JPS61129924A - テレビジヨン放送受信装置 - Google Patents
テレビジヨン放送受信装置Info
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- JPS61129924A JPS61129924A JP59068985A JP6898584A JPS61129924A JP S61129924 A JPS61129924 A JP S61129924A JP 59068985 A JP59068985 A JP 59068985A JP 6898584 A JP6898584 A JP 6898584A JP S61129924 A JPS61129924 A JP S61129924A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
技術分野
本発明は、残留側波帯方式のテレビジョン放送波に混入
した妨害波を除去して良質の受信を行なうようにし九テ
レビジョン放送受信、装置に関し、特に、受像画質に及
ぼす影響の大きい両側波帯伝送帯域に混入し次妨害波を
除去し得るようにし友ものである。 従来技術 従来、受信し次テレビジョン放送波に混入している妨害
波金除去するには、阻止帯域幅の狭い帯域除去フィルタ
、すなわち、いわゆるノツチフィルタを用いて、妨害波
とともに削除される信号成分を局限するようにしていた
。しかしながら、妨害波が残留側波帯方式テレビジョン
放送波の両側波帯伝送帯域内にあって映像搬送波に近接
している場合には、ノツチフィルタの挿入によって副次
的に生ずる信号成分の欠除による復調出力映像信号の波
形歪みが大きく現われるので、妨害波と映像搬送波との
ビートの発生による受像画質の劣化はノツチフィルタの
挿入によって軽減されても、副次的に生ずる信号波形の
歪みによる画質劣化を伴い、十分な受像画質の改善が得
られない、という欠点があった。 発明の要点 本発明の目的は、上述した従来の欠点を除去し・残留側
波帯方式テレビジョン放送波の両側波帯伝送帯域内に混
入して受像画質に著しい劣化を生ずる妨害波を、復調出
力映像信号波形の歪みによる画質劣化を伴うことなく、
十分に除去し得るようにしたテレビジョン放送受信装置
を提供することにある。 すなわち、本発明テレビジョン放送受信装置は、残留側
波帯伝送テレビジョン放送波の両側波帯伝送帯域内に妨
害波が混入した場合に、テレビジョン放送波あるいはそ
れを周波数変換した中間周波信号の復調出力映像周波信
号の直交成分としては、両側波帯変調成分である映像信
号成分は現われず、単側波帯変調成分の形態にて混入し
次妨害波成分のみが現われることを巧みに利用して妨害
波成分を検出し、その検出出力妨害波成分により、受信
したテレビジョン放送波中の妨害波成分全相殺′除去す
るようにしtものであり、残留側波帯方式のテレビジョ
ン放送波らるいはそのテレビジョン放送波を周波数変換
した中間周波信号から搬送波を再生する搬送波再生手段
と、再生した前記搬送波送波および前記π/2移相した
搬送波により前記テレビジョン放送波あるいは中間周波
信号全それぞれ同期検波する第1および第2の同期検波
手段と、前記第2の同期検波手段の出力映像信号の周波
数帯域を前記テレビジョン放送波あるいは中間周波信号
の両側波帯伝送帯域に対応した周波数帯域に制限する帯
域制限手段と、その帯域制限手段の出力映像信号をπ/
2移相する映像周波移相手段と、その映像周波移相手段
および前記第1の同期検波手段の出力映像信号を互いに
合成する合成手段とを備え、その合成手段の出力として
前記テレビジョン放送波あるいは中間周波信号の両側波
帯伝送帯域に混入した妨害波を除去した出力映像信号′
f:得るようにしたことを特徴とするものである。 実施例 以下に図面を参照して実施例につき本発明の詳細な説明
する。 まず、残留側波帯方式テレビジョン放送波の側波帯分布
を第1図(alに示すが、これは第1図(b)および(
C)にそれぞれ示す同相成分および直角位相成分に分け
ることができる。図中、ω。は映像搬送波の角周波数で
ある。 いま、テレビジョン放送波における映像信号をG (t
)とし、映像搬送波の角周波数音ω。とすると、振幅変
調テレビジョン放送波G (t) cosω。tt−第
1図(alに示すように残留側波帯伝送した場合に、そ
の信号成分はつぎのように表わすことができる。 なお、以下の関係は、残留側波帯伝送テレビジョン放送
波を周波数変換した中間周波信号についてもそのままあ
てはまる。 c(tl cos (Ql を十θJ−S(t)Sin
((tl t+θ)(1)oo
o。 ここに、θ に映像搬送波角周波数ω。における信号の
位相であり、ま之、C(tlおよびS (t)はそれぞ
れ第1図(blおよび(C)において映像搬送波角周波
数ω。をOすなわちゼロ周波数にシフトした特注の伝達
関数を有する回路に上述した振幅変調波G(tl ’i
供給した場合にそれぞれ得られる出力応答である。しか
して、映像信号G(tlの周波数帯域が第1図(a)に
示した帯域νの範囲に限られているものとし、同相成分
の伝達関数の振幅特注が平坦であり、位相特注がリニア
である場合には、C(tl = G(tl/ 2
となる。し定がって、(1)式によって表わされる出力
をつぎの(2)式の搬送波によって同期検波すれば、も
との映像信号が完全に復調される。 cos (ωを十〇。)(2) 同相成分の振幅4?注を平坦にするように構成したバン
ドパスフィルタの帯域特注に第2図(a)示すようにな
り、また、このときフィルタの位相%注はリニアとする
。したがって、第1図(a)に示した側波帯分布を有す
るテレビジョン放送波t−第2図((転)に示した帯域
特注のバンドパスフィルタに供給し、そのF波出力を映
像搬送波cos(ω。t+θ。)と同一の角周波数ω。 および位相θ。を有する搬送波によって同期検波すると
、もとの映像信号が得られ、−万、映像搬送波と同一の
角周波数ω。を有するも、位相が上述し次θ。とに丁だ
け異なる搬送波Sin (ω。t+θ。〕によって同期
検波すると、角周荻数θ〜μの範囲においてに映倫信号
成分が全く含ま潰い映像信号成分の直角位相成分が得ら
れる。 かかる状態のもとに、第2図(atに示すように、映像
搬送波の角周波数ω。から角周波数δだけ鮭た周波数位
置につざの妨害波 B@cos(Cω。+δ)tl(θ。+ψ〕)(δ)が
混入したとする。ここに、(θ。+ψ)は妨害波の位相
である。この妨害波を映像搬送波と同一の角周波数ω。 および位相θ。を有する搬送波、すなわち、(2)式に
よって表わされる搬送波と、映像搬送波と同一の角周波
数ω。を有するも、iだけ位相の異なるつぎの(4)式
の搬送波 51n(ωを十〇。) (4)とICよ
ってそれぞれ同期検波し、ベースバント成分のみをそれ
ぞれ取出すと、 同相g分 B−008(Jt+ψ)+ O(tl直角位
相成分 −−8in(at +IP) −3(tl
(61なる二様の復調出力が得られる。そのうち、
(6)式の直角位相成分を帯域幅μのバンドパスフィル
タに加えると、そのフィルタの出力側に(6)式の第1
項に相当する成分、すなわち、妨害波成分B 。 一−s1n (δt+ψ)(7) のみを取出すことができる。 一方、(5)式の同相成分中にに、帯域幅μの範囲内に
ついてみてももとの映像信号成分と妨害波成分とが含ま
れている。し九がって、いま、(7)式によって表わさ
れる妨害波成分から −−Co5(δt+ψ)(8) なる形態の信号成分を作り出すことができれば、その信
号成分を(5)式の同相成分に加算合成することにより
、妨害波成分を相殺除去することができる。 しかして、())式の妨害波成分から(8)式の信号成
分全作り出すには、(7)式の妨害波成分の位相全90
度すなわち−だけ直角に転換するように、i移相回路を
通過させる。 本発明受信装置は、以上のような動作原理を実現するよ
うに構成したものであり、その原理的構成を第3図に示
す。図示の構成においてに、入力端子lOに供給し次テ
レビジョンの放送波あるいはそれ全周波数変換した中間
周波信号を位相直線性の良好なバンドパスフィルタ1に
導き、残留側波帯刀式テレビジョン放送波の両側波帯伝
送帯域に相当する周波数帯域のみ、第2図(〜に示し友
ように信号振幅を半減させたうえで、同期検波回路2お
よび8に韮列に供給する。それらの同期検波回路2.3
を駆動する搬送波は、入力端子10からのテレビジョン
放送波あるいに中間周波信号を搬送波再生回路8に供給
してその映像搬送波成分ヲ抜キ出し、バンドパスフィル
ターのp波出力中の映像搬送波成分と同相にて発生させ
る。その同相搬送波を、同期検波回路2に直接に印加し
て同相成分の映像信号f、得るとともに、−移相回路9
を介して90度だけ移相したうえで同期検波回路3に印
加して直角位相成分の映像信号と妨害波成分全検波出力
として取出す。後者の同期検波回路8の検波出力を残留
側波帯方式テレビジョン放送波あるいは中間周波信号の
両側波帯伝送帯域に相当する映像周波数帯域のみを通過
させるバンドパスフィルタ6に供給して、そのフィルタ
6の出力側から両側波帯伝送帯域に相当する周波数帯域
内に存在する妨害波威容のみを取出し、その妨害波で、
喪すればレベル調整回路(図示せず)t″介して加算回
路5に導く。前者の同期検波回路2からの映像信号成分
は、他方の系統におけるバンドパスフィルタ6が呈する
遅延と同等の遅延を与える遅延回路4t−介してタイミ
ングを揃えたうえで、同じく加算回路5に導き、他方の
系統から導いた上述の妨害波成分と加算合成すれば、両
側波帯伝送帯域に相当する周波数帯域内に混入している
妨害波を相殺除去した良質の復調出力映像信号を出力端
子11から取出すことができる。 なお、検波出力妨害波成分を90度移相するー移相回路
9#:c、伝達関数のインパルスレスポンスすることが
でき、かかるフィルタとしては、例えは、すでに冥用化
されている電荷結合素子00Dを用イて構成し次トラン
スバーサルフィルタなどを適用することができる。また
、この−移相回路9の構成に際して、バンドパスフィル
タ6の戸波特注をも含めることも可能である。なお、テ
レビジョン放送波あるいは中間周波信号に対して第2図
(a)に示す特注を付与するバンドパスフィルターの方
は、例えば弾性表面波素子を用いることによって容易に
構成することができる。 つぎに、第3図示の原理的構成において、−移相回路9
に前述のトランスバーサルフィルタナト特別の回路f!
