JPS61132560A - 多結晶フエライトとそれを用いた磁気ヘツド装置 - Google Patents
多結晶フエライトとそれを用いた磁気ヘツド装置Info
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- JPS61132560A JPS61132560A JP59251978A JP25197884A JPS61132560A JP S61132560 A JPS61132560 A JP S61132560A JP 59251978 A JP59251978 A JP 59251978A JP 25197884 A JP25197884 A JP 25197884A JP S61132560 A JPS61132560 A JP S61132560A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、磁気ヘッドの形成に適した多結晶フェライト
及び、それを用いた磁気ヘッド装置に関するものである
。
及び、それを用いた磁気ヘッド装置に関するものである
。
(従来例の構成とその問題点)
一般に、磁気ヘッドの材料には高磁束密度、あるいは高
透磁率などの高い磁気特性が要求されるだけでなく、磁
気ヘッドに微細加工する機械的特性の高さも要求される
。
透磁率などの高い磁気特性が要求されるだけでなく、磁
気ヘッドに微細加工する機械的特性の高さも要求される
。
さらに高密度の磁気記録に対して、高周波帯域での高い
透磁率、低損失という磁気特性と、記録トラック幅の縮
小化に伴う結晶の微小化、及び機械的強度の向上が要求
されるようになってきた。
透磁率、低損失という磁気特性と、記録トラック幅の縮
小化に伴う結晶の微小化、及び機械的強度の向上が要求
されるようになってきた。
しかし、従来の多結晶フェライトは、結晶粒径が20μ
−前後であって、超精密な微細加工に十分対応できるも
のではなかった。そのため高精度の加工の可能性と欠落
や欠けなどの起きない高い機械的特性が要求される。た
とえばウィンチェスタ型の磁気ヘッドを形成するには問
題があった。
−前後であって、超精密な微細加工に十分対応できるも
のではなかった。そのため高精度の加工の可能性と欠落
や欠けなどの起きない高い機械的特性が要求される。た
とえばウィンチェスタ型の磁気ヘッドを形成するには問
題があった。
(発明の目的)
本発明は上述の多結晶フェライトの欠点に鑑み、結晶粒
径を十分小さくし、超精密微細加工特性が良好で、かつ
靭性に富み安価に量産できる多結晶フェライト、および
、その多結晶フェライトを用いて形成する。加工歩留り
の高い高密度記録に適した磁気ヘッドを提供することを
目的とする。
径を十分小さくし、超精密微細加工特性が良好で、かつ
靭性に富み安価に量産できる多結晶フェライト、および
、その多結晶フェライトを用いて形成する。加工歩留り
の高い高密度記録に適した磁気ヘッドを提供することを
目的とする。
(発明の構成)
本発明の多結晶フェライトは、Mn−ZnまたはNi−
Znを主成分とするフェライトに、 Na成分を0.0
1〜0.5wt%、部分安定化ジルコニア成分を0.0
05〜0.5wt%含有させて靭性を高めるか、または
、前記成分に加えてCa成分を0.01〜0.5wt%
含ませることによって、さらに一層の靭性を持たせたも
のであり、また、磁気ヘッドはそれらの多結晶フェライ
トを用いて、精密加工により形成した、良好な機械的特
性及び磁気特性を有するものである。
Znを主成分とするフェライトに、 Na成分を0.0
1〜0.5wt%、部分安定化ジルコニア成分を0.0
05〜0.5wt%含有させて靭性を高めるか、または
、前記成分に加えてCa成分を0.01〜0.5wt%
含ませることによって、さらに一層の靭性を持たせたも
のであり、また、磁気ヘッドはそれらの多結晶フェライ
