JPS6123023B2 - - Google Patents
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- JPS6123023B2 JPS6123023B2 JP53148681A JP14868178A JPS6123023B2 JP S6123023 B2 JPS6123023 B2 JP S6123023B2 JP 53148681 A JP53148681 A JP 53148681A JP 14868178 A JP14868178 A JP 14868178A JP S6123023 B2 JPS6123023 B2 JP S6123023B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- catalyst
- supported
- solution
- base metal
- Prior art date
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- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
- Catalysts (AREA)
Description
本発明は、一酸化炭素,炭化水素等の酸化反応
に使用する触媒体の製造方法に関するものであ
る。 環境汚染の深刻化と共に自動車等の移動発生
源,工場等の固定発生源から排出される一酸化炭
素,炭化水素等について厳しい排出規制がなされ
ている。排ガス中の一酸化炭素,炭化水素類は一
般に低濃度であるため触媒体による二酸化炭素,
水への酸化分解による無害化が行われている。従
来酸化触媒体としては耐熱性の高い貴金属担持触
媒体がよく使用されているが、低濃度の可燃成分
を酸化するためには排ガス温度を200〜300℃に昇
温しなければならず、また空間速度も大きくとれ
ないため多量の触媒体を必要とし、排ガスの浄化
に多額の費用を必要としている。そのためより低
温で高活性を示す触媒体が要求されている。 本発明の目的は、低温で高活性な酸化反応用触
媒体を提供することである。 従来の貴金属担持触媒体は、貴金属化合物の溶
液を作り、これをシリカ,アルミナ等の担体に浸
漬その他の方法で担持し、乾燥,焼成,水素還元
等の操作を行つて触媒体としていた。この方法に
よれば、金属成分を担体に均一に分散させること
が困難で、かつ金属粒子も大きくなつてしまい触
媒活性の制限となつている。 本発明は、貴金属化合物の溶液に他の金属化合
物すなわち銅,銀などの周期律表第b族の金属
化合物,クロム,モリブテン,タングステンなど
の第a族の金属化合物,マンガン,レニウムな
どの第a族の金属化合物,鉄,コバルト,ニツ
ケルなどの第族の金属化合物等,および有機物
すなわちシユウ酸,コハク酸,アジピン酸等の多
価カボン酸,リンゴ酸,酒石酸,クエン酸等のオ
キシカルボン酸などのカルボン酸を添加し、この
溶液を酸処理によりシリカ純度を上げたガラス繊
維基板(シリカクロス)にアルミナ等の担体物質
を被覆した担体に浸漬その他の方法で担持し、乾
燥,通常の空気流中または水素気流中の還元雰囲
気で焼成等の操作を行つて触媒体とするものであ
る。 以下従来例と本発明の実施例を述べて説明す
る。 従来例 1 酸処理によりシリカ純度を上げたガラス繊維基
材(シリカクロス)にγ―アルミナを被覆した担
体に対し、0.45重量%の白金を塩化白金酸から採
取し溶液とする。この白金溶液を担体に塗布して
付着させた後、120℃で1時間乾燥を行い、その
後550℃にて1時間空気流中または水素気流中の
還元雰囲気で焼成して担持白金触媒体を得た。 従来例 2 シリカクロスにγ―アルミナを被覆した担体に
対し、0.45重量%のパラジウムが担持されるよう
に調整した塩化パラジウム溶液を作り、担体に全
量塗布して、従来例1と同様の操作を行つて担持
パラジウム触媒体を得た。 従例 3 シリカクロスにγ―アルミナを被覆した担体に
対し、0.45重量%のロジウムが担持されるように
調整した塩化ロジウム溶液を作り、担体に全量塗
布して、従来例1と同様の操作を行つて担持ロジ
ウム触媒体を得た。 従来例 4 酸処理によりシリカ純度をあげたガラス繊維基
