JPS6088040A - ポリオルガノシロキサンラテツクスの製法 - Google Patents

ポリオルガノシロキサンラテツクスの製法

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JPS6088040A
JPS6088040A JP19610783A JP19610783A JPS6088040A JP S6088040 A JPS6088040 A JP S6088040A JP 19610783 A JP19610783 A JP 19610783A JP 19610783 A JP19610783 A JP 19610783A JP S6088040 A JPS6088040 A JP S6088040A
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graft
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Kazuo Kishida
岸田 一夫
Akira Yanagase
柳ケ瀬 昭
Tetsuya Mayuzumi
黛 哲也
Toshio Oba
敏夫 大庭
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Mitsubishi Chemical Corp
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、粒子径制御されたポリオルガノシロキサンラ
テックス及びこれを使用するポリオルガノシロキサンの
グラフト重合体の製法に関する。
ビニル系熱可塑性ポリマーの耐候性及び耐衝撃性は、グ
ラフト重合可能な官能器を含むポリオルガノシロキサン
によって改善されることが知られている。しかしオルガ
ノポリシロキサンを樹脂組成物として用いる場合には、
他のビニルモノマーとの反応性が乏しく、有効な化学結
合の形成が困難であった。米国特許第6898500号
明細書には、ビニルシロキサン含有ポリジメチルシロキ
サンポリマーのエマルジョン中テヒニルモノマーを重合
させることによって、スチレン系ポリマーの衝撃強度が
改善されうろことが記載されている。この方法では、シ
ロキサンポリマー中のビニルシロキサンの量に依存して
、0.4〜7フート・ポンドのノツチ伺アイゾツト衝撃
強度が得られるが、ビニル系ポリマーに対するシロキサ
ンの量が増大すると衝撃強度が低下し、例えば20%シ
ロキサンで約7フート・ポンドの最適値を有するが、4
9shシロキサンの場合は、2.17−ト・ポンドに低
下する。またポリジメチルシロキサングラフトポリマー
のゲル合計をアセトン抽出法により測定しているが、ポ
リジメチルシロキサンに対するグラフトポリマー・の割
合は最大1.76であり、グラフトモノマーのうちグラ
フトに関与したモノマーの割合は10.97%でありグ
ラフト効率ぽ非常に悪い。このために、ビニル系ポリマ
ーに対するシロキサン量が増大すると衝撃強度が低下す
るという結果になっている。
米国特許4071577号明細書には、ビニル含有シロ
キサンの代わりにメルヵブトシロキザンを用いることに
よって、ビニルポリマーの衝撃強度を改善する方法が記
載されている。しかしこの方法で得られたビニルポリマ
ーは、ポリジメチルシロキザンーメルヵプトブロピルシ
ロキサンコポリマー中のメルカプト基含量により衝撃強
度が大きく変化しており、メルカプト基を介したグラフ
トポリマーの存在が衝撃特性を向上させて(・ることか
示されている(実施例2参照)。しかしグラフト率の記
載はなく、また乳化重合時のゴム粒子径についての記載
もない。グラフト率はできるだけ高いグラフト効率とす
ることが樹脂製造上望ましく、ゴム粒子径についてはグ
ラフトモノマーにより耐衝撃性を発揮しうる最適の粒子
径が存在し、アクリロニトリル−スチレングラフトポリ
マーの場合は0゜2〜0.3μといわれている。
本発明の目的は、ポリオルガノシロキサンゴムの乳化重
合時に、ゴムの粒子径及びアクリロニトリル−スチレン
グラフトモノマーのグラフト効率を向上させることによ
