JPS6057662B2 - 発熱体 - Google Patents
発熱体Info
- Publication number
- JPS6057662B2 JPS6057662B2 JP14547178A JP14547178A JPS6057662B2 JP S6057662 B2 JPS6057662 B2 JP S6057662B2 JP 14547178 A JP14547178 A JP 14547178A JP 14547178 A JP14547178 A JP 14547178A JP S6057662 B2 JPS6057662 B2 JP S6057662B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrical
- heating element
- resistance heating
- electric
- heating elements
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Surface Heating Bodies (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は複数個の電気抵抗発熱体を有する発熱体の改
良に関するものであり、特に小型、高密度化をはかると
同時に各電気抵抗発熱体をそれぞれ切換え作動せしめる
ように構成した発熱体を提供しようとするものである。
良に関するものであり、特に小型、高密度化をはかると
同時に各電気抵抗発熱体をそれぞれ切換え作動せしめる
ように構成した発熱体を提供しようとするものである。
従来、電気オープン、オープンレンジ等の調理器に使
用されている発熱体はシーズヒータ、あるいはミラクロ
ンヒータ等である。これらの発熱体は調理物に合わせて
温度コントロールが必要である。この温度コントロール
としては電子式のもの、あるいはバイメタル式のものが
あるが、いずれのものも温度コントロールに要するコス
トの比率が非常に高い。その理由は電気抵抗発熱体の本
数が2本〜3本であり、電気抵抗発熱体の切り換え作動
だけでは調理物に合わせた温度設定が困難である。この
場合、電気抵抗発熱体のワット数を減らして本数を増加
すれば、電気抵抗発熱体の切り換え作動だけで調理物に
合わせた温度設定が可能になるが、現在使用されている
シーズヒータがミラクロンヒータでは経済的に割高とな
り、実質的に困難である。 本発明者等は上記の点に着
目し、一本で数種類の電気容量が得られる発熱体の開発
に成功したもので、以下、本発明をその実施例を示す図
面にもとづいて説明する。
用されている発熱体はシーズヒータ、あるいはミラクロ
ンヒータ等である。これらの発熱体は調理物に合わせて
温度コントロールが必要である。この温度コントロール
としては電子式のもの、あるいはバイメタル式のものが
あるが、いずれのものも温度コントロールに要するコス
トの比率が非常に高い。その理由は電気抵抗発熱体の本
数が2本〜3本であり、電気抵抗発熱体の切り換え作動
だけでは調理物に合わせた温度設定が困難である。この
場合、電気抵抗発熱体のワット数を減らして本数を増加
すれば、電気抵抗発熱体の切り換え作動だけで調理物に
合わせた温度設定が可能になるが、現在使用されている
シーズヒータがミラクロンヒータでは経済的に割高とな
り、実質的に困難である。 本発明者等は上記の点に着
目し、一本で数種類の電気容量が得られる発熱体の開発
に成功したもので、以下、本発明をその実施例を示す図
面にもとづいて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示したもので、すなわち電
気伝導体1の表面に電気絶縁層2を被覆形成した棒状絶
縁体3の外周に、電気抵抗体4、4’をコイル状に巻回
した電気抵抗発熱体5、5’を2個設けた場合を示した
のである。そして電気抵抗発熱体5、5’はそれぞれの
一端6、6’を棒状絶縁体3を構成する電気伝導体1と
接続し、かつ他端の電源端子7、7’とし、さらに棒状
