JPS6113287Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6113287Y2 JPS6113287Y2 JP2197081U JP2197081U JPS6113287Y2 JP S6113287 Y2 JPS6113287 Y2 JP S6113287Y2 JP 2197081 U JP2197081 U JP 2197081U JP 2197081 U JP2197081 U JP 2197081U JP S6113287 Y2 JPS6113287 Y2 JP S6113287Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- log
- rotating body
- rotating bodies
- rotating
- raw wood
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Manufacture Of Wood Veneers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はベニヤレースにおける原木の回転駆動
装置に関するもので、その目的とするところは、
ベニヤレースの構造を簡略化し、その製作費の低
廉化を計るとともに、合板製造における歩止りの
向上並びにベニヤレースにおける原木の損傷或は
不良切削の防止を計らんとするものである。
装置に関するもので、その目的とするところは、
ベニヤレースの構造を簡略化し、その製作費の低
廉化を計るとともに、合板製造における歩止りの
向上並びにベニヤレースにおける原木の損傷或は
不良切削の防止を計らんとするものである。
従来のベニヤレースにおいては、原木の外周面
の形状が複雑であるため、原木の支持回転は、原
木の両木口端を挾持するスピンドルだけで行われ
ていた。そして合板製造に使用される原木は、南
方産の大径で比較的柔かい材質のラワン材等が主
体であり、また高速切削或は歩止り向上が要求さ
れる等の事情から、これらを満足させ且つ切削に
際しての切削低抗に対応するだけの充分な回転ト
ルクを原木に与えるために、スピンドルをダブル
スピンドルとし、各スピンドルに大小のチヤツク
を取り付けるように構成したり、また強大な圧力
によつて原木が挾持されていた。このためベニヤ
レースは複雑な構造となり、スピンドルを支える
主フレーム等の構造を強固にする必要性から、ベ
ニヤレースは非常に高価なものとなつているのが
現状である。また、強大な圧力で原木を挾持する
ため、切削が進行して原木が細くなつたとき、原
木がペンデイングして切削単板に厚薄のある不良
切削となつたり原木を破損したりするトラブルが
たびたび発生し、またスピンドルをダブルスピン
ドルとしたとしても、原木に充分な回転トルクを
与えるために、スピンドルの最小直径はせいぜい
125mmφ位までしか細くすることができず、従つ
て直径150mmφ位の剥心が廃材として廃棄されて
いたのである。
の形状が複雑であるため、原木の支持回転は、原
木の両木口端を挾持するスピンドルだけで行われ
ていた。そして合板製造に使用される原木は、南
方産の大径で比較的柔かい材質のラワン材等が主
体であり、また高速切削或は歩止り向上が要求さ
れる等の事情から、これらを満足させ且つ切削に
際しての切削低抗に対応するだけの充分な回転ト
ルクを原木に与えるために、スピンドルをダブル
スピンドルとし、各スピンドルに大小のチヤツク
を取り付けるように構成したり、また強大な圧力
によつて原木が挾持されていた。このためベニヤ
レースは複雑な構造となり、スピンドルを支える
主フレーム等の構造を強固にする必要性から、ベ
ニヤレースは非常に高価なものとなつているのが
現状である。また、強大な圧力で原木を挾持する
ため、切削が進行して原木が細くなつたとき、原
木がペンデイングして切削単板に厚薄のある不良
切削となつたり原木を破損したりするトラブルが
たびたび発生し、またスピンドルをダブルスピン
ドルとしたとしても、原木に充分な回転トルクを
与えるために、スピンドルの最小直径はせいぜい
125mmφ位までしか細くすることができず、従つ
て直径150mmφ位の剥心が廃材として廃棄されて
いたのである。
