JPS6120877B2 - - Google Patents
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- JPS6120877B2 JPS6120877B2 JP53101624A JP10162478A JPS6120877B2 JP S6120877 B2 JPS6120877 B2 JP S6120877B2 JP 53101624 A JP53101624 A JP 53101624A JP 10162478 A JP10162478 A JP 10162478A JP S6120877 B2 JPS6120877 B2 JP S6120877B2
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Description
この発明は、かなり多数の周期にわたつて楽音
波形信号を予じめ記憶した電子楽器に関する。 楽音波形メモリを具えた従来の電子楽器は、通
常、楽音波形の繰返しの最小単位(例えば1周
期)を予じめ記憶しておき、これを繰返し読み出
すことにより連続した楽音波形信号を得ている。
従つて、得られる楽音波形の形状は音の出始めか
ら消滅に至るまで同一であり、そのままでは面白
味に欠けていた。自然楽器から発生される楽音は
その波形形状が常に一定ではなく、発音から消音
に至るまで時間的に変化する。特に、音の立上り
(出始め)において、その変化は著しい。従来の
電子楽器においては、そのような自然楽器音の音
色を模倣するために、音色フイルタの特性を時間
的に変化させる、あるいは楽音を構成する各高調
波成分毎に個々独立にその振幅エンベロープを制
御する、などの方策が講じられているが、音色
(すなわち楽音波形形状)の時間的変化の態様が
単調で複雑さに欠けていたり、制御が複雑で面倒
である、というような欠点があつた。 この発明の上述の点に鑑みてなされたもので、
多数の周期にわたつて楽音波形を予じめメモリに
記憶し、記憶した楽音波形を時間経過に伴つて順
次読み出すようにした電子楽器を提供しようとす
るものである。多数周期にわたつて楽音波形を記
憶するので、波形形状が時間的に複雑に変化する
楽音を確実に模倣することができる。 ところで、多数周期にわたつて楽音波形をメモ
リに記憶したとしても、メモリの記憶アドレス数
は有限であるので、いかなる場合でも発音開始か
ら消音に至る発音時間全域をメモリの記憶楽音波
形で受けもつことができるとは限らない。押鍵中
発音が持続する持続音系の楽音を発生する場合
は、押鍵時間の長短に応じて発音時間が変動する
からである。そこで、この発明では、メモリに記
憶した楽音波形を一通り読み出した後になおも発
音を持続する場合は、その周期の記憶楽音波形を
繰返し読み出すように工夫している。 以下この発明を添付図面の実施例にもとづいて
詳細に説明しよう。 第1図に示す電子楽器は発音割当て回路11に
おける発音割当てにもとづいて同時に複数音の発
音が可能となつている。発音割当て回路11は、
鍵盤10で押圧されている鍵を検出し、その鍵の
発音を同時最大発音数(例えば12)に対応する数
の発音チヤンネルのいずれかに割当てる働きをす
るもので、「キーアサイナ」あるいは「チヤンネ
ルプロセツサ」といわれる公知の割当て回路に準
じて構成することができる。 発音割当て回路11において各発音チヤンネル
は時分割タイムスロツトにて区別されており、各
タイムスロツトはクロツクパルスφにもとづいて
形成される。クロツクパルスφの周期が1μsで
あるとすると、各発音チヤンネルに対応するタイ
ムスロツトは1μsの間隔で形成され、チヤンネ
ル数が12であれば同一チヤンネルのタイムスロツ
トが繰返す周期は12μsである。 発音割当て回路11は、各チヤンネルに割当て
た鍵を識別する信号(オクターブコードB1〜B3
とノートコードN1〜N4)と当該鍵が押圧中である
ことを表わすキーオン信号KONを当該チヤンネ
ルのタイムスロツトにおいて時分割的に出力す
る。オクターブコードB1〜B3はオクターブ音域
を表わし、ノートコードN1〜N4は1オクターブ
内の音名(C〜B)を表わす。キーオン信号
KONは押鍵中のとき“1”、離鍵されると“0”
となる。また、発音割当て回路11からは各チヤ
ンネルの時分割タイムスロツトの基準タイミング
を表わす基準パルスSY1も発生される。この基準
パルスSY1は、例えば第1チヤンネルのタイムス
ロツトに同期して生起するもので、この基準パル
スSY1の発生タイミングを見ることにより各タイ
ムスロツトとチヤンネルとの対応関係が判かる。 第1図の電子楽器においては各発音チヤンネル
#1乃至#12に対応するトーンジエネレータ部1
2−1乃至12−12が並列的に設けられてい
る。個々のトーンジエネレータ部12−1乃至1
2−12は単音発生型のトーンジエネレータであ
り、自己のチヤンネルに割当てられた音のみを
夫々発生する。各トーンジエネレータ部12−1
乃至12−12は同一構成であり、その中の任意
のチヤンネル#xに対応する1つのトーンジエネ
レータ部12−xのみ詳細に示す。 発音割当て回路11から時分割的に出力される
各チヤンネルに割当てられた音のオクターブコー
ドB1〜B2及びノートコードN1〜N4及びキーオン
信号KONは各トーンジエネレータ部12−1乃
至12−12に夫々供給され、基準パルスSY1に
もとづいて当該チヤンネルに対応するトーンジエ
ネレータ部12−1乃至12−12に夫々分配さ
れる。すなわち、トーンジエネレータ部12−x
においては、オクターブコードB1〜B3、ノート
コードN1〜N4、及びキーオン信号KONに対応し
てラツチ回路14,15,16が夫々設けられて
おり、自己のチヤンネルに対応するタイムスロツ
トにおいて発音割当て回路11から送出されてく
るオクターブコードB1〜B3、ノートコードN1〜
N4、キーオン信号KONを該ラツチ回路14,1
5,16にとり込む。このラツチ回路14,1
5,16に入力データをとり込むタイミングを制
御する信号として前記基準パルスSY1が利用され
る。各トーンジエネレータ部12−1乃至12−
12は順次縦続接続されたシフト手段(12−x
の遅延フリツプフロツプ17)を具えており、こ
のシフト手段を介して前記基準パルスSY1を各チ
ヤンネルのタイムスロツトに対応して順にシフト
する。トーンジエネレータ部12−xでは、上記
