JPS61227048A - ポリプロピレン積層フイルム - Google Patents

ポリプロピレン積層フイルム

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JPS61227048A
JPS61227048A JP6665185A JP6665185A JPS61227048A JP S61227048 A JPS61227048 A JP S61227048A JP 6665185 A JP6665185 A JP 6665185A JP 6665185 A JP6665185 A JP 6665185A JP S61227048 A JPS61227048 A JP S61227048A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は優れた防湿性とヒートシール性を合せ持った、
包装用に好適なポリプロピレン積層フィルムに関する。
〔従来技術〕
防湿性とヒートシール性を具備した包装用フィルムとし
ては、下記構成の積層フィルムが知られている。
OPP/AC/PVDC/AC/CPPここで、OPP
とは通常では二輪配向されたポリプロピレンフィルムで
あり、ACとはアンカーコート、例えば接着剤であり、
PVDCとはポリ塩化ビニリデンであり、CPPとは押
し出しラミネートされたポリプロピレンである。
即ち、配向ポリプロピレンフィルムとポリ塩化ビニリデ
ンは接着性が悪いのでアンカーコートを介して接着され
、更にポリ塩化ビニリデンと押し出しラミネートされた
ポリプロピレンもアンカーコートにより接着されて積層
フィルムが形成されている。
しかしながら、かかる積層フィルムでは、0PPの水蒸
気透過率を向上させるために、OF2上に所定の厚さに
なるまでPVDCがコーティングされているので、製造
工程の複雑化に伴う製造コストの上昇を回避することが
できず、また、PVDCの使用によって積層フィルム自
体が黄色に着色するので、クリアな透明性が得られず、
従って包装材料用途に制限を受け、かつアンカーコート
の種類によってはOPP層とPVDC層、CPP層とP
VDC層との層間接着力が低下する危険性がある等の欠
点があった。
〔発明の目的〕
本発明は上記従来の欠点を解消すべくなされたものであ
り、防湿性、ヒートシール性に優れ、安価に製造するこ
とができ、かつ無色透明で眉間接着力に優れ、包装用途
に好適な積層フィルムを提供することを目的とするもの
、である。
〔発明の構成〕
上記目的を達成する本発明は、ポリプロピレン100重
量部に、極性基を実質的に含まない石油樹脂および極性
基を実質的に含まないテルペン樹脂から選ばれた樹脂の
1種以上が5〜100重量部混合されたフィルム(I)
の少なくとも片面に、ポリプロピレン100重量部に前
記樹脂の1種以上が3重量部未満混合されたポリプロピ
レンからなる厚さ1〜6μmのフィルム(II)が積層
された、ガラス転移温度が10〜50℃である基体フィ
ルムに、少なくとも該ポリプロピレンフィルム(II)
層上に厚さ10〜50μmのポリプロピレンが押し出し
ラミネートされた積層フィルムにおいて、水蒸気透過率
が3.5(g/m2日/20μm)以下であることを特
徴とするものである。
本発明におけるフィルム層(I)に使用されるポリプロ
ピレンは、特に限定されるものではないが、アイソタク
チックインデックス(II)が93%以上、テトラリン
中で測定された極限粘度〔η〕が0.8〜4  (di
/g) 、特に1.0〜2.2(dl/g)の範囲のも
のが望ましい。
プロピレン以外の第2成分、例えばエチレン、ブテン、
ヘキセン、無水マレイン酸などをランダム、ブロックあ
るいはグラフト共重合させてもよいが、本発明の主旨か
らしてホモポリマーであることが好ましい。
