JPS6112137B2 - - Google Patents

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JPS6112137B2
JPS6112137B2 JP51121774A JP12177476A JPS6112137B2 JP S6112137 B2 JPS6112137 B2 JP S6112137B2 JP 51121774 A JP51121774 A JP 51121774A JP 12177476 A JP12177476 A JP 12177476A JP S6112137 B2 JPS6112137 B2 JP S6112137B2
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JP
Japan
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planetary gear
teeth
tooth
gear
central
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Geahaato Fuitsukerushaa Kuruto
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Balcke Duerr AG
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Balcke Duerr AG
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Publication date
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Priority claimed from DE19762617951 external-priority patent/DE2617951C3/de
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Publication of JPS6112137B2 publication Critical patent/JPS6112137B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H1/00Toothed gearings for conveying rotary motion
    • F16H1/28Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
    • F16H1/32Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion in which the central axis of the gearing lies inside the periphery of an orbital gear
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H1/00Toothed gearings for conveying rotary motion
    • F16H1/28Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
    • F16H2001/2881Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion comprising two axially spaced central gears, i.e. ring or sun gear, engaged by at least one common orbital gear wherein one of the central gears is forming the output
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H49/00Other gearings
    • F16H49/001Wave gearings, e.g. harmonic drive transmissions
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S475/00Planetary gear transmission systems or components
    • Y10S475/904Particular mathematical equation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/19Gearing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Retarders (AREA)
  • Structure Of Transmissions (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
  • Gear Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は遊星歯車装置に係り、例えば、異なる
歯数の、互いに仮想の歯列を形成する内歯を有す
る2個の太陽歯車としての中央歯車と、中央歯車
と噛合する外歯を有し、カムプレートによつて誘
導且つ駆動される1個の遊星歯車とを有する遊星
歯車装置に係る。 この種の遊星歯車装置は西独国特許第929771号
明細書によつて公知である。公知の該遊星歯車装
置では最高2個の遊星歯車の歯が仮想の歯列と噛
合する。遊星歯車装置では通常のインボリユート
歯形は噛合している歯を互いに回転させ、力の伝
達が接触する一線に於いてのみ行われるように作
用する。これに対して本発明では、 a 同じ寸法の装置の場合でも、より大きいトル
クの伝達を行い得、或いは b 伝達されるトルクが同程度である場合には、
装置の寸法を縮小できる、 ように遊星歯車の多くの歯が仮想の歯ミゾに噛合
し且つ面的につまり平坦に当接して係合する。 多様に異なる種々の遊星歯車装置が公知である
技術の状況を鑑みた上で、本出願人は、本発明の
目的を比較的簡単な構造すなわち、容易に且つ比
較的安価に製造され、又製造に於いて特に高度の
精密さが要求されない遊星歯車装置を提供するこ
と、としている。更に本発明は、大きい及び小さ
い歯車減速比、高速及び低速の回転速度、並びに
大トルク及び小トルク等の多様な適用分野に於い
ても確実に作動し得る遊星歯車装置を提供するこ
とを目的とする。 前記目的は、断面形状が実質的に三角形である
歯を、協働して仮想の歯列を形成すべく夫々異な
る歯数だけ有し、夫々のピツチ円の直径が実質的
に等しい少なくとも一対の太陽歯車と、この一対
の太陽歯車の歯に沿つて当該一対の太陽歯車の歯
との間に間隙を形成するように設けられた遊星歯
車基台と、前記仮想の歯列に噛合すべく前記間隙
に配置されており且つ前記遊星歯車基台の周方向
に関して当該遊星歯車基台に対して相対的に可動
となるべく、遊星歯車基台とは別体であつて、
夫々が、個々独立に可動となるべく、別体に形成
された複数の遊星歯車歯部材と、前記複数の遊星
歯車歯部材の前記仮想の歯列に対する噛合状態を
変化させるべく前記遊星歯車基台に回転自在に連
結されたカムデイスクとからなる本発明による遊
星歯車装置によつて達成出来る。 従つて、本発明では、遊星歯車にトルクが伝達
されることを防止し得且つある場合には、遊星歯
車の多数の歯を仮想の歯ミゾと面的つまり平坦に
当接させ力の伝達を維持することができる。更に
公知の装置に対して本発明により遊星歯車装置で
は以下の利点がある。: 1 本発明による遊星歯車装置は、同じ寸法及び
同り重量を有する公知の装置と比較して極めて
大きなトルクを伝達し得る。 2 遊星歯車の個々の歯に作用する力の合成力は
遊星歯車の周方向に対して垂直に配列される。
こうして以下のことが達成される。即ち、 a 遊星歯車の個々の歯は互いに独立してお
り、 b 遊星歯車はトルク又は曲げ荷重による応力
にそれ程作用されず、 c カムデイスクによつて支持され且つ仮想の
歯列と噛合する形状に常に維持される必要も
なく遊星歯車が変形自在又は弾性的に形成さ
れ得る;その為本発明では仮想の歯列は遊星
歯車の形状を定め、又言い換えると遊星歯車
が可撓性である場合には仮想歯列は遊星歯車
の形状を規定または押刻する。 3 本発明による遊星歯車装置は可逆的ではなく
自動もどり止式(self−locking)である。従来
公知の装置は自動もどり止式によつて可逆的で
あるのではなく、歯の高い摩擦力及び軸受摩擦
力を有している為に低効率であるが、本発明の
装置はその運動学的原理に基いて(第4図の説
明を参照)可逆的であるのではなく同時に高効
率を有している。 4 本発明による遊星歯車装置は、一方では内歯
(又は外歯)を有する中央歯車の、他方では遊
星歯車の歯の歯面(フランク)の間で遊びを有
さずに一様の回転速度(角加速度無し)で作動
する。 5 遊星歯車装置は約10〜300間の歯車減速比に
適した一段形の構造である。 6 本発明による遊星歯車装置の個々の部材は互
いに心出しする、即ち“自己心出し式”であ
る。 7 これら全ての利点は簡単に構成され且つ簡単
に製造され得る本発明の遊星歯車装置によつて
