JPS6123761Y2 - - Google Patents
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- JPS6123761Y2 JPS6123761Y2 JP18287279U JP18287279U JPS6123761Y2 JP S6123761 Y2 JPS6123761 Y2 JP S6123761Y2 JP 18287279 U JP18287279 U JP 18287279U JP 18287279 U JP18287279 U JP 18287279U JP S6123761 Y2 JPS6123761 Y2 JP S6123761Y2
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- Japan
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- ball
- workpiece
- center
- movable
- balls
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 12
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 12
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 12
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 2
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
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- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Landscapes
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は独立懸架方式の自動車の駆動車軸等
に使用されている等速型自在継手の構成部品であ
るアウターレース及びインナーレース等のように
球面形状部を持つた部品の球心の基準面からの位
置を測定する装置に関する。
に使用されている等速型自在継手の構成部品であ
るアウターレース及びインナーレース等のように
球面形状部を持つた部品の球心の基準面からの位
置を測定する装置に関する。
等速型自在継手(以下等速ジヨイントともい
う)の構成部品の組立後において、部品間のがた
がなく、かつ、等速ジヨイントの耐久性を確保す
るためには、各構成部品を高い精度に加工する必
要がある。そして、これら加工された部品の精度
を測定するにあたり、球面形状部を有するアウタ
ーレースは外球心とボール溝中心又インナーレー
スはその外球心とボール溝中心の軸方向位置を測
定している。そして、例えばインナーレースの外
球心を測定する場合従来は、被測定物であるイン
ナーレースに対し、このインナーレースの基準面
から、その軸方向へ一定寸法の箇所で半径方向の
高さを測定する。そして、その軸方向で先に測定
したのと同一高さの位置になる点をもう1つ求め
る。このようにして求まつた2つの点間の距離の
2等分位置をインナーレースの外球心位置として
いた。このようにして求めた外球心位置の測定精
度を上げるためには同じ作業を3〜4度行ない、
その測定値の平均値をとつていた。上記従来のよ
うな球心位置の測定では、測定時間が長くかかる
とともに、高精度の測定器が必要であるという欠
点があつた。
う)の構成部品の組立後において、部品間のがた
がなく、かつ、等速ジヨイントの耐久性を確保す
るためには、各構成部品を高い精度に加工する必
要がある。そして、これら加工された部品の精度
を測定するにあたり、球面形状部を有するアウタ
ーレースは外球心とボール溝中心又インナーレー
スはその外球心とボール溝中心の軸方向位置を測
定している。そして、例えばインナーレースの外
球心を測定する場合従来は、被測定物であるイン
ナーレースに対し、このインナーレースの基準面
から、その軸方向へ一定寸法の箇所で半径方向の
高さを測定する。そして、その軸方向で先に測定
したのと同一高さの位置になる点をもう1つ求め
る。このようにして求まつた2つの点間の距離の
2等分位置をインナーレースの外球心位置として
いた。このようにして求めた外球心位置の測定精
度を上げるためには同じ作業を3〜4度行ない、
その測定値の平均値をとつていた。上記従来のよ
うな球心位置の測定では、測定時間が長くかかる
とともに、高精度の測定器が必要であるという欠
点があつた。
この考案は上記に鑑み、測定時間が短くてす
み、高精度の測定器を必要とせず、さらに作業の
工程内において測定ゲージとして使用することの
できる球心測定装置の提供を目的とするものであ
る。
み、高精度の測定器を必要とせず、さらに作業の
工程内において測定ゲージとして使用することの
できる球心測定装置の提供を目的とするものであ
る。
次に、この考案を図面に示す実施例に基づいて
説明する。
説明する。
第1図において、球心測定装置のベース1には
長方形の基板2がある。この基板2は長手方向の
両側に、基板2に対して直角に、左側壁3と右側
壁4とが設けられている。丸棒状の上部シヤフト
5はベース1の両側壁3及び4にそれぞれ設けた
上部穴3a及び4aに嵌着されて、基板2に対し
て平行に両側壁3及び4に取付けられている。又
両側壁3及び4には、上部穴3a及び4aの下方
にこれらの穴径より小さな穴径を有する下部穴3
b及び4bがそれぞれあけられており、この下部
穴3b及び4bに嵌着して丸棒状の下部シヤフト
6が両側壁3及び4に取付けられている。そし
て、この下部シヤフト6は上部シヤフト5に対し
て平行になつている。
長方形の基板2がある。この基板2は長手方向の
両側に、基板2に対して直角に、左側壁3と右側
壁4とが設けられている。丸棒状の上部シヤフト
5はベース1の両側壁3及び4にそれぞれ設けた
上部穴3a及び4aに嵌着されて、基板2に対し
て平行に両側壁3及び4に取付けられている。又
両側壁3及び4には、上部穴3a及び4aの下方
にこれらの穴径より小さな穴径を有する下部穴3
b及び4bがそれぞれあけられており、この下部
穴3b及び4bに嵌着して丸棒状の下部シヤフト
6が両側壁3及び4に取付けられている。そし
て、この下部シヤフト6は上部シヤフト5に対し
て平行になつている。
移動台7はその上面7aの一側(図示右側)に
可動ボール受部8が切欠状に設けられており、可
動ボール受部8の下方にはばね受部9が下方に突
出して設けられている。移動台7には上部シヤフ
ト5が摺動可能に挿入される上部貫通孔7bが設
けられており、ばね受部9には下部シヤフト6が
摺動可能に挿入される下部貫通孔9aが設けられ
ている。
可動ボール受部8が切欠状に設けられており、可
動ボール受部8の下方にはばね受部9が下方に突
出して設けられている。移動台7には上部シヤフ
ト5が摺動可能に挿入される上部貫通孔7bが設
けられており、ばね受部9には下部シヤフト6が
摺動可能に挿入される下部貫通孔9aが設けられ
ている。
上記のように形成された移動台7は、可動ボー
ル受8(従つてばね受部9)側を上部シヤフト5
の長手方向の中心側に向けてその上部貫通孔7b
には上部シヤフト5が挿入され、又下部貫通孔9
aには下部シヤフト6が挿入されてベース1に取
付けられている。従つて、移動台7は、ベース1
上を平行な上部シヤフト5、下部シヤフト6に沿
い移動可能である。このようにして、ベース1に
取付けられた移動台7は、その上面7aが左側壁
3の上方に突出しており、又ばね受部9と左側壁
3との間で下部シヤフト6の外側に嵌挿された圧
縮ばね10により、上部シヤフト5の長手方向に
平行に図示右方向に常時押圧されている。移動台
7の可動ボール受部8には、移動台7の上面7a
に取付けられた押え板12により、スチール製の
可動ボール11が転動可能に取付けられており、
この可動ボール11は可動ボール受部8の上方及
び側方に突出した状態になつている。そして、こ
の可動ボール11の直径は被測定物Wのボール溝
W1で転動するボール(図示しない)の直径と同
一になつている。
ル受8(従つてばね受部9)側を上部シヤフト5
の長手方向の中心側に向けてその上部貫通孔7b
には上部シヤフト5が挿入され、又下部貫通孔9
aには下部シヤフト6が挿入されてベース1に取
付けられている。従つて、移動台7は、ベース1
上を平行な上部シヤフト5、下部シヤフト6に沿
い移動可能である。このようにして、ベース1に
取付けられた移動台7は、その上面7aが左側壁
3の上方に突出しており、又ばね受部9と左側壁
3との間で下部シヤフト6の外側に嵌挿された圧
縮ばね10により、上部シヤフト5の長手方向に
平行に図示右方向に常時押圧されている。移動台
7の可動ボール受部8には、移動台7の上面7a
に取付けられた押え板12により、スチール製の
可動ボール11が転動可能に取付けられており、
この可動ボール11は可動ボール受部8の上方及
び側方に突出した状態になつている。そして、こ
の可動ボール11の直径は被測定物Wのボール溝
W1で転動するボール(図示しない)の直径と同
一になつている。
ボール固定台13は左側壁3に近接した位置
で、その下端部を基板2に取付け固定されてい
る。なお、ボール固定台13を基板2に固定する
ための図示省略の取付け部材は、第1図の後方
(奥方向)に設けられ、よつて移動台7の前記移
動を障害しない。また移動台7は前記移動により
ボール固定台13に対しても相対移動することと
なる。ボール固定台13の上部は移動台7の上方
において図の前方へ張り出したボール取付け部1
4になつており、このボール取付け部14の下面
14aは移動台7の上面7aとの間に所定の間隔
が設けられている。ボール取付け部14は右側の
端部に固定ボール受部15が切欠き状に設けられ
ており、この固定ボール受部15にはボール取付
け部14の下面に取付けられた押え板16により
スチール製の固定ボール17が取付けられてい
る。従つて、移動台7とボール固定台13との前
記の相対関係より、可動ボール11は、固定ボー
ル17に対し、相対移動が可能である。そして、
この固定ボール17は可動ボール11と同一の直
径を有し、又可動ボール11と同様に転動可能な
状態で押え板16により支承れている。ボール取
付部14は、固定ボール受部15と反対側にレバ
ー支持部18が突設されており、又その上部には
ダイヤルゲージ20の支持部19が突設されてい
る。そして、レバー支持部18には測定レバー2
1が支軸22により揺動可能に支持されている。
測定レバー21の下端部には移動台7の側壁部
(図の左側壁部)に当接する突子21aが突設さ
れている。測定レバー21はその上部がボール取
付部14の上面より上方に突出しており、この突
出部にはダイヤルゲージ支持部19の取付孔19
aにセツトボルト23により軸部20aを固定さ
れたダイヤルゲージ20の測定子20bの先端が
当接するようになつている。ワーク固定台24は
平面状のワーク取付面24aがあり、このワーク
取付面24aには被測定物であるワークWを取付
けるためのボルト取付孔24cがあけられてお
り、又他側には位相決めピン支持部25がワーク
取付面24aから上方へ突出して設けられてお
り、又ワーク取付面24aの下方にはばね受部2
6が下方に突出して設けられている。ワーク固定
台24はワーク取付面24aの下方に、ワーク取
付面24aと平行に、上部シヤフト5が摺動可能
に挿入される上部貫通孔24bがあけられてお
り、又ばね受部26には上部貫通孔24bと平行
に下部シヤフト6が摺動可能に挿入される下部貫
通孔26aがあけられている。ワーク固定台24
は位相決めピン支持部25に位相決めピン27を
摺動可能に支承する支持孔25aが上部貫通孔2
4bに平行にあけられている。位相決めピン27
は砲弾形をしており、支持孔25aからワーク取
付面24a側に突出する位相決め端27aが半球
形になつており、その直径は可動ボール11の直
径と略同一になつている。位相決めピン27は位
相決め端27aと反対側から軸穴27bがあけら
れており、軸穴27bの先端にはこの軸穴27b
より小さな直径をもつ位置決めボルト28をねじ
込むためのねじ穴27cが設けられている。固定
板29は位相決めピン支持部25のワーク取付面
24aと反対側の面に取付けられており、この固
定板29の外側からその穴29aに挿入された位
置決めボルト28は位相決めピン27のねじ穴2
7cにねじ込まれて位相決めピン27の前進端位
置を決めている。位置決めボルト28の外側に
は、位相決めピン27を固定板29から引き離す
方向に作用する圧縮ばね30が嵌められている。
で、その下端部を基板2に取付け固定されてい
る。なお、ボール固定台13を基板2に固定する
ための図示省略の取付け部材は、第1図の後方
(奥方向)に設けられ、よつて移動台7の前記移
動を障害しない。また移動台7は前記移動により
ボール固定台13に対しても相対移動することと
なる。ボール固定台13の上部は移動台7の上方
において図の前方へ張り出したボール取付け部1
4になつており、このボール取付け部14の下面
14aは移動台7の上面7aとの間に所定の間隔
が設けられている。ボール取付け部14は右側の
端部に固定ボール受部15が切欠き状に設けられ
ており、この固定ボール受部15にはボール取付
け部14の下面に取付けられた押え板16により
スチール製の固定ボール17が取付けられてい
る。従つて、移動台7とボール固定台13との前
記の相対関係より、可動ボール11は、固定ボー
ル17に対し、相対移動が可能である。そして、
この固定ボール17は可動ボール11と同一の直
径を有し、又可動ボール11と同様に転動可能な
状態で押え板16により支承れている。ボール取
付部14は、固定ボール受部15と反対側にレバ
ー支持部18が突設されており、又その上部には
ダイヤルゲージ20の支持部19が突設されてい
る。そして、レバー支持部18には測定レバー2
1が支軸22により揺動可能に支持されている。
測定レバー21の下端部には移動台7の側壁部
(図の左側壁部)に当接する突子21aが突設さ
れている。測定レバー21はその上部がボール取
付部14の上面より上方に突出しており、この突
出部にはダイヤルゲージ支持部19の取付孔19
aにセツトボルト23により軸部20aを固定さ
れたダイヤルゲージ20の測定子20bの先端が
当接するようになつている。ワーク固定台24は
平面状のワーク取付面24aがあり、このワーク
取付面24aには被測定物であるワークWを取付
けるためのボルト取付孔24cがあけられてお
り、又他側には位相決めピン支持部25がワーク
取付面24aから上方へ突出して設けられてお
り、又ワーク取付面24aの下方にはばね受部2
6が下方に突出して設けられている。ワーク固定
台24はワーク取付面24aの下方に、ワーク取
付面24aと平行に、上部シヤフト5が摺動可能
に挿入される上部貫通孔24bがあけられてお
り、又ばね受部26には上部貫通孔24bと平行
に下部シヤフト6が摺動可能に挿入される下部貫
通孔26aがあけられている。ワーク固定台24
は位相決めピン支持部25に位相決めピン27を
摺動可能に支承する支持孔25aが上部貫通孔2
4bに平行にあけられている。位相決めピン27
は砲弾形をしており、支持孔25aからワーク取
付面24a側に突出する位相決め端27aが半球
形になつており、その直径は可動ボール11の直
径と略同一になつている。位相決めピン27は位
相決め端27aと反対側から軸穴27bがあけら
れており、軸穴27bの先端にはこの軸穴27b
より小さな直径をもつ位置決めボルト28をねじ
込むためのねじ穴27cが設けられている。固定
板29は位相決めピン支持部25のワーク取付面
24aと反対側の面に取付けられており、この固
定板29の外側からその穴29aに挿入された位
置決めボルト28は位相決めピン27のねじ穴2
7cにねじ込まれて位相決めピン27の前進端位
置を決めている。位置決めボルト28の外側に
は、位相決めピン27を固定板29から引き離す
方向に作用する圧縮ばね30が嵌められている。
上記のように形成されたワーク固定台24は、
そのワーク取付面24a側を移動台7の可動ボー
ル11に対向させ、さらに上部貫通孔24bに上
部シヤフト5を、又下部貫通孔26aに下部シヤ
フト6をそれぞれ挿通させてベース1に取付けら
れている。そして、ワーク固定台24のばね受部
26と右側壁4との間には、下部シヤフト6の外
側に嵌挿された圧縮ばね31が設けられており、
この圧縮ばね31によりワーク固定台24は常時
移動台7方向に押圧されている。
そのワーク取付面24a側を移動台7の可動ボー
ル11に対向させ、さらに上部貫通孔24bに上
部シヤフト5を、又下部貫通孔26aに下部シヤ
フト6をそれぞれ挿通させてベース1に取付けら
れている。そして、ワーク固定台24のばね受部
26と右側壁4との間には、下部シヤフト6の外
側に嵌挿された圧縮ばね31が設けられており、
この圧縮ばね31によりワーク固定台24は常時
移動台7方向に押圧されている。
上記のようにして、ベース1に取付けられたワ
ーク固定台24のワーク取付面24aと可動ボー
ル11の中心の高さは測定するワークWの溝形状
によつて任意に決めることができるが、可動ボー
ル11がワークWのボール溝よりはずれない程度
内でできるだけ可動ボール11の中心をワークW
のボール溝の中心より離すのが測定精度上望まし
い。固定ボール17の中心とワーク取付面24a
との高さについも同様である。なお、ワーク取付
面24aは上部シヤフト5の中心線に平行に仕上
げられており、また可動ボール11の位置を決め
る面7c,7dおよび固定ボール17の位置を決
める面17c,17dはそれぞれ図面に垂直でか
つ面7cと17cはワーク取付面24aに平行、
面7dと17dはワーク取付面24aに垂直な面
である。
ーク固定台24のワーク取付面24aと可動ボー
ル11の中心の高さは測定するワークWの溝形状
によつて任意に決めることができるが、可動ボー
ル11がワークWのボール溝よりはずれない程度
内でできるだけ可動ボール11の中心をワークW
のボール溝の中心より離すのが測定精度上望まし
い。固定ボール17の中心とワーク取付面24a
との高さについも同様である。なお、ワーク取付
面24aは上部シヤフト5の中心線に平行に仕上
げられており、また可動ボール11の位置を決め
る面7c,7dおよび固定ボール17の位置を決
める面17c,17dはそれぞれ図面に垂直でか
つ面7cと17cはワーク取付面24aに平行、
面7dと17dはワーク取付面24aに垂直な面
である。
上記の構成を有する球心測定装置の作用につい
て説明する。
て説明する。
この球心測定装置により球心位置を測定するた
めに、被測定物の基準寸法に正確に仕上げたマス
ターMを使用する。このマスターMは第2図に示
すように基準面である底面M1からボール溝M2
の中心Oまでの距離Lが基準寸法と、又中心Oか
らボール溝M2までの半径Rがそれぞれ既知の基
準寸法と一致するように製作されている。そし
て、このマスターMはその底面M1をワーク固定
台24のワーク取付面24aに載置し、一つのボ
ール溝M2を固定ボール17に押付け、このボー
ル溝M2と180度異なる位置にあるボール溝M3
に位相決めピン27の位相決め端27aを挿入す
る。位置決めピン27は圧縮ばね30により押圧
されているので、ボール溝M2に圧接される。こ
の状態でマスターMを固定ボルト32によりワー
ク取付面24aに締付ける。
めに、被測定物の基準寸法に正確に仕上げたマス
ターMを使用する。このマスターMは第2図に示
すように基準面である底面M1からボール溝M2
の中心Oまでの距離Lが基準寸法と、又中心Oか
らボール溝M2までの半径Rがそれぞれ既知の基
準寸法と一致するように製作されている。そし
て、このマスターMはその底面M1をワーク固定
台24のワーク取付面24aに載置し、一つのボ
ール溝M2を固定ボール17に押付け、このボー
ル溝M2と180度異なる位置にあるボール溝M3
に位相決めピン27の位相決め端27aを挿入す
る。位置決めピン27は圧縮ばね30により押圧
されているので、ボール溝M2に圧接される。こ
の状態でマスターMを固定ボルト32によりワー
ク取付面24aに締付ける。
上記のようにして、ワーク固定台24に取付け
られたマスターMは、移動台7が圧縮ばね10に
よりワーク固定台24側に押圧され、又ワーク固
定台24が圧縮ばね31により移動台7側に押圧
されているので、固定ボール17だけでなく可動
ボール11がマスターMのボール溝M2の面に当
接する。この状態で、移動台7の左側面に測定レ
バー21の突子21aを当接させて、測定レバー
21の位置をダイヤルゲージ20の針により読
む。この時のダイヤルゲージ20の針の読みがワ
ークWのボール溝の球心位置を測定する際の基準
となる。
られたマスターMは、移動台7が圧縮ばね10に
よりワーク固定台24側に押圧され、又ワーク固
定台24が圧縮ばね31により移動台7側に押圧
されているので、固定ボール17だけでなく可動
ボール11がマスターMのボール溝M2の面に当
接する。この状態で、移動台7の左側面に測定レ
バー21の突子21aを当接させて、測定レバー
21の位置をダイヤルゲージ20の針により読
む。この時のダイヤルゲージ20の針の読みがワ
ークWのボール溝の球心位置を測定する際の基準
となる。
なお、固定ボール17の中心17aと可動ボー
ル11の中心11aの垂直距離Hは面7cと面1
4cが上部シヤフト5の中心線に平行に仕上げら
れているので測定中においては変化せず一定であ
る。
ル11の中心11aの垂直距離Hは面7cと面1
4cが上部シヤフト5の中心線に平行に仕上げら
れているので測定中においては変化せず一定であ
る。
次に、この測定装置により底面からボール溝中
心までの距離がマスターMの距離Lより小さなワ
ークWを測定する場合について、第3図により説
明する。ここで、ワークWは基準面である底面W
1からボール溝W2の中心Aまでの距離l1がマ
スターMの底面M1からボール溝M2の中心Oま
での距離LよりΔhだけ小さく、又両ボール溝M
2及びW2の半径Rは同一とする。
心までの距離がマスターMの距離Lより小さなワ
ークWを測定する場合について、第3図により説
明する。ここで、ワークWは基準面である底面W
1からボール溝W2の中心Aまでの距離l1がマ
スターMの底面M1からボール溝M2の中心Oま
での距離LよりΔhだけ小さく、又両ボール溝M
2及びW2の半径Rは同一とする。
ワークWをマスターMを取付けたのと同じ要領
でワーク固定台24に固定する。これにより、ワ
ークWはそのボール溝W2が固定ボール17に押
当てられる。この場合、ボール溝W2の中心Aが
マスターMのボール溝M2の中心Oから下方にず
れているため、ワークWはマスターMに比較しさ
らに図中左方へδ1だけ固定ボール17の側へ固
定ボール17に当るまで可動ボール11を押して
移動する。可動ボール11はワークWのボール溝
W2により左側壁3方向に押されるので、移動台
7も圧縮ばね10の押圧力に抗して同方向δ1だ
け移動する。また可動ボール11自体もマスター
Mの場合に比較し、ワークWの場合は図中左方へ
δ2だけ押されて移動させられる。そこで同様に
移動台7はさらにδ2だけ左方に移動する。この
ため、測定レバー21は突子21aがδ1+δ2
の量だけ図中左方向に押され、支軸22を支点と
して時計方向に回動しダイヤルゲージ20の測定
子20bを移動台7の移動方向とは逆の方向に押
すのでダイヤルゲージ20の読みがマスターMの
場合の読みに対して(δ1+δ2)×(測定レバー
21のレバー比)だけ変化する。そして、マスタ
ーMをワーク固定台24に取付けたときのダイヤ
ルゲージ20の読みと、ワークWをワーク固定台
24に取付けたときのダイヤルゲージ20の読み
との差により、ワークWのボール溝W2の中心A
の位置が測定される。
でワーク固定台24に固定する。これにより、ワ
ークWはそのボール溝W2が固定ボール17に押
当てられる。この場合、ボール溝W2の中心Aが
マスターMのボール溝M2の中心Oから下方にず
れているため、ワークWはマスターMに比較しさ
らに図中左方へδ1だけ固定ボール17の側へ固
定ボール17に当るまで可動ボール11を押して
移動する。可動ボール11はワークWのボール溝
W2により左側壁3方向に押されるので、移動台
7も圧縮ばね10の押圧力に抗して同方向δ1だ
け移動する。また可動ボール11自体もマスター
Mの場合に比較し、ワークWの場合は図中左方へ
δ2だけ押されて移動させられる。そこで同様に
移動台7はさらにδ2だけ左方に移動する。この
ため、測定レバー21は突子21aがδ1+δ2
の量だけ図中左方向に押され、支軸22を支点と
して時計方向に回動しダイヤルゲージ20の測定
子20bを移動台7の移動方向とは逆の方向に押
すのでダイヤルゲージ20の読みがマスターMの
場合の読みに対して(δ1+δ2)×(測定レバー
21のレバー比)だけ変化する。そして、マスタ
ーMをワーク固定台24に取付けたときのダイヤ
ルゲージ20の読みと、ワークWをワーク固定台
24に取付けたときのダイヤルゲージ20の読み
との差により、ワークWのボール溝W2の中心A
の位置が測定される。
ここで、さらにワークWの測定について具体的
に説明する。
に説明する。
第3図において、B及びCをワークWに当接し
た時の固定ボール17及び可動ボール11の中心
位置とし、DをワークWのボール溝W2の中心A
を通りワークWの底面W1に平行な線上の点とす
る。∠BADで示される角度θ1、∠CADで示さ
れる角度θ2との関係がtanθ1−tan(−θ2)
=1という関係があれば可動ボール11の基準面
W1に平行な方向の移動量がワークWのボール溝
W2中心の軸方向の移動量と一致する。
た時の固定ボール17及び可動ボール11の中心
位置とし、DをワークWのボール溝W2の中心A
を通りワークWの底面W1に平行な線上の点とす
る。∠BADで示される角度θ1、∠CADで示さ
れる角度θ2との関係がtanθ1−tan(−θ2)
=1という関係があれば可動ボール11の基準面
W1に平行な方向の移動量がワークWのボール溝
W2中心の軸方向の移動量と一致する。
すなわち、固定ボール17の規準面W1に平行
な方向の移動量をδ1、可動ボール11の規準面
W2に平行な方向の移動量をδ2とする。一方、
ワークWの中心AのマスターMの中心Oからの位
置ずれ量ΔhはワークWのボール溝W2の半径R
に対して非常に小さな量であるので、第3図から
図中上下方向の長さの計算より、ボールの半径を
Rとすると、 (R+r)sinα+Δh=(R+r)sinθ1 (a) ただし、αはマスターMのボール溝M2の中心
Oと固定ボール17の中心17aのなす角であ
る。
な方向の移動量をδ1、可動ボール11の規準面
W2に平行な方向の移動量をδ2とする。一方、
ワークWの中心AのマスターMの中心Oからの位
置ずれ量ΔhはワークWのボール溝W2の半径R
に対して非常に小さな量であるので、第3図から
図中上下方向の長さの計算より、ボールの半径を
Rとすると、 (R+r)sinα+Δh=(R+r)sinθ1 (a) ただし、αはマスターMのボール溝M2の中心
Oと固定ボール17の中心17aのなす角であ
る。
同様に水平方向の長さの計算より
(R+r)cosα=(R+r)cosθ1+δ1 (b)
(a)(b)より、それぞれ
sin2α=(sinθ1−Δh/R+r)2 (a)′
cos2α=(cosθ1+δ1/R+r)2 (b)′
(a)′+(b)′=1より
1=sin2θ1+cos2θ1−2Δh/R+rsinθ1
+2δ1/R+rcosθ1+(Δh/R+r)2+
(δ1/R+r)2(c) Δh/(R+r)<<1であるので (c)より 0≒2δ1/R+rcosθ1−2Δh/R+rsinθ1
(c)′ よつてδ1=Δhtanθ1 (d) となる。同様に、−δ2=Δtan(θ2)の関係が
分る。
(δ1/R+r)2(c) Δh/(R+r)<<1であるので (c)より 0≒2δ1/R+rcosθ1−2Δh/R+rsinθ1
(c)′ よつてδ1=Δhtanθ1 (d) となる。同様に、−δ2=Δtan(θ2)の関係が
分る。
そして、固定ボール17は移動しないため、可
動ボール11の移動量は δ1−(−δ2)=Δh(tanθ1−tan(−θ
2)) δ1+δ2=Δh(tanθ1+tanθ2)とな
る。
動ボール11の移動量は δ1−(−δ2)=Δh(tanθ1−tan(−θ
2)) δ1+δ2=Δh(tanθ1+tanθ2)とな
る。
上式から、ワークWの軸方向の心づれ量Δhと
可動ボール11の移動量δ1+δ2を同じにする
には tanθ1+tanθ2=1 であればよい。
可動ボール11の移動量δ1+δ2を同じにする
には tanθ1+tanθ2=1 であればよい。
なお、上記の関係は装置にマスターMを取付け
た時に成り立つていれば、ワークWの測定時にも
成立する。
た時に成り立つていれば、ワークWの測定時にも
成立する。
又、型構造上、上記式の関係を成立させるこ
とが困難な場合は、第1図において測定レバー2
1の支軸22から、ダイヤルゲージ20の測定子
20bが測定レバー21に当接する位置までの寸
法と、測定レバー21の突子21aが移動台7に
当接する位置までの寸法の比を適当な値にとるこ
とより、可動ボール11の移動量δ1+δ2とワ
ークWのボール溝W2の中心Aの軸方向の移動量
Δhを一致させることができる。
とが困難な場合は、第1図において測定レバー2
1の支軸22から、ダイヤルゲージ20の測定子
20bが測定レバー21に当接する位置までの寸
法と、測定レバー21の突子21aが移動台7に
当接する位置までの寸法の比を適当な値にとるこ
とより、可動ボール11の移動量δ1+δ2とワ
ークWのボール溝W2の中心Aの軸方向の移動量
Δhを一致させることができる。
第4図は第2実施例を示す。この実施例はワー
クWのボール溝中心Aの軸方向の位置を直接測定
する装置である。
クWのボール溝中心Aの軸方向の位置を直接測定
する装置である。
この図において、第1実施例と同一構成要素に
は同一の符号を付している。図において、支持台
34は第1実施例のワーク固定台24と同様に、
ベース1の左・右の側壁3及び4に取付けられた
上部シヤフト5を摺動可能に挿通するための上部
貫通孔34aがあり、又ばね受部35には下部シ
ヤフト6を摺動可能に挿通するための下部貫通孔
35aがある。支持台34はその上面の中央部
に、丸棒状のガイド部36が上方に突出して設け
られており、又ばね受部35と反対側の上面端部
に〓形のダイヤルゲージ支持部37が設けられて
いる。この支持台34は上部貫通孔34aを上部
シヤフト5に挿通し、又下部貫通孔35aを下部
シヤフト6に挿通してベース1に取付けられてい
る。そして、支持台34は、ばね受部35が圧縮
ばね31により押圧されて、常に移動台7方向に
押圧されている。
は同一の符号を付している。図において、支持台
34は第1実施例のワーク固定台24と同様に、
ベース1の左・右の側壁3及び4に取付けられた
上部シヤフト5を摺動可能に挿通するための上部
貫通孔34aがあり、又ばね受部35には下部シ
ヤフト6を摺動可能に挿通するための下部貫通孔
35aがある。支持台34はその上面の中央部
に、丸棒状のガイド部36が上方に突出して設け
られており、又ばね受部35と反対側の上面端部
に〓形のダイヤルゲージ支持部37が設けられて
いる。この支持台34は上部貫通孔34aを上部
シヤフト5に挿通し、又下部貫通孔35aを下部
シヤフト6に挿通してベース1に取付けられてい
る。そして、支持台34は、ばね受部35が圧縮
ばね31により押圧されて、常に移動台7方向に
押圧されている。
ワーク固定台38はその一側の上面がワーク取
付面38aになつており、他側には移送決めピン
支持部39がワーク取付面38aから上方に突出
して設けられている。このワーク固定台38はそ
の中央部に支持台34のガイド部36が摺動可能
に挿入されるガイド穴38bがあけられている。
ワーク固定台38はガイド穴38bを支持台34
のガイド部36に嵌挿して、支持台34の上部に
ワーク固定台38の上昇端を規制するガイドボル
ト44により取付けられ、ガイド部36の両側に
設けた圧縮ばね40及び41により支持台34か
ら上方に常時押し上げられてフローテイング状態
になつている。なお、面7c,17cとワーク取
付面38aの関係は平行、面7d,17dとワー
ク取付面38aの関係は垂直であり、ガイド部3
6の中心線はワーク取付面38aに垂直で面7
d,17dに平行である。また面7c,7d,1
7c,17d,38aはそれぞれ紙面に垂直であ
り、ガイド部36の中心線は紙面に平行である。
ワーク固定台38の位相決めピン支持部39に
は、位相決めボルト28及び圧縮ばね30を介し
て、固定板29により位相決めピン27が取付け
られている。又位相決めピン支持部39の上面に
は測定子受39aが設けられており、ダイヤルゲ
ージ支持部37の腕37aの先端にセツトボルト
43により取付けられたダイヤルゲージ42の測
定子42aが測定子受39aに対し垂直方向から
当接している。
付面38aになつており、他側には移送決めピン
支持部39がワーク取付面38aから上方に突出
して設けられている。このワーク固定台38はそ
の中央部に支持台34のガイド部36が摺動可能
に挿入されるガイド穴38bがあけられている。
ワーク固定台38はガイド穴38bを支持台34
のガイド部36に嵌挿して、支持台34の上部に
ワーク固定台38の上昇端を規制するガイドボル
ト44により取付けられ、ガイド部36の両側に
設けた圧縮ばね40及び41により支持台34か
ら上方に常時押し上げられてフローテイング状態
になつている。なお、面7c,17cとワーク取
付面38aの関係は平行、面7d,17dとワー
ク取付面38aの関係は垂直であり、ガイド部3
6の中心線はワーク取付面38aに垂直で面7
d,17dに平行である。また面7c,7d,1
7c,17d,38aはそれぞれ紙面に垂直であ
り、ガイド部36の中心線は紙面に平行である。
ワーク固定台38の位相決めピン支持部39に
は、位相決めボルト28及び圧縮ばね30を介し
て、固定板29により位相決めピン27が取付け
られている。又位相決めピン支持部39の上面に
は測定子受39aが設けられており、ダイヤルゲ
ージ支持部37の腕37aの先端にセツトボルト
43により取付けられたダイヤルゲージ42の測
定子42aが測定子受39aに対し垂直方向から
当接している。
次に、この実施例の球心測定装置の作用につい
て説明する。第1実施例と同様に位相決めピン2
7を介してマスターMをワーク固定台38のワー
ク取付面38aに固定ボルト32により固定す
る。支持台34は圧縮ばね31により押圧されて
ボール固定台13方向に移動させられているの
で、ボール取付け部14に保持された固定ボール
17及び移動台7により保持された可動ボール1
1に、マスターMのボール溝M2が当接する。そ
して、この時のダイヤルゲージ20及びダイヤル
ゲージ42の針の位置を読む。
て説明する。第1実施例と同様に位相決めピン2
7を介してマスターMをワーク固定台38のワー
ク取付面38aに固定ボルト32により固定す
る。支持台34は圧縮ばね31により押圧されて
ボール固定台13方向に移動させられているの
で、ボール取付け部14に保持された固定ボール
17及び移動台7により保持された可動ボール1
1に、マスターMのボール溝M2が当接する。そ
して、この時のダイヤルゲージ20及びダイヤル
ゲージ42の針の位置を読む。
ついで、ワーク固定台38にワークWをマスタ
ーMを取付けたのと同じ要領で取付けた後、ダイ
ヤルゲージ20の針がマスターMをセツトした時
の針の位置と同じ位置になるように、ワーク固定
台38を上下方向に移動させる。この場合、ワー
クWのボール溝W2の中心Aが第3図に示すよう
に、マスターMのボール溝M2中心OよりΔhだ
け下がつていれば、ダイヤルゲージ20の針の位
置をマスターMをセツトした時の針の位置と一致
させるためには、ワークWを、換言すれば、ワー
ク固定台38をΔhだけ上げる必要がある。この
ように、ワーク固定台38が上下方向に移動した
時、その移動した量をダイヤルゲージ42で読み
とり、ワークWの基準面W1からボール溝W2の
中心Aまでの距離を、マスターMのダイヤルゲー
ジ42の読みと比較して直接知ることができる。
ーMを取付けたのと同じ要領で取付けた後、ダイ
ヤルゲージ20の針がマスターMをセツトした時
の針の位置と同じ位置になるように、ワーク固定
台38を上下方向に移動させる。この場合、ワー
クWのボール溝W2の中心Aが第3図に示すよう
に、マスターMのボール溝M2中心OよりΔhだ
け下がつていれば、ダイヤルゲージ20の針の位
置をマスターMをセツトした時の針の位置と一致
させるためには、ワークWを、換言すれば、ワー
ク固定台38をΔhだけ上げる必要がある。この
ように、ワーク固定台38が上下方向に移動した
時、その移動した量をダイヤルゲージ42で読み
とり、ワークWの基準面W1からボール溝W2の
中心Aまでの距離を、マスターMのダイヤルゲー
ジ42の読みと比較して直接知ることができる。
第5図は等速ジヨイントのアウターレースの球
心測定装置の実施例を示す。この測定装置はイン
ナーレースの球心測定装置と原理的には同一であ
る。この図においても、第1実施例と同一の構成
要素には同一の符号を付している。
心測定装置の実施例を示す。この測定装置はイン
ナーレースの球心測定装置と原理的には同一であ
る。この図においても、第1実施例と同一の構成
要素には同一の符号を付している。
図において、ベース1はその側壁3及び4の上
部が互いに内側に略直角に折曲してアウターレー
スORの支持部50及び51が形成されている。
そして、両支持部50及び51の間にはベース1
の上部シヤフト5及び下部シヤフト6により摺動
可能に支承された移動台52が設けられており、
この移動台52のボール支持部53は両支持部5
0及び51の上面から上方に突出している。ボー
ル支持部53はその上部の一側(図示左側)に溝
状に陥設されて段差部53aが形成されており、
他側は円弧状になつている。そして、この円弧状
部に設けた穴54に固定ボール17が円弧状部か
ら外側に突出した状態で取付けられている。ボー
ル支持部53は穴54の下方に、上部シヤフト5
の軸線に平行に可動ボール穴55があけられてお
り、この可動ボール穴55には可動ボール11が
摺動可能に挿入されている。可動ボール穴55内
には可動ボール11より内側にばね受56があ
り、このばね受56はこのばね受56より内側に
設けた圧縮ばね57による可動ボール11を可動
ボール穴55から押出す方向の力を受けている。
又、可動ボール穴55の外側のボール支持部53
の面には可動ボール11が可動ボール穴55から
突出する量を規制するための受板58が取付けら
れている。ばね受56は可動ボール11の受部と
反対側に小径の突子56aがあり、この突子56
aは可動ボール穴55からボール支持部53の段
差部53a方向にあけられた小孔から段差部53
a側に突出している。ボール支持部53の段差部
53aには、一端部がばね受56の突子56aの
先端に当接するへ字形の測定レバー59が支軸6
0により枢着されている。ボール支持部53はそ
の上部に取付けられたサポート61の先端にダイ
ヤルゲージ20がセツトボルト23により取付け
られている。引張りばね62は一端がボール支持
部53に、又他端が測定レバー59の支軸60よ
り下部に取付けられて、測定レバー59の下端部
をばね受56の突子56aに圧接させる作用をし
ている。このようにして、下端部がばね受56の
突子56aに圧接された測定レバー59の上端部
にダイヤルゲージ20の測定子20bが当接して
おり、可動ボール11が可動ボール穴55内に押
し込まれると測定レバー59は支軸60を支点と
して時計方向に回動し、ダイヤルゲージ20の測
定子20bを押し込むようになつている。また、
各部の構成に関しては、上部シヤフト5、下部シ
ヤフト6及び可動ボール穴55の軸線と可動ボー
ル11、固定ボール17の中心は同一平面にあ
り、この平面と支持部50,51の上面、つまり
ワーク取付面は垂直である。さらに、支持部5
0,51の上面は上部シヤフト5の軸線に平行な
関係にある。
部が互いに内側に略直角に折曲してアウターレー
スORの支持部50及び51が形成されている。
そして、両支持部50及び51の間にはベース1
の上部シヤフト5及び下部シヤフト6により摺動
可能に支承された移動台52が設けられており、
この移動台52のボール支持部53は両支持部5
0及び51の上面から上方に突出している。ボー
ル支持部53はその上部の一側(図示左側)に溝
状に陥設されて段差部53aが形成されており、
他側は円弧状になつている。そして、この円弧状
部に設けた穴54に固定ボール17が円弧状部か
ら外側に突出した状態で取付けられている。ボー
ル支持部53は穴54の下方に、上部シヤフト5
の軸線に平行に可動ボール穴55があけられてお
り、この可動ボール穴55には可動ボール11が
摺動可能に挿入されている。可動ボール穴55内
には可動ボール11より内側にばね受56があ
り、このばね受56はこのばね受56より内側に
設けた圧縮ばね57による可動ボール11を可動
ボール穴55から押出す方向の力を受けている。
又、可動ボール穴55の外側のボール支持部53
の面には可動ボール11が可動ボール穴55から
突出する量を規制するための受板58が取付けら
れている。ばね受56は可動ボール11の受部と
反対側に小径の突子56aがあり、この突子56
aは可動ボール穴55からボール支持部53の段
差部53a方向にあけられた小孔から段差部53
a側に突出している。ボール支持部53の段差部
53aには、一端部がばね受56の突子56aの
先端に当接するへ字形の測定レバー59が支軸6
0により枢着されている。ボール支持部53はそ
の上部に取付けられたサポート61の先端にダイ
ヤルゲージ20がセツトボルト23により取付け
られている。引張りばね62は一端がボール支持
部53に、又他端が測定レバー59の支軸60よ
り下部に取付けられて、測定レバー59の下端部
をばね受56の突子56aに圧接させる作用をし
ている。このようにして、下端部がばね受56の
突子56aに圧接された測定レバー59の上端部
にダイヤルゲージ20の測定子20bが当接して
おり、可動ボール11が可動ボール穴55内に押
し込まれると測定レバー59は支軸60を支点と
して時計方向に回動し、ダイヤルゲージ20の測
定子20bを押し込むようになつている。また、
各部の構成に関しては、上部シヤフト5、下部シ
ヤフト6及び可動ボール穴55の軸線と可動ボー
ル11、固定ボール17の中心は同一平面にあ
り、この平面と支持部50,51の上面、つまり
ワーク取付面は垂直である。さらに、支持部5
0,51の上面は上部シヤフト5の軸線に平行な
関係にある。
上記のように、可動ボール11及び固定ボール
17をボール支持部53に取付けた移動台52
は、圧縮ばね10により押圧されて、ベース1の
上部の支持部50及び51に位置決めピン63よ
り固定されアウターレースORのボール溝OR1に
固定ボール17及び可動ボール11が押し当てら
れるようになつている。
17をボール支持部53に取付けた移動台52
は、圧縮ばね10により押圧されて、ベース1の
上部の支持部50及び51に位置決めピン63よ
り固定されアウターレースORのボール溝OR1に
固定ボール17及び可動ボール11が押し当てら
れるようになつている。
このアウターレースORの球心位置の測定は第
1実施例と同様にして行なわれる。
1実施例と同様にして行なわれる。
第6図、第7図は球面形状を有する部品64の
球心位置測定装置の他の実施例を示す。この部品
64にはボール溝がない測定位置に部品64を取
付ける際、その位相を決める必要がない。従つ
て、第6図は第1図から位相決め機構が取り除か
れており、又第7図は第4図から位相決め機構が
取り除かれている。
球心位置測定装置の他の実施例を示す。この部品
64にはボール溝がない測定位置に部品64を取
付ける際、その位相を決める必要がない。従つ
て、第6図は第1図から位相決め機構が取り除か
れており、又第7図は第4図から位相決め機構が
取り除かれている。
この考案は、平担な基準面と球状凸面部または
球状凹面部とを有する部品を固定するためのワー
ク固定台と、これに固定した前記部品の球状凸面
部または球状凹面部に当接可能に支持部材によつ
て保持された固定ボール及び可動ボールとを備
え、この両ボールは基準面に対する直角方向への
所定の距離を隔てて保持されており、ワーク固定
台と、両ボールの支持部材との間で基準面に沿う
特定の直線方向に相対移動が可能とされ、かつ両
ボール間でも前記の直線方向に相対移動が可能と
されると共に両ボール間の相対移動量を測定する
手段を備え、前記の固定状態にある特定の部品に
両ボールを当接させて測定した両ボール間の相対
移動量を、寸法が既知であるマスター部品につい
て測定した相対移動量の基準値と比較することに
より、特定の部品における球状凸面部または球状
凹面部の球心位置と基準面との距離を知り得るよ
うにしたので、従来の方法と比べて測定精度を向
上し、測定時間を短縮でき、さらに作業工程内に
おいて測定するゲージとして使用することができ
る。
球状凹面部とを有する部品を固定するためのワー
ク固定台と、これに固定した前記部品の球状凸面
部または球状凹面部に当接可能に支持部材によつ
て保持された固定ボール及び可動ボールとを備
え、この両ボールは基準面に対する直角方向への
所定の距離を隔てて保持されており、ワーク固定
台と、両ボールの支持部材との間で基準面に沿う
特定の直線方向に相対移動が可能とされ、かつ両
ボール間でも前記の直線方向に相対移動が可能と
されると共に両ボール間の相対移動量を測定する
手段を備え、前記の固定状態にある特定の部品に
両ボールを当接させて測定した両ボール間の相対
移動量を、寸法が既知であるマスター部品につい
て測定した相対移動量の基準値と比較することに
より、特定の部品における球状凸面部または球状
凹面部の球心位置と基準面との距離を知り得るよ
うにしたので、従来の方法と比べて測定精度を向
上し、測定時間を短縮でき、さらに作業工程内に
おいて測定するゲージとして使用することができ
る。
図はこの考案の実施例を示し、第1図は球心測
定装置の使用例を示す要部断面正面図、第2図は
等速ジヨイントのインナーレース用マスターの縦
断面図、第3図はインナーレースの球心測定時の
説明図、第4図は第1図を改良した実施例の正面
図、第5図は他の球心測定装置の使用例を示す要
部断面正面図、第6図、第7図はさらに他の球心
形状の測定装置の使用例を示す要部断面正面図で
ある。 1……ベース、11……可動ボール、17……
固定ボール、20……ダイヤルゲージ、24……
ワーク固定台、38……ワーク固定台、M……マ
スター、M1……基準面、W……ワーク、W1…
…基準面。
定装置の使用例を示す要部断面正面図、第2図は
等速ジヨイントのインナーレース用マスターの縦
断面図、第3図はインナーレースの球心測定時の
説明図、第4図は第1図を改良した実施例の正面
図、第5図は他の球心測定装置の使用例を示す要
部断面正面図、第6図、第7図はさらに他の球心
形状の測定装置の使用例を示す要部断面正面図で
ある。 1……ベース、11……可動ボール、17……
固定ボール、20……ダイヤルゲージ、24……
ワーク固定台、38……ワーク固定台、M……マ
スター、M1……基準面、W……ワーク、W1…
…基準面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 平担な基準面と球状凸面部または球状凹面部と
を有する部品を固定するためのワーク固定台と、
これに固定した前記部品の球状凸面部または球状
凹面部に当接可能に支持部材によつて保持された
固定ボール及び可動ボールとを備え、この両ボー
ルは基準面に対する直角方向への所定の距離を隔
てて保持されており、 ワーク固定台と、両ボールの支持部材との間で
基準面に沿う特定の直線方向に相対移動が可能と
され、かつ両ボール間でも前記の直線方向に相対
移動が可能とされると共に両ボール間の相対移動
量を測定する手段を備え、 前記の固定状態にある特定の部品に両ボールを
当接させて測定した両ボール間の相対移動量を、
寸法が既知であるマスター部品について測定した
相対移動量の基準値と比較することにより、特定
の部品における球状凸面部または球状凹面部の球
心位置と基準面との距離を知り得るようにしたこ
とを特徴とする球心測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18287279U JPS6123761Y2 (ja) | 1979-12-27 | 1979-12-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18287279U JPS6123761Y2 (ja) | 1979-12-27 | 1979-12-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5697701U JPS5697701U (ja) | 1981-08-03 |
| JPS6123761Y2 true JPS6123761Y2 (ja) | 1986-07-16 |
Family
ID=29693193
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18287279U Expired JPS6123761Y2 (ja) | 1979-12-27 | 1979-12-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6123761Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006001193A1 (ja) | 2004-06-24 | 2006-01-05 | Honda Motor Co., Ltd. | 等速ジョイントの寸法測定方法及びその装置 |
-
1979
- 1979-12-27 JP JP18287279U patent/JPS6123761Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5697701U (ja) | 1981-08-03 |
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