JPS61204327A - 耐リジング性と深絞り成形性に優れるアズロ−ルド薄鋼板の製造方法 - Google Patents
耐リジング性と深絞り成形性に優れるアズロ−ルド薄鋼板の製造方法Info
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- JPS61204327A JPS61204327A JP4397885A JP4397885A JPS61204327A JP S61204327 A JPS61204327 A JP S61204327A JP 4397885 A JP4397885 A JP 4397885A JP 4397885 A JP4397885 A JP 4397885A JP S61204327 A JPS61204327 A JP S61204327A
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Landscapes
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
耐リジング性と深絞り性に優れた薄鋼板の製造に関して
この明細書で述べる技術内容は、圧延条件の規制により
冷間圧延および再結晶焼鈍工程を省略し得る新プロセス
についての開発成果を開示するところにある。
この明細書で述べる技術内容は、圧延条件の規制により
冷間圧延および再結晶焼鈍工程を省略し得る新プロセス
についての開発成果を開示するところにある。
建材、自動車車体材、缶材ないしは各種表面処理原板な
どの用途に使用される板厚がおよそ2+++−以下の加
工用薄鋼板には以下のような特性が要求される。
どの用途に使用される板厚がおよそ2+++−以下の加
工用薄鋼板には以下のような特性が要求される。
(1)機械的特性
良好な曲げ加工性、張り出し加工性および絞り加工性を
得るために、主として高い延性と高いランクフォード値
(r値)が必要である。
得るために、主として高い延性と高いランクフォード値
(r値)が必要である。
とくに自動車のパネルおよびオイルパン、ガソリンタン
クなどの部品は、成形性の中でもとりわけ深絞り成形の
厳しい部品であり、部品形状にも依存するが、r値とし
て1.7以上が要求される。
クなどの部品は、成形性の中でもとりわけ深絞り成形の
厳しい部品であり、部品形状にも依存するが、r値とし
て1.7以上が要求される。
(2)表面特性
これら材料は主として最終製品の最外側に使用されるた
め、素材としての形状および表面美麗さはもちろんのこ
と、各種表面処理性も重要である。
め、素材としての形状および表面美麗さはもちろんのこ
と、各種表面処理性も重要である。
これら′a鋼板の一般的な製造手段は、次のとおりであ
る。
る。
まず鋼索材としては主に低炭素鋼を用い、造塊−分塊圧
延にて板厚200mm程度の綱片とした後、加熱炉にて
加熱−均熱処理し、ついで粗熱延工程により板厚約30
mmのシートバーとしてから、仕上温度がAr3変態点
以上の範囲における仕上熱延工程にて所定板厚の熱延鋼
帯とし、しかるのちそれを酸洗後、冷間圧延により所定
板厚(2,0mm以下)の冷延鋼帯とし、さらに再結晶
焼鈍を施して最終製品とする。
延にて板厚200mm程度の綱片とした後、加熱炉にて
加熱−均熱処理し、ついで粗熱延工程により板厚約30
mmのシートバーとしてから、仕上温度がAr3変態点
以上の範囲における仕上熱延工程にて所定板厚の熱延鋼
帯とし、しかるのちそれを酸洗後、冷間圧延により所定
板厚(2,0mm以下)の冷延鋼帯とし、さらに再結晶
焼鈍を施して最終製品とする。
かかる慣行の最大の欠点は最終製品に至るまでの工程が
きわめて長いことにある。その結果、製品にするまでに
要するエネルギー、要員および時間が真人になるだけで
なく、これら長い工程中に、製品の品質とくに表面特性
上程々の問題を生じさせる不利も加わる。例えば冷間圧
延工程における表面欠陥の発生、あるいは再結晶焼鈍工
程における不純物元素の表面濃化および表面酸化に起因
する表面美麗さの劣化、さらには表面処理性の劣化など
が不可避的トラブルである。
きわめて長いことにある。その結果、製品にするまでに
要するエネルギー、要員および時間が真人になるだけで
なく、これら長い工程中に、製品の品質とくに表面特性
