JPS6121002Y2 - - Google Patents
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- JPS6121002Y2 JPS6121002Y2 JP1149082U JP1149082U JPS6121002Y2 JP S6121002 Y2 JPS6121002 Y2 JP S6121002Y2 JP 1149082 U JP1149082 U JP 1149082U JP 1149082 U JP1149082 U JP 1149082U JP S6121002 Y2 JPS6121002 Y2 JP S6121002Y2
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- Japan
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- pot
- stir
- food
- frying
- fried
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Landscapes
- Cookers (AREA)
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、スパゲテイ、マカロニ、焼そば、チ
ヤーハン等の炒め作業に用いる炒め装置用鍋に関
し、特に油流れと均一な撹拌性に優れているため
に被炒め物を焦げつかせることなく均一に炒める
ことができる回転式炒め装置用鍋に関する。
ヤーハン等の炒め作業に用いる炒め装置用鍋に関
し、特に油流れと均一な撹拌性に優れているため
に被炒め物を焦げつかせることなく均一に炒める
ことができる回転式炒め装置用鍋に関する。
多くの人にとつて食事の時間帯は共通してお
り、朝、昼、夕の食事の時間帯になると多数の客
が食堂に殺到する。食堂としてはその限られた時
間内で大量の調理品を作り、客に提供する必要が
ある。そのために従来は多数の調理人を雇用する
ことによりこれを行つて来たが、一日のうちの限
られた食事時間帯のために多数の調理人を雇用す
ることは不経済であり、また前記のような炒め作
業は単調であるため調理人の定着性が極めて悪い
という問題も指摘されていた。
り、朝、昼、夕の食事の時間帯になると多数の客
が食堂に殺到する。食堂としてはその限られた時
間内で大量の調理品を作り、客に提供する必要が
ある。そのために従来は多数の調理人を雇用する
ことによりこれを行つて来たが、一日のうちの限
られた食事時間帯のために多数の調理人を雇用す
ることは不経済であり、また前記のような炒め作
業は単調であるため調理人の定着性が極めて悪い
という問題も指摘されていた。
この問題の解決を図るために、炒め作業の機械
化が考えられ、回転式炒め装置が提案された(実
開昭53−149091号、同55−60818号)。これらの装
置には、それぞれ有底の外鍋と内鍋からなる二重
の鍋がほぼ水平に備よつていて、この鍋を軸の回
りに回転させることによつて内部に収容した被炒
め物を撹拌、混合し、同時に鍋を下側から加熱す
ることによつて炒め作業を行うものであつた。さ
らにこれらの装置の内鍋の内側壁には軸線に平行
で半径方向内向きに延びる、板状又は波形状の撹
拌翼が取けられていた。しかし、このような撹拌
翼だけでは被炒め物を効果的に撹拌することがで
きず、特に鍋内における前後方向の撹拌(鍋の入
口に近い被炒め物と奥の物を混合する)が困難で
あるため、鍋全体をそれを支持するフレームごと
前後に揺動させる機構や、振動させる機構が設け
られていた。
化が考えられ、回転式炒め装置が提案された(実
開昭53−149091号、同55−60818号)。これらの装
置には、それぞれ有底の外鍋と内鍋からなる二重
の鍋がほぼ水平に備よつていて、この鍋を軸の回
りに回転させることによつて内部に収容した被炒