シフトの結果、チヤンネル#xに対応するタイム
スロツトまでシフトされてきたパルスSYxを各ラ
ツチ回路14,15,16のストローブパルスと
して使用する。 従つて、チヤンネル#xに割当てられた鍵のオ
クターブコードB1〜B3、ノートコードN1〜N4、
及びキーオン信号KONが各ラツチ回路14,1
5,16に夫々ラツチされ、持続信号として(時
分割ではなく)出力される。ラツチ回路15にラ
ツチされたノートコードN1〜N4はノートセレク
ト回路18の選択制御入力に加わり、押圧鍵の音
名に対応する周波数の分周信号を選択するために
使用される。ラツチ回路14にラツチされたオク
ターブコードB1〜B3はオクターブセレクト及び
アドレス発生回路19のオクターブ選択制御入力
に加わる。オクターブセレクト及びアドレス発生
回路19は、ノートセレクト回路18で選択され
た分周信号を入力し、この分周信号をオクターブ
コードB1〜B3が表わすオクターブ音域に応じて
処理し、処理した分周信号にもとづいて連続楽音
波形メモリ20を読み出すためのアドレス信号
ADRSを発生する。 ノートセレクト回路18で選択される分周信号
は重畳分周信号発生部13から発生される。重畳
分周信号発生部13は第2図に示す構成の重畳分
周信号発生回路13Cを1オクターブ内の12の各
音名C〜Bに対応して夫々具えている。 第2図の回路13Cは例えばC音の重畳分周信
号を発生するための回路である。発振器21は、
C音の周波数に対応するかなり高い周波数のクロ
ツクパルスP(但し、φの周期≪Pの周期)を発
振する。このクロツクパルスPは、例えば20ビツ
トのバイナリイカウンタ22のカウント入力に加
わり、そこで計数される。カウンタ22の各ビツ
トの計数出力Q1〜Q20は直列化回路23に供給さ
れる。出力Q1〜Q20はクロツクパルスPの分周信
号であり、Q1はクロツクパルスPの1/2の周波数
で“1”,“0”を繰返し、Q2は1/4,………Q20
は1/220の周波数で繰返す。2進のウエイト値は
Q1を1とすると、Q2は21,………Q20は219であ
る。 直列化回路23は例えばクロツクパルスφによ
つてシフト制御される直列シフトレジスタであ
り、音名周波数に対応するクロツクパルスPのパ
ルス幅を微分回路24でクロツクパルスφの1周
期分に整形した信号(周波数はPと同じ)をロー
ド指令としている。遅延フリツプフロツプ24か
らロード指令が与えられると、該遅延フリツプフ
ロツプ24を介して与えられる前記クロツクパル
スPに同期したパルス信号P′と、カウンタ22の
出力Q1〜Q20を直列化回路23に並列的に読み込
み、その後、クロツクパルスφに従つて、P,
Q1,Q2,Q3,………Q20の順で直列的に出力す
る。 こうして、音名周波数に対応する分周信号Q1
〜Q20がパルス信号P′を先頭にして直列的に重畳
される。この重畳分周信号P′,Q1〜Q20はクロツ
クパルスPの1周期毎に1回発生する。この重畳
分周信号Q1〜Q20のデータ内容を第1表に示す。
第1表右側の数字1,2,3,………はクロツク
パルスPの周波数を表わす。
波形信号を予じめ記憶した電子楽器に関する。 楽音波形メモリを具えた従来の電子楽器は、通
常、楽音波形の繰返しの最小単位(例えば1周
期)を予じめ記憶しておき、これを繰返し読み出
すことにより連続した楽音波形信号を得ている。
従つて、得られる楽音波形の形状は音の出始めか
ら消滅に至るまで同一であり、そのままでは面白
味に欠けていた。自然楽器から発生される楽音は
その波形形状が常に一定ではなく、発音から消音
に至るまで時間的に変化する。特に、音の立上り
(出始め)において、その変化は著しい。従来の
電子楽器においては、そのような自然楽器音の音
色を模倣するために、音色フイルタの特性を時間
的に変化させる、あるいは楽音を構成する各高調
波成分毎に個々独立にその振幅エンベロープを制
御する、などの方策が講じられているが、音色
(すなわち楽音波形形状)の時間的変化の態様が
単調で複雑さに欠けていたり、制御が複雑で面倒
である、というような欠点があつた。 この発明の上述の点に鑑みてなされたもので、
多数の周期にわたつて楽音波形を予じめメモリに
記憶し、記憶した楽音波形を時間経過に伴つて順
次読み出すようにした電子楽器を提供しようとす
るものである。多数周期にわたつて楽音波形を記
憶するので、波形形状が時間的に複雑に変化する
楽音を確実に模倣することができる。 ところで、多数周期にわたつて楽音波形をメモ
リに記憶したとしても、メモリの記憶アドレス数
は有限であるので、いかなる場合でも発音開始か
ら消音に至る発音時間全域をメモリの記憶楽音波
形で受けもつことができるとは限らない。押鍵中
発音が持続する持続音系の楽音を発生する場合
は、押鍵時間の長短に応じて発音時間が変動する
からである。そこで、この発明では、メモリに記
憶した楽音波形を一通り読み出した後になおも発
音を持続する場合は、その周期の記憶楽音波形を
繰返し読み出すように工夫している。 以下この発明を添付図面の実施例にもとづいて
詳細に説明しよう。 第1図に示す電子楽器は発音割当て回路11に
おける発音割当てにもとづいて同時に複数音の発
音が可能となつている。発音割当て回路11は、
鍵盤10で押圧されている鍵を検出し、その鍵の
発音を同時最大発音数(例えば12)に対応する数
の発音チヤンネルのいずれかに割当てる働きをす
るもので、「キーアサイナ」あるいは「チヤンネ
ルプロセツサ」といわれる公知の割当て回路に準
じて構成することができる。 発音割当て回路11において各発音チヤンネル
は時分割タイムスロツトにて区別されており、各
タイムスロツトはクロツクパルスφにもとづいて
形成される。クロツクパルスφの周期が1μsで
あるとすると、各発音チヤンネルに対応するタイ
ムスロツトは1μsの間隔で形成され、チヤンネ
ル数が12であれば同一チヤンネルのタイムスロツ
トが繰返す周期は12μsである。 発音割当て回路11は、各チヤンネルに割当て
た鍵を識別する信号(オクターブコードB1〜B3
とノートコードN1〜N4)と当該鍵が押圧中である
ことを表わすキーオン信号KONを当該チヤンネ
ルのタイムスロツトにおいて時分割的に出力す
る。オクターブコードB1〜B3はオクターブ音域
を表わし、ノートコードN1〜N4は1オクターブ
内の音名(C〜B)を表わす。キーオン信号
KONは押鍵中のとき“1”、離鍵されると“0”
となる。また、発音割当て回路11からは各チヤ