本考案は原木の回転駆動を原木の外周面におい
て行うという発想のもとに、突起を付設した複数
個の回転体をそれぞれオーバーランニングクラツ
チを介して同一周速で回転せしめ、これらの回転
体を個々に原木の外周面に加圧接触せしめるとい
う簡単な構成によつて、前記ベニヤレースにおけ
る不経済性並びに諸欠陥を一挙に解決したもので
ある。即ち、原木を外周面において回転駆動する
ことによつて、原木の両木口端を挾持するスピン
ドルの直径並びに挾持力を可及的に小ならしめ、
且つ原木の外周面の複雑な形状にかかわらず原木
に常に円滑で確実な回転力を付与することがで
き、スピンドルの直径を小径に且つ挾持力を可及
的に小ならしめることによつて、ベニヤレースの
構造を極端に簡略化し、更には合板製造の歩止り
を向上させ、不良切削或は原木の破損等の諸欠点
を皆無となし得るものである。
て行うという発想のもとに、突起を付設した複数
個の回転体をそれぞれオーバーランニングクラツ
チを介して同一周速で回転せしめ、これらの回転
体を個々に原木の外周面に加圧接触せしめるとい
う簡単な構成によつて、前記ベニヤレースにおけ
る不経済性並びに諸欠陥を一挙に解決したもので
ある。即ち、原木を外周面において回転駆動する
ことによつて、原木の両木口端を挾持するスピン
ドルの直径並びに挾持力を可及的に小ならしめ、
且つ原木の外周面の複雑な形状にかかわらず原木
に常に円滑で確実な回転力を付与することがで
き、スピンドルの直径を小径に且つ挾持力を可及
的に小ならしめることによつて、ベニヤレースの
構造を極端に簡略化し、更には合板製造の歩止り
を向上させ、不良切削或は原木の破損等の諸欠点
を皆無となし得るものである。
本考案を図面に示す一実施例によつて以下に説
明する。第1図において、1はベニヤレースの刃
物、2は刃物1を取り付ける鉋台、3は圧力バ
ー、4は圧力バー3を取り付ける圧力盤、5は切
削する原木で、5′,5″は原木5の両木口端であ
る。6,6′は小径のスピンドルで、スピンドル
6,6′はその先端に付したチヤツク7,7′によ
つて原木5をその両木口端5′,5″において挾持
し、軸受によつて支承して回転自在としたもので
ある。この小径のスピンドル6,6′はその軸心
を原木5の回転中心O−Oと一致せしめて原木を
挾持し、原木5の自重を支えるとともに、原木の
回転中心を一定に保持するだけのものであるか
ら、各スピンドル6,6′およびチヤツク7,
7′の直径は可及的に小径(50mmφ位の直径)に
設定する。
明する。第1図において、1はベニヤレースの刃
物、2は刃物1を取り付ける鉋台、3は圧力バ
ー、4は圧力バー3を取り付ける圧力盤、5は切
削する原木で、5′,5″は原木5の両木口端であ
る。6,6′は小径のスピンドルで、スピンドル
6,6′はその先端に付したチヤツク7,7′によ
つて原木5をその両木口端5′,5″において挾持
し、軸受によつて支承して回転自在としたもので
ある。この小径のスピンドル6,6′はその軸心
を原木5の回転中心O−Oと一致せしめて原木を
挾持し、原木5の自重を支えるとともに、原木の
回転中心を一定に保持するだけのものであるか
ら、各スピンドル6,6′およびチヤツク7,
7′の直径は可及的に小径(50mmφ位の直径)に
設定する。
複数個の回転体8,8a,8b,8c(実施例
は4個で示されているが、この個数は原木の長さ
等によつて適宜に増減できるものである。)は、
チヤツク付スピンドル6,6′によつて支持され
た原木5の軸心方向に原木表面に接触し得る位置
に配列したもので、各回転体の表面にはそれぞれ
多数の突起10が付設してあつて突起付回転体
(以下単に回転体とする。)を形成し、突起10の
原木表面への喰い込みと回転体の回転によつて原
木5に回転力を付与するものである。突起10は
原木表面に容易に喰い込み得るように先端を鋭利
に形成したもの、また原木に充分な回転力を付与
するために巾を有するものが好ましい。
は4個で示されているが、この個数は原木の長さ
等によつて適宜に増減できるものである。)は、
チヤツク付スピンドル6,6′によつて支持され
た原木5の軸心方向に原木表面に接触し得る位置
に配列したもので、各回転体の表面にはそれぞれ
多数の突起10が付設してあつて突起付回転体
(以下単に回転体とする。)を形成し、突起10の
