JPS61258862A - 時計部品用ポリアミド系樹脂組成物 - Google Patents

時計部品用ポリアミド系樹脂組成物

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JPS61258862A
JPS61258862A JP60101056A JP10105685A JPS61258862A JP S61258862 A JPS61258862 A JP S61258862A JP 60101056 A JP60101056 A JP 60101056A JP 10105685 A JP10105685 A JP 10105685A JP S61258862 A JPS61258862 A JP S61258862A
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JP
Japan
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parts
metal
weight
polyamide resin
resin composition
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JP60101056A
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English (en)
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Masatoshi Akatsuka
赤塚 正利
Hideo Okawa
秀夫 大川
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Idemitsu Fine Composites Co Ltd
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CALP Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は時計部品用ポリアミド系樹脂組成物に関し、
さらに詳しく言うと、振子等の時計部品に好適なポリア
ミド系樹脂組成物に関する。
〔従来の技術およびその問題点〕
従来より時計部品の素材として、黄銅、ステンレス鋼な
どの金属材料が多く用いられているが、ゑ近では、軽量
化、コストダウンの目的で時計部品にプラスチック材料
が採用されていて、社会の変化、人件費増大の中で時計
部品のプラスチック化によるコストダウンの要求が高め
る一方である。
しかしながら、現在一般に用いられているプラスチック
材料は、強度や寸法安定性、あるいは比重の軽さなどの
点で時計部品として適当でなく、美しさでは金属に劣り
、金属部品と組合せて使用すると、外観上異和感を生じ
るために、一般に安物としての評価しか得られていない
そこで、このような評価を払拭するために、プラスチッ
ク成形品の表面金属をメッキすることにより、金属のよ
うな外観1重量感を付与すると共にプラスチック材料の
特性を生かそうとする試みも有る。、シかしながら、表
面を金属メッキしたプラスチック成形品には次のような
問題点がある。
(イ)金属メッキの膜厚が小さいので、プラスチック成
形品の表面の凹凸が、金属メッキ後の成形量表面に表わ
れる。これにより、金属メッキをしても、−見してプラ
スチック成形品であることがわかり、安物品との印象を
消し難い、金属メッキの膜厚を大きくしても良いが、そ
うすると、メッキ時間が長くなり、コストが増大する。
(ロ)金属メッキが剥離し易すい、他の部材で金属メー
、キ面をこするだけでも金属メッキがはげてしまう、金
属メッキがところどころはげた製品は見すぼらしいだけ
である。
(ハ)金属メッキを施したとしても、そのようなプラス
チック成形品を手に持つと、余りにも軽量であるから、
直ちにプラスチック成形品であることがわかり、安物品
、にせ物の印象を与える。
金属製品であるかのように似せるためには、軽量化に限
度があり、ある程度の重量感を必要とする。このため、
金属粉末の配合量を多くして高比重材料とする場合、特
に金属粉末の配合量を50重量%以上としたような場合
には、■成形時、金属粉末による混練機、成形機等を著