ンネルの時分割タイムスロツトの基準タイミング
を表わす基準パルスSY1も発生される。この基準
パルスSY1は、例えば第1チヤンネルのタイムス
ロツトに同期して生起するもので、この基準パル
スSY1の発生タイミングを見ることにより各タイ
ムスロツトとチヤンネルとの対応関係が判かる。 第1図の電子楽器においては各発音チヤンネル
#1乃至#12に対応するトーンジエネレータ部1
2−1乃至12−12が並列的に設けられてい
る。個々のトーンジエネレータ部12−1乃至1
2−12は単音発生型のトーンジエネレータであ
り、自己のチヤンネルに割当てられた音のみを
夫々発生する。各トーンジエネレータ部12−1
乃至12−12は同一構成であり、その中の任意
のチヤンネル#xに対応する1つのトーンジエネ
レータ部12−xのみ詳細に示す。 発音割当て回路11から時分割的に出力される
各チヤンネルに割当てられた音のオクターブコー
ドB1〜B2及びノートコードN1〜N4及びキーオン
信号KONは各トーンジエネレータ部12−1乃
至12−12に夫々供給され、基準パルスSY1に
もとづいて当該チヤンネルに対応するトーンジエ
ネレータ部12−1乃至12−12に夫々分配さ
れる。すなわち、トーンジエネレータ部12−x
においては、オクターブコードB1〜B3、ノート
コードN1〜N4、及びキーオン信号KONに対応し
てラツチ回路14,15,16が夫々設けられて
おり、自己のチヤンネルに対応するタイムスロツ
トにおいて発音割当て回路11から送出されてく
るオクターブコードB1〜B3、ノートコードN1〜
N4、キーオン信号KONを該ラツチ回路14,1
5,16にとり込む。このラツチ回路14,1
5,16に入力データをとり込むタイミングを制
御する信号として前記基準パルスSY1が利用され
る。各トーンジエネレータ部12−1乃至12−
12は順次縦続接続されたシフト手段(12−x
の遅延フリツプフロツプ17)を具えており、こ
のシフト手段を介して前記基準パルスSY1を各チ
ヤンネルのタイムスロツトに対応して順にシフト
する。トーンジエネレータ部12−xでは、上記
シフトの結果、チヤンネル#xに対応するタイム
スロツトまでシフトされてきたパルスSYxを各ラ
ツチ回路14,15,16のストローブパルスと
して使用する。 従つて、チヤンネル#xに割当てられた鍵のオ
クターブコードB1〜B3、ノートコードN1〜N4、
及びキーオン信号KONが各ラツチ回路14,1
5,16に夫々ラツチされ、持続信号として(時
分割ではなく)出力される。ラツチ回路15にラ
ツチされたノートコードN1〜N4はノートセレク
ト回路18の選択制御入力に加わり、押圧鍵の音
名に対応する周波数の分周信号を選択するために
使用される。ラツチ回路14にラツチされたオク
ターブコードB1〜B3はオクターブセレクト及び
アドレス発生回路19のオクターブ選択制御入力
に加わる。オクターブセレクト及びアドレス発生
回路19は、ノートセレクト回路18で選択され
た分周信号を入力し、この分周信号をオクターブ
コードB1〜B3が表わすオクターブ音域に応じて
処理し、処理した分周信号にもとづいて連続楽音
波形メモリ20を読み出すためのアドレス信号
ADRSを発生する。 ノートセレクト回路18で選択される分周信号
は重畳分周信号発生部13から発生される。重畳
分周信号発生部13は第2図に示す構成の重畳分
周信号発生回路13Cを1オクターブ内の12の各
音名C〜Bに対応して夫々具えている。 第2図の回路13Cは例えばC音の重畳分周信
号を発生するための回路である。発振器21は、
C音の周波数に対応するかなり高い周波数のクロ
ツクパルスP(但し、φの周期≪Pの周期)を発
振する。このクロツクパルスPは、例えば20ビツ
トのバイナリイカウンタ22のカウント入力に加
わり、そこで計数される。カウンタ22の各ビツ
トの計数出力Q1〜Q20は直列化回路23に供給さ
れる。出力Q1〜Q20はクロツクパルスPの分周信
号であり、Q1はクロツクパルスPの1/2の周波数
で“1”,“0”を繰返し、Q2は1/4,………Q20
は1/220の周波数で繰返す。2進のウエイト値は
Q1を1とすると、Q2は21,………Q20は219であ
る。 直列化回路23は例えばクロツクパルスφによ
つてシフト制御される直列シフトレジスタであ
り、音名周波数に対応するクロツクパルスPのパ
ルス幅を微分回路24でクロツクパルスφの1周
期分に整形した信号(周波数はPと同じ)をロー
ド指令としている。遅延フリツプフロツプ24か
らロード指令が与えられると、該遅延フリツプフ
ロツプ24を介して与えられる前記クロツクパル
スPに同期したパルス信号P′と、カウンタ22の
出力Q1〜Q20を直列化回路23に並列的に読み込
み、その後、クロツクパルスφに従つて、P,
Q1,Q2,Q3,………Q20の順で直列的に出力す
る。 こうして、音名周波数に対応する分周信号Q1
〜Q20がパルス信号P′を先頭にして直列的に重畳
される。この重畳分周信号P′,Q1〜Q20はクロツ
クパルスPの1周期毎に1回発生する。この重畳
分周信号Q1〜Q20のデータ内容を第1表に示す。
第1表右側の数字1,2,3,………はクロツク
パルスPの周波数を表わす。
【表】
【表】
ノートセレクト回路18は、上述のようにして
重畳分周信号発生部13から発生される12種類の
重畳分周信号(音名C〜Bに対応する)のうちノ
ートコードN1〜N4の音名内容に対応する単一の
重畳分周信号(P′,Q1〜Q20)を選択する。 オクターブセレクト及びアドレス発生回路19
は、第3図に示すように構成されており、ノート
セレクト回路19で選択された単一音名の重畳分
周信号(P′,Q1〜Q20)がシフトレジスタ25の
第1ステージS1に入力される。21ステージ/1ビ
ツトの直列入力並列出力型シフトレジスタ25は
第1ステージS1から最終ステージS21の方向に順
次直列シフト動作を行なう。従つて、パルス信号
P′を先頭にQ1からQ20の順で直列化されていた重
畳分周信号はこのシフトレジスタ25において並
列化される。 シフトレジスタ25の第1ステージS1の出力を
インバータ26で反転した信号及び第2ステージ
S2から第21ステージS21の出力はノア回路27に
入力される。このノア回路27はパルス信号P′を
検出するためのもの(すなわちP′を先頭にした重
畳分周信号の到来を検出するためのもの)であ