なお、ポリプロピレンには、公知の添加剤、例えば結晶
核剤、酸化防止剤、熱安定剤、すべり剤、帯電防止剤、
ブロッキング防止剤、充愼剤、粘度調整剤、着色防止剤
などを含有させることもできる。
かかるポリプロピレンに混合される極性基を実質的に含
まない石油樹脂とは、水酸基(−0H)、カルボキシル
基(−COOH) 、ハロゲン基(−X) 、スルホン
基(−5o3YSYはHlNa、1/2Mgなど)およ
びそれらの変成体などからなる極性基を実質的に有さな
い石油樹脂、即ち石油系不飽和炭化水素を直接原料とす
るシクロペンタジェン系、或いは高級オレフィン系炭化
水素を主原料とする樹脂である。
更にかかる極性基を実質的に含まない石油樹脂のガラス
転移温度Tgは、50℃以上、好ましくは76℃以上の
ものが本発明の積層フィルムにとって望ましい。
また、かかる石油樹脂に水素を添加し、その水素添加率
を80%以上、好ましくは95%以上とした水添石油樹
脂が本発明の積層フィルムに特に望ましい。
代表的を水添石油樹脂としては、例えば7g76℃以上
で水添率95%以上のポリジシクロペンタジェン等の高
Tg完全水添脂環族石油樹脂を挙げることができる。
また、極性基を実質的に含まないテルペン樹脂とは、水
酸基、アルデヒド基(−CHO)、ケトン基(>C−0
) 、カルボキシル基、ハロゲン基、スルホン基など、
およびこれらの変成体などからなる極性基を実質的に有
しないテルペン樹脂、即ち(Cy Hg )nの組成の
炭化尿素およびこれらから導かれる変性化合物である。
nは2〜20程度の自然数である。
テルペン樹脂のことを別称でテルペノイドと呼ぶことも
あり、代表的な化合物としては、ピネン、ジベンンテン
、カレン、ミルセン、オシメン、リモネン、テルビルン
、テルピネン、サビネン、トリシクレン、ビサボレン、
ジンギペレン、サンタレン、カンホレン、ミレン、トタ
レン等があり、本発明の積層フィルムの場合、水素を添
加し、その水添率を80%以上、好ましくは90%以上
とするのが望ましく、特にβ−ピネン、水添β−ピネン
、水添β−ジペンテン等が好ましい。
このように、水添した、極性基を実質的に含まない石油
樹脂および/または水添した、極性基を実質的に含まな
いテルペン樹脂の使用が本発明の場合重要であり、臭素
価として10以下、好ましくは5以下、更に好ましくは
1以下のものが良い。
本発明におけるフィルム(I)は、前記のポリプロピレ
ン100重量部に、前記の極性基を実質的に含まない石
油樹脂および極性基を実質的に含まないテルペン樹脂か
ら選ばれた樹脂の1種以上が5〜100重量部、好まし
くは10〜29重量部混合されたフィルムであり、かつ
このフィルムのガラス転移温度が10〜b は20〜40℃である。
極性基を実質的に含まない上記樹脂の混合量が100重
量部、好ましくは29重量部を越えると、本発明の積層
フィルムの機械的、熱的、化学的特性が劣化するのみな
らず、上記樹脂がフィルム(I)層表面にブリードアウ
トし、上記樹脂の1種以上が3重量部未満混合されたポ
リプロピレンフィルム(n)[を介してフィルム(I)
上に押し出しラミネートされたポリプロピレンの接着力
が低下するのみならず、本発明積層フィルムの透明性、
外観を悪化させる。
さらにフィルム(I)は植物油、鉱物油等の油透過性が
増大し、フィルム(I)あるいは(II)表面に油がし
み出したり、該フィルム表面の印刷インキを溶出したり
して外観不良になる等の欠点を生ずる。 また、上記樹
脂の混合量が5重量部、好ましくは10重量部未満の場
合には、ガラス転移温度Tgの如何によらず防湿性がほ
とんど向上しない。
このように、特に上記樹脂の添加量が10〜29重量部
と少ない場合に本発明の効果は著しい。
また、Tgの値が10℃未満の場合には、本発明の積層
フィルムの水蒸気透過率が3.5以下、好ましくは2〜
