JPS6114825B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6114825B2 JPS6114825B2 JP53142489A JP14248978A JPS6114825B2 JP S6114825 B2 JPS6114825 B2 JP S6114825B2 JP 53142489 A JP53142489 A JP 53142489A JP 14248978 A JP14248978 A JP 14248978A JP S6114825 B2 JPS6114825 B2 JP S6114825B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fibers
- fiber
- support material
- fluid
- porous support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
Description
本発明は、繊維ウエブが繊維間交絡により布状
に安定化されており、極めて柔軟性、通気性、吸
液スポツト性に富み、尚且つ、優れた強力を有す
る衛生材料及びその製造方法に関するものであ
る。 近年、不織布の技術開発はめざましく、広い範
囲の繊維素材について開発が進められており、
種々の製品が市場に提供されている。これらの不
織布及び製造技術は、それぞれ優れた特性を有し
ており、例えば、紡糸シート形成直結によるスパ
ンボンド製品は、その高生産性、高強度等から、
工業資材、インテリア材料等に好評を博してお
り、一方、レーヨン短繊維、バルブ等から作られ
る乾式あるいは湿式不織布は、芯地等の衣料分
野、衛生材料、ワイピング材料等に広い需要を見
い出している。 本発明者等は、このような状況の中で、特に、
衛生材料に好適な、強度と風合いとに優れに特性
を有する布状材料およびその製造方法を提供しよ
うとするものである。 本来、衛生材料として、特に、生理用ナプキ
ン、おしめ等の外装材として用いるためには、次
のような性能を有することが望ましい。 1 通気性、吸液スポツト性に富みソフトである
こと。 2 強力に優れており、特に湿潤時において強力
低下が少ないこと。 3 接着剤等の人体に有害なものを含有しないこ
と。 4 低コストで製造可能なこと。 然るに、現在までのところ、これらの要求をす
べて満足するような衛生材料は開発されていな
い。例えば、湿式によるものは高生産性から、低
コストではあるが、ペーパーライクなものとな
り、ソフト感にかけ、湿潤時での強力低下が著し
い。又、乾式によるものは、湿潤時の強力低下は
少ないが、接着剤を使用しており、衛生的でな
い。又、湿式に比べソフトであるが、まだ接着剤
によつて阻害されているため、十分ではなかつ
た。 本発明者等は、これらの問題点を解消すべく鋭
意検討した結果、疎水性繊維15〜100%の繊維ウ
エブを硬度50゜以上の無孔支持材上に導き、その
支持材上で噴射圧力7Kg/cm2以上の高圧流体を巾
方向平均流体供給量が40c.c./Sec.cm以下の状態で
繊維ウエブに衝突させ、布状に安定化することに
より極めて柔軟性、通気性、吸液スポツト性に富
み、尚且つ、優れた湿潤強力を有する布状材料を
効率良く製造出来ることを見出し、本発明に到達
したものである。 本発明を更に詳しく説明すると、本発明に云う
高圧流体とは、噴射圧力7Kg/cm2以上で、小さな
オリフイスから射出される微細な流体、或は、ス
プレーノズルから粒子状で飛散される噴霧状流等
であり、これらを単独で用いても、或は、組み合
せた状態で用いても良い。要は、高圧流体を効率
良く射出できるノズルであれば、いかなるもので
あつても良いが、本発明に云う優れた物理性能を
有する衛生材料を得るには、噴射圧力7Kg/cm2未
満では、いかに長時間処理を行なつても、又、ノ
ズルを繊維ウエブに接触する程近づけようと達成
することは出来ない。又、用いるノズル口の形態
は、被処理繊維ウエブとの相対速度、噴射圧力被
処理繊維ウエブを構成している繊維繊度、繊維長
等を考慮して決定されるものであるが、微細な流
体を用いる場合は、その径は0.005〜0.02cmの範