上程々の問題を生じさせる不利も加わる。例えば冷間圧
延工程における表面欠陥の発生、あるいは再結晶焼鈍工
程における不純物元素の表面濃化および表面酸化に起因
する表面美麗さの劣化、さらには表面処理性の劣化など
が不可避的トラブルである。
ところで加工用薄鋼板の製造法としては、熱間圧延工程
にて最終製品とするものも考えられている。この方法に
よれば、冷間圧延および再結晶焼鈍工程が省略でき、そ
のメリットは大きい。
にて最終製品とするものも考えられている。この方法に
よれば、冷間圧延および再結晶焼鈍工程が省略でき、そ
のメリットは大きい。
しかしながら、熱間圧延のままで得られる薄鋼板の機械
的特性は、冷延−焼鈍工程を経たものに比べるとはるか
に劣る。とくに自動車の車体などに使用されるプレス加
工材には優れた深絞り性が要求されるのに対し、熱延鋼
板のr値は1.0前後と低く、そのためその加工用途は
きわめて限られたものになる。これは従来の熱延方法に
おいては、その仕上温度がAr、変態的以上であるため
、γ−α変態時に集合組織がランダム化するためである
。
的特性は、冷延−焼鈍工程を経たものに比べるとはるか
に劣る。とくに自動車の車体などに使用されるプレス加
工材には優れた深絞り性が要求されるのに対し、熱延鋼
板のr値は1.0前後と低く、そのためその加工用途は
きわめて限られたものになる。これは従来の熱延方法に
おいては、その仕上温度がAr、変態的以上であるため
、γ−α変態時に集合組織がランダム化するためである
。
加えて2.0mm以下の板厚の薄鋼板を熱延工程のみで
製造することはきわめて困難である。しかも寸法晴度の
問題の他に、薄くなることによる鋼板温度の低下は、低
炭素鋼のAr=変態点以下の圧延を余儀な(し、材質(
延性、絞り性)の著しい劣化をもたらす、またたとえA
r=変態点以下の圧延によって材質が確保できたとして
も、フェライト域で圧延された鋼板にはりジングが発生
しやすくなるという新たな問題が生じる。
製造することはきわめて困難である。しかも寸法晴度の
問題の他に、薄くなることによる鋼板温度の低下は、低
炭素鋼のAr=変態点以下の圧延を余儀な(し、材質(
延性、絞り性)の著しい劣化をもたらす、またたとえA
r=変態点以下の圧延によって材質が確保できたとして
も、フェライト域で圧延された鋼板にはりジングが発生
しやすくなるという新たな問題が生じる。
ここにリジングとは製品の加工時に生じる表面の凹凸の
欠陥であって、加工製品の最外側に使用されることが主
であるこの種の鋼板にとっては致命的な欠陥である。
欠陥であって、加工製品の最外側に使用されることが主
であるこの種の鋼板にとっては致命的な欠陥である。
リジングは、金属学的には加ニー再結晶過程を経ても容
易には分割されない結晶方位群(例えば(100)方位
粒群)が圧延方向に伸ばされたまま残留することに起因
するものであり、一般にフェライト(α)域の比較的高
温で加工された状況で生じやすく、とくにフェライト域
での圧下率が高い場合すなわち薄鋼板の製造のような場
合にはその傾向が強い。
易には分割されない結晶方位群(例えば(100)方位
粒群)が圧延方向に伸ばされたまま残留することに起因
するものであり、一般にフェライト(α)域の比較的高
温で加工された状況で生じやすく、とくにフェライト域
での圧下率が高い場合すなわち薄鋼板の製造のような場
合にはその傾向が強い。
最近では、これら加工用薄鋼板は、加工製品の複雑化、
高級化に伴い厳しい加工を受けることが多くなったこと
もあり、優れた耐リジング性が要求されるようになって
きた。
高級化に伴い厳しい加工を受けることが多くなったこと
もあり、優れた耐リジング性が要求されるようになって
きた。
ところで近年鉄鋼材料の製造工程は著しく変化しており
、加工用薄鋼板の場合も例外ではない。
、加工用薄鋼板の場合も例外ではない。
すなわち、近年まず連続鋳造プロセスの導入によって分
塊圧延工程が省略可能となり、また材質向上と省エネル
ギーを目的として綱片の加熱温度は従来の1200℃近
傍から1100℃近傍もしくはそれ以下に低下される傾
向にある。さらに溶鋼から直ちに板厚5抛l以下の鋼帯
を溶製することにより、熱延の加熱処理と粗圧延工程を
省略できるプロセスも実用化されつつある。
