JPS607017B2 - 磁性合金 - Google Patents
磁性合金Info
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- JPS607017B2 JPS607017B2 JP55117191A JP11719180A JPS607017B2 JP S607017 B2 JPS607017 B2 JP S607017B2 JP 55117191 A JP55117191 A JP 55117191A JP 11719180 A JP11719180 A JP 11719180A JP S607017 B2 JPS607017 B2 JP S607017B2
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Landscapes
- Soft Magnetic Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、例えば耐摩耗性及び高磁束密度が要求される
磁気ヘッド等に適用して好適なニッケル−鉄系磁性合金
に関し、特にこの種合金の磁気特性を失なうことなく熱
間加工性を改善した磁性合金に関する。
磁気ヘッド等に適用して好適なニッケル−鉄系磁性合金
に関し、特にこの種合金の磁気特性を失なうことなく熱
間加工性を改善した磁性合金に関する。
従来、録音再生磁気ヘッド用磁性合金としては、JIS
.PC級パーマロイであるMoパーマロイが多く用いら
れている。
.PC級パーマロイであるMoパーマロイが多く用いら
れている。
これは優れた透磁率を有する反面、磁性暁鈍後で硬さ(
ビーツカース)Hvが120と低く、従って磁気テープ
による摩耗が著しく寿命が短いという欠点がある。磁気
ヘッドが摩耗すると、磁気記録媒体としてのテープと磁
気ヘッドとの密着性が低下してしまい、また磁気ヘッド
のギャップ深さが変化して録音及び再生の特性が著しく
劣化する原因となる。また磁気ヘッド用磁性合金として
は、前述のMoパーマロイの外に16AI−Fe合金の
ような高硬度の材料もあるが、一般的に透磁率が低く、
しかも加工性に劣るという欠点がある。
ビーツカース)Hvが120と低く、従って磁気テープ
による摩耗が著しく寿命が短いという欠点がある。磁気
ヘッドが摩耗すると、磁気記録媒体としてのテープと磁
気ヘッドとの密着性が低下してしまい、また磁気ヘッド
のギャップ深さが変化して録音及び再生の特性が著しく
劣化する原因となる。また磁気ヘッド用磁性合金として
は、前述のMoパーマロイの外に16AI−Fe合金の
ような高硬度の材料もあるが、一般的に透磁率が低く、
しかも加工性に劣るという欠点がある。
ところでオーディオ用磁気テープは、従来、金属の酸化
物が主体であったが、高性能化が進み、純鉄を主成分と
した新しい素材によるメタルテープ(合金テープとも呼
ばれる)が開発されている。
物が主体であったが、高性能化が進み、純鉄を主成分と
した新しい素材によるメタルテープ(合金テープとも呼
ばれる)が開発されている。
このメタルテープは高密度記録能力を有するが、保磁力
が約1000ェルステッドと大きいため、従来のヘッド
素材では大入力信号でメタルテープ飽和レベル以前にヘ
ッドの方が先に飽和してしまうため、音が歪んでしまう
問題がある。従ってメタルテープの長所である最大出力
レベルの改善が期待できない。このため従来の飽和磁束
密度の低い磁気ヘッドではメタルテープの長所が生かさ
れず、メタルテープに対応するためには飽和磁束密度B
oが7500ガウス以上の磁気ヘッドが要求されている
。
が約1000ェルステッドと大きいため、従来のヘッド
素材では大入力信号でメタルテープ飽和レベル以前にヘ
ッドの方が先に飽和してしまうため、音が歪んでしまう
問題がある。従ってメタルテープの長所である最大出力
レベルの改善が期待できない。このため従来の飽和磁束
密度の低い磁気ヘッドではメタルテープの長所が生かさ
れず、メタルテープに対応するためには飽和磁束密度B
oが7500ガウス以上の磁気ヘッドが要求されている
。
従来のJIS.PC級パーマロィは、飽和磁束密度が6
500〜7000ガウスと低いため、メタルテープ用録
音再生磁気ヘッド合金としては不適切である。本発明は
かかる点に鑑み、磁気特性に優れ、高硬度、高磁束密度
を有するニッケル−鉄系磁性合金を提供することを主た
る目的とする。
500〜7000ガウスと低いため、メタルテープ用録
音再生磁気ヘッド合金としては不適切である。本発明は
かかる点に鑑み、磁気特性に優れ、高硬度、高磁束密度
