて反応させる。
分36y/′、不純物となる重金属(銅分として)0.
45y/′となるように運転する。即ち、酸洗槽液は7
21/Hrて槽外に取り出し、これを一旦静定槽を兼ね
た貯槽により固形浮遊物を除去した後、64.8丁z=
咄二#神エキ素を加えて反応させる。
反応時間は、約5分間とする。反応槽を出た循環液は、
塩酸4.29N1鉄分38.7ダ/l、銅分0.060
f/fを含む溶液である。これをポリプロ製の綿を濾材
とする沈澱槽を通した後、5.76e/Hrは酸洗槽に
戻し、残りの1.44′/Hrを分岐し、これを拡散透
析に付す。透析槽は、ネオセプタAFN(商標:徳山曹
達株式会社製陰イオン交換膜)を隔膜として用い、有効
面積1.57イの装置を用いた。透析条件は、1.62
e/Hrで水を供給し、酸を回収する。
塩酸4.29N1鉄分38.7ダ/l、銅分0.060
f/fを含む溶液である。これをポリプロ製の綿を濾材
とする沈澱槽を通した後、5.76e/Hrは酸洗槽に
戻し、残りの1.44′/Hrを分岐し、これを拡散透
析に付す。透析槽は、ネオセプタAFN(商標:徳山曹
達株式会社製陰イオン交換膜)を隔膜として用い、有効
面積1.57イの装置を用いた。透析条件は、1.62
e/Hrで水を供給し、酸を回収する。
回収液は3.78Nの塩酸で鉄分4.86′/′、銅分
0.045y/e含み、1.53e/Hrとなつた。こ
れに新たに392.4′/Hrで10.8Nの塩酸を添
加しつつ、酸洗槽へ再供給する。以上の循環システムに
より、系はバランスし、安定した酸洗を行うことができ
た。
0.045y/e含み、1.53e/Hrとなつた。こ
れに新たに392.4′/Hrで10.8Nの塩酸を添
加しつつ、酸洗槽へ再供給する。以上の循環システムに
より、系はバランスし、安定した酸洗を行うことができ
た。
第1図は、本発明の処理システムを示す工程図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 酸洗槽より酸洗液の一部を抜き出し、可溶性硫黄化
合物を添加した後、少なくとも一部を酸洗槽へ循環供給
することを特徴とする金属酸洗液の調製方法。 2 可溶性硫黄化合物を添加した後、沈澱物を分離した
被処理液の少なくとも一部を酸洗槽へ循環供給する特許
請求の範囲第1項記載の金属酸洗液の調製方法。 3 沈澱物を分離した後の被処理液の一部を拡散透析装
置に供給し、酸を回収し、該酸を酸洗槽に再供給する特
許請求の範囲第2項記載の金属酸洗液の調製方法。 4 可溶性硫黄化合物がチオ尿素及びその誘導体から選
ばれた少なくとも1種の化合物である特許請求の範囲第
1項または第2項記載の金属酸洗液の調製方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57084916A JPS6054394B2 (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | 酸洗液の調製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57084916A JPS6054394B2 (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | 酸洗液の調製方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5953687A JPS5953687A (ja) | 1984-03-28 |
| JPS6054394B2 true JPS6054394B2 (ja) | 1985-11-29 |
Family
ID=13844038
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57084916A Expired JPS6054394B2 (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | 酸洗液の調製方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6054394B2 (ja) |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4918226A (ja) * | 1972-06-09 | 1974-02-18 | ||
| JPS5198158A (ja) * | 1975-02-26 | 1976-08-28 | ||
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-
1982
- 1982-05-21 JP JP57084916A patent/JPS6054394B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5953687A (ja) | 1984-03-28 |
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