JPS61152402A - 木材のヒビ割れ防止方法 - Google Patents

木材のヒビ割れ防止方法

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JPS61152402A
JPS61152402A JP28163284A JP28163284A JPS61152402A JP S61152402 A JPS61152402 A JP S61152402A JP 28163284 A JP28163284 A JP 28163284A JP 28163284 A JP28163284 A JP 28163284A JP S61152402 A JPS61152402 A JP S61152402A
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梶間 定勇
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  • Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は木材のヒビ割れ防止方法に関するものである。
(従来技術) 木材(例えば建築用の柱材、梁材、桁材等)は原木から
所定形状に製材された後に乾燥(陰干し又は日なた干し
)せしめられる(原木より製材されたすぐは水分が多い
のでしばら(自然乾燥される)が、その木材乾燥時にお
いては、木材表層部分がその中心部付近より先に乾燥し
てしまい、その表層部分と中心部付近との間の乾燥度の
差が大きくなると、その乾燥度の大きい表層部分にヒビ
割れが生じるようになる。このヒビ割れは特に木材の板
目が現出している表層部に発生する性質がある。
尚、木材製品をそのまま自然乾燥させた場合、はとんど
の製品に大きなヒビ割れが生じ樹種によっては30〜4
0%程度は商品として不適格のものがでるようになる。
従来では、上記したような木材のヒビ割れ発生を防・止
するために、木材を乾燥させる前に予じめ第4図に示す
ように木材2Iの全長に亘ってその一面から中心部付近
に達する深さの細溝(輪抜きと称される)22を削り加
工しておき、乾燥時に木材2Iの外周面だけでなく細d
422内面かヴも同時に水分を発散し得るようにし、も
って木材21の表層部付近と中心部付近との乾燥度に大
きな差が生じないようにすることにより木材21にヒビ
割れが生じ難くするようにしていた。
ところが、第4図に示す従来の木材のヒビ割れ防止方法
では次のような問題があった。
(1)  木材2Iの全長に亘って細溝(輪抜き)22
を削り加工しなければならず、その細冴削り加工が面倒
となる。特に細溝22は、建築後に壁等に接触させて外
部から見えなくなる面、従って木121の周側面のうち
節又はキズ等の美観を損ねる部分が多く存在する面を選
んでその面に削り加工されるが、その細溝22の削り加
工の際にその削り加工をすべき面を検索する手間が必要
となる。
(2)木材21に細溝22を形成しているため、木材2
1の強度が低下する。又、建築物の桁や梁等に使用され
る木材においては、細溝22を入れると強度が低下する
ので、通常細溝22を入れず使用するが乾燥と共に大き
なヒビ割れが生じ強度が大きく低下するので、予じめ太
さの大きい木材を使用してその所定の強度を確保するよ
うにしていたため、不経済であった。
(3)製材前の原木はその生長時において内部応力が均
等に分散し、それによって1本のまっすぐな丸太形状を
保持していたのであるが、その中に前記のような細7P
$22を形成するとそれまでの内部応力のバランスが崩
れ、製材後時間の経過とともに木材に曲がりが生じ、使
用不能のものや、使用後に変形を生じる(建築後に柱と
障子の間に隙間を生じる等の建築上の狂いを生じる)も
のがあられれる。
(4)製品の四面共に欠点のないきれいなものの場合に
も細溝22をその内の一面に削り加工しなければならず
、折角の良材にキズをつける結果となっていた。
(発明の目的) 本発明は上記した従来の細溝削り加工による木材のヒビ
割れ防止方法の問題点に鑑み、木材に細溝を削り加工す
ることなしにヒビ割れの発生を防止し得るようにした木
材のヒビ割れ防止方法を提案することを第1の目的とす
るものである。
又、本発明は、従来ヒビ割れするにまかせていた桁、梁
等の木材についてそのヒビ割れを生じないようにする方
法を提案することを第2の目的とするものである。
(目的を達成するための手段) 本発明の木材のヒビ割れ防止方法は、ヒビ割れが特に木
材の板目部分にのみ発生することに着目し、木材乾燥処
理前において木材における板目が現出する表面に、該板
目部分の幅でもってしかもその全長に亘る範囲内に適宜