材(シリカクロス)にγ―アルミナを被覆した担
体に対し、0.45重量%の白金が担持されるように
調整した塩化白金酸溶液と、0.45重量%のコバル
トが担持されるようにした硝酸コバルト溶液の混
合液を作り、この白金―コバルト混合液を全量担
体に塗布し、従来例1と同様に操作を行つて担持
白金―コバルト触媒体を得た。 従来例 5 シリカクロスにγ―アルミナを被覆した担体に
対し、0.45重量%のパラジウムが担持されるよう
にした塩化パラジウム溶液と、0.1重量%のマン
ガンが担持されるようにした炭酸マンガン溶液の
混合液を作り、このパラジウム―マンガン混合液
を全量担体に塗布した従来例1と同様の操作を行
つわ担持パラジウム―マンガン触媒体を得た。 従来例 6 シリカクロスにγ―アルミナを被覆した担体に
対し、0.45重量%のロジウムが担持されるように
した塩化ロジウム溶液と、0.45重量%のニツケル
が担持されるようにした硝酸ニツケルの溶液の混
合液を作り、このロジウム―ニツケル混合液を全
量担体に塗布し、従来例1と同様の操作を行つて
担持ロジウム―ニツケル触媒体を得た。 従来例 7 シリカクロスにγ―アルミナを被覆した担体に
対し、0.45重量%の白金が担持されるようにした
塩化白金酸溶液と、0.20重量%の銅が担持される
ようにした硝酸銅溶液の混合液を作り、この白金
―銅混合液を全量担体に塗布し、従来例1と同様
の操作を行つて担持白金―銅触媒体を得た。 従来例 8 シリカクロスにγ―アルミナを被覆した担体に
対し、0.45重量%のパラジウムが担持されるよう
にした塩化パラジウム溶液と、0.05重量%のクロ
ムが担持されるようにした硝酸クロム溶液の混合
液を作り、このパラジウム―クロム混合液を全量
担体に塗布し、従来例1と同様の操作を行つて担
持パラジウム―クロム触媒体を得た。 実施例 1 シリカクロスにγ―アルミナを被覆した担体に
対し、0.45重量%の白金が担持されるようにした
塩化白金酸溶液と、0.45重量%のコバルトが担持
されるようにした硝酸コバルト溶液と、1.8重量
%のクエン酸が担持されるようにしたクエン酸溶
液の混合液を作り、この白金―コバルト―クエン
酸混合液を全量担体に塗布し、従来例1と同様の
操作を行つて担持白金―コバルト触媒体を得た。 なお、シリカクロスは通常のガラス繊維を集束
して撚り、これを織布状としてガラスクロスを形
成し、このガラスクロスを塩酸,硫酸,硝酸など
の強酸に浸漬し、必要に応じてこれを暖め、強酸
中にガラスクロス中のシリカ以外の成分を抽出
し、これを沈澱ろ過させて得た高純度のシリカか
らなるクロスである。抽出液から取り出したのち
水洗し、乾燥させ、さらに700〜1400℃程度の温
度で焼成した。これを、直径30mmの大きさに打ち
抜き、測定を行うときは、この触媒を反応器に積
層させて空間速度を変えた。 実施例 2 シリカクロスにγ―アルミナを被覆した担体に
対し、0.45重量%のパラジウムが担持されるよう
にした塩化パラジウム溶液と、0.10重量%のマン
ガンが担持されるようにした炭酸マンガン溶液と
2.0重量%の酒石酸が担持されるようにした酒石
酸溶液の混合溶液を作り、このパラジウム―マン
ガン―酒石酸混合液を全量担体に塗布し、従来例
1と同様の操作を行つて担持パラジウム―マンガ
ン触媒体を得た。 実施例 3 シリカクロスにγ―アルミナを被覆した担体に
対し0.45重量%のロジウムが担持されるようにし
た塩化ロジウム溶液と、0.45重量%のニツケルが
担持されるようにした硝酸ニツケル溶液と、2.5
重量%のシユウ酸が担持されるようにしたシユウ
酸溶液の混合液を作り、このロジウム―ニツケル
―シユウ酸混合液を全量担体に塗布し、従来例1
と同様の操作を作つて担持ロジウム―ニツケル触
媒体を得た。 実施例 4 シリカクロスにγ―アルミナを被覆した担体に
対し、0.45重量%の白金が担持されるようにした
塩化白金酸溶液と、0.20重量%の銅が担持される
ようにした硝酸銅溶液と、1.5重量%のリンゴ酸
が担持されるようにしたリンゴ魂溶液の混合液を
作り、この白金―銅―リンゴ酸混合液を全量担体
に塗布し、従来例1と同様の操作を行つて担持白
金―銅触媒体を得た。 実施例 5 シリカクロスにγ―アルミナを被覆した担体に
対し、0.45重量%のパラジウムが担持されるよう