め物を撹拌、混合し、同時に鍋を下側から加熱す
ることによつて炒め作業を行うものであつた。さ
らにこれらの装置の内鍋の内側壁には軸線に平行
で半径方向内向きに延びる、板状又は波形状の撹
拌翼が取けられていた。しかし、このような撹拌
翼だけでは被炒め物を効果的に撹拌することがで
きず、特に鍋内における前後方向の撹拌(鍋の入
口に近い被炒め物と奥の物を混合する)が困難で
あるため、鍋全体をそれを支持するフレームごと
前後に揺動させる機構や、振動させる機構が設け
られていた。
しかし、これらの装置には次のような欠点があ
り、炒め装置としては不満足なものであつた。鍋
の直接的問題として、第1に、油流れが余り良く
なくて鍋内に油が均一に分布しにくい。特に撹拌
翼の回転方向背面及びその近傍に位置する鍋内面
には油が流れて行きにくいため、被炒め物が焦げ
つき易かつた。第2に、撹拌翼の取付け部や取付
けジグの部分に被炒め物がはさまり易く、はさま
つた物は焦げつきの原因となりさらに繰り返し使
用しているうちに被炒め物の汚れの原因となるこ
ともあつた。第3に、撹拌性が不十分で均一な炒
め作業が難しかつたが、これを補なうために設け
られた揺動機構や振動機構も期待されたほど効果
をあげることはできなかつたばかりでなく、別の
新たな欠点を伴なうものであつた。
り、炒め装置としては不満足なものであつた。鍋
の直接的問題として、第1に、油流れが余り良く
なくて鍋内に油が均一に分布しにくい。特に撹拌
翼の回転方向背面及びその近傍に位置する鍋内面
には油が流れて行きにくいため、被炒め物が焦げ
つき易かつた。第2に、撹拌翼の取付け部や取付
けジグの部分に被炒め物がはさまり易く、はさま
つた物は焦げつきの原因となりさらに繰り返し使
用しているうちに被炒め物の汚れの原因となるこ
ともあつた。第3に、撹拌性が不十分で均一な炒
め作業が難しかつたが、これを補なうために設け
られた揺動機構や振動機構も期待されたほど効果
をあげることはできなかつたばかりでなく、別の
新たな欠点を伴なうものであつた。
すなわち、揺動機構は鍋を前後に傾斜させて揺
動するために、鍋の入口にふたが不可欠となり、
ふたを設けると被炒め物の蒸れ防止のために吸排
気手段(ブロワーなど)も必要になつた。このよ
うに、種々の付帯装置が必要になつた。排気には
油霧が多量に含まれているため、ブロワーを含む
排気通路には油が付着、蓄積して不衛生となり易
く、火災の危険性すらあつた。また排気が過度に
行われて、鍋内の蒸気が少なくなり過ぎると殺菌
効果が低下することも指摘されている。
動するために、鍋の入口にふたが不可欠となり、
ふたを設けると被炒め物の蒸れ防止のために吸排
気手段(ブロワーなど)も必要になつた。このよ
うに、種々の付帯装置が必要になつた。排気には
油霧が多量に含まれているため、ブロワーを含む
排気通路には油が付着、蓄積して不衛生となり易
く、火災の危険性すらあつた。また排気が過度に
行われて、鍋内の蒸気が少なくなり過ぎると殺菌
効果が低下することも指摘されている。
さらに鍋にふたがあると、炒め作業中に炒め状
況を観察できないという、調理者にとつてはかな
り大きな不利がある。また、ふたは直接加熱され
ないが、ここにも被炒め物は動いてきて接触する
と付着してしまい、炒められない部分が生じた。
炒め状況を観察したり、被炒め物を取出すために
はふたをはずす必要があるが、かなりの高温にな
つているのでその時には火傷の恐れがあつた。
況を観察できないという、調理者にとつてはかな
り大きな不利がある。また、ふたは直接加熱され
ないが、ここにも被炒め物は動いてきて接触する
と付着してしまい、炒められない部分が生じた。
炒め状況を観察したり、被炒め物を取出すために
はふたをはずす必要があるが、かなりの高温にな
つているのでその時には火傷の恐れがあつた。
鍋を前後に揺動させるのは、被炒め物の撹拌と
ともに油を鍋内に均一に塗布するためであるが、
