JPS6120859A - 水素キヤリアガスを用いたガスクロマトグラフ質量分析装置 - Google Patents
水素キヤリアガスを用いたガスクロマトグラフ質量分析装置Info
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- JPS6120859A JPS6120859A JP14178184A JP14178184A JPS6120859A JP S6120859 A JPS6120859 A JP S6120859A JP 14178184 A JP14178184 A JP 14178184A JP 14178184 A JP14178184 A JP 14178184A JP S6120859 A JPS6120859 A JP S6120859A
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- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N30/00—Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
- G01N30/02—Column chromatography
- G01N30/62—Detectors specially adapted therefor
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)、産業上の利用分野
この出願に係わる発明は、例えば高沸点で、高質量の有
機化合物々どを分析対象とする水素キャリアガスを用い
るガスクロマトグラフ質量分析装置に関するものである
。
機化合物々どを分析対象とする水素キャリアガスを用い
るガスクロマトグラフ質量分析装置に関するものである
。
(ロ)従来技術
ガスクロマトグラフ質量分析装置は、優れた分離能力を
持つガスクロマトグラフによる試料の分離分析と、分離
された試料成分についてマススペクトル分析とを行なう
複合分析装置である。
持つガスクロマトグラフによる試料の分離分析と、分離
された試料成分についてマススペクトル分析とを行なう
複合分析装置である。
このガスクロマトグラフ質量分析装置においては、以下
に記述する問題点がある。即ち、ガスクロマトグラフ単
独にて試料の分離分析を行なう場合に、その分離カラム
に最適流量のヘリウムであるキャリアガスを導入すると
シャープなピーク波形を得ることができるが、ガスクロ
マトグラフを質量分析装置に接続すると、分離カラムと
質量分析装置のイオン化室との間に接続されたジェット
セパレータの持つ最適流量と分離カラムのそれとが一致
せず、このためキャリアガスの流量をガスクロマトグラ
フの分離カラムの最適流量に設定すると、ジェットセパ
レータのキャリアガスの除去率が低下し、質量分析装置
のイオン化室に過剰のキャリアガス分子が中性状態とな
って存在する。
に記述する問題点がある。即ち、ガスクロマトグラフ単
独にて試料の分離分析を行なう場合に、その分離カラム
に最適流量のヘリウムであるキャリアガスを導入すると
シャープなピーク波形を得ることができるが、ガスクロ
マトグラフを質量分析装置に接続すると、分離カラムと
質量分析装置のイオン化室との間に接続されたジェット
セパレータの持つ最適流量と分離カラムのそれとが一致
せず、このためキャリアガスの流量をガスクロマトグラ
フの分離カラムの最適流量に設定すると、ジェットセパ
レータのキャリアガスの除去率が低下し、質量分析装置
のイオン化室に過剰のキャリアガス分子が中性状態とな
って存在する。
中性状態となって存在する過剰なキャリアガス分子とイ
オン化された試料分子との弾性散乱の頻度数が増加し、
これによりイオン化された試料分子の初速△■のばらつ
きとイオン出射角の広がりとが生じてしまう。
オン化された試料分子との弾性散乱の頻度数が増加し、
これによりイオン化された試料分子の初速△■のばらつ
きとイオン出射角の広がりとが生じてしまう。
例えばトリグリセライド、ステロールエステルやオリゴ
