JPS6098988A - Lpf−haの精製法 - Google Patents

Lpf−haの精製法

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JPS6098988A
JPS6098988A JP58206598A JP20659883A JPS6098988A JP S6098988 A JPS6098988 A JP S6098988A JP 58206598 A JP58206598 A JP 58206598A JP 20659883 A JP20659883 A JP 20659883A JP S6098988 A JPS6098988 A JP S6098988A
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lpf
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晋 作間
Kuniaki Sakamoto
坂本 国昭
Hisashi Kitagawa
北川 久
Mitsuo Sako
酒匂 光郎
Jitsuo Nonaka
野中 実男
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Chemo Sero Therapeutic Research Institute Kaketsuken
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、L P F−HAの採取精製法、さらに詳し
くは、百日ぜき菌の培養物からLPF〜HA(Leuc
ocytosis −promoting facto
rhemagglutinin )を採取するに際し、
変性セルロプラスミンをリガンドとするアフイニテイク
ロマトグラフイーを用いて、LPF−HAを高収率かつ
高純度で得る方法に関する。
産業上の利用分野 LPF−HAは、百日ぜき菌工相菌および■相菌が産生
ずる活性物質であって、毒力(virulence)を
欠(■相菌やパラゴロぜき菌・気管支敗血症菌は産生じ
ない。このLPF−HAは百日ぜき菌毒素とも称され、
多様な生理活性を有する蛋白質であることが知られてい
る。その主な生理活性としては、白血球増多活性、イン
シュリン分泌増強活性、ヒスタミン増感活性、赤血球a
集活性等が知られており、なかでも、そのインシュリン
分泌増強活性にもとづいて、糖尿病の治療剤としての応
用が注目されている。
これらの生理活性とは別に、最近になって百日ぜき閑の
感染および発病の防御にLPF−HAがきわめて重要な
る役割を演じていることが明らかにされ、百日ぜき菌感
染防御抗原としても注目されるようになった[1’it
tman、M;Review ofInfectiou
s Diseases、1 、401〜409 (19
79)+および5ato、Y;Sem1nars in
 InfectiousDiseases p/ 、B
acterial Vaccine、 380〜385
(1982)1゜ したがって、L P F−HAの生理活性を研究するう
えに、またその生理活性を利用した医薬品の製造のため
に、さらには副作用のより少ない百日ぜきワクチンを工
業的に製造するために、LPF−HAを簡単蚤こかつ大
量に単離精製する方法の開発が望まれている。
従来技術 従来知られているLPF−HAの採取精製法では、百日
ぜき菌培養物を硫安塩析し、ついて抽出、透析したもの
を出発材料とし、これをイオン交換クロマトグラフィー
、ゲル濾過[Arai 、H;Biochimica 
et Biophysica Acta、 444,7
65(1976))、あるいはショ糖濃度勾配遠心[5
ato。
Y;Infect、Immun、、6.897〜704
. (1972))などによって精製する方法が採用さ
れている。しかしながら、このような方法では、電気泳
動法1こよる純度分析で1本のバンドのLPF−1−I
Aを1与ることは難しく、またその収量も少ない。
高純度のLPF−HAを比較的大量に得る方法として、
百日ぜき菌培養上清液をノ1イドロキシア/NILタイ
トのカラムに通してLPF−H’A を吸着させ、洗浄
、m出抜、コンカナバリンA−セファロース(ConA
−3epharose、ファル7シア社製)によるアフ
イニテイクロマトグラフィーで精製する方法が提案され
ている( Yajima、M;J、Bioct+em、
83゜295〜303(1978)]。しかしながら、