を有するニッケル−鉄系磁性合金を提供することを主た
る目的とする。
本発明の合金は、重量比でNj75〜84.9%、Ti
o.5〜5%、CO.03%以下及びMg0.001〜
0.020%を含有し、残部がFeと不純物とから成る
合金であって、合金中に残存するS量が0.003%以
下であることを特徴とする磁性合金である。
o.5〜5%、CO.03%以下及びMg0.001〜
0.020%を含有し、残部がFeと不純物とから成る
合金であって、合金中に残存するS量が0.003%以
下であることを特徴とする磁性合金である。
また脱酸剤として使用されるSi、M及び脱酸脱硫剤と
して使用されるMnが総量で2%以下含有することは許
される。
して使用されるMnが総量で2%以下含有することは許
される。
尚、以下の百分率は重量%を表わす。上記各成分のうち
Niは75〜84.9%の範囲内では優れた透磁率を示
すが、Niが75%未満では透磁率が減少し、また84
.9%を越えると透磁率及び飽和磁束密度が減少する。
Niは75〜84.9%の範囲内では優れた透磁率を示
すが、Niが75%未満では透磁率が減少し、また84
.9%を越えると透磁率及び飽和磁束密度が減少する。
Tiは硬度を大きくするために有効であり、0.5%以
上の添加で効果が現われる。
上の添加で効果が現われる。
Ti量が0.5%未満では硬度を上昇させるのが困難で
ある。Ti量が増加すると硬度が上昇するが、5%を越
えると飽和磁束密度が下がり、透磁率も低下する。第1
図は炭素Cの添加量と初透磁率い五との関係を示す特性
曲線図である。Cは脱駿剤として添加するものであるが
、C含有量が増加するに従い初透磁率仏iは減少してい
く。C量が0.03%以上では初透磁率が低く実用に供
し得ない。Mgは本合金の熱間加工性を改善するために
脱硫剤として添加するものであって、脱駿を十分に行な
ってから添加する必要がある。
ある。Ti量が増加すると硬度が上昇するが、5%を越
えると飽和磁束密度が下がり、透磁率も低下する。第1
図は炭素Cの添加量と初透磁率い五との関係を示す特性
曲線図である。Cは脱駿剤として添加するものであるが
、C含有量が増加するに従い初透磁率仏iは減少してい
く。C量が0.03%以上では初透磁率が低く実用に供
し得ない。Mgは本合金の熱間加工性を改善するために
脱硫剤として添加するものであって、脱駿を十分に行な
ってから添加する必要がある。
脱酸としてはC脱醗が磁気特性向上の点から最も効果的
である。第2図は本発明合金の試験温度と引張試験にお
ける断面収縮率との関係を示す線図である。同図に示す
如く、Mgを添加したものはMg無添加のものに較べて
断面収縮率が大きくなっている。断面収縮率が大きい程
熱間加工性は良好となる。このことからMgを添加する
ことにより熱間加工性が著しく改善されることがわかる
。第3図はMg量と初透磁率仏i及び断面収縮率(試験
温度1200℃)との関係を示す。同図に示す如く、初
透磁率仏iはMg量が増加すると共に低下し、Mg量が
0.02%を越えると仏iが低くなるため、実用に供し
得ない。また断面収縮率はM重量が増加すると共に大き
くなり、Mg量が0.02%で飽和値を示している。以
上のことからMgを添加することにより熱間加工性は著
しく改善され、Mg量が0.001%未満では熱間加工
性の改善効果が少なく、0.020%を越えると熱間加
工性の改善に寄与しないのみならず、磁気特性殊に初透
磁率仏iを低下させるためにMg量は0.001〜0.
020%の範囲が有効である。次に本発明合金の製法の
一例について説明する。
である。第2図は本発明合金の試験温度と引張試験にお
ける断面収縮率との関係を示す線図である。同図に示す
如く、Mgを添加したものはMg無添加のものに較べて
断面収縮率が大きくなっている。断面収縮率が大きい程
熱間加工性は良好となる。このことからMgを添加する
ことにより熱間加工性が著しく改善されることがわかる
。第3図はMg量と初透磁率仏i及び断面収縮率(試験
温度1200℃)との関係を示す。同図に示す如く、初
透磁率仏iはMg量が増加すると共に低下し、Mg量が
0.02%を越えると仏iが低くなるため、実用に供し
得ない。また断面収縮率はM重量が増加すると共に大き
くなり、Mg量が0.02%で飽和値を示している。以
上のことからMgを添加することにより熱間加工性は著
しく改善され、Mg量が0.001%未満では熱間加工
性の改善効果が少なく、0.020%を越えると熱間加
工性の改善に寄与しないのみならず、磁気特性殊に初透
磁率仏iを低下させるためにMg量は0.001〜0.
