JPS6056122B2 - 徐放性製剤 - Google Patents
徐放性製剤Info
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- JPS6056122B2 JPS6056122B2 JP55068271A JP6827180A JPS6056122B2 JP S6056122 B2 JPS6056122 B2 JP S6056122B2 JP 55068271 A JP55068271 A JP 55068271A JP 6827180 A JP6827180 A JP 6827180A JP S6056122 B2 JPS6056122 B2 JP S6056122B2
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- A61K9/48—Preparations in capsules, e.g. of gelatin, of chocolate
- A61K9/50—Microcapsules having a gas, liquid or semi-solid filling; Solid microparticles or pellets surrounded by a distinct coating layer, e.g. coated microspheres, coated drug crystals
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- A61K9/14—Particulate form, e.g. powders, Processes for size reducing of pure drugs or the resulting products, Pure drug nanoparticles
- A61K9/16—Agglomerates; Granulates; Microbeadlets ; Microspheres; Pellets; Solid products obtained by spray drying, spray freeze drying, spray congealing,(multiple) emulsion solvent evaporation or extraction
- A61K9/1605—Excipients; Inactive ingredients
- A61K9/1617—Organic compounds, e.g. phospholipids, fats
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は徐放性製剤に係り、ことに胃液によつて分解す
るおそれのある医薬活性成分あるいは胃液・腸液に対す
る溶解が迅速である活性成分の溶出・吸収を効果的に制
御した徐放性製剤に関する。
るおそれのある医薬活性成分あるいは胃液・腸液に対す
る溶解が迅速である活性成分の溶出・吸収を効果的に制
御した徐放性製剤に関する。
ある種の医薬活性成分、とりわけ弱塩基性物質は胃内で
の溶解が迅速であり、したがつて活性成分の血中濃度の
上昇も速やかである。
の溶解が迅速であり、したがつて活性成分の血中濃度の
上昇も速やかである。
このことは弱塩基性物質を酸付加温とした活性成分につ
いても、その付加した酸との解離が胃内で直ちに生じる
ものに関しては、本発明の意味において弱塩基性物質に
含まれるものとする。一方、一般に医薬活性成分の血中
濃度は速やかに所定の一定の水準準に上昇したのち、こ
れを長時間維持することが望ましい。
いても、その付加した酸との解離が胃内で直ちに生じる
ものに関しては、本発明の意味において弱塩基性物質に
含まれるものとする。一方、一般に医薬活性成分の血中
濃度は速やかに所定の一定の水準準に上昇したのち、こ
れを長時間維持することが望ましい。
ことに、たとえば血圧降下剤、あるいは血糖降下剤など
の場合、一定水準を超える急激な上昇は当然回避すべき
危険の兆候である。医薬活性成分の徐放化のためには既