しく摩耗損傷させる。■混線機、成形機内に金属粉末が
凝集、付着したりこれが焼結、固化したりしてペレット
および成形品の生産性が極めて悪化する。■成形品の機
械的強度が十分でない、■成形品の連続生産時、成形品
の重量差、密度差が大きく1寸法精度にバラツキを生ず
るなどの問題がある。しかも、特に金属粉末の配合量が
70重量%を超えるようになると、上記■〜■の欠点が
顕著になると共に、成形性が悪化し、射出成形において
もゲート径を大としダイレクトゲートとしないと成形が
困難であり、小さな部品成形に限定され、大型成形品に
は不適となるなどの問題点があり、実用に耐え得ない。
(ニ)また、金属メッキを施したプラスチック成形品は
、邑然のことながら金属に比して機械的強度が劣るので
、この点からも、安物品、金属製品に似せた品物との印
象をぬぐい去り難い。
この発明は上記従来の問題点を解消し、成形性にすぐれ
ると共に、機械的強度にすぐれ、しかもペレットの成形
性および生産性が高く、成形時に混線機、成形機等を著
しく摩耗損傷させることのない、また、金属メッキを施
しても容易に金属メッキが剥離せず、さらに、金属メッ
キ前の成形品表面を平滑に成形することのできる樹脂組
成物を提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわちこの発明は、(A)ポリアミド系樹脂50〜5
重量部、(B)亜鉛粉末および/または亜鉛で表面被覆
した金属粉末もしくは金属化合物粉末50〜95重量部
の合計Mkioo重量部に対し、(C)チタン酸カリウ
ム繊維1〜10重量部、(II)変性ポリオレフィン1
−10重量部および(E)滑剤1.0〜1.0重量部を
配合してなる時計部品用ポリアミド系樹脂組成物を提供
するものである。
この発明においてはまず原料成分(A)としてポリアミ
ド系樹脂を用いる。ここでポリアミド系樹脂としては特
に制限はなく様々なものを用いることができる。大別す
ると■環状脂肪族ラクタムの開環重合によるもの、■脂
肪族ジアミンと脂肪族ジカルボン酸または芳香族ジカル
ボン酸との縮重合反応によるもの、■アミノ酸の縮重合
によるものがあり、その他各種ナイロン七ツマ−の重合
により共重合体が得られる。このような工法により長鎖
中に一〇〇NH−基を生成させて各種のポリアミドが製
造される。
上記■に属するものに 6ナイロン(ε−カプロラクタムより)12ナイロン(
ラウリルラクタムより)■に属するものに 6.6ナイロン[ヘキサメチレンジアミン(HMD)と
アジピン酸] 6.10ナイロン(HMDとセバシン酸)6.12ナイ
ロン(HMDとドデカジオン酸)MXD、Gナイロン[
メタキシレンジアミン(MXD)とアジピン酸] H2N(C:H2)nNH2+ HOOC(CH2) 
11−2 GOON −=H(CH2) n NHCO
(CH2) m −z CO”)I 20■に属するも
のに 11ナイロン H2N−(CH2)  10−COOH→−NH(CH
2)  1o CO−÷H20 などがある、これらの中でも特に6ナイロン、6,8ナ
イロンを用いることが好ましい。
次に、この発明においてはCB)成分として、亜鉛粉末
および/または亜鉛で表面被覆した金属粉末もしくは金
属化合物粉末を用いる。
ここで亜鉛で表面被覆される金属粉末もしくは金属化合
物粉末としては、鉄、醸化鉄、銅、酸化鉛などの粉末が
挙げられる。このような金属粉末もしくは金属化合物粉
末を亜鉛で表面被覆する方法としては特に制限はないが
、例えば(1)金属粉末もしくは金属化合物粉末に溶融
亜鉛を噴射塗着させる方法や、(2)溶融亜鉛中に金属
粉末もしくは金属化合物粉末を投入し攪拌する方法が挙
げられる。なお、表面被覆する亜鉛の厚さは0,5〜3
gmの範囲が好適である。また、粉末の粒径は、通常、
1〜15g、m、好ましくは4−6 uLmである。上
記(A)成分と(B)成分の配合割合は、(A)成分5
0〜5重量部、好ましくは40〜10重量部に対して(
8)成分50〜95重量部、好ましく1f60〜90重
量部である。ここで、この(A)成分の配合割合が50
重量部を超えると、成形品の機械的強度が劣り、しかも
比重も軽くなって好ましくない、一方、この(A)成分
の配合割合が5重量部未満であると、混練機、成形m等
を摩耗損傷させたり、その内部に付着、焼結、固化しや