実際にはこの揺動のために油の流れはかえつて悪
くなることがわかつた。
ともに油を鍋内に均一に塗布するためであるが、
実際にはこの揺動のために油の流れはかえつて悪
くなることがわかつた。
また、フレーム振動機構は、炒め作業にとつて
は何らの有利な効果もないことが判明しただけで
なく、各部品に伝えられる振動はその損傷を助長
するという欠点が判明した。このように、揺動機
構や振動機構は装置を徒らに複雑化して故障の原
因を増し、得られる利点よりも、不利な問題を多
くもたらした。
は何らの有利な効果もないことが判明しただけで
なく、各部品に伝えられる振動はその損傷を助長
するという欠点が判明した。このように、揺動機
構や振動機構は装置を徒らに複雑化して故障の原
因を増し、得られる利点よりも、不利な問題を多
くもたらした。
そこで本考案者は、揺動機構や振動機構がなく
ても被炒め物を十分に撹拌、混合して炒めること
ができる回転式炒め装置を開発すべく研究したと
ころ、鍋の形状が重要な意味を持つことがわかつ
た。
ても被炒め物を十分に撹拌、混合して炒めること
ができる回転式炒め装置を開発すべく研究したと
ころ、鍋の形状が重要な意味を持つことがわかつ
た。
本考案の目的は、上記の従来技術の欠点を解消
し、新規な回転式炒め装置用鍋を提供することに
ある。すなわち、本考案は、油流れが良好で鍋内
壁面にまんべんなく油が流れてゆき、被炒め物を
均一に撹拌することができる鍋であつて、揺動機
構、振動機構、吸排気手段等がなくても前記のよ
うな効果を達成することができるものを提供す
る。
し、新規な回転式炒め装置用鍋を提供することに
ある。すなわち、本考案は、油流れが良好で鍋内
壁面にまんべんなく油が流れてゆき、被炒め物を
均一に撹拌することができる鍋であつて、揺動機
構、振動機構、吸排気手段等がなくても前記のよ
うな効果を達成することができるものを提供す
る。
本考案は、大体円筒状で有底の鍋であつて、円
筒の軸の回りに回転させながら外部から加熱する
ことにより内部に収容した被炒め物を炒めるため
の回転式炒め装置用鍋において、 鍋の横断面輪郭の半径が円周に沿つて急に小さ
くなり続いて次第にもとの大きさに回復するよう
に形成された、概ね鍋の回転方向を向く撹拌用段
部であつて鍋の入口から底部まで実質的に延びて
いるものを、内側壁に少なくとも1個備えている
ことを特徴とする鍋である。
筒の軸の回りに回転させながら外部から加熱する
ことにより内部に収容した被炒め物を炒めるため
の回転式炒め装置用鍋において、 鍋の横断面輪郭の半径が円周に沿つて急に小さ
くなり続いて次第にもとの大きさに回復するよう
に形成された、概ね鍋の回転方向を向く撹拌用段
部であつて鍋の入口から底部まで実質的に延びて
いるものを、内側壁に少なくとも1個備えている
ことを特徴とする鍋である。
第1図は本考案の回転式炒め装置用鍋の好まし
い実施例を表す正面図で、第2図はその右側面図
である。第3図は第2図の線−に沿う切断部
端面図であり、第4図は第3図の部分拡大図であ
る。第5図はこの鍋を使用した回転式炒め装置の
一例を表す側面図である。
い実施例を表す正面図で、第2図はその右側面図
である。第3図は第2図の線−に沿う切断部
端面図であり、第4図は第3図の部分拡大図であ
る。第5図はこの鍋を使用した回転式炒め装置の
一例を表す側面図である。
第5図の装置は本考案の鍋の好ましい使用状態
を表している。大体円筒体である鍋1は、架台4
0の上に支持軸41により回動可能に軸支されて
いるフレーム42内に、自らの軸の回りに回転可
能に支持されている。鍋1の底3の背面中央に回
転シヤフト4が取付けられていて、フレーム42
に固定された駆動モータ43によつて、伝動チエ
ーン44を介して回転させられる。架台40の一
コーナーが屹立していてその上にブレーキ付ギヤ
ードモータ45が固定され、その駆動軸46には
連動アーム47の一端が固定されている。連動ア
ーム47の他端には連動杆48の一端が枢着さ