糖などのような高沸点で、高質量の有機化合物をガスク
ロマトグラフ質量分析装置を用いて分析する場合、前記
した不都合な点を避ける目的でガスクロマトグラフの分
離カラムのキャリアガスの流量をジェットセパレータの
最適流量に設定すると共に、キャリアガスの流量減少に
よる分離能力の低下を分離カラムの加熱温度を上昇させ
るという手段により補償することも考えられるが、分離
カラムの温度を上昇させるとバックグランドが増加し、
結局分離能力が低下してしまう。
糖などのような高沸点で、高質量の有機化合物をガスク
ロマトグラフ質量分析装置を用いて分析する場合、前記
した不都合な点を避ける目的でガスクロマトグラフの分
離カラムのキャリアガスの流量をジェットセパレータの
最適流量に設定すると共に、キャリアガスの流量減少に
よる分離能力の低下を分離カラムの加熱温度を上昇させ
るという手段により補償することも考えられるが、分離
カラムの温度を上昇させるとバックグランドが増加し、
結局分離能力が低下してしまう。
このような従来装置のジェットセパレータによるヘリウ
ムであるキャリアガスの除去作用とイオン化室における
イオン化された試料分子の初速△■のばらつきとイオン
出射角の広がpとを、第4図から第6図によシ説明する
。
ムであるキャリアガスの除去作用とイオン化室における
イオン化された試料分子の初速△■のばらつきとイオン
出射角の広がpとを、第4図から第6図によシ説明する
。
第4図は、ジェットセパレータの断面を示す。
同図において、ジェットセパレータ5はガスクロマトグ
ラフの不図示の分離カラムに接続されたガスクロマトグ
ラフ側排出管5αと、質量分析装置側導入管5bと、不
図示の真空ポンプに接続されたキャリアガス排出管5C
とを備えておシ、これらはすべてパイレックスガラスに
よシ構成されている。
ラフの不図示の分離カラムに接続されたガスクロマトグ
ラフ側排出管5αと、質量分析装置側導入管5bと、不
図示の真空ポンプに接続されたキャリアガス排出管5C
とを備えておシ、これらはすべてパイレックスガラスに
よシ構成されている。
第5図は、ジェットセパレータ内におけるキャリアガス
の除去作用を模式的に示したものである。
の除去作用を模式的に示したものである。
同図において、ガスクロマトグラフ側排出管5αから白
丸で示すヘリウムであるキャリアガスと大きな黒丸で示
す試料成分層・とがジェット流となって排出される。ジ
ェットセパレータは不図示の真空ポンプによシ排気され
ているから、ジェット流となって排出されるキャリアガ
スと試料分子とから試料成分の質量と比較して軽い質量
を持つキャリアガスが分離される。そして、質量分析装
置側導入管5’b K濃縮された試料分子とキャリアガ
スとが導入される。
丸で示すヘリウムであるキャリアガスと大きな黒丸で示
す試料成分層・とがジェット流となって排出される。ジ
ェットセパレータは不図示の真空ポンプによシ排気され
ているから、ジェット流となって排出されるキャリアガ
スと試料分子とから試料成分の質量と比較して軽い質量
を持つキャリアガスが分離される。そして、質量分析装
置側導入管5’b K濃縮された試料分子とキャリアガ
スとが導入される。
さて、ジェットセパレータのキャリアガス除去率は、キ
ャリアガスがヘリウムである場合には流量を30 ml
l 7分から40m#/分に設定すると最高になるが、
キャリアガスの流量を前記した値よシ増加して行くと、
キャリアガスの除去率が低下し、このためイオン化室に
は過剰のキャリアガスが導入されることになる。
ャリアガスがヘリウムである場合には流量を30 ml
l 7分から40m#/分に設定すると最高になるが、
キャリアガスの流量を前記した値よシ増加して行くと、
キャリアガスの除去率が低下し、このためイオン化室に
は過剰のキャリアガスが導入されることになる。
第6図は、イオン化室におけるイオン化された試料分子
の初速△■の広がシとイオン出射角の広がシとの状態を
模式的に示すものである。
の初速△■の広がシとイオン出射角の広がシとの状態を
模式的に示すものである。
同図において、ジェットセパレータ側かライオン化室7