囲が望ましく、噴霧状流を用いる場合は、噴射角
度45゜以下の扁平噴霧状流を射出する楕円形状を
持つたものが望ましいが、これは本発明を特に限
定するものではない。 本発明は、第1図、第2図に示す如く、上記高
圧流体1を無孔支持材2上の繊維ウエブ3に射
出、衝突させて繊維間交絡をさせるものである
が、本発明の意図する効果果を十分発揮させるた
めには、硬度50゜以上の無孔支持材2上に繊維ウ
エブ3を導き、巾方向平均供給量40c.c./Sec.cm以
下で処理することが必要である。このようにする
ことによつて第1図、第2図から明らかの如く、
流体の作用方向は、一方向ではなく、繊維ウエブ
3上方から射出された流体1は繊維ウエブ3表面
で交絡を進める一方、繊維ウエブ3を通過した流
体4が無孔支持材2上で反射され繊維ウエブ3の
無孔支持材2接触面からも交絡が進むため、密
度、交絡度を効率よく向上させ、優れた物理性能
の不織布を流体エネルギーの損失を最小の状態で
得ることが出来るのである。尚図中5は排水流を
示す。本発明に云う無孔支持体2とは、第1図、
第3図に示すローラー状のもの、第2図に示す板
状のものの他、第4図ベルトに示す等であつても
良いが、その表面の硬度は、JIS−K6301で云う
50゜以上であることが必要であり、この条件を満
すものであれば、その素材は金属、ゴム、プラス
チツク等のいずれでも良い。又、無孔支持材2の
表面は、平坦或は開孔を意図する場合は、凹凸形
状をもつものであつても良い。 硬度50゜未満の素材による無孔支持材2を用い
た場合、繊維ウエブ処理時の挙動は明らかではな
く、無孔支持材表面の歪による流体エネルギーの
吸収等と推側する域であるが、この条件下では、
本発明の意図する効果を発揮出来ない。 又、本発明に云う巾方向平均流体供給量とは、
例えば、第3図、第4図に示す如く処理シート繊
維ウエブ3の進行方向に対して無孔支持材2を直
角に設置し、その上方にノズル6をすえつけて処
理を行なう場合、1つの無孔支持材2上に射出さ
れる総流量をそのノズル6の有効巾で割つたもの
であり、即ち第3図に示す場合の巾方向平均流体
供給量(c.c./SEC.cm)=F(ノズル流量)/L(ノズ
ル有効巾)、第4図 に示す場合の巾方向平均流体供給量(c.c./SEC.
cm)=
F1(ノズル流量)+F2(第2ノズル流量)+………
/L(ノズル有効巾)と なる。そして無孔支持材2を使用し繊維ウエブ3
を処理安定性良く行なうためには、巾方向平均供
給量に上限があり、40c.c./Sec.cm以上にした場合
サクシヨンによる流体の排除等を行なつても、処
理時の繊維ウエブ3は多量の流体の中で浸された
状態で高圧流体1の処理を受けるため、洪水状態
にある流体の抵抗によつてその衝突力を極小にさ
れ、本発明に云う処理安定性及び優れた物理性能
を得ることは出来ない。 本発明に云う疎水性繊維とは、ナイロン、ポリ
エスチル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ
ウレタン、アクリル等であり、これら単独でも、
或は、混合したものでも良い。又、親水性繊維と
は、ビスコースレーヨン、銅アンモニアレーヨン
アセテート、木綿、絹、麻、木材パルプ等であ
り、これらの単独、或は混合のものでも良い。要
は、疎水性繊維15〜100℃と親水性繊維85〜0%
の構成によつて、本発明に云う通気性、吸液スポ
ツト性、又、包装体として用いた場合の液体通過
後も、すばやく乾いた状態となる特性を付加され
るものであり、疎水性繊維15%未満、親水性繊維
85%以上の構成では、吸液スポツト性が悪く、
又、液体通過後も包装体に多量含有し、使用感を
損うものとなる。 出発材料としての繊維ウエブ3の形成法として
は、上記の構成を得ることが出来るものであれ
ば、在来のカード、抄紙機によつてなされる短繊
維ウエブでも、或は、紡糸トウ、フイラメントを
開繊した長繊維ウエブ等のいずれの方法を用いて
も良い。 又、用いられる繊維形態、即ち、繊度、クリン
プ状態等は、いずれのものでも良いが、本発明を
効果的に発揮するためには、繊維繊度は、細い程
望ましい。然しながら例えば、表層に細い繊維、
下層に太い繊維を用い、表面の平滑性、多層によ