このコンカナバリンAをリガンドとするアフイニテイク
ロマトグラフイーは、LPF−HAのみと親和性を有す
るのではなく、糖類や糖脂質、さら1こ他の糖蛋白質な
ども吸着するため、百日ぜき菌の他の成分、たとえばF
−HA(Filamentous−Hemagglat
inin)や菌体膜成分なども吸着し、所望のLPF−
HAを高純度で単離することが難しく、優れたアフィニ
テイクロマトグラフイーとはいえない。
最近、ヒトハプトグロビンがLPF−HAに特異的に結
合することが発見されて以来、上記の方法におけるコン
カナバリンAの代わりに、このヒトハプトグロビンをリ
ガンドとして用いるアフィニテイクロマトグラフィーで
LPF−HAを精製する方法が試みられている(Iro
ns、L;Biochimicaet Biophis
ica Acta、580,175〜185(1979
)およびCowell、j; Sem1nars in
 InfectioLrsDiseases IV、B
acterial Vaccine、371〜379(
1982)]。このヒトハプトグロビンをリガンドとし
て用いる場合fこは、新たに肝炎ウィルス対策のは要な
間頓が生じる。即ち、ヒトハプトグロビンは人面液から
採取されるため、肝炎ウィルス混入の恐れがある。さら
に他の未知の感染性因子混入の懸念もなおざりにできな
いことであり、これは動物血清を用いる場合も同様であ
る。現在のところ肝炎ウィルス等の混入をチェックする
絶対的な方法はない。一方、かかる肝炎ウィルス等を不
活化するための手段として、60°C910〜15時間
加熱する方法が知られている。本発明者らはそのような
加熱処理を行うと、ハプトグロビンのLPF−11A 
lこ対する親和性はほとんど喪失され、目的とする効果
がなくなってしまうという重大な欠陥があることを見出
した。
また、前記のハイドロキシアパタイトゲルを用いる情製
法でも、そのハイドロキシアパタイトのカラム操作に長
時間を要するため、L P F−HAの活性低下の恐れ
があるほかハイドロキシアパタイトが高価であるために
、LPF−HAを工業的にかつ安価に採取するには間頓
がある。
さらに、最近になって、百日ぜき菌菌体を機械的に破砕
して菌体成分からLPF−I−IAを抽出し、硫安分画
したものを出発材料として用い、これをハプトグロビン
またはセルロプラスミンなどのプラズマシアロブロチイ
ンあるいは唾液ムチンなどのシアロブロチイン類をリガ
ンドとするアフィニテイクロマトグラフィーにてLPF
−HA を採取する方法が提案されている(英国公開特
許第2.015.531号)。しかしながらこの英国特
許に具体的に記載されているリガンドはヒトハプトグロ
ビンだけであり、前記と同様の肝炎ウィルス対策の間額
が残る。また、セルロプラスミンについては具体的に開
示がなく、効果があるか否か不明である。本発明者らの
研究によれば、セルロプラスミンをそのまま用いた場合
には、充分な、LPF−HAの精製効果が達せられない
発明の目的 上記のような技術的背翳をもとに1本発明者らは、工業
的なLPF−HAの単離精製法を見出すべく、種々研究
を重ねた結果、アフィニティクロマトグラフイーにおけ
るリガンドとして、変性セルロプラスミンを用いること
により所期の目的を達成することができ、しかも肝炎ウ
ィルス等の対策としての60℃、10〜15時間の熱処
理1こよってもL P F−HAの吸着活性を低下しな
いばかりか。
逆に吸着喰を増大する特徴を有することを知り、本発明
を完成する1こ至った。
すなわち1本発明は、百日ぜき閑の培養物からLPF−
HAを採取する]こ際し、変性セルロプラスミンをリガ
ンドとするアフイニテイクロマトグラフイーを用いるこ
と1こより、百日ぜき菌LPF−)LAを1工程1こて
高収率かつ高純度で採取する方法を提供するものである
。本発明の他の目的は、リガンドに起因する肝炎ウィル
スその他の感染性因子の汚染の間頓のない高純度のLP
F−HAを提供することである。
発明の構成および効果 本発明の精製法は、百日ぜき菌を常法にしたがって培養
して得られる培養物を出発材料として用い、これを変性
セルロプラスミンをリガンドとするアフイニテイクロマ
トグラフイーに付すことにより行われ、LPF−HAの
精製とともに、百日ぜき閑の内毒素が分別され、高純度
のLPF−HAが高収率で採取される。
出発材料として用いられる百日ぜき菌培養物としては、
百日ぜき菌■相菌(およびII相菌)を通常の培地、た
とえばコーエン・ウイラー培地やステナー・ショルテ培