に導入され、フィラメント61から放射された電子ビー
ムe−がその入射孔7αを通過して試料分子に衝突し、
イオン化する。■印はイオン化された試料分子を示し、
小さな白丸はヘリウムであるキャリアガス分子を示す。
に導入され、フィラメント61から放射された電子ビー
ムe−がその入射孔7αを通過して試料分子に衝突し、
イオン化する。■印はイオン化された試料分子を示し、
小さな白丸はヘリウムであるキャリアガス分子を示す。
フィラメント61から放射された電子ビームeは電子ビ
ーム出射孔7bを通過し、コレクタ62に至る。イオン
化室7内には前記したように中性状態のキャリアガスが
分子状態となって過剰に存在するため、イオン化された
試料分子とキャリアガス分子どの衝突頻度、ひいては弾
性散乱頻度が犬となり、キャリアガス分子の持つ運動量
とイオン化された試料分子の持つそれとの相互授受が頻
繁に行なわれ、この結果イオン化された試料分子の初速
△Vのばらつきが大となる。まだ、イオン化室のイオン
出射孔7Cから、中性状態にある過剰のキャリアガス分
子とイオン化された試料分子とが相互に弾性散乱現象を
呈しながら出射されるため、イオン出射角θ1が広がる
。
ーム出射孔7bを通過し、コレクタ62に至る。イオン
化室7内には前記したように中性状態のキャリアガスが
分子状態となって過剰に存在するため、イオン化された
試料分子とキャリアガス分子どの衝突頻度、ひいては弾
性散乱頻度が犬となり、キャリアガス分子の持つ運動量
とイオン化された試料分子の持つそれとの相互授受が頻
繁に行なわれ、この結果イオン化された試料分子の初速
△Vのばらつきが大となる。まだ、イオン化室のイオン
出射孔7Cから、中性状態にある過剰のキャリアガス分
子とイオン化された試料分子とが相互に弾性散乱現象を
呈しながら出射されるため、イオン出射角θ1が広がる
。
このため、得られたマススペクトル波形に広が9を発生
し、分解能とか感度の低下を招き、微量分析か困難にな
るという問題がある。
し、分解能とか感度の低下を招き、微量分析か困難にな
るという問題がある。
(ハ)、目的
この出願に係わる発明は、前記した従来技術の有する欠
点を解消するもので、その第1の発明は分離溶出された
試料成分を、除去されて希薄化された水素キャリアガス
と共に質量分析装置に導入し、高い分解能と感度にて微
量分析を行なうことができるガスクロマトグラフ質量分
析装置を提供することを目的とし、そして第2の発明は
第1の発明の目的を達成する手段の一部として大口径キ
ャピラリカラムを備えたガスクロマトグラフ質量分析装
置を提供することを目的とする。
点を解消するもので、その第1の発明は分離溶出された
試料成分を、除去されて希薄化された水素キャリアガス
と共に質量分析装置に導入し、高い分解能と感度にて微
量分析を行なうことができるガスクロマトグラフ質量分
析装置を提供することを目的とし、そして第2の発明は
第1の発明の目的を達成する手段の一部として大口径キ
ャピラリカラムを備えたガスクロマトグラフ質量分析装
置を提供することを目的とする。
に)、構成
この出願の第1の発明は、水素キャリアガスを供給する
水素キャリアガス供給源と、水素キャリアガス供給源の
水素キャリアガスが導入される試料気化室と、試料気化
室からの気化された試料と水素キャリアガスとが導入さ
れる分離カラムと、分離カラムから分離溶出された試料
成分と水素キャリアガスとが導入されそして水素キャリ
アガスを除去する水素キャリアガス手段と、導入された
試料成分をイオン化するイオン化室とを備えたガスクロ
マトグラフ質量分析装置であって、水素キャリアガス除
去手段によシ水素キャリアガスを除去し、かつイオン化
室においてイオン化された試料分子の初速△Vのばらつ
きを少なくし、イオン出射孔からイオン出射されるイオ
ン化された試料分子のイオン出射角の広がシを防止する
ものであシ、コの出願の第2の発明は、水素キャリアガ
スを供給する水素キャリアガス供給源と、水素キャリア
ガス供給源の水素キャリアガスが導入される試料気化室
と、試料気化室からの気化された試料と水素キャリアガ