る嵩高を狙うことも可能である。 本発明に云う流体は、望ましくは水である。
又、この流体は必要に応じ粘剤、糊等を溶存して
も良く、更に可及的細粒を含んでも良い。 かくして得られた材料は、無孔のもの、或は、
無孔支持体の凹凸に応じた開孔を持ち、疎水性繊
維/親水性繊維が15/85〜100/0%の構成から
なり、繊維間が高圧流体の衝突力によつて三次元
に交絡し、布状に安定化しているため、極めて、
柔軟性、通気性、吸液スポツト性に富み、尚且
つ、高強力を有し、ノーバインダーであることか
ら、製造工程、製品における公害の懸念もなく、
衛生材料として優れた適性をもつものである。以
下、実施例によつて更に詳しく説明する。 実施例 1 本実施例は、繊維間交絡、繊維表面摩擦抵抗に
よる衛生材料の製造方法を示し、使用する無孔支
持材、噴射圧力、巾方向平均流体供給量が、本発
明において、極めて重要であることを示すもので
ある。原料繊維ウエブは、繊維繊度1.4d、繊維長
51mmのポリエステル繊維40%と繊維繊度1.5d、繊
維長51mmのレーヨン繊維60%によつて構成されて
おり、これらの繊維を混紡したランダムウエブ
で、その目付は約50g/m2であつた。 用いるノズルは、径が130μの微細な流体を射
出するものであり、又、無孔支持材2は、第3図
に示すようなローラー状無孔支持材を用い、所定
の表面硬度の支持材、所定の噴射圧力、巾方向平
均流体供給量で、上記の繊維ウエブを高圧流体処
理して得たものの結果が表1である。この結果か
らも、明らかな如く、本発明が意図する効果を十
分発揮するためには、表面硬度(JIS−K6301)
50゜以上の無孔支持材を用い、噴射圧力7Kg/cm2
以上、巾方向平均流体供給量40c.c./Sec.cm以下の
条件下で、処理することが重要である。 実施例 2 本実施例は、本発明に云う衛生材料の製造にお
いて、用いる繊維ウエブの構成が重要であること
を示すものである。 原料繊維ウエブは、繊維繊度1.5d、繊維長51mm
のレーヨン繊維と、繊維繊度2d、繊維長51mmの
ポリプロピレン繊維を任意の割合で混紡し、目付
約25g/m2のパラレルウエブとした。 用いたノズルは、径100μの微細な流体を射出
するものであり、又、無孔支持材2は、第3図に
示すようなローラー状支持材を用い、その表面硬
度100゜のステンレスであつた。 このような無孔支持材の上に繊維ウエブを導
き、噴射圧力30Kg/cm2、巾方向平均流体供給量7.2
c.c./Sec.cmの条件で処理し、繊維間の交絡により
安定化された材料を得た。(表2) この結果からも、明らかな如く、本発明に云う
吸液スポツト性等を得るためには、疎水性繊維15
〜100%、親水性繊維85〜0%の構成が重要であ
る。 ここに云う吸液スポツト性とは、本発明の製法
で得たものを10枚重ね合せた瀘紙の上におき、表
面からビレツトにより5〜10ml/minの割合で水
を10ml供給し、1分放置した後、包装体での水広
がり面積及びそれに含む水重量を測定した。
に安定化されており、極めて柔軟性、通気性、吸
液スポツト性に富み、尚且つ、優れた強力を有す
る衛生材料及びその製造方法に関するものであ
る。 近年、不織布の技術開発はめざましく、広い範
囲の繊維素材について開発が進められており、
種々の製品が市場に提供されている。これらの不
織布及び製造技術は、それぞれ優れた特性を有し
ており、例えば、紡糸シート形成直結によるスパ
ンボンド製品は、その高生産性、高強度等から、
工業資材、インテリア材料等に好評を博してお
り、一方、レーヨン短繊維、バルブ等から作られ
る乾式あるいは湿式不織布は、芯地等の衣料分
野、衛生材料、ワイピング材料等に広い需要を見
い出している。 本発明者等は、このような状況の中で、特に、
衛生材料に好適な、強度と風合いとに優れに特性
を有する布状材料およびその製造方法を提供しよ
うとするものである。 本来、衛生材料として、特に、生理用ナプキ
ン、おしめ等の外装材として用いるためには、次
のような性能を有することが望ましい。 1 通気性、吸液スポツト性に富みソフトである
こと。 2 強力に優れており、特に湿潤時において強力
低下が少ないこと。 3 接着剤等の人体に有害なものを含有しないこ
