JPS6057177B2 - 陰極線管の製造方法 - Google Patents

陰極線管の製造方法

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JPS6057177B2
JPS6057177B2 JP9870276A JP9870276A JPS6057177B2 JP S6057177 B2 JPS6057177 B2 JP S6057177B2 JP 9870276 A JP9870276 A JP 9870276A JP 9870276 A JP9870276 A JP 9870276A JP S6057177 B2 JPS6057177 B2 JP S6057177B2
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JP
Japan
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oxygen
cathode ray
ray tube
substance
thermal decomposition
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JP9870276A
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JPS5324772A (en
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哲雄 鈴木
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は陰極線管の製造方法、特にベーキング工程に関
するものてある。
陰極線管、特にカラー受像管はバルブを構成するフェー
スプレートの内面のけい先回のけい先回に、電子ビーム
を衝突させて所定パターンの画像を表示するもので、つ
ぎのようにして製造される。
すなわち、けい先住粒子と感光性結合剤(たとえばポリ
ビニルアルコールと重クロム酸アンモニウム)との混合
物をパネルに塗布してけい光膜・を形成する。ついで、
このけい光膜表面にアクリルエマルジョンを塗布した後
にメタルバックを施す。つぎに、けい先住粒子と混合さ
れたポリマーやメタルバックを施すために用いたアクリ
ルポリマー等の有機物を分解するために、このパネルを
門炉中で高温で加熱処理する。これをパネルベーキング
という。このような工程を経た後、上記パネルと漏斗状
のフアンネルとをハンダガラスを介して接合し、この状
態で炉中で、高温で加熱処理して上記ハンダガラスを固
化する。これにより、上記パネルとフアンネルとを密閉
状態に一体化でき、バルブを形成できる。上記加熱処理
をフリットベーキングという。さらに、上記バルブのネ
ックに電子銃を取付けた後、これを高温処理する。この
工程ではパネルベーキング、フリットベーキングで分解
せず、けい光膜中に残つた有機物を分解させるとともに
バルブ内の気体を排気してバルブ内を高真空状態にする
。以上の工程から明らかなように、従来のカラー受像管
の製造方法ではベーキング工程を3回必要とするために
多量のエネルギーを消費し、またカラー受像管の量産性
を向上できない欠点を有している。
したがつて、本発明の目的はカラー受像管の製造の際に
パネルベーキングとフリットベーキングとをほぼ同時に
行なうことによりベーキング工程を2回に減少し、エネ
ルギー消費量を減少させかつカラー受像管の量産性を向
上できるようにするものであり、以下実施例を用いて詳
細に説明する。
第1図は本発明による陰極線管の製造方法を示す簡略構
成図てあり、特に本発明をカラー受像管に適用した場合
を示す。
同図において、1は内面にけい光膜、アクリルフィルム
、メタルバックが順次被着され、かつシヤドウマスクが
装着されたパネルであり、まだパネルベーキングがなさ
れていない。本発明においてはこのようなパネルベーキ
ングがなされていないパネルをハンダガラス2を介して
フアンネル3の開口部に接合し、炉の中に入れてベーキ
ングするのであるが、このような.密閉容器の状態でベ
ーキング几たのでは、けい光膜中の有機物の分解か不十
分となり、けい光膜中に有機物の残渣が多く、またハン
ダガラス2の成分である鉛の酸化物が還元され融着が不
完全となつてしまう。これは有機物の分解による生成ガ
スこがバルブ内に滞留し、同時に酸素不足となり、有機
物の分解が妨げられ、かつハンダガラス2が還元される
ことに起因する。したがつて、以上の問題点を解消する
ために、本発明においては、図示の如く容器4からバイ
ブI5を突出させ、このバイブ5を上記フアンネル3の
ネック6から挿入し、上記容器4の中に熱分解により酸
素を発生する物質7を収容し、この状態で全体をベーキ
ングするのである。
なお、8はフィルターである。このような方法によると
、ベーキング中に熱分解する物質7から酸素が発生して
バルブ内に送り込まれるので、けい光膜中の有機物の分
解が十分に行なわれ、しかもハンダガラス2の中の鉛が
還元されず融着が完全なものとなる。そして、熱分解し
た際に発生する物質7の微粉末はフィルター8でしや断
されてバルブ内に流入する恐れがない。本発明者は以上
の見解にもとづき、つぎの仕様lでベーキングを行なつ
た。
まず。第1図に示すように、20インチ用のパネル1と
フアンネル3とをハンダガラス2を介して接合したもの
の中に、容器4のバイブ5を通した。この場合、容器4
の中に収容する熱分解物質7として40グラムの過マン
ガン酸カリウムを用いた。そして、バイブ5の先端には
石英のグラスウールよりなるフィルター8を入れ、この
ように組合せたものを炉に入れて8℃/Minの降温速
度で20℃より430℃まて降温させ、430℃におい
て60分間保持した。ついで3℃/Mjnの速度で50
℃まで降温させた。その結果、有機物の分解およびハン
ダガラスによる融着が完全に行なわれ、また陰極線管の
特性も従来のものとほぼ同等であつた。このような良特
性を得ることができる理由はつぎのとおりである。すな
わち、以上の方法による加熱条件ては200℃近くにな
るまでけい光膜中の有機物がバルブ内の酸素を消費しな
がら熱分解してガスを発生するが、200℃になると、
(1)式で示すような熱分解反応が物質7に対して!.
!る。すなわち、物質7から3リットルの酸素が発生し
てバルブ内に送り込まれ、この酸素は200℃以上での