る。 また、シフトレジスタ25の第1ステージS1か
ら第20ステージS20の出力はラツチ回路28に入
力される。このラツチ回路28にS1〜S20からの
並列データを読み込むタイミングはアンド回路2
9からの信号によつて指令される。 クロツクパルス信号P′の到来すなわち重畳分周
信号Q1〜Q20の到来は次のようにして検出され
る。 分周信号Q1〜Q20は必らずパルス信号P′の後で
送出されるので、パルス信号P′が現われる直前の
少くとも20ビツトタイムの間は信号は現われない
(“0”である)。従つて、シフトレジスタ25の
第1ステージS1にパルス信号P′が読み込まれたと
き、その直前20ビツトタイムの信号状態を表わす
第2ステージS2から第21ステージS20の出力はす
べて“0”である。従つて、シフトレジスタ25
の第1ステージS1にパルス信号P′が読み込まれた
とき、ステージS2〜S21の出力はすべて“0”で
あり、ステージS1の出力“1”もインバータ26
で反転されるので、ノア回路27の条件が成立す
る。こうして、パルス信号P′の到来に応答してノ
ア回路27の出力が“1”となり、これがR−S
フリツプフロツプ30のセツト入力Sに加わり、
セツト状態とする。該フリツプフロツプ30のセ
ツト出力Qは、遅延フリツプフロツプ31でクロ
ツクパルスφの1クロツク分遅延された後、アン
ド回路29に加わる。 アンド回路29の他の入力及びR−Sフリツプ
フロツプ30のリセツト入力Rにはシフトレジス
タ25の最終ステージS21の出力が加わる。パル
ス信号P′は分周信号Q1〜Q20に先行しているの
で、このパルス信号P′がステージS21に到来した
とき最初のリセツト信号がフリツプフロツプ30
に供給される。同時にアンド回路29の条件が成
立し、アンド回路29の出力“1”がラツチ回路
28のロード指令入力に加わる。フリツプフロツ
プ30がリセツトされると、その1クロツク後に
遅延フリツプフロツプ31の出力が“0”とな
り、それ以後にステージS21から“1”が生じて
もアンド回路29は動作しない。従つて、ラツチ
回路28には、パルス信号P′がステージS21に到
来したときにステージS1乃至S20に入つている分
周信号Q1乃至Q20が正確にラツチされる。 こうして、重畳分周信号Q1〜Q20は並列化さ
れ、持続的な信号としてラツチ回路28から出力
される。このラツチ回路28の内容Q1〜Q20はク
ロツクパルスPの1周期毎に書替えられるので、
丁度、前記カウンタ22(第2図)の出力と同じ
状態の2進信号Q1〜Q20がラツチ回路28から出
力されることになる。 ラツチ回路28の出力Q1〜Q20は2進値シフト
回路32に加わり、前記ラツチ回路14(第1
図)から供給されるオクターブコードB1〜B3が
表わすオクターブ音域に応じてその2進ビツト位
置が左または右にシフトされ、アドレス信号
ADRSとして出力される。アドレス信号ADRS
は、例えば16ビツトA1〜A16のデータとして構成
される。2進値シフト回路32における各オクタ
ーブ音域に応じたシフト内容の一例を第2表に示
す。
重畳分周信号発生部13から発生される12種類の
重畳分周信号(音名C〜Bに対応する)のうちノ
ートコードN1〜N4の音名内容に対応する単一の
重畳分周信号(P′,Q1〜Q20)を選択する。 オクターブセレクト及びアドレス発生回路19
は、第3図に示すように構成されており、ノート
セレクト回路19で選択された単一音名の重畳分
周信号(P′,Q1〜Q20)がシフトレジスタ25の
第1ステージS1に入力される。21ステージ/1ビ
ツトの直列入力並列出力型シフトレジスタ25は
第1ステージS1から最終ステージS21の方向に順
次直列シフト動作を行なう。従つて、パルス信号
P′を先頭にQ1からQ20の順で直列化されていた重
畳分周信号はこのシフトレジスタ25において並
列化される。 シフトレジスタ25の第1ステージS1の出力を
インバータ26で反転した信号及び第2ステージ
S2から第21ステージS21の出力はノア回路27に
入力される。このノア回路27はパルス信号P′を
検出するためのもの(すなわちP′を先頭にした重
畳分周信号の到来を検出するためのもの)であ
る。 また、シフトレジスタ25の第1ステージS1か
ら第20ステージS20の出力はラツチ回路28に入
力される。このラツチ回路28にS1〜S20からの
並列データを読み込むタイミングはアンド回路2
9からの信号によつて指令される。 クロツクパルス信号P′の到来すなわち重畳分周
信号Q1〜Q20の到来は次のようにして検出され
る。 分周信号Q1〜Q20は必らずパルス信号P′の後で
送出されるので、パルス信号P′が現われる直前の
少くとも20ビツトタイムの間は信号は現われない
(“0”である)。従つて、シフトレジスタ25の
第1ステージS1にパルス信号P′が読み込まれたと
き、その直前20ビツトタイムの信号状態を表わす
第2ステージS2から第21ステージS20の出力はす
べて“0”である。従つて、シフトレジスタ25
の第1ステージS1にパルス信号P′が読み込まれた
とき、ステージS2〜S21の出力はすべて“0”で
あり、ステージS1の出力“1”もインバータ26
で反転されるので、ノア回路27の条件が成立す
る。こうして、パルス信号P′の到来に応答してノ
ア回路27の出力が“1”となり、これがR−S
フリツプフロツプ30のセツト入力Sに加わり、
セツト状態とする。該フリツプフロツプ30のセ
ツト出力Qは、遅延フリツプフロツプ31でクロ
ツクパルスφの1クロツク分遅延された後、アン
ド回路29に加わる。 アンド回路29の他の入力及びR−Sフリツプ
フロツプ30のリセツト入力Rにはシフトレジス
タ25の最終ステージS21の出力が加わる。パル
ス信号P′は分周信号Q1〜Q20に先行しているの
で、このパルス信号P′がステージS21に到来した
とき最初のリセツト信号がフリツプフロツプ30
に供給される。同時にアンド回路29の条件が成
立し、アンド回路29の出力“1”がラツチ回路
28のロード指令入力に加わる。フリツプフロツ
プ30がリセツトされると、その1クロツク後に
遅延フリツプフロツプ31の出力が“0”とな
り、それ以後にステージS21から“1”が生じて
もアンド回路29は動作しない。従つて、ラツチ
回路28には、パルス信号P′がステージS21に到
来したときにステージS1乃至S20に入つている分