と。 4 低コストで製造可能なこと。 然るに、現在までのところ、これらの要求をす
べて満足するような衛生材料は開発されていな
い。例えば、湿式によるものは高生産性から、低
コストではあるが、ペーパーライクなものとな
り、ソフト感にかけ、湿潤時での強力低下が著し
い。又、乾式によるものは、湿潤時の強力低下は
少ないが、接着剤を使用しており、衛生的でな
い。又、湿式に比べソフトであるが、まだ接着剤
によつて阻害されているため、十分ではなかつ
た。 本発明者等は、これらの問題点を解消すべく鋭
意検討した結果、疎水性繊維15〜100%の繊維ウ
エブを硬度50゜以上の無孔支持材上に導き、その
支持材上で噴射圧力7Kg/cm2以上の高圧流体を巾
方向平均流体供給量が40c.c./Sec.cm以下の状態で
繊維ウエブに衝突させ、布状に安定化することに
より極めて柔軟性、通気性、吸液スポツト性に富
み、尚且つ、優れた湿潤強力を有する布状材料を
効率良く製造出来ることを見出し、本発明に到達
したものである。 本発明を更に詳しく説明すると、本発明に云う
高圧流体とは、噴射圧力7Kg/cm2以上で、小さな
オリフイスから射出される微細な流体、或は、ス
プレーノズルから粒子状で飛散される噴霧状流等
であり、これらを単独で用いても、或は、組み合
せた状態で用いても良い。要は、高圧流体を効率
良く射出できるノズルであれば、いかなるもので
あつても良いが、本発明に云う優れた物理性能を
有する衛生材料を得るには、噴射圧力7Kg/cm2未
満では、いかに長時間処理を行なつても、又、ノ
ズルを繊維ウエブに接触する程近づけようと達成
することは出来ない。又、用いるノズル口の形態
は、被処理繊維ウエブとの相対速度、噴射圧力被
処理繊維ウエブを構成している繊維繊度、繊維長
等を考慮して決定されるものであるが、微細な流
体を用いる場合は、その径は0.005〜0.02cmの範
囲が望ましく、噴霧状流を用いる場合は、噴射角
度45゜以下の扁平噴霧状流を射出する楕円形状を
持つたものが望ましいが、これは本発明を特に限
定するものではない。 本発明は、第1図、第2図に示す如く、上記高
圧流体1を無孔支持材2上の繊維ウエブ3に射
出、衝突させて繊維間交絡をさせるものである
が、本発明の意図する効果果を十分発揮させるた
めには、硬度50゜以上の無孔支持材2上に繊維ウ
エブ3を導き、巾方向平均供給量40c.c./Sec.cm以
下で処理することが必要である。このようにする
ことによつて第1図、第2図から明らかの如く、
流体の作用方向は、一方向ではなく、繊維ウエブ
3上方から射出された流体1は繊維ウエブ3表面
で交絡を進める一方、繊維ウエブ3を通過した流
体4が無孔支持材2上で反射され繊維ウエブ3の
無孔支持材2接触面からも交絡が進むため、密
度、交絡度を効率よく向上させ、優れた物理性能
の不織布を流体エネルギーの損失を最小の状態で
得ることが出来るのである。尚図中5は排水流を
示す。本発明に云う無孔支持体2とは、第1図、
第3図に示すローラー状のもの、第2図に示す板
状のものの他、第4図ベルトに示す等であつても
良いが、その表面の硬度は、JIS−K6301で云う
50゜以上であることが必要であり、この条件を満
すものであれば、その素材は金属、ゴム、プラス
チツク等のいずれでも良い。又、無孔支持材2の
表面は、平坦或は開孔を意図する場合は、凹凸形
状をもつものであつても良い。 硬度50゜未満の素材による無孔支持材2を用い
た場合、繊維ウエブ処理時の挙動は明らかではな
く、無孔支持材表面の歪による流体エネルギーの
吸収等と推側する域であるが、この条件下では、
本発明の意図する効果を発揮出来ない。 又、本発明に云う巾方向平均流体供給量とは、
例えば、第3図、第4図に示す如く処理シート繊
維ウエブ3の進行方向に対して無孔支持材2を直
角に設置し、その上方にノズル6をすえつけて処
理を行なう場合、1つの無孔支持材2上に射出さ
れる総流量をそのノズル6の有効巾で割つたもの
であり、即ち第3図に示す場合の巾方向平均流体
供給量(c.c./SEC.cm)=F(ノズル流量)/L(ノズ
ル有効巾)、第4図 に示す場合の巾方向平均流体供給量(c.c./SEC.