り、良好な耐衝撃性及び耐候性を有する樹脂組成物を得
ることにある。
オルガノシロキサンエマルジョ/は下記のようにして製
造できる。乳化したポリジメチルシロキサンけ 平m諮
詐笛9只QIQ’)n会塾γド第3294725号各明
細書より既知である。
その記載によると、アルキルベンゼンスルポン酸は、ポ
リオルガノシロキサンの乳化剤となり、かつ重合開始剤
ともなり、通常はアルキルベンゼンスルポン酸以外の乳
化剤を必要としない。
しかし、本発明者らの検討によると、この重合によるポ
リオルガノシロキサンラテックスの粒子径制御は困難で
あり、粒子径0.08〜0.16μの粒子しか得られず
、0.17〜0.4μの粒子を得ることはできなかった
。粒子径の制御は、シード重合又は乳化剤量の制御によ
り行われるが、オルガノシロキサンエマルジョンを製造
する場合は、乳化重合前にホモミキシング等の機械的乳
化操作により、環状又は直鎖状の低分子量シロキサン及
びメルヵプトシロキザン又ハビニルシロキザン、ならび
に架橋剤を乳化させる必要がある。これはシロキザン低
分子社物が水に溶解しないため、適当な大きさに乳化分
散させなし・と水との接触面積が小さくなり、アルキル
ベンゼンスルホン酸による雷介開hbかζ・1−以れな
くなるからである。そのため通常の乳化重合で使用され
るシード重合技術を用いることができない。また乳化剤
量の制御でラテックス粒子径を制御しようとしても、乳
化剤を減少させてラテックス粒子径を太きくしようとす
ると、アルキルベンゼンスルホン酸の量を減少させるこ
ととなり、重合速度が低下して、ポリオルガノシロキサ
ンポリマーが油層となって分離し、安定なラテックスを
製造することができなかった。そこで本発明者らはさら
に研究を進めて、本発明に到達した。
本発明は、オルガノシロキサンの乳化重合時に、重合の
完結したポリオルガノシロキサンラテックスの存在下に
乳化重合を行うことを特徴とすル、ポリオルガノシロキ
サンラテックスの製法である。
さらに本発明は、オルガノシロキサンの乳化重合時に、
重合の完結したポリオルガノシロキサンラテックスの存
在下に乳化重合を行うことにより得られたポリオルガノ
シロキサンのラテックスに、モノマーをグラフト重合さ
せることを特徴とする、ポリオルガノシロキサンのグラ
フト重合体の製法である。
オルガノシロキサンの乳化重合は、重合の完結したポリ
オルガノシロキサンラテックスをポリマー換算で1〜5
0重量%存在させ、このラテックスの存在下に行うこと
が好ましい。
本発明を実施するに際しては、環状又は直鎖状の低分子
シロキサン、好ましくは末端ヒドロキシ封鎖のポリシロ
キサン、架橋剤及びメルカプトシロキサン又はビニルシ
ロキサンの混合物ヲ、アルキルベンゼンスルホン酸水溶
液に加え、ホモミキシングしたのち、通常の乳化重合を
行ってポリオルガノシロキサンラテックスを得る。
これを予備重合ラテックスとする。
環状又は直鎖状の低分子シロキサン及び架橋剤としては
、例えば一般式 %式%() (式中R1は水素原子、メチル基、エチル基、プロキル
基又はフェニル基、qは0,1又は2を示す)で表わさ
れる化合物が用いられる。メルカプトシロキサンとして
は、例えば一般式(式中R2は水素原子、メチル基、エ
チル基、プロピル基又はフェニル基、mはり、 1又は
2、pは1〜乙の整数を示す)で表わされる化合物が用
いられる。・−またビニルシロキサ/としては、一般式 %式%(1) (式中R3は水素原子、メチル基、エチル基、プロピル
基又はフェニル基、11は0.1又は2を示す)で表わ
される化合物が用いられる。
次いで再び環状又は直鎖状の低分子量シロキサン、架橋
剤及びメルカプトシロキサン又はビニルシロキサンの混
合物を準備し、この予備重合ラテックスを1〜50重量
%含むように予備重合ラテックスとアルキルベンゼンス
ルホン酸水溶液との混合液を準備し、混合ホモミキシン
グすることにより低分子量シロキサンをポリオルガノシ
ロキサンラテックス中のポリマー粒子中に膨潤肥大化さ
せ、次いで通常の乳化重合を行うと、大粒径ポリオルガ
ノシロキサンラテックスを得ることができる。
予備重合ラテックスのポリマー粒子径は0.08〜0.