れ、その連動杆の他端は本体フレーム42の一点
49に回動自在に枢着されている。モータ45の
軸と連動するアーム47は矢印50の範囲内で回
転して任意の位置で止めることができるようにな
つているため、鍋1もフレーム42ごと軸41の
回りに矢印51のように回転し、前又は後に傾斜
した状態に、あるいは水平な状態に静止させるこ
とができる。炒め作業を行う時は、第4図に示す
ように鍋1を上方に傾かせる(例えば16゜前
後)。炒め物を取出す時は鍋1の口を下方に傾か
せると容易に取出すことができる。なお、52は
加熱用ガス管である。
を表している。大体円筒体である鍋1は、架台4
0の上に支持軸41により回動可能に軸支されて
いるフレーム42内に、自らの軸の回りに回転可
能に支持されている。鍋1の底3の背面中央に回
転シヤフト4が取付けられていて、フレーム42
に固定された駆動モータ43によつて、伝動チエ
ーン44を介して回転させられる。架台40の一
コーナーが屹立していてその上にブレーキ付ギヤ
ードモータ45が固定され、その駆動軸46には
連動アーム47の一端が固定されている。連動ア
ーム47の他端には連動杆48の一端が枢着さ
れ、その連動杆の他端は本体フレーム42の一点
49に回動自在に枢着されている。モータ45の
軸と連動するアーム47は矢印50の範囲内で回
転して任意の位置で止めることができるようにな
つているため、鍋1もフレーム42ごと軸41の
回りに矢印51のように回転し、前又は後に傾斜
した状態に、あるいは水平な状態に静止させるこ
とができる。炒め作業を行う時は、第4図に示す
ように鍋1を上方に傾かせる(例えば16゜前
後)。炒め物を取出す時は鍋1の口を下方に傾か
せると容易に取出すことができる。なお、52は
加熱用ガス管である。
第1図、第2図を参照する。鍋1は、金属例え
ば、ステンレス鋼、アルミ合金、鉄からなり、好
ましくはステンレス鋼でできている。鍋1は、大
体円筒状の側壁2と、一端を閉塞する底3とから
構成され、底3の背面中央からシヤフト4が円筒
体と同軸に延びている。鍋1はシヤフト4に加え
られる駆動力により回転させられ、矢印5は回転
方向を示す。鍋の他端6は被炒め物を出入れする
入口で開いている。
ば、ステンレス鋼、アルミ合金、鉄からなり、好
ましくはステンレス鋼でできている。鍋1は、大
体円筒状の側壁2と、一端を閉塞する底3とから
構成され、底3の背面中央からシヤフト4が円筒
体と同軸に延びている。鍋1はシヤフト4に加え
られる駆動力により回転させられ、矢印5は回転
方向を示す。鍋の他端6は被炒め物を出入れする
入口で開いている。
第1図と第3図において仮想線7は、円筒体の
基礎円周を表わす線である。これらの図から明ら
かなように、鍋の側壁2は2個所において内側へ
突出して成形されていて撹拌用の段部8,8′が
形成されている。横断面の輪郭を表わす第3図に
よつて説明すると、円筒体の外周のA及びCの部
分は真円を形成する基礎円周の一部であつて、B
とDの部分は楕円の一部である。すなわち、輪郭
の半径は、Aの部分において最大であるが円周を
反時計回りの方向にたどると図面の12時の位置
(点9)において急に小さくなる。この小さくな
つた半径がBの部分の楕円の短径に等しい。この
位置に、回転方向を向く段部8が形成されること
になる。続いて半径は、円周の反時計回り方向に
沿つて次第に大きくなつて図面の9時の位置(点
10)においてもとの半径つまりAの部分のそれ
を等しい最大半径となり、Cの部分へと続いてい
る。Dの部分の半径も、Bの部分と同様に変化し
て、Cの部分とDの部分の間には回転方向向きの
段部8′が形成されている。このように、この実
施例の鍋は、撹拌用の段部を、直径方向の対向す
る二個所に備えている。この段部8は鍋の回転に
伴なつて被炒め物を受け止め、運び、落下させて
撹拌し混合する。また段部の背面は、B及びDの
部分のように徐々に半径が大きくなる滑らかな曲