に数多くの提案がなされているが、胃内の低PH領域で
も安定した放出制御の目的をはたし、かつ胃通過後の高
PH領域において、胆汁による界面活性作用、および膵
酵素のリパーゼあるいはエステラーゼ作用に耐え長時間
にわたる放出制御の目的を効果的に達成したものは少な
い。
の場合、一定水準を超える急激な上昇は当然回避すべき
危険の兆候である。医薬活性成分の徐放化のためには既
に数多くの提案がなされているが、胃内の低PH領域で
も安定した放出制御の目的をはたし、かつ胃通過後の高
PH領域において、胆汁による界面活性作用、および膵
酵素のリパーゼあるいはエステラーゼ作用に耐え長時間
にわたる放出制御の目的を効果的に達成したものは少な
い。
また既存の提案のうちには製造に際し、加熱溶融あるい
は有核打錠などの複雑な作業を必要とし、得られた製剤
の安定性が、たとえば残留有機溶媒の見地から満足すべ
き状態となつていないものが多い。本発明者らは上記の
放出制御の目的を簡単かつ容易に達成する手段を種々検
討した結果、医薬活性成分に高級脂肪酸および/または
その金属塩を比較的多量に添加することが効果的である
ことを見出し、冒頭の特許請求の範囲にその要旨を記載
のとおりの発明を完成した。
は有核打錠などの複雑な作業を必要とし、得られた製剤
の安定性が、たとえば残留有機溶媒の見地から満足すべ
き状態となつていないものが多い。本発明者らは上記の
放出制御の目的を簡単かつ容易に達成する手段を種々検
討した結果、医薬活性成分に高級脂肪酸および/または
その金属塩を比較的多量に添加することが効果的である
ことを見出し、冒頭の特許請求の範囲にその要旨を記載
のとおりの発明を完成した。
本発明を効果的に適用することのできる対象の医薬活性
成分は主として弱塩基性物質ないし、その酸付加塩であ
るが、とくにこれに限られることはない。
成分は主として弱塩基性物質ないし、その酸付加塩であ
るが、とくにこれに限られることはない。
例示しうる薬剤は、たとえばピンドロールによつて代表
されるようなアリールアルカノールアミンおよびアリー
ルオキシアルカノールアミン、塩酸ク的レプロマジンに
よつて代表されるフェノチアジン誘導体あるいは三環系
抗うつ剤、メトロニダゾールの如きイミダゾール誘導体
、キニジン、あるいはフエナセチンなどの消炎鎮痛剤で
ある。本発明製剤に用いる高級脂肪酸としては炭素数1
6を超える長鎖脂肪酸たとえばステアリン酸またはパル
ミチン酸が挙げられ、その金属塩としてはマグネシウム
、カルシウムおよびアルミニウムの塩が挙げられるが、
このうちステアリン酸マグネシウムが最も普通のもので
あり、古くから衝撃型圧縮錠剤に滑剤として混入されて
来てものであるが、その使用量はきわめて微量であり錠
剤全重量に対して2%を超えることはないとされている
。
されるようなアリールアルカノールアミンおよびアリー
ルオキシアルカノールアミン、塩酸ク的レプロマジンに
よつて代表されるフェノチアジン誘導体あるいは三環系
抗うつ剤、メトロニダゾールの如きイミダゾール誘導体
、キニジン、あるいはフエナセチンなどの消炎鎮痛剤で
ある。本発明製剤に用いる高級脂肪酸としては炭素数1
6を超える長鎖脂肪酸たとえばステアリン酸またはパル
ミチン酸が挙げられ、その金属塩としてはマグネシウム
、カルシウムおよびアルミニウムの塩が挙げられるが、
このうちステアリン酸マグネシウムが最も普通のもので
あり、古くから衝撃型圧縮錠剤に滑剤として混入されて
来てものであるが、その使用量はきわめて微量であり錠
剤全重量に対して2%を超えることはないとされている
。
また、溶解条件が全く異なる口腔錠剤の崩壊遅延に用い
るという示唆もあるが、多量に用いれば圧縮成型が不能
となるとされており、これも単なる提案にとどまり実用
化されてはいない。またステアリン酸マグネシウムは、
その滑剤としての機能に着目され圧縮錠剤に利用されて
来たものだけに、非圧縮の顆粒に、しかも多量に用いる
という考えはこれまで全く存在しなかつた。
るという示唆もあるが、多量に用いれば圧縮成型が不能