3,5にならず、更に機械的性質の向上も認められない
一方、Tgの値が50℃を越える場合には、本発明の積
層フィルムの機械的性質が著しく劣ったものになる。
本発明においては、かかるフィルム(I)において分子
鎖が配向していても、配向していなくてもよいが、添加
量を少なくしてTgを上げたり、さらには機械的性質、
光学的性質、熱的性質などの点から分子鎖が配向してい
る方が好ましい。 特に2軸でしかもフィルム内面でバ
ランスしているフィルム、即ち複屈折の絶対値(N)で
0.025以下、好ましくは0.015以下である。 
また膜面配向の目安である縦方向の屈折率と横方向の屈
折率の和の1/2から厚さ方向の屈折率との差(D)は
0.006〜0.012の範囲のものがフィルム表層の
襞間や耐油性など点で好ましいものである。
なお、フィルム(n)のNおよびDの範囲は、フィルム
(I)と同様であるのが好ましい。
また、フィルム(]IIの上にラミネートされるポリプ
ロピレンの層は、Nが0.002以下、Dが0.001
以下であるのが好ましい。
更に基体フィルムの結晶化度は50%以上、好ましくは
60%以上であるのが望ましく、基体フィルム厚さは0
.5〜1000μm、好ましくは4〜250μ糟、更に
好ましくは8〜60μmの範囲のものが望ましい。
本発明におけるフィルム(I)は、上記のようにポリプ
ロピレンに極性基を実質的に含まない石油樹脂あるいは
極性基を実質的に含まないテルペン樹脂の1種以上を混
合したものであるが、これらの樹脂に更に他の樹脂が添
加される場合、その量は30部未満、好ましくは20部
未満が望ましい。また他の樹脂としては、ポリプロピレ
ン以外のポリオレフィン、極性基を含む石油樹脂、極性
基を含むテルペン樹脂などである。
本発明においては、かかるフィルム(I)の−面に、上
記樹脂の1種以上が3重量部未満混合されたポリプロピ
レンが厚さ1〜6μmに積層される。
ここで上記樹脂の1種以上が3重量部未満混合されたポ
リプロピレンにおけるポリプロピレンとしては、上記の
ポリプロピレンが使用され、樹脂混合量の下限において
はポリプロピレンのみが用いられる。
混合される上記樹脂の量が3重量部を越えると、後述の
ように、このポリプロピレン(II)層上に押し出しラ
ミネートされるポリプロピレンとポリプロピレンフィル
ム(n)層との接着力が低下し、ポリプロピレンが接着
剤等のアンカー無しで押し出しラミネートされ難くなる
また、上記樹脂の1種以上が3重量部未満混合されたポ
リプロピレンの厚さが1μmに満たない場合も、押し出
しラミネートされるポリプロピレンとポリプロピレンフ
ィルム(n)層との接着力が低下し、同様にポリプロピ
レン押し出しラミネートのノウアンカー性が低下する。
一方、厚さが6μmを越えると、同一厚さで比較した場
合、本発明の積層フィルムの防湿性が悪化する。
なお、本発明においては、このポリプロピレン(n)層
に印刷をしたり、或いは炭酸ガス、窒素ガスの存在下、
実質的に酸素の無い雰囲気下でコロナ放電処理あるいは
プラズマ処理をして表面から100人までの極表層部に
イミノ型および/またはアミノ型の窒素原子を導入する
ことができる。
イミノ型および/またはアミノ型の窒素原子の導入量は
、通常では表面から100人までの表層部に炭素原子1
00個当リイミノ型および/またはアミノ型窒素原子2
fl1以上である。
この表面処理の代表的方法としては、例えば特公昭57
−30.854号などに示されているように、本質的に
窒素と二酸化炭素の混合ガス(N2/COx= 100
 / 0〜50150体積比)雰囲気下で、しかも酸素
濃度0.1vo1%以下の雰囲気下でコロナ放電処理す
る。
あるいは、種々の気体をプラズマ状態におき、フィルム
表面を化学変性させる方法、例えば特開昭59−98.