面で構成されているので、油は鍋の回転に伴なつ
て滑らかに流れ、油は鍋内面にくまなく行きわた
る。
基礎円周を表わす線である。これらの図から明ら
かなように、鍋の側壁2は2個所において内側へ
突出して成形されていて撹拌用の段部8,8′が
形成されている。横断面の輪郭を表わす第3図に
よつて説明すると、円筒体の外周のA及びCの部
分は真円を形成する基礎円周の一部であつて、B
とDの部分は楕円の一部である。すなわち、輪郭
の半径は、Aの部分において最大であるが円周を
反時計回りの方向にたどると図面の12時の位置
(点9)において急に小さくなる。この小さくな
つた半径がBの部分の楕円の短径に等しい。この
位置に、回転方向を向く段部8が形成されること
になる。続いて半径は、円周の反時計回り方向に
沿つて次第に大きくなつて図面の9時の位置(点
10)においてもとの半径つまりAの部分のそれ
を等しい最大半径となり、Cの部分へと続いてい
る。Dの部分の半径も、Bの部分と同様に変化し
て、Cの部分とDの部分の間には回転方向向きの
段部8′が形成されている。このように、この実
施例の鍋は、撹拌用の段部を、直径方向の対向す
る二個所に備えている。この段部8は鍋の回転に
伴なつて被炒め物を受け止め、運び、落下させて
撹拌し混合する。また段部の背面は、B及びDの
部分のように徐々に半径が大きくなる滑らかな曲
面で構成されているので、油は鍋の回転に伴なつ
て滑らかに流れ、油は鍋内面にくまなく行きわた
る。
第4図は、段部周囲の部分拡大図である。この
実施例の段部8には円筒体の軸線方向に沿う少し
凹んだ溝11が設けられている。すなわち、段部
8は半径方向の直線12に対して、外側において
角度α、内側において角度β傾斜した形状であ
る。このような凹溝を段部に形成すると撹拌能力
は一層高まる利点がある。しかし、この段部には
必ずしもこのような凹溝を設ける必要はなく、平
坦な板状であつても十分に満足できる撹拌力は得
られる。なお、角α及びβは、それぞれ30度まで
の角度で形成するとよい。また段部の方向は実施
例のように半径方向(直線12の方向)に沿うの
が普通であるが、第4図にて角γで示すように半
径方向から少し傾斜してもよい。角γは30度以下
が望ましい。
実施例の段部8には円筒体の軸線方向に沿う少し
凹んだ溝11が設けられている。すなわち、段部
8は半径方向の直線12に対して、外側において
角度α、内側において角度β傾斜した形状であ
る。このような凹溝を段部に形成すると撹拌能力
は一層高まる利点がある。しかし、この段部には
必ずしもこのような凹溝を設ける必要はなく、平
坦な板状であつても十分に満足できる撹拌力は得
られる。なお、角α及びβは、それぞれ30度まで
の角度で形成するとよい。また段部の方向は実施
例のように半径方向(直線12の方向)に沿うの
が普通であるが、第4図にて角γで示すように半
径方向から少し傾斜してもよい。角γは30度以下
が望ましい。
鍋1の側壁に形成された段部8,8′は、第2
図からわかるように鍋の入口6から底3まで実質
的に延びている。そして、段部8,8′の幅は、
入口部分における幅(aで示す)が底部分におけ
る幅(bで示す)よりも大きく、側壁に沿つて底
3へ近づくにつれて次第に小さくなつていること
が望ましい。段部の幅にこのような変化をもたせ
ると、第5図で説明したように鍋を上方に傾斜さ
せて回転させた時に被炒め物の前後の撹拌(鍋内
の入口に近い部分と底に近い部分の撹拌)が効果
的に行われるようになり、揺動機構を装置に設け
る必要がなくなる。図示の実施例では、入口部に
おける段部の幅が底部のそれの約2倍の大きさに
なつている。いま、鍋の直径が0.3〜1.1mの範囲
のものを製作するとすると、段部の幅は25〜300
mmの範囲とするのが適当である。
図からわかるように鍋の入口6から底3まで実質
的に延びている。そして、段部8,8′の幅は、