となるとされており、これも単なる提案にとどまり実用
化されてはいない。またステアリン酸マグネシウムは、
その滑剤としての機能に着目され圧縮錠剤に利用されて
来たものだけに、非圧縮の顆粒に、しかも多量に用いる
という考えはこれまで全く存在しなかつた。
一方ステアリン酸は、滑剤としての使用以外に衝撃型圧
縮製剤において徐放化の目的で使用された例もあるが、
顆粒のような非圧縮製剤において効果的に利用されたこ
とがない。後記実施例から判るように、これらの高級脂
肪酸および/またはその金属塩は、これらのエステル(
モノおよびトリグリセライド)、水添ヒマシ油あるいは
カルナバロウなどの油脂ないしロウ類と比較して、徐放
性賦与の性能が高い。
縮製剤において徐放化の目的で使用された例もあるが、
顆粒のような非圧縮製剤において効果的に利用されたこ
とがない。後記実施例から判るように、これらの高級脂
肪酸および/またはその金属塩は、これらのエステル(
モノおよびトリグリセライド)、水添ヒマシ油あるいは
カルナバロウなどの油脂ないしロウ類と比較して、徐放
性賦与の性能が高い。
これらの.うち、とくにステアリン酸マグネシウム(医
薬添加物として市販されているものは主としてステアリ
ン酸マグネシウムとパルミチン酸マグネシウムとの混合
物を指称している)は集塊を作り難く、超微粒子状とな
り得るという点でとくに好まし−い。この高級脂肪酸お
よび/またはその金属塩の添加量は、ステアリン酸マグ
ネシウムの場合、顆粒全重量に対し10%から50%の
範囲であつてよく、とくに15%から40%の範囲が本
発明の目的達成のために有利である。
薬添加物として市販されているものは主としてステアリ
ン酸マグネシウムとパルミチン酸マグネシウムとの混合
物を指称している)は集塊を作り難く、超微粒子状とな
り得るという点でとくに好まし−い。この高級脂肪酸お
よび/またはその金属塩の添加量は、ステアリン酸マグ
ネシウムの場合、顆粒全重量に対し10%から50%の
範囲であつてよく、とくに15%から40%の範囲が本
発明の目的達成のために有利である。
10%に満たない場合は効果が充分でなく、また50%
を超えても50%以内の添加で得られた効果を増強し得
ず、また製造上、種々の困難な問題をひき起こすことは
自明であり実用に供し得ない。しかしながら、この範囲
は必ずしも絶対的なものでなく薬剤の性質および生体内
での挙動に応じて、添加量を調整する必要があることは
勿論であ゛る。
を超えても50%以内の添加で得られた効果を増強し得
ず、また製造上、種々の困難な問題をひき起こすことは
自明であり実用に供し得ない。しかしながら、この範囲
は必ずしも絶対的なものでなく薬剤の性質および生体内
での挙動に応じて、添加量を調整する必要があることは
勿論であ゛る。
一方、この高級脂肪酸および/はたはその金属塩と共に
用いる水溶性結合剤としては、メチルセルロース、ヒド
ロキシプロピルセルロース、ポリビニルピロリドン、ゼ
ラチン、澱粉、ヒドロキシプロピルメチルセルロースな
どが使用できる。
用いる水溶性結合剤としては、メチルセルロース、ヒド
ロキシプロピルセルロース、ポリビニルピロリドン、ゼ
ラチン、澱粉、ヒドロキシプロピルメチルセルロースな
どが使用できる。
なお、有機溶媒の使用が許される場合は、たとえばエチ
ルセルロース、メタクリル酸とメタクリル酸メチルとの
共重合体も好適な結合剤として使用しうる。その他の添
加物としては通常の増量・賦型剤たとえば微結晶セルロ
ース、乳糖、澱粉、マンニット、ソルビツト、硫酸カル
シウム、リン酸カルシウムが挙げられる。
ルセルロース、メタクリル酸とメタクリル酸メチルとの
共重合体も好適な結合剤として使用しうる。その他の添
加物としては通常の増量・賦型剤たとえば微結晶セルロ
ース、乳糖、澱粉、マンニット、ソルビツト、硫酸カル
シウム、リン酸カルシウムが挙げられる。
このうち親水性であるが非水溶性であるもの、たとえば
微結晶セルロースが本発明の目的から好都合である。ま
た、本発明の徐放性製剤は、以上のようにして打錠工程
のような衝撃的圧縮によらず、たとえば、水性スラリー