絶縁体3の一端に電源端子8を設けて発熱体とした。
なお、電気抵抗発熱体5、5’は電気抵抗体4、4’間
の絶縁距離が充分にとれる場合は、表面に電気絶縁層9
、9’を被覆形成する必要はないが、第1図のように各
電気抵抗体4、4’間が密着巻の場合は電気絶縁層9、
9’は必ず設けなければならない。
気伝導体1の表面に電気絶縁層2を被覆形成した棒状絶
縁体3の外周に、電気抵抗体4、4’をコイル状に巻回
した電気抵抗発熱体5、5’を2個設けた場合を示した
のである。そして電気抵抗発熱体5、5’はそれぞれの
一端6、6’を棒状絶縁体3を構成する電気伝導体1と
接続し、かつ他端の電源端子7、7’とし、さらに棒状
絶縁体3の一端に電源端子8を設けて発熱体とした。
なお、電気抵抗発熱体5、5’は電気抵抗体4、4’間
の絶縁距離が充分にとれる場合は、表面に電気絶縁層9
、9’を被覆形成する必要はないが、第1図のように各
電気抵抗体4、4’間が密着巻の場合は電気絶縁層9、
9’は必ず設けなければならない。
また電気抵抗発熱体5、5’の電気抵抗体4、4’の内
径と棒状絶縁体3との空隙は電気抵抗体4、4’の線径
以内が好ましい。さらに電気抵抗発熱体5、5’と棒状
絶縁体3の接続部は第1図のAで示すように、その部分
だけ電気絶縁層2を除いて溶接あるいはロウ付等の方法
で接続している。この場合、2個の電気抵抗発熱体5,
5″の接続端子6,6″は一体で構成する方が好ましい
。なぜなら、コイル状に巻回した電気抵抗発熱体5,5
″の中間部の電気抵抗体4,4″をのばして接続端子6
,6゛とすることにより、2個の電気抵抗発熱体5,5
゛が構成できる。したがつて2個の電気抵抗発熱体5,
5″の電気容量は必要に応じて設定できる。第2図は発
熱体をコの字型に構成した場合の実施例であり、また第
3図は円型に構成した場合の実施例であり、第3図中1
0は発熱体の保持具である。
径と棒状絶縁体3との空隙は電気抵抗体4、4’の線径
以内が好ましい。さらに電気抵抗発熱体5、5’と棒状
絶縁体3の接続部は第1図のAで示すように、その部分
だけ電気絶縁層2を除いて溶接あるいはロウ付等の方法
で接続している。この場合、2個の電気抵抗発熱体5,
5″の接続端子6,6″は一体で構成する方が好ましい
。なぜなら、コイル状に巻回した電気抵抗発熱体5,5
″の中間部の電気抵抗体4,4″をのばして接続端子6
,6゛とすることにより、2個の電気抵抗発熱体5,5
゛が構成できる。したがつて2個の電気抵抗発熱体5,
5″の電気容量は必要に応じて設定できる。第2図は発
熱体をコの字型に構成した場合の実施例であり、また第
3図は円型に構成した場合の実施例であり、第3図中1
0は発熱体の保持具である。
次に本発明の発熱体の回路構成の一実施例について第4
図にもとづいて説明する。
図にもとづいて説明する。
この第4図において、一方の電気抵抗発熱体5の電源端
子7は切換えスイッチ11と接続し、かつ他方の電気抵
抗発熱体5″の電源端子7″は切換えスイッチ12と接
続する。そして電気伝導体1の一端に設けた電源端子8
を電源スイッチ13の一端と接続し、かつ電源スイッチ
13の他端および切換えスイッチ11,12の他端を電
源14と結線している。上記回路構成において、その操
作はまず電源スイッチ13を閉じ、一方の電気抵抗発熱
体5に通電したい場合は切換えスイッチ11を閉じる。
この場合、切換えスイッチ12は開いておく。また他方
の電気抵抗発熱体5″に通電したい場合は切換えスイッ
チ12は閉じる。この場合、前記切換えスイッチ11は
開いておく。また両方の電気抵抗発熱体5,5″に通電
したい場合は、切換えスイッチ11,12の両方とも閉
じる。このように本発明は一本の発熱体で3種類の電気
容量が容易に得られる。
子7は切換えスイッチ11と接続し、かつ他方の電気抵
抗発熱体5″の電源端子7″は切換えスイッチ12と接
続する。そして電気伝導体1の一端に設けた電源端子8
を電源スイッチ13の一端と接続し、かつ電源スイッチ
13の他端および切換えスイッチ11,12の他端を電
源14と結線している。上記回路構成において、その操