達成される。 上記目的を達成し且つ上記利点を具備すべく本
発明は、同一の運動学的原理に基く4構造または
主な具体例を提供している。 A 異なる内歯数で、互いに仮想の歯列を形成す
る内歯をする2個の中央歯車と、中央歯車と噛
合しカムデイスクによつて誘導且つ駆動される
外歯を有する1個の遊星歯車とを有する遊星歯
車装置に於いて、中央歯車及び遊星歯車の全歯
が実質的に三角形の断面と平坦な歯面としての
フランクとを有しており、閉曲線である仮想の
歯底曲線上に個々の仮想の歯列の歯ミゾの端部
及び遊星歯車の各歯先が位置し、遊星歯車の外
歯が両側で少なくとも1列の仮想の歯列のフラ
ンクと面的につまり平坦に当接し且つ仮想の歯
列のピツチが遊星歯車の歯列のピツチに等しい
結果、多数の歯が力を伝達すべく噛合してい
る。 B 西独国特許第929771号明細書の構造では、カ
ムデイスクは、内部に配置されており、遊星歯
車はカムデイスクを囲み且つ中央歯車が遊星歯
車を囲んでいる。しかし本発明の第2の具体例
では、遊星歯車を駆動するカムデイスクが外側
に位置し、内歯の代りに外歯を有する中央歯車
を遊星歯車が囲んでいる装置が提供される。西
独国特許第929771号明細書と符号させると、異
なる歯数の、互いに仮想の歯列を形成する歯を
有する2個の中央歯車と、中央歯車と噛合する
歯を有し、且つカムプレートによつて誘導且つ
駆動される1個の遊星歯車とを有する遊星歯車
装置となる。この装置は発明の目的を達成すべ
く、以下の如く特微付けられている。即ち、内
歯を有する遊星歯車が外歯を有する中央歯車を
囲み、且つ外側よりカムデイスクによつて誘導
且つ駆動され、全歯が実質的に三角形の断面と
平坦な歯車とを有しており、閉曲線である仮想
の歯底曲線上に個々の仮想の歯列の歯ミゾの端
部及び遊星歯車の各歯先が位置し、遊星歯車の
外歯が両側で少なくとも1列の仮想の歯列のフ
ランクと面的につまり平坦に当接し且つ仮想の
歯列のピツチが遊星歯車の歯列のピツチと等し
い結果、多数の歯が力を伝達すべく噛合してい
る。 C 前記A)では2個の中央歯車についてのみ記
載の本発明の精神は更に任意の個数の中央歯車
に於いても適用可能である。異なる歯数の、互
いに仮想の歯列を形成する内歯を有する中央歯
車と、中央歯車と噛合する外歯を有し、カムプ
レートによつて誘導且つ駆動される1個の遊星
歯車とを有するこの種の遊星歯車装置は、本発
明によつて以下の如く特徴付けられている。即
ち2個以上の中央歯車が同軸上に相前後して配
置されており、全歯が実質的に三角形の断面と
平坦な歯車としてのフランクとを有しており、
閉曲線である仮想の歯底曲線上に個々の仮想の
歯列の歯ミゾの端部及び遊星歯車の各歯先が位
置し、遊星歯車の外歯が両側で少なくとも1列
の仮想の歯列のフランクと面的につまり平坦に
当接し且つ仮想の歯列のピツチが遊星歯車の歯
列のピツチと等しい結果、多数の歯が力を伝達
すべく噛合している。 D 最後に、前記B)では2個の外歯を有する中
央歯車についてのみ記載の本発明の精神は又、
内歯を有する遊星歯車により囲まれており且つ
外歯を有する任意の個数の中央歯車に於いても
適用可能である。異なる歯数の、互いに仮想の
歯列を形成する歯を有する中央歯車と、中央歯
車と噛合する歯を有し、カムデイスクによつて
誘導且つ駆動される1個の遊星歯車とを有する
この種の遊星歯車装置は、本発明よつて以下の
如く特徴付けられている。即ち2個以上の中央
歯車が同軸上に相前後して配置されており、内
歯を有する遊星歯車が外歯を有する中央歯車を
囲み、且つ外側よりカムデイスクによつて誘導
且つ駆動され、全歯が実質的に三角形の断面と
平坦な歯面とを有しており、閉曲線である仮想
の歯底曲線上に個々の仮想の歯列の歯ミゾの端
部及び遊星歯車の各歯先が位置し、遊星歯車の
内歯が両側で少なくとも1列の仮想の歯列のフ
ランクと面的につまり平坦に当接し且つ仮想の
歯列のピツチが遊星歯車の歯列のピツチと等し
い結果、多数の歯が力を伝達すべく噛合してい
る。 仮想の歯底曲線は、ここでは、一つの平面上
で、仮想の歯底曲線によつて包囲されている部
分が平衡を保つべく支持されるべき点によつて
表わされる重心を有している。 遊星歯車の歯数は歯車の減速比の大きさには
重要ではない。何れの場合でもこの遊星歯車の
歯数は、使用される仮想の歯列の歯ミゾの数に
ほぼ等しくなる程度である。遊星歯車の歯が歯
面の両側で少なくとも1列の仮想の歯列のフラ
ンクと当接しなければならないという必要性か
ら、遊星歯車の第2歯のみが具備されているか
或いは比較的小トルクを伝達すべく少数の個数
の歯で充分である等の場合以外では、遊星歯車
の歯数は通例中央歯車の歯数の間である。 上記中“仮想の歯列”、“少なくとも1列の仮想
の歯列”及び“使用される仮想の歯列”の記載が
ある。このことに関しては、X個の、異なる歯数
を有する中央歯車の一連の歯からなる歯列は、こ
のX個の中央歯車を重合することにより少なくと
もX列の仮想の歯列を形成し、更に仮想の歯列の
列数は又は中央歯車の歯数の差△Zにも依存する
ことを記しておきたい。例えば2個の、△Z=2
を有する中央歯車の場合、2列の仮想の歯列が得
られる。この仮想の歯列は一方の中央歯車の歯面
(フランク)と他方の中央歯車の歯面(フラン
ク)との間で規定される仮想の歯ミゾのなす歯列
である。遊星歯車の歯が種々の仮想の歯列の何れ
と噛合するにしても原理上では問題にならない。
2列の仮想の歯列中何れを使用するかによつて、
1つの固定されている中央歯車に対して、他の中
央歯車の回転方向が異なる。 以下に述べる仮想の歯列は、形成される仮想の
歯列中、使用される仮想の歯列を指している。選
択は完全に自由である。尚遊星歯車装置は、一般
的に、太陽歯車としての中央歯車と遊星歯車とが
一ケ所で噛合し力を伝達する単一偏心カムデイス
クを用いた首振駆動型と、前記噛合個所が回転中
心に対して対称的に位置する二ケ所に有り、力を
伝達する複式偏心カムデイスクを用いた調和駆動
型とに大別される。以下夫々首振型、調和型とす
る。これらのカムデイスクの構造(単一偏心又は
複式偏心)に応じて本発明の遊星歯車装置では複
数の仮想の歯列を同時に使用することも可能であ
る。 遊星歯車装置が例えば異なる歯数の、3個の中
央歯車を有しており、該中央歯車中1個が固定さ
れている場合、他の2個の中央歯車では2種の異
なる回転数を取り出し得る。しかし2個の中央歯
車が同歯数を有しており、異なる歯数を有する第
3の中央歯車がこれら同歯数の2個の中央歯車間
に配置されている場合には、同歯数を有する2個
の中央歯車は遊星歯車の歯を更に確実に支持す
る。 仮想の歯列の周囲に亘つて仮想の歯ミゾのフラ
ンクの角度及び間隔は変化する。2個の中央歯車
を有する装置に於いて、 αv:使用される仮想の歯列の歯ミゾのフラン
クの角度の1/2の角度、 α :遊星歯車の歯のフランクの角度の1/2の
角度、 (αv−α)n:一方では使用される仮想の歯列
のフランクの角度と、他方では遊星歯車
のフランクの角度との間の、位置mに於
ける角度差の1/2の角度、 Z1:第1中央歯車の歯数、 Z2:第2中央歯車の歯数、 m :αv−α=△φ=Oである位置から数え
た場合の歯の数(序数)(第3図参照) T max v:仮想の歯列の最大ピツチ(歯ミゾ
の間隔) T min v:仮想の歯列の最小ピツチ(歯ミゾ
の間隔) で表示すると、 (αv−α)n=360゜・(1/Z−1/Z)・m(1) の式が適用される。 遊星歯車の歯列は、所定のフランクの角度2α
と、例えば、T max vとT min vとの平均
値である所定のピツチ(歯の間隔)Tとを有して
いる。仮想の歯列の歯のフランクの角度の、遊星
歯車の歯のフランクの角度に対する偏りつまり変
動及び仮想の歯列の(T max vとT min v
との間で変動する)ピツチの、遊星歯車の(一定
の)ピツチに対する偏りは、中央歯車の歯数Z1
Z2との差が大きくなるにつれて大になることは式
(1)及び(2)より推定される。この埋由から中央歯車
の歯数差は首振型および調和型いずれにおいても
1〜6の間にあることが合理的である。(但し、
調和型においては歯数差は偶数)。これ以上の歯
数差は、至当な技術的手段によつて克服され得な
い偏りを招くであろう。 歯数差として有利な値は首振型及び調和型いず
れにも適用し得る歯数差である△Z=2である。
例えば首振型においては中間及び大きい歯車の減
速比(例えば30以上)で仮想の歯底曲線(遊星歯
車の一連の歯先が規定する曲線に一致する)は実
際的な見地からすると、ほぼ円であり、該円の重
心が中央歯車の中心軸に対して遊星歯車の歯タケ
の約1/2の距離程度に偏心して位置している。2
列の仮想の歯列が使用される場合には、仮想の歯
底曲線は2つの互いに分離している半円から成
る。 遊星歯車の歯が両側で、使用されている仮想の
歯列のフランクと面的につまり平坦に当接すると
いう特徴は種々の方法で達成され得る: a 仮想の歯列を一定のピツチ又は間隔(許容差
内で)にすることによる。中央歯車及び遊星歯
車の歯のフランクの角度と直径とを適切に選択
することにより歯車の大きい減速比を一定のピ
ツチまたは間隔で、十分に達成し得る。又は b 仮想の歯列の一定ではないピツチまたは間隔
に対しては、遊星歯車の歯を周方向及び/又は
ラジアル方向に移動自在に配置及び/又は弾性
的に形成することにより行う。後者は遊星歯車
自体を弾性的に形成することを示唆しているの