地等の液状培地にて常法1こより静置培養またはタンク
培養して得られる培養液があり、好ましくは該培養液か
ら遠心または濾過によって菌体を除去したものである。
本発明方法によれば、塩析、抽出、透析、超遠心、濃縮
、平衡化等、公知方法にみられる種々の前段精製処理を
必要とせず、この培養液をそのまま、アフイニテイクロ
マトグラフイ一に供することができる。
本発明で用いられる変性セルロプラスミンとは、ヒトま
たは動物由来のセルaグラスミンを種々の方法で変性さ
せたものであり、例えばセルロプラスミンを60〜85
℃にて1〜24時間程度加熱処理したもの、または、セ
ルロプラスミンを硫化ナトリウム、硫化アンモニウム等
の硫化物、e−アスコルビン酸、D−グルコース、D−
ガラクトース、D−マンノース、D−フラクトース、マ
ルトース、ラクトース等の還元糖、アセトアルデヒド、
ギ酸、シュウ酸、メルカプトエタノール、ジエチルジチ
オカルバメート等の還元剤、シアン化ナトリウム、チオ
チアン酸ナトリウム等のシアン化合物、E DTA、ニ
トロトリ酢酸(NTA)、 トリエチレンテトラミンヘ
キサ酢酸(T’rHA)等のキレート剤等で処理して、
セルロプラスミンに含まれている銅イオン(Cu )を
還元するかまたは銅イオンの1部または全部を遊離、除
去することによって得られるもの等が含まれる。
上記の変性処理は単独でもまた2種以上の組み合わせて
本よく また変性セルロプラスミンをマトリックスに固
定化した後に行ってもよい。このような変性処理は、通
常、セルロプラスミンを0.1〜0.5w/v 鳴濃度
に生理食塩液で調製したもの1容に対し、以下の緩衝液
10〜200容に透析するという極めて簡単な操作によ
って達成できる。すなわち、硫化ナトリウム、硫化アン
モニウム、シアン化ナトリウム等を使う場合では、それ
らを0.01〜1.0M程度含むp H6,0〜8.0
 <7)0.01〜0.1Mリン酸緩衝液を使用し、0
〜60℃で1〜10時間程度透析するとよい。
I−アスコルビン酸、還元糖等を用いる場合は、それら
を0.O1〜1.0M程度含む0.01〜061M酢酸
緩衝液(pH4,0〜6.0)に0〜15℃で24〜3
6時間透析する。アセトアルデヒド、ギ酸、シュウ酸、
メルカグトエタノール、ジエチルジチオカルバメート等
を用いる場合は、それらを0.01〜0.1 M IJ
ン酸緩衝液に0〜30℃で0.5〜3時間透析する。チ
オシアン酸塩を使う場合は、それを0.1〜3.0 M
含む0.01〜0.1Mリン酸緩衝液(pH6,0〜8
.0 )IcO〜30 ’Cテ0.5〜5.0時間透析
する。EDTA、NTA%TTHAを用いる場合は、そ
れを0.01〜1.0M程度含む0.01〜0.1M(
7)リン酸緩衝液(pH6,0〜8.0 ) ニO〜3
0℃で0,5〜5.0時間透析する。
原料のセルロプレスミンは市販のものがそのまま用いら
れる。また、人血漿をアルコール分1面したコーンのフ
ラクション■のほか、ヒトもしくは動物の血液から分離
精製してi尋ることができる。
上記変性セルロプラスミンを用いて1日ぜき菌培養物を
アフィニティクロマトグラフィーに付すには、下記のよ
うにして行われる。
変性セルロプラスミンを臭化シアンで活性化したセファ
ロース、アガロース、セルロース、デキストラン等のマ
トリックスに固定化させるAXe’nらの方法[Axe
’n;Nature、、214,13(12〜1304
(1967)]によりアフィニティゲルを調製し、これ
をカラム法、バッチ法等のクロマトグラフィーにしたが
い、百日ぜき菌培養物と接触させ ′てその中に含まれ
るLPF−HAを吸着させ、ついで適当な緩衝液で洗浄
して他の物質を除去したのち、溶出液でL P F−H
Aを溶出単離する。
カラム法では、カラムにアフィニティゲルを充填し、出
発材料の6日ぜき菌培養物を流速10Wd!/ctll
 / h r〜500 me/at/I/h rで通液
させて吸着させる。
バッチ法では、容器中に6日ぜき菌培養物を入れ、これ
にアフイニティゲルを直接添加し、30分〜3時間程度
、好ましくは1時間程度攪拌して吸着させる。
アフイニティゲルの用量はとく蟇こ制限されないが、通
常、アフィニティゲル1 meに対し1,000〜2,
000figの蛋白量のLPF−f(Aを吸着すること
ができる。
該LPF−HA吸着アフィニティゲルの洗浄には、pH
4,0〜9.0(7)緩衝液、比電導度10 m’s/
cm〜150 ms/am の緩衝液等が用いられる。
例えば、0、1〜1.0 M塩化ナトリウムを含む0.
