JPS6058312B2 - 電解用二酸化鉛被覆電極 - Google Patents

電解用二酸化鉛被覆電極

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JPS6058312B2
JPS6058312B2 JP59040422A JP4042284A JPS6058312B2 JP S6058312 B2 JPS6058312 B2 JP S6058312B2 JP 59040422 A JP59040422 A JP 59040422A JP 4042284 A JP4042284 A JP 4042284A JP S6058312 B2 JPS6058312 B2 JP S6058312B2
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titanium
lead dioxide
expanded
electrode
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昭弘 品川
康之 西川
英夫 金井
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Japan Carlit Co Ltd
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Japan Carlit Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電解用二酸化鉛被覆電極に関し、特にその目
的とするところは、機械的強度および寸法安定性にすぐ
れ、基板として使用するチタンの耐食性の乏しい条件に
おいて使用可能な電解用二酸化鉛被覆電極を提供するこ
とにある。
工業電解に用いられる電極としては、その性能、耐久
性と共に電極形態および機械的強度、加工性などが十分
満足できるものでなくてはならない。
近年、チタンなどの基板上の白金族金属化合物を被覆し
た金属電極が出現し、そのすぐれた性能と同時に強度、
寸法安定性のよいという利点の故に、食塩電解工業その
他に著しい進歩をもたらした。 一方、従来から認めら
れてきた二酸化鉛電極は白金につぐ高酸素過電圧をもち
、かつ特異な電極触媒能を有するすぐれた安価な電極で
ある。
しかし、本格的な実用化に至らないのは、この電極の機
械的強さと加工性の不足、寸法安定性の欠除などが原因
となつている。 板状の二酸化鉛電極の製法としては、
従来、硝酸鉛浴などから凹面陽極電着し、抜き取る方法
によつているが、内部歪が存在するため脆弱で大型化し
にくく、形状も制限される。
そのため、黒鉛板、チタン板に直接二酸化鉛を電着する
試みがなされたが、クラックの発生、密着不良などによ
り剥離、脱落をおこし成功していない。最近ではチタン
金網を芯材として電着する方法がある。しかし、密着性
は向上するが網目を埋めて平滑に厚付けし、平板状にす
ることは困難で、多くは凹凸状となり寸法安定性にも欠
け、また重量も増加するので強度的にも大型化は無理で
ある。 これらの欠点を改良すべくチタン板上にチタン
のエキスパンドメタル(特公昭58−30957)やチ
タン製パンチングメタル、チタン製金網(特公昭58−
31396)などを溶接し、その周縁部をチタン製の押
え板で補強し、中間層を介して二酸化鉛を電着する方法
が試みられた。
この方法により機械的強度、寸法安定性は著しく向上し
た。しかし、押え板や基板のエッヂ部分のチタンが露出
しているため、チタンの耐食性のない条件、たとえばク
ロムメッキのケイフッ化浴のような系では押え板や基板
が腐食され二酸化鉛の性能を十分発揮できない。本発明
者らは、以上のような欠点を少なくし、機械的強度、寸
法安定性にすぐれ、かつ基板のチタンの耐食性の乏しい
条件においても使用可能な電解用二酸化鉛被覆電極を得
るべく種々検討を加えた結果、平板状のチタン基板上に
あらかじめ第1のチタン製エキスパンド板を密着させ、
スポット溶接、シーム溶接などにより固定し、さらにそ
の上に第2のチタンエキスパンド板を基板にスポット溶
接して補強したのちその上に酸化防止用の電導性中間層
を介して全面に二酸化鉛を電着することにより板状で密
着性にすぐれ、寸法安定性が良く、しかもチタン基板の
耐食性のない条件で使用てきる電解用二酸化鉛被覆電極
を得ることに成功したものである。
すなわち、本発明の電極はチタン基板と前記チタン基板
表面上に溶接された菱形の対角線長辺寸法およ短辺寸法
がそれぞれ0.5〜5Tf!:!n(50.5〜2.5
mの範囲から成り、かつストランド幅および板厚がそれ
ぞれ0.101悶と0.05〜0.6順の範囲から成る
第1のチタン製のエキスパンド板と、前記エキスパンド
板上に溶接された菱形の対角線長辺寸法と短辺寸法がそ
れぞれ20〜60TWiと10〜3−の範囲から成り、
かつストランド幅および板厚がそれぞれ1.0〜,3.