にした塩化パラジウム溶液と、0.05重量%のクロ
ムが担持されるようにした硝酸クロム溶液と、
1.5重量%のアジピン酸が担持されるようにした
アジピン酸溶液の混合液を作り、このパラジウム
―クロム―アジピン酸混合液を全量担体に塗布
し、従来例1と同様の操作を行つて担持パラジウ
ム―クロム触媒体を得た。 以上の実施例のほかにも白金,ロジウム,パラ
ジウム等の貴金属と周期律表で第b族,第a
族,第a族および第族に含まれる卑金属とシ
ユウ酸,コハク酸,アジピン酸,リンゴ酸,酒石
酸,クエン酸等のカルボン酸を含む貴金属―卑金
属―カルボン酸混合液を作り、シリカクロスにγ
―アルミナを被覆した担体に塗布して従来例1と
同様の操作を行つて担持貴金属触媒体を得た(実
施例6〜12)。 従来例1〜8および実施例1〜12で得られた触
媒体の一酸化炭素酸化能を評価するため、流通型
反応器に触媒体を充填し、一酸化炭素4%,酸素
3%,残り窒素からなる混合ガスを空間速度3.5
×104h-1となるように流した。混合ガス温度を上
げながら触媒体前後の一酸化炭素濃度を連続測定
し、一酸化炭素の転化率が10%に達するガス温度
を一酸化炭素転化率10%温度とし、この温度をも
つて一酸化炭素酸化能の評価を行つた。次に触媒
体を流通型反応器より取り出して電気炉中で850
℃8時間空間雰囲気下で加熱を行つた後、再び流
通型反応器にて一酸化炭素転化率10%温度を求
め、熱処理後の一酸化炭素酸化能の評価を行つ
た。測定結果を次の表に示す。また実施例1で示
した担持白金―コバルト触媒体について、コバル
ト添加量およびクエン酸添加量の一酸化炭素酸化
能への影響について測定した結果を第1図および
第2図に示す。
に使用する触媒体の製造方法に関するものであ
る。 環境汚染の深刻化と共に自動車等の移動発生
源,工場等の固定発生源から排出される一酸化炭
素,炭化水素等について厳しい排出規制がなされ
ている。排ガス中の一酸化炭素,炭化水素類は一
般に低濃度であるため触媒体による二酸化炭素,
水への酸化分解による無害化が行われている。従
来酸化触媒体としては耐熱性の高い貴金属担持触
媒体がよく使用されているが、低濃度の可燃成分
を酸化するためには排ガス温度を200〜300℃に昇
温しなければならず、また空間速度も大きくとれ
ないため多量の触媒体を必要とし、排ガスの浄化
に多額の費用を必要としている。そのためより低
温で高活性を示す触媒体が要求されている。 本発明の目的は、低温で高活性な酸化反応用触
媒体を提供することである。 従来の貴金属担持触媒体は、貴金属化合物の溶
液を作り、これをシリカ,アルミナ等の担体に浸
漬その他の方法で担持し、乾燥,焼成,水素還元
等の操作を行つて触媒体としていた。この方法に
よれば、金属成分を担体に均一に分散させること
が困難で、かつ金属粒子も大きくなつてしまい触
媒活性の制限となつている。 本発明は、貴金属化合物の溶液に他の金属化合
物すなわち銅,銀などの周期律表第b族の金属
化合物,クロム,モリブテン,タングステンなど
の第a族の金属化合物,マンガン,レニウムな
どの第a族の金属化合物,鉄,コバルト,ニツ
ケルなどの第族の金属化合物等,および有機物
すなわちシユウ酸,コハク酸,アジピン酸等の多
価カボン酸,リンゴ酸,酒石酸,クエン酸等のオ
キシカルボン酸などのカルボン酸を添加し、この
溶液を酸処理によりシリカ純度を上げたガラス繊
維基板(シリカクロス)にアルミナ等の担体物質
を被覆した担体に浸漬その他の方法で担持し、乾
燥,通常の空気流中または水素気流中の還元雰囲
気で焼成等の操作を行つて触媒体とするものであ
る。 以下従来例と本発明の実施例を述べて説明す
る。 従来例 1 酸処理によりシリカ純度を上げたガラス繊維基
材(シリカクロス)にγ―アルミナを被覆した担
体に対し、0.45重量%の白金を塩化白金酸から採
取し溶液とする。この白金溶液を担体に塗布して
付着させた後、120℃で1時間乾燥を行い、その
後550℃にて1時間空気流中または水素気流中の
還元雰囲気で焼成して担持白金触媒体を得た。 従来例 2 シリカクロスにγ―アルミナを被覆した担体に
対し、0.45重量%のパラジウムが担持されるよう
に調整した塩化パラジウム溶液を作り、担体に全
量塗布して、従来例1と同様の操作を行つて担持