塊圧延工程が省略可能となり、また材質向上と省エネル
ギーを目的として綱片の加熱温度は従来の1200℃近
傍から1100℃近傍もしくはそれ以下に低下される傾
向にある。さらに溶鋼から直ちに板厚5抛l以下の鋼帯
を溶製することにより、熱延の加熱処理と粗圧延工程を
省略できるプロセスも実用化されつつある。
しかしながらこれらの新製造工程は、いずれも溶鋼が凝
固する際にできる組Va(鋳造組織)を破壊するという
点では不利である。とくに凝固時に形成された(100
) <uVW>を主方位とする強い鋳造集合組織を破壊
することはきわめて困難である。
固する際にできる組Va(鋳造組織)を破壊するという
点では不利である。とくに凝固時に形成された(100
) <uVW>を主方位とする強い鋳造集合組織を破壊
することはきわめて困難である。
その結果として、最終薄鋼板には、前述したりジングが
起こりやすかったのである。
起こりやすかったのである。
(従来の技術)
Ar、変態点以下の比較的低温域で所定板厚の薄鋼板と
し、その後は冷間圧延および再結晶焼鈍工程を施さない
加工用薄鋼板の製造方法もいくつか提示されている。例
えば特開昭48−4329号公報には、低炭素リムド鋼
をAr3変態点以下の温度で90%の圧延にて411I
I11板厚の鋼帯とすることによる降伏点26.1kg
/mm”、引張強さ37.3kg/mm!、伸び49.
7%。
し、その後は冷間圧延および再結晶焼鈍工程を施さない
加工用薄鋼板の製造方法もいくつか提示されている。例
えば特開昭48−4329号公報には、低炭素リムド鋼
をAr3変態点以下の温度で90%の圧延にて411I
I11板厚の鋼帯とすることによる降伏点26.1kg
/mm”、引張強さ37.3kg/mm!、伸び49.
7%。
r=l。29の特性を有する製造例が示されている。
また特開昭52−44718号公報には同じく低炭素リ
ムド綱を熱延仕上温度800〜860℃(Ars変態点
以下)で2.0mm板厚とし、巻取温度600〜730
℃とすることによる、降伏点20kg/mm”以下の低
降伏点鋼板の製造法が示されている。しかしながら絞り
性の指標であるコニカルカップ値は得られる製品で60
.60〜62.18mm程度であり、この点従来例の6
0.58〜60.61に比べると絞り性は同等かそれ以
下である。さらに特開昭53−22850号公報には同
じく低炭素リムド綱を熱延仕上温度710〜750℃で
1.8〜2 、3mm板厚とし、巻取温度530〜60
0℃とすることによる低炭素熱延鋼板の製造法が示され
いる。しかしながらこの方法によって得られる製品のコ
ニカルカップ値も玉揚の特開昭52−44718号公報
の場合と同様に従来例よりも高く、絞り性は劣っている
。またさらに特開昭54−109022号公報には、低
炭素アルミキルド鋼を熱延仕上温度760〜820℃で
1 、6mm板厚とし、巻取温度650〜690°Cと
することによる降伏点14.9〜18.8kg/mm”
。
ムド綱を熱延仕上温度800〜860℃(Ars変態点
以下)で2.0mm板厚とし、巻取温度600〜730
℃とすることによる、降伏点20kg/mm”以下の低
降伏点鋼板の製造法が示されている。しかしながら絞り
性の指標であるコニカルカップ値は得られる製品で60
.60〜62.18mm程度であり、この点従来例の6
0.58〜60.61に比べると絞り性は同等かそれ以
下である。さらに特開昭53−22850号公報には同
じく低炭素リムド綱を熱延仕上温度710〜750℃で
1.8〜2 、3mm板厚とし、巻取温度530〜60
0℃とすることによる低炭素熱延鋼板の製造法が示され
いる。しかしながらこの方法によって得られる製品のコ
ニカルカップ値も玉揚の特開昭52−44718号公報
の場合と同様に従来例よりも高く、絞り性は劣っている
。またさらに特開昭54−109022号公報には、低
炭素アルミキルド鋼を熱延仕上温度760〜820℃で
1 、6mm板厚とし、巻取温度650〜690°Cと
することによる降伏点14.9〜18.8kg/mm”
。
引張強さ27.7〜29.8kg/nun”、伸び39
.0〜44.8%の特性を有する低強度軟鋼板の製造例
が開示されている。その他特開昭59−226149号
公報にはC10,002゜5i10.02. Mn0.