トを用いて、精密加工により形成した、良好な機械的特
性及び磁気特性を有するものである。
(実施例の説明)
以下本発明を実施例を用いて説明する。
実施例
最終組成比が、54.5モル%Fe、O,,29,0モ
ル%MnO。
ル%MnO。
16.5モル%ZnOになるように、純度99.98%
以上の高純度のFe、 0.、同様に高純度のMnO及
び高純度のZnOを配合し、ざらにNa、 CO,と5
.0モル%MgOで部分安定化したジルコニア(以下、
Zrと略す)を添加してスティンレス鋼製ポットで1
6時時間式混合した。
以上の高純度のFe、 0.、同様に高純度のMnO及
び高純度のZnOを配合し、ざらにNa、 CO,と5
.0モル%MgOで部分安定化したジルコニア(以下、
Zrと略す)を添加してスティンレス鋼製ポットで1
6時時間式混合した。
なお、上記部分安定化Zrとは、CaO,MgO,Ca
O。
O。
Y2O,などの安定化剤Zrとともに配合し、高温度に
加熱してZr中に固溶させることによりZrを立方晶に
変化させ、室温にまで冷却しても一部分、立方晶のまま
で存在するZrを意味し、安定化剤は上記だけに限らず
、また、安定化剤の添加量も特に制限するものではない
。なお、部分安定化ZrはZrだけの添加に比べて、フ
ェライトの大きな焼結体にクラックや割れを生じさせな
い特徴をもつものである。
加熱してZr中に固溶させることによりZrを立方晶に
変化させ、室温にまで冷却しても一部分、立方晶のまま
で存在するZrを意味し、安定化剤は上記だけに限らず
、また、安定化剤の添加量も特に制限するものではない
。なお、部分安定化ZrはZrだけの添加に比べて、フ
ェライトの大きな焼結体にクラックや割れを生じさせな
い特徴をもつものである。
さて、前述のように16時時間式混合した後、その沈殿
物を240℃で10時間乾燥させ、その乾燥粉体に純水
を合計量の15wt%の割合に加え、らいかい機で造粒
して粒度をそろえた後、300kg/cdの成形厚で造
粒粉を形成した。
物を240℃で10時間乾燥させ、その乾燥粉体に純水
を合計量の15wt%の割合に加え、らいかい機で造粒
して粒度をそろえた後、300kg/cdの成形厚で造
粒粉を形成した。
この造粒粉を空気中で1300℃で3時間、300kg
/adの圧力印加状態でホットプレスして焼結体を得た
。こうして得た焼結体から幅3■、長さ6+m、厚さ3
mmのブロックを切り出して公知の方法により20分間
研磨した後、3μmの粒径のダイヤモンド粒子を含むペ
ーストを用いて鏡面に仕上げ、その後、80℃の温度に
保持したりん酸中に30秒浸漬することにより鏡面部を
エツチングした。
/adの圧力印加状態でホットプレスして焼結体を得た
。こうして得た焼結体から幅3■、長さ6+m、厚さ3
mmのブロックを切り出して公知の方法により20分間
研磨した後、3μmの粒径のダイヤモンド粒子を含むペ
ーストを用いて鏡面に仕上げ、その後、80℃の温度に
保持したりん酸中に30秒浸漬することにより鏡面部を
エツチングした。
第1図は上述のようにして得たフェライトのブロックを
光学顕微鏡により観察し、結晶粒子の平均粒径と、添加
含有させたNa量との関係を示したものである。これか
られかるとおりNaの添加量が0.01wt%以上にな
るとフェライトの平均結晶粒径は小さくなり、同じ<0
.5すt%以上になると平均結晶粒径は4〜5μmでほ
ぼ一定になる。
光学顕微鏡により観察し、結晶粒子の平均粒径と、添加
含有させたNa量との関係を示したものである。これか
られかるとおりNaの添加量が0.01wt%以上にな
るとフェライトの平均結晶粒径は小さくなり、同じ<0
.5すt%以上になると平均結晶粒径は4〜5μmでほ
ぼ一定になる。
他方、Naの量が0 、5wt%以上ではフェライトの
飽和磁束密度が低下し、保磁力が増加して、磁気ヘッド
材料としては好ましくないものとなる。