累を使用することなく、慣用の回路要素を用いて簡易に
π/2移相回路9を構成し友場合における本発明受信装
置の他の構成例を第4図に示す。第4図示の構成例にお
いて破線枠により囲んで示す回路部分は、第3図示の原
理的構成においてπ/2移相回路9t−除い友残余の回
路部分と全く同一である。すなわち、第4図示の構成例
においては、第3図示の原理的構成におけるπ/2移相
回路9t−1乗3111M1a、バンドパスフィルメト
1同期検波回路16およびレベル調整回路16を順次に
接続した構成によって置換し友ものであり、パントハス
フィルタ6から得九ベースバンドの妨害波成分を乗算回
路13に導いて搬送波再生回路8からの再生搬送波と乗
算することにより一旦搬送妨害波成分の形態に戻し、バ
ンドパスフィルタ14により上側波帯成分のみを取出し
て同期検波送波により同期検波することにより、バンド
パスフィルタ60F波出力妨害波成分から90置移相し
九妨曹波成分を取出し、レベル調整回路16を介して加
算回路5に供給するようにしである。 しかして、バンドパスフィルタ6のF波出力は(7)式
の妨害波成分でらり、この(7)式の妨害波成分と搬送
波再生回路8から得た(2)式の再生搬送波とを乗算す
ると、つぎの(9)式の搬送妨害波成分が得られる。 この(9)式における右辺の第2項すなわち下側波帯成
分をバンドパスフィルタ14により除去して、右辺の第
1項すなわち上側波帯成分のみを取出すと・ なるF波出力搬送妨害波成分が得られる。この戸波出力
搬送妨害波成分を同期検波回路15に導き、“/2#相
同相フからの(4)式による直角位相搬送波によって同
期検波すると、つぎの(11)式によって表わされる妨
害波成分が得られる。 一−COS (δt+ψ) (11)こ
の(11)式の妨害波成分のレベルをレベル調整回路1
6において4倍に調整したうえで、同期検波回路2から
の同相成分映像信号と加算合成すると、(5)式の巣1
項が表わす混入妨害波成分が相殺除去されることになり
、復調出力映像信号0 (t)のみが得られる。なお、
再生搬送波との乗算を行なう乗算回路13は一種の変調
器であり、例えば平衡変調器を適用することができる。 つぎに、混入妨害波成分が除去されていること以外にな
、入力1子に供給したテレビジョン放送波乃至中間周波
信号と全く同一の放送波乃至中間周波信号が出力端子に
現われるようにした本発明受信装置の構成例金第5図に
示す。すなわち、第5図示の構成例の主要部は、第3図
乃至第4図示の構成例における入力端のバンドパスフィ
ルタ1を除去し友形態をなしており、加算回路5からは
、第3図乃至第4図示の構成例におけると同様に、両側
波帯伝送帯域に相当する周波数帯域に混入し之妨讐波成
分を除去した同相成分復調出力映像信号0 (t)が得
られる。−万、同期検波回路3の検波出力を、残留側波
帯方式テレビジョン放送波の単側波帯伝送帯域に相当す
る通過帯域を有するバンドパスフィルタ17に供給する
と、両側波帯伝送帯域に相当する周波数帯域に混入した
妨害波成分が含まれていない直角位相成分映像信号S
(tlが得られる。これは、上記妨害波成分の存在する
周波数帯域を帯域阻止し友のであるから当然である。 かかる状態において、加算回路5からの同相成分映像信
号0(t)と搬送波再生回路8からの(2)式の同相搬
送波とを乗算回路20に供給して乗算することにより同
相の搬送映倫信号成分を形成するとともに、バンドパス
フィルター7からの直角位相成分映像信号−S (t)
をレベル調整回路18および遅延回路19t−介して乗
算回路21に供給するとともに、(4)式の直角位相搬
送波をも乗算回路21に供給して乗算することにより直
角位相の搬送映像信号成分を形成する。しかる後に、そ
れら同相および直角位相の搬送映像信号成分を加算回路
22により加算合成すれば、出力端子23には、混入妨
害波を除去した他は、入力端子lOに供給した(1)式
のテレビジョン放送波と全く同一の搬送映像信号波が得
られる。 なお、同期検波回路aの検波出力をバフドパスフイルタ
ロを介して供給するπ/2移相回路9として、第4図示
の構成例における乗算回路13、バンドパスフィルタ1
4、同期検波回路15およびレベル調整回路16の縦続
接続回路を代替使用すれば、第4図示の構成例と同様に
、特別の回路要素を使用することなく、回路装置の構成
を簡単化して低廉に実現することができる。 効果 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、テレ
ビジョン放送受信装置に入来する残留側波帯方式テレビ
ジョン放送波の両側波帯伝送帯域に混入して受像画質を
著しく劣化させる妨害波を、副次的な信号成分欠除によ
る信号波形歪み等の特注劣化を伴うことなく、十分に相
殺除去して良質の受像画質を確保することができる。 さらに、本発明によれば、その動作原理から明らかなよ
うに、両側波帯伝送帯域に混入した複数の妨害波を同時
に除去することができ、両側波帯伝送帯域中、上側波帯
、下側波帯いずれの帯域に混入し、あるいは、それらの
双方に同時に混入した妨害波も、妨害波が映像搬送波に
対し周波数軸上で対称でない限り、同様に除去すること
ができる。すなわち、映倫搬送波に対して上側波帯と下
側波帯とにて対称の周波数位置に偶然に同時混入しない
限9、あらゆる状態にて当該帯域に混入した妨害波を、
いずれも同様に相殺除去することができる。 ま危、第4図示の構成例におけるように、広い周波数帯
域に亘る信号成分t−90度移相する場合、複雑なトラ
ンスバーサルフィルタは用いずに、従来慣用の回路要素
のみにより構成して実質的に広い帯域に亘る信号成分の
90度移相を行ない、簡単かつ低廉な構成の回路装置に
より妨害波を十分に除去して良質の受信を行なうことが
できる。なお、第8図乃至第4図示の構成においては、
入力端のバンドパスフィルタ1は、例えば第6図に示す
ようなベースバンドF波特性を与えて出力端に挿入して
も同様の作用効果が得られる。 さらに、第5図示の構成においては、第2図(alに示
したようなF波%性のバンドパスフィルタを必要とせず
に、両側波帯伝送帯域に混入した妨害波をほぼ完全に除
去した他は入力と全く同一のテレビジョン放送波信号あ
るいは中間周波信号が得られるので、既製の嬌信装置に
前置して簡単にテレビジョン放送受信の妨害波除去を行
なうことができる。例えば、放送波中継網中のサテライ
ト局における受信装置に第5図示の構成による本発明装
置を前置すれば、良質の放送波中継を容易に達成するこ
とができる。また、第5図示の構成による本発明装置を
・通常の受像機の中間周波増幅段に挿入するように構成
すれば、受像機におけるチャネル選択の如何に拘わりな
く、妨害波除去を行なうことができる。 なお、本発明においてに、テレビジョン放送波の両側波
帯伝送帯域に混入しても画質低下を伴うことなく除去し
得る妨害波の種類が、振幅変調波、周波数変調波等の種
類を問わず、極めて広い範囲に亘ることに、本発明の顕
著な効果であり、さらに、テレビジョン放送の異なるサ
ービスエリアの境界寧域に発句しやすい局間周波数差圧
よるオフセットビート障害も本発明によって、同様に除
去し得る、という格別の効果も得られる。
した妨害波を除去して良質の受信を行なうようにし九テ
レビジョン放送受信、装置に関し、特に、受像画質に及
ぼす影響の大きい両側波帯伝送帯域に混入し次妨害波を
除去し得るようにし友ものである。 従来技術 従来、受信し次テレビジョン放送波に混入している妨害
波金除去するには、阻止帯域幅の狭い帯域除去フィルタ
、すなわち、いわゆるノツチフィルタを用いて、妨害波
とともに削除される信号成分を局限するようにしていた
。しかしながら、妨害波が残留側波帯方式テレビジョン
放送波の両側波帯伝送帯域内にあって映像搬送波に近接
している場合には、ノツチフィルタの挿入によって副次
的に生ずる信号成分の欠除による復調出力映像信号の波
形歪みが大きく現われるので、妨害波と映像搬送波との
ビートの発生による受像画質の劣化はノツチフィルタの
挿入によって軽減されても、副次的に生ずる信号波形の
歪みによる画質劣化を伴い、十分な受像画質の改善が得
られない、という欠点があった。 発明の要点 本発明の目的は、上述した従来の欠点を除去し・残留側
波帯方式テレビジョン放送波の両側波帯伝送帯域内に混
入して受像画質に著しい劣化を生ずる妨害波を、復調出
力映像信号波形の歪みによる画質劣化を伴うことなく、
十分に除去し得るようにしたテレビジョン放送受信装置
を提供することにある。 すなわち、本発明テレビジョン放送受信装置は、残留側
波帯伝送テレビジョン放送波の両側波帯伝送帯域内に妨
害波が混入した場合に、テレビジョン放送波あるいはそ
れを周波数変換した中間周波信号の復調出力映像周波信
号の直交成分としては、両側波帯変調成分である映像信
号成分は現われず、単側波帯変調成分の形態にて混入し
次妨害波成分のみが現われることを巧みに利用して妨害
波成分を検出し、その検出出力妨害波成分により、受信
したテレビジョン放送波中の妨害波成分全相殺′除去す
るようにしtものであり、残留側波帯方式のテレビジョ
ン放送波らるいはそのテレビジョン放送波を周波数変換
した中間周波信号から搬送波を再生する搬送波再生手段
と、再生した前記搬送波送波および前記π/2移相した
搬送波により前記テレビジョン放送波あるいは中間周波
信号全それぞれ同期検波する第1および第2の同期検波
手段と、前記第2の同期検波手段の出力映像信号の周波
数帯域を前記テレビジョン放送波あるいは中間周波信号
の両側波帯伝送帯域に対応した周波数帯域に制限する帯
域制限手段と、その帯域制限手段の出力映像信号をπ/
2移相する映像周波移相手段と、その映像周波移相手段
および前記第1の同期検波手段の出力映像信号を互いに
合成する合成手段とを備え、その合成手段の出力として
前記テレビジョン放送波あるいは中間周波信号の両側波
帯伝送帯域に混入した妨害波を除去した出力映像信号′
f:得るようにしたことを特徴とするものである。 実施例 以下に図面を参照して実施例につき本発明の詳細な説明
する。 まず、残留側波帯方式テレビジョン放送波の側波帯分布
を第1図(alに示すが、これは第1図(b)および(
C)にそれぞれ示す同相成分および直角位相成分に分け
ることができる。図中、ω。は映像搬送波の角周波数で
ある。 いま、テレビジョン放送波における映像信号をG (t
)とし、映像搬送波の角周波数音ω。とすると、振幅変
調テレビジョン放送波G (t) cosω。tt−第
1図(alに示すように残留側波帯伝送した場合に、そ
の信号成分はつぎのように表わすことができる。 なお、以下の関係は、残留側波帯伝送テレビジョン放送
波を周波数変換した中間周波信号についてもそのままあ
てはまる。 c(tl cos (Ql を十θJ−S(t)Sin
((tl t+θ)(1)oo
o。 ここに、θ に映像搬送波角周波数ω。における信号の
位相であり、ま之、C(tlおよびS (t)はそれぞ
れ第1図(blおよび(C)において映像搬送波角周波
数ω。をOすなわちゼロ周波数にシフトした特注の伝達
関数を有する回路に上述した振幅変調波G(tl ’i
供給した場合にそれぞれ得られる出力応答である。しか
して、映像信号G(tlの周波数帯域が第1図(a)に
示した帯域νの範囲に限られているものとし、同相成分
の伝達関数の振幅特注が平坦であり、位相特注がリニア
である場合には、C(tl = G(tl/ 2
となる。し定がって、(1)式によって表わされる出力
をつぎの(2)式の搬送波によって同期検波すれば、も
との映像信号が完全に復調される。 cos (ωを十〇。)(2) 同相成分の振幅4?注を平坦にするように構成したバン
ドパスフィルタの帯域特注に第2図(a)示すようにな
り、また、このときフィルタの位相%注はリニアとする
。したがって、第1図(a)に示した側波帯分布を有す
るテレビジョン放送波t−第2図((転)に示した帯域
特注のバンドパスフィルタに供給し、そのF波出力を映
像搬送波cos(ω。t+θ。)と同一の角周波数ω。 および位相θ。を有する搬送波によって同期検波すると
、もとの映像信号が得られ、−万、映像搬送波と同一の
角周波数ω。を有するも、位相が上述し次θ。とに丁だ
け異なる搬送波Sin (ω。t+θ。〕によって同期
検波すると、角周荻数θ〜μの範囲においてに映倫信号
成分が全く含ま潰い映像信号成分の直角位相成分が得ら
れる。 かかる状態のもとに、第2図(atに示すように、映像
搬送波の角周波数ω。から角周波数δだけ鮭た周波数位
置につざの妨害波 B@cos(Cω。+δ)tl(θ。+ψ〕)(δ)が
混入したとする。ここに、(θ。+ψ)は妨害波の位相
である。この妨害波を映像搬送波と同一の角周波数ω。 および位相θ。を有する搬送波、すなわち、(2)式に
よって表わされる搬送波と、映像搬送波と同一の角周波
数ω。を有するも、iだけ位相の異なるつぎの(4)式
の搬送波 51n(ωを十〇。) (4)とICよ
ってそれぞれ同期検波し、ベースバント成分のみをそれ
ぞれ取出すと、 同相g分 B−008(Jt+ψ)+ O(tl直角位
相成分 −−8in(at +IP) −3(tl
(61なる二様の復調出力が得られる。そのうち、
(6)式の直角位相成分を帯域幅μのバンドパスフィル
タに加えると、そのフィルタの出力側に(6)式の第1
項に相当する成分、すなわち、妨害波成分B 。 一−s1n (δt+ψ)(7) のみを取出すことができる。 一方、(5)式の同相成分中にに、帯域幅μの範囲内に
ついてみてももとの映像信号成分と妨害波成分とが含ま
れている。し九がって、いま、(7)式によって表わさ
れる妨害波成分から −−Co5(δt+ψ)(8) なる形態の信号成分を作り出すことができれば、その信
号成分を(5)式の同相成分に加算合成することにより
、妨害波成分を相殺除去することができる。 しかして、())式の妨害波成分から(8)式の信号成
分全作り出すには、(7)式の妨害波成分の位相全90
度すなわち−だけ直角に転換するように、i移相回路を
通過させる。 本発明受信装置は、以上のような動作原理を実現するよ
うに構成したものであり、その原理的構成を第3図に示
す。図示の構成においてに、入力端子lOに供給し次テ
レビジョンの放送波あるいはそれ全周波数変換した中間
周波信号を位相直線性の良好なバンドパスフィルタ1に
導き、残留側波帯刀式テレビジョン放送波の両側波帯伝
送帯域に相当する周波数帯域のみ、第2図(〜に示し友
ように信号振幅を半減させたうえで、同期検波回路2お
よび8に韮列に供給する。それらの同期検波回路2.3
を駆動する搬送波は、入力端子10からのテレビジョン
放送波あるいに中間周波信号を搬送波再生回路8に供給
してその映像搬送波成分ヲ抜キ出し、バンドパスフィル
ターのp波出力中の映像搬送波成分と同相にて発生させ
る。その同相搬送波を、同期検波回路2に直接に印加し
て同相成分の映像信号f、得るとともに、−移相回路9
を介して90度だけ移相したうえで同期検波回路3に印
加して直角位相成分の映像信号と妨害波成分全検波出力
として取出す。後者の同期検波回路8の検波出力を残留
側波帯方式テレビジョン放送波あるいは中間周波信号の
両側波帯伝送帯域に相当する映像周波数帯域のみを通過
させるバンドパスフィルタ6に供給して、そのフィルタ
6の出力側から両側波帯伝送帯域に相当する周波数帯域
内に存在する妨害波威容のみを取出し、その妨害波で、
喪すればレベル調整回路(図示せず)t″介して加算回
路5に導く。前者の同期検波回路2からの映像信号成分
は、他方の系統におけるバンドパスフィルタ6が呈する
遅延と同等の遅延を与える遅延回路4t−介してタイミ
ングを揃えたうえで、同じく加算回路5に導き、他方の
系統から導いた上述の妨害波成分と加算合成すれば、両
側波帯伝送帯域に相当する周波数帯域内に混入している
妨害波を相殺除去した良質の復調出力映像信号を出力端
子11から取出すことができる。 なお、検波出力妨害波成分を90度移相するー移相回路
9#:c、伝達関数のインパルスレスポンスすることが
でき、かかるフィルタとしては、例えは、すでに冥用化
されている電荷結合素子00Dを用イて構成し次トラン
スバーサルフィルタなどを適用することができる。また
、この−移相回路9の構成に際して、バンドパスフィル
タ6の戸波特注をも含めることも可能である。なお、テ
レビジョン放送波あるいは中間周波信号に対して第2図
(a)に示す特注を付与するバンドパスフィルターの方
は、例えば弾性表面波素子を用いることによって容易に
構成することができる。 つぎに、第3図示の原理的構成において、−移相回路9
に前述のトランスバーサルフィルタナト特別の回路f!