23. Plo、009. S10.008. A l
10.025゜N10.0021. Ti10.10
の低炭素Afiキルド鋼を500〜900℃で潤滑油を
施しつつ76%の圧延にて1.6mm板厚の調帯とする
ことにより、r=1.21の特性を有する薄鋼板の製造
例が示されている。
.0〜44.8%の特性を有する低強度軟鋼板の製造例
が開示されている。その他特開昭59−226149号
公報にはC10,002゜5i10.02. Mn0.
23. Plo、009. S10.008. A l
10.025゜N10.0021. Ti10.10
の低炭素Afiキルド鋼を500〜900℃で潤滑油を
施しつつ76%の圧延にて1.6mm板厚の調帯とする
ことにより、r=1.21の特性を有する薄鋼板の製造
例が示されている。
しかしながら上記した公知技術にはいずれも、前述した
耐リジング性を向上させることについて何らの考慮も払
われていない。
耐リジング性を向上させることについて何らの考慮も払
われていない。
(発明が解決しようとする問題点)
冷間圧延のみならず再結晶焼鈍をも含まない新プロセス
によって、耐リジング性と深絞り性に優れる薄鋼板の製
造方法を与えることが、この発明の目的である。
によって、耐リジング性と深絞り性に優れる薄鋼板の製
造方法を与えることが、この発明の目的である。
(問題点を解決するための手段)
この発明は、低炭素鋼を所定板厚に圧延する工程におい
て、少なくとも1パスを、 フェライトの再結晶温度から300℃までの温度範囲で
、圧下率=35%以上、ひずみ速度: 300(s”1
)以上で仕上げることを特徴とする耐リジング性と深絞
り性に優れるアズロールド薄鋼板の製造方法である。
て、少なくとも1パスを、 フェライトの再結晶温度から300℃までの温度範囲で
、圧下率=35%以上、ひずみ速度: 300(s”1
)以上で仕上げることを特徴とする耐リジング性と深絞
り性に優れるアズロールド薄鋼板の製造方法である。
この発明の基礎となった研究結果からまず説明する。
表1に示す低炭素アルミキルド鋼の熱延鋼板を用い、こ
れを450℃に加熱均熱し、1バスで20%。
れを450℃に加熱均熱し、1バスで20%。
40%、および60%の圧下率でそれぞれ圧延した。
このときのひずみ速度(ε)と圧延後の鋼板のりジング
指数との関係について調べた結果を第1図に示す。
指数との関係について調べた結果を第1図に示す。
リジング指数はひずみ速度と圧下率に強く依存し、40
%、 60%の圧下率でかつ300s−’以上の高ひず
み、高圧下率圧延を施した場合に、耐リジング性は著し
く向上した。
%、 60%の圧下率でかつ300s−’以上の高ひず
み、高圧下率圧延を施した場合に、耐リジング性は著し
く向上した。
なおひずみ速度(ε)の計算は以下の式に従っn: 圧
延ロールの回転数(rpm) r: 圧下率(χ)/100 R: 圧延ロールの半径(mm) Ho: 圧延前の板厚(mm) 次に表1に示すA、 B鋼片い、圧延温度を種々に変化
させて、圧延板のr値について、調べた結果を第2図に
示す。このとき、; =852s−’、圧下率65χで
あった。また、A、 B111の再結晶温度は表1に示
すとおりであり、この再結晶温度は、室温にて75%の
冷間圧延を行ない加熱速度20℃/hで加熱したときの
硬度および組織の変化から求めたものである。
延ロールの回転数(rpm) r: 圧下率(χ)/100 R: 圧延ロールの半径(mm) Ho: 圧延前の板厚(mm) 次に表1に示すA、 B鋼片い、圧延温度を種々に変化
させて、圧延板のr値について、調べた結果を第2図に
示す。このとき、; =852s−’、圧下率65χで
あった。また、A、 B111の再結晶温度は表1に示
すとおりであり、この再結晶温度は、室温にて75%の
冷間圧延を行ない加熱速度20℃/hで加熱したときの
硬度および組織の変化から求めたものである。
画調とも再結晶温度以下での圧延によってr値が急激に
上昇することがわかる。しかしながら約300℃以下の
温度における圧延では、アズロールドでは再結晶が生ぜ
ず、このためr値は急激に劣化する。
上昇することがわかる。しかしながら約300℃以下の
温度における圧延では、アズロールドでは再結晶が生ぜ
ず、このためr値は急激に劣化する。
発明者らはこれらの基礎的データに基づき研究を重ねた
結果、以下のように製造条件を規制することにより耐リ
ジング性と深絞り性に優れる薄鋼板が製造できることを
確認した。
結果、以下のように製造条件を規制することにより耐リ
ジング性と深絞り性に優れる薄鋼板が製造できることを
確認した。
(1)鋼組成
高ひずみ速度圧延の効果は本質的には鋼組成に依存しな