140などがある。
かかる表面処理によって、後述するポリプロピレン押し
出しラミネートフィルムとポリプロピレンフィルム(I
I)との接着力が高められると共に、防湿性を向上させ
ることができる。
更に本発明においては、少なくとも、上記樹脂の1種以
上が3重量部未満混合されたポリプロピレン(If)層
の上にポリプロピレンが押し出しラミネートされ、得ら
れた積層フィルムの水蒸気透過率が3.5(g/m2日
720μm)以下であることを特徴とするものである。
このポリプロピレンの押し出しラミネートは、介在する
上記ポリプロピレン(If)層によってフィルム(I)
層との接着性が良好であり、透明性に優れたヒートシー
ル後の良好な高温耐熱性が本発明の積層フィルムに付与
される。
かかるポリプロピレンの押し出しラミネートの厚さは、
通常では10〜50μ階、好ましくは15〜35μmで
あり、この厚さが10μm、好ましくは15μmに満た
ないと、ヒートシール性、防湿性および曲物包装時に油
のじみだしを防止する耐油性が低下し、一方、厚さが5
0μ鴨、好ましくは35μmを越えると、本発明積層フ
ィルムの硬さと不透明感が増大し、防湿性が悪化する。
ここで押し出しラミネートされるポリプロピレンは、本
発明積層フィルムの表面層を形成するものであり、通常
メルトインデックス(MI)が20〜100g/10分
、融点Tm=140〜160℃のものである。
もちろん、ラミネートする樹脂がポリエチレンの場合、
フィルム(If)層との接着性に劣るのみならず、透明
性やヒートシール後の高温耐性にも劣るため、本発明の
目的には合致しない。
次に本発明の積層フィルムの製造方法について説明する
まずポリプロピレン100重量部に特定の石油樹脂ある
いはテルペン樹脂を5〜100重量部添加した原料を押
出機(I)に、一方、ポリプロピレン100重量部に上
記樹脂の1種以上が3重量部未満混合された原料を押出
機(n)に供給し、樹脂温度で240℃を越えない温度
、好ましくは180〜220℃の最高温度で融解、均一
混合させたのち、それぞれの溶融体を(■)/ (f)
/(■)に複合口金から吐出させ、冷却ドラム上にキャ
ストすることにより、3層積層無延伸フィルムが得られ
る。
このとき樹脂温度が240℃、好ましくは220℃を越
えると本発明の目的とする優れた特性の積層フィルムが
得られないばかりか、樹脂が熱分解したり、飛散したり
する。
また、冷却ドラムの表面温度は次の工程によっても変化
するが、60〜120℃、好ましくは95〜110℃の
範囲のものが良い。
続いてキャストした上記のフィルムを一軸配向、二軸配
向、あるいは多軸配向させたり、あ否いは熱処理をして
Tgを特定の範囲内にすることにより3層積層フィルム
が得られる。
この場合、配向を与える方法は、任意の公知の方法、例
えばロール延伸、圧延、テンター延伸、ディスク延伸、
ベルト延伸およびその組合せなどを用いることができる
この時、Tgの値が上記特定範囲に入るように配向させ
る必要があり、例えば逐次二軸延伸の場合、最初の縦延
伸倍率は6〜10倍、横延伸倍率は6〜12倍程度が良
い。
次いで該3層積層フイムの少なくともこのポリプロピレ
ン(II)層上にポリプロピレンを押し出しラミネート
すれば本発明の積層フィルムが得られる。
〔発明の効果〕
本発明の積層フィルムは上記のようにポリプロピレンと
特定の樹脂を混合し、しかもガラス転移温度Tgが10
〜50℃と通常のポリプロピレンのT、に比較して非常
に高いフィルム(I)の−面に、特定の樹脂を3重量部
未満混合したポリプロピレン(n)を積層し、更に少な
くともこのポリプロピレン(II)層上にポリプロピレ
ンを押し出しラミネートしたものであり、水蒸気透過率
が3.5 (g/ n187208m)以下なので下記
のような効果を奏することができる。
(I)水蒸気透過率が実用要求の2〜4(g/nf日7
20μm)を十分に満足する。
特にフィルム(II)層の表面にコロナ放電処理を行い
、イミノ型、アミノ型の窒素原子を導入することにより
防湿性を更に向上さ、せることができる。
従って本発明の積層フィルムは、包装用途、特に食品、
医薬等の包装用として好適である。
(2)  本発明の積層フィルムは透明なので、包装内
容物を鮮明に見ることができ、無色または白色の被包装
物の包装用途に特に好ましい。
(3)  本発明においては、表面層にポリプロピレン
が押し出しラミネートされているので、ヒートシール後
の高温耐熱性が極めて優れている。
従って本発明によれば、優れた防湿性とヒートシール性
を有する積層フィルムが提供される。
(4)  上記樹脂の1種以上が3重量部未満混合され
たポリプロピレンを介して、フィルム(I)にポリプロ
ピレンが押し出しラミネートされているので、強力な層
