JPS6127075Y2 - - Google Patents

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JPS6127075Y2
JPS6127075Y2 JP9686480U JP9686480U JPS6127075Y2 JP S6127075 Y2 JPS6127075 Y2 JP S6127075Y2 JP 9686480 U JP9686480 U JP 9686480U JP 9686480 U JP9686480 U JP 9686480U JP S6127075 Y2 JPS6127075 Y2 JP S6127075Y2
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【考案の詳細な説明】 本考案は、冷蔵庫の霜取りタイマ等に使用する
タイムスイツチの構造に係り、さらに詳述すれ
ば、定速回転するモータ出力軸に設けたギヤと噛
合つてモータ回転を減速して伝える減速ギヤを、
外周の一部に半径が急減する谷部を持つ円状カム
形を有する板カムのカム軸に取付け、この減速ギ
ヤの外周の一個所に取付けたラチエツト爪と噛合
うラチエツト歯を上記板カムに設けることで板カ
ムを一方方向に回転させ、自由端が上記板カムの
外周に接触するように他方端が片持式に支持され
る長さを異にする少なくとも2枚の板バネに設け
た接点のオンオフにより長時間のオン信号と短時
間のオフ信号との繰返し信号あるいは長時間のオ
フ信号と短時間のオン信号との繰返し信号を得る
タイムスイツチに関するものである。
従来のこの種のタイムスイツチの構造の一例を
第1図及び第2図によつて説明する。第1図は上
部支持板を取り除いた上面図、第2図は第1図の
X−X断面図を示す。第1図及び第2図におい
て、1は板カムで、外周の一部に半径が急減する
谷部1′を持つ円状カム形をしており、1″はその
カム軸である。2,3,4はそれぞれ板バネで、
例えば燐青銅の短冊状板で作られ、その一方の端
部は固定台15に片持式に支持され、他方の自由
端は板カム1の時計方向回転に応じて板バネ2,
3,4の順に順次カムの谷部1′に落ちるよう
に、板カム1の外周に接触配置される。各板バネ
2,3,4の自由端の近くには接点2′,3′,
4′がそれぞれ設けてある。5は板カム1を時計
方向に回転させるためのラチエツト歯である。6
は定速回転しているモータ(図示せず)の出力軸
に直結したギヤで7はこのギヤ6と噛合つて、ギ
ヤ6の回転を減速して板カム1に伝える減速ギヤ
である。8はこの減速ギヤ7の外周の一個所に取
付けられたラチエツト爪で、上記の板カム1に設
けたラチエツト歯5と噛合うようになつており、
これにより、減速ギヤ7が時計方向に回転する時
は板カム1も減速ギヤ7と共に時計方向に回転す
るが、減速ギヤ7が反時計方向に回転する時は板
カム1は回転を停止している。即ち、板カム1は
時計方向にのみ回転し、逆回転はしない。なお、
13は板カム1のカム軸1″に対する上部支持板
であり、また14は同じく下部支持板である。
以上の構造において、例えば冷蔵庫の霜取りタ
イマ用のタイムスイツチにおいては、板カム1は
周期約8時間で回転する。板カム1の時計方向の
回転により、第1図の状態では接点2′と3′がオ
ン、接点3′と4′がオフであるが、板バネ2がカ
ムの谷部1′に落ちると接点2′と3′がオフ、接
点3′と4′がオンとなり、さらに回転が進んで板
バネ3もカムの谷部に落ちると再び接点2′と
3′がオン、接点3′と4′がオフとなる。それ以
後は板バネ4が谷部1′に落ちてもこの状態が続
き、次に接点2′と3′がオフになるのは、板カム
1が1回転してきて板バネ2がカムの谷部1′に
落ちる時である。接点2′と3′がオフとなつてい
る継続時間(これは接点3′と4′がオンとなつて
いる継続時間に等しい)は、板バネ2と3の長さ
の差に対応する中心角aで決まるが、この中心角
度aの実用上の最小角度は4度程度であり、これ
を時間に換算すると、周期8時間に対して60×8
×4/360≒5分、即ち約5分となる。このよう
にして、図示のスイツチ機構は、周期8時間のう
ち5分間だけオフ信号(あるいはオン信号)を発
生し、残りの時間はオン信号(あるいはオフ信
号)を発生し続けることを繰り返すサイクルタイ
ムスイツチとなる。
しかし、このタイムスイツチを冷蔵庫の霜取り
用のタイマに使用する場合、周期8時間はそのま
まとして、5分間の短時間のオフ信号(あるいは
オン信号)をさらに短かく、1分とか30秒程度に
縮めることが要求される。これに対し、板バネ2
と3の長さの差を小さくし、対応する中心角度a
を小さくすれば、いくらでも上記要求に応じるこ
とが可能のように考えられるが、板バネ2と3の
差を小さくすることは、加工精度の点及び組立て