入口部分における幅(aで示す)が底部分におけ
る幅(bで示す)よりも大きく、側壁に沿つて底
3へ近づくにつれて次第に小さくなつていること
が望ましい。段部の幅にこのような変化をもたせ
ると、第5図で説明したように鍋を上方に傾斜さ
せて回転させた時に被炒め物の前後の撹拌(鍋内
の入口に近い部分と底に近い部分の撹拌)が効果
的に行われるようになり、揺動機構を装置に設け
る必要がなくなる。図示の実施例では、入口部に
おける段部の幅が底部のそれの約2倍の大きさに
なつている。いま、鍋の直径が0.3〜1.1mの範囲
のものを製作するとすると、段部の幅は25〜300
mmの範囲とするのが適当である。
さらにこの実施例の鍋の底には凹部13が形成
されている。この凹部13は、その外縁14が段
部8,8′の内方先端と同位置かそれより内側に
位置するように形成される。この凹部は、鍋を第
5図に示すように使用した時に、鍋の回転に伴な
つて側壁から落下する被炒め物が底に付着するの
を防止し、被炒め物の撹拌、混合を一層効果的な
ものとする。
されている。この凹部13は、その外縁14が段
部8,8′の内方先端と同位置かそれより内側に
位置するように形成される。この凹部は、鍋を第
5図に示すように使用した時に、鍋の回転に伴な
つて側壁から落下する被炒め物が底に付着するの
を防止し、被炒め物の撹拌、混合を一層効果的な
ものとする。
なお、本考案の鍋は一重でも二重(内鍋と外
鍋)構造としても使用できるが、熱伝達の点から
は一重の方が優れている。これまで提案された装
置では二重鍋が採用されていたが、その利点は、
炒め物の種類に応じて内鍋を交換できることとさ
れていた。しかし、ステンレス鋼製の鍋は営業用
で20〜100Kgの重量に及ぶため、実際問題として
交換は極めて困難であつた。その点も考慮する
と、一重鍋の方が熱効率に優れてもおり好ましい
と言える。一重鍋の場合、ガスの炎の直接の接触
のために局部的過熱の恐れがあるが、その場合に
は、厚さ3〜20mm程度の金属ネツトを鍋外周にめ
ぐらすことによつて熱効率を高く保つたまま過熱
を防止することができる。
鍋)構造としても使用できるが、熱伝達の点から
は一重の方が優れている。これまで提案された装
置では二重鍋が採用されていたが、その利点は、
炒め物の種類に応じて内鍋を交換できることとさ
れていた。しかし、ステンレス鋼製の鍋は営業用
で20〜100Kgの重量に及ぶため、実際問題として
交換は極めて困難であつた。その点も考慮する
と、一重鍋の方が熱効率に優れてもおり好ましい
と言える。一重鍋の場合、ガスの炎の直接の接触
のために局部的過熱の恐れがあるが、その場合に
は、厚さ3〜20mm程度の金属ネツトを鍋外周にめ
ぐらすことによつて熱効率を高く保つたまま過熱
を防止することができる。
調理能力に関しては、例えば直径1.1m、深さ
1.4mの鍋を使用した場合では、約50Kgの、人数
にして300〜400人分の焼そばやスパゲテイを一度
に調理できる。
1.4mの鍋を使用した場合では、約50Kgの、人数
にして300〜400人分の焼そばやスパゲテイを一度
に調理できる。
以上の説明から明らかなとおり、本考案の鍋
は、撹拌手段として形成された段部が効果的な前
後左右の撹拌を可能にするのみならず、油の均一
な分布をも可能にする。また、揺動機構や振動機
構、さらには吸排気機構を設ける必要をなくすの
で、それらに伴なつて生じた問題も解消され、炒
め装置も故障の少ない簡単なものとして製作でき
る。
は、撹拌手段として形成された段部が効果的な前
後左右の撹拌を可能にするのみならず、油の均一
な分布をも可能にする。また、揺動機構や振動機
構、さらには吸排気機構を設ける必要をなくすの
で、それらに伴なつて生じた問題も解消され、炒
め装置も故障の少ない簡単なものとして製作でき
る。
以上、図示した実施例に即して本考案を説明し
たが、本考案の範囲をこれら図示の形態に限定す
るものではない。