間接着力が発揮され、別途にアンカーコート、例えば接
着剤を必要とすることがない。
(5)上記のように本発明の積層フィルムでは強力な層
間接着力が発揮されるので、積層フィルムの眉間で剥離
を生ずることがな(、包装用途として使用した際の信頼
性を向上させることができる。
なお、本発明で使用する用語の定義および測定方法につ
いて述べる。
(I)水蒸気透過率 JIS Z−0208ニ従い、40℃、90$RHテ測
定し、gird日/フ日歩フィルム厚で表した。
(2)極限粘度〔η〕 ^STM 01601に従い、テトラリン中で測定し、
di/g単位で表した。
(3)  アイソタクチックインデックス(r I)試
料のフィルムを約1cm平方の大きさに切り、これをソ
ックスレー抽出器に入れ、沸騰メチルアルコールで6時
間抽出する。
抽出した試料を60℃で6時間真空乾燥する。
これから重量W (+wg)の試料をとり、沸騰n−へ
ブタンで6時間抽出する。次いで、この試料を取り出し
、アセトンで十分洗浄したのち、60℃で6時間真空乾
燥した後、重量を測定する。
この重量をW’  (mg)とすると、アイソタクチッ
クインデックスは次式で求められる。
アイソタクチックインデックス(χ) =10OXW’ /W (4)ガラス転移温度(Tg)、融点(T m )サン
プル10a+gを走査型熱量計DSC−■型(Perk
inE1tser社製)にセットし、窒素気流下に昇温
速度40℃/分の速度で一20℃からスタートさせてサ
ーモグラフを書かせ、ベースラインから吸熱ピークのず
れる温度と、もどる温度との算術平均値をとった温度を
Tgとする。
更に昇温しで結晶の軸角を伴う吸熱ピーク温度をTmと
する。
もちろん、サンプルが複合フィルムであってもこの方法
で測定すれば良く、主ピークをそれぞれTg、Tmとし
て採用する。
(5)臭素価 JIS K−2543−1979によって測定した。
試料油100g中の不飽和成分に付加される臭素のg数
で表される。
(6)屈折率 Abheの屈折針を用い、Na−D線を光源とし、マウ
ント液としてサリチル酸メチルを用い、接眼レンズの偏
光板の方向を変えて特定方向の屈折率Nを全反射法によ
り測定した。
(7)  イミノ型および/またはアミノ型の窒素原子
はポリプロピレンポリマー鎖の炭素原子に直接結合して
おり、その量は”ESCA法の測定値を用いた。
ESCA法とは、軟X線励起光電分光法の略称であって
、軟X線の照射によって試料化合物中の原子から叩き出
された光電子の分光スペクトルから試料の表面近傍の元
素の種類および化学結合状態を分析する方法である。
ESCA法では炭化水素系高分子物質に対して光電子の
透過能が小さく、この高分子物質のESCAによる測定
は、その表面から100人以内、特に極表層部の情報が
相対的に強く得られる特徴を有する。
本発明で云うアミノ型および/またはイミノ型窒素とは
ESCAはうよって同定された結合窒素であって、アミ
ノ基、イミノ基に代表されるESCAで測定される結合
窒素のIs軌道(N is)フベクトルの結合エネルギ
ーが397.0〜402.5eVの範囲(ただしポリプ
ロピレンにおけるCisのメーンピークを28.5eV
とする)にピークを有するものである(以下、単にアミ
ノ型および/またはイミノ型窒素と云う)。
具体的には、国際電気株式会社製のESCAスペクトロ
メーターB5−200型を用い、処理フィルムの処理面
のNisスペクトルとC4sスペクトルを測定し、Ni
sスペクトルのうちアミノ型および/またはイミノ型窒
素の結合エネルギーに対応するピークの積分強度と、C
isスペクトルの積分強度の比i算出した。
(8)接着力は、フィルムにA1を厚さ600人程度に
ベルジャ型高真空蒸着装置にて、約1×10mmHgの
真空度で蒸着し、その後、この蒸着面にセロファン粘着
テープにチバン製1セロテープを使用)をはりつけ、急
速にセロファンテープを剥離し、AI蒸着膜の剥離状態
で評価する。
0:A1蒸着膜の剥離面積が90%以上△:′〃50〜
90%未満 X:    〃     50%未満 (9)  メJレトインデ・ンクス(Ml)は、八ST
M D1238−73に従い、荷重2Kgの条件にて測
定した。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を述べる。
実施例1、比較例1 ポリプロピレンとして、三井東圧■製の三井“ノープレ
ン”JS1429 (テトラリン中での測定極限粘度〔
η) =2.25dl/g、アイソタクチックインデッ
クスII=98χ)を用い、特定の水添石油樹脂として
、エッソ化学−の無極性のポリジシクロペンタジェンを
主成分とする“ニスコレラ”5320 (臭素価0.1
%以下)を用いた。