作はまず電源スイッチ13を閉じ、一方の電気抵抗発熱
体5に通電したい場合は切換えスイッチ11を閉じる。
この場合、切換えスイッチ12は開いておく。また他方
の電気抵抗発熱体5″に通電したい場合は切換えスイッ
チ12は閉じる。この場合、前記切換えスイッチ11は
開いておく。また両方の電気抵抗発熱体5,5″に通電
したい場合は、切換えスイッチ11,12の両方とも閉
じる。このように本発明は一本の発熱体で3種類の電気
容量が容易に得られる。
次に電気抵抗発熱体5,5″の電気絶縁層9,9″の形
成方法について述べる。
成方法について述べる。
この形成方法は、Fe−Cr−A1系の電気抵抗体4,
4″を溶融ア.ルカリ浴中に浸漬して該電気抵抗体4,
4゛の表面に、水酸化鉄を主体とする皮膜を形成させ、
次いで強酸化性雰囲気中で加熱して水酸化鉄を主体とす
る皮膜を酸化アルミニウムを主体とする皮膜に変化させ
るという方法である。この方法で得ら−れた電気絶縁層
9,9″は皮膜の厚さが薄すぎて電気抵抗体4,4″間
の絶縁は充分とはいえないが実用上は問題はない。また
この他に従来から電気抵抗体4,4″を酸化性雰囲気で
高温に加熱し、かつ表面でアルミニウムを選択的に酸化
させて酸化アルミニウムを主体とする絶縁皮膜を形成さ
せる方法もよく知られており、さらには耐熱ホーロー、
耐熱塗料をコーティングして電気絶縁層を形成する方法
等もあるが、これらの方法も本発明に含まれるものであ
る。
4″を溶融ア.ルカリ浴中に浸漬して該電気抵抗体4,
4゛の表面に、水酸化鉄を主体とする皮膜を形成させ、
次いで強酸化性雰囲気中で加熱して水酸化鉄を主体とす
る皮膜を酸化アルミニウムを主体とする皮膜に変化させ
るという方法である。この方法で得ら−れた電気絶縁層
9,9″は皮膜の厚さが薄すぎて電気抵抗体4,4″間
の絶縁は充分とはいえないが実用上は問題はない。また
この他に従来から電気抵抗体4,4″を酸化性雰囲気で
高温に加熱し、かつ表面でアルミニウムを選択的に酸化
させて酸化アルミニウムを主体とする絶縁皮膜を形成さ
せる方法もよく知られており、さらには耐熱ホーロー、
耐熱塗料をコーティングして電気絶縁層を形成する方法
等もあるが、これらの方法も本発明に含まれるものであ
る。
なお、本発明の実施例ではプラズマ溶射により金属酸化
物を絶縁被覆する方法を用いた。
物を絶縁被覆する方法を用いた。
すなわ″ち電気抵抗体4,4″として鉄−クロムーアル
ミ系の電熱線(TIS,FCH−1)を用いて、棒状絶
縁体3の外周にコイル状に密着巻きし、そして表面を洗
浄した後、弾性限界内において電気抵抗体4,4″をの
ばすとともに、各電気抵抗体4,4″間に空隙を設けて
保持し、さらにその電気抵抗体4,4″を回転させなが
ら、SiC#100を用いて圧力5k9/CFllでブ
ラスチングにて表面を粗面化する。上記ブラスチングの
方法としては、電気抵抗体4,4″に対してブラストノ
イズを直角方向、あるいは左右45ての方向にそれぞれ
対向させ、かつ電気抵抗体4,4″平行にブラストノズ
ルを移動させながらブラスチングする。
ミ系の電熱線(TIS,FCH−1)を用いて、棒状絶
縁体3の外周にコイル状に密着巻きし、そして表面を洗
浄した後、弾性限界内において電気抵抗体4,4″をの
ばすとともに、各電気抵抗体4,4″間に空隙を設けて
保持し、さらにその電気抵抗体4,4″を回転させなが
ら、SiC#100を用いて圧力5k9/CFllでブ
ラスチングにて表面を粗面化する。上記ブラスチングの
方法としては、電気抵抗体4,4″に対してブラストノ
イズを直角方向、あるいは左右45ての方向にそれぞれ
対向させ、かつ電気抵抗体4,4″平行にブラストノズ
ルを移動させながらブラスチングする。
上記の方法でブラスチングをすると電気抵抗体4,4″
の内外面ともに均一に粗面化することができる。またブ
ラスチングが終了した後は、プラズマ溶射によりイツト
リア安定化によるジルコニア粉末を溶射被覆させた。
の内外面ともに均一に粗面化することができる。またブ
ラスチングが終了した後は、プラズマ溶射によりイツト
リア安定化によるジルコニア粉末を溶射被覆させた。