の水分発散抑制処理を施し、その後に該木材を乾燥処理
するようにしたことを特徴とするものである。
(作用) 本発明の木材のヒビ割れ防止方法は、木材乾燥処理前に
おいて、ヒビ割れが発生し易い板目部分(柾目部分はヒ
ビ割れし難い)に適宜の水分発散抑制処理を施すことに
より、木材乾燥中における木材の板目部分からのヒビ割
れ発生を防止し得るという作用が得られるとともに、こ
のように水分発散抑制処理を施してヒビ割れを防止する
ようにしたものであっても、木材中の水分を水分発散抑
制処理を施していない柾目部分の表面から外気中に発散
せしめることができ、適度の木材乾燥作用が得られる。
尚、水分発散抑制処理を木材の外周全面に施すようにし
た場合には木材のヒビ割れ防止効果は大きくなるが、木
材の吸・放湿作用が停止されてしまい、木材が湿気によ
り腐り易くなるという問題がある。
(実施例) 第1図ないし第3図を参照して本発明の好適な実施例を
説明すると、第1図に示す実施例では例えば家屋の柱等
に使用される断面正方形(正角)の木材1が、又第2図
に示す実施例では例えば梁等° に使用される断面長方
形(平角)の木Illが示されている。又第3図に示す
実施例では製材したままの多数本の木材t 1.l t
・・をその各面が相互に上下、左右にほぼ密着するよう
にして束ねた状態の木材束Yが示されている。
第1図に示す実施例の木材lは、そのほぼ中心に年輪の
中心を合わせるようにして原木から製材して形成してお
り、該木材lの各側面(4面)にはその各面の幅方向中
間部分に所定幅WIの板目2とその両側にそれぞれ所定
幅T、、T、の柾目3.3部分が現出するようになって
いる。
第2図に示す実施例の木材11は、原木における年輪中
心部から離れた部分から製材して形成しており、該木材
【lの各側面における相互に対向する2面(第2図では
上、下各面)の各面全面(幅W、)にそれぞれ板目12
.12が現出し、又他の2面(左、右各面)の各面全面
(幅T、)にそれぞれ柾目13.13が現出するように
なっている。
第1図及び第2図に示す本発明実施例では、原木から製
材した木材を自然乾燥処理する前において、第1図及び
第2図に示す各木材1.11における各板目2.2・・
、12.12が現出する表面に、その各板目2.2一−
、12.12部分の幅wI。
W、でもってしかもその全長に亘って適宜の水分発散抑
制処理を施している。本発明の実施に適した水分発散抑
制方法としては、たとえば液状又は固形の種々の塗布剤
を塗布する方法、あるいは接着テープ類を貼付する方法
等があるが、この、実施例では現在市販されているヒビ
割れ防止剤Zを塗布している。又、この実施例では、木
材1.11の木口4.14及び該木口付近の柾目3,1
3部分(a立生寸法Sの長さ範囲だけ)にも水分発散抑
制処理(ヒビ割れ防止剤Zの塗布)を施している。この
実施例で使用されるヒビ割れ防止剤Zとしては、例えば
(株)木研製の商品名「木研・ストッパー」と称される
液状のものがある。このヒビ割れ防止剤Zはハケで塗布
される。
そのほか、水分発散抑制用の塗布剤としては、固形物と
してはたとえばワックス(ロウ)があり、液状物として
はたとえば各種の接着剤、ニス、塗料等がある。また、
接着テープ類としては粘着剤つきのセロハンテープや紙
テープ等がある。
このように木材l、11の板目2.12部分に水分発散
抑制処理を施した後にその木材1.11を乾燥させると
、木材中の水分は水分発散抑制処理が施こされていない
柾目3.13部分から外気中へ発散せしめられる。この
とき木材1,1 tの柾目3.13が現出する表層部は
最初は中心部付近より乾燥度が大きくなるが、徐々に内
部まで乾燥し、又板目部分は水分発散抑制材により乾燥
がおくれるが内部より柾目部分を通じて乾燥させること
により乾燥を均一化して木材乾燥時における木材のヒビ
割れ発生を防止するという作用がある。
第3図に示す実゛施例の木材のヒビ割れ防止方法は、例
えば輸入木材のように多数本の木材を−とまとめに束ね
た状態で比較的長期間に亘ってそのまま維持させる場合
に適している。第3図に示す木材束Yでは、各木材11
.it・・中の水分は外周部に位置する木材における外
部に露出する而から外気中に発散されるようになり、木
材束Yの内層側に位置する木材中の水分は順次その外層
側に位置する木材中に浸透するようになる。従って内層
側に位置する木材の乾燥速度は極端に遅くなるとともに
その各内層側木材の表層部と中心部付近との間の乾燥度
の差は小さくなるため、該内層側の木材11.11・・
についてはヒビ割れが発生し難くなるという特徴がある
。そしてこの第3図に示す実施例では、製材されたまま