cm)=
F1(ノズル流量)+F2(第2ノズル流量)+………
/L(ノズル有効巾)と なる。そして無孔支持材2を使用し繊維ウエブ3
を処理安定性良く行なうためには、巾方向平均供
給量に上限があり、40c.c./Sec.cm以上にした場合
サクシヨンによる流体の排除等を行なつても、処
理時の繊維ウエブ3は多量の流体の中で浸された
状態で高圧流体1の処理を受けるため、洪水状態
にある流体の抵抗によつてその衝突力を極小にさ
れ、本発明に云う処理安定性及び優れた物理性能
を得ることは出来ない。 本発明に云う疎水性繊維とは、ナイロン、ポリ
エスチル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ
ウレタン、アクリル等であり、これら単独でも、
或は、混合したものでも良い。又、親水性繊維と
は、ビスコースレーヨン、銅アンモニアレーヨン
アセテート、木綿、絹、麻、木材パルプ等であ
り、これらの単独、或は混合のものでも良い。要
は、疎水性繊維15〜100℃と親水性繊維85〜0%
の構成によつて、本発明に云う通気性、吸液スポ
ツト性、又、包装体として用いた場合の液体通過
後も、すばやく乾いた状態となる特性を付加され
るものであり、疎水性繊維15%未満、親水性繊維
85%以上の構成では、吸液スポツト性が悪く、
又、液体通過後も包装体に多量含有し、使用感を
損うものとなる。 出発材料としての繊維ウエブ3の形成法として
は、上記の構成を得ることが出来るものであれ
ば、在来のカード、抄紙機によつてなされる短繊
維ウエブでも、或は、紡糸トウ、フイラメントを
開繊した長繊維ウエブ等のいずれの方法を用いて
も良い。 又、用いられる繊維形態、即ち、繊度、クリン
プ状態等は、いずれのものでも良いが、本発明を
効果的に発揮するためには、繊維繊度は、細い程
望ましい。然しながら例えば、表層に細い繊維、
下層に太い繊維を用い、表面の平滑性、多層によ
る嵩高を狙うことも可能である。 本発明に云う流体は、望ましくは水である。
又、この流体は必要に応じ粘剤、糊等を溶存して
も良く、更に可及的細粒を含んでも良い。 かくして得られた材料は、無孔のもの、或は、
無孔支持体の凹凸に応じた開孔を持ち、疎水性繊
維/親水性繊維が15/85〜100/0%の構成から
なり、繊維間が高圧流体の衝突力によつて三次元
に交絡し、布状に安定化しているため、極めて、
柔軟性、通気性、吸液スポツト性に富み、尚且
つ、高強力を有し、ノーバインダーであることか
ら、製造工程、製品における公害の懸念もなく、
衛生材料として優れた適性をもつものである。以
下、実施例によつて更に詳しく説明する。 実施例 1 本実施例は、繊維間交絡、繊維表面摩擦抵抗に
よる衛生材料の製造方法を示し、使用する無孔支
持材、噴射圧力、巾方向平均流体供給量が、本発
明において、極めて重要であることを示すもので
ある。原料繊維ウエブは、繊維繊度1.4d、繊維長
51mmのポリエステル繊維40%と繊維繊度1.5d、繊
維長51mmのレーヨン繊維60%によつて構成されて
おり、これらの繊維を混紡したランダムウエブ
で、その目付は約50g/m2であつた。 用いるノズルは、径が130μの微細な流体を射
出するものであり、又、無孔支持材2は、第3図
に示すようなローラー状無孔支持材を用い、所定
の表面硬度の支持材、所定の噴射圧力、巾方向平
均流体供給量で、上記の繊維ウエブを高圧流体処
理して得たものの結果が表1である。この結果か
らも、明らかな如く、本発明が意図する効果を十
分発揮するためには、表面硬度(JIS−K6301)
50゜以上の無孔支持材を用い、噴射圧力7Kg/cm2
以上、巾方向平均流体供給量40c.c./Sec.cm以下の
条件下で、処理することが重要である。 実施例 2 本実施例は、本発明に云う衛生材料の製造にお
いて、用いる繊維ウエブの構成が重要であること
を示すものである。 原料繊維ウエブは、繊維繊度1.5d、繊維長51mm
のレーヨン繊維と、繊維繊度2d、繊維長51mmの
ポリプロピレン繊維を任意の割合で混紡し、目付
約25g/m2のパラレルウエブとした。 用いたノズルは、径100μの微細な流体を射出
するものであり、又、無孔支持材2は、第3図に
示すようなローラー状支持材を用い、その表面硬
度100゜のステンレスであつた。 このような無孔支持材の上に繊維ウエブを導
き、噴射圧力30Kg/cm2、巾方向平均流体供給量7.2
c.c./Sec.cmの条件で処理し、繊維間の交絡により
安定化された材料を得た。(表2) この結果からも、明らかな如く、本発明に云う
吸液スポツト性等を得るためには、疎水性繊維15
〜100%、親水性繊維85〜0%の構成が重要であ
る。 ここに云う吸液スポツト性とは、本発明の製法
で得たものを10枚重ね合せた瀘紙の上におき、表
面からビレツトにより5〜10ml/minの割合で水
を10ml供給し、1分放置した後、包装体での水広
がり面積及びそれに含む水重量を測定した。
【表】
第1図、第2図は、本発明を実施するための装