スとが導入される大口径のキャピラリカラムと、このキ
ャピラリカラムから分離溶出された試料成分をイオン化
するイオン化室とを備えたガスクロマトグラフ質量分析
装置であって)大口径のキャピラリカラムから分離溶出
された試料をイオン化し、イオン化された試料分子の初
速△■のばらつきを小さくそしてイオン出射孔からイオ
ン出射されるイオン化された試料分子のイオン出射角の
広がシを防止するものである〇(ホ)、実施例 以下において、この出願の第1の発明および第2の発明
であるガスクロマトグラフ質量分析装置の実施例を説明
する。
水素キャリアガス供給源と、水素キャリアガス供給源の
水素キャリアガスが導入される試料気化室と、試料気化
室からの気化された試料と水素キャリアガスとが導入さ
れる分離カラムと、分離カラムから分離溶出された試料
成分と水素キャリアガスとが導入されそして水素キャリ
アガスを除去する水素キャリアガス手段と、導入された
試料成分をイオン化するイオン化室とを備えたガスクロ
マトグラフ質量分析装置であって、水素キャリアガス除
去手段によシ水素キャリアガスを除去し、かつイオン化
室においてイオン化された試料分子の初速△Vのばらつ
きを少なくし、イオン出射孔からイオン出射されるイオ
ン化された試料分子のイオン出射角の広がシを防止する
ものであシ、コの出願の第2の発明は、水素キャリアガ
スを供給する水素キャリアガス供給源と、水素キャリア
ガス供給源の水素キャリアガスが導入される試料気化室
と、試料気化室からの気化された試料と水素キャリアガ
スとが導入される大口径のキャピラリカラムと、このキ
ャピラリカラムから分離溶出された試料成分をイオン化
するイオン化室とを備えたガスクロマトグラフ質量分析
装置であって)大口径のキャピラリカラムから分離溶出
された試料をイオン化し、イオン化された試料分子の初
速△■のばらつきを小さくそしてイオン出射孔からイオ
ン出射されるイオン化された試料分子のイオン出射角の
広がシを防止するものである〇(ホ)、実施例 以下において、この出願の第1の発明および第2の発明
であるガスクロマトグラフ質量分析装置の実施例を説明
する。
第1図はこの出願の第1の発明の実施例の系統図を示す
。
。
同図において、水素キャリアガスを充填された容器1か
ら導管2を介し、水素キャリアガスが試料気化室3に導
入される。試料気化室3において、矢印で示す方向から
不図示のマイクロシリンジなどによシ試料である高沸点
、高質量の有機化合物が注入され、気化されて水素キャ
リアガスと共に分離カラム4に導入される。この分離カ
ラム4は、分析対象を高沸点、高質量の有機化合物とす
るものであるから、長さは15mから20cm、1%か
ら1.5%程度の低濃度液相とし、かっカラム温度を高
く設定すると共に、水素キャリアガスの流量を約70m
1l1分から90 ml1分とする。分離カラム4から
分離溶出された試料成分と、水素キャリアガスとがジェ
ットセパレータ5のガスクロマトグラフ側排出管5aか
らジェット流となって排出される。
ら導管2を介し、水素キャリアガスが試料気化室3に導
入される。試料気化室3において、矢印で示す方向から
不図示のマイクロシリンジなどによシ試料である高沸点
、高質量の有機化合物が注入され、気化されて水素キャ
リアガスと共に分離カラム4に導入される。この分離カ
ラム4は、分析対象を高沸点、高質量の有機化合物とす
るものであるから、長さは15mから20cm、1%か
ら1.5%程度の低濃度液相とし、かっカラム温度を高
く設定すると共に、水素キャリアガスの流量を約70m
1l1分から90 ml1分とする。分離カラム4から
分離溶出された試料成分と、水素キャリアガスとがジェ
ットセパレータ5のガスクロマトグラフ側排出管5aか
らジェット流となって排出される。
第2図は、この出願の第1の発明の実施例に用いられる
水素キャリアガス除去手段として機能する例えばジェッ
トセパレータ内における水素キャリアガスを除去し、試
料分子を濃縮化する状態を模式的に示したものである。
水素キャリアガス除去手段として機能する例えばジェッ
トセパレータ内における水素キャリアガスを除去し、試