飽和磁束密度が低下し、保磁力が増加して、磁気ヘッド
材料としては好ましくないものとなる。
よって、Naの添加量は0.01〜0.5すt%の範囲
が磁気ヘッド等の形成に適し、そのとき5〜20μ層の
平均結晶粒径となる。なお、部分安定化Zrの添加によ
る結晶粒径への影響は認められず、またその添加量によ
るNaの結晶粒径の変化も観察されなかった。
が磁気ヘッド等の形成に適し、そのとき5〜20μ層の
平均結晶粒径となる。なお、部分安定化Zrの添加によ
る結晶粒径への影響は認められず、またその添加量によ
るNaの結晶粒径の変化も観察されなかった。
一方比較のために、Na、 Co3と部分安定化Zrと
を配合せずに、上記と同様の手順でフェライト試料を作
製し、この比較試料と前述のNa及び部分安定化Zrを
同時に添加した試料を、通常のセラミック研磨のように
A1z03砥粒または、SiCを用いて研磨し、つぎに
粒径3μmのダイヤモンド砥粒により鏡面仕上げを行な
って、ビッカース圧痕試験を行なった。
を配合せずに、上記と同様の手順でフェライト試料を作
製し、この比較試料と前述のNa及び部分安定化Zrを
同時に添加した試料を、通常のセラミック研磨のように
A1z03砥粒または、SiCを用いて研磨し、つぎに
粒径3μmのダイヤモンド砥粒により鏡面仕上げを行な
って、ビッカース圧痕試験を行なった。
第2図はそのビッカース圧痕試験を説明する図で、1は
ビッカース圧痕(荷重200g、−荷重印加時間30秒
)で、この圧痕をつけるとクラック2が発生する。この
クラック2の長さCを測定し、臨界応力拡大係数に+c
(Cの一273乗に比例)を求めて試料の靭性を見るも
のである。この試験方法により前記、Na及び部分安定
化Zrを添加しない比較試料の基準を100として、上
記2つの試料について臨界応力拡大係数KICの相対値
を求めると第3図のようになった。
ビッカース圧痕(荷重200g、−荷重印加時間30秒
)で、この圧痕をつけるとクラック2が発生する。この
クラック2の長さCを測定し、臨界応力拡大係数に+c
(Cの一273乗に比例)を求めて試料の靭性を見るも
のである。この試験方法により前記、Na及び部分安定
化Zrを添加しない比較試料の基準を100として、上
記2つの試料について臨界応力拡大係数KICの相対値
を求めると第3図のようになった。
この図から明らかなように、Naの単独添加及びZrの
単独添加では、臨界応力拡大係数KICの向上は認めら
れないが、Naが0.01〜0.5wt%、部分安定化
Zrが0.005〜0.5wt%の範囲内で、臨界応力
拡大係数KICが105以上と靭性が向上し、加工性が
高められているのが認められた。
単独添加では、臨界応力拡大係数KICの向上は認めら
れないが、Naが0.01〜0.5wt%、部分安定化
Zrが0.005〜0.5wt%の範囲内で、臨界応力
拡大係数KICが105以上と靭性が向上し、加工性が
高められているのが認められた。
なお、部分安定化Zr量が0.5wt%を超えると、フ
ェライトの飽和磁束密度が10%以上低下し、保磁力が
10%以上増大した。これにより、Na及び部分安定化
Zrの添加量は、それぞれ、0.01〜0.5wt%。
ェライトの飽和磁束密度が10%以上低下し、保磁力が
10%以上増大した。これにより、Na及び部分安定化
Zrの添加量は、それぞれ、0.01〜0.5wt%。
0.005〜0 、5wt%が好適と考えられる。
実施例2
最終組成比を実施例1と全く同じように、Fe、 O,
、MnO及びZnOを配分し、かツ、Na及び部分安定
化Zrがそれぞれ0.01wt%、0.005wt%と
なるようにNa、 Go、と、5モル%Y2O3で部分
安定化したZrとを添加するとともに、Caの量を変え
て各種フェライ試料を、実施例1と同様手順で作製した
。
、MnO及びZnOを配分し、かツ、Na及び部分安定
化Zrがそれぞれ0.01wt%、0.005wt%と