の押出し造粒によつて作られた顆粒または細粒の表面に
公知の材料、たとえばセラミック、酢酸フタル酸セルロ
ース(CAP)、ヒドロキシメチルフタル酸セルロース
(HPMCP)、2−メチルー5−ビニルピリジン、ア
クリル酸メチルとメタクリル酸との共重合体(MPM)
メチルメタクリレートとメタクリル酸との共重合体(商
品名オイドラキツドLまたはS)による腸溶性被覆を施
したものであつてよい。
微結晶セルロースが本発明の目的から好都合である。ま
た、本発明の徐放性製剤は、以上のようにして打錠工程
のような衝撃的圧縮によらず、たとえば、水性スラリー
の押出し造粒によつて作られた顆粒または細粒の表面に
公知の材料、たとえばセラミック、酢酸フタル酸セルロ
ース(CAP)、ヒドロキシメチルフタル酸セルロース
(HPMCP)、2−メチルー5−ビニルピリジン、ア
クリル酸メチルとメタクリル酸との共重合体(MPM)
メチルメタクリレートとメタクリル酸との共重合体(商
品名オイドラキツドLまたはS)による腸溶性被覆を施
したものであつてよい。
こうしたものは胃通過後始めて医薬活性成分の放出を開
始するものであるが、その放出は添加した上記の高級脂
肪酸および/またはその金属塩によつて有効に制御され
る。なお本発明の徐放性製剤は速溶性製剤との組合せで
用いることにより、投与後の医薬活性成分の血中濃度に
おける立上り特性も良好にすることができる。
始するものであるが、その放出は添加した上記の高級脂
肪酸および/またはその金属塩によつて有効に制御され
る。なお本発明の徐放性製剤は速溶性製剤との組合せで
用いることにより、投与後の医薬活性成分の血中濃度に
おける立上り特性も良好にすることができる。
組合せは単なる混合でもよいが、徐放性顆粒表面を医薬
活性成分を含む速溶性の層でコーティングしたものであ
つてもよい。組合せ比率は薬剤の性質によつても異なる
が、たとえば後述のピンドロールの場合、徐放成分1に
対して速溶成分0.25〜0.7飄ことに05程度が適
当であることが判つた。後述の実施例によつて明らかに
されるように、本発明製剤で用いる高級脂肪酸および/
またはその金属塩は他の撥水性物質との比較においても
膵酵素の接触分解作用を受け難く、かつ胆汁の界面活性
作用に影響され難いことが判明した。
活性成分を含む速溶性の層でコーティングしたものであ
つてもよい。組合せ比率は薬剤の性質によつても異なる
が、たとえば後述のピンドロールの場合、徐放成分1に
対して速溶成分0.25〜0.7飄ことに05程度が適
当であることが判つた。後述の実施例によつて明らかに
されるように、本発明製剤で用いる高級脂肪酸および/
またはその金属塩は他の撥水性物質との比較においても
膵酵素の接触分解作用を受け難く、かつ胆汁の界面活性
作用に影響され難いことが判明した。
すなわち、ステアリン酸のトリグリセライド(トリステ
アリン)、水素添加ヒマシ油、カルナバロウなどの油脂
ないしロウ類は、得られたものが酵素の接触分解作用や
胆汁の界面活性作用を受け易く、医薬活性成分の溶出を
効果的に制御できなかつた。
アリン)、水素添加ヒマシ油、カルナバロウなどの油脂
ないしロウ類は、得られたものが酵素の接触分解作用や
胆汁の界面活性作用を受け易く、医薬活性成分の溶出を
効果的に制御できなかつた。
また、ステアリン酸は酵素作用を受けることはないが、
胆汁酸の関与のもとに小腸粘膜細胞内にとり込まれるた
め、腸内での放出制御の目的は充分に果し得ないもので
あつた。
胆汁酸の関与のもとに小腸粘膜細胞内にとり込まれるた
め、腸内での放出制御の目的は充分に果し得ないもので
あつた。
ただし胃内での放出制御には有効である。ステアリン酸
マグネシウムの上記以外の有利性は、それが他の代替物
質に比べ、きわめて微細な粉末となし得ることにある。
マグネシウムの上記以外の有利性は、それが他の代替物
質に比べ、きわめて微細な粉末となし得ることにある。
また非圧縮の顆粒としたことにより、上記のとおりの多
量のステアリン酸マグネシウムの添加が始めて可能とな
り、また胃通過速度分布に対する生体間個体差および食