原木表面への喰い込みと回転体の回転によつて原
木5に回転力を付与するものである。突起10は
原木表面に容易に喰い込み得るように先端を鋭利
に形成したもの、また原木に充分な回転力を付与
するために巾を有するものが好ましい。
各回転体8,8a,8b,8cはそれぞれ個々
に支持して原木表面へ加圧接触させ、また所定の
同一周速で回転するように回転駆動させるが、こ
れらの支持、原木表面への加圧接触および回転駆
動の構成は各回転体とも同じであるから、以下回
転体8についてこれを説明する。
に支持して原木表面へ加圧接触させ、また所定の
同一周速で回転するように回転駆動させるが、こ
れらの支持、原木表面への加圧接触および回転駆
動の構成は各回転体とも同じであるから、以下回
転体8についてこれを説明する。
回転体8の軸9はY字型の支持杆11のふたま
たに分かれた方の末端に軸受12を介して回転自
在に支持し、支持杆11の他端は軸受13を介し
て駆動軸14に揺動自在に取り付ける。駆動軸1
4は各回転体の駆動源であつて、機枠の適宜位置
例えばサイドフレームまたはベツド等の適宜位置
に備え、モーター等の駆動機構(図示省略)によ
つて回転駆動する。
たに分かれた方の末端に軸受12を介して回転自
在に支持し、支持杆11の他端は軸受13を介し
て駆動軸14に揺動自在に取り付ける。駆動軸1
4は各回転体の駆動源であつて、機枠の適宜位置
例えばサイドフレームまたはベツド等の適宜位置
に備え、モーター等の駆動機構(図示省略)によ
つて回転駆動する。
加圧機構15は回転体8を原木5の表面へ加圧
接触させるもので、例えば流体圧によつて作動す
るシリンダーとし、その作動杆16を支持杆11
の一部に連接し、作動杆16の進出により回転体
8を原木表面へ加圧接触させる。この場合回転体
8を原木表面へ加圧接触させる位置は、第1図に
示すように原木5の下面側とする等適宜の位置に
おいて行ない、また原木5の直径の如何にかかわ
らず常に原木表面に回転体が接触するように駆動
軸14の位置或は支持杆11の長さ等を設定す
る。なお加圧機構15は弾性体を利用する等適宜
の手段によることができるものである。
接触させるもので、例えば流体圧によつて作動す
るシリンダーとし、その作動杆16を支持杆11
の一部に連接し、作動杆16の進出により回転体
8を原木表面へ加圧接触させる。この場合回転体
8を原木表面へ加圧接触させる位置は、第1図に
示すように原木5の下面側とする等適宜の位置に
おいて行ない、また原木5の直径の如何にかかわ
らず常に原木表面に回転体が接触するように駆動
軸14の位置或は支持杆11の長さ等を設定す
る。なお加圧機構15は弾性体を利用する等適宜
の手段によることができるものである。
回転体8の回転駆動は駆動軸14の回転力によ
つて行ない、駆動軸14の回転力は伝達機構およ
びオーバーランニングクラツチを介して回転体8
に伝える。伝達機構は駆動軸14に取り付けたチ
エン車21、回転体8の軸9に取り付けたチエン
車22およびチエン車21とチエン車22に掛け
渡したチエン23からなり、オーバーランニング
クラツチ17をこの伝達機構に設ける。オーバー
ランニングクラツチ17(以下単にクラツチとす
る。)は回転体8を空転させるもので、クラツチ
17を駆動軸14側に設け、第4図に示すように
内輪18,外輪19および中間のワンウエイクラ
ツチ20からなり外輪19を空転側としたものを
使用する場合には、内輪18を駆動軸14に固定
し、外輪19をチエン車21に固定して、回転体
8が駆動軸14によつて回転するときの周速より
大きくなつたとき、クラツチ17のオーバーラン
作用によつて回転体8を空転させるのである。各
回転体8,8a,8b,8cの所定の一周速での
回転駆動は、例えば等しい直径の回転体を使用し
て伝達機構のチエン車21とチエン車22の歯数
比を等しく設定する等適宜の手段によつて行う。
つて行ない、駆動軸14の回転力は伝達機構およ
びオーバーランニングクラツチを介して回転体8
に伝える。伝達機構は駆動軸14に取り付けたチ
エン車21、回転体8の軸9に取り付けたチエン
車22およびチエン車21とチエン車22に掛け
渡したチエン23からなり、オーバーランニング
クラツチ17をこの伝達機構に設ける。オーバー