なるようにNa、 Go、と、5モル%Y2O3で部分
安定化したZrとを添加するとともに、Caの量を変え
て各種フェライ試料を、実施例1と同様手順で作製した
。
第4図は上記試料から求めた。フェライトのCa量と臨
界応力拡大係数(相対値)K+cとの関係を示したもの
である。この図から明らかなように、 Ca量が0.0
1wt%以上で臨界応力拡大係数KICが増大し、たと
えば0.5wt%のときその相対値は120となり、C
a無添加の時と比べて20%大きな値となった。しかし
、Ca量をlwt%にしても上記相対値は121にしか
ならず、靭性の向上は飽和するだけでなく、Ca無添加
のときと比べて飽和磁気密度が10〜20%低下し、保
磁力が2倍以上に増加して磁気ヘッドには好ましくない
結果となった。
界応力拡大係数(相対値)K+cとの関係を示したもの
である。この図から明らかなように、 Ca量が0.0
1wt%以上で臨界応力拡大係数KICが増大し、たと
えば0.5wt%のときその相対値は120となり、C
a無添加の時と比べて20%大きな値となった。しかし
、Ca量をlwt%にしても上記相対値は121にしか
ならず、靭性の向上は飽和するだけでなく、Ca無添加
のときと比べて飽和磁気密度が10〜20%低下し、保
磁力が2倍以上に増加して磁気ヘッドには好ましくない
結果となった。
したがって、Ca量を0.01〜0.5wt%の範囲で
添加すると、Naと部分安定化Zrを含むフェライトの
靭性を、より一層向上させ加工性に優れた磁気ヘッド材
料を得ることができる。
添加すると、Naと部分安定化Zrを含むフェライトの
靭性を、より一層向上させ加工性に優れた磁気ヘッド材
料を得ることができる。
実施例3
実施例1または2と全く同じ最終組成比で。
Fex Os HMnO及びZnOを湿式法で合成した
共沈フェライト(不純物としてSin、を0 、004
9wt%、Caを0.004wt%、及びNaを0.0
08wt%含む)に、Na、 Co、を合計量に対して
0.023wt%になるように添加してから、800℃
で2時間仮焼きし、これをスティンレス鋼製ポットで1
6時時間式粉砕し、沈殿物を240℃で10時間乾燥さ
せた。その後、純水を15wt%の割合になるように加
えて、らいかい機で造粒し粒度を揃えてから、300k
g/aJの圧力を加えて形成、空気中で1300℃で3
時間、3(10kg/aJの圧力下でホットプレスして
、Naを0.01wt%添加含有させた焼結体を得た。
共沈フェライト(不純物としてSin、を0 、004
9wt%、Caを0.004wt%、及びNaを0.0
08wt%含む)に、Na、 Co、を合計量に対して
0.023wt%になるように添加してから、800℃
で2時間仮焼きし、これをスティンレス鋼製ポットで1
6時時間式粉砕し、沈殿物を240℃で10時間乾燥さ
せた。その後、純水を15wt%の割合になるように加
えて、らいかい機で造粒し粒度を揃えてから、300k
g/aJの圧力を加えて形成、空気中で1300℃で3
時間、3(10kg/aJの圧力下でホットプレスして
、Naを0.01wt%添加含有させた焼結体を得た。
この得られた焼結体を実施例1と同じ手順で鏡面仕上げ
し、平均結晶粒径を測定したところ15μmであった。
し、平均結晶粒径を測定したところ15μmであった。
さらに、上記共沈フェライトにNa、 Co3を1.1
6wt%配合して、上述と同じ手順でNaを0.5wt
%添加含有するフェライトを作製したところ、その平均
結晶粒径は5μmと小さくなった。なお、上記共沈フェ
ライトにNa、 Co3を配合することなく、同じ手順
でフェライトを作製したところ、その平均結晶粒径は2
0μ閣であった。
6wt%配合して、上述と同じ手順でNaを0.5wt
%添加含有するフェライトを作製したところ、その平均
結晶粒径は5μmと小さくなった。なお、上記共沈フェ