料分子を濃縮化する状態を模式的に示したものである。
同図において、小さな黒丸で示した水素キャリアガスH
2と大きな黒丸で示した試料分子mとが、ガスクロマト
グラフ側排出管5αよシジェット流と々って排出される
。水素の質量はヘリウムのそれよりも軽く、2であるか
ら、ジェットセパレータ5の水素キャリアガス排出管5
cに接続された真空ポンプの排気作用によシ水素キャリ
アガスがジェット流から容易に分離され、質量の重い試
料分子mは分離されずに質量分析装置側の導入管5bに
導入される。この導入管5bにおいては、除去されて希
薄化された水素キャリアガスと濃縮化された試料分子m
とが共存し、矢印方向に進行し、イオン化装装置6のイ
オン化室7に導入される。
2と大きな黒丸で示した試料分子mとが、ガスクロマト
グラフ側排出管5αよシジェット流と々って排出される
。水素の質量はヘリウムのそれよりも軽く、2であるか
ら、ジェットセパレータ5の水素キャリアガス排出管5
cに接続された真空ポンプの排気作用によシ水素キャリ
アガスがジェット流から容易に分離され、質量の重い試
料分子mは分離されずに質量分析装置側の導入管5bに
導入される。この導入管5bにおいては、除去されて希
薄化された水素キャリアガスと濃縮化された試料分子m
とが共存し、矢印方向に進行し、イオン化装装置6のイ
オン化室7に導入される。
このようにキャリアガスとして水素を用いると、ヘリウ
ムを用いた場合と比較し、その質量に逆比例した約2倍
のキャリアガス除去率、言い換えると希薄率を得ること
ができる。
ムを用いた場合と比較し、その質量に逆比例した約2倍
のキャリアガス除去率、言い換えると希薄率を得ること
ができる。
さて、ジェットセパレータ内で水素キャリアガスを良好
に除去、希薄化し、試料分子mと共にイオン化室7内に
導入され、ここでイオン化されるが、イオン化の態様を
模式的に示す第3図にょシ、イオン化された試料分子の
初速△Vのばらつきの減少と、イオン出射角におけるイ
オンの出射角の広がシ防止とを説明する。
に除去、希薄化し、試料分子mと共にイオン化室7内に
導入され、ここでイオン化されるが、イオン化の態様を
模式的に示す第3図にょシ、イオン化された試料分子の
初速△Vのばらつきの減少と、イオン出射角におけるイ
オンの出射角の広がシ防止とを説明する。
同図において、ジェットセパレータ側を介して黒丸で示
す水素キャリアガスと試料分子とがイオン化室7に導入
される。フィラメント31がら電子ビームe−が放射さ
れ、電子ビーム入射孔7αを介してイオン化室7に入射
され、試料分子と衝突し、■印で示すように試料分子を
イオン化さす、電子ビーム出射孔7cを介しでコレクタ
電極32に入射する。なお、説明の簡単化のため、試料
分子のみがイオン化されるものとする。
す水素キャリアガスと試料分子とがイオン化室7に導入
される。フィラメント31がら電子ビームe−が放射さ
れ、電子ビーム入射孔7αを介してイオン化室7に入射
され、試料分子と衝突し、■印で示すように試料分子を
イオン化さす、電子ビーム出射孔7cを介しでコレクタ
電極32に入射する。なお、説明の簡単化のため、試料
分子のみがイオン化されるものとする。
通常、ガスクロマトグラフ質量分析装、置においてはイ
オン化室7内におけるイオンの初速Δ■のばらつきおよ
びイオン出射孔7Cにおけるイオン出射角の広がシは、
導入されるキャリアガスの量とその種類とに関係するも
のであると言われている0 前記したように、ジェットセパレータ5を用いて水素キ
ャリアガスの除去率、希薄率が良好とされることによシ
、イオン化室7内に存在する水素キャリアガスの量が少
なくなっておシ、かつ水素の質量はヘリウムのそれの半
分である。従って、中性状態で存在する水素キャリアガ
ス分子とイオン化された試料分子との衝突頻度、ひいて
は弾性散乱頻度が減少する。中性状態で存在する水素キ
ャリアガスの質量と速度との積で示される運動量は、そ
の速度が同一である場合に、ヘリウムのそれと比較する
と、水素の質量はヘリウムのそれの半分であるから、半
分となる。従ってイオン化された試料分子と中性状態に