累を使用することなく、慣用の回路要素を用いて簡易に
π/2移相回路9を構成し友場合における本発明受信装
置の他の構成例を第4図に示す。第4図示の構成例にお
いて破線枠により囲んで示す回路部分は、第3図示の原
理的構成においてπ/2移相回路9t−除い友残余の回
路部分と全く同一である。すなわち、第4図示の構成例
においては、第3図示の原理的構成におけるπ/2移相
回路9t−1乗3111M1a、バンドパスフィルメト
1同期検波回路16およびレベル調整回路16を順次に
接続した構成によって置換し友ものであり、パントハス
フィルタ6から得九ベースバンドの妨害波成分を乗算回
路13に導いて搬送波再生回路8からの再生搬送波と乗
算することにより一旦搬送妨害波成分の形態に戻し、バ
ンドパスフィルタ14により上側波帯成分のみを取出し
て同期検波送波により同期検波することにより、バンド
パスフィルタ60F波出力妨害波成分から90置移相し
九妨曹波成分を取出し、レベル調整回路16を介して加
算回路5に供給するようにしである。 しかして、バンドパスフィルタ6のF波出力は(7)式
の妨害波成分でらり、この(7)式の妨害波成分と搬送
波再生回路8から得た(2)式の再生搬送波とを乗算す
ると、つぎの(9)式の搬送妨害波成分が得られる。 この(9)式における右辺の第2項すなわち下側波帯成
分をバンドパスフィルタ14により除去して、右辺の第
1項すなわち上側波帯成分のみを取出すと・ なるF波出力搬送妨害波成分が得られる。この戸波出力
搬送妨害波成分を同期検波回路15に導き、“/2#相
同相フからの(4)式による直角位相搬送波によって同
期検波すると、つぎの(11)式によって表わされる妨
害波成分が得られる。 一−COS (δt+ψ) (11)こ
の(11)式の妨害波成分のレベルをレベル調整回路1
6において4倍に調整したうえで、同期検波回路2から
の同相成分映像信号と加算合成すると、(5)式の巣1
項が表わす混入妨害波成分が相殺除去されることになり
、復調出力映像信号0 (t)のみが得られる。なお、
再生搬送波との乗算を行なう乗算回路13は一種の変調
器であり、例えば平衡変調器を適用することができる。 つぎに、混入妨害波成分が除去されていること以外にな
、入力1子に供給したテレビジョン放送波乃至中間周波
信号と全く同一の放送波乃至中間周波信号が出力端子に
現われるようにした本発明受信装置の構成例金第5図に
示す。すなわち、第5図示の構成例の主要部は、第3図
乃至第4図示の構成例における入力端のバンドパスフィ
ルタ1を除去し友形態をなしており、加算回路5からは
、第3図乃至第4図示の構成例におけると同様に、両側
波帯伝送帯域に相当する周波数帯域に混入し之妨讐波成
分を除去した同相成分復調出力映像信号0 (t)が得
られる。−万、同期検波回路3の検波出力を、残留側波
帯方式テレビジョン放送波の単側波帯伝送帯域に相当す
る通過帯域を有するバンドパスフィルタ17に供給する
と、両側波帯伝送帯域に相当する周波数帯域に混入した
妨害波成分が含まれていない直角位相成分映像信号S
(tlが得られる。これは、上記妨害波成分の存在する
周波数帯域を帯域阻止し友のであるから当然である。 かかる状態において、加算回路5からの同相成分映像信
号0(t)と搬送波再生回路8からの(2)式の同相搬
送波とを乗算回路20に供給して乗算することにより同
相の搬送映倫信号成分を形成するとともに、バンドパス
フィルター7からの直角位相成分映像信号−S (t)
をレベル調整回路18および遅延回路19t−介して乗
算回路21に供給するとともに、(4)式の直角位相搬
送波をも乗算回路21に供給して乗算することにより直
角位相の搬送映像信号成分を形成する。しかる後に、そ
れら同相および直角位相の搬送映像信号成分を加算回路
22により加算合成すれば、出力端子23には、混入妨
害波を除去した他は、入力端子lOに供給した(1)式
のテレビジョン放送波と全く同一の搬送映像信号波が得
られる。 なお、同期検波回路aの検波出力をバフドパスフイルタ
ロを介して供給するπ/2移相回路9として、第4図示
の構成例における乗算回路13、バンドパスフィルタ1
4、同期検波回路15およびレベル調整回路16の縦続
接続回路を代替使用すれば、第4図示の構成例と同様に
、特別の回路要素を使用することなく、回路装置の構成
を簡単化して低廉に実現することができる。 効果 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、テレ
ビジョン放送受信装置に入来する残留側波帯方式テレビ
ジョン放送波の両側波帯伝送帯域に混入して受像画質を
著しく劣化させる妨害波を、副次的な信号成分欠除によ
る信号波形歪み等の特注劣化を伴うことなく、十分に相
殺除去して良質の受像画質を確保することができる。 さらに、本発明によれば、その動作原理から明らかなよ
うに、両側波帯伝送帯域に混入した複数の妨害波を同時
に除去することができ、両側波帯伝送帯域中、上側波帯
、下側波帯いずれの帯域に混入し、あるいは、それらの
双方に同時に混入した妨害波も、妨害波が映像搬送波に
対し周波数軸上で対称でない限り、同様に除去すること
ができる。すなわち、映倫搬送波に対して上側波帯と下
側波帯とにて対称の周波数位置に偶然に同時混入しない
限9、あらゆる状態にて当該帯域に混入した妨害波を、
いずれも同様に相殺除去することができる。 ま危、第4図示の構成例におけるように、広い周波数帯
域に亘る信号成分t−90度移相する場合、複雑なトラ
ンスバーサルフィルタは用いずに、従来慣用の回路要素
のみにより構成して実質的に広い帯域に亘る信号成分の
90度移相を行ない、簡単かつ低廉な構成の回路装置に
より妨害波を十分に除去して良質の受信を行なうことが
できる。なお、第8図乃至第4図示の構成においては、
入力端のバンドパスフィルタ1は、例えば第6図に示す
ようなベースバンドF波特性を与えて出力端に挿入して
も同様の作用効果が得られる。 さらに、第5図示の構成においては、第2図(alに示
したようなF波%性のバンドパスフィルタを必要とせず
に、両側波帯伝送帯域に混入した妨害波をほぼ完全に除
去した他は入力と全く同一のテレビジョン放送波信号あ
るいは中間周波信号が得られるので、既製の嬌信装置に
前置して簡単にテレビジョン放送受信の妨害波除去を行
なうことができる。例えば、放送波中継網中のサテライ
ト局における受信装置に第5図示の構成による本発明装
置を前置すれば、良質の放送波中継を容易に達成するこ
とができる。また、第5図示の構成による本発明装置を
・通常の受像機の中間周波増幅段に挿入するように構成
すれば、受像機におけるチャネル選択の如何に拘わりな
く、妨害波除去を行なうことができる。 なお、本発明においてに、テレビジョン放送波の両側波
帯伝送帯域に混入しても画質低下を伴うことなく除去し
得る妨害波の種類が、振幅変調波、周波数変調波等の種
類を問わず、極めて広い範囲に亘ることに、本発明の顕
著な効果であり、さらに、テレビジョン放送の異なるサ
ービスエリアの境界寧域に発句しやすい局間周波数差圧
よるオフセットビート障害も本発明によって、同様に除
去し得る、という格別の効果も得られる。
第1図(a) 、 (b)および(C+はテレビジョン
放送波の側波帯分布、同相成分および直角位相成分上そ
れぞれ示す特注曲線図、 第2図(al 、 (blおよび(C)μ本発明装置に
用いるバンドパスフィルタ%注、同相成分および直角位
相成分における妨害波混入の態様をそれぞれ示す特注曲
線図、 第3図に本発明テレビジョン放送受信装置の原理的構成
を示すブロック線図、 第4図は同じくその構成例を示すブロック線−1第5図
は同じくその他の構成−ヲ示すブロック線図・ 第6図は不発明装置に用いるベースバンドフィルタの特
注例を示す特注曲線図である。 1 、6 、14 、17・・・バンドパスフィルタ、
2゜8.15・・・同期検波回路、4.19・・・遅延
回路、5.22・・・加算回路、7.9・・・−移相回
路、8・・・搬送波再生回路、10・・・入力端子、1
1 、28・・・出方端子、18 、20 、21・・
・乗算回路、16 、18・・・レベル調整回路。 特許出願人 日 本 放 送 協 金 弟1図 O 第2図 手 続 補 正 書 1昭和59年5月30日 1・ 2゜ 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿■、事件の表
示 昭和59年 特 許 願第 68985号2、発明の名
称 妨害波除去受信装置 (435) 日本放送協会 4、代理人 方式ρ (訂正〉明 細 書 発明の名称 妨害波除去受信装置 特許請求の範囲 て前記両側波帯伝送成分中に混入した前記妨害波を相殺
除去する合成手段とを備えたこと3、発明の詳細な説明 技 術 分 野 本発明は、混入した妨害波を除去して残留側波帯変調方
式テレビジョン放送波などを受信する妨害波除去受信装
置に関し、特に、受像画質に及ぼす影響の大きい両側波
帯伝送帯域に混入した妨害波を除去し得るようにしたも
のである。 従 来 技 術 従来、受信したテレビジョン放送波に混入している妨害
波を除去するには、阻止帯域幅の狭い帯域除去フィルタ
、すなわち、いわゆるノツチフィルタを用いて、妨害波
とともに削除される信号成分を局限するようにしていた
。しかしながら、妨害波の周波数が残留側波帯変調方式
テレビジョン放送波の映像搬送波周波数に近接している
場合、特に、テレビジョン放送波の両側波帯伝送帯域内
7二混入している場合には、ノツチフィルタの挿入こよ
って副次的に生ずる信号成分の欠除による復調出力映像
信号の波形歪みが大きく現れるで、妨害波と映像搬送波
とのビートの°発生による受像画質の劣化はノツチフィ
ルタの挿入によって軽減されても、副次的に生ずる信号
波形の歪みによる画質劣化を伴い、十分な受像画質の改
善が得られない、という欠点があった。 発 明 の 目 的 本発明の目的は、上述した従来の欠点を除去し、受信し
た残留側波帯変調方式テレビジョン放送波などの両側波
帯伝送帯域内に混入して著しい受信障害を生ずる妨害波
を、復調出力信号波形の歪みによる画質劣化などを伴う
ことなく、十分に除去し得るようにした妨害波除去受信
装置を提供することにある。 発 明 の 要 点 すなわち、本発明妨害波除去受信装置は、残留側波帯変
調方式テレビジョン放送波などの両側波帯伝送帯域内に
妨害波が混入した場合に、受信した変調波の搬送信号成
分の復調信号の直角位相成分としては、両側波帯伝送さ
れる信号成分は現れず、車側波帯伝送される信号成分の
みとなり、その中には妨害波も現れる、ということを巧
みに利用して妨害波を抽出し、その抽出妨害波により、
受信変調波の搬送信号成分に混入している妨害波を相殺
除去するようにしたものであり、妨害波を含めて受信し
た両側波帯伝送成分を有する変調波の搬送信号成分から
搬送波成分を再生する搬送波再生手段と、その搬送波再
生手段により再生した前記搬送波成分を−移相する撮送
波移相手役と、前記搬送波再生手段により再生した前記
搬送波成分により前記受信した変調波の搬送信号成分を
同期検波して同相成分を抽出する第1の同期検波手段と
、前記搬送波移相手段により丁 移相した搬送波成分に
より両側波帯伝送帯域の前記受信した変調波の搬送信号
成分を同期検波して直角位相成分を抽出する第2の同期
検波手段と、その第2の同期検波手段により抽出した直
角位相成分を丁移相する直角位相成分移相手段と、その
直角位相成分移相手段の出力と前記第1の同期検波手段
の出力とを合成して前記両側波帯伝送成分中に混入した
前記妨害波を相殺除去する合成手段とを備えたことを特
徴とするものである。 実 施 例 以下に図面を参照して実施例につき本発明の詳細な説明
する。 まず、残留側波帯変調方式テレビジョン放送波の側波帯
分布を第1図(a) に示すが、これは第1図(b)
および(c) にそれぞれ示す同相成分および直
角位相成分に分けることができる。図中、ω。 は映像搬送波の角周波数である。 いま、テレビジョン放送波における映像信号をG(t)
とし、映像搬送波の角周波数をω。とすると、振幅変調
テレビジョン放送波G (t) cos ω。tを第1
図(a) に示すように残留側波帯伝送した場合に、
その信号成分はつぎのように表わすことができる。 なお、以下の関係は、残留側波帯変調方式テレビジョン
放送波を周波数変換した中間周波信号についてもそのま
まあてはまる。 C(t) cos (ωot+θo)−5(t)sin
(ωot+θo) (1)ここに、θ。は映像搬送波角
周波数ω。における信号の位相であり、また、C(t)
および5(t)はそれぞれ第1図(b) および(c
) において映像搬送波角周波数ω0を0すなわちゼ
ロ周波数にシフトした特性の伝達関数を有する回路に上
述した映像信号G (t)を供給した場合にそれぞれ得
られる出力応答である。しかして、映像信号G(t)の
周波数帯域が第1図(a) に示した帯域νの範囲に
かぎられているものとし、同相成分の伝達関数の振幅特
性が平坦であり、位相特性がリニアである場合には、C
(t)= G(t)/2となる。したがって、(1)式
によって表わされる出力をつぎの(2)式の搬送波によ
って同期検波すれば、もとの映像信号が完全に復調され
る。 cos (ω、1+θo)(2) 同相成分の振幅特性を平坦にするように構成したバンド
パスフィルタの帯域特性は第2図(a) に示すよう
になり、また、このときフィルタの位相特性はリニアと
する。したがって、第1図(a) に示した側波帯分
布を有するテレビジョン放送波を第21ffl(a)
に示した帯域特性のバンドパスフィルタに供給し、そ
の濾波出力を映像車送波と同一の角周波数ω。および位
相θ。を有する搬送波COS (woj+θG)によっ
て同期検波すると、もとの映像信号がi+られ、一方、
映像搬送波と同一の角周波数ω、を有するも、位相が上
述したθ。とは時間遅れの方向を正として− だけ異な
る搬送波5in(ω。t+θ0)によって同期検波する
と、角周波数0〜μの範囲においては映像信号成分が全
く含まれない映像信号成分の直角位相成分が得られる。 かかる状態のもとに、第2図(a)に示すように、。 映像搬送波の角周波数ω0から角周波数δだけ離れた周
波数位置につぎの妨害波 A−cos((ω。+δ)t+(θ。+ψ))
(3)が混入したとする。ここに、(θ0+ψ)は妨害
波の位相である。この妨害波を映像搬送波と同一の角周
波数ω。および位相θ0を有する搬送波、すなわち、(
2)式によって表わされる搬送波と、映像豪送波と同一
の角周波数ω。を有するも、工だけ位相の異なるつぎの
(4)式の搬送波5in(ωot+θo)
(4)とによってそれぞれ同期検波し、ベースバン
ド成分のみをそれぞれ取出すと、 同相成分 −cos (δt+ψ )+7°C(t)
(5)直角位相成分−’5in(δを十ψ )−−3(
t>なる二様の復調出力が得られる。そのうち、(6)
式の直角位相成分を帯域幅μのローパスフィルタに加え
ると、そのフィルタの出力側に(6)式の第1項に相当
する成分、すなわち、妨害波成分一丁s+n(δt+ψ
)(7) のみを取出すことができる。 一方、(5) 式の同相成分中には、帯域幅μの範囲内