周信号Q1乃至Q20が正確にラツチされる。 こうして、重畳分周信号Q1〜Q20は並列化さ
れ、持続的な信号としてラツチ回路28から出力
される。このラツチ回路28の内容Q1〜Q20はク
ロツクパルスPの1周期毎に書替えられるので、
丁度、前記カウンタ22(第2図)の出力と同じ
状態の2進信号Q1〜Q20がラツチ回路28から出
力されることになる。 ラツチ回路28の出力Q1〜Q20は2進値シフト
回路32に加わり、前記ラツチ回路14(第1
図)から供給されるオクターブコードB1〜B3が
表わすオクターブ音域に応じてその2進ビツト位
置が左または右にシフトされ、アドレス信号
ADRSとして出力される。アドレス信号ADRS
は、例えば16ビツトA1〜A16のデータとして構成
される。2進値シフト回路32における各オクタ
ーブ音域に応じたシフト内容の一例を第2表に示
す。
【表】
第2表を参照すれば明らかなように、アドレス
信号A1〜A16として選択される分周信号Q1〜Q16
乃至Q5〜Q20の16ビツト2進数値としての数値変
化の繰返し周波数はオクターブ音域が高くなるに
ともなつて2倍、4倍、8倍………となり、オク
ターブ関係を満足している。 アドレス信号ADRSのうち下位4ビツトA1〜
A4は補間アドレス信号として補間回路33に加
わる。その上位の7ビツトA5〜A11は楽音波形信
号1周期波形内の各サンプル点アドレスを指定す
る信号として連続楽音波形メモリ20に加わる。
更に上位の5ビツトA12〜A16は、連続楽音波形
中の何番目の波形を読み出すべきかを指定する信
号として連続楽音波形メモリ20に加わる。但
し、信号A12〜A16は最終波形ホールド回路34
を経由して連続楽音波形メモリ20に加えられる
が、通常はこのホールド回路34をそのまま通過
し、後述するように最終波形を繰返し読み出す場
合のみこのホールド回路34でホールドされる。 連続楽音波形メモリ20は、音の出始めからか
なり多数の周期にわたる楽音波形を連続的に記憶
しているもので、この例では32周期波形を12ビツ
トの2進アドレス信号A5〜A16に対応して212=
4096サンプル点に分割して記憶している。つま
り、下位7ビツトのアドレス信号A5〜A11に対応
する27=128サンプル点から成る1周期波形が、
上位5ビツトのアドレス信号A12〜A16に対応し
て25=32個分連続的に記憶されている。この32周
期の連続楽音波形は、音の出始めから32周期にわ
たる所望音色の楽音信号を正確に模倣したもので
あり、各周期の波形形状は夫々適宜異なつてい
る。 この連続楽音波形メモリ20は、デジタルアド
レス入力に応じてアナログの波形振幅値電圧を読
み出す構成、もしくは読み出したデジタル波形振
幅値をアナログ電圧に変換する構成、であり、入
力されるアドレス信号A5〜A16の値に応じたサン
プル点の波形振幅値電圧V1だかりでなく、その
次のサンプル点の波形振幅電圧V2も同時に読み
出すようになつている。これは隣合うサンプル点
間の波形振幅値を補間回路33で補間して波形分
能度を向上させるようにしたためである。 補間回路33は、例えば第4図に示すように構
成されている。補間関数メモリ35は所定の補間
関数(例えば余弦波の1部分)を16サンプル点で
記憶した抵抗分圧回路から成り、その両端に前記
連続楽音波形メモリ20から読み出された隣合う
サンプル点の波形振幅電圧V1,V2が印加され、
両電圧V1,V2の差を16分割している。各電圧分
割点の出力はアナログゲート部36の個々のアナ
ログゲートに接続されており、これらのアナログ
ゲート部36の出力側は共通接続されている。ア
ドレス信号ADRSの下位4ビツトA1〜A4はデコ
ーダ37に加わり、その10進値0から15に対応す
るデコード出力はアナログゲート部36の個々の
アナログゲートのゲート制御入力に加わる。デコ
ード出力が0から15まで順に変化する間に、先行
するサンプル点電圧V1に近い方の電圧分割点か
らその次のサンプル点電圧V2の方に向けて順に
各分割点出力をゲートするようになつている。ア
ナログゲート部36の出力側にとり出される楽音
信号MVは開閉回路38に供給される。 開閉回路38は、例えば第5図に示すように構
成されている。前記ラツチ回路16(第1図)か
ら鍵の押圧に対応して持続的に出力されるキーオ
ン信号KONがアナログゲート39のゲート制御
入力に加わり、押鍵中は該ゲート39を持続的に
導通して電圧+Vをコンデンサ40及びアナログ
ゲート41のゲート制御入力に供給する。従つ
て、押鍵中はアナログゲート41が導通し、前記
補間回路33のアナログゲート部36から供給さ
れる楽音信号MVが該アナログゲート41を通過
し、開閉回路38から出力される。 離鍵されると、前記キーオン信号KONは
“0”となり、アナログゲート39は不導通とな
る。これにより、コンデンサ40の電荷が抵抗4
2を介して放電され、アナログゲート41は放電
波形によつてゲート制御される。従つて、該アナ
ログゲート41に入力される楽音信号MVの振幅
エンベロープが放電波形によつて制御され、減衰
エンベロープ制御される状態となり、振幅が徐々
に減衰して消音に至る。 尚、連続楽音波形メモリ20においては、音の
出始めからかなり長い時間にわたる実際に発音さ
れる楽音波形信号そのものを記憶しているので、
当然、音の出始めにおけるアタツクエンベロープ
が加味された波形が記憶されている。従つて、開
閉回路38においてはアタツクエンベロープを特
に付与する必要はない。しかし、必要とあれば、
アナログゲート39とコンデンサ40に直列に小
抵抗を入れて、アタツクエンベロープを更に付与
するようにしてもよい。 開閉回路38から出力された楽音信号は他のチ
ヤンネル(#1乃至#12)のものとミキシングさ
れた後、サウンドシステム43を経由して発音さ
れる。 最終波形ホールド回路34の詳細は第6図に示
されている。アドレス信号A12乃至A16は5個の
オア回路44に夫々加わり、該オア回路44を経
由して連続楽音波形メモリ20に供給される。従
つて、通常は、アドレス信号A12〜A16はホール
ド回路34を単の通過するだけである。連続楽音
波形メモリ20に記憶されている連続楽音波形の
うち最終の(32番目の)1周期波形の各サンプル
点振幅電圧が読み出されている間、アドレス信号
A12〜A16の値は最終波形を表わす値“11111”と
なつている。アドレス信号A12〜A16を入力した
5入力型アンド回路45は、上記最終波形を表わ