ある水素キャリアガス分子と衝突する際に、イオン化さ
れた試料分子との運動量の授受がヘリウムの場合の半分
となる。
オン化室7内におけるイオンの初速Δ■のばらつきおよ
びイオン出射孔7Cにおけるイオン出射角の広がシは、
導入されるキャリアガスの量とその種類とに関係するも
のであると言われている0 前記したように、ジェットセパレータ5を用いて水素キ
ャリアガスの除去率、希薄率が良好とされることによシ
、イオン化室7内に存在する水素キャリアガスの量が少
なくなっておシ、かつ水素の質量はヘリウムのそれの半
分である。従って、中性状態で存在する水素キャリアガ
ス分子とイオン化された試料分子との衝突頻度、ひいて
は弾性散乱頻度が減少する。中性状態で存在する水素キ
ャリアガスの質量と速度との積で示される運動量は、そ
の速度が同一である場合に、ヘリウムのそれと比較する
と、水素の質量はヘリウムのそれの半分であるから、半
分となる。従ってイオン化された試料分子と中性状態に
ある水素キャリアガス分子と衝突する際に、イオン化さ
れた試料分子との運動量の授受がヘリウムの場合の半分
となる。
このように、イオン化された試料分子と中性状態にある
水素キャリアガス分子との衝突頻度の減少と水素の持つ
軽い質量との両者によシ、イオン化された試料分子の初
速ΔVのばらつきが少なくなる0 また、イオン化室7のイオン出射孔7cからイオン化さ
れた試料分子と中性状態にある水素キャリアガス分子と
が出射される場合も、水素キャリアガスの良好な除去率
、希薄化と水素の持つ軽い質量とのため、衝突頻度が少
なく、ひいては弾性散乱が少なくなシ、このためイオン
出射孔7cからのイオン化された試料分子のイオン出射
角θ2の広がシを防止することができる。
水素キャリアガス分子との衝突頻度の減少と水素の持つ
軽い質量との両者によシ、イオン化された試料分子の初
速ΔVのばらつきが少なくなる0 また、イオン化室7のイオン出射孔7cからイオン化さ
れた試料分子と中性状態にある水素キャリアガス分子と
が出射される場合も、水素キャリアガスの良好な除去率
、希薄化と水素の持つ軽い質量とのため、衝突頻度が少
なく、ひいては弾性散乱が少なくなシ、このためイオン
出射孔7cからのイオン化された試料分子のイオン出射
角θ2の広がシを防止することができる。
イオン出射孔7cからイオン出射されたイオン化された
試料分子は分析管9を経て磁場走査装置10(四重極質
量分析装置でもよい)に導入され、磁場走査を行ない、
質量分離されて電子増倍管11に入力されて電流に変換
され、記録、装置12に入力されてマススペクトル波形
が記録される。
試料分子は分析管9を経て磁場走査装置10(四重極質
量分析装置でもよい)に導入され、磁場走査を行ない、
質量分離されて電子増倍管11に入力されて電流に変換
され、記録、装置12に入力されてマススペクトル波形
が記録される。
次に、この出願の第2の発明の実施例について説明する
。
。
第1図を参照すると、分離カラム4とイオン化室7との
間に水素キャリアガスを除去し、希薄化する手段として
例えばジェットセパレータ7が設けられているが、前記
したように水素キャリアガスを除去し、希薄化する機能
を有する手段を用いることにより、イオン化室内におけ
るイオン化された試料分子の初速△Vのばらつきの減少
とイオン出射孔におけるイオン出射角の拡が9を防止す
ることができるのである。
間に水素キャリアガスを除去し、希薄化する手段として
例えばジェットセパレータ7が設けられているが、前記
したように水素キャリアガスを除去し、希薄化する機能
を有する手段を用いることにより、イオン化室内におけ
るイオン化された試料分子の初速△Vのばらつきの減少
とイオン出射孔におけるイオン出射角の拡が9を防止す
ることができるのである。
そのための水素キャリアガスの除去、希薄化を行なう手
段の持つ機能と同様な機能を持つ手段として、大口径の
キャピラリカラムが挙げられる。
段の持つ機能と同様な機能を持つ手段として、大口径の
キャピラリカラムが挙げられる。
大口径キャピラリカラムの直径は0.2 mn乃至0.