についてみてももとの映像信号成分と妨害波成分とが含
まれている。したがって、いま、(7)式によって表わ
される妨害波成分から 一−ycos(δt+ψ )(8) なる形態の信号成分を作り出すことができれば、その信
号成分を(5)式の同相成分に加算合成することにより
、妨害波成分を相殺除去することができる。 しかして、(7)式の妨害波成分から(8) 式の信
号成分を作り出すには、(7)式の妨害波成分の位本発
明受信装置は、以上のような動作原理を実現するように
構成したものであり、その基本的構成の例を第3図に示
す。図示の構成においては、入力端子lOに供給したテ
レビジョンの放送波あるいはそれを周波数変換した中間
周波信号を位相直線性の良好なだンドパスフィルターに
導き、残留側波帯変調方式テレビジョン放送波の両側波
帯伝送帯域に相当する周波数帯域のみ、第2図(a)
に示したように信号振幅を半減させたうえで、同期検
波回路2および3に並列に供給する。それらの同期検波
回路2.3を駆動する搬送波は、入力端子lOからのテ
レビジョン放送波あるいは中間周波信号を搬送波再生回
路8に供給してその映像搬送波成分を抜き出し、バンド
パスフィルターの濾波出力中の映像搬送波成分と同相に
て発生させる。 その同相搬送波を、同期検波回路2に直接に印加して同
相成分の映像信号を得るとともに、三 移和回路7を介
して90度だけ移相したうえで同期検波回路3に印加し
て直角位相成分の映像信号と妨害波成分を検波出力とし
て取出す。後者の同期検波回路3の検波出力を残留側波
帯変調方式テレビジョン放送波あるいは中間周波信号の
両側波帯伝送帯域に相当する映像周波数帯域のみを通過
させるローパフイルタロに供給して、そのフィルタ6の
出力側から両側波帯伝送帯域に相当する周波数帯域内に
存在する妨害波成分のみを抽出し、その抽出した妨害波
成分を−移相回路9に導いて90度移相したうえで、要
すればレベル調整回路(図示せず)を介して加算回路5
に導く。前者の同期検波回路2からの映像信号成分は、
他方の系統におけるローパスフィルタ6が呈する遅延と
同等の遅延を与える遅延回路4を介してタイミングを揃
えたうえで、同じく加算回路5に導き、他方の系統から
導いた上述の妨害波成分と加算合成すれば、両側波帯伝
送帯域に相当する周波数帯域内に混入している妨害波を
相殺除去した良質の復調出力映像信号を出力端子11か
ら取出すことができる。 なお、検波出力妨害波成分を90度移相する−移相回路
9は、伝達関数のインパルスレスポンスがヨとなるフィ
ルタを構成することにより実現することができ、かかる
フィルタとしては、例えば、すでに実用化されている電
荷結合素子CCD を用いて構成したトランスバ−サル
フィルタなどを適用することができる。また、この−移
相回路9の構成に際して、ローパスフィルタ6の濾波特
性をも含めることも可能である。なお、テレビジョン放
送波あるいは中間周波信号に対して第2図(a) に
示す特性を付与するバンドパスフィルターの方は、例え
ば、弾性表面波素子を用いることによって容易に構成す
ることができる。 つぎに、第3図示の構成例におG゛)で、−移相゛? 回路9に前述のトランスバーサルフィルタなど特別の回
路要素を使用することなく、慣用の回路要素を用いて簡
易にi 移相回路9を構成した場合における本発明受信
装置の他の構成例を第4図に示す。第4図示の構成例に
おいて破線枠により囲んで示す回路部分は、第3図示の
構成例において工 移相回路9を除いた残余の回路部分
と全く同一である。すなわち、第4図示の構成例におい
ては、第3図示の構成例におけるi 移相回路9を、乗
算回路13、バンドパスフィルター4および同期検波回
路15を順次に接続した構成によって置換したものでア
リ、ローパスフィルタ6から抽出したベースバンドの妨
害波成分を乗算回路13に導いて崖送波再生回路8から
の再生搬送波と乗算することにより一旦搬送妨害波成分
の形態に戻し、バンドパスフィルター4により上側波帯
成分のみを取出して同期検波回路15に導き、i移相回
路7からの直角位相搬送波によって同期検波することに
より、ローパスフィルタ6の濾波出力妨害波成分から9
0度移相した妨害波成分を取出して加算回路5に供給す
るようにしである。 しかして、ローパスフィルタ6の濾波出力は(7)式の
妨害波成分であり、この(7)式の妨害波成分と搬送波
再生回路8′から得た(2) 式の再生搬送波とを乗
算すると、つぎの(9)式の搬送妨害波成分が得られる
。 一’ 5in(δt +1) 、cos(ci)、t
+ θo)= −Δsiロ ((ωO+δ)を十(θ。 −ψ ) )鳴 +!!−八1nへ(ω。−δ)t+(μ0−ψ ))(
9)この(9)式における右辺の第2項すなわち下側波
帯成分をバンドパスフィルター4により除去して、右辺
の第1項すなわち上側波帯成分のみを取出すと、 一’ si口 ((ω。+ δ)を十(θ0+ ψ
))= −Dcas(δt +CP ) ・5
in(ω、t+θO)一−sin(δし+ ψ)・C0
5(ω。t 十〇、) (10)なる濾波出力搬送妨
害波成分が得られる。この濾波出力搬送妨害波成分を同
期検波回路15に導き、て表わされる妨害波成分が得ら
れる。 一−cos(δt+ψ) (+17この(11)式
の妨害波成分のレベルを4倍に調整したうえで、同期検
波回路2からの同相成分映像信号と加算合成すると、(
5)式の第1項が表わす混入妨害波成分が相殺除去され
て第2項の−C(t)のみが残ることになり、内容的に
は復調出力映像信号G(t)を意味している。なお、再
生搬送波との乗算を行なう乗算回路13は一種の変調器
であり、例えば平衡変調器を適用することができる。 つぎに、混入妨害波成分が除去されていること以外には
、入力端子に供給したテレビジョン放送波乃至中間周波
信号と全く同一の放送波乃至中間周波信号が出力端子に
現れるようにした本発明受信装置の構成例を第5図に示
す。すなわち、第5図示の構成例の主要部は、第3図乃
至第4図示の構成例における入力端のバンドパスフィル
ターを除去した形態をなしており、加算回路5からは、
第3図乃至第4図示の構成例におけると同様に、両側波
帯伝送帯域に相当する周波数帯域に混入した妨害波成分
を除去した同相成分復調出力映像信号C(t)が得られ
る。一方、同期検波回路3の検波出力を、残留側波帯変
調方式テレビジョン放送波の単側波帯伝送帯域に相当す
る通過帯域を有するバンドパスフィルタ16に供給する
と、このバンドパスフィルタ16により両側波帯伝送帯
域に相当する周波数帯域に混入した妨害波成分が除去さ
れて、(6)式から判るように直角位相成分映像信号一
−H5(t)のみが得られる。 かかる状態において、加算回路5からの同相成分映像信
号C(t)と搬送波再生回路8からの(2)式の同相秦
送波とを乗算回路19に供給して乗算することにより同
相の搬送映像信号成分を形成するとともに、バンドパス
フィルタ16からの直角位相成分映像信号−7s(t)
をレベル調整回路17および遅延回路19を介して乗算
回路20に供給するとともに、π i 移相回路7からの(4)式の直角位相搬送波を1乗
算回路20に供給して乗算するこにより直角位相の搬送
映像信号を形成する。しかる後に、それら同相および直
角位相の搬送映像信号成分を加算回路2により加算合成
すれば、出力端子22には、混入妨害波を除去した他は
、入力端子10に供給した(1)式のテレビジョン放送
波と全く同一の搬送映像信号波が得られる。 なお、同期検波回路3の検波出力をローペスフィルタ6
を介して供給する− 移相回路9として、第4図示の構
成例における乗算回路13、バンドパスフィルター4お
よび同期検波回路15の従続接続回路を代替使用すれば
、第4図示の構成例と同様に、特別の回路要素を使用す
ることなく、回路装置の構成を簡単化して低廉に実現す
ることができる。 以上の説明においては、残留側波帯変調方式テレビジョ
ン放送波の両側波帯伝送帯域中の上側波帯に妨害波が混
入したものとして、それに適合し得るような回路構成と
したが、本発明装置は、下側波帯に妨害波が混入した場
合にも、全く同様にその妨害波を相殺除去することがで
きるものである。 すなわち、この場合には、第3図、第4図および第5図
に示した回路tlF&において、加算回路5を、遅延回
路4の出力かり一 移相回路9の出力を減算するように
した減算回路に変更すればよく、また、第4図示の回路
構成においては、加算回路5はそ−のままにし、バンド
パスフィルタ14を下側波帯成分のみを通過させるよう
に変更してもよい。 効 果 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、残留
側波帯変調方式テレビジョン放送波の両側波帯伝送帯域
に混入して受像画質を著しく劣化させる妨害波を、映像
信号成分が含まれない両側波帯伝送帯域における直角位
相同期検波出力として抽出しているので、妨害波の相殺
除去に際して副次的な映像信号成分欠除による映像信号
の波形歪み等、特性劣化を伴うことなく、十分に相殺除
去して良質の受像画質を確保することができる。 また、第4図示の構成例におけるように、広い周波数帯
域に亘る信号成分を90度移相する場合、複雑なトラン
スバーサルフィルタは用いずに、従来慣用の回路要素の
みにより構成して実質的に広い帯域に亘る信号成分の9
0度移相を行い、簡単かつ低廉な構成の回路装置により
妨害波を十分に除去して良質の受信を行うことができる
。なお、第3図乃至第4図示の構成においては、入力端
のバンドパスフィルタ1は、例えば第6図に示すような
ベースバンド濾波特性を与えて出力端に挿入して同様の
作用効果が1尋られる。 さらに、第5図示の構成においては、第2図(a)
に示したような濾波特性のバンドパスフィルタを必要と
せずに、両側波帯伝送帯域に混入した妨害波をほぼ完全
に除去した他は入力と全く同一のテレビジョン放送波信
号あるいは中間周波信号が1昇られるので、既製の受信
装置に前置して簡単にテレビジョン放送受信の妨害波除
去を行うことができる。例えば、放送波中継網中のサテ
ライト局における受信装置に第5図示の構成による本発
明装置を前置すれば、良質の放送波中継を容易に達成す
ることができる。また、第5図示の構成による本発明装
置を、通常の受像機の中間周波増幅段に挿入するように
構成すれば、受像機におけるチャネル選択の如何に拘わ
りなく、妨害波除去を行うことができる。 さらにまた、本発明によれば、その動作原理からして、
混入妨害波の変調、無変調の別を問わず、また、変調形
式の如何を問わず、さらに、残留側波帯変調方式のテレ
ビジョン放送波に限らず、両側波帯伝送成分を有する変
調波の搬送信号成分に、その搬送波に対して非対称に混
入したあらゆる妨害波を、その混入個数や妨害波の周波
数変化に拘らず、十分に除去し得る、という格別の効果
が1昇られる。
放送波の側波帯分布、同相成分および直角位相成分上そ
れぞれ示す特注曲線図、 第2図(al 、 (blおよび(C)μ本発明装置に
用いるバンドパスフィルタ%注、同相成分および直角位
相成分における妨害波混入の態様をそれぞれ示す特注曲
線図、 第3図に本発明テレビジョン放送受信装置の原理的構成
を示すブロック線図、 第4図は同じくその構成例を示すブロック線−1第5図
は同じくその他の構成−ヲ示すブロック線図・ 第6図は不発明装置に用いるベースバンドフィルタの特
注例を示す特注曲線図である。 1 、6 、14 、17・・・バンドパスフィルタ、
2゜8.15・・・同期検波回路、4.19・・・遅延
回路、5.22・・・加算回路、7.9・・・−移相回
路、8・・・搬送波再生回路、10・・・入力端子、1
1 、28・・・出方端子、18 、20 、21・・
・乗算回路、16 、18・・・レベル調整回路。 特許出願人 日 本 放 送 協 金 弟1図 O 第2図 手 続 補 正 書 1昭和59年5月30日 1・ 2゜ 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿■、事件の表
示 昭和59年 特 許 願第 68985号2、発明の名
称 妨害波除去受信装置 (435) 日本放送協会 4、代理人 方式ρ (訂正〉明 細 書 発明の名称 妨害波除去受信装置 特許請求の範囲 て前記両側波帯伝送成分中に混入した前記妨害波を相殺
除去する合成手段とを備えたこと3、発明の詳細な説明 技 術 分 野 本発明は、混入した妨害波を除去して残留側波帯変調方
式テレビジョン放送波などを受信する妨害波除去受信装
置に関し、特に、受像画質に及ぼす影響の大きい両側波
帯伝送帯域に混入した妨害波を除去し得るようにしたも
のである。 従 来 技 術 従来、受信したテレビジョン放送波に混入している妨害
波を除去するには、阻止帯域幅の狭い帯域除去フィルタ
、すなわち、いわゆるノツチフィルタを用いて、妨害波
とともに削除される信号成分を局限するようにしていた
。しかしながら、妨害波の周波数が残留側波帯変調方式
テレビジョン放送波の映像搬送波周波数に近接している
場合、特に、テレビジョン放送波の両側波帯伝送帯域内
7二混入している場合には、ノツチフィルタの挿入こよ
って副次的に生ずる信号成分の欠除による復調出力映像
信号の波形歪みが大きく現れるで、妨害波と映像搬送波
とのビートの°発生による受像画質の劣化はノツチフィ
ルタの挿入によって軽減されても、副次的に生ずる信号
波形の歪みによる画質劣化を伴い、十分な受像画質の改
善が得られない、という欠点があった。 発 明 の 目 的 本発明の目的は、上述した従来の欠点を除去し、受信し
た残留側波帯変調方式テレビジョン放送波などの両側波
帯伝送帯域内に混入して著しい受信障害を生ずる妨害波
を、復調出力信号波形の歪みによる画質劣化などを伴う
ことなく、十分に除去し得るようにした妨害波除去受信
装置を提供することにある。 発 明 の 要 点 すなわち、本発明妨害波除去受信装置は、残留側波帯変
調方式テレビジョン放送波などの両側波帯伝送帯域内に
妨害波が混入した場合に、受信した変調波の搬送信号成
分の復調信号の直角位相成分としては、両側波帯伝送さ
れる信号成分は現れず、車側波帯伝送される信号成分の
みとなり、その中には妨害波も現れる、ということを巧
みに利用して妨害波を抽出し、その抽出妨害波により、
受信変調波の搬送信号成分に混入している妨害波を相殺
除去するようにしたものであり、妨害波を含めて受信し
た両側波帯伝送成分を有する変調波の搬送信号成分から
搬送波成分を再生する搬送波再生手段と、その搬送波再
生手段により再生した前記搬送波成分を−移相する撮送
波移相手役と、前記搬送波再生手段により再生した前記
搬送波成分により前記受信した変調波の搬送信号成分を
同期検波して同相成分を抽出する第1の同期検波手段と
、前記搬送波移相手段により丁 移相した搬送波成分に
より両側波帯伝送帯域の前記受信した変調波の搬送信号
成分を同期検波して直角位相成分を抽出する第2の同期
検波手段と、その第2の同期検波手段により抽出した直
角位相成分を丁移相する直角位相成分移相手段と、その
直角位相成分移相手段の出力と前記第1の同期検波手段
の出力とを合成して前記両側波帯伝送成分中に混入した
前記妨害波を相殺除去する合成手段とを備えたことを特