す値“11111”のとき、信号“1”を出力し、R
−Sフリツプフロツプ46をセツトする。このフ
リツプフロツプ46のセツト出力Qは5個のオア
回路44のすべてに入力される。 従つて、最終波形の1周期の読み出しが完了し
てアドレス信号A12〜A16の値がオール“0”と
なつても、フリツプフロツプ46で保持されてい
るセツト出力Qによつてオア回路44から最終波
形を指定するオール“1”のアドレス信号が出さ
れ読ける。従つて、最終波形に至つてなおも鍵が
押され続けている場合は、最終波形1周期の各サ
ンプル点振幅電圧がアドレス信号A5〜A11に応じ
て繰返し読み出され、最終波形を繰り返し発生す
る。そして、鍵が離されると、前述のように開閉
回路38で減衰エンベロープが付与されて消音さ
れる。 勿論、最終波形に至る前に離鍵されれば、その
段階で減衰エンベロープが付与されて消音され
る。 前記ラツチ回路16から出力されるキーオン信
号KONが微分回路47に加えられ、その立上り
に1発の微分パルスが発生される。この微分パル
スによつて前記R−Sフリツプフロツプ46がリ
セツトされる。従つて、フリツプフロツプ46は
音を出す直前にリセツトされる。 第1図の実施例は、押圧鍵の音名に対応する周
波数の分周信号をアドレス信号として楽音波形メ
モリを読み出す構成の電子楽器にこの発明を適用
したものであるが、これ以外の電子楽器にこの発
明を適用することができることは勿論である。例
えば、発生すべき楽音の周波数に比例する定数を
繰返し累算し、この累算結果をアドレス信号とし
て楽音波形メモリを読み出す構成の電子楽器にお
いても、上記実施例で説明した連続楽音波形メモ
リ20、最終波形ホールド回路34、減衰エンベ
ロープのみを付与する開閉回路38、更には補間
回路33と同様の回路を適用することができる。
あるいは、楽音周波数に対応するクロツクパルス
によつてシフトレジスタまたはリングカウンタを
駆動し、このシフトレジスタまたはリングカウン
タの各段から出力される順次パルスをアドレス信
号として用いる電子楽器においてもこの発明を適
用することができ、その場合最終波形ホールド回
路は前記シフトレジスタまたはリングカウンタの
最終段出力を最終波形に対応する複数アドレス段
に循環させるような構成とする。 また、連続楽音波形メモリ20を1個とし、こ
れを各発音チヤンネル間で時分割共用するように
してもよい。 また、補間回路33は必らずしも必要ではな
い。しかし、補間方式を用いれば、連続楽音波形
メモリ20の容量を縮小できるので、この発明の
ように多数の楽音波形を連続的に記憶する場合は
メモリ容量縮小の点で有利である。 上記実施例では、連続楽音波形メモリ20に32
周期波形を記憶しているが、この数に限定される
ものではない。また、実施例では最終波形として
ホールドするものは最終の1周期波形としている
が、複数周期の波形を最終波形としてホールドし
てそれらを繰返し読み出すようにしてもよい。ま
た、トーンジエネレータ部12−1乃至12−1
2を複数並列に具備せずに、1系列のみ具え、こ
れを各チヤンネルで時分割共用してもよい。 以上説明したようにこの発明によれば、音の出
始めからかなり多数の周期にわたつて連続する楽
音波形信号を記憶し、これを読み出すようにした
ので、音色が時間経過に伴つて複雑に変化する楽
音も精巧に模倣することができる。また、連続す
る楽音波形のうち最終波形を繰返し読み出すよう
にしているので、押鍵時間の長短のバラツキにも
対処することができる。
信号A1〜A16として選択される分周信号Q1〜Q16
乃至Q5〜Q20の16ビツト2進数値としての数値変
化の繰返し周波数はオクターブ音域が高くなるに
ともなつて2倍、4倍、8倍………となり、オク
ターブ関係を満足している。 アドレス信号ADRSのうち下位4ビツトA1〜
A4は補間アドレス信号として補間回路33に加
わる。その上位の7ビツトA5〜A11は楽音波形信
号1周期波形内の各サンプル点アドレスを指定す
る信号として連続楽音波形メモリ20に加わる。
更に上位の5ビツトA12〜A16は、連続楽音波形
中の何番目の波形を読み出すべきかを指定する信
号として連続楽音波形メモリ20に加わる。但
し、信号A12〜A16は最終波形ホールド回路34
を経由して連続楽音波形メモリ20に加えられる
が、通常はこのホールド回路34をそのまま通過
し、後述するように最終波形を繰返し読み出す場
合のみこのホールド回路34でホールドされる。 連続楽音波形メモリ20は、音の出始めからか
なり多数の周期にわたる楽音波形を連続的に記憶
しているもので、この例では32周期波形を12ビツ
トの2進アドレス信号A5〜A16に対応して212=
4096サンプル点に分割して記憶している。つま
り、下位7ビツトのアドレス信号A5〜A11に対応
する27=128サンプル点から成る1周期波形が、
上位5ビツトのアドレス信号A12〜A16に対応し
て25=32個分連続的に記憶されている。この32周
期の連続楽音波形は、音の出始めから32周期にわ
たる所望音色の楽音信号を正確に模倣したもので
あり、各周期の波形形状は夫々適宜異なつてい
る。 この連続楽音波形メモリ20は、デジタルアド
レス入力に応じてアナログの波形振幅値電圧を読
み出す構成、もしくは読み出したデジタル波形振
幅値をアナログ電圧に変換する構成、であり、入
力されるアドレス信号A5〜A16の値に応じたサン
プル点の波形振幅値電圧V1だかりでなく、その
次のサンプル点の波形振幅電圧V2も同時に読み
出すようになつている。これは隣合うサンプル点
間の波形振幅値を補間回路33で補間して波形分
能度を向上させるようにしたためである。 補間回路33は、例えば第4図に示すように構
成されている。補間関数メモリ35は所定の補間
関数(例えば余弦波の1部分)を16サンプル点で
記憶した抵抗分圧回路から成り、その両端に前記
連続楽音波形メモリ20から読み出された隣合う
サンプル点の波形振幅電圧V1,V2が印加され、
両電圧V1,V2の差を16分割している。各電圧分
割点の出力はアナログゲート部36の個々のアナ
ログゲートに接続されており、これらのアナログ
ゲート部36の出力側は共通接続されている。ア
ドレス信号ADRSの下位4ビツトA1〜A4はデコ
ーダ37に加わり、その10進値0から15に対応す
るデコード出力はアナログゲート部36の個々の
アナログゲートのゲート制御入力に加わる。デコ