ライトにNa、 Co3を配合することなく、同じ手順
でフェライトを作製したところ、その平均結晶粒径は2
0μ閣であった。
フェライトにおけるNa添加含有量が0,5wt%を超
えると、飽和磁束密度が15%減少するのが認められ、
保磁力が20%増加した。
えると、飽和磁束密度が15%減少するのが認められ、
保磁力が20%増加した。
一方、上記共沈フェライトにNa、 GO,とともに、
5モル%CaOで部分安定化させたZrttO,005
〜0.5wt%添加したものを作製した。その結果得ら
れたフェライトは実施例1と同様に、10〜15%臨界
応力拡大係数KICの増加が認められ、共沈フェライト
の原料を用いた場合でも、平均結晶粒径を小さくでき、
かつ、靭性を向上させる効果があった。
5モル%CaOで部分安定化させたZrttO,005
〜0.5wt%添加したものを作製した。その結果得ら
れたフェライトは実施例1と同様に、10〜15%臨界
応力拡大係数KICの増加が認められ、共沈フェライト
の原料を用いた場合でも、平均結晶粒径を小さくでき、
かつ、靭性を向上させる効果があった。
実施例4
最終組成比が51.0モル%Fe10mt18.8モル
%Ni0 。
%Ni0 。
30.2モル%ZnOになるように、高純度のFe、O
,、NiO及びZnOを配分するとともに、Nat c
o3を0.023wt%。
,、NiO及びZnOを配分するとともに、Nat c
o3を0.023wt%。
5モル%CaOで部分安定化したZrを1.16wt%
添加し。
添加し。
スティンレス鋼製のポットで16時時間式混合した後、
その沈殿物を240℃で10時間乾燥させた。それを純
水を全体の15wt%になるように加えて、らいかい機
で造粒1粒度を揃えた後、成形圧を300kg/aJに
して成形、以後実施例1のようにしてNaを0.01w
t%及び0.5wt%添加含有させたフェライト試料を
作製した。これら試料を130℃のりん酸に5分間浸漬
して鏡面部をエツチングして光学顕微鏡観察を行なった
。その結果、Naを0.01wt%含有したフェライト
試料の平均結晶粒径は10μI、同じ<0.5wt%の
Naを含有するものは4μ腸になることが認められた。
その沈殿物を240℃で10時間乾燥させた。それを純
水を全体の15wt%になるように加えて、らいかい機
で造粒1粒度を揃えた後、成形圧を300kg/aJに
して成形、以後実施例1のようにしてNaを0.01w
t%及び0.5wt%添加含有させたフェライト試料を
作製した。これら試料を130℃のりん酸に5分間浸漬
して鏡面部をエツチングして光学顕微鏡観察を行なった
。その結果、Naを0.01wt%含有したフェライト
試料の平均結晶粒径は10μI、同じ<0.5wt%の
Naを含有するものは4μ腸になることが認められた。
さらに、 Naを0.5wt%以上添加含有するものに
ついては、飽和磁束密度の低下と、保磁力の増加が認め
られた。
ついては、飽和磁束密度の低下と、保磁力の増加が認め
られた。
なお、Na、Co、を配合することなく同じ手順で作製
した焼結体では、平均結晶粒径は12μ−であった。
した焼結体では、平均結晶粒径は12μ−であった。
また、前記した原料にNaとともに、部分安定化Zrを
0.005〜0.5wt%添加したNi−Znフェライ
トを、ホットプレス焼結法により形成した。その試料は
平均結晶粒径がNa添加量とともに小さくなり、かつ、
Na単独添加に比べ臨界応力拡大係数KICが約10〜
15%向上した。
0.005〜0.5wt%添加したNi−Znフェライ
トを、ホットプレス焼結法により形成した。その試料は
平均結晶粒径がNa添加量とともに小さくなり、かつ、
Na単独添加に比べ臨界応力拡大係数KICが約10〜
15%向上した。
以上代表的なフェライト組成について、 Na及び部分
安定化Zrを添加含有させたことによる効果を、実施例