徴とするものである。 実 施 例 以下に図面を参照して実施例につき本発明の詳細な説明
する。 まず、残留側波帯変調方式テレビジョン放送波の側波帯
分布を第1図(a) に示すが、これは第1図(b)
および(c) にそれぞれ示す同相成分および直
角位相成分に分けることができる。図中、ω。 は映像搬送波の角周波数である。 いま、テレビジョン放送波における映像信号をG(t)
とし、映像搬送波の角周波数をω。とすると、振幅変調
テレビジョン放送波G (t) cos ω。tを第1
図(a) に示すように残留側波帯伝送した場合に、
その信号成分はつぎのように表わすことができる。 なお、以下の関係は、残留側波帯変調方式テレビジョン
放送波を周波数変換した中間周波信号についてもそのま
まあてはまる。 C(t) cos (ωot+θo)−5(t)sin
(ωot+θo) (1)ここに、θ。は映像搬送波角
周波数ω。における信号の位相であり、また、C(t)
および5(t)はそれぞれ第1図(b) および(c
) において映像搬送波角周波数ω0を0すなわちゼ
ロ周波数にシフトした特性の伝達関数を有する回路に上
述した映像信号G (t)を供給した場合にそれぞれ得
られる出力応答である。しかして、映像信号G(t)の
周波数帯域が第1図(a) に示した帯域νの範囲に
かぎられているものとし、同相成分の伝達関数の振幅特
性が平坦であり、位相特性がリニアである場合には、C
(t)= G(t)/2となる。したがって、(1)式
によって表わされる出力をつぎの(2)式の搬送波によ
って同期検波すれば、もとの映像信号が完全に復調され
る。 cos (ω、1+θo)(2) 同相成分の振幅特性を平坦にするように構成したバンド
パスフィルタの帯域特性は第2図(a) に示すよう
になり、また、このときフィルタの位相特性はリニアと
する。したがって、第1図(a) に示した側波帯分
布を有するテレビジョン放送波を第21ffl(a)
に示した帯域特性のバンドパスフィルタに供給し、そ
の濾波出力を映像車送波と同一の角周波数ω。および位
相θ。を有する搬送波COS (woj+θG)によっ
て同期検波すると、もとの映像信号がi+られ、一方、
映像搬送波と同一の角周波数ω、を有するも、位相が上
述したθ。とは時間遅れの方向を正として− だけ異な
る搬送波5in(ω。t+θ0)によって同期検波する
と、角周波数0〜μの範囲においては映像信号成分が全
く含まれない映像信号成分の直角位相成分が得られる。 かかる状態のもとに、第2図(a)に示すように、。 映像搬送波の角周波数ω0から角周波数δだけ離れた周
波数位置につぎの妨害波 A−cos((ω。+δ)t+(θ。+ψ))
(3)が混入したとする。ここに、(θ0+ψ)は妨害
波の位相である。この妨害波を映像搬送波と同一の角周
波数ω。および位相θ0を有する搬送波、すなわち、(
2)式によって表わされる搬送波と、映像豪送波と同一
の角周波数ω。を有するも、工だけ位相の異なるつぎの
(4)式の搬送波5in(ωot+θo)
(4)とによってそれぞれ同期検波し、ベースバン
ド成分のみをそれぞれ取出すと、 同相成分 −cos (δt+ψ )+7°C(t)
(5)直角位相成分−’5in(δを十ψ )−−3(
t>なる二様の復調出力が得られる。そのうち、(6)
式の直角位相成分を帯域幅μのローパスフィルタに加え
ると、そのフィルタの出力側に(6)式の第1項に相当
する成分、すなわち、妨害波成分一丁s+n(δt+ψ
)(7) のみを取出すことができる。 一方、(5) 式の同相成分中には、帯域幅μの範囲内
についてみてももとの映像信号成分と妨害波成分とが含
まれている。したがって、いま、(7)式によって表わ
される妨害波成分から 一−ycos(δt+ψ )(8) なる形態の信号成分を作り出すことができれば、その信
号成分を(5)式の同相成分に加算合成することにより
、妨害波成分を相殺除去することができる。 しかして、(7)式の妨害波成分から(8) 式の信
号成分を作り出すには、(7)式の妨害波成分の位本発
明受信装置は、以上のような動作原理を実現するように
構成したものであり、その基本的構成の例を第3図に示
す。図示の構成においては、入力端子lOに供給したテ
レビジョンの放送波あるいはそれを周波数変換した中間
周波信号を位相直線性の良好なだンドパスフィルターに
導き、残留側波帯変調方式テレビジョン放送波の両側波
帯伝送帯域に相当する周波数帯域のみ、第2図(a)
に示したように信号振幅を半減させたうえで、同期検
波回路2および3に並列に供給する。それらの同期検波
回路2.3を駆動する搬送波は、入力端子lOからのテ
レビジョン放送波あるいは中間周波信号を搬送波再生回
路8に供給してその映像搬送波成分を抜き出し、バンド
パスフィルターの濾波出力中の映像搬送波成分と同相に
て発生させる。 その同相搬送波を、同期検波回路2に直接に印加して同
相成分の映像信号を得るとともに、三 移和回路7を介
して90度だけ移相したうえで同期検波回路3に印加し
て直角位相成分の映像信号と妨害波成分を検波出力とし
て取出す。後者の同期検波回路3の検波出力を残留側波
帯変調方式テレビジョン放送波あるいは中間周波信号の
両側波帯伝送帯域に相当する映像周波数帯域のみを通過
させるローパフイルタロに供給して、そのフィルタ6の
出力側から両側波帯伝送帯域に相当する周波数帯域内に
存在する妨害波成分のみを抽出し、その抽出した妨害波
成分を−移相回路9に導いて90度移相したうえで、要
すればレベル調整回路(図示せず)を介して加算回路5
に導く。前者の同期検波回路2からの映像信号成分は、
他方の系統におけるローパスフィルタ6が呈する遅延と
同等の遅延を与える遅延回路4を介してタイミングを揃
えたうえで、同じく加算回路5に導き、他方の系統から
導いた上述の妨害波成分と加算合成すれば、両側波帯伝
送帯域に相当する周波数帯域内に混入している妨害波を
相殺除去した良質の復調出力映像信号を出力端子11か
ら取出すことができる。 なお、検波出力妨害波成分を90度移相する−移相回路
9は、伝達関数のインパルスレスポンスがヨとなるフィ
ルタを構成することにより実現することができ、かかる
フィルタとしては、例えば、すでに実用化されている電
荷結合素子CCD を用いて構成したトランスバ−サル
フィルタなどを適用することができる。また、この−移
相回路9の構成に際して、ローパスフィルタ6の濾波特
性をも含めることも可能である。なお、テレビジョン放
送波あるいは中間周波信号に対して第2図(a) に
示す特性を付与するバンドパスフィルターの方は、例え
ば、弾性表面波素子を用いることによって容易に構成す
ることができる。 つぎに、第3図示の構成例におG゛)で、−移相゛? 回路9に前述のトランスバーサルフィルタなど特別の回
路要素を使用することなく、慣用の回路要素を用いて簡
易にi 移相回路9を構成した場合における本発明受信
装置の他の構成例を第4図に示す。第4図示の構成例に
おいて破線枠により囲んで示す回路部分は、第3図示の
構成例において工 移相回路9を除いた残余の回路部分
と全く同一である。すなわち、第4図示の構成例におい
ては、第3図示の構成例におけるi 移相回路9を、乗
算回路13、バンドパスフィルター4および同期検波回
路15を順次に接続した構成によって置換したものでア
リ、ローパスフィルタ6から抽出したベースバンドの妨
害波成分を乗算回路13に導いて崖送波再生回路8から
の再生搬送波と乗算することにより一旦搬送妨害波成分
の形態に戻し、バンドパスフィルター4により上側波帯
成分のみを取出して同期検波回路15に導き、i移相回
路7からの直角位相搬送波によって同期検波することに
より、ローパスフィルタ6の濾波出力妨害波成分から9
0度移相した妨害波成分を取出して加算回路5に供給す
るようにしである。 しかして、ローパスフィルタ6の濾波出力は(7)式の
妨害波成分であり、この(7)式の妨害波成分と搬送波
再生回路8′から得た(2) 式の再生搬送波とを乗
算すると、つぎの(9)式の搬送妨害波成分が得られる
。 一’ 5in(δt +1) 、cos(ci)、t
+ θo)= −Δsiロ ((ωO+δ)を十(θ。 −ψ ) )鳴 +!!−八1nへ(ω。−δ)t+(μ0−ψ ))(
9)この(9)式における右辺の第2項すなわち下側波
帯成分をバンドパスフィルター4により除去して、右辺
の第1項すなわち上側波帯成分のみを取出すと、 一’ si口 ((ω。+ δ)を十(θ0+ ψ
))= −Dcas(δt +CP ) ・5
in(ω、t+θO)一−sin(δし+ ψ)・C0
5(ω。t 十〇、) (10)なる濾波出力搬送妨
害波成分が得られる。この濾波出力搬送妨害波成分を同
期検波回路15に導き、て表わされる妨害波成分が得ら
れる。 一−cos(δt+ψ) (+17この(11)式
の妨害波成分のレベルを4倍に調整したうえで、同期検
波回路2からの同相成分映像信号と加算合成すると、(
5)式の第1項が表わす混入妨害波成分が相殺除去され
て第2項の−C(t)のみが残ることになり、内容的に
は復調出力映像信号G(t)を意味している。なお、再
生搬送波との乗算を行なう乗算回路13は一種の変調器
であり、例えば平衡変調器を適用することができる。 つぎに、混入妨害波成分が除去されていること以外には
、入力端子に供給したテレビジョン放送波乃至中間周波
信号と全く同一の放送波乃至中間周波信号が出力端子に
現れるようにした本発明受信装置の構成例を第5図に示
す。すなわち、第5図示の構成例の主要部は、第3図乃
至第4図示の構成例における入力端のバンドパスフィル
ターを除去した形態をなしており、加算回路5からは、
第3図乃至第4図示の構成例におけると同様に、両側波
帯伝送帯域に相当する周波数帯域に混入した妨害波成分
を除去した同相成分復調出力映像信号C(t)が得られ
る。一方、同期検波回路3の検波出力を、残留側波帯変
調方式テレビジョン放送波の単側波帯伝送帯域に相当す
る通過帯域を有するバンドパスフィルタ16に供給する
と、このバンドパスフィルタ16により両側波帯伝送帯
域に相当する周波数帯域に混入した妨害波成分が除去さ
れて、(6)式から判るように直角位相成分映像信号一
−H5(t)のみが得られる。 かかる状態において、加算回路5からの同相成分映像信
号C(t)と搬送波再生回路8からの(2)式の同相秦
送波とを乗算回路19に供給して乗算することにより同
相の搬送映像信号成分を形成するとともに、バンドパス
フィルタ16からの直角位相成分映像信号−7s(t)
をレベル調整回路17および遅延回路19を介して乗算
回路20に供給するとともに、π i 移相回路7からの(4)式の直角位相搬送波を1乗
算回路20に供給して乗算するこにより直角位相の搬送
映像信号を形成する。しかる後に、それら同相および直
角位相の搬送映像信号成分を加算回路2により加算合成
すれば、出力端子22には、混入妨害波を除去した他は
、入力端子10に供給した(1)式のテレビジョン放送
波と全く同一の搬送映像信号波が得られる。 なお、同期検波回路3の検波出力をローペスフィルタ6
を介して供給する− 移相回路9として、第4図示の構
成例における乗算回路13、バンドパスフィルター4お
よび同期検波回路15の従続接続回路を代替使用すれば
、第4図示の構成例と同様に、特別の回路要素を使用す
ることなく、回路装置の構成を簡単化して低廉に実現す
ることができる。 以上の説明においては、残留側波帯変調方式テレビジョ
ン放送波の両側波帯伝送帯域中の上側波帯に妨害波が混
入したものとして、それに適合し得るような回路構成と
したが、本発明装置は、下側波帯に妨害波が混入した場
合にも、全く同様にその妨害波を相殺除去することがで
きるものである。 すなわち、この場合には、第3図、第4図および第5図
に示した回路tlF&において、加算回路5を、遅延回
路4の出力かり一 移相回路9の出力を減算するように
した減算回路に変更すればよく、また、第4図示の回路
構成においては、加算回路5はそ−のままにし、バンド
パスフィルタ14を下側波帯成分のみを通過させるよう
に変更してもよい。 効 果 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、残留
側波帯変調方式テレビジョン放送波の両側波帯伝送帯域
に混入して受像画質を著しく劣化させる妨害波を、映像
信号成分が含まれない両側波帯伝送帯域における直角位
相同期検波出力として抽出しているので、妨害波の相殺
除去に際して副次的な映像信号成分欠除による映像信号
の波形歪み等、特性劣化を伴うことなく、十分に相殺除
去して良質の受像画質を確保することができる。 また、第4図示の構成例におけるように、広い周波数帯
域に亘る信号成分を90度移相する場合、複雑なトラン
スバーサルフィルタは用いずに、従来慣用の回路要素の
みにより構成して実質的に広い帯域に亘る信号成分の9
0度移相を行い、簡単かつ低廉な構成の回路装置により
妨害波を十分に除去して良質の受信を行うことができる
。なお、第3図乃至第4図示の構成においては、入力端
のバンドパスフィルタ1は、例えば第6図に示すような
ベースバンド濾波特性を与えて出力端に挿入して同様の
作用効果が1尋られる。 さらに、第5図示の構成においては、第2図(a)
に示したような濾波特性のバンドパスフィルタを必要と
せずに、両側波帯伝送帯域に混入した妨害波をほぼ完全
に除去した他は入力と全く同一のテレビジョン放送波信
号あるいは中間周波信号が1昇られるので、既製の受信
装置に前置して簡単にテレビジョン放送受信の妨害波除
去を行うことができる。例えば、放送波中継網中のサテ
ライト局における受信装置に第5図示の構成による本発
明装置を前置すれば、良質の放送波中継を容易に達成す
ることができる。また、第5図示の構成による本発明装
置を、通常の受像機の中間周波増幅段に挿入するように
構成すれば、受像機におけるチャネル選択の如何に拘わ
りなく、妨害波除去を行うことができる。 さらにまた、本発明によれば、その動作原理からして、
混入妨害波の変調、無変調の別を問わず、また、変調形
式の如何を問わず、さらに、残留側波帯変調方式のテレ
ビジョン放送波に限らず、両側波帯伝送成分を有する変
調波の搬送信号成分に、その搬送波に対して非対称に混
入したあらゆる妨害波を、その混入個数や妨害波の周波
数変化に拘らず、十分に除去し得る、という格別の効果
が1昇られる。
第1図(a)、 (b) および(C) はテレビ
ジョン放送波の側波帯分布、同相成分および直角位相成
分をそれぞれ示す特性曲線図、 第2図(a)、 (b) および(c) は本発明
装置に用いるバンドパスフィルタ特性、同相成分および
直角位相成分における妨害波混入の態様をそれぞれ示す
特性曲線図、 第3図は本発明妨害波除去受信装置の構成例を示すブロ
ック線図 第4図は同じくその受信装置の他の構成例を示すブロッ
ク線図、 第5図は同じくその受信装置のさらに他の構成例を示す
ブロック線図、 第6図は本発明装置に用いるベースバンドフィルタの特
性例を示す特性曲線図である。 1、 14. 16 ・・・バンドパスフィルタ2、3
.15・・・同期検波回路 4.18・・・遅延回路 5,21 ・・・加算回
路6・・・ローパスフィルタ 7.9・・・i移相回路