ード出力が0から15まで順に変化する間に、先行
するサンプル点電圧V1に近い方の電圧分割点か
らその次のサンプル点電圧V2の方に向けて順に
各分割点出力をゲートするようになつている。ア
ナログゲート部36の出力側にとり出される楽音
信号MVは開閉回路38に供給される。 開閉回路38は、例えば第5図に示すように構
成されている。前記ラツチ回路16(第1図)か
ら鍵の押圧に対応して持続的に出力されるキーオ
ン信号KONがアナログゲート39のゲート制御
入力に加わり、押鍵中は該ゲート39を持続的に
導通して電圧+Vをコンデンサ40及びアナログ
ゲート41のゲート制御入力に供給する。従つ
て、押鍵中はアナログゲート41が導通し、前記
補間回路33のアナログゲート部36から供給さ
れる楽音信号MVが該アナログゲート41を通過
し、開閉回路38から出力される。 離鍵されると、前記キーオン信号KONは
“0”となり、アナログゲート39は不導通とな
る。これにより、コンデンサ40の電荷が抵抗4
2を介して放電され、アナログゲート41は放電
波形によつてゲート制御される。従つて、該アナ
ログゲート41に入力される楽音信号MVの振幅
エンベロープが放電波形によつて制御され、減衰
エンベロープ制御される状態となり、振幅が徐々
に減衰して消音に至る。 尚、連続楽音波形メモリ20においては、音の
出始めからかなり長い時間にわたる実際に発音さ
れる楽音波形信号そのものを記憶しているので、
当然、音の出始めにおけるアタツクエンベロープ
が加味された波形が記憶されている。従つて、開
閉回路38においてはアタツクエンベロープを特
に付与する必要はない。しかし、必要とあれば、
アナログゲート39とコンデンサ40に直列に小
抵抗を入れて、アタツクエンベロープを更に付与
するようにしてもよい。 開閉回路38から出力された楽音信号は他のチ
ヤンネル(#1乃至#12)のものとミキシングさ
れた後、サウンドシステム43を経由して発音さ
れる。 最終波形ホールド回路34の詳細は第6図に示
されている。アドレス信号A12乃至A16は5個の
オア回路44に夫々加わり、該オア回路44を経
由して連続楽音波形メモリ20に供給される。従
つて、通常は、アドレス信号A12〜A16はホール
ド回路34を単の通過するだけである。連続楽音
波形メモリ20に記憶されている連続楽音波形の
うち最終の(32番目の)1周期波形の各サンプル
点振幅電圧が読み出されている間、アドレス信号
A12〜A16の値は最終波形を表わす値“11111”と
なつている。アドレス信号A12〜A16を入力した
5入力型アンド回路45は、上記最終波形を表わ
す値“11111”のとき、信号“1”を出力し、R
−Sフリツプフロツプ46をセツトする。このフ
リツプフロツプ46のセツト出力Qは5個のオア
回路44のすべてに入力される。 従つて、最終波形の1周期の読み出しが完了し
てアドレス信号A12〜A16の値がオール“0”と
なつても、フリツプフロツプ46で保持されてい
るセツト出力Qによつてオア回路44から最終波
形を指定するオール“1”のアドレス信号が出さ
れ読ける。従つて、最終波形に至つてなおも鍵が
押され続けている場合は、最終波形1周期の各サ
ンプル点振幅電圧がアドレス信号A5〜A11に応じ
て繰返し読み出され、最終波形を繰り返し発生す
る。そして、鍵が離されると、前述のように開閉
回路38で減衰エンベロープが付与されて消音さ
れる。 勿論、最終波形に至る前に離鍵されれば、その
段階で減衰エンベロープが付与されて消音され
る。 前記ラツチ回路16から出力されるキーオン信
号KONが微分回路47に加えられ、その立上り
に1発の微分パルスが発生される。この微分パル
スによつて前記R−Sフリツプフロツプ46がリ
セツトされる。従つて、フリツプフロツプ46は
音を出す直前にリセツトされる。 第1図の実施例は、押圧鍵の音名に対応する周
波数の分周信号をアドレス信号として楽音波形メ
モリを読み出す構成の電子楽器にこの発明を適用
したものであるが、これ以外の電子楽器にこの発
明を適用することができることは勿論である。例
えば、発生すべき楽音の周波数に比例する定数を
繰返し累算し、この累算結果をアドレス信号とし
て楽音波形メモリを読み出す構成の電子楽器にお
いても、上記実施例で説明した連続楽音波形メモ
リ20、最終波形ホールド回路34、減衰エンベ
ロープのみを付与する開閉回路38、更には補間
回路33と同様の回路を適用することができる。
あるいは、楽音周波数に対応するクロツクパルス
によつてシフトレジスタまたはリングカウンタを
駆動し、このシフトレジスタまたはリングカウン
タの各段から出力される順次パルスをアドレス信
号として用いる電子楽器においてもこの発明を適
用することができ、その場合最終波形ホールド回
路は前記シフトレジスタまたはリングカウンタの
最終段出力を最終波形に対応する複数アドレス段
に循環させるような構成とする。 また、連続楽音波形メモリ20を1個とし、こ
れを各発音チヤンネル間で時分割共用するように
してもよい。 また、補間回路33は必らずしも必要ではな
い。しかし、補間方式を用いれば、連続楽音波形
メモリ20の容量を縮小できるので、この発明の
ように多数の楽音波形を連続的に記憶する場合は
メモリ容量縮小の点で有利である。 上記実施例では、連続楽音波形メモリ20に32
周期波形を記憶しているが、この数に限定される
ものではない。また、実施例では最終波形として
ホールドするものは最終の1周期波形としている
が、複数周期の波形を最終波形としてホールドし
てそれらを繰返し読み出すようにしてもよい。ま
た、トーンジエネレータ部12−1乃至12−1
2を複数並列に具備せずに、1系列のみ具え、こ
れを各チヤンネルで時分割共用してもよい。 以上説明したようにこの発明によれば、音の出
始めからかなり多数の周期にわたつて連続する楽
音波形信号を記憶し、これを読み出すようにした
ので、音色が時間経過に伴つて複雑に変化する楽
音も精巧に模倣することができる。また、連続す
る楽音波形のうち最終波形を繰返し読み出すよう
にしているので、押鍵時間の長短のバラツキにも
対処することができる。
第1図はその発明に係る電子楽器の一実施例を
示すブロツク図、第2図は第1図の重畳分周信号
発生部に含まれる1音名に対応する重畳分周信号
発生回路の一例を示すブレツク図、第3図は第1
図におけるオクターブセレクト及びアドレス発生