すくなるとともに、成形品の外観に荒れを生じるので好
ましくない、さらに、この発明においては(C)成分と
してチタン酸カリウム1a維を用いる。ここでチタン酸
カリウム繊維としては、一般式%式%) (式中、nは2〜8の整数を表わす)で示されるチタン
酸カリウムの単結晶繊維が挙げられる。具体的には例え
ば大塚化学薬品(株)製のチタン酸カリウム繊!i(商
品名:Tl5M0.平均繊維径0.2〜0.5 Bm’
 、平均繊維長10〜20gm、アスペクト比20〜1
00)が好ましく、これをそのまま使用することができ
る。また、このチタン酸カリウム繊維として、アミノシ
ランなどのシランカップリング剤やイソプロピルトリス
テアロイルチタネートなどのチタネートカップリング剤
で表面処理したものを使用することができる。このよう
に表面処理したチタン酸カリウム繊維を使用することに
より、無処理のチタン酸カリウム繊維を使用した場合よ
り得られる樹脂組成物の耐摩耗性が改良され機械的強度
も向上することがある。
ここで樹脂組成物の耐摩耗性とは混線機等及び成形品が
摩耗または摩損することが少ない性質を意味するもので
ある。
ここで(C)成分は、前記(A)成分と(B) m分の
合計量100重量部に対して1〜10重量部、好ましく
は2〜8重量部配合される。(C)成分の配合割合が上
記割合未満であると、摩擦係数が太きくなり、成形時に
混練機等を摩耗損傷させやすくなるとともに成形品の機
械的強度も十分でなく、また成形品がギア部等接触箇所
に用いられる場合は摩損することがある。一方、(C)
成分の配合割合が上記割合を超えると、成形時に混練機
等を摩耗損傷させやすくなるとともに成形品の外観に荒
れが生じるので好ましくない。
次に、この発明において、(D)分として変性ポリオレ
フィンを用いる。ここで変性ポリオレフィンとしては、
ポリオレフィン不飽和カルボン酸(無水物を含む。)あ
るいはその誘導体で化学的に変性したもの、あるいは、
ポリオレフィンをエラストマーおよび不飽和カルボン酸
(無水物を含む)あるいはその誘導体で化学的に変性し
たものが好適に用いられる。ここでエラストマーとして
は、末端ヒドロキシル化ポリブタジェンが好適である。
この変性ポリオレフィンを製造するにあたっては、ポリ
プロピレン等のポリオレフィン、エラストマーおよび不
飽和カルボン酸またはその誘導体ヲキシレン、トルエン
、ヘプタン、モノクロルベンゼン等の溶媒中で、ベンゾ
イルパーオキサイド等のラジカル発生剤を用いて反応さ
せればよい、この変性ポリオレフィンの製法の詳細に関
しては特開昭54−124049号公報に開示されてい
るので、その詳細な説明を省略する。この変性ポリオレ
フィンを用いることにより、ポリアミド系樹脂と亜鉛粉
末等との混和性の向上を図ることができ、しかも得られ
る成形品の衝撃強度の増大を図ることができる。
ここで(D)成分は前記(A)成分と(B)成分の合計
量100重量部に対して、1〜10重量部、好ましくは
2〜Bii量部配合される。 (D) を分の配合割合
が上記割合未満であると、成形品の機械的強度が低下す
る。一方(B)成分の配合割合が上記割合を超えると、
成形品の重量差、密度差が大きくなるとともに成形品の
外観に荒れが生じるので好ましくない。
また、この発明においては(E)成分として滑剤を用い
る。ここで滑剤として流動パラフィン、天然パラフィン
、ワックスなどの炭化水素系滑剤;高級脂肪酸、オキシ
脂肪酸などの脂肪酸系滑剤;脂肪酸の低級アルコールエ
ステルなどのエステル系滑剤:脂肪族アルコール、ポリ
グリコールなどのアルコール系滑剤ニステアリン酸カル
シウム、  ゛ステアリン酸バリウムなどの金属石けん
:シリコンオイル、変性シリコンなどのシリコン等が挙
げられる。これらの中でも特に脂肪酸系滑剤、アルコー
ル系滑剤、シリコン等が好適である。
ここで(E)成分は、前記(A)成分と(B)成分の合
計Ik100重量部に対して、 0.1〜10重量部、
好ましくは0.3〜8重量部配合される。 (E) m
分の配合割合が上記割合未満であると、摩擦係数が大き
くなり、成形が困難となり、しかも混線機等の内部に付
着、焼結、固化しやすくなるとともに、成形品の重量差
、V!:度差が大きくなるので好ましくない、一方、(
E)成分の配合割合が上記割合を超えると、成形時にス