ランニングクラツチ17(以下単にクラツチとす
る。)は回転体8を空転させるもので、クラツチ
17を駆動軸14側に設け、第4図に示すように
内輪18,外輪19および中間のワンウエイクラ
ツチ20からなり外輪19を空転側としたものを
使用する場合には、内輪18を駆動軸14に固定
し、外輪19をチエン車21に固定して、回転体
8が駆動軸14によつて回転するときの周速より
大きくなつたとき、クラツチ17のオーバーラン
作用によつて回転体8を空転させるのである。各
回転体8,8a,8b,8cの所定の一周速での
回転駆動は、例えば等しい直径の回転体を使用し
て伝達機構のチエン車21とチエン車22の歯数
比を等しく設定する等適宜の手段によつて行う。
このようにして回転駆動される各回転体8,8
a,8b,8cを各回転体に備えた各加圧機構1
5によつて、原木5の表面に第1図に示すように
加圧接触させ、各回転体に付設した突起10を原
木表面へ喰い込ませ、各回転体の矢印の方向の同
一周速での回転によつて原木5を矢印の方向に回
転させ、刃物1によつて単板の切削を行うのであ
るが、(単板切削の歩出し、即ち、原木の1回転
に対する刃物の前進する量は、従来法と同じよう
に、スピンドルの回転を歩出し装置を介して刃物
の進退装置に伝えることによつて行う。)切削前
の原木の表面(外周面)の形状は複雑であり、そ
の半径が異なるものが多い。本考案はこのように
表面形状が複雑でその半径が異なる原木でも、回
転体を複数個備え、各回転体が個々に原木の表面
に加圧接触できるようにまた各回転体をオーバー
ランニングクラツチを介して回転駆動させるよう
に構成したから、これを何等支障なく回転せしめ
ることができるのである。即ち、第3図に示すよ
うに、複数個の回転体8,8a,8b,8cを図
のように原木5の全長に渡つて作用するように配
設し、各回転体が原木表面に接触する位置をそれ
ぞれP1,P2,P3,P4とし、各接触位置の原木の半
径をそれぞれR1,R2,R3,R4とし、各半径はR1
>R2>R3=R4の関係にあるとすると、各回転体
は同一の所定の周速で回転駆動(一般に無段変速
である)されているから、原木5に与えられる回
転速度は、半径の最も小さい位置において接触し
ている回転体8b,8cによるものが最大とな
り、原木5はこの回転速度で回転せしめられるこ
とになる。そして原木の半径の大なる位置に接触
している回転体8,8aは、原木がこの回転速度
で回転すると、原木表面の周速は回転体の周速よ
り大となるから、その増加された周速分だけオー
バーランニングクラツチの作用によつて回転体は
オーバーランし、これらの回転体が駆動軸或は、
他の回転体に何等無理な荷重を与えることなく、
また原木の回転に何等支障を与えることがなく、
さらに原木の回転始動時には全部の回転体が原木
に回転力を与えるように作用するから円滑な始動
が行われるのである。
a,8b,8cを各回転体に備えた各加圧機構1
5によつて、原木5の表面に第1図に示すように
加圧接触させ、各回転体に付設した突起10を原
木表面へ喰い込ませ、各回転体の矢印の方向の同
一周速での回転によつて原木5を矢印の方向に回
転させ、刃物1によつて単板の切削を行うのであ
るが、(単板切削の歩出し、即ち、原木の1回転
に対する刃物の前進する量は、従来法と同じよう
に、スピンドルの回転を歩出し装置を介して刃物
の進退装置に伝えることによつて行う。)切削前
の原木の表面(外周面)の形状は複雑であり、そ
の半径が異なるものが多い。本考案はこのように
表面形状が複雑でその半径が異なる原木でも、回
転体を複数個備え、各回転体が個々に原木の表面
に加圧接触できるようにまた各回転体をオーバー
ランニングクラツチを介して回転駆動させるよう
に構成したから、これを何等支障なく回転せしめ
ることができるのである。即ち、第3図に示すよ
うに、複数個の回転体8,8a,8b,8cを図
のように原木5の全長に渡つて作用するように配
設し、各回転体が原木表面に接触する位置をそれ
ぞれP1,P2,P3,P4とし、各接触位置の原木の半
径をそれぞれR1,R2,R3,R4とし、各半径はR1
>R2>R3=R4の関係にあるとすると、各回転体
は同一の所定の周速で回転駆動(一般に無段変速
である)されているから、原木5に与えられる回
転速度は、半径の最も小さい位置において接触し