16μであり、膨潤肥大化重合後の粒子径は0.1.7
〜0.4 % ltである。粒子径の肥大化率は予備重
合ラテックスの使用割合及び架橋剤量により変化する。
予備重合ラテックスの製造においては、メルカプトシロ
キサン又はビニルシロキサン等のグ数が増大するとラテ
ックス粒子径の増大割合が減少する。
ポリオルガノシロキザンエマルジョンは、種々の成分を
含んでいるが、式Iで表わされるシロキサン単位100
〜85モル%、式■で表わロキサン単位0〜15モル%
を含むゲル化ポリマーが好ましい。
ポリオルガノシロキサンは適度にゲル化するため、6官
能又は4官能のシリコン原子を含まなければならない。
これらシリコン原子は、いわゆる架橋剤として作用する
ものであ・る。メチルトリメトキシシラン、フェニルト
リメトキシシラン、エチルトリエトキシシランなどの6
官能性の架橋剤、又はテトラエトキシシランなどの4官
能性架橋剤を0.1〜10モル%用いエマルジョンを製
造することにより、ポリジメチルシロキサンのゲル化を
生じさせ、ポリマーの膨潤度(ポリジメチルシロキサン
単位重量が、トルエン溶媒下で25℃で飽和した時、ポ
リジメ膨潤度の測定は、次のようにして行う。ポリジメ
チルシロキサンラテックスを、約6〜5倍量のインプロ
ピルアルコール中に攪拌しつつ添加し、エマルジョンを
破壊し凝固することによりシロキサンポリマーを得る。
こうして得られたポリマーを水洗したのち、80℃で1
0時間減圧乾燥する。乾燥後、約1gのポリマーを精秤
し、約30gのトルエン中に浸漬し、25°Cで100
時間放置し、ポリマー中にトルエンを膨潤させる。次い
で残余のトルエンをデカンテーションにより分離除去し
、精秤したのち、80℃で16時間減圧乾燥し、吸収さ
れたトルエンを蒸発除去し、再び精秤する。膨潤度は、
次式により算出する。
(乾燥ポリマー重量) オルガノシロキサンの乳化重合は、通常の乳化重合法に
より行うことができるが、重合後に冷却し、低温下で貯
蔵することにより、ラテックスの熟成を行うことが好ま
しい。
こうして得られたポリオルガノシロキサンをグラフトモ
ノマーと重合させると、ポリオルガノシロキサングラフ
トポリマーを製造できる。
この重合反応は通常のラジカル重合技術によって行うこ
とができる。グラフトモノマーとしては、スチレン、α
−メチルスチレン、メチレンスチレン等の芳香族アルケ
ニル化合物、メチルメタクリレート、エチルメタクリレ
ート、ブチルメタクリレート等のメタクリル酸エステル
、メチルアクリレート、エチルアクリレート、ブチルア
クリレート等のアクリル酸エステル、アクリロニトリル
、メタクリレートリル、エチレン、プロピレン、ブタジ
ェン、イソプレン、クロロ7’V7等の共役ジオレフィ
ン、酢酸ビニル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、アリル
メタクリL/−)、’)リアリルイソシアヌレート、エ
チルメタクリレート等、ならびにこれらの2f重以上の
混合物が用いられる。好ましい単量体組成物は、65〜
75重量%のスチレン及び25〜65重量%のアクリロ
ニトリルを含むも゛のである。グラフト重合時には種々
のラジカル重合開始剤を用いることができるが、これら
開始剤はグラフト重合前に添加する必要がある。またあ
る種のラジカル重合開始剤を使用する場合には、アルキ
ルベンゼンスルホン酸で酸性としたポリオルガノシロキ
サンラテックスをアルカリで中性に中和する必要がある
。アルカリとしては、苛性ソーダ、苛性カリ、炭酸ソー
ダ、炭酸水素ナトリウム、トリエタノールアミン、トリ
エチルアミンなどが用いられる。
ラジカル重合開始剤としては、例えば下記の化合物が用
いられる。ジル三級ブチルパーオキサイド、ジクミルパ
ーオキザイド、三級ブチルパーフタレート、三級ブチル
パーベンゾエート、三級ブチルパーアセテート、ジ三級
アミルパーオキサイド、メチルイソブチル−ケトンパー
オキサイド、ラウロイルパーオキサイド、シクロヘキサ
ノンパーオキサイド、2,5−ジメチル−2゜5−ジ三
級ブチルペルオキシヘキサン、三級ブチルパーオクタノ
