JPS61163904A - 共役ジエン系重合体環化物の製法 - Google Patents

共役ジエン系重合体環化物の製法

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JPS61163904A
JPS61163904A JP446185A JP446185A JPS61163904A JP S61163904 A JPS61163904 A JP S61163904A JP 446185 A JP446185 A JP 446185A JP 446185 A JP446185 A JP 446185A JP S61163904 A JPS61163904 A JP S61163904A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高品質の共役ジエン系重合体の環化物を製造
する方法に関する。特には半導体製造用のフォトレジス
トに適した品質を有する共役ジエン系重合体の環化物を
容易に製造する方法に関する。
〔従来の技術〕
天然ゴム、合成ポリイソプレン、ポリブタジェン等の共
役ジエン系重合体を有機溶媒中で環化反応に付すること
Kよりその環化物を製造することは古くから知られてい
る。共役ジエン系重合体環化物(以下、単に環化物と記
すことがある)の用途としては、従来よシ絶縁材料、接
着剤、塗料、ゴム配合剤、感光性樹脂等がある。
最近IC技術の発達に伴って半導体製造用のフォトレジ
ストとしての感光性樹脂の重要性は非常に高まってきて
いる。そしてその際に用いられる環化物としては狭い分
子量分布を有し、かつ高い環化率を有すものであること
が要求されている。一般に、環化物の分子量分布が狭い
と解像度にすぐれたフォトレジストが得られ、また、環
化物の環化率は40〜75%の範囲内にあるのが好まし
く、環化物の分子量と共にフォトレジストの感度および
残膜性に大きな影響を与える。
分子量分布の狭い環化物を得るためには原料共役ジエン
系重合体として分子量分布が狭く、かつ環化反応を容易
に行ないうる溶液粘度を示す分子量を有する合成共役ジ
エン系重合体を用いることが必要である。というのは、
環化反応は一般に共役ジエン系重合体の分子鎖切断また
は分子間架橋等をも伴う反応であり、最良の場合でも原
料共役ジエン系重合体の分子量分布よシ狭い分子量分布
を有する環化物を与えることがないからである。また共
役ジエン系重合体の分子量が大き過ぎると環化反応に適
した溶液粘    1度にするため素線シ等の操作が必
要となシ、それによシ分子量分布が拡大するからである
狭い分子量分布および環化反応を容易に行ないうる溶液
粘度を示す分子量を有する合成共役ジエン系重合体の製
造方法としては、アニオン重合触媒を用いる溶液重合法
が適している。環化反応は有機溶媒の存在下に行なわれ
る。前記重合に用いられる溶媒と環化反応に用いられる
溶媒が同種の場合、共役ジエンの溶液重合後の生成重合
体溶液を直接環化反応に付すことができる。
その例としては、有機リチウム化合物で代表されるアニ
オン重合触媒を用いてイソプレンを溶液重合し、次いで
生成ポリイソプレン溶液に環化触媒として硫酸、トリク
ロル酢酸、有機スルホン酸等のプレンステッド酸、三弗
化ホウ素、四塩化スズ、四塩化チタン、三塩化アンチモ
ン三塩化亜鉛、三塩化アルミニウム等のルイス酸を添加
して該ポリイソプレンを環化することからなる環化ポリ
イソプレンの製造方法が知られている(特開昭47−3
’4834号公報参照)。また、環化触媒として三弗化
ホウ素エーテル錯体と酢酸またはそのハロゲン化物を用
い、重合停止のためにメタノールまたはエタノールを用
いること以外は上記と同様の方法も知られている(特開
昭59−96112号公報参照)。
これらの方法は、共役ジエンを溶液重合する工程、生成
重合体溶液から重合体を単離する工程、重合体を環化溶
[K溶解する工程および環化反応を行なう工程からなる
方法に比較して工程の簡略化および省力化の点でメリッ
トがある。
しかしながら、特開昭47−34834号公報に記載の
方法は、活性な重合触媒残渣が環化触媒の活性を低下さ
せるためか、環化反応速度が遅い、環化反応に再現性が
ない、生成環化物の分子量分布が広くなる、また多量の
ゲルの発生がある等の欠点を有する。また、特開昭59
−96112号公報に記載の方法は、フオトレジス)K
適した環化物の製造には適用できない。というのは、ホ
ウ素を含む化合物はリンを含む化合物と同様、半導体基
板のシリコンのドウバントとして使用されるのでフォト
レジスト中には微量の存在も許されないにもかかわらず
