JPS6065116A - 連続無機繊維 - Google Patents

連続無機繊維

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JPS6065116A
JPS6065116A JP13895784A JP13895784A JPS6065116A JP S6065116 A JPS6065116 A JP S6065116A JP 13895784 A JP13895784 A JP 13895784A JP 13895784 A JP13895784 A JP 13895784A JP S6065116 A JPS6065116 A JP S6065116A
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矢島 聖使
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清人 岡村
Yoshio Hasegawa
良雄 長谷川
Taketami Yamamura
武民 山村
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TOKUSHU MUKI ZAIRYO KENKYUSHO
Ube Corp
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TOKUSHU MUKI ZAIRYO KENKYUSHO
Ube Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、主としてSt 、Zr s C又はSl、Z
r 、c、oからなる性能の極めて優れた新規な連続無
機繊維に関するものである。
本発明者等は、さきに特許出願した特開昭51−126
300号、特開昭51−139929号等において、ケ
イ素と炭素とを主な骨格成分とするポリカルボシランを
紡糸して繊維とし、該紡糸繊維を不融化して、次いで焼
成することにより、機械的性質及び熱的性質の良好なシ
リコンカーバイド達続繊緒(SIC連続繊維)を得る技
術を開示した。
本発明者は、その後、架橋結合したポリカルボシラン部
分とポリチタノシロキサン部分とからなる新規な共重合
体、または主鎖骨格が主として→31−CH2−)−の
構造単位よりなるポリカルボシランと→Ti −0−)
−結合単位のチタンアルコキシドから誘導される新規な
ポリチタノカルボシランを紡糸して繊維とし、得られた
繊維を不融化し、ついで焼成することにより得たSI 
C−IC連続繊維が、従来のSiC連続繊維に比べてさ
らに機械的性質のすぐれた繊維であることを特願昭54
−80793号または特願昭55−29781号明細書
において開示した。
また、本発明者は主鎖骨格が主として→5ICH!−一
の構造単位よりなるポリカルボシランと7rX<(ただ
し式中のXは、アルコキシ基、フェノキシ基又はアセチ
ルアセトキシ基を表わす)で表わされる有機ジルコニウ
ム化合物から誘導される新規なポリジルコノカルボシラ
ンを見出し、この新規ポリジルコノカルボシランおよび
その製造法に関する発明を特願昭54−169443号
明細書において開示した。本発明者は更に、上記の新規
ポリジルコノカルボシランを紡糸して繊維とし、得られ
た繊維を不融化し、ついで焼成することによって得られ
る、主として81 C−Zr Cからなる連続織繍が、
従来のポリカルボシランから得られるSiC繊維よりも
一層すぐれた機械的性質と高温での耐酸化性を呈し、且
つ特異な構造を有する複合炭化物であることを見出し、
本発明に到達したものである。
本発明によれば、実質的に31.7rおよびC1場合に
より更にOからなる連続無機繊維であって、5− 該繊維は実質的に、 (1)St 、ZrおよびC1場合により更に0から実
質的になる非晶質、または (2)実質的にβ−8t C,Zr C1β−8iCと
ZrCの固溶体およびZrG (ただ−2 し0<x<1)の粒径が500A以下の各結晶質超微粒
子からなる(但し、これらの結晶質超微粒子の近傍に非
晶質のsr oxおよびZr0tが存在する場合もある
)集合体、または (3)上記(1)の非晶質と上記(2)の結晶質超微粒
子集合体の混合系、 からなることを特徴とする新規な構造の連続無機繊維が
提供される。
上記の本発明の連続無機繊維を製造するための方法は、 主として一般式 −tS I −CH!→− − (但し、式中のRは水素原子、低級アルキル基、又はフ
ェニル基を示す) で表わされる主鎖骨格を有する数平均分子量が200〜
10000のポリカルボシラン、及び一般式 %式% (但し、式中のXは炭素数1〜20個を有するアルコキ
シ基、フェノキシ基又はアセチルアセトキシ基を示す) で表わされる有機ジルコニウム化合物を、前記ポリカル
ボシランの→31 =CHt→−の構造単位の全数対前
記有機ジルコニウム化合物の→Zr−0今一の構造単位
の全数の比率が2:1乃至200 : 1の範囲内とな
る量比に加え、反応に対して不活性な雰囲気中において
加熱反応して、前記ポリカルボシランのケイ素原子の少
なくとも1部を、前記有機ジルコニウム化合物のジルコ
ニウム原子と酸素原子を介して結合させて、数平均分子
量が約700〜100000のポリジルコノカルボシラ
ンを生成させる第1工程と、上記ポリジルコノカルボシ
ランの紡糸原液を作り紡糸する第2工程と、該紡糸繊維
を張力あるいは無張力下で不敵化する第3工程と、不融
化した前記紡糸繊維を真空中あるいは不活性ガス雰囲気
中で800〜1800℃の温度範囲で焼成する第4工程
からなることを特徴とする実質的に81.Zr、Cまた
は81 SZr 、C,0,からなる連続無機繊維の製
造方法(以下これ本発明の方法と呼ぶことがある)であ
る。
以下に本発明をより詳細に説明するが、先づ本発明の方
法について述べる。
本発明の方法の第1工程は、連続無機繊維を製造するた
めの出発原料として使用する、数平均分子量が約700
〜100000のポリジルコノカルボシランを製造する
工程である。上記のポリジルコノカルボシラン並びにそ
の製造法は、先に述べた如(、本出願人によって出願さ