餌の影響を少なくして安定な徐放化をはかることができ
た。
量のステアリン酸マグネシウムの添加が始めて可能とな
り、また胃通過速度分布に対する生体間個体差および食
餌の影響を少なくして安定な徐放化をはかることができ
た。
以下、本発明を実施例によつてより詳細に説明する。
なお各実施例は対照例と対比して記述されている。実施
例1 次の第1表に記載の処方例を常法(水性スラリーの押出
し)に従つて1.0wnφ通過の顆粒とした。
例1 次の第1表に記載の処方例を常法(水性スラリーの押出
し)に従つて1.0wnφ通過の顆粒とした。
こうして得られた顆粒の溶出試験をJP(日本薬局方
第9版)第2液およびJP第2液にリパーゼを添加(0
.8m9/ml)ちた試験液を用い、米国薬局方 第加
版(USP.XX)記載のパドル法(100r.p.m
)に準じ、1時間までと4時間までとの間に試験液に溶
出するピンドロールを定量(UN.;λ1=295,λ
2=287における吸光度差)して、次の第2表に示す
結果を得た。
第9版)第2液およびJP第2液にリパーゼを添加(0
.8m9/ml)ちた試験液を用い、米国薬局方 第加
版(USP.XX)記載のパドル法(100r.p.m
)に準じ、1時間までと4時間までとの間に試験液に溶
出するピンドロールを定量(UN.;λ1=295,λ
2=287における吸光度差)して、次の第2表に示す
結果を得た。
また、1〜4時間までの溶出曲線を、それぞれ第1図A
(JP第2液)およびB(JP第2液+リパーゼ)に示
す。
(JP第2液)およびB(JP第2液+リパーゼ)に示
す。
これから、トリステアリン、カルナバロウおよび水添ヒ
マシ油を添加した顆粒はJP第2液における放出遅延の
効果が十分でなく、またリパーゼ″添加によつて溶出が
促進されることが判明した。
マシ油を添加した顆粒はJP第2液における放出遅延の
効果が十分でなく、またリパーゼ″添加によつて溶出が
促進されることが判明した。
ステアリン酸およびステアリン酸マグネシウムを添加し
た顆粒はいずれも大きな放出遅延効果があり、かつリパ
ーゼの影響を受け難いことが判明した。しかし乍らステ
アリン酸はステアリン酸マグネシウムにくらべて微粒子
とし難いことから、ステアリン酸マグネシウムの方が製
造上好ましい。またステアリン酸は胆汁の界面活性作用
を受け易いことは既に知られており、生体内では両者の
薬動力学的特性の差がより以上顕著となると推論される
が、胃内での放出制御にはステアリン酸も有効である。
た顆粒はいずれも大きな放出遅延効果があり、かつリパ
ーゼの影響を受け難いことが判明した。しかし乍らステ
アリン酸はステアリン酸マグネシウムにくらべて微粒子
とし難いことから、ステアリン酸マグネシウムの方が製
造上好ましい。またステアリン酸は胆汁の界面活性作用
を受け易いことは既に知られており、生体内では両者の
薬動力学的特性の差がより以上顕著となると推論される
が、胃内での放出制御にはステアリン酸も有効である。
実施例2
実施例1中で製造した処方Aの顆粒に腸溶性コーティン
グ(オイドラキツドL)を施したものを、一夜絶食後(
実線)と、食餌30分後(破線)のビークル犬(各4頭
)に投与(イ).5m9/K9)したのち、経時的にピ
ンドロールの血中濃度を測定した第2図Aに示す結果(
4頭の平均)を得た。
グ(オイドラキツドL)を施したものを、一夜絶食後(
実線)と、食餌30分後(破線)のビークル犬(各4頭
)に投与(イ).5m9/K9)したのち、経時的にピ
ンドロールの血中濃度を測定した第2図Aに示す結果(
4頭の平均)を得た。
同Bに示す結果はステアリン酸マグネシウムの代りに乳
糖を使用して製造した顆粒に同様なコーティングを施し
たものを投与した対照例である(定量は、高速液体クロ
マトグラフによる)。第2図AおよびBを対比すること
によつて明らかなように一般の腸溶製剤は投与前の食餌
による胃排出速度の影響が大きいのに対し、本発明によ
る腸溶製剤は僅かな影響を受けるのみであり、また血中
濃度も長時間維持できることが判つた。
糖を使用して製造した顆粒に同様なコーティングを施し