い。ただし、一定レベル以上の深絞り性を確保するため
には、侵入型固溶元素であるC、Nはそれぞれ0.10
%以下、 0.01%以下であることが好ましい。また
鋼中0をAI!の添加により低減することは、材質とく
に延性の向上に有利である。さらにより優れた深絞り性
を得るために、C,Nを安定な炭窒化物として析出固定
可能な特殊元素たとえばTt+Nb+ZrおよびB等の
添加も有効である。
い。ただし、一定レベル以上の深絞り性を確保するため
には、侵入型固溶元素であるC、Nはそれぞれ0.10
%以下、 0.01%以下であることが好ましい。また
鋼中0をAI!の添加により低減することは、材質とく
に延性の向上に有利である。さらにより優れた深絞り性
を得るために、C,Nを安定な炭窒化物として析出固定
可能な特殊元素たとえばTt+Nb+ZrおよびB等の
添加も有効である。
また高強度を得るためにP、SiおよびMn等を強度に
応じて添加することもできる。
応じて添加することもできる。
(2)圧延素材の製造法
従来方式、すなわち造塊−分塊圧延もしくは連続鋳造法
により得られた鋼片は当然に適用できる。
により得られた鋼片は当然に適用できる。
鋼片の加熱温度は800〜1250℃が適当であり、省
エネルギーの観点から1100℃未満が好適である。連
続鋳造から鋼片を再加熱することなく圧延を開始するい
わゆるCC−DR(連続鋳造−直接圧延)法も勿論適用
可能である。
エネルギーの観点から1100℃未満が好適である。連
続鋳造から鋼片を再加熱することなく圧延を開始するい
わゆるCC−DR(連続鋳造−直接圧延)法も勿論適用
可能である。
一方溶鋼から直ちに50mm以下の圧延素材を鋳造する
方法(シートバーキャスター法およびトリップキャスタ
ー法)も省エネルギー、省工程の観点から経済的メリッ
トが大きいので、圧延素材の製造法としてはとりわけ有
利である。
方法(シートバーキャスター法およびトリップキャスタ
ー法)も省エネルギー、省工程の観点から経済的メリッ
トが大きいので、圧延素材の製造法としてはとりわけ有
利である。
(3)圧延工程
この工程が最も重要であり、低炭素鋼を所定の板厚に圧
延するに当り、仕上圧延において、少なくとも1バスを
、フェライトの再結晶温度から300℃までの温度範囲
で、圧下率35%以上でかつひずみ速度300s−’以
上の条件下に圧延することが必須である。
延するに当り、仕上圧延において、少なくとも1バスを
、フェライトの再結晶温度から300℃までの温度範囲
で、圧下率35%以上でかつひずみ速度300s−’以
上の条件下に圧延することが必須である。
仕上圧延温度がフェライトの再結晶温度を超える高温域
ならびに300℃未満の低温域では、たとえ圧下率35
%以上、ひずみ速度300s−’以上で圧延を施したと
しても、前掲第2図に示したように深絞り性が劣るもの
しか得られないので、仕上圧延温度はフェライトの再結
晶温度〜300℃の範囲に限定した。
ならびに300℃未満の低温域では、たとえ圧下率35
%以上、ひずみ速度300s−’以上で圧延を施したと
しても、前掲第2図に示したように深絞り性が劣るもの
しか得られないので、仕上圧延温度はフェライトの再結
晶温度〜300℃の範囲に限定した。
またひずみ速度については、300s−’に満たないと
目標とする材質が確保できないので、300s−’以上
とりわけ500〜2500s−’が好適である。
目標とする材質が確保できないので、300s−’以上
とりわけ500〜2500s−’が好適である。
圧延パス数、圧下率の配分は、上記の条件が満たされれ
ば任意でよい。
ば任意でよい。
圧延機の配列、構造や、張力、潤滑の有無などは本質的
な影響力を持たない。
な影響力を持たない。
なお再結晶焼鈍処理については、原則として不要である
が、材質上の要請から、圧延後のランアウトテーブル上
および巻とり工程で保熱、均熱処理を施すこと、また必
要に応じて圧延後に多少の加熱処理を施すことを禁する
ものではない。
が、材質上の要請から、圧延後のランアウトテーブル上
および巻とり工程で保熱、均熱処理を施すこと、また必
要に応じて圧延後に多少の加熱処理を施すことを禁する
ものではない。
(4)酸洗、調質圧延
上述の手順で得られた銅帯は、従来よりも低温域での圧
延であるため酸化層は薄く、酸洗性は極めて良好である
ので、酸洗せずに使用できる用途も広い。また脱スケー
ルは、従来の酸による除去の他に機械的除去も可能であ
る。さらに形状矯正、表面粗度調整などを目的として、
10%以下の調質圧延を加えることができる。
延であるため酸化層は薄く、酸洗性は極めて良好である