れた特開11B54−169443号の主題であって、
この特許出願の明細書に詳細に開示されているが、これ
について概説すると次の如くである。
本発明の方法に使用する出発原料であるポリジルコノカ
ルボシランは、 主として一般式 %式% (但し9式中のRは水素原子、低級アルキル基。
又はフェニル基を示す)で表わされる主鎖骨格を有する
数平均分子量が200〜10.000のポリカルボシラ
ンと、一般式 (但し1式中のxH炭素数1〜20個を有するアルコキ
シ基、フェノキシ基又はアセチルアセトキシ基を示す)
で表わされる有機ジルコニウム化合物とから誘導された
数平均分子量フ00〜100.000のポリジルコノカ
ルボシランであって。
該ポリジルコノカルボシランのケイ素原子の少なくとも
1部が酸素原子を介してジルコニウム原子と結合してお
り、そして該ポリジルコノカルボシランにおける÷8l
−OR,十の構造単位の全数対+Zr−0÷の構造単位
の全数の比率が2:1乃至200 : 1の範囲内にあ
る重合体である。またこのような重合体には1次に図示
するような1官能性重合体、2官能性重合体、3官能性
重合体及び4官能性重合体がある。
10− (1官能性重合体) (2官能性重合体)RHRH l 1 1 I へ〜〜81−0〜〜〜 〜〜〜81−0へ〜〜1 1 
1 1 0HOH 1 X−Zr−X X−Zr−X 1 X OH 1 ・−〜〜81−0ヘーーV 1 RH (3′ぼ能性ム合体) (4官能性重合体)RHRH l 1 1 1 〜〜〜8l−ON%A−〜〜〜81−0へ〜〜〜〜〜8
1−0− −81−0− 1 1 1 1 1()i RH (但し、R及びXは前記と同じ意味を有する)また本発
明に使用されるポリジルコノカルボシランは、前記ポリ
カルボシランと前記有機ジルコニウム化合物とを、ポリ
カルボビランの+8l−0)!、÷の構造単位の全数対
有機ジルコニウム化合物の+Zr−0÷の構造単位の全
数の比率が2:1乃至200 : 1の範囲内となる量
比に加え1反応に対して不活性な雰囲気中において加熱
反応して得られる。
第1工楊で使用するポリカルボシランは、数平均分子量
が200〜10,000の、生として一般式%式% (但し2式中のRは水素原子、低級アルキル基。
父はフェニル基を示す)で表わされる玉鎖骨格を弔して
いる。なお、ポリカルボシランの末端基のケイ素原子に
は前記の側鎖の他に、水酸基が結合していてもよい。
ポリカルボシランの製造方法自体は公知であり。
本発明において出発原料として使用するポリカルボシラ
ンaそのような公知方法によって製造することができる
例えば、モノシランtそのまま熱重合する方法が、e、
Fr1tz ; Angew、Ohem、、フ9 、 
65γ (196))及びa、 Fr1tZ at a
l ; Aav、 InOrg、 Ohem。
Radlochem、 、 7 、 349 (196
5) によって開示されている。またモノシランを一旦
、ポリシランとした徒、これを重合することによりポリ
カルボシランを製造する方法があり1本発明者らが先に
出願した特開昭51−126300号公報、特開昭52
−74000号公報、特開昭52−112700号公報
及び特開昭54−61299号公報において開示されて
いる。本発明で使用するポリカルボシランは、玉鎖骨格
が実質的に+8l −OH,÷の構造単位を有する直鎖
状、網目状及び塊状の重合体である。
第1工程で、他の出発原料として使用する有機ジルコニ
ウム化合物は、一般式 (但し1式中のXは炭素数1−20個e7Nするアルコ
キシ基、フェノキシ基又はアセチルアセトキシ基を示す
)で表わされ、該化合物を得るために通常行なわれてい
る合成法によって製造することができる。
−11−’ 本発明の方法の第1工程においては、前述のポリカルボ
シランと有機ジルコニウム化合物とを。
ポリカルボシランの÷8l−OH,十の構造単位の全数
対有機ジルコニウム化合物の÷Zr−0+の構造単位の
全数の比重が2:1乃至200 : lの範囲内となる
量比に加え、加熱反応して電合体を製造する。この反応
により、ポリカルボシランの主鎖骨路中の構造単位÷8
1− OH,十の一部において、ケイ素原子に結合して
いた*1+頗泰Rの一個が脱離し。
そのケイ素原子が、有機ジルコニウム化合物のジルコニ
ウム原子と酸素原子全弁して結合する。
本発明の方法の第1工程で製造される新規ポリジルコノ
カルボシランは、数平均分子量が約’700〜100,
000 の重合体であり、そして2通常50〜400℃
に加熱することにより浴融する熱可塑性物質であり、ま
たn−ヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレン、テト
ラヒドロフラン等の溶媒に一丁溶である。
本発明の製造方法の第2工程においては、前記14− 第1工程で得られるポリジルコノカルボシランを加熱溶
融させて紡糸−原液を造り、場合によってはこれを1過
してミクロゲル、不純物等の紡糸に際して有害となる物
質を除去し、これを通常用いられる合成繊維紡糸装置に
より紡糸する。紡糸する際の紡糸原液の温度は原料のポ
リジルコノカルボシランの軟化温度によって異なるが5
0〜400℃のm度範囲が有利でるる。前記紡糸装置に
おいて。
必要に応じて紡糸筒を収シつけ、該紡糸筒内の雰囲気を
吏気、不活性ガス、熱空気、熱不活性ガス。
スチーム、アンモニアガスのうちから選ばれるいずれか
−a1以上の雰囲気とした後1巻取シ速度を大さくする
ことによシ和い直径の繊維會碍ることができる。前記溶
融紡糸における紡糸速度は原料たるポリジルコノカルボ
シランの平均分子量1分子量分布9分子構造によって異
なるが、50〜5ooom/分の範囲で良い結果が得ら
れる。
本発明の製造方法の@2工程は、前記#融紡糸のほかに
、前記第1工程で得られるポリジルコノカルボシランを
1例えばベンゼン、トルエン、キシレンあるいはその他
の、該ポリジルコノカルボシランを溶解することのでき
る溶媒に溶屏させ。
紡糸原液を造り、場合によってはこれkF’過してマク
ロゲル、不純物等紡糸に際して有害な物質を除去した彼
、前記紡糸原液を通常用いられる合成繊維紡糸装置によ
り乾式紡糸法により紡糸し1巻取り速度を大きくして目