、該方法において環化触媒として用いられるホウ素を含
む化合物を生成環化物から完全く除去することが困難で
ある。
本発明者等は、環化反応の検討から上記問題点を解決す
る方法として、環化反応に用いる触媒としてハロゲン化
スズおよびハロゲン化チタンからなる群より選ばれるル
イス酸、並びに一般式R−SO3H(式中、Rはアルキ
〃基またはアリール基を示す)で表わされるスルホン酸
および一般式HnXs−nCCOOH(式中、Xはハロ
ゲン原子を示し、nは0〜2の整数を示す)で表わさレ
ンヌテツド酸からなる■畠−系触媒(以下、特定のルイ
ス酸−ブレンステツド酸2成分系触謀または単に2成分
系触媒と記すこともある)を用いる方法を見出し、既に
特許出願を行なっている(特願昭59−42434号お
よび同59−146554号)。なお、前記2成分系触
媒は前記出願の明細書で示されているように高い選択性
および高い活性を有する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかるに、有機リチウム化合物を用いて溶液重合して得
られる共役ジエン系重合体溶液に直ちに前記2成分系触
媒を添加して環化反応を行なうと、該2成分系触媒の有
する選択性および損 活性が−われ、該2成分系触媒を用いるメリットがなく
なる。
本発明の目的は、共役ジエン系重合体を有機溶媒中でハ
ロゲン化スズおよびハロゲン化チタンからなる群より選
ばれるルイス酸、ならびに一般式R−SO3H(式中、
Rはアルキル基またはアリール基を示す)で表わされる
スルホン酸および一般式HnXa −nCCOOH(式
中、Xはハロゲン原子を示し、nは0から2の整数を示
す)で表わされるハロゲン化酢酸からなる群よシ選ばれ
るプレンステッド酸の存在下に反応させて共役ジエン系
重合体の環化物を製造するにあたシ、1、JゎMoon
ア、およ。51□6m、j、!:&    ’く、しか
も環化反応前後における共役ジエン系重合体の(重量平
均分子量)/(数平均分子量)の値(Mw/]!lh)
を大きく変化させることなく、容易に高品質の共役ジエ
ン糸重合体環化物を製造する方法を提供すること忙ある
本発明の他の目的は、ゲル化または着色をもたらす副反
応を伴うことなく、短時間で、再現性よく、狭い分子量
分布を有する高環化率の共役ジエン系重合体環化物を製
造する方法を提供するととKある。なお、上記において
、ゲル化をもたらす副反応を伴うことがないとは、反応
溶液を孔径1μmのメンブランフィルタ−で濾過したと
きフィルター上にゲルが実質上残らないことを意味する
さらに、本発明の他の目的は、例えばIC等の半導体製
造用のフォトレジストに適した環化物を製造する方法を
提供することにある。なお、該フォトレジストに適した
環化物としては、分子量分布が狭く、環化率が40〜7
5%であってゲlvまたは触媒残渣を実質的に含まず、
またホウ素を含む化合物またはリンを含む化合物を全く
含まないものが要求されている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、前述した目的は、共役ジエン系重合体
の有機溶媒中でハロゲン化スズおよびハロゲン化チタン
からなる群よシ選ばれるルイス酸、ならびに一般式R−
SO3H(式中、Rはアルキル基i九はアリール基を示
す)で表わされるスルホン酸および一般式HnXa −
nCCOOH(式中、Xはハロゲン原子を示し、nは0
〜2の整数を示す)で表わされるハロゲン化酢酸からな
る群より選ばれるプレンステッド酸の存在下に反応させ
て共役ジエン系重合体の環化物を製造するKあたシ、前
記共役ジエン系重合体の有機溶剤溶液として、有機リチ
ウム化合物を用いて溶液重合して得られた共役ジエン系
重合体溶液にフェノ−A/系化合物を添加してなる溶液
を用いることを特徴とする共役ジエン系重合体環化物の
製法によって達成される。
本発明において環化反応の原料となる共役ジエン系重合
体は重合触媒として有機リチウム化合物を用い、共役ジ
エンを有機溶媒中で重合することによって得られる。
ここで使用される共役ジエンの例としてはイソプレン、
ブタジェン、フェニルブタジェンおよびそれらの混合物
が挙げられる。なかでもイソグレンが好ましい。なお、
少量(たとえば、単量体に対して10重量%)であれば
前記共役ジエンO一部t−スチレン、α−メチμスチレ
ン、エチレン、プロピレン、イソブチレンまタハアクリ
ロニトリル等の共役ジエンと共重合可能な不飽和単量体
で置換してもよい。
また、ここで使用される有機リチウム化合物としては、
一般式R’L、 tで表わされるモノリチウム化合物が
好ましい。前記一般式中、ビは炭化水素残基を示し、好