リップを生じやすく、また滑剤が前記(A)成分と(B
)成分を分離させてしまい、その結果混線機等の内部に
付着、焼結。
固化しやすくなるとともに成形品の表面にブリードアウ
トが生ずるので好ましくない。
なお、この発明は上記(A)〜(B)成分を原料とする
ものであるが、必要に応じて適宜、帯電防止剤1着色剤
、難燃剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、可塑剤、無機充
填剤、熱安定剤などの各種添加剤を加えることができる
ここで帯電防止剤としては各種の界面活性剤が用いられ
る。また、着色剤としては難溶性ア”ゾ染料、赤色着色
剤、カドミウムイエロー、クリームイエロー、チタン白
などが挙げられ、難燃剤としては無機系の酸化アンチモ
ン、酸化ジルコンなどや有機系のリン酸エステル、トリ
クレジルホスフェートなどが挙げられる。酸化防止剤と
してはフェノール系のものが用いられ、紫外線吸収剤と
してはトリアゾール系、サリチル酸系、アクリロニトリ
ル系のものが用いられる。さらに可塑剤としてはフタル
酸ジエステル、ブタノールジエステル、リン酸エステル
などが挙げられる。無機充填剤としては炭酸カルシウム
、石膏、タルク、マイカ、硫酸バリウム、ガラス繊維、
ワラストナイト、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニ
ウム等が挙げられる。
この発明の係る時計部品用ポリアミド系樹脂組成物は、
前記ポリアミド系樹脂、亜鉛粉末および/または亜鉛で
表面被覆した金属粉末若しくは金属酸化物粉末、チタン
酸カリウム繊維、変性ポリオレフィンおよび滑剤、さら
に要すれば前記各種の添加剤を配合することにより製造
することができる。配合の方法としては、特に制限は無
く、たとえば全成分を予備混合しておき、得られた予備
混合物を混練する方法、全成分を一度に混合、混練する
方法が挙げられる。
前記混合乃至混線は、たとえば、リボンブレンダー、タ
ンブルミキサー、ヘンシェルミキサー。
オープンロール、パンバリミキサー、単軸スクリュー押
出機、2軸スクリユ一押出機、単軸往復動スクリュー混
線機等により行なうことができる。
さらに具体的に好ましい混合乃至混線の手順を示すと次
のようである。
すなわち、この発明では上述の原料成分の配合物を用い
、これをまず100〜250℃の温度にて高速ミキサー
で5〜20分間混練する。この際の高速ミキサーの回転
数は通常は200−100Or、p、m、であり、好ま
しくは400〜900 r、p、m。
である、ここで回転数が20 Or、p、s、未満では
ゲル化が不充分で混線ができないこともあり、また回転
数が100 Or、p、ge、を越えると原料温度が異
常に上昇し、原料の劣化を起す場合もある。
上記混線後、さらに80〜110℃の温度にて低速ミキ
サーで混練する。この混線工程においては、比較的低温
下で混練が進行するため混練物は徐々に冷却されて細か
な塊状のものとなる。ここで低速ミキサーの回転数は特
に制限はないが、通常は100〜200 r、p、m、
テある。
このように二段の混線工程を経て得られた混線物を一軸
押出機を用いて通常は190〜250℃にて混練押出し
する。この工程は単なる押出し操作だけでなく、押出し
と共に充分な混線をも行なうことが肝要である。
このように混練を三段階に分けて充分に行なうわけであ
るが、混練すべき配合物中の金属成分の割合が多いため
、混線に際して通常の樹脂配合物に比べて用いる混線機
あるいは押出機はプラスチック用のものでもよいが、よ
り好ましくは窯業の分野で用いられるものである。
このように原料成分の配合物を充分に混練することによ
りこの発明の時計部品用ポリアミド系樹脂組成物を得る
ことができる。
このようにして得られたこの発明の時計部品用ポリアミ
ド系樹脂組成物を射出成形、押出成形。
プレス成形等の成形手段により適宜形状に成形して時計
用の各種成形品を製造することができる。
この発明の時計用ポリアミド系樹脂組成物においては、
各原料成分の配合量を適宜に変更することにより、時計
における各種部品たとえば、時計筐体1文字盤9時計内
歯車、m子等に成形することができる。特に、この時計
部品用ポリアミド系樹脂組成物は、比重が大きいので1
時計の振子の製造に最適である。
〔発明の効果〕