ではない。 歯車の減速比が40以上等大きい場合、すなわち
中央歯車の歯数差△Zが小さい場合には、中央歯
車の歯ミゾの端部を互いに連結する複数の歯底円
は相互に一致する。しかし歯車の減速比が40以下
等小さい場合、すなわち中央歯車の歯数差△Z
(2より大)が大きい場合には、中央歯車の歯の
全歯タケは、共通の歯先円(歯底円)に於いて余
りにも大きい差T max v−T min vを生じ
得る程異なつている。この場合に仮想の歯列のピ
ツチを実際に一定にする為には、中央歯車の歯列
の高さが1円のレベルにおいて半分に分割される
ように、即ち中央歯車が異なる直径を有するよう
に配置されることが有利である。このようにして
歯車の減速比が小さい場合にも、差T max v
−T min vは、仕上げ許容差の限界値内にあ
るべく減少され、遊星歯車の個々の歯は仮想の歯
列から離脱するように配置される。 歯車の減速比が中間及び大きい(例えば30以
上)場合には、仮想の歯底曲線は円又はその他の
閉鎖された連続曲線(clcsed curve path or
trend line)によつて十分正確に描かれ、それら
の接線は連続曲線のある点から他の点へとその方
向を常に変更する。しかし歯車の減速比が約10〜
30の間と小さい場合には、仮想の歯底曲線はこの
種の“滑らかな”又は“屈曲のない”曲線では十
分正確には近似され得ないことが認められた。後
に個別に説明されるが、仮想の歯底曲線はむしろ
円形セグメントから成つており、該セグメント
は、該セグメントに接する直線によつて互いに接
続されているか又は前記接線が連続曲線上でその
方向を不規則に変化する交点(変曲点)で互いに
収束する。 歯車の減速比が10〜30の間である場合には、特
殊な問題が生じる。この問題は減速比が比較的大
きい場合には材料の弾性等簡単な手段によつて調
整自在であることにより解決し得、又は許容差の
範囲内にある。歯車の減速比が10〜30のときに生
じるこれら特殊の問題は以下に説明される: 例えば、首振型の遊星歯車装置において、カム
デイスクが回動運動する間、遊星歯車の歯の半分
はラジアル(半径)方向に外側へと移動するが、
遊星歯車の歯の他半分はラジアル方向に内側へと
移動する。遊星歯車の歯が常に完全に仮想の歯列
のフランクに確実に当接されていなければならな
い場合には、 a ラジアル方向に外側へと移動する歯は一致し
て同速度+vを、 b ラジアル方向に内側へと移動する歯は一致し
て同速度−vを、有していなければならない。 歯のラジアル方向への運動は従つて一定の速度
(+v及び−v)、即ち加速度を有することなく行
わなければならない。 更に歯車の減速比がより小である範囲では、簡
単な手段(材料の弾性又は後述される如く遊星歯
車の歯を自由に移動自在にする等)によつては、
遊星歯車の歯が仮想の歯列のフランクと所望の如
く平坦に当接するということが確保されない程、
仮想の歯列の歯ミゾのフランクの角度(式1を参
照)及び間隔または区分(式2を参照)は変り易
い。最後に、歯車の減速比がより小さい場合に
は、仮想の歯底曲線が理想の“滑らかな”曲線か
ら上記の如く偏り、その時に周囲で接線方向が連
続的に変化するということが障害となる。この種
の偏りは、例えば中央歯車の歯面が平坦でない場
合にも生じ得る。 ピツチまたは間隔及びフランクの角度に於ける
遊星歯車の歯列に対する仮想の歯列のこのような
偏り並びに仮想の歯底曲線の、理想の形状からの
偏りによつて、遊星歯車の歯が仮想の歯列のフラ
ンクに正確に且つ平坦に当接することが妨害され
る。歯車の減速比がより大きい場合には、該偏り
は仕上げ許容差と材料の可撓性との範囲内であ
り、従つて実際には無視され得る。 遊星歯車の歯が仮想の歯列のフランクに平坦に
当接することを妨げることなく、歯車の減速比が
より小さい場合にも本発明の精神を応用可能にす
ることが特別の目的となる。 この目的は本発明に於いて以下の如く達成され
る。即ちカムデイスクが数学的に仮想の歯底曲線
に相似の輪郭を有しており、該輪郭に於いて接線
の方向が不規則に変化する位置に、丸みつけがな
されており、且つ仮想の歯底曲線とカムデイスク
の輪郭との間に、遊星歯車、その歯及びその力を
伝達する支承部(例えば、ローラ等)が配置され
ており、遊星歯車の歯が周方向に及び/又はラジ
アル方向に互いに独立して移動自在であり及び/
又は弾性変形自在であり且つ仮想の歯列のフラン
クの角度に適合すべく、フランクの角度を可変に
し得る。 仮素の歯底曲線の接線の方向が不規則に変化す
る位置で、カムデイスクの輪郭が丸みつけされて
いることにより、正確にこの位置で遊星歯車の
夫々その位置にある歯は仮想の歯列内に押入れら
れない、他ならぬこの歯が+vから−vへの最高
の加速に作用される為、仮想の歯列より該歯が離
脱することにより平滑な運動の過程を妨害する影
響は除去される。この離脱は又中央歯車の上記の
如く、変り得る直径によつても達成される。 式(2)に示されるように、仮想の歯列の、周囲に
わたるピツチの周期的変化は、遊星歯車の歯が周
方向に及び/又はラジアル(半径)方向に互いに
独立して移動自在であり及び/又は弾性変形自在
であることによつて調整される。このとき差T
max v−T min vは遊星歯車の歯に必要な周
方向の可動性の基準となる。 仮想の歯列フランクの角度の周期的変化は遊星
歯車の歯の可変のフランクの角度によつて調整さ
れる。 丸みつけされた位置の範囲内で運動する歯はそ
のラジアル運動に於いて逆になる。この時該歯が
回転運動を妨害しないように、内歯を有する中央
歯車中最多の歯数の歯車が最小の歯元円を有し、
外歯を有する中央歯車中最多の歯数の歯車が最大
の歯元円を有利に有している。このことによつて
丸みつけされた位置の範囲内に位置する遊星歯車
の歯は、最多の歯数を有する中央歯車の歯面また
はフランクによつてのみ保持され、従つて中央歯
車間のトルク伝達を助長しない。遊星歯車の歯を
仮想の歯列のフランクに確実に且つ平坦に当接す
る為には、歯が移動自在又は回動自在であり且つ
フランク角が可変であれば十分である。 本発明の他の特徴によれば、遊星歯車の歯は更
にその高さが変更可能であり、且つ仮想の歯底曲
線の方向にばね作動される。内歯を有する2個又
はそれ以上の中央歯車の場合、仮想の歯列は遊星
歯車よりも外側に位置し、その結果遊星歯車の歯
は外側へばね作動される。可変の高さの歯を使用
する場合には、中央歯車の歯のフランクは、必ず
しも平坦でなくともよい。 双方の中央歯車の歯数差△Zの好ましい値とし
ては既に数2が挙げられている。歯車の小さい減
速比を達成する為には、歯数差△Z=4のとき好
ましい構造上の可能性が提供される。原則的に
は、歯数差△Z=4で歯数を2倍にすると、歯数
差△Z=2のときと同じ減速比が得られる。装置
の直径が同一であるならば半分の歯タケ(歯の高
さ)の歯車が得られる。 仮想の歯底曲線は一つの円の中心の周りの円弧
から成つており、中央歯車のフランクが平坦であ
るならば、以下の型の式によつて計算され得る: rv=r・〔1−sin(△ψ)/2tanα
−△s(4) この式中、 rv:仮想の歯列の歯ミゾの(位置mに於け
る)端部と中央歯車の中心軸60との間
隔、 r :中心軸60に関して中央歯車の歯元円の
半径、 △ψ:式(1)及びαv−α=△ψ(3)に従つて計算
された、位置mに於ける中央歯車の歯ミ
ゾの先端部の角度差(周囲間隔)、 2αv:式(1)による、位置mにおける仮想の歯列
の歯ミゾのフランクの角度、 △s:歯元円56から、(△ψ)と指称される
一対の中央歯車の歯ミゾの端部間を直線
状に連結する線までの距離(第3A図の
細部52−54を参照せよ) 両中央歯車の歯数が異なり△Z=4であると、
4個の円の中心M1,M2,M3及びM4が得ら
れ、その重心が両中央歯車の中心点に位置する。
両中央歯車の歯数が異なり△Z=2であると、式
(4)に従い3個の円の中心M1,M2及びM3が得
られ、2つの場合を区別しなければならない。 a 遊星歯車の歯は1列の仮想の歯列とのみ噛合
する(第1図及び第12図)。3個の円の中心
M1,M2及びM3の共通の重心は両中央歯車
の中心軸に対して偏心的に位置している。 b 遊星歯車の歯は両仮想の歯列と噛合し(第1
6図)、そのとき夫々遊星歯車の歯の半数以下
が一方又は他方の仮想の歯列と噛合する。4個
の円の中心(一方の仮想の歯列のM1及びM
3、他の仮想の歯列のM1及びM3)の共通の
重心は両中央歯車の中心軸上に位置する。 円の中心の共通の重心が中央歯車の中心軸上に
位置する場合(例えば前記(b)の場合に2列の
仮想の歯列を使用する際に△Z=2、或いは△Z
=4)、カムデイスクは、円形輪郭を有する2個
の互いに調整可能な半割体から成り、夫々の半割
体の輪郭は半円を越えない程度に夫々伸長してお
り、この輪郭の中心が、互いに近接した中心点の
対M1−M2またはM3−M4の一方の、各輪郭
からより離れた重心に配置されている。このよう
にカムデイスクが2部構成から成つていることに
より、個々の部分は比較的低い精密度で製造され
得る。というのは各部分を調節することにより万
一の場合に生じる不正確さを取付けの際に補整し
得るからである。更に又調節によつて遊星歯車の
歯を仮想の歯列にある程度適合させることも可能
であり、摩滅現象が生じた場合には再調整を行う
ことも可能である。 式(4)によつて算出され得る仮想の歯列の仮想の
歯底曲線は、装置の減速比がより大きい場合に具
体化されるが、仕上げの許容差と材料の可撓性に