回路の一例を示すブロツク図、第4図は第1図に
おける補間回路の一例を示す回路図、第5図は第
1図における開閉回路の一例を示す回路図、第6
図は第1図における最終波形ホールド回路の一例
を示す回路図である。 20,48,67……連続楽音波形メモリ、3
3……補間回路、34……最終波形ホールド回
路、13C……重畳分周信号発生部13内の1音
名の重畳分周信号発生回路、19……オクターブ
セレクト及びアドレス発生回路。
示すブロツク図、第2図は第1図の重畳分周信号
発生部に含まれる1音名に対応する重畳分周信号
発生回路の一例を示すブレツク図、第3図は第1
図におけるオクターブセレクト及びアドレス発生
回路の一例を示すブロツク図、第4図は第1図に
おける補間回路の一例を示す回路図、第5図は第
1図における開閉回路の一例を示す回路図、第6
図は第1図における最終波形ホールド回路の一例
を示す回路図である。 20,48,67……連続楽音波形メモリ、3
3……補間回路、34……最終波形ホールド回
路、13C……重畳分周信号発生部13内の1音
名の重畳分周信号発生回路、19……オクターブ
セレクト及びアドレス発生回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 発生すべき楽音の音高を指定する音高指定手
段と、 楽音波形のデータを複数の周期にわたつて記憶
したメモリを有し該メモリから読み出されたデー
タにもとづき楽音信号を発生する楽音信号発生手
段と、 前記音高指定手段で指定された音高に対応した
速さで変化するアドレス信号を発生して該アドレ
ス信号により前記メモリの記憶データを読み出す
読出し手段と、 前記メモリから一通りの記憶データが読み出さ
れたことを前記アドレス信号の内容から検出する
と、前記アドレス信号が前記楽音波形のうちの所
定の1または複数周期に対応するデータが記憶さ
れている前記メモリのアドレスを繰返し指定する
ように前記アドレス信号を制御する制御手段と、 発音停止を指示する信号にもとづいて減衰エン
ベロープ波形を発生し、この減衰エンベロープ波
形によつて前記楽音信号の振幅を制御して消音に
至らしめる手段と を具えた電子楽器。 2 楽音信号発生手段は、楽音信号の隣合うサン
プル点間の振幅を補間する補間手段を有する特許
請求の範囲第1項記載の電子楽器。 3 押圧された鍵を特定数の発音チヤンネルのい
ずれかに割当て、各発音チヤンネルに割当てた鍵
を表わす情報及びその鍵の押圧あるいは離鍵を表
わす信号を各発音チヤンネルに対応して出力する
発音割当て手段と、 前記各発音チヤンネルに割当てられた鍵に対応
する楽音信号を前記発音割当て手段の出力にもと
づいて夫々発生するトーンジエネレータ部と を具備し、 前記トーンジエネレータ部は、 楽音波形のデータを複数の周期にわたつて記憶
したメモリと、 前記発音割当て手段から出力される夫々のチヤ
ンネルに割当てられた鍵を表わす情報にもとづい
て、前記メモリに記憶された楽音波形のデータを
該鍵に対応する楽音周波数に対応する速さで順次
読み出すためのアドレス信号を発生する読出し手
段と、 前記読出し手段からの前記アドレス信号によつ
て前記メモリに記憶されたすべてのデータを一通
り読み出した後は前記楽音波形のうち所定の1ま
たは複数の周期の波形のデータを繰返し読み出す
ように前記アドレス信号を制御する制御手段と、 前記発音割当て手段から与えられる離鍵を表わ
す信号にもとづいて減衰エンベロープ波形を発生
し、この離鍵を表わす信号が発生したチヤンネル
に対応して前記メモリから読み出されたデータに
もとづき発生される楽音信号の振幅を前記減衰エ
ンベロープ波形によつて制御して消音に至らしめ
る手段と を具えた電子楽器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10162478A JPS5528072A (en) | 1978-08-21 | 1978-08-21 | Electronic musical instrument |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10162478A JPS5528072A (en) | 1978-08-21 | 1978-08-21 | Electronic musical instrument |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5528072A JPS5528072A (en) | 1980-02-28 |
| JPS6120877B2 true JPS6120877B2 (ja) | 1986-05-24 |
Family
ID=14305547
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10162478A Granted JPS5528072A (en) | 1978-08-21 | 1978-08-21 | Electronic musical instrument |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5528072A (ja) |
Families Citing this family (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5895791A (ja) * | 1981-12-02 | 1983-06-07 | 松下電器産業株式会社 | 楽音発生装置 |
| JPS5895792A (ja) * | 1981-12-02 | 1983-06-07 | 松下電器産業株式会社 | 楽音発生装置 |
| JPS5895793A (ja) * | 1981-12-02 | 1983-06-07 | 松下電器産業株式会社 | 楽音発生装置 |
| JPS59168492A (ja) * | 1983-03-16 | 1984-09-22 | ヤマハ株式会社 | 楽音波形発生装置 |
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-
1978
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
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