後のばらつき差が生じる点で、中心角度にして前
述の4度、即ち周期8時間に対して約5分、が限
度である。
これに対し、本考案者は先に外周の一部分での
み互いに噛合つてモータ回転を増速してカム軸に
伝える増速ギヤをモータ出力軸及びカム軸1″に
それぞれ取付け取外し可能に取付け、これらの増
速ギヤの噛合う期間を板バネ2がカムの谷部1′
に落ちる直前から板バネ3が谷部1′に落ちる直
前までの期間と一致させる構成とすることによ
り、板バネ2と板バネ3の長さの差は従来のまま
として、板バネ2がカム形の谷部に落ちる直前か
ら次の板バネ3が谷部に落ちる直後までの期間だ
け板カム1を早送りさせる機構とすることによ
り、スイツチの周期8時間はそのままとして、5
分間のオフ信号(あるいはオン信号)をさらに短
かくすることのできるタイムスイツチを提案した
(実願昭54−29166号実開昭55−129340号参照)。
これを、第3図(上面図)及び第4図(X−X断
面図)によりさらに具体的に説明する。
第3図、第4図において、9はモータ出力軸
に、10はカム軸1″に、それぞれ取付け取外し
可能に取付けられる増速ギヤである。11はモー
タ出力軸の外周部に設けた突起部、12は増速ギ
ヤ9の内径側に設けた穴部で、突起部11と穴部
12とをはめ合わせることで、増速ギヤ9をモー
タ出力軸の回転に伴なつて回転させるようにして
いる。増速ギヤ9と増速ギヤ10には歯が1枚だ
け設けてあり、この1枚の歯の部分でのみ噛み合
うようになつている。この例ではギヤ9とギヤ1
0の半径比を2対1にしてあり、従つてギヤ9と
ギヤ10とが1枚の歯で噛み合う部分では、板カ
ム1はギヤ6の回転より2倍だけ速く回転するこ
とになる。このギヤ9によりギヤ10がまわされ
る角度を第3図の角度bとする。角度bは板バネ
2が谷部1′に落ちる直後までの期間と一致する
ようにする。即ち、角度bは、板バネ2と3の差
に対応する中心角度aを含んで、角度aより僅か
に大きい角度とする。ここで、ギヤ6と減速ギヤ
7との半径比を1対5に、ギヤ6の歯数を9枚、
減速ギヤ7の歯数を45枚としギヤ6が5回転して
板カム1が1回転するようにし、板カム1が8時
間に1回の回転をするようにした場合、また角度
aは増速ギヤ9,10がない場合に5分間に対応
する4度としたとき、角度bは増速ギヤ9,10
の取付けにより、ギヤ6の回転の2倍の速さで回
転し即ち、増速ギヤ9,10を設けない場合の回
転に比較して10倍の速さで回転し、このときの角
度aに対応する時間は5/10=0.5分となる。
なお、板カム1が増速される角度bの間にラチ
エツト歯5が次の歯に進んでしまうと、板カム1
の回転周期が8時間よりずれることになるので、
ラチエツト角度cは角度bより大きくしておき、
角度bの増速期間が同一のラチエツト角度c内に
入るようにし、ラチエツトのバツクラツシユがつ
まつてから板カム1が動き出すようにしてある。
このようにすることで、部分的に増速されても板
カム1の回転周期である8時間は変化しないこと
になる。また、増速ギヤ9と10の噛み合いは、
ギヤ9と10が第3図の位置にきたときのみ行な
われるので、角度bの部分のみ増速され、さら
に、増速ギヤ9,10を取外せば、部分的な増速
はなくなり、角度aの回転に従来どおり5分間を
要することになる。
このように、第3図、第4図の構造によれば、
増速ギヤ9,10を取付けることにより、板バネ
2,3の長さの差は従来のままとして、角度aの
回転に要する時間を従来の1/10に短縮することが
可能となり、周期8時間のうち短かいオフ時間の
継続時間を従来の5分間から、0.5分に縮めるこ
とができる。
なお、上記例では増速ギヤ7のギヤ6に対する
減速比を1/5とし、増速ギヤ9,10によるギヤ
6に対する増速比を2倍とした場合について説明
したが、これらの減速比、増速比を任意に決める
ことにより、板カム1の周期はそのままとして、
任意の短縮率で短縮された短かいオフ信号継続時
間を得ることができる。
以上のように第3図、第4図によれば、タイム
スイツチの板バネの長さの差はそのままとして、
増速ギヤを取付けることにより1回転の周期を変
えることなく短かいオフ信号(あるいはオン信
号)の継続時間を任意に短縮できるようになり、
また増速ギヤの組合せを変えることで時間短縮率
を容易に変えることができ、共通の部品で多数の
用途のタイムスイツチを構成することが可能とな
る利点を生じるが、次の点でなお改良余地が残つ
ていた。即ち、第3図構造では増速ギヤ9の歯が
1枚であり、ギヤ6の歯数が9枚であるため、増
速ギヤ9,10の関係位置が第3図に示す位置と
なるようにギヤ6と減速ギヤ7とを組合せる必要
があり、もしギヤ6と減速ギヤ7との組合せ位置
がギヤ6の1歯分ずれて、ギヤ9の歯が第3図の
符号15の位置、減速ギヤ7と増速ギヤ10の位