ている回転体8b,8cによるものが最大とな
り、原木5はこの回転速度で回転せしめられるこ
とになる。そして原木の半径の大なる位置に接触
している回転体8,8aは、原木がこの回転速度
で回転すると、原木表面の周速は回転体の周速よ
り大となるから、その増加された周速分だけオー
バーランニングクラツチの作用によつて回転体は
オーバーランし、これらの回転体が駆動軸或は、
他の回転体に何等無理な荷重を与えることなく、
また原木の回転に何等支障を与えることがなく、
さらに原木の回転始動時には全部の回転体が原木
に回転力を与えるように作用するから円滑な始動
が行われるのである。
前記のように原木の切削初期においては、原木
の回転に寄与する回転体の数は少なくなるのであ
るが、ベニヤレースにおける原木の切削は刃物1
の刃先線を原木の回転中心O−Oと平行にセツト
して行われるものであるから、このように原木表
面までの半径が異なる場合は、原木の一部分のみ
の切削となり、切削抵抗も小さく、従つて少数の
回転体の駆動でも、原木に充分な回転力が与えら
れるものであり、原木の切削が進んで原木が真円
状になれば、原木の全長に渡る切削抵抗も最大と
なるが、この場合には各回転体の接触している位
置の半径も等しくなり、従つて総ての回転体が空
転することなく原木の回転に奇与することにな
り、この最大の切削抵抗に対しても充分に対応す
ることができるのである。
の回転に寄与する回転体の数は少なくなるのであ
るが、ベニヤレースにおける原木の切削は刃物1
の刃先線を原木の回転中心O−Oと平行にセツト
して行われるものであるから、このように原木表
面までの半径が異なる場合は、原木の一部分のみ
の切削となり、切削抵抗も小さく、従つて少数の
回転体の駆動でも、原木に充分な回転力が与えら
れるものであり、原木の切削が進んで原木が真円
状になれば、原木の全長に渡る切削抵抗も最大と
なるが、この場合には各回転体の接触している位
置の半径も等しくなり、従つて総ての回転体が空
転することなく原木の回転に奇与することにな
り、この最大の切削抵抗に対しても充分に対応す
ることができるのである。
尚、本実施例のように複数個の回転体を、原木
の下面側において原木の加圧接触せしめた場合
は、各回転体によつて原木の自重を支える作用を
も与えることができ、原木を挾持するスピンドル
をより小径になし得るものであり、また各回転体
を単板の切削抵抗に対応せしめる位置に配設すれ
ば、切削抵抗による原木のベンデイングを防止す
ることができ、またスピンドルに加わる荷重をも
軽減することができ、このように回転体を配設す
ることによつて本考案をより効果的になし得るも
のである。
の下面側において原木の加圧接触せしめた場合
は、各回転体によつて原木の自重を支える作用を
も与えることができ、原木を挾持するスピンドル
をより小径になし得るものであり、また各回転体
を単板の切削抵抗に対応せしめる位置に配設すれ
ば、切削抵抗による原木のベンデイングを防止す
ることができ、またスピンドルに加わる荷重をも
軽減することができ、このように回転体を配設す
ることによつて本考案をより効果的になし得るも
のである。
以上のように本考案は、それぞれ多数の突起を
付設した複数個の回転体を、原木の外周面に加圧
接触せしめ、各回転体をオーバーランニングクラ
ツチを介して回転駆動せしめて、原木を回転せし
めるものであるから、原木の表面の如何なる形状
に対しても、これを何等支障なく確実且つ円滑に
回転せしめることができ、原木の外周面における
ドライブであるから、原木に常に最大の回転トル
クを与えることができて動力の節減となり、また
この原木の回転手段によつて原木を挾持するスピ
ンドルの直径並びに挾持力を最小となし得るか
ら、原木剥心の小径化、不良切削並びに原木破損
等の防止を計り得、更にはベニヤレースの大巾な
構造の簡略化をなし得て、製作費の大巾な低廉化
を計り得る等の多くの効果があり、合板産業に多
大の貢献をなすものである。
付設した複数個の回転体を、原木の外周面に加圧
接触せしめ、各回転体をオーバーランニングクラ
ツチを介して回転駆動せしめて、原木を回転せし
めるものであるから、原木の表面の如何なる形状
に対しても、これを何等支障なく確実且つ円滑に
回転せしめることができ、原木の外周面における