置例の側面図で、流体の流れを示すものである。
第3図、第4図は、本発明を実施する装置例の斜
視図である。 1……噴射流体、2……無孔支持材、3……繊
維ウエブ、4……反射流体、5……排水流、6…
…ノズル。
置例の側面図で、流体の流れを示すものである。
第3図、第4図は、本発明を実施する装置例の斜
視図である。 1……噴射流体、2……無孔支持材、3……繊
維ウエブ、4……反射流体、5……排水流、6…
…ノズル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 疎水性繊維15〜100%と親水性繊維85〜0%
の繊維ウエブが高圧流体処理下の繊維間の交絡に
より布状に安定化されていることを特徴とする衛
生材料。 2 疎水性繊維15〜100%と親水性繊維85〜0%
の繊維ウエブを硬度50゜以上の無孔支持材上に導
き、その支持材上において、噴射圧力7Kg/cm2以
上の高圧流体を、巾方向平均流体供給量40c.c./Se
c.cm以下の状態で、その繊維ウエブに衝突させる
ことにより、その繊維ウエブを布状に安定化させ
ることを特徴とする衛生材料の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14248978A JPS5568367A (en) | 1978-11-19 | 1978-11-19 | Sanitary material and its preparation |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14248978A JPS5568367A (en) | 1978-11-19 | 1978-11-19 | Sanitary material and its preparation |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5568367A JPS5568367A (en) | 1980-05-23 |
| JPS6114825B2 true JPS6114825B2 (ja) | 1986-04-21 |
Family
ID=15316505
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14248978A Granted JPS5568367A (en) | 1978-11-19 | 1978-11-19 | Sanitary material and its preparation |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5568367A (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA1247303A (en) * | 1984-05-21 | 1988-12-28 | Frederich O. Lassen | Labial sanitary pad |
| JPS61127728U (ja) * | 1985-01-30 | 1986-08-11 | ||
| IT1182491B (it) * | 1985-07-04 | 1987-10-05 | Faricerca Spa | Struttura di rivestimento per prodotti igienico sanitari assorbenti e prodotto assorbente provvisto di tale rivestimento |
| JPH0614946B2 (ja) * | 1986-01-20 | 1994-03-02 | ユニ・チヤ−ム株式会社 | 吸収性物品の表面材およびその製法 |
| GB8722004D0 (en) * | 1987-09-18 | 1987-10-28 | Hercules Inc | Absorbent material & thermally bonded cores |
| US5009651A (en) * | 1988-09-06 | 1991-04-23 | Kao Corporation | Surface material for sanitary articles and its preparing method |
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Family Cites Families (4)
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-
1978
- 1978-11-19 JP JP14248978A patent/JPS5568367A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5568367A (en) | 1980-05-23 |
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