01〜0.1Mリン酸緩衝液(pH6,0〜8.0)を
用い、カラム法では、カラム体積の数10倍程度の液量
を流して行う。またバッチ法ではゲル体積の数倍の液量
で洗浄処理が行われる。この洗浄操作により。
出発材料中に多量に含まれる6日ぜき菌内毒素が効果的
に分離除去され、この点においても、本発明方法は従来
公知の方法に比べてきわめてすぐれた特徴を有する。
上記洗浄処理後、リガンドに吸着したLPF−HAを溶
出するには、カオトロピック塩類(例えば、I、CI!
0 、CF3CO0、SCN 、CC13COO−等の
カオトロピックイオンを放出する塩類)、エチレングリ
コール、ジオキサン、尿素、塩酸グアニジン、EDTA
等のアフイニテイクロマトグラフイーにおいて一般的t
ご用いられる溶出液を用いて常法にしたがって行われる
本発明のアフイニテイクロマトグラフイーによれば、出
発材料のpHが4.0〜100の範囲では安定して90
幅以上の収率に達する。
本発明の方法によって得られるLPF−HAの純度は、
表1に例示したように、電気泳動法による分析において
90%以上、条件により95幅以上もの高純度に達する
。また比活性値は135〜〜160 (ELISA u
nit/mg−蛋白質)となり、従来公知の方法では望
み得ない高品質が達成される。
これに対し、ハプトグロビンをリガンドとスルゲルや、
未変性セルロプラスミンをリガンドとするゲルを用いて
精製した場合、純度は、85%以下であり、比活性値も
120〜130 (ELISAunit/mg・蛋白質
)程度までしか達せず、LPF−HAに対する特異的吸
着能は、本発明方法にもとづくゲルがはるかにすぐれて
いることが明らかである。このことは、製品LPF−H
Aのリムルステストおよびウサギ発熱試験等の生物活性
試験にも明確な差となってあられれている。すなわち、
ハプトグロビンをリガンドとするゲルを用いて精製した
LPF−HAの場合、百日ぜき菌内毒素の除去が不充分
で約1℃の発熱が認められるが、本発明方法の場合内毒
素の除去はほぼ完全である。
さらに肝炎ウィルス、その他の感染性因子対策のため6
0℃、10時間加熱処理を加えた加熱処理ハプトグロビ
ンをリガンドとするゲルを用いた場合、LPF−HAが
全く吸着されず、このものは精製手段として用いること
ができない。
これに対し、本発明方法においては、加熱処理変性セル
ロプラスミンの場合、当該処理によりLPF−HAに対
する特異的吸着能、吸着容量を大幅に向上させると同時
1こ、肝炎ウィルス等の対策も併せて実施することがで
きる。またl−アスコルビン酸やシアン化ナトリウム等
により変性処理を行った変性セルロプラスミン1こ、6
0℃、10〜15時間加熱処理を加えたものをリガンド
として用いた場合でも、加熱処理を加えない場合と同様
の精製能力がある。またあらかじめ60℃、10時間の
加熱処理を加えたセルロプラスミン1こ上記1−7スコ