パラジウム触媒体を得た。 従例 3 シリカクロスにγ―アルミナを被覆した担体に
対し、0.45重量%のロジウムが担持されるように
調整した塩化ロジウム溶液を作り、担体に全量塗
布して、従来例1と同様の操作を行つて担持ロジ
ウム触媒体を得た。 従来例 4 酸処理によりシリカ純度をあげたガラス繊維基
材(シリカクロス)にγ―アルミナを被覆した担
体に対し、0.45重量%の白金が担持されるように
調整した塩化白金酸溶液と、0.45重量%のコバル
トが担持されるようにした硝酸コバルト溶液の混
合液を作り、この白金―コバルト混合液を全量担
体に塗布し、従来例1と同様に操作を行つて担持
白金―コバルト触媒体を得た。 従来例 5 シリカクロスにγ―アルミナを被覆した担体に
対し、0.45重量%のパラジウムが担持されるよう
にした塩化パラジウム溶液と、0.1重量%のマン
ガンが担持されるようにした炭酸マンガン溶液の
混合液を作り、このパラジウム―マンガン混合液
を全量担体に塗布した従来例1と同様の操作を行
つわ担持パラジウム―マンガン触媒体を得た。 従来例 6 シリカクロスにγ―アルミナを被覆した担体に
対し、0.45重量%のロジウムが担持されるように
した塩化ロジウム溶液と、0.45重量%のニツケル
が担持されるようにした硝酸ニツケルの溶液の混
合液を作り、このロジウム―ニツケル混合液を全
量担体に塗布し、従来例1と同様の操作を行つて
担持ロジウム―ニツケル触媒体を得た。 従来例 7 シリカクロスにγ―アルミナを被覆した担体に
対し、0.45重量%の白金が担持されるようにした
塩化白金酸溶液と、0.20重量%の銅が担持される
ようにした硝酸銅溶液の混合液を作り、この白金
―銅混合液を全量担体に塗布し、従来例1と同様
の操作を行つて担持白金―銅触媒体を得た。 従来例 8 シリカクロスにγ―アルミナを被覆した担体に
対し、0.45重量%のパラジウムが担持されるよう
にした塩化パラジウム溶液と、0.05重量%のクロ
ムが担持されるようにした硝酸クロム溶液の混合
液を作り、このパラジウム―クロム混合液を全量
担体に塗布し、従来例1と同様の操作を行つて担
持パラジウム―クロム触媒体を得た。 実施例 1 シリカクロスにγ―アルミナを被覆した担体に
対し、0.45重量%の白金が担持されるようにした
塩化白金酸溶液と、0.45重量%のコバルトが担持
されるようにした硝酸コバルト溶液と、1.8重量
%のクエン酸が担持されるようにしたクエン酸溶
液の混合液を作り、この白金―コバルト―クエン
酸混合液を全量担体に塗布し、従来例1と同様の
操作を行つて担持白金―コバルト触媒体を得た。 なお、シリカクロスは通常のガラス繊維を集束
して撚り、これを織布状としてガラスクロスを形
成し、このガラスクロスを塩酸,硫酸,硝酸など
の強酸に浸漬し、必要に応じてこれを暖め、強酸
中にガラスクロス中のシリカ以外の成分を抽出
し、これを沈澱ろ過させて得た高純度のシリカか
らなるクロスである。抽出液から取り出したのち
水洗し、乾燥させ、さらに700〜1400℃程度の温
度で焼成した。これを、直径30mmの大きさに打ち
抜き、測定を行うときは、この触媒を反応器に積
層させて空間速度を変えた。 実施例 2 シリカクロスにγ―アルミナを被覆した担体に
対し、0.45重量%のパラジウムが担持されるよう
にした塩化パラジウム溶液と、0.10重量%のマン
ガンが担持されるようにした炭酸マンガン溶液と
2.0重量%の酒石酸が担持されるようにした酒石
酸溶液の混合溶液を作り、このパラジウム―マン
ガン―酒石酸混合液を全量担体に塗布し、従来例
1と同様の操作を行つて担持パラジウム―マンガ
ン触媒体を得た。 実施例 3 シリカクロスにγ―アルミナを被覆した担体に
対し0.45重量%のロジウムが担持されるようにし
た塩化ロジウム溶液と、0.45重量%のニツケルが
担持されるようにした硝酸ニツケル溶液と、2.5
重量%のシユウ酸が担持されるようにしたシユウ
酸溶液の混合液を作り、このロジウム―ニツケル
―シユウ酸混合液を全量担体に塗布し、従来例1
と同様の操作を作つて担持ロジウム―ニツケル触
媒体を得た。 実施例 4 シリカクロスにγ―アルミナを被覆した担体に
対し、0.45重量%の白金が担持されるようにした
塩化白金酸溶液と、0.20重量%の銅が担持される
ようにした硝酸銅溶液と、1.5重量%のリンゴ酸
が担持されるようにしたリンゴ魂溶液の混合液を
作り、この白金―銅―リンゴ酸混合液を全量担体
に塗布し、従来例1と同様の操作を行つて担持白
金―銅触媒体を得た。 実施例 5 シリカクロスにγ―アルミナを被覆した担体に
対し、0.45重量%のパラジウムが担持されるよう
にした塩化パラジウム溶液と、0.05重量%のクロ
ムが担持されるようにした硝酸クロム溶液と、
1.5重量%のアジピン酸が担持されるようにした
アジピン酸溶液の混合液を作り、このパラジウム
―クロム―アジピン酸混合液を全量担体に塗布
し、従来例1と同様の操作を行つて担持パラジウ
ム―クロム触媒体を得た。 以上の実施例のほかにも白金,ロジウム,パラ
ジウム等の貴金属と周期律表で第b族,第a
族,第a族および第族に含まれる卑金属とシ
ユウ酸,コハク酸,アジピン酸,リンゴ酸,酒石
酸,クエン酸等のカルボン酸を含む貴金属―卑金
属―カルボン酸混合液を作り、シリカクロスにγ
―アルミナを被覆した担体に塗布して従来例1と
同様の操作を行つて担持貴金属触媒体を得た(実
施例6〜12)。 従来例1〜8および実施例1〜12で得られた触
媒体の一酸化炭素酸化能を評価するため、流通型
反応器に触媒体を充填し、一酸化炭素4%,酸素
3%,残り窒素からなる混合ガスを空間速度3.5
×104h-1となるように流した。混合ガス温度を上
げながら触媒体前後の一酸化炭素濃度を連続測定
し、一酸化炭素の転化率が10%に達するガス温度
を一酸化炭素転化率10%温度とし、この温度をも
つて一酸化炭素酸化能の評価を行つた。次に触媒
体を流通型反応器より取り出して電気炉中で850
℃8時間空間雰囲気下で加熱を行つた後、再び流
通型反応器にて一酸化炭素転化率10%温度を求
め、熱処理後の一酸化炭素酸化能の評価を行つ
た。測定結果を次の表に示す。また実施例1で示
した担持白金―コバルト触媒体について、コバル
ト添加量およびクエン酸添加量の一酸化炭素酸化
能への影響について測定した結果を第1図および
第2図に示す。
【表】
この表に示す結果は、本発明のカルボン酸を含
む貴金属―卑金属混合液を用いることによつて得
られる二成分貴金属―金属担持触媒体が、一成分
貴金属担持触媒体および二成分貴金属―金属担持
触媒体に比べて初期活性および耐熱性がすぐれて
いることを示す。また添加する金属とカルボン酸
の量によつて活性の調整が可能であることを第1
図および第2図は示している。これによつて低温
での使用を可能にし、触媒反応装置の運転費用を
少なくし、さらに大幅に触媒体寿命を改善ならし
めた。 貴金属溶液に添加する金属化合物は、周期律表
の第b,a,aおよび族に含まれる金属
あるいはこれら金属の二種以上からなるものでよ
い。特に好ましい金属は第b族では銅,第a
族ではクロム,第a族ではマンガン,第族で
は鉄,コバルト,ニツケルであり、いずれも硝酸
塩および炭酸塩が好ましい。金属添加量は実施例
1のPt―Co系でのCo/Ptは2倍以下が好ましい
が、他の貴金属―金属組合せの場合、同様な挙動
を示すが、これらの組合せによりこの好ましい領
域は異なる。 貴金属と卑金属の溶液に添加する有機物は、実
施例ではクエン酸,酒石酸,シユウ酸等のカルボ
ン酸類を用いたが、これに限らず金属イオンと錯
体を形成するものであればよい。好ましくはシユ
ウ酸,コハク酸,アジピン酸等の多価カルボン
酸,リンゴ酸,酒石酸,クエン酸等のオキシカル
ボン酸である。またそれらの二種以上の混合物で
もよい。有機酸の添加量は金属化合物の種類,添
加量等に応じて変わるが、担体に対し多くとも3
〜5重量%が好ましい。 本実施例では、白金,パラジウム,ロジウムに
ついて述べたが、他にルテニウム,イリジウム等
の貴金属またはこれら貴金属の二種以上の組合せ
によつてできるポリメタリツクな貴金属でもよ
い。また本発明において調整した混合液も、貴金
属塩,卑金属塩および有機酸を完全に溶解するも
のであればその種類を問わない。 以上のように本発明の製造方法によれば、低温
で高活性な酸化反応用の触媒体を得ることができ
るものである。
む貴金属―卑金属混合液を用いることによつて得
られる二成分貴金属―金属担持触媒体が、一成分
貴金属担持触媒体および二成分貴金属―金属担持
触媒体に比べて初期活性および耐熱性がすぐれて
いることを示す。また添加する金属とカルボン酸
の量によつて活性の調整が可能であることを第1
図および第2図は示している。これによつて低温
での使用を可能にし、触媒反応装置の運転費用を
少なくし、さらに大幅に触媒体寿命を改善ならし
めた。 貴金属溶液に添加する金属化合物は、周期律表
の第b,a,aおよび族に含まれる金属
あるいはこれら金属の二種以上からなるものでよ
い。特に好ましい金属は第b族では銅,第a
族ではクロム,第a族ではマンガン,第族で
は鉄,コバルト,ニツケルであり、いずれも硝酸
塩および炭酸塩が好ましい。金属添加量は実施例
1のPt―Co系でのCo/Ptは2倍以下が好ましい
が、他の貴金属―金属組合せの場合、同様な挙動
を示すが、これらの組合せによりこの好ましい領
域は異なる。 貴金属と卑金属の溶液に添加する有機物は、実
施例ではクエン酸,酒石酸,シユウ酸等のカルボ
ン酸類を用いたが、これに限らず金属イオンと錯
体を形成するものであればよい。好ましくはシユ
ウ酸,コハク酸,アジピン酸等の多価カルボン
酸,リンゴ酸,酒石酸,クエン酸等のオキシカル
ボン酸である。またそれらの二種以上の混合物で
もよい。有機酸の添加量は金属化合物の種類,添
加量等に応じて変わるが、担体に対し多くとも3
〜5重量%が好ましい。 本実施例では、白金,パラジウム,ロジウムに
ついて述べたが、他にルテニウム,イリジウム等
の貴金属またはこれら貴金属の二種以上の組合せ
によつてできるポリメタリツクな貴金属でもよ
い。また本発明において調整した混合液も、貴金
属塩,卑金属塩および有機酸を完全に溶解するも
のであればその種類を問わない。 以上のように本発明の製造方法によれば、低温
で高活性な酸化反応用の触媒体を得ることができ
るものである。
第1図はシリカクロスにγ―アルミナを被覆し
た担体に対しクエン酸添加量1.8重量%、白金担
持量0.45重量%下で一酸化炭素(CO)転化率10
%温度とコバルト添加量の関係図、第2図はシリ
カクロスにγ―アルミナを被覆した担体に対し白
金およびコバルトを各々0.45重量%担持させた時
の一酸化炭素(CO)転化率10%温度とクエン酸
添加量の関係図である。
た担体に対しクエン酸添加量1.8重量%、白金担
持量0.45重量%下で一酸化炭素(CO)転化率10
%温度とコバルト添加量の関係図、第2図はシリ
カクロスにγ―アルミナを被覆した担体に対し白
金およびコバルトを各々0.45重量%担持させた時
の一酸化炭素(CO)転化率10%温度とクエン酸
添加量の関係図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 白金,ロジウム,パラジウム等の貴金属を少
なくとも一種以上含む貴金属塩と周期律表で第
b族,第a族,第a族および第族に含まれ
る卑金属の少なくとも一種以上を含む卑金属塩と
からなる金属塩にカルボン酸を加えた溶液を作成
し、この溶液を酸処理によりシリカ純度を上げた
ガラス繊維基材(シリカクロス)にアルミナ等の
担体物質を被覆した担体に付着させ、乾燥工程、
続いて空気流中または水素気流中還元雰囲気にお
ける焼成工程を経て一酸化炭素,炭化水素等の酸
化に低温で高活性な酸化反応用触媒体とすること
を特徴とする触媒体の製造方法。 2 卑金属が銅,クロム,マンガン,鉄,コバル
ト,ニツケルの少なくとも一種以上であり、その
卑金属塩が硝酸塩であることを特徴とする特許請
求の範囲第1項に記載の触媒体の製造方法。 3 卑金属が銅,クロム,マンガン,鉄,コバル
ト,ニツケルの少なくとも一種以上であり、その
卑金属塩が炭酸塩であることを特徴とする特許請
求の範囲第1項に記載の触媒体の製造方法。 4 カルボン酸がシユウ酸,コハク酸,アジピン
酸等の多価カルボン酸を少なくとも一種含むもの
であることを特徴とする特許請求の範囲第1項,
第2項または第3項に記載の触媒体の製造方法。 5 カルボン酸がリンゴ酸,酒石酸,クエン酸等
のオキシカルボン酸を少なくとも一種含むもので
あることを特徴とする特許請求の範囲第1項,第
2項または第3項に記載の触媒体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14868178A JPS5573349A (en) | 1978-11-30 | 1978-11-30 | Production of catalyst |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14868178A JPS5573349A (en) | 1978-11-30 | 1978-11-30 | Production of catalyst |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5573349A JPS5573349A (en) | 1980-06-03 |
| JPS6123023B2 true JPS6123023B2 (ja) | 1986-06-04 |
Family
ID=15458216
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14868178A Granted JPS5573349A (en) | 1978-11-30 | 1978-11-30 | Production of catalyst |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5573349A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6479508A (en) * | 1987-09-21 | 1989-03-24 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd | Liquid fuel combustion device |
| JP2009207969A (ja) * | 2008-03-03 | 2009-09-17 | Taiyo Nippon Sanso Corp | 一酸化炭素の除害剤 |
| KR20200066604A (ko) * | 2017-07-17 | 2020-06-10 | 파이브즈 머시닝 | 분말 분사에 의하여 3d 프린트를 위한 분말을 공급하는 시스템 및 방법 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5926337B2 (ja) * | 1980-10-07 | 1984-06-26 | 日本たばこ産業株式会社 | 一酸化炭素の除去剤 |
| JP2001180907A (ja) * | 1999-12-21 | 2001-07-03 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 水素含有ガス中の一酸化炭素低減方法および触媒 |
| CN110152658B (zh) * | 2019-06-03 | 2020-04-03 | 浙江大学 | 一种可抗烧结的镶嵌型Pd@二氧化铈纳米管催化剂及其制备方法 |
-
1978
- 1978-11-30 JP JP14868178A patent/JPS5573349A/ja active Granted
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6479508A (en) * | 1987-09-21 | 1989-03-24 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd | Liquid fuel combustion device |
| JP2009207969A (ja) * | 2008-03-03 | 2009-09-17 | Taiyo Nippon Sanso Corp | 一酸化炭素の除害剤 |
| KR20200066604A (ko) * | 2017-07-17 | 2020-06-10 | 파이브즈 머시닝 | 분말 분사에 의하여 3d 프린트를 위한 분말을 공급하는 시스템 및 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5573349A (en) | 1980-06-03 |
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