よつて補正される範囲内では、実際には円等のよ
り簡単な曲線と一致する。ここに記載のより小さ
い減速比の範囲に於いては、2部分から成るカム
デイスクを使用することにより、式(4)のより正確
な曲線の形状が考慮される。 本発明は又、遊星歯の車歯を互いに独立せしめ
且つその周方向に移動自在にし、該歯のフランク
の角度を可変にし、或いは該歯をラジアル方向に
ばね作動によつて移動自在にさせ、又遊星歯車及
び遊星歯車と力を伝達する支承部との間に配置さ
れている支承ベルトとの細部を有利に構成する等
の特別好ましい可能性にも係る。 カムデイスクは遊星歯車内に、力を伝達するロ
ーラ等を介して取り付けられており、遊星歯車自
体は仮想の歯列内に取り付けられている。支承が
重複することを防止する為にカムデイスクと駆動
軸とは形状的に拘束することはせず力的に拘束す
ることによつてのみ連結されていると好ましい。
このことは遊星歯車内に於ける支承以外の保持は
必要でないことを意味している。 本発明は以下の如く付随する有利な特徴を有し
ている。即ち、共通の駆動軸上に少なくとも2個
の同軸のカムデイスクが配置されており、該カム
デイスクは夫々1個の遊星歯車を担持しており、
内歯を有している少なくとも3個の中央歯車が係
合可能のクラツチを介して従動軸と連結可能であ
り、駆動軸に対向している第1の中央歯車の歯
が、駆動軸に対向している第1の遊星歯車の歯と
噛合し、従動軸に対向している第3の中央歯車の
歯が従動軸に対向している第2の遊星歯車の歯と
噛合し、且つ中間の中央歯車が2列の歯列を有し
ており、それらの内一方の歯列が駆動軸と隣接し
ている遊星歯車の歯と、他方の歯列が従動軸に対
向する遊星歯車の歯と噛合する。種々のクラツチ
の係合及び非係合によつてあらゆる範囲の減速比
が達成可能となる。本発明は又、種々の中央歯車
の歯数等制御歯車装置の種々の構造上細部及び逆
作動を実施すべき可能性も有している。 本発明による遊星歯車装置の他の利点は図面を
参照しながら以下の具体例に関する記載により更
に明らかになるであろう。 第1図、第2図、第16図、第18図及び第3
0図は遊星歯車装置の基本的な構成を示してお
り、第3図から第15図、第17図、第19図か
ら第29図は本発明の遊星歯車装置の具体例を示
しており、第1図から第30図において、遊星歯
車装置は、2個の中央歯車42及び44を有して
いる。内歯を有する中央歯車42は内歯を有する
中央歯車44の背後に位置する。この為中央歯車
42のフランクは部分的に前方の中央歯車44の
歯によつて覆われており、第1図では破線によつ
て示されている。 第1図の右上の象限では、内歯を有する中央歯
車44の歯46のみが図示されている。第1図よ
り明らかなごとく内歯を有する中央歯車42及び
44の夫々の歯列のフランクにより形成されたジ
グザグ線が、2列の仮想の歯列を形成するよう
に、中央歯車42及び44が重合している。2列
の仮想の歯列中“使用される”一列は、(点刻さ
れている)遊星歯車50の外歯48がその中に係
合又は噛合していることによつて強調されてい
る。第1図の特に左側部分で、第1図に示す具体
例では使用されていない第2の仮想の歯列が生じ
ることがわかるであろう。該第2の仮想の歯列は
第1の前記仮想の歯列と一致するが、ある一定の
角度だけ食違つている。 第1図の具体例で使用している第1の仮想の歯
列の代わりに第2の仮想の歯列を使用してもよ
い。その場合回転方向が変化するだけである。 以下では使用される仮想の歯列のみに関して言
及する。全歯車の歯は三角形の断面及び実質的に
平坦なフランクを有している。 内歯を有する中央歯車42及び44の歯ミゾの
端部52及び54は中心58を有する歯元円(歯
底円)56上に在り、該中心は両方の内歯を有す
る中央歯車42,44の共通の中心軸60の、第
1図の平坦との交点である。これに対して仮想の
歯列の歯ミゾの歯部62は、ほぼ円の形状を有し
ており、“仮想の歯底円つまり外端歯底円”とし
て表示するか又は極めて一般的に“仮想の歯底曲
線つまり外端歯底曲線”と呼称される歯底曲線6
4上に近接して位置する。仮想の外端歯底円64
の中心66は回転軸68と第1図の平面との交点
である。中心66は歯元円56の中心58に対し
て食違つている。遊星歯車50が回転するとき、
中心66(旋回軸68)は中心58(中心軸6
0)の周りで円を描く。 第1図では更に、仮想の歯列の“歯ミゾ”内に
遊星歯車50の外歯48が噛合し、この場合は、
遊星歯車50の外歯48の先端部が仮想の歯列の
歯ミゾの端部62内にまで突出するような方法で
行われていることがわかるであろう。遊星歯車5
0の外歯48の高さまたは歯タケは、中心58と
66との間隔の約2倍である。 遊星歯車50内にはカムデイスク70が配置さ
れている。カムデイスク70と遊星歯車50との
間には、遊星歯車50のカムデイスク70に対す
る相対回転を容易にすべく、力を伝達する支承部
としての複数のローラ72が具備されている。 第1図に図示の基本構成を有した遊星歯車装置
に於いて以下の場合を考える。例えば後方の中央
歯車42が78個の歯74を有し、前方の中央歯車
44は80個の歯46を有し、外歯を有する遊星歯
車50は79個の歯を有しているとする。これら
の歯48(図面の平面に対して垂直)の幅は第6
及び第7図に見られる如くこれらの歯48が内歯
を有する両方の中央歯車42及び44の歯74,
76と噛合するような大きさである。第30図で
は内歯を有する中央歯車42は固定されている。
この場合では、駆動軸76によつてカムデイスク
70のみが駆動される。内歯を有する中央歯車4
4は従動軸78と連結されている。中心軸60の
周りで行われるカムデイスク70の回転は遊星歯
車50の回転をもたらし、そのとき該遊星歯車の
外歯48は固定されている内歯を有する中央歯車
42の歯74内に支承または係合される。中央歯
車42,44の上記歯数(78及び80)より、
遊星歯車50の歯数とは関係なく、 減速比 i=Z/Z−Z の式より、 a 減速比39(即ち駆動軸76が39回転すると
従動軸78が1回転する)或いは b 他方の中央歯車が固定されているならば、逆
の回転方向で歯車の減速比40 が得られる。 第2図は歯数差2を有する遊星歯車装置の別の
基本的な構成を示している。外歯を有する2個の
中央歯車82,84は内歯を有する遊星歯車90
によつて取り囲まれており、該歯車90自体も中
空円筒状カムデイスク86によつて取り囲まれて
いる。このとき中央歯車82は中央歯車84の後
方に配置されている。外歯を有する中央歯車8
2,84の歯列は、中央歯車82,84の重合に
より、2列の仮想の歯列を形成する。この内の1
列に遊星歯車90の内歯88が噛合する。 中空円筒状カムデイスク86が回転するとき、
内歯88は仮想の歯列内に押入し、このようにし
て中央歯車82及び84を互いに相対回転せしめ
る。第2図に図示の如く、外歯を有しており且つ
内歯を有する遊星歯車90によつて包囲されてい
る中央歯車82,84を具備している装置は、根
本的には、第1図に図示の如く、外歯を有する1
個の遊星歯車50を包囲し且つ内歯を有する中央
歯車42,44を具備している装置と全く同様に
構成されており且つ作動することがわかるであろ
う。 この為本発明による遊星歯車装置の説明及び記
載に当つて以下では、内歯を有する中央歯車と第
1図に従い外歯を有する少なくとも1個の遊星歯
車とを具備している1装置のみを使用する。以下
の説明及び記載が、第2図に対応して構成される
遊星歯車装置にも適用されることは明らかであろ
う。 第3図は装置の1/4部分を示すラジアル方向の
部分断面図である。該装置は第1図による装置と
ほぼ同様に構成されており、従つて内歯を有する
2個の中央歯車42及び44を具備している。内
歯を有する中央歯車42は区域によつて中央歯車
44によつて覆われており、従つて部分的に破線
のジグザグ線によつて図示されている。中央歯車
44は覆われておらず、従つて実線のジグザグ線
によつて図示されている。 内歯を有する中央歯車42及び44の両方の歯
列は2列の仮想の歯列を形成する。仮想の歯列の
歯ミゾに遊星歯車の外歯48が噛合する。 使用されている仮想の歯列の歯ミゾは、α=α
v(式1を参照)であるm=0の位置より数えら
れ、序数mによつて表されている。歯ミゾにはフ
ランクの角度2αを有する個々の剛体歯48が押
入されている。仮想の歯列の歯ミゾのフランク角
2αvが2αより大であることがわかるであろ
う。夫々の歯ミゾにこの種の歯48が1個押入さ
れていたならば、mが小になるにつれて差は縮小
され、m=0のときには完全に消滅することがわ
かるであろう。剛体歯48の代りにフランクの角
度2αが弾性的に変異可能な歯を使用すると、遊
星歯車の歯列を仮想の歯列に最大に適合させ得
る。この種の適合可能な歯は第28及び第31図
に於いて図示されている。 位置mにおける仮想の歯ミゾと遊星歯車の有す
る歯との間の周囲に於ける角度差(△ψ)nは式(1)
から得られ、同一の位置mに於けるフランクの半
分の角度偏差に等しい: (△ψ)n=(αv−α)n ψv−ψ=αv−α (3) ψはm=0の位置から遊星歯車の1つの歯の垂
直二等分線までの角度であり、 ψvはm=0の位置から、仮想の歯列の対応す
る歯の垂直二等分線までの角度である。 使用された仮想の歯列の仮想の歯底曲線64
は、右上1/4円内に位置する円の中心M4を有す
る円セグメントである。装置の右方の図示されて