ドライブであるから、原木に常に最大の回転トル
クを与えることができて動力の節減となり、また
この原木の回転手段によつて原木を挾持するスピ
ンドルの直径並びに挾持力を最小となし得るか
ら、原木剥心の小径化、不良切削並びに原木破損
等の防止を計り得、更にはベニヤレースの大巾な
構造の簡略化をなし得て、製作費の大巾な低廉化
を計り得る等の多くの効果があり、合板産業に多
大の貢献をなすものである。
図面は本考案の実施の一例を示し、第1図は本
考案による原木の回転駆動要領を示す側面図、第
2図は回転体を回転駆動せしめる要領を示す説明
図、第3図は回転体が原木表面へ接触する関係位
置を示す説明図、第4図はオーバーランニングク
ラツチの構造を示す図である。 1……刃物、5……原木、5′,5″……原木の
木口端、6,6′……スピンドル、7,7′……チ
ヤツク、8,8a,8b,8c……回転体、9…
…軸、10……突起、11……支持杆、14……
駆動軸、15……加圧機構、16……作動杆、1
7……オーバーランニングクラツチ、18……内
輪、19……外輪、20……ワンウエークラツ
チ、21,22……チエン車、23……チエン。
考案による原木の回転駆動要領を示す側面図、第
2図は回転体を回転駆動せしめる要領を示す説明
図、第3図は回転体が原木表面へ接触する関係位
置を示す説明図、第4図はオーバーランニングク
ラツチの構造を示す図である。 1……刃物、5……原木、5′,5″……原木の
木口端、6,6′……スピンドル、7,7′……チ
ヤツク、8,8a,8b,8c……回転体、9…
…軸、10……突起、11……支持杆、14……
駆動軸、15……加圧機構、16……作動杆、1
7……オーバーランニングクラツチ、18……内
輪、19……外輪、20……ワンウエークラツ
チ、21,22……チエン車、23……チエン。
Claims (1)
- チヤツク付小径スピンドルによつて回転自在に
支持された原木の軸心方向に配列して所定の同一
周速で回転するように備えた複数個の突起付回転
体と、該各回転体の駆動源として機枠に備えた駆
動軸と、該駆動軸の回転力を各回転体にそれぞれ
伝える伝達機構と、該伝達機構中に備えて各回転
体の周速が所定の周速より大となつたときその回
転体を空転させるオーバーランニングクラツチ
と、前記各回転体をそれぞれ原木表面に接触可能
に支持する支持杆と、該各支持杆に支持した各回
転体をそれぞれ原木表面に加圧接触させる加圧機
構とから構成したベニヤレースにおける原木の回
転駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2197081U JPS6113287Y2 (ja) | 1981-02-18 | 1981-02-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2197081U JPS6113287Y2 (ja) | 1981-02-18 | 1981-02-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56133408U JPS56133408U (ja) | 1981-10-09 |
| JPS6113287Y2 true JPS6113287Y2 (ja) | 1986-04-24 |
Family
ID=29618100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2197081U Expired JPS6113287Y2 (ja) | 1981-02-18 | 1981-02-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6113287Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-02-18 JP JP2197081U patent/JPS6113287Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56133408U (ja) | 1981-10-09 |
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