ルビン酸変性処理あるいはシアン化ナトリウム変性処理
等を加えたものを用いた場合も、未加熱処理の場合と同
様またはそれ以上の好成績が得られる。したがって本発
明の方法は、肝炎ウィルス等の汚染の懸念がなく、また
百日ぜき菌内毒素の除去が充分である点でも、公知のハ
プトグロビンをリガンドとするゲルを用いる方法より格
段にすぐれている。
上述のとおり、本発明により提供される変性セルロプラ
スミンをリガンドとするアフイニテイクロマトグラフイ
ーによれば、出発材料の百日ぜき菌培養物から所望のL
PF−HAを高収率、高純度に採取することができ、そ
の操作もきわめて簡単で、またそのアフイニテイゲルは
数10回繰り返して使用でき、コスト的にもすぐれてお
り、しかも百日ぜき菌内毒素もほとんど分離除去できる
利点を有する。したがって、本発明方法は高純度LPF
−HAの工業的製法としてきわめてすぐれた方法である
本発明の方法で得られる[、PF−HAは高純度で他の
蛋白質、脂質、糖類等を含まず、また内毒素もほとんど
完全蚤こ除去されているため、その生理活性を利用した
各種試薬、糖尿病治療薬の医薬品の調製、さらに百日ぜ
きワクチンの調製に有用である。
つぎに、調製例、実施例および実験例を挙げて太を明を
さらに置体的に脱明するが、本発明はこれらに限定され
るものではない。
調製例1 ヒトセルロプラスミンの精製 ヒト血漿をアルコール分画して得られるコーンのフラク
ションIV−1を原料とし、Morellらの方法[J
 、Biol、Chem、、244.3494(196
7) ]にしたがって]ヒトセルロプラスミを分omi
する。
すなわち、該コーンのフラクションff−1をDEAE
−セファロースCL6Bjこよるイオン交換クロマトグ
ラフィーに付し、ついて混入している可能性のあるハプ
トグロビンをヘモグロビンセファロースゲルによるアフ
イニテイクロマトグラフイーで除去したのち、硫安塩析
し、0.025M酢酸緩衝液(+))15.25)lこ
透析して結晶ヒトセルロプラスミ′ンを得る。
調製例2 変性セルロプラスミンの調製 調製例1て得られた結晶セルロプラスミンをMorel
lらの方法(5cience、 127.588(19
63))に準じて処理し、各種変性セルロプラスミンを
調製する。
(1)シアン化ナトリウム変性セルロプラスミン結晶セ
ルロプラスミンの1w/v< 水溶液S。
meを、リン酸緩衝液(pH7,4,イオン強度0.2
)に0.05Mシアン化ナトリウムを含ませた緩衝液5
、OI!lコ4℃で12時間透析して、オキシダーゼ活
性を90%喪失したシアン化ナトリウム変性セルロプラ
スミンを得る。
(2)シアン化ナトリウム変性セルロプラスミンの加熱
処理 (1)と同様の方法でシアン化ナトリウム変性セルロプ
ラスミンの1w/v%水溶液50meを調製した後、コ
ノ液を0.1 Mリン酸緩衝液(p H7,4)’5.