前記プラス7溶射の方法はブラスチングと同様に行なつ
たため、電気抵抗体4,4″の内外面ともに均一な溶射
被覆層が形成された。なお、プラズマ溶射の条件は、プ
ラズマダイン社の80KW(7)SG−100タイプを
使用し、電流:900A1電圧:41V1アークガスに
アルゴン、補助ガスとしてヘリウムを用いた。またこの
プラズマ溶射が終了した後は、電気抵抗体4,4″の回
転を停止して各電気抵抗体4,4″間に空隙を設けて保
持していた状態を解くと、元の密着巻の電気抵抗体4,
4″の状態にもどる。
たため、電気抵抗体4,4″の内外面ともに均一な溶射
被覆層が形成された。なお、プラズマ溶射の条件は、プ
ラズマダイン社の80KW(7)SG−100タイプを
使用し、電流:900A1電圧:41V1アークガスに
アルゴン、補助ガスとしてヘリウムを用いた。またこの
プラズマ溶射が終了した後は、電気抵抗体4,4″の回
転を停止して各電気抵抗体4,4″間に空隙を設けて保
持していた状態を解くと、元の密着巻の電気抵抗体4,
4″の状態にもどる。
その理由としては電気抵抗体4,4″の弾性限界内で保
持することと、プラズマ溶射の特徴として高融点の粉末
を半溶融状態にはするが、基材(この場合電気抵抗体)
を熱変形する温度以下にして溶射被覆層を形成すること
ができるようにしているためである。なお、前記ブラス
チングが終了した後、電気抵抗体4,4″の表面を洗浄
すると、溶射被覆層の密着強度はさらに強くなることも
確認できたが、この場合は用途により使い分けが必要で
ある。
持することと、プラズマ溶射の特徴として高融点の粉末
を半溶融状態にはするが、基材(この場合電気抵抗体)
を熱変形する温度以下にして溶射被覆層を形成すること
ができるようにしているためである。なお、前記ブラス
チングが終了した後、電気抵抗体4,4″の表面を洗浄
すると、溶射被覆層の密着強度はさらに強くなることも
確認できたが、この場合は用途により使い分けが必要で
ある。
次に棒状絶縁体3の実施例としては第5図に示すような
形状について検討した。すなわち、第5図において、a
は円柱形状、bは管形状、Cは二個の穴を有する円柱形
状、dは三角形状、eは板形状、fは四角形状である。
その他、多角形のものでも可能であり、特殊な形状とし
てはgのようなものでも充分使用に耐える。また棒状絶
縁体3の材質は、電気伝導体であればよく、例えば、鉄
およびその合金、アルミニウムおよびその合金、銅およ
びその合金、ニッケルおよびその合金、チタンおよびそ
の合金、亜鉛およびその合金等の鉄鋼および非鉄金属材
料が用いられる。なお、その他、電気伝導体を有するガ
ラス質のもの、あるいは有機材料であつても良い。これ
らの材料の中から、発熱体の使用目的、使用温度、使用
状態等によつて選択する必要があるが、本発明の実施例
では耐熱性の点からFe−Cr−A1系の材料を使用し
た。また棒状絶縁体3の電気絶縁層2の形成方法は電気
抵抗体4,4″への電気絶縁層9,9″被覆と同様プラ
ズマ溶射を用いたが、電気絶縁性を有する塗料、耐熱ホ
ーローでも充分な電気絶縁性が得られた。
形状について検討した。すなわち、第5図において、a
は円柱形状、bは管形状、Cは二個の穴を有する円柱形
状、dは三角形状、eは板形状、fは四角形状である。
その他、多角形のものでも可能であり、特殊な形状とし
てはgのようなものでも充分使用に耐える。また棒状絶
縁体3の材質は、電気伝導体であればよく、例えば、鉄
およびその合金、アルミニウムおよびその合金、銅およ
びその合金、ニッケルおよびその合金、チタンおよびそ
の合金、亜鉛およびその合金等の鉄鋼および非鉄金属材
料が用いられる。なお、その他、電気伝導体を有するガ
ラス質のもの、あるいは有機材料であつても良い。これ
らの材料の中から、発熱体の使用目的、使用温度、使用
状態等によつて選択する必要があるが、本発明の実施例
では耐熱性の点からFe−Cr−A1系の材料を使用し
た。また棒状絶縁体3の電気絶縁層2の形成方法は電気
抵抗体4,4″への電気絶縁層9,9″被覆と同様プラ
ズマ溶射を用いたが、電気絶縁性を有する塗料、耐熱ホ
