JPS608287B2 - シヤドウマスク用材料の製造法 - Google Patents
シヤドウマスク用材料の製造法Info
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- JPS608287B2 JPS608287B2 JP131278A JP131278A JPS608287B2 JP S608287 B2 JPS608287 B2 JP S608287B2 JP 131278 A JP131278 A JP 131278A JP 131278 A JP131278 A JP 131278A JP S608287 B2 JPS608287 B2 JP S608287B2
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- shadow mask
- cold
- annealing
- steel
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D9/00—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
- C21D9/46—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for sheet metals
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- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
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- Materials Engineering (AREA)
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- Organic Chemistry (AREA)
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
- ing And Chemical Polishing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はカラーテレビブラウン管のシャドウマスク用材
料(黒化処理前の材料を言う)の製造法に関するもので
ある。
料(黒化処理前の材料を言う)の製造法に関するもので
ある。
従来、シャドウマスクは第1図の左側ラインに示すよう
な工程により製造されていた。
な工程により製造されていた。
まず素材メーカーにおいては低炭素熱延鋼板を通常の方
法で冷延、焼鈍した後冷間圧下率40%以上で板厚0.
2側以下の所望板厚まで冷間圧延し、形状修正を行なっ
た後コイル状のシャドウマスク用冷延鋼板として出荷す
る。この場合の製品硬度は通常Hvloo以上と硬質で
ある。これは次工程のフオトェッチングラィンにおける
通板作業性の面から必要な特性である。次にフオトェッ
チングメーカーにおいては、素材コイルを脱脂等前処理
した後両面に感光液(レジスト)を塗布し、所定のドッ
ト形状あるし、はスロット形状が形成された基準パター
ンを両側に密着させ紫外線により露光し、現像する。
法で冷延、焼鈍した後冷間圧下率40%以上で板厚0.
2側以下の所望板厚まで冷間圧延し、形状修正を行なっ
た後コイル状のシャドウマスク用冷延鋼板として出荷す
る。この場合の製品硬度は通常Hvloo以上と硬質で
ある。これは次工程のフオトェッチングラィンにおける
通板作業性の面から必要な特性である。次にフオトェッ
チングメーカーにおいては、素材コイルを脱脂等前処理
した後両面に感光液(レジスト)を塗布し、所定のドッ
ト形状あるし、はスロット形状が形成された基準パター
ンを両側に密着させ紫外線により露光し、現像する。
現像は温水スプレーを用いて行ない所定形状のドットあ
るいはスロットを形成したのち、残存する感光膜を加熱
硬化させるバーニングを約150℃で約5分間行なう。
次に塩化第2鉄溶液によりエッチングし、所定の大きさ
の孔をあげ、残存する感光膜を除去した後、所定の大き
さに切断して製品として出荷する。この際素材コイルの
通板方式にはHorizontal型とVertuca
l型がある。このうちVeれucal型は第2図に示す
ようにコイルエッジが上下面になるように通板される。
これはHorizontal型の場合のように素材表面
がローフ−テーブルに接触することによって生じる表面
癖を生じさせない利点があるが、反面、コイルエッジが
損傷変形して通板作業にトラブルを発生するおそれがあ
る。
るいはスロットを形成したのち、残存する感光膜を加熱
硬化させるバーニングを約150℃で約5分間行なう。
次に塩化第2鉄溶液によりエッチングし、所定の大きさ
の孔をあげ、残存する感光膜を除去した後、所定の大き
さに切断して製品として出荷する。この際素材コイルの
通板方式にはHorizontal型とVertuca
l型がある。このうちVeれucal型は第2図に示す
ようにコイルエッジが上下面になるように通板される。
これはHorizontal型の場合のように素材表面
がローフ−テーブルに接触することによって生じる表面
癖を生じさせない利点があるが、反面、コイルエッジが
損傷変形して通板作業にトラブルを発生するおそれがあ
る。
このため素材コイルは軟質材では形状保持性が悪く、前
述したごとく硬質材が供給されている。次にブラウンカ
ンメーカーにおいては、フオトェッチングされたシャド
ウマスク素材を焼鈍し、プレス加工可能な変形能を付与
する。
述したごとく硬質材が供給されている。次にブラウンカ
ンメーカーにおいては、フオトェッチングされたシャド
ウマスク素材を焼鈍し、プレス加工可能な変形能を付与
する。
また凝鈍された鋼板は降伏点伸びが大きいプレス成形時
にストレッチャーストレィンを生じるためしべラーをか
けストレッチャーストレインを防止する。またしべラー
付与は焼錨材の形状矯正の意味も有している。このよう
に焼錨、レベラー加工されたシャドウマスク素材は次に
プレス加工によりシャドウマスクに成形され、さらに黒
化防錆処理によって表面にFe304皮膜を形成したの
ち完成品となる。以上述べたような従来工程においては
次のような欠点がある。その第1はしべラーによって消
滅させた降伏点伸びは短時間内にプレス加工しないと再
び回復してストレッチヤーストレィンが生じること、第
2には暁錨が切板状態で行なわれるため非能率でコイル
高であること、第3にはフオトェッチング穿孔後、焼錨
、レベラ−を行なうためマスクの孔のパターンがゆがめ
られること、などである。
にストレッチャーストレィンを生じるためしべラーをか
けストレッチャーストレインを防止する。またしべラー
付与は焼錨材の形状矯正の意味も有している。このよう
に焼錨、レベラー加工されたシャドウマスク素材は次に
プレス加工によりシャドウマスクに成形され、さらに黒
化防錆処理によって表面にFe304皮膜を形成したの
ち完成品となる。以上述べたような従来工程においては
次のような欠点がある。その第1はしべラーによって消
滅させた降伏点伸びは短時間内にプレス加工しないと再
び回復してストレッチヤーストレィンが生じること、第
2には暁錨が切板状態で行なわれるため非能率でコイル
高であること、第3にはフオトェッチング穿孔後、焼錨
、レベラ−を行なうためマスクの孔のパターンがゆがめ
られること、などである。
このため上記欠点を解消したシャドウマスク用材料の製
造方法の開発がのぞまれ、それに関する提案もいくつか
行なわれている。例えば特公昭52一44868号にお
いては圧延した低炭素鋼板よりなる素材を再結晶温度以
上で競鈍し、暁鈍された該鋼板に圧下率0.5〜15%
のスキンパス圧延を施して所定板厚にした後、該鋼板に
穿孔を施して、これをプレス成形することを特徴とする
シャドウマスクの製造方法が提案されている。この方法
はフオトェッチング穿孔前に蛾鈍、スキンパスを行なう
ため上記欠点を解消するものではあるが、この方法にも
いくつかの欠点がありシャドウマスクの製造方法として
完全なものとはいえない。
造方法の開発がのぞまれ、それに関する提案もいくつか
行なわれている。例えば特公昭52一44868号にお
いては圧延した低炭素鋼板よりなる素材を再結晶温度以
上で競鈍し、暁鈍された該鋼板に圧下率0.5〜15%
のスキンパス圧延を施して所定板厚にした後、該鋼板に
穿孔を施して、これをプレス成形することを特徴とする
シャドウマスクの製造方法が提案されている。この方法
はフオトェッチング穿孔前に蛾鈍、スキンパスを行なう
ため上記欠点を解消するものではあるが、この方法にも
いくつかの欠点がありシャドウマスクの製造方法として
完全なものとはいえない。
すなわちこの方法は焼鈍後のスキンパス圧延(圧下率0
.5〜15%)によって降伏点伸びを消滅させているも
のであるが、その後に行なうフオトェッチング工程での
バーニング(15000以上×5分)による降伏点伸び
の回復を考慮に入れていない。すなわち、感光膜を加熱
硬化させるバーニングによってスキンパス圧延により消
滅した降伏点伸びが回復し(歪時効現象)、その後のプ
レス加工の際ストレッチャーストレィンが発生する恐れ
がある。第3図は低炭素リムド鋼(C;0.08%、S
i;0.01%、Mn;0.28%、P;0.016%
、S;0.010%)を素材とする熱延鋼板を冷延(板
厚0.2伽)、競鎚(550qo×10分)した後、圧
下率1.5〜30%にて冷間圧延し、320℃×5分の
バーニング処理を行なった後の機械試験値を示したもの
である。
.5〜15%)によって降伏点伸びを消滅させているも
のであるが、その後に行なうフオトェッチング工程での
バーニング(15000以上×5分)による降伏点伸び
の回復を考慮に入れていない。すなわち、感光膜を加熱
硬化させるバーニングによってスキンパス圧延により消
滅した降伏点伸びが回復し(歪時効現象)、その後のプ
レス加工の際ストレッチャーストレィンが発生する恐れ
がある。第3図は低炭素リムド鋼(C;0.08%、S
i;0.01%、Mn;0.28%、P;0.016%
、S;0.010%)を素材とする熱延鋼板を冷延(板
厚0.2伽)、競鎚(550qo×10分)した後、圧
下率1.5〜30%にて冷間圧延し、320℃×5分の
バーニング処理を行なった後の機械試験値を示したもの
である。
この図より明らかなごとくバーニング処理後の降伏点伸
びの回復は冷間圧延の圧下率が高くなるほど小さくなる
が、1.5%の冷間圧下率で3.9%の降伏点伸びが、
また15%の冷間圧下率でも1.0%の降伏点伸びが回
復しており、一般にストレッチャーストレィンは1.0
%以上の降伏点伸びがあれば発生しやすいといわれてい
ることから判断してもこの方法(特公昭52−4486
8号記載の方法)ではプレス時のストレッチャーストレ
ィンの発生は防止できない。さらに、この方法ではフオ
トェッチング時の素材硬度が低く(冷延率1.5%で素
材硬度Hv93)、前述したVeMcal型の通板方式
の採用が困難である(Hv約100以上必要といわれて
いる)。このためHorizontal型の通板方式を
採用せざるを得ないがこの場合にはローラーテーブルに
素材表面が接触するため、素材硬度が低いこともあいま
って素材表面に表面癖が発生しやすい。本発明者らはこ
れらの欠点を解消するため種々検討した結果、以下に示
す方法によってフオトェツチング通板作業性がよく、プ
レス時のストレツチャーストレィンの発生もなく、プレ
ス成形性も問題のないシャドウマスク用材料の製造法も
開発し、これによって従来のシャドウマスク製造工程を
改善することに成功した。すなわち、C;0.03〜0
.10%、Sミ0.014%の低炭素リムド鋼を素材と
する熱延鋼板を通常の工程をへて1次冷延し、オープン
コイル椀鈍炉にてCミ0.005%に脱炭燐鈍した後、
ひきつづき2次冷延し、再結晶温度以上600oo以下
で非脱炭焼鈍を行ない、さらに冷間圧下率10%以上2
5%以下で冷間圧延を施して所望板厚としたシャドウマ
スク用鋼帯を得ること、さらに加えて、第1図の右側ラ
インに示すように、エッチング穿孔後、鱗錨およびしべ
ラー工程を省略、これを直ちにプレスしてシャドウマス
ク用材料を製造するものである。このシャドウマスク用
鋼帯は脱炭によるC含有量の減少と健純後の袷間圧下率
を大きくすることによって素材の耐ストレッチャースト
レィン性、プレス加工性を高めたものである。以下、本
発明の特徴的要件について詳細にのべる。
びの回復は冷間圧延の圧下率が高くなるほど小さくなる
が、1.5%の冷間圧下率で3.9%の降伏点伸びが、
また15%の冷間圧下率でも1.0%の降伏点伸びが回
復しており、一般にストレッチャーストレィンは1.0
%以上の降伏点伸びがあれば発生しやすいといわれてい
ることから判断してもこの方法(特公昭52−4486
8号記載の方法)ではプレス時のストレッチャーストレ
ィンの発生は防止できない。さらに、この方法ではフオ
トェッチング時の素材硬度が低く(冷延率1.5%で素
材硬度Hv93)、前述したVeMcal型の通板方式
の採用が困難である(Hv約100以上必要といわれて
いる)。このためHorizontal型の通板方式を
採用せざるを得ないがこの場合にはローラーテーブルに
素材表面が接触するため、素材硬度が低いこともあいま
って素材表面に表面癖が発生しやすい。本発明者らはこ
れらの欠点を解消するため種々検討した結果、以下に示
す方法によってフオトェツチング通板作業性がよく、プ
レス時のストレツチャーストレィンの発生もなく、プレ
ス成形性も問題のないシャドウマスク用材料の製造法も
開発し、これによって従来のシャドウマスク製造工程を
改善することに成功した。すなわち、C;0.03〜0
.10%、Sミ0.014%の低炭素リムド鋼を素材と
する熱延鋼板を通常の工程をへて1次冷延し、オープン
コイル椀鈍炉にてCミ0.005%に脱炭燐鈍した後、
ひきつづき2次冷延し、再結晶温度以上600oo以下
で非脱炭焼鈍を行ない、さらに冷間圧下率10%以上2
5%以下で冷間圧延を施して所望板厚としたシャドウマ
スク用鋼帯を得ること、さらに加えて、第1図の右側ラ
インに示すように、エッチング穿孔後、鱗錨およびしべ
ラー工程を省略、これを直ちにプレスしてシャドウマス
ク用材料を製造するものである。このシャドウマスク用
鋼帯は脱炭によるC含有量の減少と健純後の袷間圧下率
を大きくすることによって素材の耐ストレッチャースト
レィン性、プレス加工性を高めたものである。以下、本
発明の特徴的要件について詳細にのべる。
まず本発明はC;0.03〜0.10%、Sミ0.01
4%の低炭素リムド鋼を素材とすることが要件の第一で
ある。
4%の低炭素リムド鋼を素材とすることが要件の第一で
ある。
鋼種をリムド鋼に限定したのはリムド鋼が清浄なリム層
を有するためキルド鋼のような介在物に起因した表面欠
陥が少ないためである。またC;0.03〜0.10%
としたのはこれ以上のC含有量ではリムド鋼の造塊時リ
ミングアクション(CO発生)が弱くなり、清浄なリム
層が薄くなることおよび次工程の脱炭焼鎚で脱炭に要す
る時間が長くなるためであり、これ以下のC含有量では
鋼中02%が高くなり酸化物系介在物量がフオトェツチ
ング時穿孔の精度を損なうほどの量になるためである。
さらにSミ0.014%としたのはS%が0.014%
をこえると硫化物系の介在物量がフオトェッチング時穿
孔の精度を損なうほどの量になるためである。次に通常
の工程を経て1次冷延した冷延鋼板をオープンコイル焼
鈍炉にて湿水素雰囲気中でCミ0.005%に脱炭焼鈍
する。
を有するためキルド鋼のような介在物に起因した表面欠
陥が少ないためである。またC;0.03〜0.10%
としたのはこれ以上のC含有量ではリムド鋼の造塊時リ
ミングアクション(CO発生)が弱くなり、清浄なリム
層が薄くなることおよび次工程の脱炭焼鎚で脱炭に要す
る時間が長くなるためであり、これ以下のC含有量では
鋼中02%が高くなり酸化物系介在物量がフオトェツチ
ング時穿孔の精度を損なうほどの量になるためである。
さらにSミ0.014%としたのはS%が0.014%
をこえると硫化物系の介在物量がフオトェッチング時穿
孔の精度を損なうほどの量になるためである。次に通常
の工程を経て1次冷延した冷延鋼板をオープンコイル焼
鈍炉にて湿水素雰囲気中でCミ0.005%に脱炭焼鈍
する。
この脱炭暁鎚にてC含有量を0.005%以下にまで脱
炭することが本発明の第二の要件である。すなわち本発
明が対象としているフオトェッチング穿孔後、焼鎚、レ
ベラーを行なわないでプレス加工するシャドウマスク素
材の製造においては、フオトェツチング時のバーニング
処理によって降伏点伸びの回復をプレス加工時ストレッ
チャーストレインが発生しない量以下に押える必要があ
る(歪時効の低減)。一般に歪時効現象はC,Nなどの
侵入型固溶元素の存在によって生ずるものであり、常温
(10〜40qo)ではNが、高温(100〜400℃
)ではCがその主因となっている。このためバーニング
処理温度からみてC%の低減が有効な手段となるのであ
る。試験例に従って具体的に述べれば、第4図はC;0
.04%、Si;0.01%、Mn;0.30%、P;
0.016%、S;0.010%の低炭素リムド鋼を通
常の工程で板厚0.6仇岬こ1次冷延した後オープンコ
イル蛾鈍炉で温水素雰囲気(日275%、霧点+50午
0)中にて種々の時間燐鈍し、C含有量を種々変化させ
、その後板厚0.18柳に2次袷延し、550℃×10
分の非脱炭焼鎚を行なった上、4.0%のスキンパス圧
延を施し、さらに320qo×5分の高温時効処理を行
なった後の降伏点伸びとC含有量との関係を示す図であ
る。この第4図より明らかな如くC含有量の減少につれ
、降伏点伸びは一度上昇しC:0.02%付近でピーク
となった後、しだいに減少しC;0.005%以下では
ほぼ一定の値を示している。このように、C;0.00
5%以下で降伏点伸びが一定になる理由は固溶Cに起因
する歪時効がC;0.005%以下ではほとんど無視で
きる程度になるためと考えられる。これがC%を0.0
05%以下に限定した理由である。なおC;0.02%
付近で降伏点伸びのピークがあるのはこの付近で歪時効
の直接の原因である固溶C%が最大になるためである(
C%がこれより少ない場合にはC%の絶対量が少ないの
で固漆C%も少ない、一方C%がこれより高いとCは炭
化物と固港Cの共存状態になり固溶C%は減少する)。
またCS0.005%の状態においては炭化物は存在し
ないためフオトェッチング時の欠陥の原因がなくなる上
、プレス加工に際しても破断限界は強度な加工側にずれ
る。このようにCS0.005%に脱炭焼鈍した後、次
いで2次冷延し、再結晶温度以上600qo以下で非脱
炭焼錨を行ない、さらに冷間圧下率10%以上、25%
以下で冷間圧延を施して所望板厚にすることが本発明の
第三の要件である。
炭することが本発明の第二の要件である。すなわち本発
明が対象としているフオトェッチング穿孔後、焼鎚、レ
ベラーを行なわないでプレス加工するシャドウマスク素
材の製造においては、フオトェツチング時のバーニング
処理によって降伏点伸びの回復をプレス加工時ストレッ
チャーストレインが発生しない量以下に押える必要があ
る(歪時効の低減)。一般に歪時効現象はC,Nなどの
侵入型固溶元素の存在によって生ずるものであり、常温
(10〜40qo)ではNが、高温(100〜400℃
)ではCがその主因となっている。このためバーニング
処理温度からみてC%の低減が有効な手段となるのであ
る。試験例に従って具体的に述べれば、第4図はC;0
.04%、Si;0.01%、Mn;0.30%、P;
0.016%、S;0.010%の低炭素リムド鋼を通
常の工程で板厚0.6仇岬こ1次冷延した後オープンコ
イル蛾鈍炉で温水素雰囲気(日275%、霧点+50午
0)中にて種々の時間燐鈍し、C含有量を種々変化させ
、その後板厚0.18柳に2次袷延し、550℃×10
分の非脱炭焼鎚を行なった上、4.0%のスキンパス圧
延を施し、さらに320qo×5分の高温時効処理を行
なった後の降伏点伸びとC含有量との関係を示す図であ
る。この第4図より明らかな如くC含有量の減少につれ
、降伏点伸びは一度上昇しC:0.02%付近でピーク
となった後、しだいに減少しC;0.005%以下では
ほぼ一定の値を示している。このように、C;0.00
5%以下で降伏点伸びが一定になる理由は固溶Cに起因
する歪時効がC;0.005%以下ではほとんど無視で
きる程度になるためと考えられる。これがC%を0.0
05%以下に限定した理由である。なおC;0.02%
付近で降伏点伸びのピークがあるのはこの付近で歪時効
の直接の原因である固溶C%が最大になるためである(
C%がこれより少ない場合にはC%の絶対量が少ないの
で固漆C%も少ない、一方C%がこれより高いとCは炭
化物と固港Cの共存状態になり固溶C%は減少する)。
またCS0.005%の状態においては炭化物は存在し
ないためフオトェッチング時の欠陥の原因がなくなる上
、プレス加工に際しても破断限界は強度な加工側にずれ
る。このようにCS0.005%に脱炭焼鈍した後、次
いで2次冷延し、再結晶温度以上600qo以下で非脱
炭焼錨を行ない、さらに冷間圧下率10%以上、25%
以下で冷間圧延を施して所望板厚にすることが本発明の
第三の要件である。
このうち2次冷延後の非脱炭焼鎚条件を再結晶温度以上
600℃以下で行なうのはシャドウマスク用冷延鋼板は
一般に0.2脚以下の極薄鋼板であるため2次袷延後の
板厚も極めて薄い。このため蛾鈍温度を600qo以上
で行なえばコイルに暁付が生じて製品化できない理由に
よるものである。また非脱炭焼鎚後の冷間圧下率を10
%以上25%以下に限定したのは次の理由によるもので
ある。第4図に示すようにCミ0.005%にすること
によってCに起因する歪時効要因はほぼ無視できるよう
になるもののNに起因する要因は依然として残り、図中
にも示す如く降伏点伸びはまだ1.8%程度である。一
般にストレッチャーストレィンは1.0%以上の降伏点
伸びが存在すれば発生の恐れがあるため脱Cのみではス
トレッチャーストレィンの防止はできない。第5図は、
第4図に示した素材と同一の製造履歴により製造した極
低炭素リムド鋼を非脱炭焼雛後圧下率1.5〜30%に
て袷間圧延し320つ0×5分のバーニング処理を行な
った後の機械試験値を示したものである。この図より明
らかな如く、焼鈍後の冷間圧下率が大きくなるほどバー
ニング処理による降伏点伸びの回復は小さくなる。
600℃以下で行なうのはシャドウマスク用冷延鋼板は
一般に0.2脚以下の極薄鋼板であるため2次袷延後の
板厚も極めて薄い。このため蛾鈍温度を600qo以上
で行なえばコイルに暁付が生じて製品化できない理由に
よるものである。また非脱炭焼鎚後の冷間圧下率を10
%以上25%以下に限定したのは次の理由によるもので
ある。第4図に示すようにCミ0.005%にすること
によってCに起因する歪時効要因はほぼ無視できるよう
になるもののNに起因する要因は依然として残り、図中
にも示す如く降伏点伸びはまだ1.8%程度である。一
般にストレッチャーストレィンは1.0%以上の降伏点
伸びが存在すれば発生の恐れがあるため脱Cのみではス
トレッチャーストレィンの防止はできない。第5図は、
第4図に示した素材と同一の製造履歴により製造した極
低炭素リムド鋼を非脱炭焼雛後圧下率1.5〜30%に
て袷間圧延し320つ0×5分のバーニング処理を行な
った後の機械試験値を示したものである。この図より明
らかな如く、焼鈍後の冷間圧下率が大きくなるほどバー
ニング処理による降伏点伸びの回復は小さくなる。
そしてバーニング処理による降伏点伸びの回復をその後
のプレス加工でストレッチャーストレィンが発生しない
1.0%未満に押えるには焼錨後の袷間圧下率は10%
以上にすることが必要である。これが冷間圧下率の下限
を10%にした理由である。表1は第5図に示す最終冷
間圧下率の異なる素材をフオトェッチング後(バーニン
グ処理を含む)そのままシャドウマスクにプレス加工し
た際のプレス加工成績を示すものである。
のプレス加工でストレッチャーストレィンが発生しない
1.0%未満に押えるには焼錨後の袷間圧下率は10%
以上にすることが必要である。これが冷間圧下率の下限
を10%にした理由である。表1は第5図に示す最終冷
間圧下率の異なる素材をフオトェッチング後(バーニン
グ処理を含む)そのままシャドウマスクにプレス加工し
た際のプレス加工成績を示すものである。
表1
これよりプレス成形は袷圧率の低い軟質材ほど良好であ
るが冷間圧下率25%まではプレス加工可能なことがわ
かる。
るが冷間圧下率25%まではプレス加工可能なことがわ
かる。
一方冷間圧下率10%以下では前述したごと〈ストレッ
チャーストレィンが発生している。これが冷間圧下率の
上限を25%以下にした理由である。なお本発明法の範
囲に袷間圧下率を選べば素材の硬度はHv120〜15
2の範囲に入り、フオトェッチング工程での通板作業性
も問題ない。次に本発明の実施例について述べる。
チャーストレィンが発生している。これが冷間圧下率の
上限を25%以下にした理由である。なお本発明法の範
囲に袷間圧下率を選べば素材の硬度はHv120〜15
2の範囲に入り、フオトェッチング工程での通板作業性
も問題ない。次に本発明の実施例について述べる。
90トンLD転炉にてC;0.06%、Si;0.01
%、Mm;0.31%、P;0.016%、S;0.0
09%なる成分の低炭素リムド鋼を溶製し通常の製造条
件で板厚2.5肌の熱延鋼板を6コイル製造する。
%、Mm;0.31%、P;0.016%、S;0.0
09%なる成分の低炭素リムド鋼を溶製し通常の製造条
件で板厚2.5肌の熱延鋼板を6コイル製造する。
これらの熱延コイルを表2に示す製造工程で板厚0.1
5柵のシャドウマスク用冷延鋼板に製造し、各種調査を
行なった。なお脱炭暁鎚はオープンコイル焼鎚炉で温水
素雰囲気(AXガス、露点十50℃)のもとで行なった
。その結果を表2に総括して示す。表2表2の結果から
明らかな如く本発明法によるものは、フオトェッチング
後、蟻錨、レベラ−工程を省略し、直ちにシャドウマス
クにプレス成形する製造工程に使用するシャドウマスク
用鋼板として十分な特性を備えていることがわかる。
5柵のシャドウマスク用冷延鋼板に製造し、各種調査を
行なった。なお脱炭暁鎚はオープンコイル焼鎚炉で温水
素雰囲気(AXガス、露点十50℃)のもとで行なった
。その結果を表2に総括して示す。表2表2の結果から
明らかな如く本発明法によるものは、フオトェッチング
後、蟻錨、レベラ−工程を省略し、直ちにシャドウマス
クにプレス成形する製造工程に使用するシャドウマスク
用鋼板として十分な特性を備えていることがわかる。
一方、本発明法の要件をはずれるものは、なんらかの欠
陥が認められ、本発明法の有効性が明白である。このよ
うに本発明法は素材メーカーの段階で高能率、低コスト
で焼鎚工程が完了しているため従来のブラウン管メーカ
ーでの工程が大幅に短縮され、トータルコストの立場か
らみれば工業上極めて有益なシャドウマスク用材料の製
造法を提供するものである。
陥が認められ、本発明法の有効性が明白である。このよ
うに本発明法は素材メーカーの段階で高能率、低コスト
で焼鎚工程が完了しているため従来のブラウン管メーカ
ーでの工程が大幅に短縮され、トータルコストの立場か
らみれば工業上極めて有益なシャドウマスク用材料の製
造法を提供するものである。
第1図は従来例(左側ライン)と本発明例(右側ライン
)の工程図、第2図はフオトェッチング工程での通板状
態と通板方法を示す概略斜視図、第3図は冷間圧下率と
バーニング処理後の試験値との関係図、第4図はC%と
降伏点伸びの関係図、第5図は脱炭材の冷間圧下率とバ
ーニング処理後の試験値との関係図である。 第2図中の参照符号は次のものを表わす。1……ターン
テーフル、2……シヤドウマスク素材、3・・・・・・
基準パターン、A・…・・前処理および感光液塗布帯城
、B・・・・・・露光帯城。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図
)の工程図、第2図はフオトェッチング工程での通板状
態と通板方法を示す概略斜視図、第3図は冷間圧下率と
バーニング処理後の試験値との関係図、第4図はC%と
降伏点伸びの関係図、第5図は脱炭材の冷間圧下率とバ
ーニング処理後の試験値との関係図である。 第2図中の参照符号は次のものを表わす。1……ターン
テーフル、2……シヤドウマスク素材、3・・・・・・
基準パターン、A・…・・前処理および感光液塗布帯城
、B・・・・・・露光帯城。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 C;0.03〜0.10%,S≦0.014%の低
炭素リムド鋼を素材とする熱延鋼板を通常の工程を経て
1次冷延し、オープンコイル焼鈍炉にてC≦0.005
%にまで脱炭焼鈍した後、ひきつづき2次冷延し、再結
晶温度以上600℃以下で非脱炭焼鈍を行ない、さらに
冷間圧延率10%以上25%以下で冷間圧延を施して所
望板厚にすることを特徴とするシヤドウマスク用材料の
製造法。 2 C;0.03〜0.10%、S≦0.014%の低
炭素リムド鋼を素材とする熱延鋼板を通常の工程を経て
1次冷延し、オープンコイル焼鈍炉にてC≦0.005
%にまで脱炭焼鈍した後、ひきつづき2次冷延し、再結
晶温度以上600℃以下で非脱炭焼鈍を行ない、ざらに
冷間圧下率10%以上25%以下で冷間圧延を施して所
望板厚とし、さらにフオトエツチング穿孔を施し、焼鈍
およびレベラー処理を省略してプレス成形せしめること
を特徴とするシヤドウマスク用材料の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP131278A JPS608287B2 (ja) | 1978-01-10 | 1978-01-10 | シヤドウマスク用材料の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP131278A JPS608287B2 (ja) | 1978-01-10 | 1978-01-10 | シヤドウマスク用材料の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5494425A JPS5494425A (en) | 1979-07-26 |
| JPS608287B2 true JPS608287B2 (ja) | 1985-03-01 |
Family
ID=11497975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP131278A Expired JPS608287B2 (ja) | 1978-01-10 | 1978-01-10 | シヤドウマスク用材料の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS608287B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59101229A (ja) * | 1982-11-30 | 1984-06-11 | Seiko Instr & Electronics Ltd | 薄板金属部品の製造方法 |
| JPS60152634A (ja) * | 1984-01-20 | 1985-08-10 | Toyo Kohan Co Ltd | シヤドウマスク用素材の製造法 |
-
1978
- 1978-01-10 JP JP131278A patent/JPS608287B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5494425A (en) | 1979-07-26 |
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