JPS6114563B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6114563B2
JPS6114563B2 JP16122578A JP16122578A JPS6114563B2 JP S6114563 B2 JPS6114563 B2 JP S6114563B2 JP 16122578 A JP16122578 A JP 16122578A JP 16122578 A JP16122578 A JP 16122578A JP S6114563 B2 JPS6114563 B2 JP S6114563B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
graphite powder
arm pipe
arm
pipe
flat plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP16122578A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5589902A (en
Inventor
Nobuhiro Tsukagoshi
Shinichi Yokozeki
Toshikazu Yoshino
Yasuyuki Arai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP16122578A priority Critical patent/JPS5589902A/ja
Priority to US06/063,531 priority patent/US4261580A/en
Priority to GB7927325A priority patent/GB2027254B/en
Priority to DE19792933435 priority patent/DE2933435C2/de
Publication of JPS5589902A publication Critical patent/JPS5589902A/ja
Publication of JPS6114563B2 publication Critical patent/JPS6114563B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はレコード再生用のアームパイプの製
造方法に関する。
近年カートリツジのトレース能力を高めるた
め、振動系の質量を小さくし、かつコンプライア
ンスを大きくする傾向がある。
ところがカートリツジのコンプライアンスを大
きくすると、カートリツジのコンプライアンスと
カートリツジを含むトーンアームの針先等価質量
により生ずる低域共振周波数が低くなつて、レコ
ード盤の偏心やそり等による雑音をピツクアツプ
するようになり、S/Nが悪化してしまう。そこ
で針先等価質量の小さく、低域共振を適当な値
(一般に10〜15Hzが良いとされている)にする必
要がある。
ところで針先等価質量を小さくするには、アー
ムパイプやヘツドシエルを軽くすれば良いが、軽
くするために肉厚を薄くすると剛性が低下してし
まい、不要な分割共振等が生じやすくなり、音質
を劣化させることが多い。そこで剛性が高く、し
かも軽量なアームパイプやヘツドシエルを製作す
るためには、比弾性率の高い材料が必要となる。
ところが従来使用されている材料であるアルミ
ニウムやチタンは、比弾性率が比較的大きい方で
あるが、しかしコンプライアンスの大きなカート
リツジと組合せて使うアームパイプやヘツドシエ
ルを製作するには、さらに比弾性率の大きな材料
が必要となる。
またカーボンフアイバーを材料としたアームパ
イプやヘツドシエルが存在するが、このカーボン
フアイバーは比弾性率が大きいが、しかしアーム
パイプやヘツドシエルに成形するために樹脂との
複合化が必要となる。ところが樹脂と複合させる
と総合的な比弾性率は小さくなつてしまい、上記
したアルミニウムやチタンと同等かあるいはそれ
以下となり、アームパイプやヘツドシエルとして
の材料には不向きであつた。
この発明は叙上の点に鑑みて成されたもので、
アームパイプとヘツドシエルのうちアームパイプ
を樹脂と黒鉛粉を混練し、黒鉛粉を配向させるこ
とによつて得られる比弾性率の高い材料で形成
し、軽量で剛性の高い、高性能なアームパイプを
製造し得るアームパイプの製造方法を提供するこ
とを目的とする。
またこの発明は、樹脂と黒鉛粉を混練した材料
を圧延し平板状にして黒鉛粉を配向させた後にパ
イプ状にしてアームパイプを製造する方法を提供
することを目的とする。
次にこの発明に使用する材料について説明する
に、例えば、樹脂に塩化ビニール(以下PVCと
いう)を用い、該PVC30部と黒鉛粉70部を130℃
〜200℃の温度下でロールにてよく混合した後、
圧延して得られる平板は、ヤング率が6000Kg/
mm2、密度が1.8g/cm3となる。従つて比弾性率は
3.3×109mmとなり、アルミニウム、チタンの比弾
性率2.6×109mmに比べ約1.3倍の大きさとなる。
さらにこの材料を酸化雰囲気中で250℃まで1
〜10℃/Hの割合で徐々に昇温させながら加熱し
予備焼成した後、非酸化性雰囲気中または真空中
で1200℃まで10〜20℃の昇温率で加熱して炭化す
ると、ヤング率が25000Kg/mm2、密度が1.7g/cm3
なる。従つて比弾性率は1.5×1010mmとなり、ア
ルミニウム、チタンのそれと比べ約5.5倍に達す
る。
ただし上記した材料は黒鉛粉が配向しているこ
とが必要であつて、単にPVCと黒鉛粉を混練し
押出し成形などで成形したのではヤング率は高く
ならない。例えば、上記したPVC30部と黒鉛粉
70部の割合で混合し練合せた材料を押出し成形機
で平板に押し出した材料は、そのヤング率を測定
すると、約1300Kg/mm2となり、黒鉛粉を配向させ
た場合に比べ、1/4.5に低下する。また上記の材
料を炭化したものは、ヤング率が4000Kg/mm2とな
り、黒鉛粉を配向させた場合の約1/6のヤング率
しか得られない。
以上説明したように、樹脂と黒鉛粉を混練した
材料(以下本材料という)は、他の材料に比べ比
弾性率が大きく、軽量で剛性の高いアームパイプ
を作る材料として優れている。さらに本材料の内
部損失は、tanδ=0.05であり、アルミニウムの