Olに透析する。透析路T後、変性セルログラスミン含
有液を60℃に加熱・昇温し、10時間同温度に保持し
て加熱処理を行う。
+317?−アスコルビン酸変性セルロプラスミン結晶
セルロプラスミンの1w/v%水溶液50meを、酢酸
緩衝液(pH5,2,イオン強度1.2)にl−アスコ
ルビン酸5■/ meを加えた緩衝液5.Olに4℃で
36時間透析して、オキシダーゼ活性カ65.5%とな
ったl−アスコルビン酸変性セルロプラスミンを得る。
+41 加熱処理変性セルロプラスミン結晶セルロプラ
スミンを5 w/v%含b 0. I M IJン酸緩
衝液(pH7,5) 100meを、水溶液中で60℃
、15時間加熱処理する。
調製例3 加’A 処理セルロプラスミンの!−アスコルビン酸変
性処理 人血漿をアルコール分画してi尋られるコーンのフラク
ションIllを温浴上で60°C、10時間加熱を加え
る。以後調製例1と同様の処理を行い、加熱処理済みの
結晶セルロプラスミンを得る。
この加熱処理済み結晶セルロプラスミンを用い、調製例
2−+31と同様の処理を加えて、加熱処理セルロプラ
スミンのl−アスコルビン酸変性処理を実施する。
調製例4 アフイニテイゲルの調製 前記結晶セルロプラスミンおよび各種変性セルロプラス
ミンをリガンドとし、以下のようにしてCNBr−活性
化セファロース4B(ファルマシア社製)Iこカップリ
ングさせてアフイニテイゲルを調製する。
CNBr−活性化セファロ−ス4B1.5gを1.0m
M塩酸3.O1!lこ15分間浸漬して膨潤させたのち
、ガラスフィルター(G3)上で1.0 mM塩酸を吸
引除去して膨潤セファロースゲル(5,25me)を得
る。
別に、リガンド(蛋白質量150mg)を0.5M塩化
ナトリウムを含む0.1M炭酸ナトリウム緩衝液(p’
r−I 8.3 ) 75m+!に溶解させ、これに上
記膨潤セファロースゲル52.5 meを加え、室温で
穏やかlこ攪拌しながら2時間カップリングさせる。カ
ップリング終了後、上記と同じ炭酸ナトリウム緩衝液1
50mf’で4回洗浄したのち、1.0Mエタノールア
ミン水溶液(pH8,0) 150meを加え、再び穏
やかに攪拌しながら2時間反応させる。反応終了後、同
様に炭酸ナトリウム緩衝液150meにて4回洗浄して
エタノールアミンを除去する。
得られたゲルを、1.0M塩化ナトリウムを含む0,1
M酢酸緩衝液(p)fs、o ) 、 150melこ
て3回洗浄し、さらに1,0M塩化ナトリウムを含む0
.1MMリン酸緩衝液 pH8,0) 、 150me
tこて3回洗浄する。この酢酸緩衝液およびホウ酸緩衝
液による洗浄を交互に3回繰り返して、セルロプラスミ
ンーセファロースおよび変性セルロプラスミンーセファ
ロースアフイニテイゲルを調製する。
実施例1 カラム法によるLPF−HAの精製 前記調製例3で得られたアフイニテイゲル20meを充
填したカラム(28+o+φX15(1mm)lこ、L
PF−HAを1,400ELISA unit/me含
有する百日ぜき菌培養上澄液5.Olを室温にて150
 me/d/hrの流速で流す。つぎに、1.0M塩化
ナトリウムを含むリン酸緩衝液(pH7,0)。
1.500meを同流速で通液してカラムを洗浄す)る
上記洗浄処理後、カラムに1.0M塩化す) IJつム
を含む0.1Mリン酸緩衝液(pH7,5)に3.0M
チオシアン酸ナトリウムを加えた溶出液100meを3
5.0 me / d / hr の流速で流しテLP
F−HAを溶出する。
これらの変性セルロプラスミン、ならびに対照として未
変性セルロプラスミン、ハプトグロビンをリガンドとす
るアフイニテイゲルを用いて得られた各LPF−HA画
分の分析結果、および各実験成績を表−1に示す。
本発明による各変性セルロプラスミンをリガンドとする
場合には、LPF−HAの純度も高く、比活性値も高い
。これに対し、未変性セルロプラスミンでは純度、比活
性値ともに低く、また収率も低い。一方公知のハプトグ
ロビンの場合はさらに品質が悪く、収率も悪い。さらに
60°C910時間加熱処理ハプトグロビンをリガンド
とする場合は、全(LPF−HAが吸着されず、目的を
達成す)ることかできなかった。
なお、対照として用いたハプトグロビンをリガンドとす
るゲルは、市販のハプトグロビンを用いて、前記調製例
4と同様にしてCNB r−活性化セファロース4Bと
カップリングさせて調製した。
実施例2 バッチ法によるLPF−HAの精製 57!広ロフラスコ1こ、LPF−HA(1,4QQ 
ELISAunit/me)を含有する百日ぜき菌培養
上清液4.O4を加え、これにアフイニテイゲル20m
eを直接添加する。室温1こて1時間、穏やかに攪拌を
続けてLPF−tlAをアフイニテイゲルに吸着させた
のち、ガラスフィルター(G2)を用いて培養上清液を
吸引除去する。このガラスフィルター上のゲルを、1.
0M塩化ナトリウム−を含む0.1 Mリン酸緩衝液(
pH7,5) 、 300meで洗浄し、ツイテ1.0
M塩化ナトリウムを含むリン酸緩衝液(p )18.0
)、300m(!で洗浄する。この洗浄操作を交互に3
回繰り返す。
洗浄後、ゲルよりLPF−HAを下記のようにして溶出
する。すなわち、該ガラスフィルターのゲルに、1.0
M塩化ナトリウム含有0.1Mリン酸緩衝液(pH7゜
5)に360Mチオシアン酸ナトリウムを添加した溶出
緩衝液50meを注ぎ、5分間保持した後吸引し、溶出
液を回収する。溶出したLPF−HAを0.01Mリン
酸緩衝液(pH7,5)に透析して、チオシアン酸ナト
リウムを除去する。
<’4られたLPF−HAについて、実施例1と同様に
各分析を実施した。つぎ略こ該Ll)F−1(Aを80
℃、30分間加熱処理したのち、リムルステストを行っ
て百日ぜき菌内毒素を測定し、さらにマウス白血球増多
活性その他の生物活性をあわせて測定した。これらの結
果を表2および表3に示す。
本発明の変性セルロプラスミンをリガンドとするゲルを
用いた場合、高純度のLPF−HAが高収率で得られ、
リムルステストの結果から百日ぜき菌内毒素が著しく除
去されていることか明らかである。これに対し、対照と
しての71ブトグロビンをリガンドとするゲルでは、内
毒素の除去が不充分であった。これらのLPF−HAに
ついてウサギ発熱試験に供したところ、本発明の変性セ
ルロプラスミンをリガンドとするゲルによる精製LPF
−HAはいずれも陰性で、内毒素が充分に除去されてい
ることを示した。
手続補正書は式) ■、事件の表示 昭和58年特許願第 206598 号2発明の名称 L P F −I−I Aの精製法 3補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 熊本県熊本市清水町大窪668番地名称 財団法
人化学及血清療法研究所 4、代理人

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 百日ぜき菌培養物からLPF−HA(Leuc
    ocytos−promoting factor h
    emagglutinin)を取得するに際し、変性セ
    ルロプラスミンをリガンドとするアフイニテイクロマト
    グラフイーを用いることを特徴とするLPF−HAの採
    取精製法。
  2. (2)百日ぜき菌培養物が百日ぜき菌を液状培地に培養
    して得られるものである前記第(1)項記載の方法。
  3. (3)百日ぜき菌培養物をpH4,0〜10.0の範囲
    に調整してアフイニテイクロマトグラフイー$こ付す前
    記第(1)項記載の方法。
  4. (4)該変性セルロプラスミンがヒトおよび動物由来の
    ものである前記第(1)項記載の方法。
  5. (5)該変性セルロプラスミンがヒトおよび動物由来の
    セルロプラスミンを加熱処理して得られるものである前
    記第(1)項記載の方法。
  6. (6)該変性セルロプラスミンがヒトおよび動物由来の
    セルロプラスミンを還元剤処理、シアン化合物処理もし
    くはキレート剤処理に付し、セルロプラスミンに結合す
    る銅イオンを還元もしくはそSの銅イオンの一部または
    全部を遊離させたものである前記第(1)項記載の方法
  7. (7) リガンドに吸着したLPF−HA をカオトロ
    ピック塩、エチレングリコール、ジオキサン、尿素、塩
    酸グアニジンおよびEDTAから選ばれる1種もしくは
    2種以上を用いて溶出する前記第(1)項記載の方法。
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