いない1/4ではこの仮想の歯底曲線は、左上1/4円
に位置する円の中心M1の周りで同一の半径を有
する円セグメントである。装置の図示されていな
い下半分に於いては、対応する円の中心はM2及
びM3で表示されている。(第13図の説明を参
照)。 円の中心M1,M2,M3及びM4は、遊星歯
車の輪郭の重心及びカムデイスクの輪郭の重心に
対して同一間隔を有しており、これら両方の重心
は同時に両方の中央歯車42,44の中心軸60
と図面の平面との交点である。仮想の歯底曲線6
4の個々の点の位置mに於ける重心からの距離は
以下の式によつて表される。 rv=r・〔1−sin(△ψ)/2tanα
−△s(4) rv:仮想の歯列の歯ミゾの端部62の(位置
mに於ける)重心からの距離、 r :重心に関連する中央歯車の歯元円(歯底
円)56の半径、 △ψ:式(1)及び(3)に従つて算出された中央歯車
の歯ミゾの端部52及び54の位置mに
於ける角度差(周方向の距離)、 2αv:位置mにおける仮想の歯列の歯のフラン
クの角度(m=4のときは第3図参
照)、 △s:(△ψ)で記載の中央歯車の歯ミゾの端
部52,54間を結ぶ直線に至る歯元円
56からの距離(第3A図の“細部52
−54”を参照せよ) 仮想の歯底曲線64の、円の中心M4(第3図
中、又はM1又はM2又はM3)に関連の円セグ
メントの円の中心の周りで半径r4(M4から歯ミ
ゾの端部62までの距離)と半径rvとを含む角
度βvにも、 の関係が適用される。 仮想の歯底曲線は該式(5)及び式(4)のいずれによ
つても算出され得る。 βvは又、夫々の当該位置mに於いて、一方で
は歯元円56の接線と、他方では仮想の歯底曲線
64への接線との間の角度でもある。従つてβv
は、仮想の歯列が中央歯車の歯列内に出入りする
“入口角”又は“出口角”とも表示される。 カムデイスク70の輪郭96は、数学的には仮
想の歯底曲線64に相似している。即ち該輪郭9
6から仮想の歯底曲線64までの距離は一定であ
る。円の中心M4に従属している左端の輪郭線9
6/4は、円の中心がM1である右側の輪郭線9
6/1と変曲点98で交差する。円状輪郭線9
6/4及び96/1が変曲点で交差することによ
りその位置に輪郭線の交点が生じ、この交点で輪
郭96への接線の方向が不規則に変化する。この
交点で輪郭は丸みつけされており、その結果、遊
星歯車のこの位置に在る歯48は仮想の歯列の歯
ミゾ内に押入されずラジアル方向に移動自在であ
る。点線で示されている丸み付け部分100はい
くつかの仮想の歯ミゾにわたつて伸長することが
好ましい。 第3図の細部を図示している第4図では本発明
による装置が作動している運動学上の原理を概略
的に図示している。遊星歯車の歯48は一方では
前方の中央歯車44の歯46のフランクと、他方
では後方の中央歯車42の歯74の対応するフラ
ンクと接触する。両方の歯列は互いに仮想の歯列
を形成し、該歯列の歯ミゾの端部62は、歯48
の先端部が従来通り平坦化又は丸みつけされてい
なければ該歯の先端部と一致する。 歯46及び74は、矢印102及び104で表
示されている力を歯48に対して加える。この力
は周方向分力106及び108、更に半径方向分
力110に夫々分割される。周方向分力106及
び108は相殺し合い、その結果歯48に対して
いかなる力も周方向で作用しない。このことから
一方では自動制止作用を行い、他方では結果とし
て遊星歯車が周方向にいかなる力をも伝達する必
要が無く、従つて薄形に、弾性的且つ連続的に形
成され得、又は中央歯車へのトルクの伝達及び耐
久性を害することなく、周方向に移動自在である
歯を具備してもよい。歯48に対しては、該歯を
遊星歯車に押圧する半径方向分力110によつて
のみ作用される。該半径方向分力はローラ72等
を介してカムデイスク70に伝達され且つ対向す
る矢印114方向の力によつて相殺される。 遊星歯車が全歯48より、従つて全ての半径方
向より、周囲で類似の力を受容することから、こ
れらの力は相殺し、その結果カムデイスク70の
駆動軸は曲げ作用を受けず、構成部材(中央歯
車、遊星歯車)は相互に心出しされる。 第5図は位置m=4及びm=5の範囲で第3図
の細部を略図的に図示している。前方の中央歯車
の歯46によつて後方の中央歯車の十字形が記入
されている歯74の一部分が覆われている。両方
の仮想の歯ミゾ(m=4及びm=5)中に遊星歯
車の略示されている2個の歯48が噛合してい
る。正確な噛合及びフランクの正確な当接は両方
の歯48が互いに独立して回動自在であり且つそ
の高さが変更可能であるときにのみ可能であるこ
とがまず第1にわかるであろう。 遊星歯車の両方の歯48は一方では実線の位
置、他方では一点鎖線の位置で示されている。一
点鎖線で示されている位置では、歯48は第3図
の位置m=0及びm=1にほぼ対応する程に仮想
の歯列の歯ミゾ内に押入される。実線の位置に於
ける歯48の間隔はピツチTであるが、一点鎖線
の位置ではTvによつて表されている。仮想の歯
列の最小ピツチTnio vに対する最大ピツチTnax
の比率は前述の式(2)によつて与えられてお
り、遊星歯車の歯48に必要な周方向に於ける可
動性の基準でもある。 実際の位置より一点鎖線の位置へと移動すると
き、歯48は歯46及び74のフランク上で滑動
し、該歯を楔の如く押し離す。これに対して従来
に遊星歯車装置では遊星歯車の歯は中央歯車の唯
一個の歯面上でのみ滑動する。 第6図は遊星歯車の歯48を示す略斜視図であ
る。該歯は中央歯車の歯46及び74の表示され
ている歯面としてのフランク116及び118と
噛合する。 第7図は第6図の歯の平面図である。歯48と
平坦に当接する歯面116及び118の区域は小
十文字によつて示されている。 第8図〜第15図は“滑らか”な形状よりの仮
想の歯底曲線の偏差及び変曲位置に於ける丸みつ
けの必要を示している。 第8図、第9図及び第12図〜第15図では、
中央歯車の歯元円56は同一角度で分布されてい
る点0,1,2,3,4,5及び6によつて占め
られている。説明図を明確にすべく内歯を有する
2個の中央歯車の為に唯1つの共通歯元円56が
図示されている。内歯を有する2個の中央歯車の
為の2個の分離された歯元円561及び562の
可能性は第28図及び第31図に図示されてい
る。歯元円56の中心58は中央歯車の中心軸6
0上に位置する。 第8図では更に内円の形状である連続曲線64
1が記入されている。該曲線は、仮想の歯底曲線
が正確に円形であるという前提の下(厳格に該当
しなくともよい)で該歯底曲線を表している。第
10図は点0から出発して点1,2,3,4,5
及6に於ける歯元円56と(円形)連続曲線64
1との間の距離を示している。該距離は正弦曲線
をたどつている。遊星歯車装置のカムデイスク7
0または86の輪郭は数学的には仮想の歯底曲線
に相似すべく形成されなくてはならないことか
ら、回転するカムデイスクの角速度が一定である
とき個々の歯の半径方向速度は異なる。しかし点
0及び6に於ける歯を無視すると、即ちその位置
の歯が仮想の歯列と噛合していないと仮定するな
らば、第10図で点1から点5の間の連続曲線は
実際には直線によつて表される。歯元円56と
(円状)連続曲線641との距離または間隔は点
1及び5の間の範囲で変化し、従つて円周角度ψ
にほぼ比例する。回転するカムデイスクの角速度
が一定であるならば、この場合には個々の歯の半
径方向速度は、望ましいところであるが、実際に
は一定となる。 第9図は中心122及び124の周囲に在る2
つの内円を示している。該円は左右の直線126
によつて連結されており、該直線の長さは中心1
22と124との間隔に等しい。円の上半分及び
下半分の夫々は双方の直線126とで閉曲線64
1を形成し、従つて該曲線上における接線はその
方向が常に変化する。歯車の減速比が比較的大き
い場合には4の歯数差で仮想の歯底曲線の連続曲
線641に類似のカムデイスクを実際に利用し得
る。 第11図は、第10図が第8図に関係している
如く、第9図に関係している説明図である。 減速比i=10からi=30の間の範囲の比較的僅
かな減速比のときには、第8及び第9図に図示の
連続曲線641は第12及び第13図に図示の連
続曲線641によつて代替されなければならな
い。該曲線は式(4)から得られる。第12及び第1
3図では中心58は、両方の中央歯車の中心軸と
図面の平面との交点である。 式(4)に基き、中央歯車の歯数差が2であるとき
には、第13図に図示の3個の円の中心M1,M
2及びM3が得られる。円の中心M2は、連続曲
線641の下半分の僅かに上で伸延している円セ
グメントの中心である。右上の1/4円内に配置さ
れている円の中心M1は、連続曲線641の左上
の1/4円内に実質的に位置する円セグメントの中
心である。これに対して左上の1/4円内に位置す
る円の中心M3は、右上の1/4円内に位置する円
セグメントの中心である。円の中心M1及びM3
に従属の両方の円セグメントは、上方変曲点98
で交差し、円の中心M2に従属の下部円セグメン
トへ変曲点無しで移行する。該連続曲線は第14
図では破線で、第8図の実線で図示の(円形)連
続曲線641と共に示されている。選択された減
速比が約6のときにも更に大きな約30までの減速
比のときにも役割を果し得る偏差が認められる。
この範囲で本発明による修正が重要な役割を果た
すのである。その為、仮想の歯底曲線の連続曲線
は円に極めて近接していることから、殆んどの場