0wr1nと1.0〜2.5Trr!nの範囲から成る
第2のチタン製エキスパンド板と、前記第1、第2のエ
キスパンド板上に被覆された白金族金属、これらの合金
および酸化物の中から選ばれた少なくとも1種の中間層
と、前記中間層上に電着された二酸化鉛とから成ること
を特徴とする電解用二酸化鉛被覆電極てある。
本発明の電極は第1図に示すようにチタン基板1、第1
のエキスパンド板2、第2のエキスパンド板3、中間層
4、二酸化鉛層5から成つている。
すなわちチタン基板1をサンドブラスト、エッチングな
どにより表面を粗面化しておき、これに第1のチタン製
エキスパンド板2を十分密着させ、適当な間隔をもつて
溶接する。さらにその上にあらかじめエッチングなどに
より表面を粗面化しておいて第2のチタン製エキスパン
ド板3を適当な間隔をもつて基板に溶接する。さらにト
リクレン洗浄、およびふつ酸処理したのち、中間層4を
介して二酸化鉛層5を陽極電着により形成させる。本発
明に使用するチタン基板1の厚さ大きさは目的に応じて
任意である。
本発明の第1のエキスパンド板は、あらかじめチタン基
板に密着するように平坦に矯正しておき部分溶接、たと
えば点あるいは線状の溶接が施される。
溶接個所の間隔などは材料の大きさ、密着の度合などに
より粗または密にするが、ピッチは10〜200WrI
!tくらいである。第1のエキスパンド板の好適なサイ
ズを第2図によつて説明する。菱形の対角線長辺寸法(
LWD)および短辺寸法(SWD)がそれぞれ0.5〜
5,0.5〜2.5Tfnの範囲が良く、これより小さ
いと二酸化鉛がエキスパンド板とチタン基板との間隔を
うめることができず、密着性が低下する。また、ストラ
ンド幅(W)、および板厚(T)は、それぞれ0.1〜
1順,0.05〜0.6wr!RLの範囲が良い。スト
ランド幅(W)が0.1順より小さいとエキスパンド板
が強度的に弱くなり、1Tfrmより大きいと調製後の
電極に凹凸が生じるおそれがある。板厚(T)について
も同様で0.05〜0.6wnの範囲が選ばれる。また
エキスパンド板の代わりに金網を使用することもでき、
この場合24〜250メッシュの網を用いる。本発明の
第2のエキスパンド板は第1のエキスパンド板の上から
チタン基板に部分溶接により取り付けられ、チタン基板
と第1のエキスパンド板を確実に固定させる。
この結果二酸化鉛層の強度が増し剥離が防止させる。第
2のエキスパンド板の好適なサイズを第2図によつて説
明する。菱形の対角線長辺寸法(LWD)および短辺寸
法(SWD)がそれぞれ20〜60順と10〜30醜の
範囲が良く、これにより小さいと第1のエキスパンド板
による効果がそこなわれ、これにより大きいと第1のエ
キスパンド板とチタン基板との固定が不十分となる。ま
たストランド幅(W)、および板厚(T)はそれぞれ1
.0〜3.0W!lと10〜2.5TfrInの範囲が
良い。ストランド幅(W)が1.0より小さいと、第1
のエキスパンド板の板厚が小さすぎるため溶接強度が不
足している部分を第2のエキスパンド板によつて補強す
る効果が不十分となり、3.0mより大きいと電極表面
の凹凸が激しいなり、かつ該エキスパンド板への密着性
が劣化する。板厚(T)についても同様で1.0〜2.
5w!nの範囲が選ばれる。中間層はチタン基板および
第1、第2のエキスパンド板の表面の酸化防止のため介
在させるが、耐酸化性、電導性の白金族金属、それらの
合金またはそれらの酸化物の少なくとも1種より成り、
厚みは1p程度にする。
用いる金属としてはPt,Ir,Rh,Pdなどで電気
めつき、あるいは可溶性の該当金属塩含有塗布液から熱
分解法によつて被覆が調製される。本発明の二酸化鉛層
は陽極電着によりチタン基板およびエキスパンド板の表
面に施された中間層上に全面被覆されるが、電着液は鉛
塩および銅塩とから成り、鉛塩としては硝酸鉛、スルフ
ァミン酸鉛、酢酸鉛などを使い、銅塩としてはおもに硝
酸銅を用いる。
電着液中の鉛および銅としての濃度は、それぞれ100
〜210g/114〜20g/1であり、液温度は60
〜80′C,.PHは3.5〜4.5に保たれる。陽極
電流密度は1〜5A/D77(′で陰極としてはステン
レス鋼を用いて電解を行なう。この間液性をPH3.5
〜4.5に保つために、一酸化鉛、炭酸鉛、水酸化鉛な
どを加えて調節する。これらの条件をはすれると島状電
着やこふ状電着を生じやすくなり内部歪も増大し、被覆
にクラックや電着物の剥離を起こしやすくなり好ましく
ない。二酸化鉛の被覆の厚みは、必要に応じて0.3〜
5wnとすすが、これは電着時間の長短によ一リ調整さ
れる。このようにして電着は終了するが、こぶ状の電着
物やピンホールなどはできず、基板表面に応じて均一な
被覆が得られる。本発明の二酸化鉛電極は塩素酸塩、過
塩素酸塩、過汰素酸塩の電解製造用の陽極として好適で
あるほか、金属の電解精練、廃液の電解処理、電気めつ
き用の陽極として使用できる。
特にクロムメッキにおけるケイフッ化浴のようにチタン
の耐食性の乏しい条件においても、基板のチタンが露出
することなく二酸化鉛で均一に被覆されているため、二
酸化鉛の性能を十分に発揮することができる。本発明の
二酸化鉛被覆電極はチタン基板に第1のエキスパンド板
を溶接し、その上に第2のエキスパンド板を溶接して補
強したのち中間層を介して二酸化鉛を全面に電着により
被覆しているため従来問題のあつた平板上への二酸化鉛
の強固な被覆が可能となつた。
この結果、一般に金属電極並みの強度とすぐれた寸法安
定性をもつている。従つて極間距離を可及的に狭くする
ことが可能となり摺電圧が低減された。そしてチタンの
耐久性のない環境においても二酸化鉛の性能を十分発揮
し長時間にわたり安定した電解操業が可能となり、工業
的価値がきわめて大である。つぎに本発明の態様を実施
例で示すが、その主旨はこれらの例によつて何ら制約さ
れるものではない。
実施例1 縦120wn1横5−、厚さ3?のチタン基板をサンド
ブラスト処理し、この上にLWDちSWDがそれぞれ2
.0および1.0mで板厚およびストランド幅がそれぞ
れ0.12と0.18mの第1のチタン製エキスパンド
板を密着させて重ねスポット溶接した。
この上にLWDおよびSWDがそれぞれ30rr$&と
16?で板厚およびストランド幅が1.6瓢で112圧
延した第2のエキスパンド板をスポット溶接して基板に
強固に固定し、電極基体を作製した。その電極基体をト
リクレン洗浄により脱脂を行なつたのち5%ふつ酸溶液
に浸漣して表面処理を施した。次に塩化白金3重量部、
塩化イリジウム1重量部、イソプロピルアルコール3鍾
量部から成る塗布液を塗布し、乾燥したのち50℃で加
熱処理し、0.7μの中間層を形成させた。この電極基
体を陽極とし、ステンレス鋼板を陰極として硝酸鉛と硝
酸鋼とから成る電着液中で田時間陽極電着し、約1.5
Tfrm厚の二酸化鉛の被覆を得た。このときの鉛およ
び銅イオンの濃度は200g/eおよび6.5g/eで
あり、陽極電流密度は2.5A/Ddl平均の液温度は
65℃、液性はPH4.揃後に保つた。二酸化鉛被覆は
全面にほぼ均一に電着され、表面は部分的こぶ状の突起
物もなくすぐれていた。比較例1 本発明の電極の効果を知るため、縦12−、横5071
77!厚さ3Wfmのチタン板を基体とし、実施例1と
・同じ条件で前処理、中間層被覆、そして二酸化鉛被覆
を行ない、被覆表面にガムテープを接着させ、ロールで
加圧したのちテープを引きはがし、密着性を観察した。
また、実施例1と同じ方法で製作した本発明の電極につ
いても同様の試験を行なつた。結果を第1表に示した。
実施例2実施例1て製作した電極を陽極として軟鋼上に
クロムめつきを行なつた。
めつた浴組成は下記のとおりであり、電流密度50A/
Drftl槽温度60℃でめつきを行なつた。また比較
のため、チタン板上にエキスパンド板をスポット溶接し
、その周縁部に押え板をスポット溶接し補強したのち、
押え板を除いた部分のみ中間層を介して二酸化鉛を被覆
した電極(比較電極と略す)に関しても同じ条件でめつ
きを行なつた。めつき液組成 無水クロム酸 250g/′ケイふ
つ化ナトリウム 10g/e硫 酸
1g/E6ケ月の電解中、本発
明の電極は電圧上昇もなくまた形状の変化、剥離もなく
、表面状態も良好てありニ酸化鉛の特徴を十分発揮し、
安定した性態を示した。
しかし比較電極は、1ケ月経過後には露出している押え
板や基板のチタンが腐食されてしまい、二酸化鉛の溶出
は微少であるのにもかかわらず、電解不能となつた。実
施例3 実施例1で製作した電極を陽極とし、ステンレス鋼板を
陰極として、つぎに示した電解条件で過塩素酸の電解製
造を行なつた。
電解条件 陽 極・・・・・・実施例1で製作した電極陰 極
・・・・・・ステンレス鋼板 (50×13
0X37vn2枚)電解液・・・・・・NaClO35
OOg/′,NaF2g/e極間距離・・・・・・5順
従来の二酸化鉛電極においては、15〜307mの極間
距離が必要であつたが、本電極では5Twtで摺電ノ圧
は0.2〜0.5V低減し、平均電流効率羽%において
所要電力は5〜10%節約された。
本電極は6ケ月以上の長期にわたり、安定した操業を続
け、この間形状の変化、剥離もなく、表面の変化も見ら
れなかつた。実施例4 実施例1と同じ方法で製作した電極を陽極とし、ステン
レス鋼板を陰極として、下記条件で無電解メッキ廃液の
COD電解処理を行なつた。
電解条件陽 極・・・・・・本発明の電極 陰 極・・・・・・ステンレス鋼板 電解液 ・・・・・無電解メッキ廃液 COD・・・・・48000ppm(スタート)極
間・・・・・・30m電流密度・・・・・・10A/D
d 温 度・・・・・・60AC 電解開始時に48000ppmあつたCODは2僻間電
解後約800ppmまで低減することができた。
同じ条件でバッチ電解処理を1回行なつたが、安定した
結果が得られた。電解後の電極もなく、表面状態の変化
もまつたく認められなかつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電極の断面図てあり、第2図はエキス
パンド板のLWD,.SWDlストランド幅、板厚を示
す図である。 1・・・・・チタン基板、2・・・・・・第1のエキス
パンド板、3・・・・・・第2のエキスパンド板、4・
・・・・中間層、5・・・・・・二酸化鉛層、LWD・
・・・・・対角線長辺寸法、SWD・・・・・・対角線
短辺寸法、W・・・・・・ストランド幅、T・・・・・
・板厚。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 チタン基板表面上に溶接された菱形の対角線長辺寸
    法および短辺寸法がそれぞれ0.5〜5mmと0.5〜
    2.5mmの範囲から成り、かつストランド幅および板
    厚がそれぞれ0.1〜1mmと0.05〜0.6mmの
    範囲から成る第1のチタン製エキスバンド板と、前記エ
    キスバンド板上に溶接された菱形の対角線長辺寸法およ
    び短辺寸法がそれぞれ20〜60mmと10〜30mm
    の範囲からなり、かつストランド幅および板厚がそれぞ
    れ1.0〜2.5mmの範囲から成る第2のチタン製エ
    キスバンド板と、前記第1、第2のエキスバンド板上に
    被覆された白金族金属、それらの合金および酸化物の中
    から選ばれた、少なくとも1種の中間層と、前記中間層
    上に電着された二酸化鉛とから成ることを特徴とする電
    解用二酸鉛被覆電極。
JP59040422A 1984-03-05 1984-03-05 電解用二酸化鉛被覆電極 Expired JPS6058312B2 (ja)

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JPS60187691A JPS60187691A (ja) 1985-09-25
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US5399247A (en) * 1993-12-22 1995-03-21 Eastman Kodak Company Method of electrolysis employing a doped diamond anode to oxidize solutes in wastewater
RU2691967C1 (ru) * 2019-02-18 2019-06-19 Дмитрий Юрьевич Тураев Способ изготовления электрода из армированного диоксида свинца

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