として説明したが、フェライト原料の組成は実施例のも
のに限らず、他の組成のMn−ZnあるいはNi−Zn
フェライトについても、全く同じ傾向がみられた。
安定化Zrを添加含有させたことによる効果を、実施例
として説明したが、フェライト原料の組成は実施例のも
のに限らず、他の組成のMn−ZnあるいはNi−Zn
フェライトについても、全く同じ傾向がみられた。
なお、上述のNa及び部分安定化Zrを含むMn−Zn
フェライトやNi−Znフェライトにおいて、その使用
目的によっては靭性をより向上させた方が望ましい場合
がある。つぎに靭性向上について例を挙げて説明する。
フェライトやNi−Znフェライトにおいて、その使用
目的によっては靭性をより向上させた方が望ましい場合
がある。つぎに靭性向上について例を挙げて説明する。
最終組成比が51.0モル%Fe、、0..18.8モ
ル%Nip。
ル%Nip。
30.2モル%ZnOとなるように原料を配合するとと
モニ、 Na、GO,,5モル%MgOによって部分安
定化したZr及びCaC0,を添加し、実施例2と同様
にしてNaを0.01wt%、部分安定化Zrを0.0
5wt%及びCaを0.01wt%含有するフェライト
を作製した。このフェライトの臨界応力拡大係数KIC
は、Ca無添加のフェライトのそれを100としたとき
、105であった。
モニ、 Na、GO,,5モル%MgOによって部分安
定化したZr及びCaC0,を添加し、実施例2と同様
にしてNaを0.01wt%、部分安定化Zrを0.0
5wt%及びCaを0.01wt%含有するフェライト
を作製した。このフェライトの臨界応力拡大係数KIC
は、Ca無添加のフェライトのそれを100としたとき
、105であった。
ちなみに、Na、部分安定化Zr及びCaの無添加の時
のそれを100としたときには、115であった。
のそれを100としたときには、115であった。
以上のようにNaと部分安定化Zr、さらにはNaと部
分安定化Zr及びCaを添加含有させることによって、
Mn−ZnフェライトあるいはNi−Znフェライト
の靭性を高めることができる。
分安定化Zr及びCaを添加含有させることによって、
Mn−ZnフェライトあるいはNi−Znフェライト
の靭性を高めることができる。
つぎに上記で説明したフェライトを用いる。磁気ヘッド
について説明する。
について説明する。
実施例5
実施例3で説明したNa、Go、、部分安定化Zr及び
CaC0,添加のフェライトを用いて、コンピュータの
磁気記録に用いる固定ディスク用磁気ヘッドを作製した
。上記の磁気ヘッドは、ウィンチェスタ型磁気ヘッドと
呼ばれ、その斜視図を第5図に示す。
CaC0,添加のフェライトを用いて、コンピュータの
磁気記録に用いる固定ディスク用磁気ヘッドを作製した
。上記の磁気ヘッドは、ウィンチェスタ型磁気ヘッドと
呼ばれ、その斜視図を第5図に示す。
符号3は厚さ1.4μmの磁気ギャップ、4は幅17μ
園のトラック部分、5はトラック部分側面である。
園のトラック部分、5はトラック部分側面である。
このような高密度記録が可能なウィンチェスタ型磁気ヘ
ッドでは、上記磁気ギャップ3やトラック部分4の精密
加工が必要であり、また、トラック部分4に、欠けや結
晶粒子の欠落等があってはならない、もしそれがあると
、誤動作を起こす原因になったり、磁気ヘッドの寿命を
短かくしたり、損傷したりする。
ッドでは、上記磁気ギャップ3やトラック部分4の精密
加工が必要であり、また、トラック部分4に、欠けや結
晶粒子の欠落等があってはならない、もしそれがあると
、誤動作を起こす原因になったり、磁気ヘッドの寿命を
短かくしたり、損傷したりする。
ウィンチェスタ磁気ヘッドでは、特にトラック部分4と
、トラック側面5との境界端部が製造中に欠けたり、結
晶粒子の欠落を生ずることが多い。
、トラック側面5との境界端部が製造中に欠けたり、結
晶粒子の欠落を生ずることが多い。