tanδ=0.003、チタンのtanδ=0.005に比べ、約
10倍も大きく、従つて不要な共振が生じ難く、理
想的なアームパイプの材料と言える。
本材料の特性を生かしてアームパイプを構成す
るには、アームパイプ内の黒鉛粉を配向させる必
要があるから、従来から行われているパイプの製
法としての押出し成形法では、前述のように黒鉛
粉は配向せず、ヤング率は高くならない。
以下のこの発明に係るアームパイプの製造方法
について説明する。
第1図aは樹脂と黒鉛粉を混練した材料(以下
混練物という)を示し、図中1は樹脂部、2は樹
脂中の黒鉛粉にして、これは鱗片状をしており、
マクロ的に見ると厚みに対し直径の大きな円盤と
みることができる。樹脂と黒鉛粉を混練しただけ
の状態では図示のように黒鉛粉2の向きはランダ
ムである。そこで上記混練物をローラやプレス等
で圧延し平板にすると、第1図bのように平板3
の中の黒鉛粉のみは該平板3の面に並行して配向
される。
そして平板3は所定のアームパイプの肉厚に合
せて厚さを決定する。この平板3を所定のアーム
パイプの径に合せてまるめ第1図cのように成形
すると共に継ぎ目4は、平板3をまるめる時に加
熱して圧着接合するか、適当な接着剤で接着す
る。
上記した製造方法によつて作られたアームパイ
プ5は第1図c,dに示すように、アームパイプ
内の黒鉛粉2がアームパイプ5の表面に並行に配
向したものとなり、剛性の高いアームパイプを得
ることができる。なお長さは所定のアームパイプ
の長さに合せて作るか、又は長いパイプを製作
し、所定の長さに切断しても良い。
使用する黒鉛粉=2は、平均粒径20μ以下のも
のが良く、特に5μ以下のものが適している。ま
た黒鉛粉2と混合する樹脂部1としては、塩化ビ
ニール、塩化ビニリデン、塩化ビニールとアクリ
ルニトリルの共重合体、塩化ビニリデンとアクリ
ルニトリルの共重合体、塩化ビニールと酢酸ビニ
ールとの共重合体等の単体またはこれらの樹脂の
組合せが適している。
上記したアームパイプ5に成形した後、酸化性
雰囲気中で250℃まで、1℃〜10℃/Hの割合で
徐々に昇温しながら加熱して予備焼成して不融化
し、その後非酸化性雰囲気または真空中で1200℃
まで、10℃〜20℃の昇温率で加熱し炭化すると、
アームパイプ5の剛性は炭化前に比べて約4倍に
も向上する。
なお上記した予備焼成ではアームパイプ5が変
形する可能性があるので、アームパイプ5の内径
に変形防止の型(250℃以上の温度でも変形しな
い材料製)を入れるか、アームパイプ5の外周を
型で押える必要がある。また予備焼成後にあつて
は、1200℃まで加熱し炭化しても変形は生じない
ので型で押える必要はない。
炭化温度をさらに高くし、2500℃以上で黒鉛化
すると、アームパイプ5の剛性は、1200℃にて炭
化したものと比べ、約1.5倍も大きくなる。
なお第2図中の6はヘツドシエル、7はバラン
スウエイト、8はアーム軸である。
この発明は上記したように、黒鉛粉を配向した
ことにより軽量で剛性の高いアームパイプが得ら
れ、従つて針先等価質量の小さなアームパイプを
製作できると共にコンプライアンスの大きなカー
トリツジと組合せてもレコードのそりや偏心によ
る雑音をピツクアツプし難くなり、S/Nの良い
再生ができる。また内部損失も大きいので、不要
な共振や分割振動が起り難く、音質の良い再生が
可能であり、さらに成形が簡単で材料費が安く製
品のコストを安くできる等の効果を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るアームパイプの製造方
法における製造過程を示す説明図、第2図はこの
製造方法によつて製造されたアームパイプを含む
トーンアーム全体を示す側面図である。 1……樹脂部、2……黒鉛粉、5……アームパ
イプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 樹脂と黒鉛粉を混練した材料を平板に圧延し
    て黒鉛粉を配向させた後に筒状に形成することを
    特徴とするアームパイプの製造方法。 2 樹脂と黒鉛粉を混練した材料を平板に圧延し
    て黒鉛粉を配向させた後に筒状に成形し、これを
    炭化または黒鉛化することを特徴とするアームパ
    イプの製造方法。
JP16122578A 1978-08-04 1978-12-28 Arm pipe and its manufacture Granted JPS5589902A (en)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16122578A JPS5589902A (en) 1978-12-28 1978-12-28 Arm pipe and its manufacture
US06/063,531 US4261580A (en) 1978-08-04 1979-08-03 Arm pipe for record player tonearms
GB7927325A GB2027254B (en) 1978-08-04 1979-08-06 Tubular arm for record player tonearms
DE19792933435 DE2933435C2 (de) 1978-08-18 1979-08-17 Rohrartiger Arm für Tonarme von Plattenspielern sowie Verfahren zur Herstellung des rohrartigen Armes

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16122578A JPS5589902A (en) 1978-12-28 1978-12-28 Arm pipe and its manufacture

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5589902A JPS5589902A (en) 1980-07-08
JPS6114563B2 true JPS6114563B2 (ja) 1986-04-19

Family

ID=15730997

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