エイト、三級ブチルバーインブチレート、三級プチルベ
ルオキシイソグロビルカルボネート、ジイソプロビルバ
ーオキシジカルボネート等の有機過酸化物;ジメチル−
2゜2′−アゾビスイソブチレート、1.1’−アゾビ
スシクロヘキサンカルボニトリル、2−フェニルアソ−
2,4−ジメチル−4−メトキシバレロニトリル、2−
カルバモイルアゾイソブチロニトリル、2.2’−アゾ
ビス−2,4−ジメチルバレロニトリル、2,2′−ア
ゾビスイソブチロニトリル等のアゾ化合物;ならびにヒ
ドロペルオキシド−硫酸第一鉄−グルコース−ピロリン
酸ナトリウム、ヒドロペルオキシド−硫酸筒−鉄−デキ
ストロースービロリン酸ナトリウム−リン酸ナトリウム
、ヒドロペルオキシド−硫酸第一鉄−ピロリン酸ナトリ
ウム−リン酸ナトリウム、ヒドロペルオキシド−硫酸第
−鉄−ホルムアルテヒドナトリウムスルホキシラートー
エチレンジアミン酢酸塩、過硫酸塩−へキサシアノ鉄(
1)カリウム及び過硫酸塩−チオ硫酸ナトリウム−硫酸
銅などのレドックス系開始剤。ヒドロペルオキシドとし
ては、クメンヒドロペルオキシド、三級ブチルヒドロペ
ルオキシド、ジインプロビルベンゼンヒドロペルオミシ
ド、p−メンクンヒドロペルオキシド、1,1,3.3
−テトラメチルブチルヒドロペルオキシド、2+5−ジ
メチルヘキサン−2,5−ジヒドロペルオキシド等が用
いられる。過硫酸塩としては過硫酸カリウム、過硫酸ア
ンモニウム等が用いられる。過硫酸塩は単独で用いるこ
ともできる。
グラフトモノマーは、ポリオルガノシロキサンとのグラ
フト重合ができるだけ進行するように、重合温度及びラ
ジカル開始剤量に合わせてゆっくりと添加することが好
ましい。これはグラフト交叉剤であるメルカプト基又は
ビニル基のグラフト化能力が、ポリブタジェンポリマー
へのグラフト重合に比較すると格段に低いためである。
グラフト効率を向上させるためには、ラジカル発生量を
減少させ、グラフトモノマーとの接触時間を長くする方
法が考えられるが、この方法ではグラフトポリマー鎖長
が長くなり過ぎてポリマーの取扱いに困難を生じる。そ
こで、ラジカル発生量は、通常使用される程度としてお
き、グラフトモノマーの滴下スピードを遅くすることに
より、重合系内に添加されたグラフトモノマーが、グラ
フト交叉剤又はグラフト成長ポリマー末端に重合するこ
とにより、速やかに消費され、ポリマー鎖長は、成長ポ
リマーラジカルが、開始剤より発生したラジカルに連鎖
移動することにより停止し、ある程度の鎖長に留まるが
、グラフト効率は向上させることができる。グラフト交
叉剤は、ラテックス表層に存在した方がグラフト効率を
向上させうるが、ポリオルガノシロキサンの乳化重合に
おいて、膨潤肥太化重合法すなわち一度重合したラテッ
クスを核として、低分子量シロキサンを膨潤肥大化させ
重合を完結させる方法において、核となる予備重合ラテ
ックスの重合時には、メルカプトシロキサン、ビニル7
0キサン等のグラフト交叉剤を含まないで重合を行い、
膨潤肥大化重合時にのみグラフト交叉剤を添加すること
により、グラフト交叉剤のラテックス表面での存在確率
が高まり、グラフト効率を向上させるのに有利である。
グラフト交叉剤は、メルカプト基の連鎖移動を介してグ
ラフトモノマーの付加反応が連続することを利用したメ
ルカプトシロキサン及びビニル基に遊離ラジカルが付加
し、生成したラジカルからグラフトモノマーの付加反応
が連続することを利用したビニルシロキサンが考えられ
るが、メルカプトシロキサンの方がグラフト同率は高く
良好な結果を示した。グラフトモノマー量トポリオルガ
ノシロキサンとの割合は、ポリオルガノシロキサン量を
1〜70重景%型組てグラフト重合できる。好ましくは
60〜60重量%である。ポリオルガノシロキサン含量
が大きくなるとグラフト効率が低下するが、グラフト重
合時の開始剤量、重合温度、グラフトモノマーの滴下時
間を調整することにより、グラフト効率を篇く維持する
ことができる。
グラフトポリマーのグラフト率は下記のようにしてめる
。グラフトポリマーラテックスを、約6〜5倍量のメタ