ましい炭化水素残基はアルキル基およびプリール基であ
る。炭化水素残基の炭素数は1〜12であるのが好まし
い。具体的なものとしては、メチルリチウム、エチルリ
チウム、プロピルリチウム、イソプロピルリチウム、ブ
チルリチウム、ペンチルリチウム、イソアミルリチウム
等のアルキルリチウム、フェニルリチウム、トリルリチ
ウム、ナフチルリチウム等のアリールリチウムが挙げら
れる。このような有機リチウム化合物を用いることによ
シ、一般に、数平均分子量に対する重量平均分子量の比
(Mw/M” )が2・0以下、好適な場合には1.5
以下の狭い分子量分布を有し、しかも環化反応を容易に
行ないうる溶液粘度を示す分子量を有する共役ジエン系
重合体が極めて容易に得られる。
また、ここで使用される有機溶媒は、共役ジエン、その
重合体および該重合体の環化物を溶解し、かつ有機リチ
ウム化合物、ハロゲン化スズ、ハロゲン化チタン、有機
スルホン酸およびハロゲン化酢酸に対して不活性な有機
化合物である。好ましく使用されるものとしてはペンタ
ン、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン等の脂肪族y
化水素、ベンゼン、トルエン、キシン^ ン等の芳香族炭化水素が挙げられる。半導体製    
□:造用のフオトレジス)K用いる環化物を製造する際
には、芳香族炭化水素、なかでもキシレンの使用が好ま
しい。なお、前記有機溶媒は重合終了後、系を環化反応
に適した濃度にするため系を希釈する場合にも用いられ
る。
重合は、通常、有機溶媒に共役ジエンを溶解し、これに
有機リチウム化合物を添加することkよって、または有
機溶媒に有機リチウム化合物を添加しておき、これに共
役ジエンを添加するととくよって行なわれる、 は20〜80重景形の範囲内が望ましい。この範囲内に
あると、重合の制御が容易であり、効率的に重合が行な
われる。
この重合において、生成共役ジエン系重合体の平均分子
量は、有機リチウム化合物中のリチウムに対する共役ジ
エンのモル比に共役ジエンの分子量を乗じた値となる。
そのため、有機リチウムの使用量は若干の補正が必要で
あるが、所望とする平均分子量によシー義的に決められ
る なお、本発明において共役ジエン系重合体の重量平
均分子量は10,000〜4ooo、oooの範囲内に
あるのが好ましい。なお、半導体製造用フォトレジスト
に適した環化物のための原料共役ジエン系重合体の重量
平均分子量は、フォトレジストの感度、残膜性およびフ
ォトレジストの調製時の作業性の点から30,000〜
500,000゜好ましくはs o、o o o〜30
0,000の範囲内にあるのが望ましい。
重合温度は、0〜150℃、好ましくは20〜100℃
の範囲内が望ましい。重合時間は、重合率が100%に
達する時間であればよく、一般には0.1〜100時間
、好適には0.5〜20時間である。
この重合により、所望の分子量で、しかも分子量分布の
狭い共役ジエン系重合体の溶液が得られるが、生成重合
体はいわゆるリビングポリマーであり、活性末端を有す
る。本発明の方法においては該リビングポリマーを環化
反応に供するに先立って該活性末端を失活させることが
必要である。
本発明によれば、該生成重合体活性末端の失活は、フェ
ノール系化合物の添加によって行なうことにより、環化
反応が支障なく進行することが見出された。フェノ−/
L’系化合物の代DKアルコールを用いた場合には環化
反応は円滑に進行しない。
ここで使用されるフェノール系化合物とは、分子中にフ
ェノール性水酸基を少なくとも1個有する化合物である
。具体例としては、2,6−ジ−t−フチA/−4−メ
チルフェノール、2−フチA/ −4−ヒドロキシアニ
ソール、3−ブチルヒドロキシアニソ−/l/、6−(
4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルアニリノ) 
−2,4−ビスオクチ/l/−1,3,5−トリアジン
、4.4′−ジヒドロキシジフェニル、2.2’−メチ
レン−ビス(4−メチ/L/−6−t−ブチルフェノー
ル)、+、 1’ −ヒス(4−ヒドロキシフェニル)
−シクロへキサン、4.4’−チオビス(6−t−ブチ
ル−3−メチルフェノ−/I/)、2.5−ジ−t−ブ
チルハイドロキノン、1,3.5−トリメチ/l/−2
t4.6−)リス(3,5−ジ−t−グチ/L/−4−
ヒドロキシベンジ/L/)ベンゼン、さらには分子中に
フェノール性水酸基を4個以上含有する一ポリフェノー
ル等が挙げられる。これらのなかでもα位にアルキル基
、特にブチρ基を有するフェノール系化合物、特に2.