有機物の熱分解に消費され、これにより、上記の効果を
得ることができる。
この場合、物質7が熱分解すると、これから過マンガン
酸カリウム粉末が飛散しバイブ5を介してバルブ内に流
入しようとするが、この過マンガン酸カリウム粉末の流
出は石英グラスウールよりなるフィルター8で阻止され
る。仮に、過マンガン酸カリウム粉末がバルブ内に流入
すると、これをバルブ内から取り出すのは非常に困難で
、またブラウン管動作時のスパーク発生の原因となる。
しかし、本発明によるとこのような恐れは全くない。つ
ぎに、本発明者は第2図に示すようにバイブ5に2個の
容器41,42を接続し、この容器41,42の中に4
0グラムの過マンガン酸カリウム71と19グラムの二
酸化銅72を収容して、以上と同様な方法でベーキング
を行なつた。
その結果を得ることができた。それはつぎのような理由
による。すなわち、過マンガン酸カリウム71の分解が
終了し、350゜Cになると(2)式に示す熱分解反応
が二酸化銅72に対して生ずる。このときに発生した3
リットルの酸素はバルブ内に流入し、バルブ内を還流し
、かつこの酸素は350℃以上での有機物の熱分解に用
いられるので酸素の有効利用が可能となり、良好な効果
を得ることができる。
ここで、本実施例においては熱分解により酸素を発生す
る物質としては過マンガン酸カリウム、二酸化銅を用い
るとして説萌したが、本発明はこれに限定されず、イオ
ン化傾向の小さい貴金属の酸化物(Hg,Agの酸化物
)、金属の過酸化物(BaO2)、高酸化状態の金属酸
化物(MnO2,PbO2)、アルカリ金属のオキシ酸
塩(硝酸塩,過塩素酸塩,塩素酸塩)などを用いてもよ
い。
なお、このときに用いる物質の熱分解温度は2000C
以上のものを用いた方がよい。その理由は、ポリビニル
アルコールおよびアクリ系フイルミング剤が200℃付
近より熱分解が激しくなるので、この温度近くであらか
じめ管内に存在していた酸素を、まず一部の有機物の熱
分解で消費し、さらに高温にし、物質7から熱分解によ
り酸素を発生させて管内の分解ガスを排出し、この酸素
を残余の有機物の熱分解に使用するというように、酸素
を有効に利用できるからである。本実施例においては物
質7として1種、2種のものを用いるとして説明したが
、本発明はこれに限定されず、熱分解温度の異なる物質
を2種以上用いてもよい。
このようにすれば、酸素の利用効率をさらに向上できる
。つぎに、けい光面中に存在する有機物を分解するに必
要な酸素量は、パネルベーキング工程を使用することな
くフリットベーキング工程を2回使用すれば、けい光膜
中の有機物を十分に分解できるという実験結果より、パ
ネル1とフアンネル3とを組合せることにより形成され
るバルブ内容積の2倍の体積で十分である。
この体積から熱分解により酸素を発生する物質7の用い
る量を算出できる。このような方法により上記物質7の
量を算出した結果、この量は最も小さい10インチカラ
ーブラウン管については2リットルで良いことがわかつ
た。以上説明したように本発明による陰極線管の製造方
法によると、けい光膜中の有機物の分解およびパネル1
とフアンネル3の融着を高温で同時に行なうことができ
、これにより有機物の分解を目的としたパネルベーキン
グを省略することができ、従来ベーキング工程で使用さ
れるエネルギーおよびベーキング工程を2/3とするこ
とができる多大なる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明による陰極線管の製造方法
を説明するための簡略構成図である。 1・・・・・・パネル、2・・・・・・ハンダガラス、
3・・・・・・フアンネル、4・・・・・・容器、5・
・・・・・バイブ、6・・・・・・ネック部、7・・・
・・・熱分解物質、8・・・・・フィルター。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内面に少なくともけい光膜が被着されたパネルを、
    フアンネルの開口部にハンダガラスを介して配置し、こ
    の組立て状態でベーキングするとともに、熱分解により
    酸素を発生する物質を上記ベーキングで加熱することに
    より上記物質から発生した酸素をフアンネルのネック開
    口部より流入させて、少なくともけい光膜中の有機物の
    分解とハンダガラスによるパネルとフアンネルとの融着
    を行なうようにしたことを特徴とする陰極線管の製造方
    法。 2 上記熱分解により酸素を発生する物質として、イオ
    ン化傾向の小さい貴金属の酸化物または金属の過酸化物
    または高酸化状態の金属酸化物またはアルカリ金属のオ
    キシ酸塩を用いた特許請求の範囲第1項記載の陰極線管
    の製造方法。 3 上記熱分解により酸素を発生する物質として熱分解
    温度の異なるものを複数個用いた特許請求の範囲第1項
    記載の陰極線管の製造方法。 4 熱分解により酸素を発生する物質の量は陰極線管1
    本について用いる熱分解物質の分解温度により発生する
    酸素の体積が2〜50lになる量とする特許請求の範囲
    第1項記載の陰極線管の製造方法。 5 内面に少なくともけい光膜が被着されたパネルを、
    フアンネルの開口部にハンダガラスを介して配置し、こ
    の組立て状態でベーキングするとともに、熱分解により
    酸素を発生する物質を上記ベーキングで加熱することに
    より上記物質から発生した酸素をフアンネルのネック開
    口部より流入させて、けい光膜中の有機物の分解とハン
    ダガラスによるパネルとフアンネルとの融着を行なうよ
    うにした陰極線管の製造方法において、上記ネック開口
    部から酸素を流入させるときには、ネック開口部を介し
    てけい光膜近傍まで延在するとともに熱分解物質の微粉
    末をしや断するフィルターを内蔵するパイプを用いるよ
    うにしたことを特徴とする陰極線管の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS56162451A (en) * 1980-05-19 1981-12-14 Hitachi Ltd Manufacture of color-picture tube and its device

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