的とする細い繊維金得ることができる。
これらの紡糸工程において、必要ならば、紡糸装置に紡
糸筒t−収りつけ、その筒内の雰囲気を前記溶媒のうち
の少なくともl柚以上の溶媒の飽和蒸気雰囲気と、空気
、不活性ガスのうちから選ばれる少なくとも1つの気体
との混@雰囲気とするか、あるいは空気、不活性ガス、
熱望気、熱不活性ガス、スチーム、アンモニアガス、炭
化水素ガス、有機ケイ素化合物ガスの雰囲気とすること
により、紡糸筒中の紡糸繊維の同化を制御することがで
きる。
次に本発明のw、31程においては、前記紡糸繊維を酸
化性雰囲気中で、張力または無張力の作用のもとて50
〜400cの温度範囲で低温加熱を数分から30時間お
こなって、前記紡糸繊維を不融化する。この低温加熱す
る目的は、紡糸繊維表面に薄い酸化被膜を形成させて、
後述の焼成工程で紡糸繊維が融出しないように前記酸化
被膜で保護するためである。前記酸化被膜によpi7i
糸繊維は後工程の焼成の際に融出せず、かつ隣接した繊
維と接触することがあったとしても接着しない。
前記低温加熱の雰囲気は、空気、オゾン、i!I!素。
塩素ガス、臭素ガス、アンモニアガスのうちから選ばれ
るいづれか−′Sまたは2櫨以上の酸化性ガス雰囲気が
好ましく、前記ガス雰囲気での低温加熱を50℃以下で
υ己なっても紡糸繊維に酸化被膜を造ることができず、
400CB上の温度では酸化が進行しすぎるため50〜
400℃の温度範囲で良い結果70i優られる。前記低
温加熱する時間は前記温腿と関連し、数分から30時間
の範囲が適尚である。
低温加熱芥囲気として前記酸化性ガス雰囲気以外にKM
nO,、K@Or@01 、 H2O,及びその他の無
機過酸17− 化物の水溶液も使用することができ、この場合温度は室
温から90℃の範囲が好ましく1時間は0.5°〜5時
間の範囲が好ましい。
ただし1本発明の方法の第1工程で得られるポリジルコ
ノカルボシランは合成条件により2分子量分布が異な9
.低分子量化合物のせ有量の多少により軟化温度が約5
0℃以下になる場合もありうる。この場合は後述するよ
うな諸方法により低分子量化合物を少なくして前記共重
合体の軟化温度を少なくとも50’Cとすることができ
る。軟化温度が50C以下のポリジルコノカルボシラン
を紡糸して繊維としても、該紡糸繊維を酸化性雰囲気中
で50〜400℃の温度範囲で低温加熱して不融化する
場合繊維の形状が失なわれることがあるからである。す
なわち、約50’C以下の軟化点を有するポリジルコノ
カルボシランが第1工程で得られる場合には、il工程
の後、第2工程の前で必要ならば付加工程として、第l
工程で得られたポリジルコノカルボシラン中の低分子量
化合物を除去する工程t−mこすことができる。この付
カロ工−1,8− 程を実施するための代表的な方法は、第1工程で得られ
るポリジルコノカルボシラン中の低分子電化合物’tメ
y−ルアルコール、エチルアルコールの如きアルコール
類、あるいはアセトン等の溶媒で抽出し、軟化温度約5
0’C以上のポリジルコノカルボシランとするか、ある
いは前記ポリジルコノカルボシランを減圧下で、あるい
は不活性ガス雰囲気中で500℃以下の温度で加熱し低
分子量化合物を蒸留によって除去し軟化温度500以上
のポリジルコノカルボシランとする方法である。この付
加工程において、突気、酸素ガス等を含有する酸化性雰
囲気で蒸留することは、前記ポリジルコノカルボシラン
が酸化され1分解、あるいはゲル化するので好ましくな
い。また加熱温度が500℃以上では前記ポリジルコノ
カルボシランの分解が陳しくなるから、加熱温度は50
00以下にする必要かある。
本発明の第3工程におい、てはさらに前記酸化性雰囲気
中で低温加熱して不融化する方法のほかに該紡糸繊維に
酸化性雰囲気あるいは非酸化性雰囲気で、張力あるいは
無張力下で必要に応じて低温加熱しなからr=照射、あ
るいは電子線照射して不融化することができる。この7
1%1i!あるいは電子線を照射する目的は、紡糸繊維
を形成するポリジルコノカルボシランを、さらに重合さ
せることによって、ポリジルコノカルボシランが軟化す
ることなく分解し後述の焼成工程で紡糸繊維が融解して
、繊維形状を失なうことを防ぐためである。
前記γ線あるいは電子線照射による不融化は。
不活性ガスあるいは真窄中等の非酸化性雰囲気で行なう
ことができ照射線量線10〜1010γが過当であや、
室温で行なうことができる。前記r線あるいは・−子線
照射は、空気、オゾン、酸素、塩素ガス、臭素ガス、ア
ンモニアガスのうちから選ばれるいずれか一種または二
種以上の酸化性ガス雰囲気でも行うことができ、さらに
必要であれば50〜200℃の温度範囲で加熱しながら
行なうことによって紡糸縁上表面に薄い酸化被膜を形成
させ、不−化紫より短時間で達成させることができる。
このr線、るるいは電子線照射によって不融化する場合
、第1工程で得られるポリジルコノカルボシランは常温
で固体でありさえすればよく。
もし粘稠な流動性を有するものが得られた場合には、前
述した溶媒による抽出かめるいは°蒸留によってポリジ
ルコノカルボシラン中の低分子量化合物を除去し、室温
で固体状にしなければならない。
前記不融化するに際して無張力下で行うと前記紡糸繊維
は収縮のため波状の形を呈するようになるが、後工程の
焼成工程で矯正できる場合もあシ。
張力は必ずしも必要でないが、張力を作用させる場合に
は、その張力の大きさは不融化時に紡糸繊維が収縮して
も波状となることを少なくとも防止することができる以
上の大きさでめればよ<、1〜500t/Ijの範囲の
張力倉作用させると良い結果が得られる。
1f/IjJa下の張力を作用させても縁上倉たるませ
ないような緊張を与えることができず、500F、−以
上の張力r作用させると張力が大きすざてfIII#&
が切断することがあるから、張力は1〜50027−の
範囲がよい。
21一 本発明の第3工程により不一化処理された紡糸繊維は、
その引張強度および伸び率が非常に大きく、これは連続
繊維を製造するのに大きな利点である。すなわち、ポリ
カルボシランから810 m維を製造する通常の方法で
は、ポリカルボシランを紡糸し不融化した場合、一般に
その引張強度は1、0 gy7−を超えることができず