6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノ−w、5−(4
−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルアニリノ) −
2,4,6−ピスオクチ/I/−1,3,5−トリアジ
ンまたは2.2−メチレン−ビス(4−メチ/L’ −
6−t −ブチ/I/フェノ−/L/)等が好ましいう
これらのフェノール系化合物は、単独でも使用できるが
、2種以上組合せて使用することもできる。
フェノール系化合物の使用量は重合に用いられる有機リ
チウム化合物のリチウムに対するフェノール系化合物の
フェノ−μ注水酸基の当量比が0.8〜20、好ましく
は、1〜15の範囲内の量となる量が望ましい。この当
量比が小さ過ぎる場合には環化反応時の分子量分布の拡
がシを抑えることが困難となυ、分子量分布の狭い環化
物を得ることができなくなる。一方、前記当量比が大き
過ぎる場合には、環化反応時の反応速度の低下、さらに
は生成環化物の環化率の低下が著しくなる、 フェノール系化合物は、重合終了後の共役ジエン系重合
体溶液に添加する際に重合溶媒と同じ溶剤に溶解して用
いてもよい。フェノ−/L/系化合物の添加による重合
停止後、生成溶液は引き続き2成分系触媒による環化反
応に供される。
本発明で2成分系触媒の一成分として使用するルイス酸
は、ハロゲン化スズまたはハロゲン化チタンであること
が必要であり、前記以外のルイス酸、例えばホウ素のハ
ロゲン化物、鉄のハロゲン化物、アルミニウムのハロゲ
ン(l−1たは有機アルミニウム化合物を用いるとプレ
ンステッド酸との併用による触媒の活性の向上はみとめ
られず、環化反応速度が小さく、短時間で高環化率の環
化物が得られない。前記ハロゲン化スズおよびハロゲン
化チタンの例としては、四弗化スズ、四塩化スズ、四臭
化スズ、四沃化ヌズ、二弗化スズ、二塩化スズ、二臭化
スズ、二次化スズ、四弗化チタン、四塩化チタン、四臭
化チタン、四状化チタン、三弗化チタン、三塩化チタン
、三臭化チタン、三次化チタン、二弗化チタン、二塩化
チタン、二臭化チタンまたは二次化チタンが挙げられる
。これらのなかでも四塩化スズ、四臭化スズ、四塩化チ
タンまたは四臭化チタン等の四ハロゲン化物、特に四塩
化スズが好ましい。
また、本発明で2成分系触媒のもうひとつの触媒成分と
して使用するプレンステッド酸は、一般式(1) R−
8OsHで表わされる有機スルホン酸または一般式(2
3HnXa−nCCOOHで表わされるハロゲン化酢酸
である必要がある。前記以外のプレンステッド酸例えば
硫酸、安息香酸またはサリチル酸等を前記特定のルイス
酸と併用しても、高活性の触媒は得られず、環化反応速
度が大きくならず、短時間で高環化率の環化物が得られ
ない。前記一般式(1)中、Rはアルキル基またはアリ
ール基を示す。それらの基は1〜1oの次アルキル基が
、またアリール基としてはフエ二μ、トリルまたはナフ
チル基等が好ましい。また、前記一般式(2)中、Xは
弗素、塩素、臭素または沃素のハロゲン原子を示し、n
は0〜2の整数である。代表的な有機スルホン酸の例と
しては、メタンヌルホン酸、エタンスルホン酸、1−プ
ロパンスルホン酸、1−ブタンスルホン酸、l−ペンタ
ンスルホン酸、1−ヘキサンスルホン酸、2−ブタンス
ルホン酸、2−ペンタンスルホン酸、3−ペンタンスル
ホン酸、2−ヘキサンスルホン酸、3−ヘキサンスルホ
ン酸等の直鎖状アルキル基を有するスルホン酸、2−メ
チル−ニープロパンスルホン酸、1.1−ジ4    
 メチルエタンスルホン酸、2−メチ/1/−1−ブタ
ンスルホン酸、3−メチ/L’−1−7”タンスルホン
酸、1.1−ジメチ/l/−1−プロパンスルホン酸、
2.2−ジメチ/L’−1−プロパンスルホン酸、1.