この発明によると、次に効果を奏することができる。す
なわち。
(1)この発明のポリアミド系樹脂組成物は上記(A)
〜(E)成分を配合してなるものであるため、成形時、
金属粉末による混練機、成形機等の摩耗損傷が少なく、
しかもペレット生産時に混線機。
成形機等内で金属粉末が付着、焼結、固化することがな
く、ペレットの成形性、生産性が高い、また、本発明の
ポリアミド系樹脂組成物によれば、成形品の連続生産時
、均一な重量および密度を有し、寸法精度にバラツキの
ない成形品を得ることができる。
(2)この発明に係る時計部品用ポリアミド系樹脂組成
物は、これを用いて得た成形品の表面が平滑美麗である
から、成形品の表面に金属メッキを施した場合1表面に
凹凸のない金属メッキ面に仕上げることができる。した
がって、外観上、金属製品の如き質感の製品とすること
ができ、安物量の印象を与えない。
(3)この発明に係る時計部品用ポリアミド系樹脂組成
物は、その成形品の表面に金属メッキを施した場合、金
属メッキの付着性がきわめて良好で、金属メッキが容易
に剥離しない。
(4)この発明に係る時計部品用ポリアミド系樹脂組成
物は、一般樹脂組成物に比して高比重である。この時計
部品用ポリアミド系樹脂組成物の成形品は、特にその表
面に金属メッキをすると、手に持った場合1重量感があ
って安物プラスチック品の印象を与えない、また、高比
重であることにより、この時計部品用ポリアミド系樹脂
組成物による時計用振子は、振子運動の際、十分な慣性
力を発揮することができる。
〔実施例〕
以下1本発明を実施例により詳細に説明する。
製造例 (変性ポリオレフィンの製造) 攪拌翼と環流装置を備えた内容115Hの三ロセパラブ
ルフラスコにポリプロピレン(メルトインデックス(M
I)8g/10分、密度0.91g/ad、商品名:J
700G、出光石油化学■製)100重量部に対して末
端ヒドロキシル化1.4−ポリブタジェン(数平均分子
量3000゜商品名:Po1y bd R45HT、A
RCOchew。
Diマ、製)5重i部、無水マレイン酸20重量部。
ジクミルパーオキサイド1.72重量部およびキシレン
500重量部を装入し、油浴にて投げ込みヒーターを用
いて加熱し、攪拌下で120℃、1時間反応させ、その
後140℃で3時間反応を継続した0反応終了後、抽出
装置に入れ、7セトンによって16時間抽出して、未反
応のポリブタジェンおよび無水マレイン酸を除去して本
発明の(C)成分である変性ポリオレフィンを得た。
(実施例1〜9および比較例1〜6) 第1表に示した配合物を、130℃に加熱した高速ミキ
サーに供給して15分間攪拌混合し、配合物が伝熱およ
び攪拌熱により200℃まで昇温しゲル化させ充分に混
練した。この混線後、20℃の低速ミキサーで配合物を
110℃に冷却し、微細な塊状となるまで攪拌した0次
いで得られた混練物を一軸押出機(口径5oI1厘のベ
ント型押出機、ナカタ二機械製、NVC−50)により
樹脂温度240℃で押出し、3ΦX5mmのペレットを
製造した。このペレットの生産性ならびにこのペレット
を成形して得られた成形品の評価結果を第1表に示す、
なお、評価は下記の方法により行なったー 評価方法 [曲げ弾性率] ASTM  D−638に準拠 [fl耗量] 一軸押出機(ナカタニ機械製、NVC−50)を用いて
樹脂温度250℃で延べ200時間押出成形を行ない、
窒化鋼処理したスクリュー(ヤマの径50.11I謬φ
、タニの径45.0腸腸φ)の摩耗量を測定した。
[成形品の密度差] 90X150X70ml、肉厚5■■のビンゲート(1
■φ)の箱形状の成形品を、射出成形機(来遊機械製、
l5−125)を用いてシリンダ一温度220〜250
℃、金型温度70〜80℃、射出圧力60 Kg/ad
 、射出時間20秒の条件下にて連続的に20シヨツト
成形し、成形品の密度のバラツキを測定した。
O・・・2%以下 Δ・・・3〜4% ×・・・5%以上 [滞 留 性] 射出成形機(来遊機械製、l5−125)内でシリンダ
一温度を260℃にセットし、配合物を滞留させ、その
分解、固化状態を評価した。
0・・・1時間以上の滞留でも分解、固化なしΔ ・−
・30分の滞留で分解、固化発生X・・・5分の滞留で
分解、固化発生 [摩擦係数] 上記3の成形品の静摩擦係数を示す(新来科学製の表面