合、遊星歯車のカムデイスクを円形輪郭に形成す
ることで十分である。 変曲点98は、第3図では丸み付け部分100
が備えられている点でから(第3図参照)。 第12図による連続曲線641は大まかに言う
とやや西洋梨形で、下部が僅かに上部よりも厚
い。第13図は歯数差4のときに生じる連続曲線
641を図示している。左上方の1/4円に於いて
連続曲線641は円の中心M4を有する円セグメ
ントであり、該中心は右上の1/4円に位置する。
右上の1/4円では連続曲線641は、左上の1/4円
内に位置する円の中心M1の周りにある円セグメ
ントである。右下の1/4円では連続曲線641
は、円の中心M2が左下の1/4円内に在る円セグ
メントであり、左下の1/4円では連続曲線641
は、円の中心M3が右下の1/4円に在る円セグメ
ントである。円の中心M3及びM2に従属のセグ
メントは下方変曲点98で交差する。円の中心M
1及びM4に従属のセグメントは上方変曲点98
で交差する。円の中心M4及びM3に従属のセグ
メントは、円の中心M4及びM3の間隔に等しい
長さを有する短い直線部分130によつて連結さ
れている。円の中心M1及びM2に従属のセグメ
ントは、円の中心M1及びM2の間隔に等しい長
さの短い直線部分130によつて同様に互いに連
結されている。 第15図は、第14図に類似しており、第9図
による仮想の歯先曲線の単純化された連続曲線6
41/9(実線)と、第13図による複雑な連続
曲線641/13(破線)との比較を図示してい
る。歯数差が増大するにつれて偏差が増大するこ
とが認められる。 仮想の歯先曲線の“西洋梨形”連続曲線641
は、第1図に図示の、遊星歯車の回転軸68が中
央歯車の中心軸60に対して偏心している装置を
結果として生み出す。該偏心は曲げモーメントに
より駆動軸が荷重を受けるという結果になる。こ
の曲げ荷重を防止する為には第16図の構成を選
択するとよい。 第12図に図示の仮想の歯先曲線の連続曲線6
41からは、円の中心M1及びM3に従属してい
る上部セクシヨンを使用する。第1の仮想の歯列
に対して180゜食違つており他の仮想の歯列の図
示されていない歯底曲線からは、第2の仮想の歯
列の図示されていない円の中心に従属しており、
図示されている曲線部分を使用する。このように
して第13図に於けるが如く4個の円の中心を
得、従つて4個の円弧で構成されている連続曲線
が得られる。両方の仮想の歯列を使用することに
より、第16図に従い第32及び第33図に図示
のカムデイスクを使用し得る。 第16図で略示されている装置に於ける中央歯
車の歯数差は△Z=2である。カムデイスク70
は遊星歯車を支持している。 第17図は本発明で主要の4個の部材即ち内歯
を有する2個の中央歯車42及び44、外歯を有
する遊星歯車50とカムデイスク70の相対的関
係を略示している。第1表では、どの部材(7
0,42又は44)が駆動され、どの部材(4
2,44,50又は70)が固定され且つどの部
材(42,44又は50)が従動軸と連結され得
るかを示している。
【表】 第1表からは例えば1方の中央歯車を駆動する
場合には他方の中央歯車のみが従動軸と連結され
得ることがわかる。前述の自動制止の為、遊星歯
車50へのトルク伝達は不可能であることから、
1個の中央歯車を駆動する場合には遊星歯車50
及びカムデイスク70のいずれをも従動軸と連結
し得ない。 矢印によつて“駆動”欄では回転方向が表示さ
れている。“減速比”欄では減速比並びに同様に
矢印で示されている従動軸の回転方向が記入され
ている。該矢印が“駆動”欄の矢印と同一方向で
あれば、同一回転方向に従動され、“減速比”欄
の矢印が“駆動”欄の矢印に対向しているなら
ば、逆の回転方向に従動される。 “減速比”欄に記載の歯車の減速比の計算は以
下の歯数を基準とした: (中央歯車 42) Z42=80 (中央歯車 44) Z44=78 (遊星歯車 50) Z50=79 第18図は第2図の左半分に類似しており、減
摩支承手段の一説明図である。 遊星歯車上の歯を移動自在に配置する可能性は
第19,20及び第21図にて図示されている。 第20図(部分的に断面図である側面図)及び
第21図(平面図)では遊星歯車基台503を有
する遊星歯車50は(リング等の形状の)側部案
内部134及び136を有しており、該案内部は
歯48の突出部138及び140を被覆する。第
19図で斜視的に図示されている歯48はこのよ
うにして遊星歯車基台503の周方向に移動自在
である。 第22図は遊星歯車基台503を有する遊星歯
車50の一部分を示している。該歯車は、歯車全
体を通じて軸方向に伸延するボア142を有して
いる。ボア142は交互に遊星歯車の内側又は外
側に向けてその周囲上で開口している。この種の
遊星歯車はある一定の限度内(約5%等)であれ
ば周方向にその寸法を変化し得、そのようにして
カムデイスクに適合可能である。歯48は先端部
154で関節的に連結された2個のフランク部分
168からなる。遊星歯車の外側に開口している
ボア142内には夫々一対の複式Sばねプレート
144が挿入されており、該プレートは上部及び
下部で分かれている8字ばねを構成する。ばねの
下部分はボア142内で小角度にて揺動し得る。
上部分は歯48を支持し、該歯のフランク部分1
68は内側に円形凹部146を有している。該凹
部には、歯48がばねプレート144上で揺動し
得るようにばねプレート144の上部の丸みが嵌
入される。更に歯48の脱離を防止すべく凹部は
引つ掛かり部を有している。歯48の先端部15
4は丸みつけされている。 このように保持されている歯は図面の平面内で
は多数の自由度を有している。 (1) 遊星歯車内のばねプレート144の回転及び
ばねプレート144上の歯48の回転により、
歯を二等分する線148と遊星歯車の間の角度
の変化(第22図の左歯のばねプレート144
中に記入されている揺動している複式矢印15
0方向の角度変化)が可能になる。 (2) 歯と噛合しているばねプレート144の上部
が可撓性であることから、歯のフランクの角度
2α及び高さを同時に変更し得る。高さhの変
更をフランクの角度2αの変更に依存させるこ
とが所望ならば適切な寸法を与えることによつ
て調整され得る。 第22図の図示の構造は従つて遊星歯車の歯列
を、内歯(又は外歯)を有する中央歯車の歯列で
構成されている仮想の歯列に適合させるのに適し
ている。 第23図は遊星歯車基台503を有する遊星歯
車50の小さな一部分を示しており、該歯車の歯
48は、歯を二等分する線148の範囲にわたる
スリツト178を有し、揺動自在に保持されてい
る。遊星歯車基台503は歯48の回動支承床1
52として凹形円筒面を有している。凹形円筒面
の曲率半径の中心が、歯48の(丸みつけを無視
した場合の)先端部155(歯面の交点)と同一
であるならば、歯が複式矢印150の方向にその
都度揺動しても歯の高さは変化されない。しかし
凹形円筒面の曲率半径の中心を先端部155の外
へ置くと、歯48のその都度の揺動は高さを変更
する。凹面の曲率を適切に選定することにより歯
の高さの変更及び複式矢印150方向の揺動の
夫々の所望の関係が達成され得る。更に第22図
に於ける如く歯の高さとフランクの角度との間の
相互関係が勿論生じる。 第24図に示された遊星歯車基台503を有す
る遊星歯車50は半円筒状凹部146を有してい
る。該凹部内には、位置158で開口している円
筒状ばね156が挿入されている。ばね156上
には第22図のばねプレート144上と同様に歯
48が載置されており、該歯の両方のフランク部
分168は上部で互いに連結している。この種の
構造は第22図の、2つの部分から成る複数なば
ねよりも安価である。この構造は又第22図のそ
れと同様に歯がその保持位置より脱離し得るとい
う欠点がある。この点は第25図に図示の“歯留
め金”160によつて防止される。該留め金は遊
星歯車の全周に、中央歯車の歯の横で遊星歯車の
歯48を互いに連結する。 第26図は個々のガイドシユー164から成る
遊星歯車の一部分を図示している。該ガイドシユ
ー164は弾性円筒ピン166によつて、該ガイ
ド164が周方向に互いに僅かに移動し得るよう
に、遊星歯車基台503に共に連結されている。
夫々のガイドシユー164はラジアル方向に外側
へ凹形の円の断面をたどる面128を有してお
り、該面128上に歯48が載置されている。凹
面128は曲率半径の中心が歯の先端部にあるよ
うに彎曲されている。従つて歯48が凹面128
上を移動すると、歯48の先端部の位置及びその
高さは維持され、歯48のガイドシユー164に
関する方向のみが変化する。 第26図の歯48は、第22図〜第25図に於
ける如く2個のフランク部分168から成る。第
27図は、歯先端部の区域に配置されているピン
188によつて両方のフランク部分168がヒン
ジの如く連結されている歯を示している。 第28図は第3図に類似の装置1/4を示すラジ
アル方向断面図である。しかし第28図に於いて
はカムデイスク70、力を伝達する支承部として
の機能を果たすローラ72、遊星歯車50、遊星
歯車の歯48及び両方の中央歯車42及び44が
完全に図示されている。図示の装置で両方の中央
歯車の歯数差は4であり減速比はi=15である。
多数の歯が噛合していることがわかるであろう。 第28図に示す遊星歯車基台503は第22図
の遊星歯車の如く図面の平面に対して垂直にボア