の各木材11.11・・を上下、左右の各面が相互に密
着するようにして四角形状に束ねた木材束Yに、その外
周部に位置する木材のそれぞれ外部に露出する表面にお
ける板目12部分と木口部分(符号S)にのみ前記水分
発散抑制処理(ヒビ割れ防止剤Zの塗布)が施される。
この第3図の実施例の場合は、木材束Yの内層側の木材
においては、その木材の表層部と中心部付近との間の乾
燥度の差が大きくならないのでヒビ割れが生じ難くなり
、又外周部側の木材においても、外部に露出する面(水
分が発散し易く、ヒビ割れし易い)の板目12部分に施
した水分発散抑制処理の作用によりヒビ割れし難くなる
という作用が得られる。
なお、これらの水分発散抑制処理を施した木材はその使
用時には適宜の手段(たとえばカンナかけ)により表面
を削られ、塗布されていた水分発散抑制剤や接着テープ
類を除去される。
又、使用前であってら木材の乾燥が完了した状態(通常
6〜12ケ月後)になれば水分発散抑制剤や接着テープ
類を除去してもよい。
さらに木材の乾燥が完了していない状態で使用される場
合には、木材の表面研削(たとえばカンナかけ)を行っ
たあとで再度その板目部分のみに適宜の水分発散抑制剤
を塗布するとよい。この場合は、該水分発散抑制剤とし
て透明なニスあるいはワックスを使用すると意匠効果上
も良好である。
本発明の木材のヒビ割れ防止方法の実験例を下記に示す
実験例 それぞれ原木から製材したばかりの木材(桧柱角材)の
各板目部分の表面にそれぞれヒビ割れ防止剤(前記の商
品名:木研・ストッパー)をハケ塗りしたものを10本
と、何も処理しない同種同形の木材10本とを同条件で
それぞれ3ケ月間、陰干しをしたところ、ヒビ割れ防止
剤を塗布したもの(本発明実施品)については全品ヒビ
割れが発生せず、不適格なものは10本のうち1本もな
かったが、これに対して何も処理していないものでは全
品ヒビ割れが生じ実験前の等級では使えなくなりた。
(発明の効果) 本発明の木材のヒビ割れ防止方法は、木材乾燥処理前に
おいて板目(2,12)が現出する表面に、該板目部分
の幅でもってしかもその全長に亘る範囲に水分発散抑制
処理を施し、しかも木材中の水分はこれを水分発散抑制
処理を施していない柾目(3,13)部分の表面から外
気中に発散せしめ得るように乙ているので木材の乾燥を
その内部から柾目部分を通して行わせるとともに、一番
乾燥し易い表面の板目部の乾燥をおさえることにより乾
燥を均一化させヒビ割れを防ぎながら木材製品を乾燥さ
せることができるという効果がある。
又、本発明の木材のヒビ割れ防止方法は、単に木材の板
目部分に適宜の水分発散抑制処理を施すだけでよいので
、従来(第4図)のヒビ割れ防止方法の如く細溝(輪抜
き)を削り加工するものに比してヒビ割れ防止のための
作業が簡単となる。さらに、従来(第4図)の木材のよ
うに細溝(輪抜き)を削り加工することによる強度低下
や細溝加工をせず、木材をそのまま使用する場合に発生
していたヒビ割れによる強度低下もなく、その結果木材
の太さを従来のものより細くしても所望の強度が得られ
るようになり、経済的な効果もある。
又、従来の細溝(輪抜き)加工によるヒビ割れ防止法で
は木材の使用後に内部応力のバランス失墜から木材に変
形を生じることが常態であったが、細溝(輪抜き)加工
を行わない本発明の方法ではそのような木材の変形を生
じることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はそれぞれ本発明の実施例にがかる
ヒビ割れ防止方法を行った木材の斜視図、第4図は従来
のヒビ割れ防止方法を行った木材の斜視図である。 t4t・・・・木材 2.12・・・・板目 3.13・・・・柾目

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、木材乾燥処理前において木材(1、11)における
    板目(2、12)が現出する表面に、該板目(2、12
    )部分の幅(W_1、W_2)でもってしかもその全長
    に亘る範囲に適宜の水分発散抑制処理を施し、その後に
    該木材(1、11)を乾燥処理するようにした木材のヒ
    ビ割れ防止方法。
JP28163284A 1984-12-26 1984-12-26 木材のヒビ割れ防止方法 Granted JPS61152402A (ja)

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JPH0354603B2 JPH0354603B2 (ja) 1991-08-20

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