測定機にて測定)(摺動性を示す)[!度(比重)] 水中置換法によった。
また、前記ペレットを用いて得た成形品の表面を1次の
ようにして、金属メッキし、その金属メッキ製品につき
、以下のようにしてメッキ性を評価した。評価結果を第
1表に示す。
すなわち、成形品の表面を脱脂し、硫酸60容量%、リ
ン酸10容量%、水30容量%の水溶液に対して重クロ
ム酸カリ15 g/lの割合で加えてなる組成の化学エ
ツチング液(温度70±5℃)に前記成形品を15分間
浸漬してエツチングを行ない、塩化第1スズ溶液に室温
で5分間浸漬して感応性付与処理をした0次いで、塩化
パラジウム溶液に室温で2分間浸漬して活性化処理を行
なった後、化学ニッケルメッキを施した。しかる後、電
気メッキとして半光沢ニッケルメッキおよび光沢ニッケ
ルメッキ、クロムメッキを施した。
得られた金属メッキ製品のメッキ膜の厚みは約25鉢m
であった。
[金属メッキ製品の外観] 目視にて判定した。
[ゴバン目剥離テスト] 金属ノー2キ表面に鋭利な刃物で1■間隔で縦横のコハ
ン目を形成した0次いで、このゴバン目に粘着テープを
貼付し、その後、この粘着テープを剥離した。そのとき
の、金属メッキが剥離しないゴバン目の数を計数した。
この数の多い程メッキ付着性が良好である。
[折り曲げ試験] 金属メッキ製品を折り曲げて、その折り曲げ部分におけ
る金属メッキの剥離具合を評価した。
O・・・ 剥離なし。
Δ ・・・ 若干剥離した。
× ・・・ 殆んど剥離した。
[耐煮沸試験] 金属メッキ製品を沸とう水中に2時間浸漬し、次に0℃
の氷水中に20分間浸漬し、これを1サイクルとして4
回繰り返した後の表面状態の変化を観察した。結果を第
1表に示す。
なお、この実施例および比較例に使用した原料の諸元は
次のとおりである。
[ポリアミド] 実施例1〜6.実施例7〜9および比較例1〜6は6ナ
イロン(鐘淵化学工業製、商品名:LM−102)であ
る。
[金属粉末] 実施例1〜6.実施例7〜8.比較例1〜6は亜鉛粉末
を使用した。(堺化学製、比重7.19粒径4〜5#L
m)を使用した。
[チタン酸カリウム繊#l] 大塚化学薬品製、平均繊維径0.2〜0.5pm。
平均繊維長10〜20 JLm 、アスペクト比20〜
ioo、商品名:Tl5M0を使用シタ。
[変性ポリオレフィン] 上記製造例で得られたものを使用した。
[滑   剤] 実施例1〜7.および比較例1〜6はステアリン酸、実
施例8はシリコン(信越シリコン製。
KF−96)、実施例9はベンゼンスルフォンブチルア
ミド(大入化学製、BM−4)をそれぞれ使用した。
(以下、余白)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)ポリアミド系樹脂50〜5重量部、(B)
    亜鉛粉末および/または亜鉛で表面被覆した金属粉末も
    しくは金属化合物粉末50〜95重量部の合計量100
    重量部に対し、(C)チタン酸カリウム繊維1〜10重
    量部、(D)変性ポリオレフィン1〜10重量部および
    (E)滑剤1.0〜1.0重量部を配合してなる時計部
    品用ポリアミド系樹脂組成物。
JP60101056A 1985-05-13 1985-05-13 時計部品用ポリアミド系樹脂組成物 Pending JPS61258862A (ja)

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JP60101056A Pending JPS61258862A (ja) 1985-05-13 1985-05-13 時計部品用ポリアミド系樹脂組成物

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JP (1) JPS61258862A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023550117A (ja) * 2020-11-24 2023-11-30 ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス 重プラスチック材料から作製される物品

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