020%の範囲が有効である。次に本発明合金の製法の
一例について説明する。
Ni、Fe、Tiの適当量を真空中において適当な溶解
炉を用いて熔解し組成的に均一な熔湯を作り、これにま
ず脱酸剤としてCを適当量添加し十分脱酸を行なった後
、溶湯中のS量の10〜3ぴ音のMgを添加し脱硫する
のが最も効果的である。このMgによる脱硫はMgSを
形成せしめる事が目的であるため、溶湯中のS量とほぼ
同量のMgを添加すれば十分であるが、Mgは融点が6
54ooと低いために添加量の1/1の墓度しか溶傷中
に残らず殆どが蒸発してしまうため上記の通り溶傷中の
S量の10〜3併音のMgを添加する必要がある。この
得られた溶湯を適当な鋳型に注ぎ健全なィンゴットを製
造し、通常の熱間加工、冷間加工を施し、板厚0.09
9脚まで圧延した。熱間加工においては、耳われ、クラ
ック等が生ぜず、熱間加工性が良好であった。そしてそ
の板材より外径1仇肋内径6側のりングを打抜き試料と
した。これらの試料を水素雰囲気中にて1100ooで
3時間保持した後、2000C′Hrの冷却速度で冷却
した。このようにして得た各試料の飽和磁束密度B,o
、保磁力Hc、初透磁率仏i及び硬度Hvを測定した結
果を第1表に示す。第1表 尚、含有S量を分析した結果、いずれの試料においても
S量は0.003%以下であった。
炉を用いて熔解し組成的に均一な熔湯を作り、これにま
ず脱酸剤としてCを適当量添加し十分脱酸を行なった後
、溶湯中のS量の10〜3ぴ音のMgを添加し脱硫する
のが最も効果的である。このMgによる脱硫はMgSを
形成せしめる事が目的であるため、溶湯中のS量とほぼ
同量のMgを添加すれば十分であるが、Mgは融点が6
54ooと低いために添加量の1/1の墓度しか溶傷中
に残らず殆どが蒸発してしまうため上記の通り溶傷中の
S量の10〜3併音のMgを添加する必要がある。この
得られた溶湯を適当な鋳型に注ぎ健全なィンゴットを製
造し、通常の熱間加工、冷間加工を施し、板厚0.09
9脚まで圧延した。熱間加工においては、耳われ、クラ
ック等が生ぜず、熱間加工性が良好であった。そしてそ
の板材より外径1仇肋内径6側のりングを打抜き試料と
した。これらの試料を水素雰囲気中にて1100ooで
3時間保持した後、2000C′Hrの冷却速度で冷却
した。このようにして得た各試料の飽和磁束密度B,o
、保磁力Hc、初透磁率仏i及び硬度Hvを測定した結
果を第1表に示す。第1表 尚、含有S量を分析した結果、いずれの試料においても
S量は0.003%以下であった。
次に、合金中のMgの存在形態を調査するためにX線マ
イクロアナラィザによる線分析を行なった。この結果を
4図に示す。第4図よりMg−KQとS−KQが極大と
なる位置は一致しており、また0−KQはほとんど変動
が認められないことからMgSが形成されていることが
確認された。以上述べた如く本発明によれば、上述のよ
うに構成したので、熱間加工性に優れHv=150以上
の硬度を有しながらも、飽和磁束密度が高く磁気特性に
優れている効果を有する。従って本発明合金をメタルテ
ープ用録音再生磁気ヘッドに適用することにより録音再
生特性が向上する。また電子計算機、VTR等高速楢動
用磁気へッド‘こ適用して好適である。
イクロアナラィザによる線分析を行なった。この結果を
4図に示す。第4図よりMg−KQとS−KQが極大と
なる位置は一致しており、また0−KQはほとんど変動
が認められないことからMgSが形成されていることが
確認された。以上述べた如く本発明によれば、上述のよ
うに構成したので、熱間加工性に優れHv=150以上
の硬度を有しながらも、飽和磁束密度が高く磁気特性に
優れている効果を有する。従って本発明合金をメタルテ
ープ用録音再生磁気ヘッドに適用することにより録音再
生特性が向上する。また電子計算機、VTR等高速楢動
用磁気へッド‘こ適用して好適である。
第1図は炭素添加量と初透磁率仏iとの関係を示す線図
、第2図は本発明合金の試験温度と引張試験における断
面収縮率との関係を示す線図、第3図はマグネシウム量
と初透磁率いi及び断面収縮率との関係を示す線図、第
4図はMgの存在形態の説明に供する線図である。 第1図 第2図 第3図 第4図
、第2図は本発明合金の試験温度と引張試験における断
面収縮率との関係を示す線図、第3図はマグネシウム量
と初透磁率いi及び断面収縮率との関係を示す線図、第
4図はMgの存在形態の説明に供する線図である。 第1図 第2図 第3図 第4図
Claims (1)
- 1 ニツケル75〜84.9重量%、チタン0.5〜5
重量%、炭素0.03重量%以下(零を含まず)及びマ
グネシウム0.001〜0.020重量%含有し、残部
が鉄及び不純物から成る合金であって、合金中に残存す
るS量が0.003重量%以下であることを特徴とする
磁性合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55117191A JPS607017B2 (ja) | 1980-08-25 | 1980-08-25 | 磁性合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55117191A JPS607017B2 (ja) | 1980-08-25 | 1980-08-25 | 磁性合金 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5741340A JPS5741340A (en) | 1982-03-08 |
| JPS607017B2 true JPS607017B2 (ja) | 1985-02-21 |
Family
ID=14705651
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55117191A Expired JPS607017B2 (ja) | 1980-08-25 | 1980-08-25 | 磁性合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS607017B2 (ja) |
-
1980
- 1980-08-25 JP JP55117191A patent/JPS607017B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5741340A (en) | 1982-03-08 |
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