置は図示位置のままとなるようにギヤ6と減速ギ
ヤ7とが組合された場合には、増速ギヤ9,10
の噛み合いが角度bの位置では生じなくなり、部
分的な増速が不可能になるという点である。
本考案は上記不都合点を改良すべくなされたも
ので、カム軸1″に取付ける増速ギヤ10の歯数
はそのギヤ外周に1枚とすることは従来通りであ
るが、モータ出力軸に取付ける増速ギヤ9には、
ギヤ6の歯数(前記例では9枚)と同数の歯をそ
のギヤ外周に等分配置する構造とすることによ
り、ギヤ6と増速ギヤ9との組合せ、またギヤ6
と減速ギヤ7との組合せの自由度を大として、ど
のような位置で組合されても、部分的な増速が角
度bの位置で行なわれるようにすることができる
構造とすることを特徴とするものである。
本考案の一実施例を第5図により説明する。第
5図において第3図と同一符号は第3図の場合と
同じ機能を持つ部品を示している。第5図実施例
と第3図との相異は、モータ出力軸に取付ける増
速ギヤ9の歯数を、モータ出力軸に直結の減速ギ
ヤ6の歯数と同数(実施例では9枚)としてギヤ
外周に等分配置した点である。また増速ギヤ9の
駆動源となる穴部12も増速ギヤ9の内径側の円
周3個所の等配位置に設けてある。このような構
造とすることにより、減速ギヤ6に増速ギヤ9を
組合せる場合、及び減速ギヤ6と減速ギヤ7とを
組合せる場合の組合せ位置の自由度が大となり、
それぞれ任意の位置で組合せても、増速ギヤ9の
歯9′と増速ギヤ10の歯10′とが第5図位置関
係で噛み合いが生じて、角度bの位置で部分的な
増速が行なわれるようにすることができる。
なお、上記実施例では減速ギヤ6の歯数が9枚
従つて増速ギヤ9の歯数も9枚の場合で、減速ギ
ヤ7の歯数が45枚として説明したが、これらは他
の歯数の組合せとすることもできることはもちろ
んである。
本考案によれば、カム駆動機構を備えたサイク
ル式タイムスイツチの構成要素である減速ギヤ、
増速ギヤを組合せて組立てる際の組立作業性を、
従来構造の場合と比較して、良好にし、特定の相
合せ位置を選択しないと部分的な増速機能が実現
しないという従来構造の不都合を解消することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来スイツチの上部支持板を除いた上
面図、第2図は第1図のX−X断面図、第3図は
改良された従来スイツチの上面図、第4図は第3
図のY−X断面図、第5図は本考案の実施例を示
す上面図である。 符号の説明、1……板カム、1′……谷部、
1″……カム軸、2,3,4……板バネ、2′,
3′,4′……接点、5……ラチエツト歯、6,7
……減速ギヤ、8……ラチエツト爪、9,10…
…増速ギヤ、11……突起部、12……穴部、1
3……上部支持板、14……下部支持板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周の一部に半径が急減する谷部を持つカム形
    の板カムのカム軸にモータ出力軸に直結したギヤ
    の回転を減速して伝える減速ギヤを取付け、この
    減速ギヤの外周に取付けたラチエツト爪と噛合う
    ラチエツト歯を上記板カムに設けることで板カム
    を一方方向に回転させ、自由端が上記板カムの外
    周に接触し他方端が固定支持される長さを異にす
    る少なくとも2枚の板バネに設けた接点のオン・
    オフにより長時間のオン信号と短時間のオフ信号
    との繰返し信号を得るタイムスイツチにおいて、
    外周の一部分でのみ互いに噛合つてモータ回転を
    増速してカム軸に伝える増速ギヤをモータ出力軸
    及びカム軸のそれぞれに取付け取外し可能に取付
    け、これらの増速ギヤが噛合う期間を前記板バネ
    の一方がカム形の谷部に落ちる直前から他方の板
    バネが谷部に落ちる直後までの期間と一致させる
    ことにより前記の短時間のオフ信号の継続時間を
    さらに短縮化すると共に、カム軸に取付ける前記
    増速ギヤの歯数はそのギヤ外周に1枚としモータ
    出力軸に取付ける前記増速ギヤにはモータ出力軸
    に直結した前記減速ギヤの歯数と同数の歯をその
    ギヤ外周に等分配置することによりモータ出力軸
    に直結して取付ける減速ギヤの取付け自由度を大
    としたことを特徴とするタイムスイツチ。
JP9686480U 1980-07-11 1980-07-11 Expired JPS6127075Y2 (ja)

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JPS5720749U JPS5720749U (ja) 1982-02-03
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