8・・・搬送波再生回路 1o・・・入力端子11、
22・・・出力端子 13.19.20・・・乗算
回路17・・・レベル調整回路。 手続補正書 昭和59年 9 月 5 日 l・ 2゜ 1、事件の表示 昭和59年 特許 項第68985号 2発明の名称 妨害波除去受信装置 ふ補正をする者 事件との関係 特許出願人 (4(5)日本放送協会 図面中、第1図、第2図、第3図、第4図および第5図
(訂正)明 細 書 発明の名称 妨害波除去受信装置 特許請求の範囲 て前記両側波帯伝送成分中に混入した前記妨害波を相殺
除去する合成手段とを備えたこと受信装置 3、発明の詳細な説明 技 術 分 野 本発明は、混入した妨害波を除去して残留側波帯変調方
式テレビジョン放送波などを受信する妨害波除去受信装
置に関し、特に、受像画質に及ぼす影響の大きい両側波
帯伝送帯域に混入した妨害波を除去し得るようにしたも
のである。 従 来 技 術 従来、受信したテレビジョン放送波に混入している妨害
波を除去するには、阻止帯域幅の狭い帯域除去フィルタ
、すなわち、いわゆるノツチフィルタを用いて、妨害波
とともに削除される信号成分を局限するようにしていた
。しかしながら、妨害波の周波数が残留側波帯変調方式
テレビジョン放送波の映像搬送波周波数に近接している
場合、特に、テレビジョン放送波の両側波帯伝送帯域内
に混入している場合には、ノツチフィルタの挿入によっ
て副次的に生ずる信号成分の欠除による復調出力映像信
号の波形歪みが大きく現れるで、妨害波と映像搬送波と
のビートの発生による受像画質の劣化はノツチフィルタ
の挿入によって軽減されても、副次的に生ずる信号波形
の歪みによる画質劣化を伴い、十分な受像画質の改善が
得られない、という欠点があった。 発 、明 の 目 的 本発明の目的は、上述した従来の欠点を除去し、受信し
た残留側波帯変調方式テレビジョン放送波などの両側波
帯伝送帯域内に混入して著しい受信障害を生ずる妨害波
を、復調出力信号波形の歪みによる画質劣化などを伴う
ことなく、十分に除去し得るようにした妨害波除去受信
装置を提供することにある。 発 明 の 要 点 すなわち、本発明妨害波除去受信装置は、残留側波帯変
調方式テレビジョン放送波などの両側波帯伝送帯域内に
妨害波が混入した場合に、受信した変調波の搬送信号成
分の復調信号の直角位相成分としては、両側波帯伝送さ
れる信号成分は現れず、単側波帯伝送される信号成分の
みとなり、その中には妨害波も現れる、ということを巧
みに利用して妨害波を抽出し、その抽出妨害波により、
受信変調波の搬送信号成分に混入している妨害波を相殺
除去するようにしたものであり、妨害波を含めて受信し
た両側波帯伝送成分を有する変調波の搬送信号成分から
搬送波成分を再生する搬送波再生手段と、その搬送波再
生手段により再生した前記搬送波成分を−移相する搬送
波移相手段と、前記搬送波再生手段により再生した前記
搬送波成分により前記受信した変調波の搬送信号成分を
同期検波して同相成分を抽出する第1の同期検波手段と
、前記搬送波移相手段により一 移相した搬送波成分に
より両側波帯伝送帯域の前記受信した変調波の搬送信号
成分を同期検波して直角位を目成分を抽出する第2の同
期検波手段と、その第2の同期検波手段により抽出した
直角位相成分をπ/2移相する直角位相成分移相手段と
、その直角位相成分移相手段の出力と前記第1の同期検
波手段の出力とを合成して前記両側波帯伝送成分中に混
入した前記妨害波を相殺除去する合成手段とを備えたこ
とを特徴とするものである。 実 施 例 以下に図面を参照して実施例につき本発明の詳細な説明
する。 まず、残留側波帯変調方式テレビジョン放送波の側波帯
分布を第1図(a) に示すが、これは第1図(b)
および(C) にそれぞれ示す同相成分および直
角位相成分に分けることができる。図中、ω0は映像搬
送波の角周波数である。 いま、テレビジョン放送波における映像信号をG(t)
とし、映像搬送波の角周波数をω0 とすると、振幅変
調テレビジョン放送波G (t) cos ω、1を第
1図(a) に示すように残留側波帯伝送した場合に
、その信号成分はつぎのように表わすことができる。 なお、以下の関係は、残留側波帯変調方式テレビジョン
放送波を周波数変換した中間周波信号についてもそのま
まあてはまる。 C(t)cos(ωot +θo)−5(t)sin(
ω。t +θo) (1)ここに、θ。は映像搬送波
角周波数ω。における信号の位相であり、また、C(t
)および5(t)はそれぞれ第1図(b) および(C
) において映像搬送波角周波数の。を0すなわちゼ
ロ周波数にシフトした特性の伝達関数を有する回路に上
述した映像信号G(t)を供給した場合にそれぞれ得ら
れる出力応答である。しかして、映像信号G(t)の周
波数帯域が第1図(a) に示した帯域νの範囲にか
ぎられているものとし、同相成分の伝達関数の振幅特性
が平坦であり、位相特性がリニアである場合には、C(
t)・G(t)/2となる。したがって、(1) 式
によって表わされる出力をつぎの(2)式の搬送波によ
って同期検波すれば、もとの映像信号が完全に復調され
る。 cos (ω。t+θ。)(2) 同相成分の振幅特性を平坦にするように構成したバンド
パスフィルタの帯域特性は第2図(a) に示すよう
になり、また、このときフィルタの位相特性はリニアと
する。したがって、第1図(a) に示した側波帯分
布を有するテレビジョン放送波を第2図(a) に示
した帯域特性のバンドパスフィルタに供給し、その濾波
出力を映像搬送波と同一の角周波数ω。および位相θ。 を有する搬送波COS (ω。t+θ。)によって同期
検波すると、もとの映像信号が得られ、一方、映像搬送
波と同一の角周波数ω。ををするも、位相が上述したθ
0 とは時間遅れの方向を正としてi だけ異なる搬送
波5in(ω。を十〇。)によって同期検波すると、角
周波数0〜μの範囲においては映像信号成分が全く含ま
れない映像信号成分の直角位相成分が得られる。 かかる状態のもとに、第2図(a)に示すように、映像
搬送波の角周波数ω。から角周波数δだけ離れた周波数
位置につぎの妨害波 A−CO8((ωG+ δ)t+(θo+p) )
(3)が混入したとする。ここに、(θ
o+%) は妨害波の位相である。この妨害波を映像
搬送波と同一の角周波数ω。および位相θ。を有する搬
送波、すなわち、(2)式によって表わされる搬送波と
、映像搬送波と同一の角周波数ω。を有するも、iだけ
位相の異なるつぎの(4)式の搬送波5in(ω、1+
θ、> (4)とによってそれぞれ同期
検波し、ベースバンド成分のみをそれぞれ取出すと、 同相成分 T C08(δむ+ρ)+ T C(t)
(5)直角位相成分−T s+n(δt + ’f’
)−−5(t)なる二様の復調出力が1尋られる。そ
のうち、(6)式の直角位相成分を帯域幅μのローパス
フィルタに加えると、そのフィルタの出力側に(6)
式の第1項に相当する成分、すなわち、妨害波成分”
’ 2 Sl口(δt+P)
(7)のみを取出すことができる。 一方、(5)式の同相成分中には、帯域幅μの範囲内に
ついてみてももとの映像信号成分と妨害波成分とが含ま
れている。したがって、いま、(7)式によって表わさ
れる妨害波成分から に 一−cos(δt+ρ )(8) なる形態の信号成分を作り出すことができれば、その信
号成分を(5) 式の同相成分に加算合成することによ
り、妨害波成分を相殺除去することかできる。 しかして、(7)式の妨害波成分から(8)式の信号成
分を作り出すには、(7)式の妨害波成分の位相を90
度すなわち−だけ直角に転換するように、π 移相回路
を通過させる。 本発明受信装置は、以上のような動作原理を実現するよ
うに構成したものであり、その基本的構成の例を第3図
に示す。図示の構成においては、入力端子10に供給し
たテレビジョンの放送波あるいはそれを周波数変換した
中間周波信号を位相直線性の良好なバンドパスフィルタ
ーに導き、残留側波帯変調方式テレビジョン放送波の両
側波帯伝送帯域に相当する周波数帯域のみ、第2図(a
> に示したように信号振幅を半減させたうえで、同
期検波回路2および3に並列に供給する。それらの同期
検波回路2.3を駆動する搬送波は、入力端子lOから
のテレビジョン放送波あるいは中間周波信号を搬送波再
生回路8に供給してその映像搬送波成分を抜き出し、バ
ンドパスフィルターの濾波出力中の映像搬送波成分と同
相にて発生させる。 その同相搬送波を、同期検波回路2に直接に印加して同
相成分の映像信号を得るとともに、−移和回路7を介し
て90度だけ移参目したうえで同期検波回路3に印加し
て直角位相成分の映像信号と妨害波成分を検波出力とし
て取出す。後者の同期検波回路3の検波出力を残留側波
帯変調方式テレビジョン放送波あるいは中間周波信号の
両側波帯伝送帯域に相当する映像周波数帯域のみを通過
させるローパフイルタロに供給して、そのフィルタ日の
出力側から両側波帯伝送帯域に相当する周波数帯域内に
存在する妨害波成分のみを抽出し、その抽出した妨害波
成分を−移相回路9に導いて90度移相したうえで、要
すればレベル調整回路(図示せず)を介して加算回路5
に導く。前者の同期検波回路2からの映像信号成分は、
他方の系統におけるローパスフィルタ6が呈する遅延と
同等の遅延を与える遅延回路4を介してタイミングを揃
えたうえで、同じく加算回路5に導き、他方の系統から
導いた上述の妨害波成分と加算合成すれば、両側波帯伝
送帯域に相当する周波数帯域内に混入している妨害波を
相殺除去した良質の復調出力映像信号を出力端子11か
ら取出すことができる。 なお、検波出力妨害波成分を90度移相する一? 移相回路9は、伝達関数のインパルスレスポンスが−と
なるフィルタを構成することにより実現πt することができ、かかるフィルタとしては、例えば、す
でに実用化されている電荷結合素子CCDを用いて構成
したトランスバーサルフィルタなどを適用することがで
きる。また、この−移相回路9の構成に際して、ローパ
スフィルタ6の濾波特性をも含めることも可能である。 なお、テレビジョン放送波あるいは中間周波信号に対し
て第2図(a) に示す特性を付与するバンドパスフ
ィルターの方は、例えば、弾性表面波素子を用いること
によって容易に構成することができる。 つぎに、第3図示の構成例において、i 移(0回路9
に前述のトランスバーサルフィルタなど特別の回路要素
を使用することなく、慣用の回路要素を用いて簡易に−
移相回路9を構成した場合における本発明受信装置の他
の構成例を第4図に示す。第4図示の構成例において破
線枠により囲んで示す回路部分は、第3図示の構成例に
おいてπ −移相回路9を除いた残余の回路部分と全く同一である
。すなわち、第4図示の構成例においては、第3図示の
構成例における− 移相回路9を、乗算回路13、バン
ドパスフィルター4および同期検波回路15を順次に接
続した構成によって置換したものであり、ローパスフィ
ルタ6から抽出したベースバンドの妨害波成分を乗算回
路13に導いて搬送波再生回路8からの再生搬送波と乗
算することにより一旦搬送妨害波成分の形態に戻し、バ
ンドパスフィルター4により上側波帯成分のみを取出し
て同期検波回路15に導き、i移相回路7からの直角位
相車送波によって同期検波することにより、ローパスフ
ィルタ6の濾波出力妨害波成分から90度移相した妨害
波成分を取出して加算回路5に供給するようにしである
。 しかして、ローパスフィルタ6の濾波出力は(7)式の
妨害波成分であり、この(7)式の妨害波成分と搬送波
再生回路8から得た(2)式の再生搬送波とを乗算する
と、つぎの(9)式の1般送妨害波成分が得られる。 −! 5in(δ[十P)・C08(ω、1+θ。)=
−−s+n((ωθ+ δ)し+(θ0−ρ ))傷 七〜sin ((ω。−δ)し+(μ。−ρ ))(
9)虫 この(9)式における右辺の第2項すなわち下側波帯成
分をバンドパスフィルター4により除去して、右辺の第
1項すなわち上側波帯成分のみを取出すと、 一、s+n((ω0+δ)t+(θo+H>)=−−c
os(δt+% ) 1sin(ω、1+θ0)偽 一+s+n(δt 十 tp ) ・ cos
(ω、t + θo) (10)なる濾波出力搬
送妨害波成分が寿られる。この濾波出力搬送妨害波成分
を同期検波回路15に導き、π −移相回路7からの(4)式による直角位相搬送波によ
って同期検波すると、つぎの(11)式によって表わさ
れる妨害波成分が得られる。 −八。。8(δt+(p) (11)こ
の(11)式の妨害波成分のレベルを4倍に調整したう
えで、同期検波回路2からの同相成分映像信号と加算合
成すると、(5)式の第1項が表わす混入妨害波成分が
相殺除去されて第2項の1c(t)のみが残ることにな
り、内容的には復調出力映像信号G (t)を意味して
いる。なお、再生搬送波との乗算を行なう乗算回路13
は一種の変調器であり、例えば平衡変調器を適用するこ
とができる。 つぎに、混入妨害波成分が除去されていること以外には
、入力端子に供給したテレビジョン放送波乃至中間周波
信号と全く同一の放送波乃至中間周波信号が出力端子に
現れるようにした本発明受信装置の構成例を第5図に示
す。すなわち、第5図示の構成例の主要部は、第3図乃
至第4図示の構成例における入力端のバンドパスフィル
ターを除去した形態をなしており、加算回路5からは、
第3図乃至第4図示の構成例におけると同様に、両側波
帯伝送帯域に相当する周波数帯域に混入した妨害波成分
を除去した同相成分復調出力映像信号C(t)が得られ
る。一方、同期検波回路3の検波出力を、残留側波帯変
調方式テレビジョン放送波の単側波帯伝送帯域に相当す
る通過帯域を有するバンドパスフィルター6に供給する
と、このバンドパスフィルター6により両側波帯伝送帯
域に相当する周波数帯域に混入した妨害波成分が除去さ
れて、(6)式から判るように直角位相成分映像信号■ 一7s(t)のみが得られる。 かかる状態において、加算回路5からの同相成分映像信
号C(t)と搬送波再生回路8からの(2)式の同相搬
送波とを乗算回路19に供給して乗算することにより同
相の搬送映像信号成分を形成するとともに、バンドパス
フィルタ16からの直角位相成分映像信号−yS(t)
をレベル調整回路17および遅延回路19を介して乗算
回路20に供給するとともに、π i 移相回路7からの(4)式の直角位相搬送波をも乗
算回路20に供給して乗算するこにより直角位相の搬送
映像信号を形成する。しかる後に、それら同相および直
角位相の搬送映像信号成分を加算回路2により加算合成
すれば、出力端子22には、混入妨害波を除去した他は
、入力端子IOに供給した(1) 式のテレビジョン
放送波と全く同一の搬送映像信号波が得られる。 なお、同期検波回路3の検波出力をローパスフィルタ6
を介して供給するi 移相回路9として、′J!4図示
の構成例における乗算回路13、バンドパスフィルタ1
4および同期検波回路15の従続接続回路を代替使用す
れば、第4図示の構成例と同様に、特別の回路要素を使
用することなく、回路装置の構成を簡単化して低度に実
現することができる。 以上の説明においては、残留側波帯変調方式テレビジョ