ので、酸洗せずに使用できる用途も広い。また脱スケー
ルは、従来の酸による除去の他に機械的除去も可能であ
る。さらに形状矯正、表面粗度調整などを目的として、
10%以下の調質圧延を加えることができる。
(5)表面処理
かくして得られる銅帯は、亜鉛めっき(合金系を含む)
、錫めっきおよびほうろう性など表面処理性に優れるの
で、各種表面処理原板として適用できる。
、錫めっきおよびほうろう性など表面処理性に優れるの
で、各種表面処理原板として適用できる。
(作 用)
この発明に従い、高圧下率、高ひずみ速度で圧延を行う
ことによって、耐リジングさらにはT値が格段に向上す
る理由については、まだ明確には解明されていないが、
圧延材の集合組織および加工ひずみの変化と密接な関係
にあるものと考えられる。
ことによって、耐リジングさらにはT値が格段に向上す
る理由については、まだ明確には解明されていないが、
圧延材の集合組織および加工ひずみの変化と密接な関係
にあるものと考えられる。
(実施例)
表2に示す組成鋼をそれぞれ、表3に示す方法で板厚2
5〜40a+mのシートバーにした後、6列から成る圧
延機を用いて0.8〜1.0請−板厚の薄鋼板とした。
5〜40a+mのシートバーにした後、6列から成る圧
延機を用いて0.8〜1.0請−板厚の薄鋼板とした。
このとき等6スタンドを用いて高ひずみ高圧下率圧延を
行なった。なお、供試鋼の再結晶温度は前述した方法に
より求めた。
行なった。なお、供試鋼の再結晶温度は前述した方法に
より求めた。
かくして得られた薄鋼板につき、酸洗、温室圧延(圧下
率0.5〜1.2χ)後の材料特性を表3に示す。なお
引張特性JISS号試験片として求めた。またリジング
性は、圧延方向から切り出したJIS5号試験片を用い
、15%の引張子ひずみを付加したものについて、表面
の凹凸を目視法にて1 (良)〜5 (劣)の評価をし
た。この評価は、在来の低炭素冷延鋼板の製造法による
ときりジングが事実上現れなかったので評価基準が確立
していない。従って、本発明では従来ステンレス鋼につ
いての目視法による指数評価基準をそのまま準用した。
率0.5〜1.2χ)後の材料特性を表3に示す。なお
引張特性JISS号試験片として求めた。またリジング
性は、圧延方向から切り出したJIS5号試験片を用い
、15%の引張子ひずみを付加したものについて、表面
の凹凸を目視法にて1 (良)〜5 (劣)の評価をし
た。この評価は、在来の低炭素冷延鋼板の製造法による
ときりジングが事実上現れなかったので評価基準が確立
していない。従って、本発明では従来ステンレス鋼につ
いての目視法による指数評価基準をそのまま準用した。
評価1.2は実用上問題の ないリジング性を示す。
この発明に従って製造された鋼板は比較例よりもはるか
に優れた下値と耐リジング性とを示している。
に優れた下値と耐リジング性とを示している。
(発明の効果)
かくしてこの発明によれば、フェライト再結晶温度から
300℃までの温度範囲における高圧下率、高ひずみ速
度圧延により、従来の冷間圧延のみならず再結晶焼鈍を
も省略したアズロールドのままで、良好な深絞り性と共
に優れた耐リジング性をもつ薄鋼板を得ることができ、
しかも圧延素材についてもシートバーキャスター法、ス
トリップキャスター法などに適合するなど、加工用薄鋼
板の製造工程の大幅な簡略化が実現できる。
300℃までの温度範囲における高圧下率、高ひずみ速
度圧延により、従来の冷間圧延のみならず再結晶焼鈍を
も省略したアズロールドのままで、良好な深絞り性と共
に優れた耐リジング性をもつ薄鋼板を得ることができ、
しかも圧延素材についてもシートバーキャスター法、ス
トリップキャスター法などに適合するなど、加工用薄鋼
板の製造工程の大幅な簡略化が実現できる。
第1図は、下値およびリジング指数に及ぼすひずみ速度
の影響を、圧下率をパラメータとして示したグラフ、 第2図は、圧延温度と下値との関係を示したグラフであ
る。 第1図 100 200 、!100 600ひ
ずtす−a11(S−リ
の影響を、圧下率をパラメータとして示したグラフ、 第2図は、圧延温度と下値との関係を示したグラフであ
る。 第1図 100 200 、!100 600ひ
ずtす−a11(S−リ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、低炭素鋼を所定板厚に圧延する工程において、少な
くとも1パスを、 フェライトの再結晶温度から300℃までの温度範囲で
、圧下率:35%以上、ひずみ速度:300(s^−^
1)以上で圧延することを特徴とする耐リジング性と深
絞り成形性に優れるアズロールド薄鋼板の製造方法。