このポリプロピレン樹脂100重量部に対し、“エスコ
レツ″5320ヲ25重量部を均一にブレンドした原料
(I)を押出機に供給し、溶融温度220℃で溶融し、
一方、ポリプロピレンとして同じく三井東圧(株)製の
三井“ノープレン”J4H((η) −1,4、II=
94%)原料(If)を別の押出機に供給し、200℃
で熔融して、(II) / (T) / (If)から
なる3層状に共押し出したのち、85℃に保たれたキャ
スティングドラム上にキャストして3層積層無延伸フィ
ルムを得た。
このフィルムを直ちに135℃に保たれている熱風オー
ブン加熱式縦延伸ロールに導入し、長手方向に7倍延伸
し、続いて158℃に加熱されたテンター内で横方向に
10倍延伸し、161 ℃で10秒間、横方向に5%の
リラックスを許しながら熱処理後、コロナ放電処理をし
て厚さ20μm(I,5/17/1.5μm)の3層積
層フィルムを得た。
得られたフィルムのTgは30℃であった。
この3層積層フィルム上に、280℃に加熱熔融された
エチレン−プロピレン共重合体(エチレン共重合量4モ
ル%、230℃でのメルトインデックス40、融点14
5℃)シートを厚さ25μmに押出しラミネートした。
比較例として、押出しラミネートするポリマーとして低
重合ポリエチレン(I90℃でのメルトインデックスM
I=7、融点121℃)を用いる以外は、実施例1と全
く同様にしてラミネートフィルムを得た。
かくして得られたフィルムの特性を次表に比較して示し
た。
表 ただし、0印は接着性が良く、剥離しないもの、X印は
接着性が悪く、容易に剥離するものを示す。
以上のように、押出しラミネート1−るポリマーがポリ
エチレンでは、ポリプロピレンに比較して透明感が出な
いばかりか、基体フィルムへのノーアンカー処理での接
着ができないことが判る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ポリプロピレン100重量部に、極性基を実質的に含ま
    ない石油樹脂および極性基を実質的に含まないテルペン
    樹脂から選ばれた樹脂の1種以上が5〜100重量部混
    合されたフィルム( I )の少なくとも片面に、ポリプ
    ロピレン100重量部に前記樹脂の1種以上が3重量部
    未満混合されたポリプロピレンからなる厚さ1〜6μm
    のフィルム(II)が積層された、ガラス転移温度が10
    〜50℃である基体フィルムに、少なくとも該ポリプロ
    ピレンフィルム(II)層上に厚さ10〜50μmのポリ
    プロピレンが押し出しラミネートされた積層フィルムに
    おいて、水蒸気透過率が3.5(g/m^2日/20μ
    m)以下であることを特徴とするポリプロピレン積層フ
    ィルム。
JP6665185A 1985-04-01 1985-04-01 ポリプロピレン積層フイルム Granted JPS61227048A (ja)

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JP6665185A Granted JPS61227048A (ja) 1985-04-01 1985-04-01 ポリプロピレン積層フイルム

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JP (1) JPS61227048A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09134034A (ja) * 1995-11-07 1997-05-20 Konica Corp 現像剤とその製造方法及び保存方法
EP0771266A4 (en) * 1994-07-15 1997-11-05 Mobil Oil Corp ORIENTED POLYPROPYLENE FILM WITH HIGH HUMIDITY BARRIER, HIGH CRYSTALLINE POLYPROPYLENE AND CONTAINING TERPEN POLYMERS

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JPH09134034A (ja) * 1995-11-07 1997-05-20 Konica Corp 現像剤とその製造方法及び保存方法

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Publication number Publication date
JPH0331347B2 (ja) 1991-05-02

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