ーローでも充分な電気絶縁性が得られた。
1000℃以上の高温使用においてはプラズマ溶射皮膜
が熱衝撃に対しても良く耐えた。
が熱衝撃に対しても良く耐えた。
また耐熱塗料は1000゜C以下の使用には充分耐える
。そしてまた耐熱ホーローは600℃以下の使用には適
している。以上のように電気絶縁層の被覆形成は使用条
件によつて使い分けが必要である。
。そしてまた耐熱ホーローは600℃以下の使用には適
している。以上のように電気絶縁層の被覆形成は使用条
件によつて使い分けが必要である。
また電気絶縁被覆層の厚みは5μ以上あれば電気絶縁性
は保持できるが、被覆層の厚みが厚すぎると熱衝撃に対
して被覆層に亀裂が発生しやすくなるため好ましくは5
〜500μ以内にすべきである。
は保持できるが、被覆層の厚みが厚すぎると熱衝撃に対
して被覆層に亀裂が発生しやすくなるため好ましくは5
〜500μ以内にすべきである。
前記棒状絶縁体3と電気抵抗発熱体5,5″との接続は
溶接、ネジ止め、ロウ付、カシメ等の方法を検討した結
果、いずれの方法でも可能であつたが、用途により使い
分ける必要がある。
溶接、ネジ止め、ロウ付、カシメ等の方法を検討した結
果、いずれの方法でも可能であつたが、用途により使い
分ける必要がある。
また電気絶縁被覆層の最も大きな特徴はその多孔質層に
ある。
ある。
すなわち、基材と酸化物層を密着し、かつ高温で過酷な
熱サイクルに耐え得るようにするために、酸化物層を多
孔質体とすることによつて熱膨張係数の極端な相違の緩
衝作用をさせている所にある。したがつて過酷な熱サイ
クル試験においても剥離することなく電気絶縁層として
の効果を発揮することができる。また酸化物層の下地処
理用としての合金層の形成も効果的である。
熱サイクルに耐え得るようにするために、酸化物層を多
孔質体とすることによつて熱膨張係数の極端な相違の緩
衝作用をさせている所にある。したがつて過酷な熱サイ
クル試験においても剥離することなく電気絶縁層として
の効果を発揮することができる。また酸化物層の下地処
理用としての合金層の形成も効果的である。
すなわち前述したように基材と酸化物層の極端な熱膨張
係数の差のために密着強度に問題がある時には〔これは
使用温度、使用状態等によつて各々決定される〕、基材
と熱膨張係数が比較的類似した合金粉末を酸化物層の下
地に溶射被覆してその上に酸化物層を溶射させるもので
、そのようにすると基材と下地処理用の合金層の熱膨張
係数が類似するために密着強度が強くなり、かつ金属層
の表面積が拡大するため、金属層と酸化物層との密着強
度は増大し、かつ熱サイクル強度も増大する。この場合
、金属層の表面積が拡大するため、若干酸化増量(度合
)が増加する傾向にあり、用途により使い分けが必要で
ある。ところがこの場合においても、金属外部層には必
ず酸化物層で電気絶縁層を設けなければ本発明の効果は
発揮し得ないものである。
係数の差のために密着強度に問題がある時には〔これは
使用温度、使用状態等によつて各々決定される〕、基材
と熱膨張係数が比較的類似した合金粉末を酸化物層の下
地に溶射被覆してその上に酸化物層を溶射させるもので
、そのようにすると基材と下地処理用の合金層の熱膨張
係数が類似するために密着強度が強くなり、かつ金属層
の表面積が拡大するため、金属層と酸化物層との密着強
度は増大し、かつ熱サイクル強度も増大する。この場合
、金属層の表面積が拡大するため、若干酸化増量(度合
)が増加する傾向にあり、用途により使い分けが必要で
ある。ところがこの場合においても、金属外部層には必
ず酸化物層で電気絶縁層を設けなければ本発明の効果は
発揮し得ないものである。
この場合に用いる粉体としては基材に近い粉体が好まし
く、Fe−Cr−Al,Ni−C樗の合金が良好な結果
が得られた。なお、本発明の実施例て適用される電気絶
縁性を有する酸化物層としては、高温で安定し、かつ・
溶射に使用される粉体であれば電気絶縁層として効果が
あることも確認した。
く、Fe−Cr−Al,Ni−C樗の合金が良好な結果
が得られた。なお、本発明の実施例て適用される電気絶