ノールに攪拌しつつ添加し、ラテックスを凝固すること
により、グラフトポリマーを得る。こうして得られたポ
リマーを水洗したのち、80℃で10時間減圧乾燥して
水分を除去する。乾燥後、約1gのポリマーを精秤し、
約50m1のアセトンを添加する。これをアセトンの沸
点で約5時間煮沸し、アセトンに可溶な、ポリオルガノ
シロキサンに結合していないグラフトポリマーを、アセ
トンに溶解させる。冷却後、約1000 Orpmで1
時間遠心分離したのち、デカンテーションにより、ポリ
オルガノシロキサンに結合したポリマーとアセトン可溶
ポリマーとに分離する。ポリオルガノシロキサンに結合
したポリマーは、さらにアセトンを加え、同様の遠心分
離及びデカンテーション操作を繰返すことにより洗浄し
たのち、80℃で10時間減圧乾燥し、次いでアセトン
抽出残査重量をめる。グラフト率及びグラフト効率は、
次式により算出する。
(ポリオルガノシロキサン重量) 得られたグラフトポリマーラテックスは、通常の塩凝固
法により凝固させ、得られた粉末を水洗したのち乾燥し
、押出機で賦形し、ペレット化することが好ましい。こ
の際、賦形ポリマー中ノシロキサンポリマー含量を希釈
するために、アクリロニトリル−スチレン共重合ポリマ
ーを添加し、押出賦形してもよい。なお押出し、賦形時
に充填剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、滑通常の手段によ
り加工、成形される。衝撃強度は、ASTM−p−25
6−,56に従ったノツチ伺試験片(ノツチは45°及
び0.1インチの深さ)を射出成形法により作成し、ア
イゾツト衝撃試験機によって測定した。
本発明方法により得られるラテックスを用(・て製造さ
れた樹脂組成物は、低℃・シロキサンゴム含量で高い衝
撃強・度を得ることができるアクリロニトリル−スチレ
ングラフトポリマーであり、良好4【耐候性、良好な表
面光沢、低い黄変色性などの優れた性質を有する。
実施例1 エチルオルソシリケート3.0重量部、γ−メルカプト
グロビルメチルジメトキンシラン1.5重量部及びオク
タメチルテトラシクロシロキサン100重に部を混合し
、これをドデシルベンゼンスルホン酸2.0重量部を溶
解した蒸留水600重量部中に投入し、ホモミキサーに
より8000 rpmで3分間攪拌して乳化させた。こ
の乳化液をコンデンサー、窒素導入口及び攪拌翼を備え
たセパラブルフラスコに移し、攪拌しながら90℃で6
時間加熱した。このラテックスを(A)とする。
得られたラテックス(A)の重合率は90.6%、膨潤
度は10.5、濁度法で測定したポリオルガノシロキサ
ンポリマーの粒子径は0.12 tiであった。
ラテックス(A)40重量部、ドデシルベンゼンスルホ
ン酸1.8重量部、及び蒸留水270重11・部を、混
合・攪拌して均一にした。この混合物にエチルオルソシ
リケート2.7重量部、γ−メルカブトグロビルメチル
ジメトキシシラン1.65重量部及びオクタメチルテト
ラシクロシロキサン90重量部の混合物を添加し、ホモ
ミキサーにより8000 rpmで6分間攪拌して乳化
させた。次いで90℃で6時間加熱してシロキサンを重
合させた。このラテックスを(B)とする。
得られたポリオルガノシロキサンの重合率は91.3%
、膨潤度は9.8、濁度法で測定したポリオルガノシロ
キサンポリマーの粒子径は0.21μであった。
このポリオルガノシロキサンラテックスFB)を、炭酸
ナトリウム水溶液によりpH6に調整し、これにドデシ
ルベンゼンスルホン酸ソーダ1.0重量部、蒸留水70
0重量部、過硫酸カリウム1.5重量部を溶解し、コン
デンサー、窒素導入口及び攪拌器を備えたセパラブルフ
ラスコに移し、窒素気流中で75℃まで昇温した。次い
でアクリロニトリル100重量部及びスチレン600重
量部の混合モノマーを滴下瓶を用いて約4時間にわたっ
てゆっくりと添加した。モノマー滴下の終了後、2時間
重合反応を行い、実質的に重合が終了したのち冷却した
得られたラテックスのポリマー粒子径は0.31μであ
った。このラテックスを2o重量部のCaCl2・2.