伸び率も2%以下であるのに対して9例えば、後述の実
副例1に記載の本発明の方法に従がい、不融化した繊維
の引張強度は5.0にV−伸び率は13.0%である。
俤って本発明の不融化糸は収り扱いが容易であり、後工
程で焼成する際に糸切れを少なくすることができるので
歩留が上り有利である。
次に本発明の論4工程においては、前記不融化した繊維
を、800〜1800℃の温度範囲で焼成し。
主として81. zr、 O又は81. Zr、O,O
よりなる連続無機繊維とする。
前記焼成は、A至めるいは不活性ガス雰囲気中で800
〜1800 Cのi?ii1度範囲で張力、あるいは無
張力下で行なわれる。この焼成において紡糸繊維22− 全形成するポリジルコノカルボシランは、熱室縮合反応
と、熱分解反応とにより易揮発性成分を放出する。易揮
発性成分の揮散は500〜700 ℃の温度範囲で最も
大きく、このために前記紡糸繊維は収縮し屈曲するが、
加熱中に張力を作用させることは、この屈曲を防止する
上で特に有利である。
この際の張力の大きさは前記力ロ熱時に繊維が収縮して
も波状の形となることを少なくとも防止することができ
る以上の大きさであればよいが、実用的には0.001
〜5 KF/−の範囲の張力を作用させると良い結果か
得られ、O,0O1F4/−以下の張力を作用させても
繊維金たるませないような緊張を与えることができず、
5Q/−以上の張力を作用させると、張力が大きすぎ゛
て繊維が切断することがあるため、0.001〜5に9
/−の範囲の張力を作用させるのが良い。なお前記焼成
は雰囲気、温度。
時間等の加熱条件を替えた多段焼成法で行なうこともで
きる。
以上の工程により得られた前記繊維には、β−810、
ZrO、β−810とzro (7)固溶体およびZr
0l−x(たたし0くxく1)のほかに黒鉛、遊離炭素
、8102 あるいはZrO□が言1f1.ていること
があり、使用目的によってはこれらを収り除くことが必
要となる場合もある。従って必要に応じて、前記繊維を
、硫酸、硝酸、硫酸と硝酸の混酸2項酸。
硝酸と塩酸との混酸、j@クロム酸カリウムの硫酸酸性
溶液、過マンガン酸カリウムの硫酸酸性溶液。
フッ化水素酸、フッ化水素酸と硝酸との混酸、フッ化水
素酸と硫酸との混酸などに浸漬することKより、前記焼
成した繊維中に官まれる上記の黒鉛。
遊離炭素、810.あるいはZrO2を溶比させること
かできる。なおこのほかの方法として、N、OH。
ボラツクス、 Na200g 、K2O0g I K2
00g /Na2003 。
Na2804 、 KNO2、Na0j 、xaLos
 l No20g 、 K2O03/KNO34の俗l
l11!ll塩を使用して、前記の8102 を溶出さ
せることができ、又、リン酸により前記の遊離炭素を溶
出させることもできる。
また前記の遊離炭素は前21[18帛4工程の焼成を一
旦1000℃以上の温度で行った繊維を、酸素ガス。
莫気、オゾン、水素ガス、水蒸気、 00ガスのうちか
ら選ばれるいずれか少なくとも1種の雰囲気中で好適に
は800〜1600℃の温度範囲で〃0熱することによ
り除去することができる。前記焼成を800℃以下の温
度で行っても遊離炭素を光分除くことはできず、160
0℃を越えると複合炭化物と前記雰囲気ガスとの反応が
著しくなるために好ましくない。前記雰囲気中での焼成
の時間は焼成温度が低いと長時間を要し、焼成温度が高
いと短時間でよいが、どちらかといえば低い温度で比較
的長時間焼成した方が、複合炭化物と雰囲気ガスとの反
応生成物の生成量が少ないので良い結果が得られる。
前記脱戻素工橿において張力を作用させることは必ずし
も必要ではないが0.001〜1oOKf/−の範囲で
張力を作用させながら高温焼成すると屈曲を少なくした
強度の簡い遅続無機繊維金得ることができ、O,0O1
h/−以下の張力を作用させても効果はな(、1,00
Kg/j 以上張力を作用させても効果に変わりないか
ら1作用させる張力は0.001〜100時/−の範囲
がよい。
25一 本発明の第1工程で生成したポリジルコノカルボシラン
を第2工程により紡糸し、第3′工程で不融化した紡糸
繊維は、第4工程の加熱過程において約700℃から無
機化が激しくなり約800 Uでほぼ無機化が完了する
ものと推定される。したがって第4工程は800℃以上
の焼成温度で行なうことが必要であり、また上限は繊維
強度の優れたものを得るために1800℃とし、さらに
彼達する如く好適には1000〜1500℃である。
次に2本発明の連続無機繊維について説明する。
本発明の連続無機繊維は実質的に81.Zr、O又は8
1.Zr、o、Oからなる無機繊維であり、前記の第1
工程乃至第4工程からなる本発明の方法により製造され
るものであるが、このさい主として第4工程の焼成の温
度に依存して、#&維の構造は下記(A)乃至(0)に
示す如く変化する。
(A) 焼成温度が比較的低い場合には、実質的に非晶
質からなる無機繊維が得られ、その非晶質は。
第1工纏乃至tJl、4工程で採用される製造条件の如
何により、生として81.Zr、Oからなるか又は26
一 81、Zr、c、0からなるのいずれかである。一般的
に云えば、第4工程の焼成後において得られる繊維中に
酸素が実質的に残留しないような条件を第1乃至第4工
程で選定すれば、主として81゜Zr、Oからなる非晶
質が生成し、それとは逆に。
焼成後の繊維中に酸素が残留し易いような条件を第1乃
至第4工程で選定すれば、王として81゜Zr、O,O
からなる非晶質が生成する。例えば。
第1工程でポリジルコノカルボシランを製造するさいに
ポリカルボシランの使用量に対して有機ジルコニウム化
合物の使用重管相対的に多くする程。
おるいは第3工程の不融化処理において繊維の酸化が起
り易い程(例えば酸化性雰囲気中での加熱温度を高くす
る)、焼成後の繊維中に酸素が残留し易くなる。またm
4工程において、焼成を窒素のような不活性ガスの気流
・中で行なうより鉱真空中で行なう方が、酸素は除去さ
れ易いので、焼成後の繊維中に酸素は残留し難くなる。
例えば、後述の実施例3では第1工程でポリカルボシラ
ンとジルコニウムテトライソグロボキシドとのl:1.