前述した本発明のフェライト材を用いて作ったウィンチ
ェスタ磁気ヘッドでは、3μ−以上に大きい欠けや結晶
粒子の欠落が、1つの磁気ヘッドあたり、2〜3個以下
であった。
ェスタ磁気ヘッドでは、3μ−以上に大きい欠けや結晶
粒子の欠落が、1つの磁気ヘッドあたり、2〜3個以下
であった。
これに対して、本発明以外のフェライトを材料としたも
の、あるいはCaC0,のみを添加したフェライト材を
用いたもの、あるいは、従来高周波特性改善のため行な
われている、Sin、−CaCO,を複合添加したフェ
ライト材により形成する、ウィンチェスタ型磁気ヘッド
では、3μ菖以上の欠けや結晶粒子の欠落が磁気ヘッド
1個あたり、平均して20〜30もあり実用に耐えるも
のは少なかった。
の、あるいはCaC0,のみを添加したフェライト材を
用いたもの、あるいは、従来高周波特性改善のため行な
われている、Sin、−CaCO,を複合添加したフェ
ライト材により形成する、ウィンチェスタ型磁気ヘッド
では、3μ菖以上の欠けや結晶粒子の欠落が磁気ヘッド
1個あたり、平均して20〜30もあり実用に耐えるも
のは少なかった。
なお、磁気ヘッド材としては上述の実施例に用いた、実
施例3による共沈フェライト以外に、実施例1,2.4
に述べた本発明の多結晶フェライト材を用いても、加工
時に欠けや結晶粒子の欠落を従来の多結晶フェライト材
による場合に比べて、約l/10以下に低減できる。
施例3による共沈フェライト以外に、実施例1,2.4
に述べた本発明の多結晶フェライト材を用いても、加工
時に欠けや結晶粒子の欠落を従来の多結晶フェライト材
による場合に比べて、約l/10以下に低減できる。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明は、Nn−Znフェライト
あるいはNi−Znフェライトに、Na成分を添加含有
させたから、フェライトの平均結晶粒径を小さくするこ
とができ、かつ、Na量を選ぶことにより上記結晶粒径
を制御可能であるから、加工条件に最適の結晶粒径を得
ることができる。
あるいはNi−Znフェライトに、Na成分を添加含有
させたから、フェライトの平均結晶粒径を小さくするこ
とができ、かつ、Na量を選ぶことにより上記結晶粒径
を制御可能であるから、加工条件に最適の結晶粒径を得
ることができる。
また、 Naと同時に部分安定化Zrを添加することに
よって、フェライトの靭性を高めることができ。
よって、フェライトの靭性を高めることができ。
その靭性はCaを同時に添加することにより一層強めら
れるから、加工性に優れたフェライトが得られる。
れるから、加工性に優れたフェライトが得られる。
また、本発明のフェライトを用いる磁気ヘッドは、加工
時に欠けや結晶粒子の欠落等の発生が少ないため、加工
歩留りが高くなり、さらに結晶粒子の欠落が少ないこと
から、磁気ヘッド動作中の上記欠落による故障の発生率
が著しく少なくなるなど多くの利点を有する。
時に欠けや結晶粒子の欠落等の発生が少ないため、加工
歩留りが高くなり、さらに結晶粒子の欠落が少ないこと
から、磁気ヘッド動作中の上記欠落による故障の発生率
が著しく少なくなるなど多くの利点を有する。
第1図はMn−Znフェライト中のNa量と平均結晶粒
径の関係図、第2図はビッカース圧痕の発生を示す図、
第3図及び第4図はMn−Znフェライトにおける臨界
応力拡大係数の特性図、第5図は本発明の一実施例の磁
気ヘッドを示す斜視図である。 1 ・・・ビッカース圧痕、 2 ・・−クラック、3
・・・磁気ギャップ、 4 ・・・ トラック部分。 5・・・ トラック側面−KIC・・・臨界応力拡大係
数。 特許出願人 松下電器産業株式会社 第1図 Noφ領ン(Wわ%) 第3図 ”Zr1Q Iai(wj%) 第4図
径の関係図、第2図はビッカース圧痕の発生を示す図、
第3図及び第4図はMn−Znフェライトにおける臨界