たものを投与した対照例である(定量は、高速液体クロ
マトグラフによる)。第2図AおよびBを対比すること
によつて明らかなように一般の腸溶製剤は投与前の食餌
による胃排出速度の影響が大きいのに対し、本発明によ
る腸溶製剤は僅かな影響を受けるのみであり、また血中
濃度も長時間維持できることが判つた。
実施例3常法により製造したピンドロール速溶性顆粒(
15m9含有)、同じく速溶性顆粒(5m9含有)およ
び実施例1の処方例Aによる徐放性顆粒(10m9含有
)に腸溶性被覆(オイドラギツドL)を施したものを用
意し、(1)速溶性顆粒(15TfL9)、(2)徐放
性.顆粒(10m9)および(3)徐放性顆粒(10m
9)に速溶性顆粒(5m9)を組合せた各投与単位を作
成、それぞれ7名の健常人被験者に普通食後投与したの
ち、経時的にピンドロールの血中濃度を測定し、第3図
にそれぞれA,BおよびCの曲線で示す結ζ果(各々7
名の平均値、定量法は上記と同様)を得た。
15m9含有)、同じく速溶性顆粒(5m9含有)およ
び実施例1の処方例Aによる徐放性顆粒(10m9含有
)に腸溶性被覆(オイドラギツドL)を施したものを用
意し、(1)速溶性顆粒(15TfL9)、(2)徐放
性.顆粒(10m9)および(3)徐放性顆粒(10m
9)に速溶性顆粒(5m9)を組合せた各投与単位を作
成、それぞれ7名の健常人被験者に普通食後投与したの
ち、経時的にピンドロールの血中濃度を測定し、第3図
にそれぞれA,BおよびCの曲線で示す結ζ果(各々7
名の平均値、定量法は上記と同様)を得た。
この第3図から判るように(1)の速溶性顆粒によつて
得られた血中濃度曲線Aは投与後1時間目に50r1g
/mlを超え、有効と認められる10r1g/mlのz
濃度を約1m間しか維持できなかつた。
得られた血中濃度曲線Aは投与後1時間目に50r1g
/mlを超え、有効と認められる10r1g/mlのz
濃度を約1m間しか維持できなかつた。
これに対し(2)の徐放性顆粒(曲線B)は立ち上りは
充分でないが有効血中濃度の維持時間が長く、(3)の
速溶性成分との組合せによるもの(曲線C)は立ち上り
と維持時間とを両立させることができることが判つた。
充分でないが有効血中濃度の維持時間が長く、(3)の
速溶性成分との組合せによるもの(曲線C)は立ち上り
と維持時間とを両立させることができることが判つた。
実施例4実施例1の処方例Aに準じ、ただし、ステアリ
ン酸マグネシウムの添加量を0%から90%まで変ノ動
させ(したがつて微結晶セルロースの添加量を90%か
ら0%まで変動させる)て顆粒を製造し、実施例1に準
じた溶出試験を行なつた。
ン酸マグネシウムの添加量を0%から90%まで変ノ動
させ(したがつて微結晶セルロースの添加量を90%か
ら0%まで変動させる)て顆粒を製造し、実施例1に準
じた溶出試験を行なつた。
各添加率の顆粒から1時間目および4時間目まてにJP
第2液へ溶出したピンドロールを同様の方法で定量し第
4図に示す結果を得た。これからステアリン酸マグネシ
ウムは10%以上50%までの添加量で放出遅延の効果
をあられすものであることがわかつた。
第2液へ溶出したピンドロールを同様の方法で定量し第
4図に示す結果を得た。これからステアリン酸マグネシ
ウムは10%以上50%までの添加量で放出遅延の効果
をあられすものであることがわかつた。
実施例5
医薬活性成分としてフエナセチン、クロルプロマジン塩
酸塩およびメトロニダゾールを用い、実施例1の処方例
Aに準じて顆粒を製造し、それぞれJP第1液および第
2液を使用した溶出試験を行ない、経時的に溶出活性成
分を定量(実施例1の方法と同様)して、第5図に示す
結果を得た。
酸塩およびメトロニダゾールを用い、実施例1の処方例
Aに準じて顆粒を製造し、それぞれJP第1液および第
2液を使用した溶出試験を行ない、経時的に溶出活性成
分を定量(実施例1の方法と同様)して、第5図に示す
結果を得た。
第5図よりフエナセチンの場合、胃溶性顆粒であつても
有効な放出遅延を計りうることが判明した。
有効な放出遅延を計りうることが判明した。
