JPS6119220Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6119220Y2 JPS6119220Y2 JP1980153040U JP15304080U JPS6119220Y2 JP S6119220 Y2 JPS6119220 Y2 JP S6119220Y2 JP 1980153040 U JP1980153040 U JP 1980153040U JP 15304080 U JP15304080 U JP 15304080U JP S6119220 Y2 JPS6119220 Y2 JP S6119220Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration
- inner cylinder
- directions
- fluid
- outer cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は防振装置の改良に関するものである。
ダンパーは、機械・構造物の防振を目的として
種々の型式のものが使用されてきている。中でも
流体ダンパー、特にオイルダンパーは、理論的に
も扱い易く、信頼性も高いので、多用されている
が、従来の流体ダンパーは、第1図A,Bに示す
ように流体aが微小隙間のオリフイスbを流れる
ときのエネルギー散逸を基本原理にしており、ダ
ンパーの作動方向が一方向に限られるので、第2
図に示すように振動が3次元(x,y,z方向の
並進運動と、x,y,z軸周りの回転運動)でし
かも大振幅を生じ易い機械・構造物cには適用で
きない。また構造も精巧さを要求されるので、高
価になるという問題があつた。
種々の型式のものが使用されてきている。中でも
流体ダンパー、特にオイルダンパーは、理論的に
も扱い易く、信頼性も高いので、多用されている
が、従来の流体ダンパーは、第1図A,Bに示す
ように流体aが微小隙間のオリフイスbを流れる
ときのエネルギー散逸を基本原理にしており、ダ
ンパーの作動方向が一方向に限られるので、第2
図に示すように振動が3次元(x,y,z方向の
並進運動と、x,y,z軸周りの回転運動)でし
かも大振幅を生じ易い機械・構造物cには適用で
きない。また構造も精巧さを要求されるので、高
価になるという問題があつた。
本案は前記の問題点に対処するもので、構造物
等の被防振部材に固定された内筒と、架台等の静
止部材に固定された外筒とを具え、同内筒と同外
筒とは全ての方向に一定の空所を存して組合さ
れ、該空所には高粘性シリコン油等の防振流体が
封入されていることを特徴とする防振装置に係
り、その目的とする処は、3次元の方向の運動エ
ネルギーを吸収できる。製作コストを低減でき
る。さらに装置自体小型でも大きな防振能力を長
期間に亘り維持できる改良された防振装置を供す
る点にある。
等の被防振部材に固定された内筒と、架台等の静
止部材に固定された外筒とを具え、同内筒と同外
筒とは全ての方向に一定の空所を存して組合さ
れ、該空所には高粘性シリコン油等の防振流体が
封入されていることを特徴とする防振装置に係
り、その目的とする処は、3次元の方向の運動エ
ネルギーを吸収できる。製作コストを低減でき
る。さらに装置自体小型でも大きな防振能力を長
期間に亘り維持できる改良された防振装置を供す
る点にある。
本案の防振装置は前記のように構造物等の被防
振部材に固定された内筒と、架台等の静止部材に
固定された外筒とを具え、同内筒と同外筒とは全
ての方向に一定の空所を存して組合され、該空所
内には高粘性シリコン油等の防振流体が封入され
ているので、被防振部材が振動するときの内筒の
振動は、高粘性シリコン油等の防振流体により抑
制される。しかもこの振動抑制作用は、内筒の運
動がx,y,z方向の並進運動またはx,y,z
軸周りの回転運動であつても、或は大振幅の運動
であつても、内筒を外筒に衝接させることなく達
成できて、3次元の方向の運動エネルギーを吸収
できるものである。また本案の防振装置は前記の
ように構成されており、構造が簡単で精巧さを要
求されることがなくて、製作コストを低減できる
ものである。また前記防振流体は、シリコン油等
で、高粘性の上に温度変化が微小で耐久性を有
し、装置自体小型でも大きな防振能力を長期間に
亘り持できるものである。
振部材に固定された内筒と、架台等の静止部材に
固定された外筒とを具え、同内筒と同外筒とは全
ての方向に一定の空所を存して組合され、該空所
内には高粘性シリコン油等の防振流体が封入され
ているので、被防振部材が振動するときの内筒の
振動は、高粘性シリコン油等の防振流体により抑
制される。しかもこの振動抑制作用は、内筒の運
動がx,y,z方向の並進運動またはx,y,z
軸周りの回転運動であつても、或は大振幅の運動
であつても、内筒を外筒に衝接させることなく達
成できて、3次元の方向の運動エネルギーを吸収
できるものである。また本案の防振装置は前記の
ように構成されており、構造が簡単で精巧さを要
求されることがなくて、製作コストを低減できる