25+mであシ、これに供給される水素キャリアガスの
流量は3m11分乃至5 mil /分程度であって、
この出願の第1の発明の詳細な説明において述べた水素
キャリアガスの流量70m1/分乃至90m11分と比
較して遥かに小量である。従って、大口径のキャピラリ
カラムから分離溶出された試料成分と水素キャリアガス
とを直接イオン化室7に導入しても、イオン化室7内に
存在する水素キャリアガスの量は小量でアシ、ジェット
セパレータで水素キャリアガスを除去した場合と同様に
なシ、このため前記した第3図の説明において述べたよ
うに、イオン化室7内におけるイオン化された試料分子
の初速△Vのばらつきが少なく、かつイオン出射孔7C
から出射されるイオン化された試料分子のイオン出射角
の広がシを防止することができる。
25+mであシ、これに供給される水素キャリアガスの
流量は3m11分乃至5 mil /分程度であって、
この出願の第1の発明の詳細な説明において述べた水素
キャリアガスの流量70m1/分乃至90m11分と比
較して遥かに小量である。従って、大口径のキャピラリ
カラムから分離溶出された試料成分と水素キャリアガス
とを直接イオン化室7に導入しても、イオン化室7内に
存在する水素キャリアガスの量は小量でアシ、ジェット
セパレータで水素キャリアガスを除去した場合と同様に
なシ、このため前記した第3図の説明において述べたよ
うに、イオン化室7内におけるイオン化された試料分子
の初速△Vのばらつきが少なく、かつイオン出射孔7C
から出射されるイオン化された試料分子のイオン出射角
の広がシを防止することができる。
々お、前記したこの出願の第1の発明および第2の発明
の説明において、分析対象として高沸点、高質量の有機
化合物について述べであるが、高沸点、高質量に限定さ
れないその他の有機化合物や炭化水素類などをも分析対
象とすることができる。
の説明において、分析対象として高沸点、高質量の有機
化合物について述べであるが、高沸点、高質量に限定さ
れないその他の有機化合物や炭化水素類などをも分析対
象とすることができる。
(へ)、効果
以上説明したようにこの出願の第1の発明によると、水
素キャリアガスを除去し、希薄化する手段を用いて良好
に水素キャリアガスを除去し、希薄化して気化された試
料成分と共にイオン化室に導入される構成であるから、
イオン化室におけるイオン化された試料成分の初速Δ■
のばらつきを減少させかつイオン出射孔からのイオン化
された試料分子のイオン出射角の広がりを防止すること
ができ、もって質量分離後のマススペクトル波形の広が
シを防止し、分離能を高め、微量分析を行なうことが可
能となplまだこの出願の第2の発明によると、通常の
分離カラムに代えて大口径のキャピラリカラムをイオン
化室に直結する構成とすることによシ、イオン化室にお
けるイオン化された試料分子の初速△Vのばらつきを減
少させ、かつイオン出射孔からのイオン化された試料分
子のイオン出射角の広がシを防止し、質量分離後のマス
スペクトル波形の広がシを防止し、分解能を高め、微量
分析を行なうことができる。
素キャリアガスを除去し、希薄化する手段を用いて良好
に水素キャリアガスを除去し、希薄化して気化された試
料成分と共にイオン化室に導入される構成であるから、
イオン化室におけるイオン化された試料成分の初速Δ■
のばらつきを減少させかつイオン出射孔からのイオン化
された試料分子のイオン出射角の広がりを防止すること
ができ、もって質量分離後のマススペクトル波形の広が
シを防止し、分離能を高め、微量分析を行なうことが可
能となplまだこの出願の第2の発明によると、通常の
分離カラムに代えて大口径のキャピラリカラムをイオン
化室に直結する構成とすることによシ、イオン化室にお
けるイオン化された試料分子の初速△Vのばらつきを減
少させ、かつイオン出射孔からのイオン化された試料分
子のイオン出射角の広がシを防止し、質量分離後のマス
スペクトル波形の広がシを防止し、分解能を高め、微量
分析を行なうことができる。
第1図から第3図はこの出願に係わる発明tl示2もの
であって、第1図はこの出願の第1の発明のガスクロマ
トグラフ質量分析装置の実施例の系統図、第2図は第1
図に示される装置に用いられるジェットセパレータ内に
おける水素キャリアガスと試料分子との混合物から水素
キャリアガスを除去し、希薄化の状態を模式的に示した
説明図、第3図はこの出願の第1の発明および第2の発
明に用いられるイオン化室内におけるイオン化された試
料分子の初速ΔVのばらつきとイオン出射角の広がシと
の状態を模式的に示した説明図、第4図から第6図は従
来装置について説明するものであって、第4図はジェッ
トセパレータの断面図、第5図はヘリウムをキャリアガ
スとして用いた場合のキャリアガスと試料分子との混合
物からヘリウムキャリアガスを除去する状態を模式的に
示した説明図、第6図はイオン化室内におけるイオン化
された試料分子の初速ΔVの広がりとイオン出射角の広
がシとの状態を模式的に示した説明図である。