142を有している為、周方向にその長さを変更
し得る。更に第28図の遊星歯車は、温度変化等
による内部応力が生じることを防止すべく中断位
置170で分離されている。遊星歯車の開口して
いる中断位置170は破線で示されている弾性あ
て金錠172によつて緩く結合されている。該弾
性あて金錠172は自転車用チエーンの錠に類似
して形成されているが、周方向に弾力的且つ可撓
性である。 ローラ72を経て力を導入するときには該ロー
ラ72と遊星歯車50との間に帯鋼等の支承帯1
74が挿入される。これはローラ72が、これに
対向されているボア142中に嵌入しないための
ものである。該支承帯174は、屈曲したりねじ
れたりすることなくその周囲(温度変化等の場
合)が変化し得るようにスロツト176を有して
いる。スロツト176は、中心軸へ伸延するロー
ラ72が嵌入しないように支承帯174上を斜め
に走る(第29図参照)。 遊星歯車の個々の歯48は第23図に関して記
載されている如く保持されている。ここでは回動
支承床152を形成する凹形円筒面の中心は歯の
先端部154に正確に位置する為、歯の高さ(歯
タケ)は歯が回動支承床152中で回動するとき
に変化しない。こうして歯48の方向は仮想の歯
列の歯ミゾの方向に適合される(歯及び歯ミゾの
“方向”とは、歯を2等分する線148の方向を
意味する)。 更に歯48は第23図に於ける如く夫々スリツ
ト178を有している。こうしてフランクの角度
を仮想の歯列の歯ミゾの角度に適合せしめ得る。
フランクの角度が増大すると、歯48の高さは減
少するが、歯を僅かにフランクの角度を小さくす
べく、押し寄せると歯は高くなる。適切な寸法を
与えることによりこれら両方の変化の関係を所望
の如く調整し得る。従つて第28図は遊星歯車5
0の歯48が仮想の歯列と最高に適合すべく該歯
に与えられる全自由度を示している。更に中央歯
車42,44の歯をやや回動自在にすることも可
能である。この場合、前方の中央歯車44に細長
い凹部180が具備されており、該凹部180の
為、狭い可撓性ブリツジ184によつてのみ歯元
182と中央歯車44の本体186とが連結され
ている。ブリツジ184はその周囲で中央歯車4
4の歯が夫々僅かに回動し得る接続部として作用
する。同一の措置が後方の中央歯車42の歯に於
いても取られているが、図面の明確さを記すべく
図示されていない。 中央歯車42,44の両方の歯列は、歯の高さ
を2等分する夫々の円が1つの円80に一致すべ
く配置されている。この結果、相互に歯数の異な
る中央歯車42及び44の歯元円又は歯底円56
1及び562の半径が異なる。より多数の歯数
(より小さいピツチ)を有する中央歯車44は小
さい歯元円562を有する。中心軸60の周りで
カムデイスク70を回転させると、遊星歯車の歯
48は一定の半径方向速度で、中央歯車42及び
44が形成する仮想の歯列中に押入される。回動
支承床152中で歯48が回動自在である為、又
歯のスリツト178により仮想の歯列に対する最
高の適合性が達成される。仮想の歯列の異なるピ
ツチの調整には遊星歯車50の弾力性も関与す
る。 遊星歯車50の内部の輪郭は変曲点98を有し
ている。対応する位置(第3図参照)ではカムデ
イスク70は丸み付け部分100を有しており、
従つて形状では遊星歯車の内部の輪郭に正確には
対応しない。該丸み付け部分100によりローラ
72が歯の端部から回転して逃げることを防止す
る。でなければ対応する歯の支持が不確かになる
からである。 後方の中央歯車42は最大の歯元円561を有
している。破線で記入されている歯ミゾの端部は
従つて前方の中央歯車44の実線で図示されてい
る歯ミゾの端部より更に外側へ(歯元円561ま
で)と達している。中央歯車44の歯ミゾの端部
は小さい歯元円562までしか達しない。遊星歯
車50は矢印112の方向に(時計の回転方向と
は逆に)回転するため、前後して位置190(歯
は図示されていない)、192,194等を通過
する。最も深く侵入している歯は192の位置
で、後方の中央歯車42のフランクとは噛合して
いない。192の位置より194の位置へと、破
線で図示した後方の中央歯車42の歯ミゾの端部
は、実線で図示した前方の中央歯車44の歯ミゾ
の端部に対して△ψの値ほど移動する。194の
位置で、遊星歯車の歯48はその右側のフランク
で中央歯車42及び44の両方の左側のフランク
と当接しており、位置190では歯48の左側の
フランクは中央歯車42及び44の両方の右側の
フランクと当接している。これら3つの位置を通
じて矢印112の方向に行われる運動に於いて、
歯48は従つて後方の中央歯車42の右側のフラ
ンクより左側のフランクへと移行し、中間位置1
92では該歯は1個の中央歯車とのみ、即ち小さ
い歯元円を有している前方の中央歯車44とのみ
噛合する。これは丸み付け部分100が異なる歯
元円と共働することから可能である。この結果歯
48の運動方向が反転するときにも運動過程を妨
害しない。中央歯車44により歯48はプレスト
レスの状態下に保たれ、離脱するときにはばねま
たは弾性エネルギを実質的に全く衰退することな
く再び中央歯車42に提供する。 第29図は支承帯174の一部分の平面図であ
り、該支承帯は第28図との関連に於いて既に記
載のスロツト176を有している。 第30図は第1図に示す遊星歯車装置の軸方向
断面図であり、第1図ではこの第30図の線−
に沿つて断面図によつて、遊星歯車装置の基本
的な構成を示している。第31図は第30図の線
−に沿つた断面の本発明の一具体列を示して
おり、従つて第1図に対応する図である。 第31図は歯車の減速比が10である装置のラ
ジアル(半径)方向の断面を実寸で示した説明図
である。一般式構造ではこの種の小さい減速比は
実質的に実施可能な範囲内の限界的な具体例であ
る。第28図と同様、第31図に示した装置でも
中央歯車42及び44の歯元円(歯底円)561
及び562は異なる。仮想の歯底曲線64は中心
58に対して偏心度Eほど偏心している。遊星歯
車基台503は中断位置170にてスリツトを有
しており、カムデイスク用支承手段としてのすべ
り層196でその内側を覆われている。歯48は
第28図と同様遊星歯車内に回動自在に保持され
ている。従つて該歯は仮想の歯列に正確に適合し
得る。 この具体例に於いても両方の中央歯車42,4
4が遊星歯車内に保持されているだけで充分であ
る。一方の中央歯車を他方の中央歯車中に保持す
る必要はない。カムデイスク70は弾性カツプリ
ングを介して駆動されることが有利である。 第32図及び第33図に図示の装置は実用的で
あることが実証されている。第32図は第33図
の線に沿つた軸方向の屈曲された断面図
である。これに対して第33図は第32図の線
に沿つたラジアル方向の断面図である。 第33図中密に斜線が引かされているカムデイ
スク70は2個の半割体703及び704から成
り、4個の連結用ボア198を有している。該ボ
ア198中に縦手ボルト200が嵌入しており、
該ボルト200の他端部は駆動軸76(第32図
参照)のフランジ202中に嵌入している。 カムデイスク70はニードルベアリング72上
で支承帯174を支持しており、該支承帯174
は斜めスロツト176を有している(第28及び
第29図参照)。支承帯174は遊星歯車50に
よつて包囲されており、該遊星歯車の歯は両方の
中央歯車42及び44が形成する仮想の歯列の歯
ミゾと噛合する。右側の中央歯車44中には、軸
受204を介して左側の中央歯車42が保持され
ており、該中央歯車42は従動軸78と堅固に連
結されている。パツキング206及び208によ
つて装置は外部に対して密閉されている。(第3
2図参照) 両方の内歯を有する中央歯車42及び44の歯
数差は4である。第33図は明確にすべく遊星歯
車及び前述の変位自在である歯は図示されていな
い。仮想の歯底曲線64のみが太い一点鎖線で表
示されている。該歯底曲線は第13図の連続曲線
641に等しい。第3図の丸み付け部分100を
考慮しカムデイスク70を第33図による2個の
半円形半割体703,704から製造してもよ
い。これら両方の半円形半割体間の間隔は、第3
2図では平面が且つ第33図で縦断面が図示され
ている2個のねじ210によつて調整自在であ
る。両方のねじ210間には第32図でのみ図示
されている嵌め合い孔212が配置されており、
該孔中には、カムデイスク70の両方の半割体を
正確に調節すべく、両方の半割体を通じて夫々上
部及び下部に嵌め合いピンが挿通される。ねじ2
10により装置を組み立てる時にカムデイスクの
両方の半割体の間隔を正確に調整し得る。ねじ2
10による調節により組み立て時に要求される正
確な調整が達成されることから、仕上げ時に高度
の精密度に確保する必要はない。いずれかの部材
が後に摩耗した場合にはねじ210によつて再調
整してもよい。カムデイスク70の両方の半割体
は214の位置でノツチ及びバネによつて互いに
指向させられる。 駆動軸76とカムデイスク70との間では力的
な拘束のみ存在し形状的拘束はしていない連結手
段を備えるべきである。この理由から弾性カツプ
リングが具備されており、図示の如く厚いゴムス
リーブ216で継手ボルト200が支持されてお
り、該ゴムスリーブ216は該連結用ボルトを弾
性的に連結用ボア198と連結する。他の弾性カ
ツプリング及び歯連結も考えられ得る。 第34図は変速装置の軸方向断面図である。駆
動軸76を介して第1のカムデイスク701が駆