2−’/メチルー1−プロパンスルホン酸、2−メチル
−1−ペンタンスルホン酸、3−メチ/L’−1−ベン
タンス〜ホン酸、4−メチル−1−ペンタンスルホン酸
、1,1−ジメチA/−1−プタンスμホン酸、2.2
−ジメチ/L/−1−ブタンスルホン酸、33−ジメチ
/l/−1−ブタンスルホン酸、12−ジメチル−1−
ブタンスルホン酸、1.3−ジメチ/L/−1−ブタン
スルホン酸、2,3−ジメチ/I/−1−ブタンスルホ
ン酸、2−エチ/I/−1−ブタンスルホン酸等の分岐
状アルキル基を有するスルホン酸等の脂肪族スルホン酸
、するいはベンゼンスルホン酸、トルエフ 7、 # 
yjtン酸t タハナフタレンスルホン酸等の芳香族ス
ルホン酸が挙げられる。また、代表的なハロゲン化酢酸
の例としては、モノクロル酢酸、ジクロル酢酸またはト
リクロル酢酸等の塩素化酢酸、あるいはモノフルオロ酢
酸、シフlv。
オ・酢酸またはトリフμオ・酢酸等の弗素化酢   ′
:1酸が挙げられる。これらのプレンステッド酸のナカ
でも、有mスルホン酸、特〈メタンスルホ一般に12成
分系触媒を使用する環化反応にシ、環化反応速度が小さ
かったシ等の不都合が生じる。例えば、四塩化スズと硫
酸を併用してポリイソプレンを環化すると、環化反応中
に著しくゲル化が起シ、ゲルの除去に多大な労力を要す
る。また、ハロゲン化アルミニウムト有機ハロゲン化合
物を併用してポリイソプレンを溶媒中で環化すると、環
化反応溶液の粘度が上昇したシ、長時間反応を続けても
生成環化物の環化率は高々数%にしかならないし、ゲル
を生成する、一方、本発明においては特定のルイス酸と
特定のプレンステッド酸との組合せによシ上記の不都合
は生じない。
また、本発明で用いる2成分系触媒における前記ルイス
酸とプレンステッド酸との混合比は、2成分系触媒のた
めに組合せる触媒成分の種類、共役ジエンの種類、環化
反応系における共役ジエン系重合体の濃度、環化反応温
度、環化反応時間、さらKは生成環化物における環化率
の目[ff1Kよってかわ)、−概にはいえないが、グ
レンステッド酸が芳香族スルホン酸またはハロゲン化酢
酸である場合にけ150 : 1〜1:10、とりわけ
50:1〜l:2の範囲内に、またブ〜l:10の範囲
内にあるのが望ましい。プレンステッド酸の混合量が少
な過ぎると、環化反応速度が小さく、短時間で高環化率
の環化物が得られないし、また長時間かけて高環化率の
環化物を製造しても、生成環化物の分子量分布が極めて
広いものとなる。一方、プレンステッド酸の混合量が多
過ぎると、ゲル化や肩色をもたらす副反応が起りやすく
なシ、高品質の環化物は得られない。
環化反応において使用する前記ルイス酸とグレンステッ
ド酸との合計使用11:Fi、2成分糸触縄のために組
合せる触媒の種類、その混合比、反応温度、所望とする
生成物の環化率により異なり、−概には言えないが、プ
レンステッド酸として芳香族スルホン酸またはハロゲン
化酢酸を用いる場合には有機リチウム化合物を用いて溶
液重合して得られる共役ジエン系重合体の共役ジエン単
量体単位100個あたシの合計使用モル数(以下、単に
触媒量と記す)で0.005〜5、好ましくはo、oi
〜3の範囲内、あるいはプレンステッド酸として脂肪族
スルホン酸を用いる場合には0.001〜5、好ましく
は0.005〜3の範囲内にあるのが望ましい。触媒量
が多過ぎると環化反応速度は大きくなり、好ましいが、
環化反応が速過ぎることにより環化反応の制御が困難と
なり、所望とする環化率の環化物を再現性よく得るのに
不都合であり、また、生成環化物中の触媒残渣が多くな
るため、例えばフォトレジストのような高純度の品質を
必蔓とする環化物としては使用できなくなる。一方、触
媒量が少な過ぎると、環化反応速度が遅くなり実用的で
なくなる。
なお、本発明の製法で用いる多成分系触媒は、環化反応