ものである。また前記防振流体は、シリコン油等
で、高粘性の上に温度変化が微小で耐久性を有
し、装置自体小型でも大きな防振能力を長期間に
亘り持できるものである。
次に本案の防振装置を第3,4図に示す一実施
例により説明すると、1が構造物等の被防振部
材、2が同被防振部材1に固定された内筒、3は
架台等の静止部材、4が同静止部材3に固定され
た外筒で、同内筒2と同外筒4とは全ての方向に
一定の空所を存して組合されている。また5が上
記空所内に封入された高粘性シリコン油等の防振
流体、6がバネやゴム等の柔支持部材である。
例により説明すると、1が構造物等の被防振部
材、2が同被防振部材1に固定された内筒、3は
架台等の静止部材、4が同静止部材3に固定され
た外筒で、同内筒2と同外筒4とは全ての方向に
一定の空所を存して組合されている。また5が上
記空所内に封入された高粘性シリコン油等の防振
流体、6がバネやゴム等の柔支持部材である。
本案の防振装置は前記のように構成されている
ので、被防振部材1が振動するときの内筒2の振
動は、高粘性シリコン油等の防振流体5により抑
制される。しかもこの振動抑制作用は、内筒2の
運動がx,y,z方向の並進運動またはx,y,
z軸周りの回転運動であつても、或は大振幅の運
動であつても、内筒2を外筒4に衝接させること
なく達成できて、3次元の運動を吸収できる。
ので、被防振部材1が振動するときの内筒2の振
動は、高粘性シリコン油等の防振流体5により抑
制される。しかもこの振動抑制作用は、内筒2の
運動がx,y,z方向の並進運動またはx,y,
z軸周りの回転運動であつても、或は大振幅の運
動であつても、内筒2を外筒4に衝接させること
なく達成できて、3次元の運動を吸収できる。
第5図は作動方向が一方向の従来のダンパーの
防振特性を、第6図は本案の防振装置の防振特性
を、それぞれ示している。これらの図から明らか
なように、従来のダンパーではz方向の並進運動
以外抑制できないが、本案の防振装置では全ての
方向の運動を抑制できる。
防振特性を、第6図は本案の防振装置の防振特性
を、それぞれ示している。これらの図から明らか
なように、従来のダンパーではz方向の並進運動
以外抑制できないが、本案の防振装置では全ての
方向の運動を抑制できる。
また第7図は、回転機械7を支持する被防振部
材1と静止部材3との間に、一対の防振装置2,
4,5と一対の柔支持部材6とを介装した具体例
を示している。この具体例において、防振装置
2,4,5がなければ被防振部材1の振動は第8
図の実線Aのように回転機械7の回転数が少いと
きに大きくなるが、防振装置2,4,5があれば
被防振部材1の振動は第8図の破線Bのように回
転機械7の回転数が少いときでも抑制できる。ま
た以上の作用効果は静止部材3が地震等で振動す
るときにも期待できる。また第7図に例示した回
転機械7の周囲温度は、気候、運転状態により大
きく変化する場合が多いが、高粘性シリコン油等
の防振流体5は上記変化に対し安定しており、防
振能力が略一定で、信頼性が高い。
材1と静止部材3との間に、一対の防振装置2,
4,5と一対の柔支持部材6とを介装した具体例
を示している。この具体例において、防振装置
2,4,5がなければ被防振部材1の振動は第8
図の実線Aのように回転機械7の回転数が少いと
きに大きくなるが、防振装置2,4,5があれば
被防振部材1の振動は第8図の破線Bのように回
転機械7の回転数が少いときでも抑制できる。ま
た以上の作用効果は静止部材3が地震等で振動す
るときにも期待できる。また第7図に例示した回
転機械7の周囲温度は、気候、運転状態により大
きく変化する場合が多いが、高粘性シリコン油等
の防振流体5は上記変化に対し安定しており、防
振能力が略一定で、信頼性が高い。
第1図A,Bの従来のダンパーを示す縦断側面
図、第2図は構造物等の振動方向を示す説明図、
第3図は本案に係る防振装置の一実施例を示す側
面図、第4図はその拡大縦断側面図、第5図は従
来のダンパーの防振特性を示す説明図、第6図は
本案防振装置の防振特性を示す説明図、第7図は
回転機械を支持する被防振部材に適用した本案防
振装置の一具体例を示す側面図、第8図は同具体
例での防振特性を示す説明図である。 1……被防振部材、2……内筒、3……静止部
材、4……外筒、5……防振流体。
図、第2図は構造物等の振動方向を示す説明図、
第3図は本案に係る防振装置の一実施例を示す側
面図、第4図はその拡大縦断側面図、第5図は従
来のダンパーの防振特性を示す説明図、第6図は
本案防振装置の防振特性を示す説明図、第7図は
回転機械を支持する被防振部材に適用した本案防
振装置の一具体例を示す側面図、第8図は同具体
例での防振特性を示す説明図である。 1……被防振部材、2……内筒、3……静止部
材、4……外筒、5……防振流体。
Claims (1)
- 構造物等の被防振部材に固定された内筒と、架
台等の静止部材に固定された外筒とを具え、同内
筒と同外筒とは全ての方向に一定の空所を存して
組合され、該空所内には高粘性シリコン油等の防