第1図は本発明の実施例て使用しうる、各種の添加物に
よる溶出制御効果を対照の添加物による効果と対比して
示す線図、第2図は本発明の一実施例の動物実験におけ
る溶出制御効果を対照例と対比して示す線図、第3図は
本発明の一実施例の人体実験における溶出制御効果を対
照例と対比して示す線図、第4図は本発明の添加物が溶
出制御の目的に有効な範囲を確認するために行つた実験
結果を示す線図、および第5図は本発明のその他の実施
例での溶出制御の効果を示す線図である。
よる溶出制御効果を対照の添加物による効果と対比して
示す線図、第2図は本発明の一実施例の動物実験におけ
る溶出制御効果を対照例と対比して示す線図、第3図は
本発明の一実施例の人体実験における溶出制御効果を対
照例と対比して示す線図、第4図は本発明の添加物が溶
出制御の目的に有効な範囲を確認するために行つた実験
結果を示す線図、および第5図は本発明のその他の実施
例での溶出制御の効果を示す線図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 医薬活性成分、結晶セルロース、水溶性結合剤およ
び製剤全重量に対して10〜50%の高級脂肪酸金属塩
を含み、水性スラリーの押し出し造粒法によつて成型さ
れていることを特徴とする徐放性製剤。 2 顆粒に成型されていることを特徴とする特許請求の
範囲1)記載の徐放性製剤。 3 その表面に腸溶性被覆が施されていることを特徴と
する特許請求の範囲1)記載の徐放性製剤。 4 常法によつて製造された速溶性成分との組合わせて
一投与単位を形成していることを特徴とする特許請求の
範囲1)記載の徐放性製剤。
Priority Applications (6)
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|---|---|---|---|
| JP55068271A JPS6056122B2 (ja) | 1980-05-21 | 1980-05-21 | 徐放性製剤 |
| CA000377961A CA1154675A (en) | 1980-05-21 | 1981-05-20 | Sustained-release granular preparation |
| DE8181103928T DE3171900D1 (en) | 1980-05-21 | 1981-05-21 | Sustained-release granular preparations |
| GB8115684A GB2075839B (en) | 1980-05-21 | 1981-05-21 | Sustained-release granular preparation |
| EP81103928A EP0040439B1 (en) | 1980-05-21 | 1981-05-21 | Sustained-release granular preparations |
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Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP55068271A JPS6056122B2 (ja) | 1980-05-21 | 1980-05-21 | 徐放性製剤 |
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| JP (1) | JPS6056122B2 (ja) |
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-
1980
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-
1981
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-
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