であって、第1図はこの出願の第1の発明のガスクロマ
トグラフ質量分析装置の実施例の系統図、第2図は第1
図に示される装置に用いられるジェットセパレータ内に
おける水素キャリアガスと試料分子との混合物から水素
キャリアガスを除去し、希薄化の状態を模式的に示した
説明図、第3図はこの出願の第1の発明および第2の発
明に用いられるイオン化室内におけるイオン化された試
料分子の初速ΔVのばらつきとイオン出射角の広がシと
の状態を模式的に示した説明図、第4図から第6図は従
来装置について説明するものであって、第4図はジェッ
トセパレータの断面図、第5図はヘリウムをキャリアガ
スとして用いた場合のキャリアガスと試料分子との混合
物からヘリウムキャリアガスを除去する状態を模式的に
示した説明図、第6図はイオン化室内におけるイオン化
された試料分子の初速ΔVの広がりとイオン出射角の広
がシとの状態を模式的に示した説明図である。
図中、1は水素キャリアガス入シ容器、2は導管、3は
試料気化室、4は分離カラム、5はジェットセパレータ
、5αはガスクロマトグラフ側排出管、5bは質量分析
計側導入管、5Cはキャリアガス排出管、6はイオン化
装置、7はイオン・化室、7αは電子ビーム入射孔、7
bは電子ビーム出射孔、7Cはイオン出射孔、8は加速
電極、9は分析管、10は磁場走査装置、11は記録装
置、31は電子を放射するだめのフィラメント、32は
コレクタ電極、mは試料分子、θ、と02はイオン出射
角を示す。
試料気化室、4は分離カラム、5はジェットセパレータ
、5αはガスクロマトグラフ側排出管、5bは質量分析
計側導入管、5Cはキャリアガス排出管、6はイオン化
装置、7はイオン・化室、7αは電子ビーム入射孔、7
bは電子ビーム出射孔、7Cはイオン出射孔、8は加速
電極、9は分析管、10は磁場走査装置、11は記録装
置、31は電子を放射するだめのフィラメント、32は
コレクタ電極、mは試料分子、θ、と02はイオン出射
角を示す。
第1図
を
第2図
第3図
第4図
ら
Claims (3)
- (1)、水素キャリアガス供給源と、前記供給源に接続
された試料気化室と、前記試料気化室に接続された分離
カラムと、前記分離カラムに接続されていて前記キャリ
アガスを除去する水素キャリアガス除去手段と、前記除
去手段に接続されたイオン化室とを備えるガスクロマト
グラフ質量分析装置。 - (2)、前記した水素キャリアガス除去手段がジェット
セパレータである特許請求の範囲第1項記載のガスクロ
マトグラフ質量分析装置。 - (3)、水素キャリアガス供給源と、前記供給源に接続
された試料気化室と、前記試料気化室に接続された大口
径のキャピラリカラムと、前記カラムに接続されたイオ
ン化室とを備えるガスクロマトグラフ質量分析装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14178184A JPS6120859A (ja) | 1984-07-09 | 1984-07-09 | 水素キヤリアガスを用いたガスクロマトグラフ質量分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14178184A JPS6120859A (ja) | 1984-07-09 | 1984-07-09 | 水素キヤリアガスを用いたガスクロマトグラフ質量分析装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6120859A true JPS6120859A (ja) | 1986-01-29 |
Family
ID=15300014
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14178184A Pending JPS6120859A (ja) | 1984-07-09 | 1984-07-09 | 水素キヤリアガスを用いたガスクロマトグラフ質量分析装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6120859A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009529141A (ja) * | 2006-03-03 | 2009-08-13 | イオンセンス インコーポレイテッド | 表面イオン化分光に使用するためのサンプリングシステム |
-
1984
- 1984-07-09 JP JP14178184A patent/JPS6120859A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009529141A (ja) * | 2006-03-03 | 2009-08-13 | イオンセンス インコーポレイテッド | 表面イオン化分光に使用するためのサンプリングシステム |
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