Priority Applications (10)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4397885A JPH0227413B2 (ja) | 1985-03-06 | 1985-03-06 | Tairijinguseitofukashiboriseikeiseinisugureruazuroorudosukohannoseizohoho |
| US06/835,052 US4861390A (en) | 1985-03-06 | 1986-02-28 | Method of manufacturing formable as-rolled thin steel sheets |
| DE8686301470T DE3672864D1 (de) | 1985-03-06 | 1986-02-28 | Verfahren zur herstellung von gewalzten verformbaren duennen stahlblechen. |
| AT86301470T ATE54950T1 (de) | 1985-03-06 | 1986-02-28 | Verfahren zur herstellung von gewalzten verformbaren duennen stahlblechen. |
| EP86301470A EP0196788B1 (en) | 1985-03-06 | 1986-02-28 | Method of manufacturing formable as rolled thin steel sheets |
| CA000503250A CA1271396A (en) | 1985-03-06 | 1986-03-04 | Method of manufacturing formable as-rolled thin steel sheets |
| AU54387/86A AU566498B2 (en) | 1985-03-06 | 1986-03-04 | Producing thin steel sheet |
| CN 86102191 CN1013350B (zh) | 1985-03-06 | 1986-03-05 | 可成型的轧制薄钢板的制造方法 |
| KR1019860001578A KR910000007B1 (ko) | 1985-03-06 | 1986-03-06 | 압연 상태의 얇은 가공용 강판의 제조방법 |
| BR8600962A BR8600962A (pt) | 1985-03-06 | 1986-03-06 | Processo de fabricar chapas de aco finas,conformaveis como laminadas |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4397885A JPH0227413B2 (ja) | 1985-03-06 | 1985-03-06 | Tairijinguseitofukashiboriseikeiseinisugureruazuroorudosukohannoseizohoho |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61204327A true JPS61204327A (ja) | 1986-09-10 |
| JPH0227413B2 JPH0227413B2 (ja) | 1990-06-18 |
Family
ID=12678804
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4397885A Expired - Lifetime JPH0227413B2 (ja) | 1985-03-06 | 1985-03-06 | Tairijinguseitofukashiboriseikeiseinisugureruazuroorudosukohannoseizohoho |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0227413B2 (ja) |
-
1985
- 1985-03-06 JP JP4397885A patent/JPH0227413B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0227413B2 (ja) | 1990-06-18 |
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