溶液中で均一な状態であっても、不均一な状態であって
も高活性を示すが、前者の方が好ましい。2成分系触媒
の添加方法は、溶液重合によって得られる共役ジエン糸
重合体溶液にルイス酸とプレンステッド酸を各々逐次添
加する方法、あらかじめルイス酸とプレンステッド酸と
の混合溶液を調製してから添加する方法のいずれでもよ
い。
本発明において、環化反応の際の共役ジエン系重合体の
溶液は、必要ならば共役ジエンの重合終了後重合溶媒と
同種の溶媒で希釈し、40重素形以下、好ましくは5〜
20重景%素形囲内の濃度にするのが望ましい。この濃
度が高過ぎると環化反応系の粘度が高くなるため、反応
の制御が困難となるし、一方低過ぎると大量の溶媒を必
要とし生産効率上不経済である。
環化反応は、通常、0〜200℃の範囲の温度で行なわ
れるが、ゲル化や着色を引き起すことなく、環化物を効
率よく得るためには30〜100℃の範囲内の温度で行
なうのが好ましい。
また、環化反応時には極力、水分の影響を排除しておく
ことが望ましい。
C作用〕 本発明において有機リチウム化合物、フェノール系化合
物および特定のルイス酸−ブレンスデッド酸2成分系触
媒がどのように作用するのか、その作用機構は必ずしも
明らかではないが有機リチウム化合物を共役ジエンの重
合に用いると、一般に言われているように分子量分布の
狭い分子量分布の共役ジエン系重合体が得られる。また
前記2成分系触媒は、高い選択性および高い活性を有す
るので、その使用は温和な条件で、短時間で、円滑に環
化反応を進行させる。
一方、フェノール系化合物は、溶液重合後の共役ジエン
系重合体溶液に添加された時には、生成共役ジエン系重
合体の活性末端に作用し、該活性末端による2成分系触
媒の失活を阻止し、一方、環化反応時には、環化反応に
大きな影響を及ぼす程度には2成分系触媒に作用せず、
しかも環化反応の際には概して起り易い共役ジエン系重
合体の酸化、分子鎖切断または分子間架橋等の副反応を
抑制するものと推定される。
〔実施例〕
以下、実施例で本発明を具体的に説明するが、本発明は
これらの実施例に何ら限定されるものではない。なお、
実施例および比較例において、重量平均分子量(Mw)
および分子量分布(My/M”)tiケyバーミニ−V
ヨンクロマトグラフイーにより、環化率およびミクロ構
造は核磁気共鳴分光法により測定した、 !゛7°−1,:ζ勺 実施例1 2個のオートクレーブ中で精製脱水したイソプレン68
.1 F!(1モ/L/)ヲ精製脱水したキシレン39
0fに各々溶解し、これにn−ブチルリチウム0600
3 f (0,6ミリモル)を加え、60℃で重合を行
なった。気相部のガスクロマトグフフイによる分析を行
ない重合率が100%であることを確認した後、この系
に2,6−ジ−も一ブチルー4−メチルフェノー/l/
 0.52 f (2,4ミリモ/L/)を添加した。
一方のオートクレーブ中より生成物を取シ出して分析し
た結果、重量平均分子量(Mw )が162,000、
分子量分布(Mvv/MH)が1.39であるポリイソ
プレンが生成していることが判明した。
r4シのオートクレーブ中にキシレン9001を加え、
ポリイソプレンの5重量%の溶液とし、該溶液を40℃
に保ち、該溶液に四塩化スズ5.2] f(20ミリモ
ル)およU p −)ルエンスルホン酸O,172f 
(1ミリモ/L/)を添加し、攪拌しながら2.5時間
環化反応を行なった。反応中反応溶液は、微かKff色
したが、反応終了後の水洗によシ無色となった。なお、
水洗によシ触媒残渣を除去し、孔径】μmのメンブラン
フィルタ−によ#)濾過したところ、ゲルは全く認めら
れなかった。生成環化物の環化度、環化比、ミクロ構造
、環化率および分子量分布は第1表のとおシであった。
環化比      0.29 環  化  度                  
  3.5未反応イソルン単位の割合     22.