縁性を有する酸化物層としては、高温で安定し、かつ・
溶射に使用される粉体であれば電気絶縁層として効果が
あることも確認した。
また高温で導電性を有する酸化物も一部にはあるが、金
属発熱体の導電率から比較して少なく無視できる値であ
り、実際には問題なく効果を発揮した。すなわち本発明
・の実施例で実施したイツトリア安定化によるジルコニ
アも高温で導電性を生ずる酸化物であるが、何ら問題は
なかつた。電気絶縁性を有する酸化物層として適用でき
る酸化物としては、Al2O3,Y2O3,SlO2,
、Fe2O3,TiO2,CaO,Na2O,)八03
L120,Cr203,Zr02,Mg0,Be0,N
i0,′11102,Hf02La203,Ce02等
の金属酸化物もしくはスピネル型構造を有する複酸化物
よりなる材料、例えばMgAl2O4,FeAl2O4
,COAl2O4,ZnA]204,MgCr204等
の群から一部もしくはそれ以上選択したものを含有した
材料が良かつた。以上のように本発明によれば、次のよ
うな種々のすぐれた特長を有する。(1)1本の発熱体
で数種類の電気容量が得られる。
属発熱体の導電率から比較して少なく無視できる値であ
り、実際には問題なく効果を発揮した。すなわち本発明
・の実施例で実施したイツトリア安定化によるジルコニ
アも高温で導電性を生ずる酸化物であるが、何ら問題は
なかつた。電気絶縁性を有する酸化物層として適用でき
る酸化物としては、Al2O3,Y2O3,SlO2,
、Fe2O3,TiO2,CaO,Na2O,)八03
L120,Cr203,Zr02,Mg0,Be0,N
i0,′11102,Hf02La203,Ce02等
の金属酸化物もしくはスピネル型構造を有する複酸化物
よりなる材料、例えばMgAl2O4,FeAl2O4
,COAl2O4,ZnA]204,MgCr204等
の群から一部もしくはそれ以上選択したものを含有した
材料が良かつた。以上のように本発明によれば、次のよ
うな種々のすぐれた特長を有する。(1)1本の発熱体
で数種類の電気容量が得られる。
(2)発熱体の電源端子を一方向に集中できる。
(3)小型、高容量にできる。(4)同一電気容量で発
熱体の発熱温度を従来の発熱体に比べて高くできる。
熱体の発熱温度を従来の発熱体に比べて高くできる。
(5)電気抵抗体の径が限定されない。
(6)断線不良、耐電圧不良、絶縁抵抗不良も大巾に改
善できる。
善できる。
(7)製造コストが安い。
(8)応用製品の小型化、高温化、ならびに発熱体の温
度制御の簡素化等製品の付加価値を大巾に向上させるこ
とができる。
度制御の簡素化等製品の付加価値を大巾に向上させるこ
とができる。
第1図、第2図、第3図は本発明の発熱体の各実施例を
示す断面図、第4図は本発明の発熱体の回路構成図、第
5図A,b,c,d,e,f,gは棒状絶縁体の各種形
状を示す断面図である。 1・・・・・・電気伝導体、2・・・・・・電気絶縁層
、3・・・・棒状絶縁体、4,4″・・・・・電気抵抗
体、5,5″・・・・・電気抵抗発熱体、9,9Z・・
・・電気絶縁層。
示す断面図、第4図は本発明の発熱体の回路構成図、第
5図A,b,c,d,e,f,gは棒状絶縁体の各種形
状を示す断面図である。 1・・・・・・電気伝導体、2・・・・・・電気絶縁層
、3・・・・棒状絶縁体、4,4″・・・・・電気抵抗
体、5,5″・・・・・電気抵抗発熱体、9,9Z・・
・・電気絶縁層。
Claims (1)
- 1 電気伝導体の表面に電気絶縁層を被覆形成した絶縁
体と、この絶縁体に電気抵抗体を巻回し、かつ表面に電
気絶縁層を被覆形成した複数個の電気抵抗発熱体とを有
し、前記電気抵抗発熱体のそれぞれの一端を電気伝導体
の一部分と電気的に接続して各電気抵抗発熱体をそれぞ
れ切換え作動せしめるように構成したことを特徴とする