ン放送波の両側波帯伝送帯域中の上側波帯に妨害波が混
入したものとして、それに適合し1尋るような回路構成
としたが、本発明装置は、下側波帯に妨害波が混入した
場合にも、全く同様にその妨害波を相殺除去することが
できるものである。 すなわち、この場合には、第3図、第4図および第5図
に示した回路構成において、加算回路5を、遅延回路4
の出力から−移相回路9の出力を減算するようにした減
算回路に変更すればよく、また、第4図示の回路構成に
おいては、加算回路5はそのままに、し、バンドパスフ
ィルタ14を下側波帯成分のみを通過させるように変更
してもよい。 効 果 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、残留
側波帯変調方式テレビジョン放送波の両側波帯伝送帯域
に混入して受像画質を著しく劣化させる妨害波を、映像
信号成分が含まれない両側波帯伝送帯域における直角位
相同期検波出力として抽出しているので、妨害波の相殺
除去に際して副次的な映像信号成分欠除による映像信号
の波形歪み等、特性劣化を伴うことなく、十分に相殺除
去して良質の受像画質を確保することができる。 また、第4図示の構成例におけるように、広い周波数帯
域に亘る信号成分を90度移相する場合、複雑なトラン
スバーサルフィルタは用いずに、従来慣用の回路要素の
みにより構成して実質的に広い帯域に亘る信号成分の9
0度移相を行い、簡単かつ低度な構成の回路装置により
妨害波を十分に除去して良質の受信を行うことができる
。なお、第3図乃至第4図示の構成においては、入力端
のバンドパスフィルタlは、例えば第6図に示すような
ベースバンド濾波特性を与えて出力端に挿入して同様の
作用効果が得られる。 さらに、第5図示の構成においては、第2図(a)
に示したような濾波特性のバンドパスフィルタを必要と
せずに、両側波帯伝送帯域に混入した妨害波をほぼ完全
に除去した他は人力と全く同一のテレビジョン放送波信
号あるいは中間周波信号が得られるので、既製の受信装
置に前置して簡単にテレビジョン放送受信の妨害波除去
を行うことができる。例えば、放送波中継網中のサテラ
イト局における受信装置に第5図示の構成による本発明
装置を前置すれば、良質の放送波中継を容易に達成する
ことができる。また、第5図示の構成による本発明装置
を、通常の受像機の中間周波増幅段に挿入するように構
成すれば、受像機におけるチャネル選択の如何に拘わり
なく、妨害波除去を行うことができる。 さらにまた、本発明によれば、その動作原理からして、
混入妨害波の変調、無変調の別を問わず、また、変調形
式の如何を問わず、さらに、残留側波帯変調方式のテレ
ビジョン放送波に限らず、両側波帯伝送成分を有する変
調波の搬送信号成分に、その搬送波に対して非対称に混
入したあらゆる妨害波を、その混入個数や妨害波の周波
数変化に拘らず、十分に除去し得る、という格別の効果
が得られる。 4、図面の簡単な説明 第1図(a)、 (b) および(C) はテレビ
ジョン放送波の側波帯分布、同相成分右よび直角位相成
分をそれぞれ示す特性曲線図、 第2図(a)、 (b) および(c) は本発明
装置に用いるバンドパスフィルタ特性、同相成分および
直角位相成分における妨害波混入の態様をそれぞれ示す
特性曲線図、 第3図は本発明妨害波除去受信装置の構成例を示すブロ
ック線図 第4図は同じくその受信装置の他の構成例を示すブロッ
ク線図、 第5図は同じくその受信装置のさらに他の構′成例を示
すブロック線図、 第6図は本発明装置に用いるベースバンドフィルタの特
性例を示す特性曲線図である。 1、 14. 16 ・・・バンドパスフィルタ2、3
.15・・・同期検波回路 4.18・・・遅延回路 5.21・・・加算回路
6・・・ローパスフィルタ 7,9・・・ −移相回m
8・・・搬送波再生回路 10・・・入力端子11、
22・・・出力端子 13.19.20・・・乗算
回路17・・・レベル調整回路。 第1図 “r 1lEI′ゝ αノO 第2図 第3図 (NT、Eカ) 第4図
ジョン放送波の側波帯分布、同相成分および直角位相成
分をそれぞれ示す特性曲線図、 第2図(a)、 (b) および(c) は本発明
装置に用いるバンドパスフィルタ特性、同相成分および
直角位相成分における妨害波混入の態様をそれぞれ示す
特性曲線図、 第3図は本発明妨害波除去受信装置の構成例を示すブロ
ック線図 第4図は同じくその受信装置の他の構成例を示すブロッ
ク線図、 第5図は同じくその受信装置のさらに他の構成例を示す
ブロック線図、 第6図は本発明装置に用いるベースバンドフィルタの特
性例を示す特性曲線図である。 1、 14. 16 ・・・バンドパスフィルタ2、3
.15・・・同期検波回路 4.18・・・遅延回路 5,21 ・・・加算回
路6・・・ローパスフィルタ 7.9・・・i移相回路
8・・・搬送波再生回路 1o・・・入力端子11、
22・・・出力端子 13.19.20・・・乗算
回路17・・・レベル調整回路。 手続補正書 昭和59年 9 月 5 日 l・ 2゜ 1、事件の表示 昭和59年 特許 項第68985号 2発明の名称 妨害波除去受信装置 ふ補正をする者 事件との関係 特許出願人 (4(5)日本放送協会 図面中、第1図、第2図、第3図、第4図および第5図
(訂正)明 細 書 発明の名称 妨害波除去受信装置 特許請求の範囲 て前記両側波帯伝送成分中に混入した前記妨害波を相殺
除去する合成手段とを備えたこと受信装置 3、発明の詳細な説明 技 術 分 野 本発明は、混入した妨害波を除去して残留側波帯変調方
式テレビジョン放送波などを受信する妨害波除去受信装
置に関し、特に、受像画質に及ぼす影響の大きい両側波
帯伝送帯域に混入した妨害波を除去し得るようにしたも
のである。 従 来 技 術 従来、受信したテレビジョン放送波に混入している妨害
波を除去するには、阻止帯域幅の狭い帯域除去フィルタ
、すなわち、いわゆるノツチフィルタを用いて、妨害波
とともに削除される信号成分を局限するようにしていた
。しかしながら、妨害波の周波数が残留側波帯変調方式
テレビジョン放送波の映像搬送波周波数に近接している
場合、特に、テレビジョン放送波の両側波帯伝送帯域内
に混入している場合には、ノツチフィルタの挿入によっ
て副次的に生ずる信号成分の欠除による復調出力映像信
号の波形歪みが大きく現れるで、妨害波と映像搬送波と
のビートの発生による受像画質の劣化はノツチフィルタ
の挿入によって軽減されても、副次的に生ずる信号波形
の歪みによる画質劣化を伴い、十分な受像画質の改善が
得られない、という欠点があった。 発 、明 の 目 的 本発明の目的は、上述した従来の欠点を除去し、受信し
た残留側波帯変調方式テレビジョン放送波などの両側波
帯伝送帯域内に混入して著しい受信障害を生ずる妨害波
を、復調出力信号波形の歪みによる画質劣化などを伴う
ことなく、十分に除去し得るようにした妨害波除去受信
装置を提供することにある。 発 明 の 要 点 すなわち、本発明妨害波除去受信装置は、残留側波帯変
調方式テレビジョン放送波などの両側波帯伝送帯域内に
妨害波が混入した場合に、受信した変調波の搬送信号成
分の復調信号の直角位相成分としては、両側波帯伝送さ
れる信号成分は現れず、単側波帯伝送される信号成分の
みとなり、その中には妨害波も現れる、ということを巧
みに利用して妨害波を抽出し、その抽出妨害波により、
受信変調波の搬送信号成分に混入している妨害波を相殺
除去するようにしたものであり、妨害波を含めて受信し
た両側波帯伝送成分を有する変調波の搬送信号成分から
搬送波成分を再生する搬送波再生手段と、その搬送波再
生手段により再生した前記搬送波成分を−移相する搬送
波移相手段と、前記搬送波再生手段により再生した前記
搬送波成分により前記受信した変調波の搬送信号成分を
同期検波して同相成分を抽出する第1の同期検波手段と
、前記搬送波移相手段により一 移相した搬送波成分に
より両側波帯伝送帯域の前記受信した変調波の搬送信号
成分を同期検波して直角位を目成分を抽出する第2の同
期検波手段と、その第2の同期検波手段により抽出した
直角位相成分をπ/2移相する直角位相成分移相手段と
、その直角位相成分移相手段の出力と前記第1の同期検
波手段の出力とを合成して前記両側波帯伝送成分中に混
入した前記妨害波を相殺除去する合成手段とを備えたこ
とを特徴とするものである。 実 施 例 以下に図面を参照して実施例につき本発明の詳細な説明
する。 まず、残留側波帯変調方式テレビジョン放送波の側波帯
分布を第1図(a) に示すが、これは第1図(b)
および(C) にそれぞれ示す同相成分および直
角位相成分に分けることができる。図中、ω0は映像搬
送波の角周波数である。 いま、テレビジョン放送波における映像信号をG(t)
とし、映像搬送波の角周波数をω0 とすると、振幅変
調テレビジョン放送波G (t) cos ω、1を第
1図(a) に示すように残留側波帯伝送した場合に
、その信号成分はつぎのように表わすことができる。 なお、以下の関係は、残留側波帯変調方式テレビジョン
放送波を周波数変換した中間周波信号についてもそのま
まあてはまる。 C(t)cos(ωot +θo)−5(t)sin(
ω。t +θo) (1)ここに、θ。は映像搬送波
角周波数ω。における信号の位相であり、また、C(t
)および5(t)はそれぞれ第1図(b) および(C
) において映像搬送波角周波数の。を0すなわちゼ
ロ周波数にシフトした特性の伝達関数を有する回路に上
述した映像信号G(t)を供給した場合にそれぞれ得ら
れる出力応答である。しかして、映像信号G(t)の周
波数帯域が第1図(a) に示した帯域νの範囲にか
ぎられているものとし、同相成分の伝達関数の振幅特性
が平坦であり、位相特性がリニアである場合には、C(
t)・G(t)/2となる。したがって、(1) 式
によって表わされる出力をつぎの(2)式の搬送波によ
って同期検波すれば、もとの映像信号が完全に復調され
る。 cos (ω。t+θ。)(2) 同相成分の振幅特性を平坦にするように構成したバンド
パスフィルタの帯域特性は第2図(a) に示すよう
になり、また、このときフィルタの位相特性はリニアと
する。したがって、第1図(a) に示した側波帯分
布を有するテレビジョン放送波を第2図(a) に示
した帯域特性のバンドパスフィルタに供給し、その濾波
出力を映像搬送波と同一の角周波数ω。および位相θ。 を有する搬送波COS (ω。t+θ。)によって同期
検波すると、もとの映像信号が得られ、一方、映像搬送
波と同一の角周波数ω。ををするも、位相が上述したθ
0 とは時間遅れの方向を正としてi だけ異なる搬送
波5in(ω。を十〇。)によって同期検波すると、角
周波数0〜μの範囲においては映像信号成分が全く含ま
れない映像信号成分の直角位相成分が得られる。 かかる状態のもとに、第2図(a)に示すように、映像
搬送波の角周波数ω。から角周波数δだけ離れた周波数
位置につぎの妨害波 A−CO8((ωG+ δ)t+(θo+p) )
(3)が混入したとする。ここに、(θ
o+%) は妨害波の位相である。この妨害波を映像
搬送波と同一の角周波数ω。および位相θ。を有する搬
送波、すなわち、(2)式によって表わされる搬送波と
、映像搬送波と同一の角周波数ω。を有するも、iだけ
位相の異なるつぎの(4)式の搬送波5in(ω、1+
θ、> (4)とによってそれぞれ同期
検波し、ベースバンド成分のみをそれぞれ取出すと、 同相成分 T C08(δむ+ρ)+ T C(t)
(5)直角位相成分−T s+n(δt + ’f’
)−−5(t)なる二様の復調出力が1尋られる。そ
のうち、(6)式の直角位相成分を帯域幅μのローパス
フィルタに加えると、そのフィルタの出力側に(6)
式の第1項に相当する成分、すなわち、妨害波成分”
’ 2 Sl口(δt+P)
(7)のみを取出すことができる。 一方、(5)式の同相成分中には、帯域幅μの範囲内に
ついてみてももとの映像信号成分と妨害波成分とが含ま
れている。したがって、いま、(7)式によって表わさ
れる妨害波成分から に 一−cos(δt+ρ )(8) なる形態の信号成分を作り出すことができれば、その信
号成分を(5) 式の同相成分に加算合成することによ
り、妨害波成分を相殺除去することかできる。 しかして、(7)式の妨害波成分から(8)式の信号成
分を作り出すには、(7)式の妨害波成分の位相を90
度すなわち−だけ直角に転換するように、π 移相回路
を通過させる。 本発明受信装置は、以上のような動作原理を実現するよ
うに構成したものであり、その基本的構成の例を第3図
に示す。図示の構成においては、入力端子10に供給し
たテレビジョンの放送波あるいはそれを周波数変換した
中間周波信号を位相直線性の良好なバンドパスフィルタ
ーに導き、残留側波帯変調方式テレビジョン放送波の両
側波帯伝送帯域に相当する周波数帯域のみ、第2図(a
> に示したように信号振幅を半減させたうえで、同
期検波回路2および3に並列に供給する。それらの同期
検波回路2.3を駆動する搬送波は、入力端子lOから
のテレビジョン放送波あるいは中間周波信号を搬送波再
生回路8に供給してその映像搬送波成分を抜き出し、バ
ンドパスフィルターの濾波出力中の映像搬送波成分と同
相にて発生させる。 その同相搬送波を、同期検波回路2に直接に印加して同
相成分の映像信号を得るとともに、−移和回路7を介し
て90度だけ移参目したうえで同期検波回路3に印加し
て直角位相成分の映像信号と妨害波成分を検波出力とし
て取出す。後者の同期検波回路3の検波出力を残留側波
帯変調方式テレビジョン放送波あるいは中間周波信号の
両側波帯伝送帯域に相当する映像周波数帯域のみを通過
させるローパフイルタロに供給して、そのフィルタ日の
出力側から両側波帯伝送帯域に相当する周波数帯域内に
存在する妨害波成分のみを抽出し、その抽出した妨害波
成分を−移相回路9に導いて90度移相したうえで、要
すればレベル調整回路(図示せず)を介して加算回路5
に導く。前者の同期検波回路2からの映像信号成分は、
他方の系統におけるローパスフィルタ6が呈する遅延と
同等の遅延を与える遅延回路4を介してタイミングを揃
えたうえで、同じく加算回路5に導き、他方の系統から
導いた上述の妨害波成分と加算合成すれば、両側波帯伝
送帯域に相当する周波数帯域内に混入している妨害波を
相殺除去した良質の復調出力映像信号を出力端子11か
ら取出すことができる。 なお、検波出力妨害波成分を90度移相する一? 移相回路9は、伝達関数のインパルスレスポンスが−と
なるフィルタを構成することにより実現πt することができ、かかるフィルタとしては、例えば、す
でに実用化されている電荷結合素子CCDを用いて構成
したトランスバーサルフィルタなどを適用することがで
きる。また、この−移相回路9の構成に際して、ローパ
スフィルタ6の濾波特性をも含めることも可能である。 なお、テレビジョン放送波あるいは中間周波信号に対し
て第2図(a) に示す特性を付与するバンドパスフ
ィルターの方は、例えば、弾性表面波素子を用いること
によって容易に構成することができる。 つぎに、第3図示の構成例において、i 移(0回路9