9の重量比の混合物からポリジルコノカルボシランを製
造し、第3工程で紡出繊維を空気中で110℃に加熱す
ることによって不融化処理を行ない、そして第4工程で
アルゴン気流中において1000℃という比較的低い温
度で焼成を行なったが、この場合に得られた無機繊維は
、王として81.Zr。
0.0よりなる非晶質から実質的になる繊維である。一
方、後述の実権例5では1ml工程におけるポリカルボ
シラン対ジルコニウムテトラフェノキシドの重量比は1
5.4:lであって、有機ジルコニウム化合物の相対的
使用量が少ないために得られた無機繊維は王として81
.Zr、Oよりなる非晶質から実質的になる繊維である
(B) 焼成温度が高い場合には9粒径が500Å以下
の、β−810、ZrO、β−810とZrOの固溶体
およびZr0x−x(ただしO<X<X >の各結晶質
超微粒子集合体から実質的になる無機繊維が得られる。
但し、帛1工程乃至第4工程で採用される製造条件の如
何により、これらの各結晶質超微粒子の近傍に非晶質の
810.およびZr01 が存在する場合がある。例え
ば、後述の実権例(1−11)に記載の無機繊維は、前
記の実施例(1−1)で得られた不融化糸を1700℃
で焼成することによって得られたものであるが、この実
権例(1−1)の無機繊維は、上記の各結晶質超微粒子
の集合体からなる無機繊維である。
焼成温度が高い場合、上記のような構造の繊維が得られ
る理由は次の如くである。第3工程の不融化処理後に得
られる繊維は1M、軸表面に薄い酸化被膜が形成されて
いるけれども、大部分は出発原料として使用したポリジ
ルコノカルボシランよりなるものである。そしてこのよ
うな不融化糸は第4工程の焼成処理により無機化される
が、焼成温度が比較的低い段階では、無機化(二より生
成する物質は、前項(A)で述べたように、主として8
1゜Zr、O父は81.Zr、0,0 からなる非晶質
であって、未だ結晶質超微粒子が生成するに社到らない
。然しながう、焼成温度が更に上昇すると。
上記の非晶質の一部が1粒径が5ooLB下でめるβ−
810、ZrO、β−810とZrOの固溶体および2
9− ZrO1+g(ただしO<X<1)の各結晶質超微粒子
からなる集合体に転化されるようになり、焼成温度が充
分高い場合には、非晶質の実質的にすべてが、上記の結
晶質超微粒子集合体に転化される。
そして、この結晶質超微粒子集合体への転化にさいして
、非晶質が王として81.Zr、0よりなる場合には、
実質的にβ−810、ZrO、β−810とZrOの固
溶体およびZr01−xの各結晶質超微粒子からなる集
合体が生成する。然しなから、非晶質が王として81.
Zr、O,Oよりなる場合には、上記の各結晶質超微粒
子の近傍に非晶質の810.およびZr01が存在する
よう(二なる。
(0) 焼成温度が比較的高いが、ただし非晶質から結
晶質超微粒子集合体への転化が完結するには到らないよ
うな温度である場合には、前Xji(A)で述べたよう
な非晶質と、前項(B)で述べたような結晶質超微粒子
集合体との混合系からなる無*繊維が得られる。そして
前項(B)で述べた説明から明らかなように、非晶質が
主として81. Zr、0よりなる場合には、この非晶
質と、β−810、ZrO。
−a〇− β−810とZrOの固溶体およびZr01−Hの各結
晶質超微粒子集合体とからなる混合系が生成する。これ
に対して、非晶質が主としてst、Zr、O,。
よりなる場合には、この非晶質と、各結晶質超微粒子の
近傍に生成した非晶質の810!およびZr01を有す
る結晶質超微粒子集合体との混合系が生成する。
以上述べたように1本発明の連続無機繊維には種々のI
i!11sが存在しており、これら各態様の線維は、下
記の(A−1)型乃至(o−2)mに示すような構造を
有するものである。
(A−1)凰: 連続無機繊維が、実質的(二81.Z
rおよび0からなる非晶質から実質的に構成されている
(A−2) fl! : 連続無機線維が、実質的に8
1.Zr。
0および0からなる非晶質から実質的に構成されている
(B−1)型: 連続無機繊維が、実質的にβ−810
゜ZrO、β−810とZrOの固溶体およびZr0l
−x(ただしO<X<1>の粒径が500λ以下の各結
晶質超微粒子の集合体から実質的に構成されている。
(B−2)型: 連続無機繊維が、実質的にβ−810
゜ZrO、β−810とZrOの固溶体およびzrcl
−x(ただしO<J<1)の粒径が500λ以下の各結
Igjx超微粒子の集合体から実質的に構成されており
このさいこれらの結晶質超微粒子の近傍に非晶質の81
0.およびZr01が存在している。
(o−1)型: 連続無機線維が、実質的にsi、zr
および0からなる非晶質と、実質的にβ−810゜Zr
O、β−810とZrOの固溶体およびZr0x−x(
ただし0(a=(1)の粒径が500λ以下の各結晶質
超微粒子の集合体の混合系から構成されている。
(0−2)型: 連続無機線維が、実質的に81.Zr
0および0からなる非晶質と、実質的にβ−810゜Z
rO、β−810とZrOの固溶体およびZrOx+)
i (ただしo(z(1)の粒径が500久以下の各結
晶質超微粒子の集合体の混合系から構成されており。
このさいこれらの結晶質超微粒子の近傍に非晶質の81
0!およびZr01が存在している。1以上を要約すれ
ば9本発明で特定した縞l工程乃至#$4工橿からなる
連続無機線維の方法において、第1工程乃至電番工程の
条件を適宜に選定して、第4工程の焼成後に得られる無
機繊維中に酸素が実質的に残留しないようにし、且つ焼
成温度が比較的低い場合には、上記(A−1)!の構造
の繊維が得られ、このさい焼成温度を充分高くすれば(
B−1)屋の構造の繊維が得られ、中間の焼成温度では
(0−1)屋の構造の繊維が得られる。一方、焼成後に
得られる無機繊維中に酸素が残留し易いような条件を選
び、且つ焼成温度が比較的低い場合には# (A−2)
型の構造の繊維が得られ、このさい焼成温度を充分高く
すれば(B−2)型の構造の繊維が得られ、中間の焼成
温度では(0−2)型の構造の繊維が得られる。
本発明の連続無機繊維は驚くべきことにe(A−1)!
または(A−2)のような王として非晶質からなる構造
の場合でも、極めて良好な強度的性質及び熱的性質を有
しているが、一般i二は。
(O−X)型または(o−2)型のような非晶質と結晶
質超微粒子集合体との混合系からなる構造33− の場合に1強度的性質及びその他の性質が最も良好であ
る。その理由は、これらの性質に対する非晶質の寄与と
結晶質超微粒子集合体の寄与とが互いに協同的に慟らき
、相乗的効果が得られるためであろうと考えられる。
本発明の(B−1)型、(B−’2)型、(C−1)型
または(0−2)型の構造の連続無機繊維中に存在する
結晶質超微粒子が、β−810、ZrO。
β−810とZrOの同溶体およびZr0x−x(ただ
し0<Z<1)からなる複合炭化物によって構成されて
いることは、繊維のX線回折図形によって確認すること
ができる。第1図の(1)は、後述の実権例(1−1)
E記載の(B−1)型の構造を有する本発明の連続無機
繊維のX線粉末回折図形である。
そして、この(1)のX線回折図形ではm 2tl =
 35.8゜にβ−810の(ill )回折線、2d
=60.2°(二β−810の(220)回折線および
2θ= 72.1’にβ−810の(311’) H折
線が、また2θ=33.フ0にZrOの(111)回折
線、20=39.1°にZrOの(200”)回折線、
2θ=56.3°にZrOの(220)回折線、2#=
67.0°に34− ZiOの(311)回折線および2θ=10.6°E 
ZrOの(222)回折線が机われており、特(二注目
すべき点は、ZrOの各回折線はいずれも従来のZrO
に観察される各回折線の20 よりも高角度側にシフト
しており、該ZrOは従来のZrOと格子定数が異なっ
ていることである。
上記のX線回折図形のデータは1本発明の連続無機繊維
中に存在する結晶質超微粒子が、主としてβ−810お
よびZrOからなり、しかもβ−810とZrOが固溶
している本の、及びzro、−x(ただしO<、Z!<
1 )を一部含むような複合炭化物であることを示して
いる。
前記のような特異的な複合炭化物の結晶質超微粒子から
なる81.ZrおよびO含有連続無機繊維は、これまで
全く知られていなかった新規な繊維である。しか本、結
晶質超微粒子がこのような複合炭化物から構成されてい
ること紘9本発明の81゜Zr および0宮M連続無機
繊維に対し、&めて望ましい優秀な性能を付与するとい
う利点をもたらすものである。即ち、ZrOは、/−8
10に比べて。
曲げ強度、引張り強度、耐圧強度等の機械的強度が扁<
、また高融点であるため耐熱性にすぐれるという性質を
有している。
本発明の81.Zrおよび0言有連続無機線雑では、Z
rOとβ−810の両者が一部固溶化していることから
明らかなように1両者が本発明の繊維中においては親密
な状態で共存しているために。
ZrOの好ましい性質が著しく弗揮されるようになる。
かくして本発明の81.Zrおよび0宮有連続無機繊維
は、従来の王としてβ−810のみからなる繊維に比べ
て機械的強度特性および耐熱性が良好である。
また1本発明の連続無機繊維中に存在する上記複合炭化
物よりなる結晶質微粒子は、平均粒径が500λ以下の
超微粒子である。例えば、後述の実施例(1−1)に記
載の(o−i)型の構造の繊維(焼成温1i1300℃
)の結晶質超微粒子の平均粒径は約801であり、実施
例(1−1)に記載の(B−1)型の構造を有する繊維
(焼成温度1700℃)のそれは約160″にであるこ
とがXMTJI回折シーより判明した。
通常本発明の連続無機繊維は、その製造の際の焼成温度
を高くするにつれて、繊維中の平均結晶粒径が大きくな
る。
本発明の連続無機繊維が非常に大きい強度を有する一つ
の原因は超微粒の結晶よりa成されているからであると
推考され、その理由は1局所的応力集中が密度の扁い結
晶粒界を通じて分散するため、変形しにくいこと、結晶
が超微粒子であるため、結晶粒中に変形に必要な転移の
存在する余地がないこと、結晶粒径か非常に小さいため
粒の見掛上の表面張力が異常に大さくなり、変形に対す
る抵抗力が大きいこと、繊維の表面が平滑で凹凸がない
ため、凹凸部へ応力か集中することによる強度の低下要
因がないこと1等C二よるものと考えられる。
一般に、焼成温度が中間の場合に得られる(0−1)型
またfi(0−2)型の構造の繊維の方が。
むしろ焼成温Kが非常に尚い場合に得られる(B−1)
型またIa、(B−2)Wの構造の繊維よりも37− 強度的性質がすぐれているが、その理由は主として、焼
成温度がより低いことに基因して、平均結晶粒径がより
小さいためであろうと考えられる。
本発明の連続無機繊維の化学分析による元素比率は、x
t*で表ワLテ、 一般ニ、81 : 30〜60iZ
r:0.5〜40%、0:25〜40%、O:0.01
〜20%である。
上記から明らかなように、焼成工程後に得られる本発明
の連続無機繊維において、酸素が残留し易いような製造
条件を選べば、最高20重量饅もの酸素を含有する無機
繊維を得ることができる。
叩ち# (A−2)雛、(B−2)型及び(o−2)型
の構造の繊維は、実質的な量の酸素を含有する繊維であ
るが、このうち、(A−2)Mi&の構造の繊維は、8
1.Zr、O及び0よりなる非晶質から主としてなるこ
とがX@回折から判明している。
ま九(B−2)型の構造の繊維では、結晶質超微粒子は
、実質的C二81.Zr及び0よりなる複合炭化物から
なるものであり、酸素原子は結晶質超微粒子の形成には
関与していないことがX線回折の38− 結果から判明している。このさい、酸素原子は一部の8
1及びZrと結合して非晶質の810.及びZr01 
を形成しており、これが複合炭化物の結晶質超微粒子の
近傍1例えば結晶粒子間の間隙等に介在しているものと
考えられる。
本発明の連続無機繊維は1機械的強度、耐熱性。
耐酸化性にすぐれた。新規構造を有する繊維であり、金
属ならびに合金との濡れは炭素繊維に比べ良好でめり、
かつ金属ならびに合金との反応性が低く、繊維強化型金
属、プラスチック、およびゴムの繊維材料、繊維状発熱
体、防火織布、耐酸隔膜、ま九強化用繊維として原子炉
材料、航空機構造材、橋梁、構築物材料、核融合炉材料
、ロケット材料、@光体、研摩布、ワイヤーロープ、海
洋開発材料、ゴルフシャフト材料、スキーストック材料
、テニスラケット材料、魚釣竿、靴底材料等に用いるこ
とができる。
以下本発明を実権例によって説明する。
参考例1 5tの三ロフラスコに無水キシレン2.5tとナトリウ
ム40ofとを入れ、窒素ガス気流下でキシレンの沸点
まで加熱し、ジメチルジクロロシラン1tを1時間で滴
下した。滴下終了後、10時間加熱還流し沈殿物を生成
させた。この沈殿をf過し、まずメタノールで洗浄した
後、水で洗浄して。
白色粉末のポリジメチルシラン42ofを得た。
他方# 9フエニルクロロシラン759tとホウ酸12
4Fを窒業ガス雰囲気下、n−ブチルエーテル中。
100〜120℃の温度で加熱し、生成した白色樹脂状
物を、さらに真空中400℃で1時間加熱することによ
って53ofのポリボロジフェニルシロキサンを得た。
次に、前記のポリジメチルシラン2502に上記のポリ
ボロジフェニルシロキサン8.2 ’/ fを添加混合
し、還流管を備えた2tの石英管中で窒素気流下で35
0℃まで加熱し6時間重合し、ポリカルボシランを得た
。室温で放冷後キシレンを加えて溶液として取り出し、
キシレンを蒸発させ、320℃1時間窒素気流下で濃縮
して140tの固体を得た。
参考例2 テトラメチルシラン100 fを秤取し、リサイクルの
できる流通式装置を用いて、窒素雰囲気下でフッ0℃で
24時間反応を行ない、ポリカルボシランを得た。室温
で放冷後ノルマルヘキサンを加えて溶液として収り出し
、濾過して不溶物を除去後。
ノルマルヘキサンを蒸発させ、180℃で1時間。
5aawH7の減圧下で濃縮して14fの粘着性物質を
得た。
参考例3 参考例1で得られたポリジメチルシラン250tをオー
トクレーブに入れ、アルゴン雰囲気中で。
470℃、約100気圧下で14時間加熱重合し、ポリ
カルボシランを得た。室温で放冷後ノルマルヘキサンを
加えて溶液として取り出し、ノルマルヘキサンを蒸発さ
せ、280℃で1時間、1auaBpの減圧下で濃縮し
て得られた固体を、アセトンで処理して低分子量物を除
去して、ポリマー6091に得た。
実権例1 参考例1で得られ九ポリカルボシラン40.Ofと41
− テトラキスアセチルアセトナトシルコニウム5.4tと
を秤取し、この混合物にエタノール20−およびキシレ
ン300−を加えて均一相からなる混合溶液とし、i!
素ガス雰囲気下で60℃で2時間攪拌しながら還流反応
を行なった。還流反応終了後さらに加熱し、エタノール
およびキシレンを留出させた後285℃で30分間重合
を行ないポリジルコノカルボシランを得た。このポリジ
ルコノカルボシランを紡糸装置を用いて270℃に加熱
溶融して300μmの口金より、 300 m/min
の紡糸速度で空気中で溶融紡糸して繊維を得た。この繊
維を無張力下で空気中で室温から15C/時 の昇温速
度で昇温し、 110℃で1時間保持して不融化した。
この不融化糸の引張強度は5.0Kf/J、伸び率は1
3.0チであった。
次に、この不融化糸を、下記の(1)及び(1)に示す
ような2種の異なる条件で焼成した。
(1):不融化糸を書素気流中(100cc/mtn 
) で無張力下で1300℃まで13B#間で昇温し、
1300℃で1時間保持して焼成した。得られた連続無
機繊42− 維の直径は約13μで引張強度は2フOKg/−,弾°
性率は13.Otm/−であった。この繊維のX線粉末
回折測定を第1図の(1)に示す。i1図の(1)にお
いてブロードなβ−810の各回折線及びブロードで強
度は小さいが、ZrOの各回折線が認められること〔た
だしZrOの各回折線の20は従来のZrOの場合より
も関角度側にシフトしている〕、及び化学分析の結果か
ら、この実権例(1−1)の焼成条件で得られた繊維は
、前Hピ(0−1)ffiの構造を有する繊維であるこ
とがわかった。また繊維中に存在する結晶質超微粒子の
平均粒径は約80大でるることがX線(ロ)折により判
明した。
(I):不融化糸を窒素気流中(100CC/min 
)で無張力下で1’700℃まで17時間で昇温し、1
フ00Cで1時間保持して焼成した。得られた繊維のX
線粉末回折測定を第1図の(1)に示す。第1−の(幻
においてシャープで強度が大きいβ−810及びZrO
の各回折線が認められること(ただしZrOの各回折線
の20は高角度側にシフトしている)。
及びとの線維の化学分析の結果から、この実権例(1−
ml )の焼成条件で得られた繊維は、前ド己(B−1
)型の構造を有する繊維であることがわかった。また繊
維中に存在する結晶質超微粒子の平均粒径が約160X
であることがX線回折により判明した。
実施例2 参考例1で得られたポリカルボシラン40.Orとジル
コニウムテトラブトキシド31.5 tとを秤取し。
この混合物にキシレン400−を加えて均一相からなる
混合溶液とし、アルゴンガス雰囲気下で。
130℃で1時間攪拌しながら還流反応を灯った。
還流反応終了後、さらに温度?1−250℃まで上昇さ
せて溶媒のキシレンを留出させたのち、250℃で1時
間重合を行い、ポリジルコノカルボシランを得た。この
ポリジルコノカルボシランを紡糸装置〜を用いて230
℃に加熱溶融して250μmの0曾より200 m/m
inの紡糸速度で空気中で溶融紡糸して繊維を得た。こ
の繊維を50t/−の張力を作用させながら空気中で室
温から7℃/時 の昇iMm度で昇温し、155℃で3
時間保持して不融化した。この不融化糸の引張強度は5
.5 Kg/mj 、伸び率は17.0俤であった。
次にこの不融化糸を、真空中(3X 10−’auwH
7)で無張力下で1200℃まで6時間で昇温し、12
00℃で3時間保持して焼成した。得られた連続無機線
維の直径は約20μで引張強度は200−/d 。
弾性率は’70.0 ta/−であった。ここで得られ
た繊維は、X線粉末回折測定および化学分析の結果から
、前記(0−2)型の構造を有する繊維であることがわ
かった。
実権例3 参考例1で得られたポリマーを3300で3時間。
窒素気流下で濃縮して得られるポリカルボシラン40、
Of トジルコニウムテトライソグロボキシド75.3
 fとを秤取し、この混合物にベンゼン50〇−を加え
て均一相からなる混合溶液とし、アルゴンガス雰囲気下
で70℃で5時間攪拌しながら還流反応を行った。還流
反応終了後さらζ二加熱し、ベンゼンを留出させた後、
200℃で2時間重合を行い、ポリジルコノカルボシラ
ンを得た。このポリ45− ジルコノカルボシランをベンゼンにkmさせ、紡糸原液
を造り、300.Am の口金より300 m/min
の紡糸速度で乾式紡糸法により紡糸して繊維を得た。こ
の線維を無張力下で空気中で室温から15C/時の昇温
速度で昇温し、110℃で0.5時間保持して不融化し
た。この不融化糸の引張強度は4、7 Kg/d #伸
び率は12.0%であった。
次にこの不融化糸をアルゴン気流中(100CC/mi
n ) で50f/−の張力を作用させながら。
1000℃まで5時間で昇温し、1000℃で1時間保
持して焼成を行なった。得られた連続無機線維の直径は
16μで引張強度は190 Kg/d 、弾性率は12
−/−でめった。ここで得られた繊維は。
X線粉末回折測定および化学分析の結果から、前記(A
−2)型の構造を有する線維であることがわかった。
実相側番 参考例2で得られたポリカルボシラン40.Ofとテト
ラキスアセチルアセトナトシルコニウム14.32とを
秤取し、この混合物にエタノール60m1お46− よびキシレン300m/を加えて均一相からなる混合溶
液とし、窒素ガス雰囲気下で60℃で8時間攪拌しなが
ら還流反応を行なった。還流反応終了後さらに加熱しエ
タノールおよびキシレンを留出させた後、250℃で3
時間重合を行い、ポリジルコノカルボシランを得た。こ
のポリジルコノカルボシランを紡糸装置を用いて240
℃に加熱溶融して250μmの口金より650 m/m
inの紡糸速度で空気中で溶融紡糸して繊維を得た。こ
の繊維を無張力下で50℃の空気中でrmを照射しく 
1.5 a xlOγ)不融化し丸。この不融化糸の引
張強度は6.0にf/−1伸び率は18.1チであった
次にこの不融化糸を窒素気流中(100CC/min 
)で50f/−の張力を作用させながら、1300 C
まで13時間で昇温し、1300℃で1時間保持して焼
成を行った。得られた連続無機繊維の直径は9μで引張
強度は320 Kf/−、弾性率は21taa/jであ
った。ここで得られた繊維は、X線粉末回折測定および
化学分析の結果から、前記(0−2)型の構造を有する
繊維であることがわかった。
実姉例5 参考例3で得られたポリカルボシラン40.Ofとジル
コニウムテトラフェノキシド2.6tと’i1+Inし
、この混合物にキシレン200−を加えて均一相からな
る混合溶液とし、アルゴンガス雰囲気ドで130℃で2
時間攪拌しながら還流反応を行なった。
還流反応終了後さらに加熱し、キシレンを留出させた後
、300℃で30分間重合を行い、ポリジルコノカルボ
シランを得た。このポリジルコノカルボシランをトルエ
ンに溶解させ、紡糸原液を造り。
300μmの口金より200 m/min の紡糸速度
で乾式紡糸法により紡糸して繊維を得た。この繊維を5
0t/−の張力を作用させながら空気中で室温から30
℃/時の昇温速度で昇温し、 110℃で0.5時間保
持して不融化した。この不融化糸の引張強度は4.8 
Kg/d 、伸び率は13.0%であった。
次にこの不融化糸を一酸化炭素と領素(00:N、=1
−:4(モル比)〕気流中(100CC/min )で
無張力下で1000℃まで5時間で昇温し。
1000℃で1時間保持して焼成を行った。この焼成糸
をさらに空気中で800℃まで2時間で昇温し。
800℃で0.5時間保持して上記焼成糸中の過剰炭素
を除去した。得られた連続無機繊維の直径は20μで引
張強度は195Kg/−、弾性率は9. Otm/jで
あった。ここで得られた繊維は、X線粉末回折測定およ
び化学分析の結果から、前記(A−1)凰の構造を有す
る繊維である仁とがわかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は連続無機繊維のX線粉末圓折図形である。 特許出願人 財団法人特殊無機材料研究所49− 鎌 〈

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、実質的にSl、ZrおよびC1場合により更に0か
    らなる連続無機繊維であって、該繊維は実質的に、 (1)Si 、ZrおよびC1場合により更にOから実
    質的になる非晶質、または (2)実質的にβ−8I C,Zr C,β−3iCと
    ZrCの固溶体およびZ r C1−)L(ただしQ<
    X<1)の粒径が500八以下の各結晶質超微粒子の近
    傍に非晶質のS I OtおよびZr0tが存在する場
    合もある)集合体、または (3)上記(1)の非晶質と上記(2)の結晶質超微粒
    子集合体の混合系、 からなることを特徴とする新規なケイ素、ジルコニウム
    及び炭素含有連続無機繊維。 2、該連続無機繊維が、実質的にSl、ZrおよびCか
    らなる非晶質から実質的になる特許請求の範囲第1項記
    載の繊維。 3、該連続無機繊維が、実質的にSi、Zr、Cおよび
    0からなる非晶質から実質的になる特許請求の範囲第1
    項記載の繊維。 4、該連続無機繊維が実質的にβ−8i C,ZrC1
    β−8ICとZrCの固溶体およびZrC1−エ(ただ
    し0<x<1)の粒径が500八以下の各結晶質超微粒
    子の集合体から実質的になる特許請求の範囲第1項記載
    の繊維。 5、該連続無機繊維が、実質的にβ−sr c。 Zr C,β−81CとZrCの固溶体およびZr01
    −X、(ただし0<x<1>の粒径が500八以下の各
    結晶質超微粒子の集合体から実質的になり、このさいこ
    れらの結晶質超微粒子の近傍に非晶質のS I O*お
    よびZ「0!が存在する、特許請求の範囲第1項記載の
    繊維。 6、該連続無機繊維が、実質的に3i 、 zrおよび
    Cからなる非晶質と、実質的にβ−8i C1zr c
    、β−8ICとZrCの固溶体およびZrC1−x(た
    だし0<x<1)の粒径が500八以下の各結晶質超微
    粒子の集合体の混合系からなる特許請求の範囲第1項記
    載の繊維。 7、該連続無機繊維が、実質的に81 、Zr 、 C
    および0からなる非晶質と、実質的にβ−8IC1zr
     c、β−8ICとZrCの固溶体およびZrCI−−
    L(ただし0<x<1>の粒径が500八以下の各結晶
    質超微粒子の集合体の混合系からなり、このさいこれら
    の結晶質超微粒子の近傍に非晶質の5iOtおよびZr
    O!が存在する特許請求の範囲第1項記載の繊維。
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