9%環化部分の= CH212,2% //   =CH−54,2% り  = C−CH5] 0.8% 環化率      59.6% 分子Ji分布C!rF/MN)          1
.8sなお、上記イソプレンの重合、フェノール系化合
物の添加およびそれに引き続く環化反応を数回Ma L
、f’r7に−)’cJ5、%a rt”J 477”
 v :y f)’t++*   ”’および分子量分
布、ならびに生成環化物の溶液の性状、生成環化物の環
化比、環化度、ミクロ構造および分子量分布は殆んど変
らず、木寮施例は再現性があった。
一方、上記イソプレンの重合後、生成溶液を多量のアセ
トン中に投入して生成ポリイソグレンを単離、精製し、
次いでキシレンに溶解して5重、敏%のポリイソプレン
溶液とし、上記の環化反応と同様の条件で環化反応を行
なった。生成環化物の環化比、環化度、ミクロ構造にお
ける各構造の百分率および分子量分布は、第1表の各々
の値と殆んど変らないものであった。
実施例2 8個のオートクレーブ中で各々精製脱水したイソプレン
をMW脱水したキシレンに溶解し、これにn−ブチルリ
チウムを前記イソプレンに対して0.075モル%にあ
たる敞加え、60℃で重合を行なった。イソプレンが全
量消費されたことをtF認し7pJ2衣にボし次組とな
るより各々添加した、一方、残シ1個のオートクレーブ
中の溶液を多量のアセトン中に投入して生成物を回収し
、分析したところ、重量平均分子量(石)が131,0
00、分子量分布(Mw/MN)が1.41のポリイソ
プレンが生成していることが判った。
前記フェノールを添加していない重合体溶液を含有する
オートクレーブを含めた上記7個のオートクレーブにキ
シレンを添加し、5重量%のポリイソプレン溶液とした
後、四塩化スズとp−1−ルエンヌルホン酸とを(四塩
化スズの使用上ル数)/ (p −)ルエンスルホン酸
の使用上ル数)の値(以下、触媒混合比と記す)が37
1、かつポリイソグレンの単量体単位100あたシの四
塩化スズおよびp−)/l/エンスルホン酸の合計使用
上ル数(以下、触媒量と記す)で0.5となるように添
加し、40℃で3時間環化反応を行なった。生成物につ
いて環化率ゲルの有無について調べた。また、重合後の
ポリイソプレンの分子量分布(Mw/ MN ’)IK
対する環化反応後の生成物の分子量分布(v5I/Ms
)a O比(以下、C’/R値と記す)を調べ、うンク
付けした。それらの結果を第2表に示す。
実施例3 実施例2と同様の方法でイソプレンを重合し、2.6−
ジ−も一グチ/I/−4−メチルフェノールをp/I比
が3.0となる割合で添加した。次いで四塩化スズとp
−1−ルエンスルホン酸とを触媒混合比および触媒量が
第2表に示した値なるように各々添加し、反応時間が第
2表に示した時間とすること以外は実施例2と同様の方
法で環化反応を行なった。生成物について環化率、ゲル
の有無およびC/R値のランクを調べた。それらの結果
を第2表に示す。
lス下余白 第  2  表 DP/I比: (フェノール系化合物の使用モル数)/
(n−ブチルリチウムの使用モル数) り触媒混合比: (四塩化スズの使用モル数)/(p−
トルエンスルホン酸の使用モル数) j触媒量:ポリイソプレンの単量体単位100あたりの
四塩化スズおよびp−)ルエンスルホン酸の合計使用モ
ル数1 瘤分子量分布の変化割合のランク:  (Mw/M−)
o/(ηW/MN)Rの値−ζよって次のようにランク
付けをした。
I:2未満のもの ■:2〜3までのもの ■=3以上のもの 実施例4 オートクレーブ中で精製脱水したイソプレンを精製脱水
したキシレンに溶解し、これVcn−ブチルリチウムを
前記イソプレンに対し0.055モル%となる量添加し
、60℃で重合を行なった。イソプレンが全量消費した
ところで、6−(4−ヒドロキシ−3,5−も−ブチル
アニリノ)−2,4−ビスオクチル−チオ−1,3,5
−トリアジン(第3表中、I −565と記す)および
2.2′−メチレン−ビス(4−メチル−6−も−ブチ
ルフェノ−/L/)(第3表中、MS −6と記す)を
、n−グチルリチ第2表と同様P/I比と記す)が各々
第3表に示した値となる量添加した。分析したところ生
成重合体tf Vrvt カ191.00Of (石/
rl)カ1.48 (D ホ!J イソ7”レンであっ
た。
このようKして得られたポリイソプレン溶液をキシレン
により希釈して5重量%の溶液とした後四塩化スズとp
−)ルエンスルホン酸とをその混合比が2.3/]でか
つ触媒量が2.0となる量添加し、60℃で3時間環化
反応を行なった。生成物について環化率、ゲルの有無お
よび%値のランクを調べた。その結果を第3表に示す。
実施例5 p−)ルエンスルホン酸の代シに第4表に示したプレン
スデッド酸を第4表に示した触媒比、触媒蓋、各々用い