たが、本考案の範囲をこれら図示の形態に限定す
るものではない。
第1図は本考案の鍋を表す正面図で、第2図は
その右側面図である。第3図は第2図の線−
に沿う切断部端面図であり、第4図は第3図の部
分拡大図である。第5図はこの鍋を用いた回転式
炒め装置の一例を表す側面図である。 1……鍋、8,8′……段部、13……凹部、
40……架台、41……支持軸、42……本体フ
レーム、43……駆動モータ、44……伝動チエ
ーン、44……ブレーキ付ギヤードモータ。
その右側面図である。第3図は第2図の線−
に沿う切断部端面図であり、第4図は第3図の部
分拡大図である。第5図はこの鍋を用いた回転式
炒め装置の一例を表す側面図である。 1……鍋、8,8′……段部、13……凹部、
40……架台、41……支持軸、42……本体フ
レーム、43……駆動モータ、44……伝動チエ
ーン、44……ブレーキ付ギヤードモータ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 大体円筒状で有底の鍋であつて、円筒の軸の
回りに回転させながら外部から加熱することに
よに内部に収容した被炒め物を炒めるための回
転式炒め装置用鍋において、 鍋の横断面輪郭の半径が円周に沿つて急に小
さくなり続いて次第にもとの大きさに回復する
ように形成された、概ね鍋の回転方向を向く撹
拌用段部であつて鍋の入口から底部まで実質的
に延びているものを、内側壁に少なくとも1個
備えている鍋。 2 実用新案登録請求の範囲第1項記載におい
て、段部が円筒状鍋の直径方向の対向する2箇
所に設けられている鍋。 3 実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項の
記載において、鍋の底部に凹部があり、該凹部
の外縁が鍋の内側壁に形成された段部の内方先
端と同位置かそれより内側に位置する鍋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1149082U JPS58115134U (ja) | 1982-02-01 | 1982-02-01 | 回転式炒め装置用鍋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1149082U JPS58115134U (ja) | 1982-02-01 | 1982-02-01 | 回転式炒め装置用鍋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58115134U JPS58115134U (ja) | 1983-08-06 |
| JPS6121002Y2 true JPS6121002Y2 (ja) | 1986-06-24 |
Family
ID=30024097
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1149082U Granted JPS58115134U (ja) | 1982-02-01 | 1982-02-01 | 回転式炒め装置用鍋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58115134U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2512350B2 (ja) * | 1990-07-23 | 1996-07-03 | 三菱電機株式会社 | 回転調理機 |
-
1982
- 1982-02-01 JP JP1149082U patent/JPS58115134U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58115134U (ja) | 1983-08-06 |
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