発熱体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14547178A JPS6057662B2 (ja) | 1978-11-25 | 1978-11-25 | 発熱体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14547178A JPS6057662B2 (ja) | 1978-11-25 | 1978-11-25 | 発熱体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5572387A JPS5572387A (en) | 1980-05-31 |
| JPS6057662B2 true JPS6057662B2 (ja) | 1985-12-16 |
Family
ID=15386003
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14547178A Expired JPS6057662B2 (ja) | 1978-11-25 | 1978-11-25 | 発熱体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6057662B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60218786A (ja) * | 1984-04-13 | 1985-11-01 | 松下電器産業株式会社 | シ−ズヒ−タ |
| JP2874204B2 (ja) * | 1989-08-04 | 1999-03-24 | 松下電器産業株式会社 | 発熱体 |
-
1978
- 1978-11-25 JP JP14547178A patent/JPS6057662B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5572387A (en) | 1980-05-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4808490A (en) | Plasma sprayed film resistor heater | |
| KR100506023B1 (ko) | 히터-센서복합체 | |
| US2975078A (en) | Ceramic coated wire | |
| US6137089A (en) | Heating element | |
| US4620086A (en) | Dual coated radiant electrical heating element | |
| JPS58225592A (ja) | 面状発熱体 | |
| US2966430A (en) | Electric resistance elements | |
| CN109253467B (zh) | 火焰杆 | |
| JP2503077B2 (ja) | 電気ヒ―タ及びそれを用いた加熱方法 | |
| JPS6019117B2 (ja) | 発熱体 | |
| JP2000195649A (ja) | 無機絶縁ヒ―タ―とその製造方法 | |
| JPH0311072B2 (ja) | ||
| JP3216737B2 (ja) | 複合粒子の溶射発熱体とその製造法 | |
| JPS6351003B2 (ja) | ||
| JP2532358B2 (ja) | 管状発熱体 | |
| JPS599805B2 (ja) | 点火ヒ−タ | |
| JPH0147870B2 (ja) | ||
| JPH02147166A (ja) | 電気半田こて用加熱素子組立体及び電気半田こて | |
| JPH01107486A (ja) | 絶縁電熱素子 | |
| JPH0247592Y2 (ja) | ||
| JPH04356361A (ja) | 半田こておよびその製作方法 | |
| JPH01107485A (ja) | 絶縁電熱素子 | |
| JPH05266973A (ja) | 管状ヒータ及びその製造方法 | |
| JPH0435879B2 (ja) | ||
| RU1787429C (ru) | Электронагревательный прибор дл жидкости |