、第4表に示した時間、環化反応を行なうこと以外は実
施例1と同様の方法によシ重合、2,6−ジ−も一ブチ
A/−4−メチルフェノールの添加および環化反応を行
なった。生成溶液の性状、生成ポリイソプレン環化物の
環化率、c/Rgxのランクを調べた。その結果を第4
表に示す。
なお、比較のために、プレンステッド酸として硫酸を用
いた場合、およびプレンステッド酸を単独で用いた場合
についても、第4表に示した条件以外は実施例1と同様
にして、ポリイソプレン環化物を製造した。上記と同様
にして生成溶液の性状、生成環化物の環化率および分子
量分布の変化割合の程度を調べた。その結果を第4表に
示す。
〔効果〕
本発明の製法によシ、環化反応に用いる共役ジエン系重
合体の有機溶剤溶液として共役ジエンを溶液重合して得
られる重合体溶液を用い、環化反応に用いる触媒の選択
性および活性を何ら損うことなく、しかも環化反応前後
における重合体の(重量平均分子量)/(数平均分子量
)の値を大きく変化させることなく、容易に共役ジエン
系重合体環化物が得られる。ちなみに、本発明の製法に
おいては溶液重合によシ得られる共役ジエン糸重合体の
分子量分布(My/応)mに対する生成環化物の分子量
分布(MY/MN)Oの比は2未満であり、好ましい場
合には1.5以下である。
また、本発明の製法により、ゲル化または着色をもたら
す副反応を伴うことなく、短時間で、再現性よく、狭い
分子量分布を有する高品質の共役ジエン系重合体環化物
が得られる。
さらに、本発明においては、ホウ素を含む化合   )
物またはリンを含む化合物を全く使用しない。また、使
用触媒が高活性であるため、その使用量が少なくてよく
、経済的な利点もさることながら、反応後の触媒除去も
容易であり、生成環化物中の触媒残渣を最小限に抑える
ことができ、高純度の環化物が得られる。その丸め、本
発明の方法によって得られる環化物は、金属等の不純物
の存在を極度に嫌うフォトレジストに適した環化物とし
ては好ましく使用される。
の溶液重合によって得られる重合体#液を用いるので、
共役ジエンを溶液重合する工程、生成重合体溶液を単離
する工程、重合体を環化溶媒に溶解する工程および環化
反応を行なう工程からなる方法に比較して工程の簡略化
および省力化の点で大きなメリットがある。そのため、
触媒使用撤が少なくてすむことと相俟って本発明の製法
は工業的製造に適した方法である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)共役ジエン系重合体を有機溶媒中でハロゲン化ス
    ズおよびハロゲン化チタンからなる群より選ばれるルイ
    ス酸、ならびに一般式R−SO_3H(式中、Rはアル
    キル基またはアリール基を示す)で表わされるスルホン
    酸および一般式 H_nX_3_−_nCCOOH(式中、Xはハロゲン
    原子を示し、nは0から2の整数を示す)で表わされる
    ハロゲン化酢酸からなる群より選ばれるプレンステッド
    酸の存在下に反応させて共役ジエン系重合体の環化物を
    製造するにあたり、前記共役ジエン系重合体の有機溶剤
    溶液として、有機リチウム化合物を用いて得られた共役
    ジエン系重合体溶液にフェノール系化合物を添加してな
    る溶液を用いることを特徴とする共役ジエン系重合体環
    化物の製法。
  2. (2)フェノール系化合物がα位にアルキル基を有する
    フェノール系化合物である特許請求の範囲第1項記載の
    製法。
  3. (3)フェノール系化合物が、2,6−ジ−t−ブチル
    −4−メチルフェノール、6−(4−ヒドロキシ−3,
    5−ジ−t−ブチルアニリノ)−2,4−ビスオクチル
    −1,3,5−トリアジンまたは2,2′−メチレン−
    ビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)である
    特許請求の範囲第1項記載の製法。
  4. (4)フェノール系化合物を該化合物中のフェノール性
    水酸基が有機リチウム化合物のリチウムに対し0.8〜
    20当量となる割合で使用する特許請求の範囲第1項、
    第2項または第3項記載の製法。
  5. (5)ルイス酸が、四塩化スズであり、かつプレンステ
    ッド酸がメタンスルホン酸、エタンスルホン酸、プロパ
    ンスルホン酸、ブタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸
    またはトルエンスルホン酸である特許請求の範囲第1項
    、第2項、第3項または第4項記載の製法。
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