動される。該カムデイスクは180゜の角度だけオ
フセツトされて配置されている第2のカムデイス
ク702と堅固に連結されている。カムデイスク
702は従動軸78中の軸受218内に支承され
ている。 夫々のカムデイスク701及び702はニード
ルベアリング72を介してスロツトを有する支承
帯174と、前記実施例に従い夫々の仮想の歯列
に適合し得る歯を有する遊星歯車501及び50
2とを担持している。 総数3個の中央歯車421,422及び423
が2個の軸受204を介して相互に保持されてい
る。駆動軸76に対向している第1の中央歯車4
21の歯は、第1のカムデイスク701上の遊星
歯車501の歯と噛合する。中間の中央歯車42
2は2つの歯列を有しており、中央歯車422の
第1の歯列は第1のカムデイスク701上の遊星
歯車501の歯と、且つ第2の歯列は第2のカム
デイスク702上の遊星歯車502の歯と噛合し
ている。最後に、従動軸78と対向している第3
の中央歯車423の歯は第2カムデイスク702
上の遊星歯車502の歯と噛合する。 総数では5個の係合可能で且つ離脱可能なクラ
ツチK1,K2,K3,K4及びK5が備えられ
ている。 (1) クラツチK1を介して、駆動軸76を同軸L
で包囲しているクラツチリング222を、ハウ
ジング220と連結してもよい。中央歯車42
1はクラツチリング222の内側の部分を包囲
し、この2つの間にはクラツチK2が具備され
ている。 (2) 従動軸78は、3個の中央歯車421,42
2及び423を包囲しているハウジング224
と固く連結されている。夫々1つのクラツチK
3,K4又はK5によりハウジング224は
夫々1つの中央歯車と連結され得る。 駆動軸76と従動軸78との間で減速を達成す
るならば、少なくとも2つのクラツチが係合され
なければならない。逆回転を実施する2つの異な
る可能性が認められる。 連結されている及び連結されていないクラツチ
の種々の組合わせが以下の第2表より求められ
る:
【表】
【表】 以上の通り、本発明では、遊星歯車の歯が周方
向の力にそれ程影響されることはなく、従来の歯
車装置のように、歯車の各歯が曲げ荷重を受けて
破損されるという問題を確実に解消し得、比較的
大きなトルクの伝達を確実に行ない得る遊星歯車
装置が提供され得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は遊星歯車装置の基本的な構成を示すた
めに1列の仮想の歯列のみを使用し、内歯を有す
る中央歯車の歯数差が2である第30図に示す遊
星歯車装置の線−に沿つたラジアル方向の断
面説明図、第2図は外歯を有する中央歯車の歯数
差が2である第1図と同様の断面説明図、第3図
は2個の中央歯車を有し歯数差が4である装置の
1/4部分を示すラジアル方向の断面図、第3A図
は明確さを期すべく第3図に示した部分Aの詳
細図、第4図〜第7図は仮想の歯列の歯面間の遊
星歯車の歯の配置を示す説明図、第8図〜第15
図は“滑らか”な形状の仮想の歯先曲線の偏り及
び変曲位置に於ける丸みつけを示す説明図、第1
6図は遊星歯車装置の基本的な構成を示すために
2列の仮想の歯列を使用し歯数差が2である装置
のラジアル方向の部分断面説明図、第17図は歯
車の減速比を説明するための装置の1部分の軸方
向断面図、第18図は減摩支承手段の説明図、第
19図〜第21図は遊星歯車上の歯の移動自在の
配置を示す説明図、第22図〜第27図は遊星歯
車の歯の種々の構造の説明図、第28図は装置の
1/4部分を示すラジアル方広の断面図、第29図
はスロツトを有する支承帯の説明図、第30図は
第1図の装置の軸方向断面説明図、第31図は第
1図に類似の装置のラジアル方向の断面図、第3
2図は第33図に示す装置の線−
に沿つた軸方向断面図、第33図は第32図に
示す線−に沿つたラジアル方向
の断面図、第34図は本発明による遊星歯車装置
の他の具体例の軸方向断面図である。 42,44,82,84,421,422,4
23……中央歯車、46,48,74,88……
歯、50,90,501,502……遊星歯車、
70,86,701,702……カムデイスク、
72……ローラ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 断面形状が実質的に三角形である歯を、協働
    して仮想の歯列を形成すべく夫々異なる歯数だけ
    有し、夫々のピツチ円の直径が実質的に等しい少
    なくとも一対の太陽歯車と、この一対の太陽歯車
    の歯に沿つて当該一対の太陽歯車の歯との間に間
    隙を形成するように設けられた遊星歯車基台と、
    前記仮想の歯列に噛合すべく前記間隙に配置され
    ており且つ前記遊星歯車基台の周方向に関して当
    該遊星歯車基台に対して相対的に可動となるべ
    く、遊星歯車基台とは別体であつて、夫々が、
    個々独立に可動となるべく、別体に形成された複
    数の遊星歯車歯部材と、前記複数の遊星歯車歯部
    材の前記仮想の歯列に対する噛合状態を変化させ
    るべく前記遊星歯車基台に回転自在に連結された
    カムデイスクとからなる遊星歯車装置。 2 前記少なくとも一対の太陽歯車が内歯歯車か
    ら形成されており、前記遊星歯車歯部材が遊星歯
    車基台外周上に配置されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の遊星歯車装置。 3 前記少なくとも一対の太陽歯車が外歯歯車か
    ら形成されており、前記遊星歯車歯部材が遊星歯
    車基台の内周上に配置されて前記太陽歯車を取り
    囲んでおり、前記カムデイスクが遊星歯車基台の
    外側から遊星歯車基台に作動的に連結されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    遊星歯車装置。 4 前記複数の遊星歯車の前記一対の太陽歯車に
    加えて少なくとも1つの他の太陽歯車が噛合して
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項から
    第3項のいずれかに記載の遊星歯車装置。 5 全ての太陽歯車が同軸上に相前後して配置さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    から第4項のいずれかに記載の遊星歯車装置。 6 第1の軸と、この第1の軸に夫々クラツチを
    介して連結可能であり、断面形状が実質的な三角
    形である内歯を、協働して仮想の歯列を夫々形成
    すべく夫々異なる歯数を有し、夫々のピツチ円の
    直径が実質的に等しい第1、第2及び第3の太陽
    歯車と、これら3個の太陽歯車の内歯に沿つて当
    該3個の太陽歯車の内歯との間に間隙を形成する
    ように設けられた第1及び第2の遊星歯車基台
    と、前記仮想の歯列に噛合すべく前記間隙に配置
    されており且つ前記遊星歯車基台の周方向に関し
    て前記2個の遊星歯車基台に対して相対的に可動
    となるべく、遊星歯車基台とは別体であつて、
    夫々が個々独立に可動となるべく別体に形成され
    た第1及び第2の遊星歯車外歯部材と、同軸的に
    配置され前記遊星歯車外歯部材の前記仮想の歯列
    に対する夫々の噛合状態を変化させるべく前記遊
    星歯車基台に夫々回転自在に連結された2個のカ
    ムデイスクと、これらカムデイスクを回転駆動す
    べく該カムデイスクを連結した第2の軸とからな
    る遊星歯車装置において、前記第1の軸に対向す
    る第1の太陽歯車の内歯、及び2列の内歯列を有
    しかつ第1及び第3の太陽歯車の間に位置する第
    2の太陽歯車の一方の内歯列の歯が、該第1の軸
    に対向する第1の遊星歯車外歯部材と噛合し、前
    記第2の軸に対向する第3の太陽歯車の内歯及び
    前記第2の太陽歯車の他方の内歯列の歯が該第2
    の軸に対向する第2の遊星歯車外歯部材と噛合す
    ることを特徴とする遊星歯車装置。 7 全ての太陽歯車が同軸上に相前後して配置さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第6項
    に記載の遊星歯車装置。 8 前記第1の軸がハウジングからなり、前記第
    3の太陽歯車が連結自在の第1のクラツチによつ
    てハウジングと連結可能であることを特徴とする
    特許請求の範囲第6項又は第7項に記載の遊星歯
    車装置。 9 前記2個のカムデイスクにおいて一方のカム
    デイスクの最大径が他方のカムデイスクの最大径
    に関してオフセツトされていることを特徴とする
    特許請求の範囲第6項から第8項のいずれかに記
    載の遊星歯車装置。 10 前記2個のカムデイスクの最大径間のオフ
    セツトの程度が180゜であることを特徴とする特
    許請求の範囲第6項から第9項のいずれかに記載
    の遊星歯車装置。
JP51121774A 1975-10-11 1976-10-08 Planetary toothed wheel gearing Granted JPS5247164A (en)

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