に前述のトランスバーサルフィルタなど特別の回路要素
を使用することなく、慣用の回路要素を用いて簡易に−
移相回路9を構成した場合における本発明受信装置の他
の構成例を第4図に示す。第4図示の構成例において破
線枠により囲んで示す回路部分は、第3図示の構成例に
おいてπ −移相回路9を除いた残余の回路部分と全く同一である
。すなわち、第4図示の構成例においては、第3図示の
構成例における− 移相回路9を、乗算回路13、バン
ドパスフィルター4および同期検波回路15を順次に接
続した構成によって置換したものであり、ローパスフィ
ルタ6から抽出したベースバンドの妨害波成分を乗算回
路13に導いて搬送波再生回路8からの再生搬送波と乗
算することにより一旦搬送妨害波成分の形態に戻し、バ
ンドパスフィルター4により上側波帯成分のみを取出し
て同期検波回路15に導き、i移相回路7からの直角位
相車送波によって同期検波することにより、ローパスフ
ィルタ6の濾波出力妨害波成分から90度移相した妨害
波成分を取出して加算回路5に供給するようにしである
。 しかして、ローパスフィルタ6の濾波出力は(7)式の
妨害波成分であり、この(7)式の妨害波成分と搬送波
再生回路8から得た(2)式の再生搬送波とを乗算する
と、つぎの(9)式の1般送妨害波成分が得られる。 −! 5in(δ[十P)・C08(ω、1+θ。)=
−−s+n((ωθ+ δ)し+(θ0−ρ ))傷 七〜sin ((ω。−δ)し+(μ。−ρ ))(
9)虫 この(9)式における右辺の第2項すなわち下側波帯成
分をバンドパスフィルター4により除去して、右辺の第
1項すなわち上側波帯成分のみを取出すと、 一、s+n((ω0+δ)t+(θo+H>)=−−c
os(δt+% ) 1sin(ω、1+θ0)偽 一+s+n(δt 十 tp ) ・ cos
(ω、t + θo) (10)なる濾波出力搬
送妨害波成分が寿られる。この濾波出力搬送妨害波成分
を同期検波回路15に導き、π −移相回路7からの(4)式による直角位相搬送波によ
って同期検波すると、つぎの(11)式によって表わさ
れる妨害波成分が得られる。 −八。。8(δt+(p) (11)こ
の(11)式の妨害波成分のレベルを4倍に調整したう
えで、同期検波回路2からの同相成分映像信号と加算合
成すると、(5)式の第1項が表わす混入妨害波成分が
相殺除去されて第2項の1c(t)のみが残ることにな
り、内容的には復調出力映像信号G (t)を意味して
いる。なお、再生搬送波との乗算を行なう乗算回路13
は一種の変調器であり、例えば平衡変調器を適用するこ
とができる。 つぎに、混入妨害波成分が除去されていること以外には
、入力端子に供給したテレビジョン放送波乃至中間周波
信号と全く同一の放送波乃至中間周波信号が出力端子に
現れるようにした本発明受信装置の構成例を第5図に示
す。すなわち、第5図示の構成例の主要部は、第3図乃
至第4図示の構成例における入力端のバンドパスフィル
ターを除去した形態をなしており、加算回路5からは、
第3図乃至第4図示の構成例におけると同様に、両側波
帯伝送帯域に相当する周波数帯域に混入した妨害波成分
を除去した同相成分復調出力映像信号C(t)が得られ
る。一方、同期検波回路3の検波出力を、残留側波帯変
調方式テレビジョン放送波の単側波帯伝送帯域に相当す
る通過帯域を有するバンドパスフィルター6に供給する
と、このバンドパスフィルター6により両側波帯伝送帯
域に相当する周波数帯域に混入した妨害波成分が除去さ
れて、(6)式から判るように直角位相成分映像信号■ 一7s(t)のみが得られる。 かかる状態において、加算回路5からの同相成分映像信
号C(t)と搬送波再生回路8からの(2)式の同相搬
送波とを乗算回路19に供給して乗算することにより同
相の搬送映像信号成分を形成するとともに、バンドパス
フィルタ16からの直角位相成分映像信号−yS(t)
をレベル調整回路17および遅延回路19を介して乗算
回路20に供給するとともに、π i 移相回路7からの(4)式の直角位相搬送波をも乗
算回路20に供給して乗算するこにより直角位相の搬送
映像信号を形成する。しかる後に、それら同相および直
角位相の搬送映像信号成分を加算回路2により加算合成
すれば、出力端子22には、混入妨害波を除去した他は
、入力端子IOに供給した(1) 式のテレビジョン
放送波と全く同一の搬送映像信号波が得られる。 なお、同期検波回路3の検波出力をローパスフィルタ6
を介して供給するi 移相回路9として、′J!4図示
の構成例における乗算回路13、バンドパスフィルタ1
4および同期検波回路15の従続接続回路を代替使用す
れば、第4図示の構成例と同様に、特別の回路要素を使
用することなく、回路装置の構成を簡単化して低度に実
現することができる。 以上の説明においては、残留側波帯変調方式テレビジョ
ン放送波の両側波帯伝送帯域中の上側波帯に妨害波が混
入したものとして、それに適合し1尋るような回路構成
としたが、本発明装置は、下側波帯に妨害波が混入した
場合にも、全く同様にその妨害波を相殺除去することが
できるものである。 すなわち、この場合には、第3図、第4図および第5図
に示した回路構成において、加算回路5を、遅延回路4
の出力から−移相回路9の出力を減算するようにした減
算回路に変更すればよく、また、第4図示の回路構成に
おいては、加算回路5はそのままに、し、バンドパスフ
ィルタ14を下側波帯成分のみを通過させるように変更
してもよい。 効 果 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、残留
側波帯変調方式テレビジョン放送波の両側波帯伝送帯域
に混入して受像画質を著しく劣化させる妨害波を、映像
信号成分が含まれない両側波帯伝送帯域における直角位
相同期検波出力として抽出しているので、妨害波の相殺
除去に際して副次的な映像信号成分欠除による映像信号
の波形歪み等、特性劣化を伴うことなく、十分に相殺除
去して良質の受像画質を確保することができる。 また、第4図示の構成例におけるように、広い周波数帯
域に亘る信号成分を90度移相する場合、複雑なトラン
スバーサルフィルタは用いずに、従来慣用の回路要素の
みにより構成して実質的に広い帯域に亘る信号成分の9
0度移相を行い、簡単かつ低度な構成の回路装置により
妨害波を十分に除去して良質の受信を行うことができる
。なお、第3図乃至第4図示の構成においては、入力端
のバンドパスフィルタlは、例えば第6図に示すような
ベースバンド濾波特性を与えて出力端に挿入して同様の
作用効果が得られる。 さらに、第5図示の構成においては、第2図(a)
に示したような濾波特性のバンドパスフィルタを必要と
せずに、両側波帯伝送帯域に混入した妨害波をほぼ完全
に除去した他は人力と全く同一のテレビジョン放送波信
号あるいは中間周波信号が得られるので、既製の受信装
置に前置して簡単にテレビジョン放送受信の妨害波除去
を行うことができる。例えば、放送波中継網中のサテラ
イト局における受信装置に第5図示の構成による本発明
装置を前置すれば、良質の放送波中継を容易に達成する
ことができる。また、第5図示の構成による本発明装置
を、通常の受像機の中間周波増幅段に挿入するように構
成すれば、受像機におけるチャネル選択の如何に拘わり
なく、妨害波除去を行うことができる。 さらにまた、本発明によれば、その動作原理からして、
混入妨害波の変調、無変調の別を問わず、また、変調形
式の如何を問わず、さらに、残留側波帯変調方式のテレ
ビジョン放送波に限らず、両側波帯伝送成分を有する変
調波の搬送信号成分に、その搬送波に対して非対称に混
入したあらゆる妨害波を、その混入個数や妨害波の周波
数変化に拘らず、十分に除去し得る、という格別の効果
が得られる。 4、図面の簡単な説明 第1図(a)、 (b) および(C) はテレビ
ジョン放送波の側波帯分布、同相成分右よび直角位相成
分をそれぞれ示す特性曲線図、 第2図(a)、 (b) および(c) は本発明
装置に用いるバンドパスフィルタ特性、同相成分および
直角位相成分における妨害波混入の態様をそれぞれ示す
特性曲線図、 第3図は本発明妨害波除去受信装置の構成例を示すブロ
ック線図 第4図は同じくその受信装置の他の構成例を示すブロッ
ク線図、 第5図は同じくその受信装置のさらに他の構′成例を示
すブロック線図、 第6図は本発明装置に用いるベースバンドフィルタの特
性例を示す特性曲線図である。 1、 14. 16 ・・・バンドパスフィルタ2、3
.15・・・同期検波回路 4.18・・・遅延回路 5.21・・・加算回路
6・・・ローパスフィルタ 7,9・・・ −移相回m
8・・・搬送波再生回路 10・・・入力端子11、
22・・・出力端子 13.19.20・・・乗算
回路17・・・レベル調整回路。 第1図 “r 1lEI′ゝ αノO 第2図 第3図 (NT、Eカ) 第4図
Claims (1)
- 1、残留側波帯方式のテレビジョン放送波あるいはその
テレビジョン放送波を周波数変換した中間周波信号から
搬送波を再生する搬送波再生手段と、再生した前記搬送
波をπ/2移相する搬送波移相手段と、前記再生した搬
送波および前記π/2移相した搬送波により前記テレビ
ジョン放送波あるいは中間周波信号をそれぞれ同期検波
する第1および第2の同期検波手段と、前記第2の同期
検波手段の出力映像信号の周波数帯域を前記テレビジョ
ン放送波あるいは中間周波信号の両側波帯伝送帯域に対
応した周波数帯域に制限する帯域制限手段と、その帯域
制限手段の出力映像信号をπ/2移相する映像周波移相
手段と、その映像周波移相手段および前記第1の同期検
波手段の出力映像信号を互いに合成する合成手段とを備
え、その合成手段の出力として前記テレビジョン放送波
あるいは中間周波信号の両側波帯伝送帯域に混入した妨
害波を除去した出力映像信号を得るようにしたことを特
徴とするテレビジョン放送受信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59068985A JPH07105920B2 (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | 妨害波除去受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59068985A JPH07105920B2 (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | 妨害波除去受信装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61129924A true JPS61129924A (ja) | 1986-06-17 |
| JPH07105920B2 JPH07105920B2 (ja) | 1995-11-13 |
Family
ID=13389461
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59068985A Expired - Lifetime JPH07105920B2 (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | 妨害波除去受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07105920B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63155961A (ja) * | 1986-12-19 | 1988-06-29 | Japan Radio Co Ltd | テレビ受信波に混入する妨害波の除去装置 |
| JP2004304756A (ja) * | 2003-03-14 | 2004-10-28 | Maspro Denkoh Corp | 直交検波回路及びオフセットビートキャンセラ |
| US7542524B2 (en) | 2003-11-11 | 2009-06-02 | Casio Computer Co., Ltd. | Radio wave receiver, radio wave reception integrated circuit, wave clock, and repeater |
| US7587188B2 (en) | 2002-10-16 | 2009-09-08 | Casio Computer Co., Ltd. | Radio wave reception device, radio wave clock, and repeater |
| WO2016075878A1 (ja) * | 2014-11-10 | 2016-05-19 | 株式会社豊田中央研究所 | 信号処理装置及び信号処理方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4960419A (ja) * | 1972-10-10 | 1974-06-12 |
-
1984
- 1984-04-09 JP JP59068985A patent/JPH07105920B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
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| US7613441B2 (en) | 2002-10-16 | 2009-11-03 | Casio Computer Co., Ltd. | Radio wave reception device and radio wave clock |
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| US7809341B2 (en) | 2002-10-16 | 2010-10-05 | Casio Computer Co., Ltd. | Radio wave reception device, radio wave clock, and repeater |
| US7835714B2 (en) | 2002-10-16 | 2010-11-16 | Casio Computer Co., Ltd. | Radio wave reception device, radio wave clock |
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| WO2016075878A1 (ja) * | 2014-11-10 | 2016-05-19 | 株式会社豊田中央研究所 | 信号処理装置及び信号処理方法 |
| JP2016092721A (ja) * | 2014-11-10 | 2016-05-23 | 株式会社豊田中央研究所 | 信号処理装置及び信号処理方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07105920B2 (ja) | 1995-11-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |