JPS61168367A - 肝炎ウイルス除去フイルター - Google Patents
肝炎ウイルス除去フイルターInfo
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- JPS61168367A JPS61168367A JP735085A JP735085A JPS61168367A JP S61168367 A JPS61168367 A JP S61168367A JP 735085 A JP735085 A JP 735085A JP 735085 A JP735085 A JP 735085A JP S61168367 A JPS61168367 A JP S61168367A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は血清タンパク質等のタンパク質溶液から肝炎ウ
ィルスを除去するフィルターに関する。
ィルスを除去するフィルターに関する。
ウィルス感染の危険等を防止する目的を以って血漿タン
パクその他のタンパク質溶液から有害な肝炎ウィルスを
除去することが強く望まれているが、従来、満足すべき
除去方法は知られていない。
パクその他のタンパク質溶液から有害な肝炎ウィルスを
除去することが強く望まれているが、従来、満足すべき
除去方法は知られていない。
例えば、いわゆる精密濾過膜は血漿タンパクを透過する
が、粒子径の小さいウィルスも透過するため、血漿中の
ウィルスの除去に利用することはできない。
が、粒子径の小さいウィルスも透過するため、血漿中の
ウィルスの除去に利用することはできない。
また、いわゆる限外濾過膜はウィルスを阻止できるもの
があるが、血漿タンパク質透過は不十分であり、膜を用
いて血漿中のウィルスを除去する方法は、ウィルスの阻
止と血漿タンパク質の透過とが両立しないので、血清肝
炎の防止の立場から極めてニーズが高いにもかかわらず
未だ成功した例を見ない。
があるが、血漿タンパク質透過は不十分であり、膜を用
いて血漿中のウィルスを除去する方法は、ウィルスの阻
止と血漿タンパク質の透過とが両立しないので、血清肝
炎の防止の立場から極めてニーズが高いにもかかわらず
未だ成功した例を見ない。
また、血漿または血清中のB型肝炎ウィルスを除去する
ため、抗HBs抗体を固定したカラムに血漿等を通過せ
しめることにより、ウィルスを選択的に吸着除去する方
法が研究されている(大城孟他、人工臓器ユ 108
(1983))、Lかし実用化にはなお多くの問題があ
る。しかも、このカラムでB型肝炎ウィルス以外のウィ
ルスを除去することはできない。
ため、抗HBs抗体を固定したカラムに血漿等を通過せ
しめることにより、ウィルスを選択的に吸着除去する方
法が研究されている(大城孟他、人工臓器ユ 108
(1983))、Lかし実用化にはなお多くの問題があ
る。しかも、このカラムでB型肝炎ウィルス以外のウィ
ルスを除去することはできない。
血漿等のタンパク質溶液から、その組成を殆ど変えるこ
となく肝炎ウィルスを簡単に除去できるフィルターを提
供することである。
となく肝炎ウィルスを簡単に除去できるフィルターを提
供することである。
上記問題点は、多数の多孔質中空糸膜からなる束の端部
を、各多孔質中空糸膜の両端を開口した状態として、接
着して形成した1個または2個の開口接着端部で区画さ
れており、かつ原液の入口および濾液の出口を有するフ
ィルターであって、多孔質中空糸膜が、5μm以上の実
効膜厚を有し、粒径0.091μmのポリスチレンラテ
ックスの阻止率60%以上、粒径0.173μmのポリ
スチレンラテックスの阻止率95%以上で、かつウシ血
清T−グロブリンの透過率80%以上であることを特徴
とする肝炎ウィルス除去フィルターによって解決される
。
を、各多孔質中空糸膜の両端を開口した状態として、接
着して形成した1個または2個の開口接着端部で区画さ
れており、かつ原液の入口および濾液の出口を有するフ
ィルターであって、多孔質中空糸膜が、5μm以上の実
効膜厚を有し、粒径0.091μmのポリスチレンラテ
ックスの阻止率60%以上、粒径0.173μmのポリ
スチレンラテックスの阻止率95%以上で、かつウシ血
清T−グロブリンの透過率80%以上であることを特徴
とする肝炎ウィルス除去フィルターによって解決される
。
中空糸膜の実効膜厚は5μm以上とし、10μm以上が
好ましい。ここで、実効膜厚とはタンパク質の透過また
は阻止機能に直接関与する多孔質構造部分の膜厚を指す
。すなわち、従来の限外濾過膜のような非対称構造の膜
ではウィルス除去と高いタンパク透過率とを両立させる
ことが困難であるので、本発明においては、膜の厚さ方
向に比較的均一な構造を有する多孔質膜を用いる。実効
膜厚が5μm以下の場合は肝炎などのウィルスの阻止が
不十分で本発明の目的を達成できない。
好ましい。ここで、実効膜厚とはタンパク質の透過また
は阻止機能に直接関与する多孔質構造部分の膜厚を指す
。すなわち、従来の限外濾過膜のような非対称構造の膜
ではウィルス除去と高いタンパク透過率とを両立させる
ことが困難であるので、本発明においては、膜の厚さ方
向に比較的均一な構造を有する多孔質膜を用いる。実効
膜厚が5μm以下の場合は肝炎などのウィルスの阻止が
不十分で本発明の目的を達成できない。
中空糸膜の上記各平均粒径のポリスチレンラテックスの
阻止率(測定法は後記)が上記各百分率に満たない場合
は肝炎ウィルスの除去が不十分となる。
阻止率(測定法は後記)が上記各百分率に満たない場合
は肝炎ウィルスの除去が不十分となる。
また中空糸膜のウシ血清γ−グロブリン透過率(測定法
は後記)が80%未満の場合は血漿等のタンパク質の損
失が大となり、発明の目的を達成することができない。
は後記)が80%未満の場合は血漿等のタンパク質の損
失が大となり、発明の目的を達成することができない。
さらに、中空糸膜は粒径0.045μmのシリカゾルの
阻止率50%以上であることが好ましい。
阻止率50%以上であることが好ましい。
この阻止機能によって肝炎ウィルスの除去率を一段と高
めることができる。
めることができる。
血清肝炎ウィルスとしてはB型肝炎ウィルス(ゾーン粒
子)および非A非B型肝炎ウィルスが知られている。こ
のうちB型肝炎については最低感染闇値は103〜10
4ウイルス数/11β程度といわれる。したがって本発
明のフィルターによるB型肝炎ウィルスの除去率は99
.9%以上、望ましくは99.99%以上であれば感染
の危険性は著しく減少する。
子)および非A非B型肝炎ウィルスが知られている。こ
のうちB型肝炎については最低感染闇値は103〜10
4ウイルス数/11β程度といわれる。したがって本発
明のフィルターによるB型肝炎ウィルスの除去率は99
.9%以上、望ましくは99.99%以上であれば感染
の危険性は著しく減少する。
従来多孔質膜による肝炎ウィルスの除去は全く不可能と
されていたが、本発明によりウィルスの除去とタンパク
質の透過との両立に成功したことは画期的である。
されていたが、本発明によりウィルスの除去とタンパク
質の透過との両立に成功したことは画期的である。
本発明に用いる上記特性を有する多孔質膜はセルロース
アセテート系、ポリメタクリル酸メチル系、ポリアクリ
ロニトリル系、ポリスルフォン系、ポリオレフィン系な
どいずれの材質の膜でも使用可能であるが、なかでもポ
リオレフィン系の膜が好ましい。特に好ましいポリオレ
フィン系の膜は次の特性をもつポリエチレン膜またはポ
リプロピレン膜であり、ポリエチレン膜が最良である。
アセテート系、ポリメタクリル酸メチル系、ポリアクリ
ロニトリル系、ポリスルフォン系、ポリオレフィン系な
どいずれの材質の膜でも使用可能であるが、なかでもポ
リオレフィン系の膜が好ましい。特に好ましいポリオレ
フィン系の膜は次の特性をもつポリエチレン膜またはポ
リプロピレン膜であり、ポリエチレン膜が最良である。
すなわち、特に好ましいポリオレフィン系膜は、空孔率
が40〜90容積%であり、膜厚が5〜100 itm
であり、膜の微小空孔が、膜の延伸方向に配列したミク
ロフィブリルとこのミクロフィブリルに対してほぼ直角
に連結した節部とによって形成される短冊状微小空孔が
多数積層されたような形態を有し、これらの微小空孔は
膜の一方の面より他方の面へ相互につながっている膜で
ある。
が40〜90容積%であり、膜厚が5〜100 itm
であり、膜の微小空孔が、膜の延伸方向に配列したミク
ロフィブリルとこのミクロフィブリルに対してほぼ直角
に連結した節部とによって形成される短冊状微小空孔が
多数積層されたような形態を有し、これらの微小空孔は
膜の一方の面より他方の面へ相互につながっている膜で
ある。
空孔率が40容積%未満ではタンパク溶液を高度に透過
し、かつウィルスを阻止する膜を得ることが難しく、9
0容積%をこえると強度が低下するという欠点を有して
いる。膜厚が100μmをこえでも濾過効果の向上はな
く、膜構造が不均質となりやすく、また単位容積中に収
容できる膜面積が低下するという欠点を有している。ミ
クロフィブリルと節部とから形成される短冊状微小空孔
が積層された形態を有する微小空孔を有する膜は膜の一
方の面から他方の面に一定の孔径を有する微小空孔(貫
通孔)があけられてなるいわゆるストレートボア型の膜
に較べ阻止率が高く、かつ液の透過流量が大きいという
特徴を有する。その機構は不明であるが、このような特
徴をもつ膜は微小なウィルスを阻止し、かつT−グロブ
リン等のタンパクを良好に透過する。
し、かつウィルスを阻止する膜を得ることが難しく、9
0容積%をこえると強度が低下するという欠点を有して
いる。膜厚が100μmをこえでも濾過効果の向上はな
く、膜構造が不均質となりやすく、また単位容積中に収
容できる膜面積が低下するという欠点を有している。ミ
クロフィブリルと節部とから形成される短冊状微小空孔
が積層された形態を有する微小空孔を有する膜は膜の一
方の面から他方の面に一定の孔径を有する微小空孔(貫
通孔)があけられてなるいわゆるストレートボア型の膜
に較べ阻止率が高く、かつ液の透過流量が大きいという
特徴を有する。その機構は不明であるが、このような特
徴をもつ膜は微小なウィルスを阻止し、かつT−グロブ
リン等のタンパクを良好に透過する。
上記ポリオレフィン多孔質の短冊状微小空孔の平均幅は
0.05〜0.35μmであることが望ましい。平均幅
が0.05μm未満ではタンパク質の透過が不充分であ
り、0635μmをこえるとウィルスの阻止が不十分と
なる。短冊状微小空孔の平均幅は膜表面の走査型電子顕
微鏡写真から読み取ることによって決定することができ
、空孔50個の幅の平均値として表わす。
0.05〜0.35μmであることが望ましい。平均幅
が0.05μm未満ではタンパク質の透過が不充分であ
り、0635μmをこえるとウィルスの阻止が不十分と
なる。短冊状微小空孔の平均幅は膜表面の走査型電子顕
微鏡写真から読み取ることによって決定することができ
、空孔50個の幅の平均値として表わす。
上述のような特に好ましい膜構造を有するポリエチレン
中空糸は、例えば、次のよう・に製造することができる
。すなわち、メルトインデックス値1〜15で少なくと
もO6955g /crl密度を有する本質的に分岐の
少ない高密度ポリエチレンを中空糸製造用ノズルを用い
て比較的低温で、かつ比較的高ドラフトで溶融紡糸し、
得られた高配向結晶性未延伸中空糸を、必要に応じてポ
リマー融点以下でアニール処理を行った後、伸゛張率5
〜200%の冷延伸を行い、次いで冷延伸温度以上で1
段または多段に熱延伸を行い、しかる後必要に応じて熱
セットすることにより製造する。
中空糸は、例えば、次のよう・に製造することができる
。すなわち、メルトインデックス値1〜15で少なくと
もO6955g /crl密度を有する本質的に分岐の
少ない高密度ポリエチレンを中空糸製造用ノズルを用い
て比較的低温で、かつ比較的高ドラフトで溶融紡糸し、
得られた高配向結晶性未延伸中空糸を、必要に応じてポ
リマー融点以下でアニール処理を行った後、伸゛張率5
〜200%の冷延伸を行い、次いで冷延伸温度以上で1
段または多段に熱延伸を行い、しかる後必要に応じて熱
セットすることにより製造する。
第4図を参照して説明する。中空糸膜(4)で濾過面積
約10ctaのモジュール(5)を作製し、その粒子阻
止率を測定する。ポリスチレンラテックスまたはシリカ
ゾルの0.1%水分散液をポンプ(13)で吸引し、中
空糸膜の外側から内側に8IIIl/lll1nの速度
で濾過し、全部で40mj2を濾過する。濾液は2ml
づつ試験管(14)に分取し、濃度25%に希釈して吸
光度を測定する。
約10ctaのモジュール(5)を作製し、その粒子阻
止率を測定する。ポリスチレンラテックスまたはシリカ
ゾルの0.1%水分散液をポンプ(13)で吸引し、中
空糸膜の外側から内側に8IIIl/lll1nの速度
で濾過し、全部で40mj2を濾過する。濾液は2ml
づつ試験管(14)に分取し、濃度25%に希釈して吸
光度を測定する。
阻止率は次式により計算する。
各両分の阻止率を求め、その中の値を膜の阻止率とする
。
。
吸光度の測定波長は、0.091μmポリスチレン(ダ
ウケミカル社製)は280nm、0.173μmポリス
チレン(ダウケミカル社製)は400μm。
ウケミカル社製)は280nm、0.173μmポリス
チレン(ダウケミカル社製)は400μm。
0.095 μmシリカゾル(触媒化学■製Catal
oiolSI−45P)は250 tlmを用いる。
oiolSI−45P)は250 tlmを用いる。
ウシ血清T−グロブリンの透過率は、中空糸膜の場合は
有効長?CIlの中空糸膜モジュールを使用し、膜間圧
力差が50msHgの条件で0.1%のウシ血清γ−グ
ロブリン(シグマ社製Fraction I )の生理
的食塩水溶液を濾過したとき、濾液中に含まれるウシ血
清γ−グロブリン濃度を280nmでの吸光度測定から
求めることによって次式から計算されるものである。
有効長?CIlの中空糸膜モジュールを使用し、膜間圧
力差が50msHgの条件で0.1%のウシ血清γ−グ
ロブリン(シグマ社製Fraction I )の生理
的食塩水溶液を濾過したとき、濾液中に含まれるウシ血
清γ−グロブリン濃度を280nmでの吸光度測定から
求めることによって次式から計算されるものである。
次に上記中空糸膜の複数本を用いてモジュールを作製す
る。モジュールは、第1図のように2個の開口接着端部
(3)を有するものでもよいし、第2図のように1個の
開口接着端部(3)を有するものでもよい。タンパク質
溶液は開口(2)から入り、中空糸膜の外側から内側へ
濾過されて開口(1)から出るようにしてもよいし、開
口(1)から入り中空糸膜の内側から外側へ濾過されて
開口(2)から出るようにしてもよい。
る。モジュールは、第1図のように2個の開口接着端部
(3)を有するものでもよいし、第2図のように1個の
開口接着端部(3)を有するものでもよい。タンパク質
溶液は開口(2)から入り、中空糸膜の外側から内側へ
濾過されて開口(1)から出るようにしてもよいし、開
口(1)から入り中空糸膜の内側から外側へ濾過されて
開口(2)から出るようにしてもよい。
本発明の肝炎ウィルス除去フィルターを血漿輸血に用い
る場合は、膜面積0.1〜0.5Mの小型モジュールを
用いることが望ましい。この場合モジュールの形式とし
ては第2図のような1個の開口接着端部(3)を有する
ものが簡便である。
る場合は、膜面積0.1〜0.5Mの小型モジュールを
用いることが望ましい。この場合モジュールの形式とし
ては第2図のような1個の開口接着端部(3)を有する
ものが簡便である。
また、この場合の濾過方式は開口(2)を入口とし、開
口(1)を出口として、中空糸膜の外側から内側へ濾過
する方式がより好ましい。このようなフィルターを輸血
用回路に組込むことにより、血清肝炎の発生を防止する
ことができる。
口(1)を出口として、中空糸膜の外側から内側へ濾過
する方式がより好ましい。このようなフィルターを輸血
用回路に組込むことにより、血清肝炎の発生を防止する
ことができる。
近年血漿交換治療法が自己免疫疾患、肝不全、悪性腫瘍
等の治療に用いられ、成果を上げているが、その最大の
問題点の一つは血清肝炎の発生である。この治療法にお
ける血球と血漿との分離はフィルターまたは遠心分離機
により行われ、分離された血漿は廃棄され、補液として
新鮮凍結血漿(F F P)が供給されるが、このFF
Pによりかなり高率な肝炎の発生をみている。最近はF
FPを用いない二重濾過方式も採用されているが、二重
濾過の有効でない疾患も多い。第3図は本発明の利用態
様の1例を示したもので、動脈血供給回路(6)、静脈
への返送回路(7)、ポンプ(10,11,12)、血
漿分離フィルター(8)、FFPバッグ(9)、および
肝炎ウィルス除去フィルター(5)からなる。このよう
な装置により安全な血漿交換療法の実施が可能となる。
等の治療に用いられ、成果を上げているが、その最大の
問題点の一つは血清肝炎の発生である。この治療法にお
ける血球と血漿との分離はフィルターまたは遠心分離機
により行われ、分離された血漿は廃棄され、補液として
新鮮凍結血漿(F F P)が供給されるが、このFF
Pによりかなり高率な肝炎の発生をみている。最近はF
FPを用いない二重濾過方式も採用されているが、二重
濾過の有効でない疾患も多い。第3図は本発明の利用態
様の1例を示したもので、動脈血供給回路(6)、静脈
への返送回路(7)、ポンプ(10,11,12)、血
漿分離フィルター(8)、FFPバッグ(9)、および
肝炎ウィルス除去フィルター(5)からなる。このよう
な装置により安全な血漿交換療法の実施が可能となる。
大施開
以下、実施例について本発明を具体的に説明する。
実施例1
微小空孔が膜の内面より外面へ相互につながっており、
この微小空孔が延伸方向に配列したミクロフィブリルと
このミクロフィブリルに対してほぼ直角に連結した節部
とから形成される短冊状微小空孔が多数積層されたよう
な形態を有し、空孔率66容積%、膜厚55μm、ウシ
血清T−グロブリン透過率99%、0.091μmのポ
リスチレンラテックス(ダウケミカル社製)の阻止率9
0%、0.173μmのポリスチレンラテックスの阻止
率100%、0.045nmのシリカゾルの阻止率55
%のポルエチレン中空糸膜をループ状に束ね、各中空糸
膜の両端が開口した状態で、端部をポリウレタン樹脂で
接着し、有効長6 cm、膜面積0.05rdのモジュ
ールを作製した。エタノールで親水化した後、このモジ
ュールの中空糸の外側へHBs抗原陽性のヒト新鮮血漿
を5+wIl/+sinの流速で通し、濾過した。濾液
を分析した結果、アルブミンの透過率100%、γ−グ
ロブリンの透過率96%であった。また、濾過前の血漿
および濾液それぞれ100m1を2.000 G 1時
間遠心し、上澄液を300,000 G 18時間遠心
し、そのペレットを101111の生理食塩水に溶解し
た。次に、アミラーゼ、リパーゼ、トリプシン、ノイラ
ミニダーゼ、ホスフォリパーゼC、プロナーゼで処理し
て混在する血漿成分を分解した。次いで、5ephad
exG −200を用いてゲル濾過し、その第1ピーク
を集めた。これをしょ糖密度勾配法により精製し、次い
で塩化セシウム溶液中で222.000G40時間超遠
心し、d=1.21 (HB抗原のバンド)を取り出
した。これを電子顕微鏡で観察したところ、濾過前の血
漿には直径2.2nmの球形粒子、22nmX 20〜
230nmの管状粒子に混在して直径約42nmのゾー
ン粒子の存在が認められた。これに対して濾過後の血漿
についてはゾーン粒子の存在が認められなかった。
この微小空孔が延伸方向に配列したミクロフィブリルと
このミクロフィブリルに対してほぼ直角に連結した節部
とから形成される短冊状微小空孔が多数積層されたよう
な形態を有し、空孔率66容積%、膜厚55μm、ウシ
血清T−グロブリン透過率99%、0.091μmのポ
リスチレンラテックス(ダウケミカル社製)の阻止率9
0%、0.173μmのポリスチレンラテックスの阻止
率100%、0.045nmのシリカゾルの阻止率55
%のポルエチレン中空糸膜をループ状に束ね、各中空糸
膜の両端が開口した状態で、端部をポリウレタン樹脂で
接着し、有効長6 cm、膜面積0.05rdのモジュ
ールを作製した。エタノールで親水化した後、このモジ
ュールの中空糸の外側へHBs抗原陽性のヒト新鮮血漿
を5+wIl/+sinの流速で通し、濾過した。濾液
を分析した結果、アルブミンの透過率100%、γ−グ
ロブリンの透過率96%であった。また、濾過前の血漿
および濾液それぞれ100m1を2.000 G 1時
間遠心し、上澄液を300,000 G 18時間遠心
し、そのペレットを101111の生理食塩水に溶解し
た。次に、アミラーゼ、リパーゼ、トリプシン、ノイラ
ミニダーゼ、ホスフォリパーゼC、プロナーゼで処理し
て混在する血漿成分を分解した。次いで、5ephad
exG −200を用いてゲル濾過し、その第1ピーク
を集めた。これをしょ糖密度勾配法により精製し、次い
で塩化セシウム溶液中で222.000G40時間超遠
心し、d=1.21 (HB抗原のバンド)を取り出
した。これを電子顕微鏡で観察したところ、濾過前の血
漿には直径2.2nmの球形粒子、22nmX 20〜
230nmの管状粒子に混在して直径約42nmのゾー
ン粒子の存在が認められた。これに対して濾過後の血漿
についてはゾーン粒子の存在が認められなかった。
比較例
ポリアクリルニトリルの限外濾過膜(分画分子量13,
000、有効膜厚0.5μm、ポリスチレンラテックス
の阻止率99.9%、ウシ血清T−グロブリン透過率5
%)のモジュールを用いて実施例1と同様の血漿を濾過
したところアルブミン、T−グロブリンともに殆ど透過
せず、本発明の目的を達成することができなかった。
000、有効膜厚0.5μm、ポリスチレンラテックス
の阻止率99.9%、ウシ血清T−グロブリン透過率5
%)のモジュールを用いて実施例1と同様の血漿を濾過
したところアルブミン、T−グロブリンともに殆ど透過
せず、本発明の目的を達成することができなかった。
比較例2
プランズウイソク社製メンブレンフィルター(孔径0.
2μm、有効膜厚2μm、粒径0.085μ閘のポリス
チレンラテックスの阻止率20%、ウシ血清γ−グロブ
リン透過率99%)を用いて実施例1と同様の血漿を濾
過した結果、アルブミンおよびγ−グロブリンの透過率
は90%以上であったが、ゾーン粒子を除去することは
できなかった。
2μm、有効膜厚2μm、粒径0.085μ閘のポリス
チレンラテックスの阻止率20%、ウシ血清γ−グロブ
リン透過率99%)を用いて実施例1と同様の血漿を濾
過した結果、アルブミンおよびγ−グロブリンの透過率
は90%以上であったが、ゾーン粒子を除去することは
できなかった。
実施例2
空孔率67%、膜圧53μ鴎、ウシ血清T−グロブリン
透過率100%、0.091nmのポリスチレンラテッ
クスの阻止率100%、0.173nmのラテックスの
阻止率100%、かつ0.045μmのシリカゾルの阻
止率90%である以外は実施例1と同様のポリスチレン
中空糸膜を用い、実施例1と同様にして濾過面積0.1
M、有効長7−のモジュールを作成し、エタノールで親
水化処理を行った。
透過率100%、0.091nmのポリスチレンラテッ
クスの阻止率100%、0.173nmのラテックスの
阻止率100%、かつ0.045μmのシリカゾルの阻
止率90%である以外は実施例1と同様のポリスチレン
中空糸膜を用い、実施例1と同様にして濾過面積0.1
M、有効長7−のモジュールを作成し、エタノールで親
水化処理を行った。
このモジュールの中空糸膜の外側へチューブポンプを用
いてHBs抗原陽性のヒト新鮮血漿を10nu/min
の流速で流し、濾過した。濾過された血漿を分析した結
果アルブミンの透過率は100%、T−グロブリンの透
過率は98%であった。
いてHBs抗原陽性のヒト新鮮血漿を10nu/min
の流速で流し、濾過した。濾過された血漿を分析した結
果アルブミンの透過率は100%、T−グロブリンの透
過率は98%であった。
また、濾過前後の血漿を実施例1と同様にして精製し、
電子顕微鏡で調べたところ、濾過前の血漿にはゾーン粒
子が認められたが、濾過後の血漿には全(認められなか
った。
電子顕微鏡で調べたところ、濾過前の血漿にはゾーン粒
子が認められたが、濾過後の血漿には全(認められなか
った。
実施例3
第3図の血漿交換治療装置において、肝炎ウィルス除去
フィルターとして実施例1と同様のフィルター(5)を
用いた。in vitro実験として開口(1)より新
鮮ウシ血を供給しフィルター(8)で血球と血漿とを分
離し、血漿はポンプ(11)により廃棄した。一方、肝
炎ウィルスのモデルとして5abin Type 1ポ
リオウィルスワクチン株をアフリカミトリサルの正常腎
の上皮性細胞を用いて増殖し、ウィルス増殖液を101
00Orp分遠心分離し、その上澄を採取した。ウィル
ス原液を血清0%培地で106TCID、。/mlにな
るように希釈し、これをFFPバ・ノブ(9)に入れ、
フィルター(5)を通して10 m(1/minの速度
で濾過した。濾液50II11を集めウィルスの定量に
供した。
フィルターとして実施例1と同様のフィルター(5)を
用いた。in vitro実験として開口(1)より新
鮮ウシ血を供給しフィルター(8)で血球と血漿とを分
離し、血漿はポンプ(11)により廃棄した。一方、肝
炎ウィルスのモデルとして5abin Type 1ポ
リオウィルスワクチン株をアフリカミトリサルの正常腎
の上皮性細胞を用いて増殖し、ウィルス増殖液を101
00Orp分遠心分離し、その上澄を採取した。ウィル
ス原液を血清0%培地で106TCID、。/mlにな
るように希釈し、これをFFPバ・ノブ(9)に入れ、
フィルター(5)を通して10 m(1/minの速度
で濾過した。濾液50II11を集めウィルスの定量に
供した。
ウィルスの定量はCPEの観察による測定法で行なった
。その結果濾液のウィルス濃度は10” ’TCIDs
o / m Aであり、ポリオウィルスは1/1000
0以下に低下していることがわかった。
。その結果濾液のウィルス濃度は10” ’TCIDs
o / m Aであり、ポリオウィルスは1/1000
0以下に低下していることがわかった。
本発明による簡単な肝炎ウィルス除去フィルターにより
、血漿等のタンパク賞溶液中のB型肝炎ウィルスの除去
が可能となった。輸血漿のB型肝炎ウィルスはHBs抗
原の試験によりチェックされているが、HBs抗原の検
出限界以下のHBs抗原陰性血液でも肝炎ウィルスは存
在する可能性があり、これが輸血後B型肝炎発症の大き
な原因と考えられている。本発明の肝炎除去フィルター
によってこのような問題を解決し得るものと考えられる
。
、血漿等のタンパク賞溶液中のB型肝炎ウィルスの除去
が可能となった。輸血漿のB型肝炎ウィルスはHBs抗
原の試験によりチェックされているが、HBs抗原の検
出限界以下のHBs抗原陰性血液でも肝炎ウィルスは存
在する可能性があり、これが輸血後B型肝炎発症の大き
な原因と考えられている。本発明の肝炎除去フィルター
によってこのような問題を解決し得るものと考えられる
。
また、現在輸血後炎で非A非B型肝炎の発症が重大な問
題となっているが、非A非B型肝炎ウィルスについては
未だ検査法もな(、対策も全くない状況である。本発明
によれば、最小のウィルスの1つといわれるポリオウィ
ルスの除去が可能であるので、非A非B型肝炎ウィルス
の除去も可能と思われ、その意義は極めて大きい。
題となっているが、非A非B型肝炎ウィルスについては
未だ検査法もな(、対策も全くない状況である。本発明
によれば、最小のウィルスの1つといわれるポリオウィ
ルスの除去が可能であるので、非A非B型肝炎ウィルス
の除去も可能と思われ、その意義は極めて大きい。
第1図および第2図は本発明の肝炎ウィルス除去フィル
ターの実施態様の説明図であり、第3図は本発明の肝炎
ウィルス除去フィルターを備えた血漿交換治療装置の系
統図であり、第4図は阻止率測定のための濾液分取装置
の説明図である。 1.2・・・タンパク質溶液の入口または出口、3・・
・中空糸膜の開口接着端部、4・・・中空糸膜、5・・
・肝炎ウィルス除去フィルター、6・・・動脈血供給回
路、7・・・静脈への返送回路、8・・・血漿分離フィ
ルター、9・・・FFPバ・ノブ、10.11.12゜
13・・・ポンプ、14・・・試験管。
ターの実施態様の説明図であり、第3図は本発明の肝炎
ウィルス除去フィルターを備えた血漿交換治療装置の系
統図であり、第4図は阻止率測定のための濾液分取装置
の説明図である。 1.2・・・タンパク質溶液の入口または出口、3・・
・中空糸膜の開口接着端部、4・・・中空糸膜、5・・
・肝炎ウィルス除去フィルター、6・・・動脈血供給回
路、7・・・静脈への返送回路、8・・・血漿分離フィ
ルター、9・・・FFPバ・ノブ、10.11.12゜
13・・・ポンプ、14・・・試験管。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、多数の多孔質中空糸膜からなる束の端部を、各多孔
質中空糸膜の両端を開口した状態として、接着して形成
した1個または2個の開口接着端部で区画されており、
かつ原液の入口および濾液の出口を有するフィルターで
あって、多孔質中空糸膜が、5μm以上の実効膜厚を有
し、粒径0.091μmのポリスチレンラテックスの阻
止率60%以上、粒径0.173μmのポリスチレンラ
テックスの阻止率95%以上で、かつウシ血清γ−グロ
ブリンの透過率80%以上であることを特徴とする肝炎
ウィルス除去フィルター。 2、多孔質中空糸膜が粒径0.045μmのシリカゾル
の阻止率50%以上である特許請求の範囲第1項記載の
肝炎ウィルス除去フィルター。 3、血漿交換装置において、新鮮凍結血漿供給経路に挿
入された特許請求の範囲第1項記載の肝炎ウィルス除去
フィルター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP735085A JPS61168367A (ja) | 1985-01-21 | 1985-01-21 | 肝炎ウイルス除去フイルター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP735085A JPS61168367A (ja) | 1985-01-21 | 1985-01-21 | 肝炎ウイルス除去フイルター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61168367A true JPS61168367A (ja) | 1986-07-30 |
Family
ID=11663501
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP735085A Pending JPS61168367A (ja) | 1985-01-21 | 1985-01-21 | 肝炎ウイルス除去フイルター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61168367A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4808315A (en) * | 1986-04-28 | 1989-02-28 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Porous hollow fiber membrane and a method for the removal of a virus by using the same |
| US7592134B2 (en) | 2002-10-16 | 2009-09-22 | Asahi Kasei Medical Co., Ltd. | Viral reduction method for plasma using a leukocyte-reduction filter and two virus-reduction filters of decreasing pore diameters |
-
1985
- 1985-01-21 JP JP735085A patent/JPS61168367A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4808315A (en) * | 1986-04-28 | 1989-02-28 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Porous hollow fiber membrane and a method for the removal of a virus by using the same |
| US7592134B2 (en) | 2002-10-16 | 2009-09-22 | Asahi Kasei Medical Co., Ltd. | Viral reduction method for plasma using a leukocyte-reduction filter and two virus-reduction filters of decreasing pore diameters |
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