応力拡大係数の特性図、第5図は本発明の一実施例の磁
気ヘッドを示す斜視図である。 1 ・・・ビッカース圧痕、 2 ・・−クラック、3
・・・磁気ギャップ、 4 ・・・ トラック部分。 5・・・ トラック側面−KIC・・・臨界応力拡大係
数。 特許出願人 松下電器産業株式会社 第1図 Noφ領ン(Wわ%) 第3図 ”Zr1Q Iai(wj%) 第4図
Claims (4)
- (1)Mn−ZnフェライトまたはNi−Znフェライ
トに、Na成分を0.01〜0.5wt%、および部分
安定化ジルコニア成分を0.005〜0.5wt%添加
含有させてなることを特徴とする多結晶フェライト。 - (2)Mn−ZnフェライトまたはNi−Znフェライ
トに、Na成分を0.01〜0.5wt%、部分安定化
ジルコニア成分を0.005〜0.5wt%、およびC
a成分を0.01〜0.05wt%添加含有させてなる
ことを特徴とする多結晶フェライト。 - (3)Mn−ZnフェライトまたはNi−Znフェライ
トに、Na成分を0.01〜0.5wt%、および部分
安定化ジルコニア成分を0.005〜0.5wt%添加
含有させてなるフェライトを用いて形成したことを特徴
とする磁気ヘッド装置。 - (4)Mn−ZnフェライトまたはNi−Znフェライ
トに、Na成分を0.01〜0.5wt%、部分安定化
ジルコニア成分を0.005〜0.5wt%、およびC
a成分を0.01〜0.5wt%添加含有させてなるフ
ェライトを用いて形成したことを特徴とする磁気ヘッド
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59251978A JPS61132560A (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | 多結晶フエライトとそれを用いた磁気ヘツド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59251978A JPS61132560A (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | 多結晶フエライトとそれを用いた磁気ヘツド装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61132560A true JPS61132560A (ja) | 1986-06-20 |
Family
ID=17230828
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59251978A Pending JPS61132560A (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | 多結晶フエライトとそれを用いた磁気ヘツド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61132560A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07133150A (ja) * | 1993-11-01 | 1995-05-23 | Hitachi Ferrite Ltd | チップ部品用磁性材料 |
-
1984
- 1984-11-30 JP JP59251978A patent/JPS61132560A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07133150A (ja) * | 1993-11-01 | 1995-05-23 | Hitachi Ferrite Ltd | チップ部品用磁性材料 |
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