−H2Oを溶解した温水中に投入し、塩析凝固を行い、
ポリマーを分離した。よく水洗したのち80 ’Cで1
6時間乾燥すると、ポリオルガノシロキサングラフトポ
リマーが得られた。
得られたグラフトポリマーのグラフ・ト率は68.8%
、グラフトモノマーの重合率997%であった。
このグラフトポリマー粉末を、L/D−25の一軸押出
機を用い、22o℃に加熱、賦形してベレットを得た。
このペレットを射出成形によりノツチ付アイゾツト試験
金型に射出成形を行い、アイゾツト試験片を得た。この
試験片のアイゾツト衝撃値は、45kg・cIrL/C
rn2であった。
実施例2 ポリジメチルシロキサンゴム重合時の架橋剤の種類及び
量について検討した。予備重合組成と膨潤肥大化重合組
成とを同一として、種々の架橋剤を用いてシロキサンゴ
ムの繰返し重合を行ない、膨潤度及び重合率を測定した
。その結果を第1表に示す。重合条件は実施例1と同様
で90℃、6時間とし、膨潤肥大化重合は予備重合で作
成したラテツクフ10重景%存在下で重合した。得られ
たラテックスの粒子径を濁度法で測定し、第1表に示す
結果を得た。シロキサンポリマー膨潤度とラテックス粒
子径には相関関係があり、膨潤度が大きいほど、ラテッ
クス粒子径が大きくなることが知られた。
実施例6 ポリジメチルシロキサン重合時の膨潤肥大化重合を行う
場合に、共存させる予備重合ラテックス量について検討
した。実施例1で製造した予備重合ラテックス(A)を
20重量部から600重量部まで変化させ、膨潤肥大化
重合で使用する乳化剤、酸及びシロキサン環状体等は、
予備重合ラテックスと同一組成とし、予備重合ラテック
スと添加未反応物とを含めてラテックス(A)の組成と
なるように調整した。重合は90℃で6時間行った。
得られたラテックス径及び組成との関係を第2表に示す
。第2表の結果から予備重合ラテックスの存在率は10
重量58程度の場合が、最も粒子径が大きくなることが
知られた。また存在率が50重量%を超えても粒子径は
あまり太き(ならず、工業的な利点は大きくない。
第2表 実施例4 ポリジメチルシロキサン乳化重合に共存させるラテック
スを、1回目重合ラテックス、2回繰返し重合ラテック
ス及び6回繰返し重合ラテックスとし、その差を調べた
。共存ラテックス割合は10重量%であり、重合組成は
実施例1と同様とした。共存させる1回目重合ラテック
スは実施例1のラテックス(A)とし、2回目重合ラテ
ックスは実施例1のラテックス(B)とし、6回目重合
ラテックスは実施例1においてラテックス(A)の代わ
りに(B)を使用して、同一組成、同一重合条件で得ら
れるラテックス(司とした。その結果を第6表に示す。
この成績から、ポリジメチルシロキサンの乳化重合では
ラテックスの存在下で重合することに意義があり、繰返
し重合を行ったラテックスを用いても、粒子径は大きく
ならないことが知られた。
第 3 表 比較例1 実施例1で製造した予備重合によるポリオルガノシロキ
サンラテックスを使用し、アクリロニトリル/スチレン
グラフト重合を行った。グラフト重合条件は、実施例1
と同様とした。得られたグラフトポリマーのグラフト率
は28.2%、グラフトモノマーの重合率は99.8 
%であった。またグラフトポリマーラテックスの粒子径
は0.20μと小さかった。
得られたグラフトポリマーは、実施例1と同様に成形し
てアイゾツト衝撃強度を測定した。
その結果は21.3 kg・cTn/cm2の低い値で
あった。
出願人 三菱レイヨン株式会社外1名 代理人 弁理士小 林 正 雄

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 オルガノシロキサンの乳化重合時に、重合の完結
    したポリオルガノシロキサンラテックスの存在下に乳化
    重合を行うことを特徴とする、制御された粒子径を有す
    るポリオルガノシロキサンラテックスの製法。 2、 重合の完結したポリオルガノシロキサンラテック
    スをポリマー換算で1〜50重量96存在させることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 6、 オルガノシロキサンの乳化重合時に、重合の完結
    したポリオルガノシロキサンラテックスの存在下に乳化
    重合を行うことにより得られたポリオルガノシロキサン
    のラテックスに、モノマーをグラフト重合させることを
    特徴とする、制ンのグラフト重合体の製法。 4、 重合の完結したポリオルガノシロキサンラテック
    スをポリマー換算で1〜5o重量%存在させることを特
    徴とする特許請求の範囲第6項に記載の方法。
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