振流体が封入されていることを特徴とする防振装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980153040U JPS6119220Y2 (ja) | 1980-10-28 | 1980-10-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980153040U JPS6119220Y2 (ja) | 1980-10-28 | 1980-10-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5775242U JPS5775242U (ja) | 1982-05-10 |
| JPS6119220Y2 true JPS6119220Y2 (ja) | 1986-06-10 |
Family
ID=29512312
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980153040U Expired JPS6119220Y2 (ja) | 1980-10-28 | 1980-10-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6119220Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60168875A (ja) * | 1984-02-09 | 1985-09-02 | 株式会社竹中工務店 | 免震支持装置 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE1572419C3 (de) * | 1967-12-14 | 1974-10-03 | Braun Ag, 6000 Frankfurt | Mechanisches Stoß- und Schallfilter |
| JPS5133273A (en) * | 1974-09-12 | 1976-03-22 | Takeyoshi Myahara | Shindobutsutai no shijisochi |
| JPS526748U (ja) * | 1975-06-28 | 1977-01-18 | ||
| DE2650100C3 (de) * | 1976-10-30 | 1979-06-07 | Gerb Gesellschaft Fuer Isolierung Mbh & Co Kg, 1000 Berlin | Dämpfungselement |
-
1980
- 1980-10-28 JP JP1980153040U patent/JPS6119220Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5775242U (ja) | 1982-05-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5775472A (en) | Multi-axis tuned mass damper | |
| JPS6329136B2 (ja) | ||
| JPH08508078A (ja) | 振動減衰体 | |
| CN115288018A (zh) | 一种适用于隧道锚具有响应放大机制的惯质粘性阻尼器 | |
| JPS6119220Y2 (ja) | ||
| JP6726381B2 (ja) | 回転マスダンパの設置構造 | |
| JP3972180B2 (ja) | ダイナミックダンパー | |
| KR101978483B1 (ko) | 베어링 진동 저감 장치 및 이를 포함하는 진동저감 베어링 | |
| JPS63114772A (ja) | 軸力ダンパ− | |
| GB802579A (en) | Improvements relating to antivibration mountings | |
| JP4208459B2 (ja) | 制震壁 | |
| JP2021107736A (ja) | 多方向ダンパー | |
| JPH065092B2 (ja) | 粘性せん断抵抗を利用した塔状構造物用振動減衰装置 | |
| JPS6256374B2 (ja) | ||
| JPS6219618B2 (ja) | ||
| JPS62180128A (ja) | 防振装置 | |
| JPH06129488A (ja) | 動吸振器付防振装置 | |
| JPS61256037A (ja) | 動吸振装置 | |
| CN221374933U (zh) | 一种嵌套式三维粘滞阻尼器 | |
| JPS6332432Y2 (ja) | ||
| JPH0463259B2 (ja) | ||
| JPH0438115Y2 (ja) | ||
| JPS61218845A (ja) | 流体入りマウント装置 | |
| JPS63130940A (ja) | 制振装置 | |
| JPH0379829A (ja) | 振動減衰材 |