JPS61277403A - 木材−プラスチック複合化材の製造方法 - Google Patents

木材−プラスチック複合化材の製造方法

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JPS61277403A
JPS61277403A JP12078985A JP12078985A JPS61277403A JP S61277403 A JPS61277403 A JP S61277403A JP 12078985 A JP12078985 A JP 12078985A JP 12078985 A JP12078985 A JP 12078985A JP S61277403 A JPS61277403 A JP S61277403A
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wood
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、寸法安定性、硬度、耐磨耗性、機械的強度
、耐久性等に優れる木材−プラスチック複合化材の製造
方法に関する。
(従来の技術) この種本材−プラスチック複合化材は、一般に合成樹脂
上ツマ−またはオリゴマーを木材に含浸させて重合せし
めることによって製造される。そしてこの具体的な製造
手段としては従来より加熱空気浴法(オープン法)と熱
板加熱圧締法(ホットプレス法)とが採用されており、
特に後者の熱板加熱圧締法は伝導熱と放射熱を利用でき
比較的に熱効率がよいと共にプレスによって木材の反り
が抑えられるという利点があるため多用されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記の熱板加熱圧締法にも次のような問
題点がある。
a)大規模なホットプレス設備を必要とすることから初
期の設備投資の負担が大きい。   。
b)重合に高温加熱(100〜130℃程度)が必要で
エネルギーコストが高く付く。
C)木材の厚みが薄い場合は短時間で重合できるが、厚
い場合は内部が重合可能温度に達するまで長時間を要す
る。また、このために異なった材厚のものを同時に処理
できず、生産効率が悪い。
d)木材の含水率が高い場合は、加熱時の気化水分によ
る膨張および加熱前後の含水変化に伴う体積変化等で割
れや変形を生じる恐れがある。
e)加熱による木材中の空気や含浸成分の膨張によって
木口面から含浸成分が漏出し、これが重合硬化物として
付着することがあり、その除去に多大の労力を要すると
共にモノマーまたはオリゴマーの損失が大きい。
f)加熱中に未硬化のモノマー蒸気が発散し、作業衛生
上で大きな問題となり、また火災の危険性も大きい。
この発明は、上記従来における問題点を解決するために
なされたもので、生産および設備コストが低く、製造中
での割れや変形を生じず、しかも作業性および安全性に
優れる木材−プラスチック複合化材の製造方法を提供す
ることを目的としている。
(問題点を解決するための手段) この発明は、上記目的において、木材への含浸成分を中
温ないし低温で重合可能な組成とすると共に、これを含
浸前に重合しない2液に分け、木材に対して二段含浸を
行って重合せしめるようにしたものである。
すなわちこの発明は、木材に重合開始剤と重合促進剤の
いずれか一方の成分を含浸させたのち、他方の成分とビ
ニル系モノマーとを含浸させて60℃以下で重合させる
ことを特徴とする木材−プラスチック複合化材の製造方
法、ならびに密閉式容器内に木材を収容し、該容器内を
脱気したのち、第1貯槽より重合開始剤と重合促進剤の
いずれか一方の成分を含む溶液を容器内に注入して木材
を浸漬し、次いで余剰の上記溶液を第1貯槽に戻して容
器内を再び減圧したのち、第2貯槽より上記他方の成分
とビニル系モノマーまたはオリゴマーとを含む液を容器
内に注入して60℃以下の温度で木材を浸漬し、次いで
余剰の液を第2貯槽に戻して更に上記温度下で所要時間
放置したのち、容器より木材を取り出すことを特徴とす
る木材−プラスチック複合化材の製造方法である。
(発明の具体的構成) この発明において木材に含浸させる成分は、ビニル系モ
ノマーまたはオリゴマーと重合開始剤と重合促進剤の少
なくともJ成分系からなる。すなわち、ビニル系モノマ
ーまたはオリゴマーと重合開始剤の2成分系を含浸成分
とする場合は既述の如く重合のために高温加熱が必要で
あるが、重合促進剤を含むJ成分系とすることによって
60℃以下の中温ないし低温、通常は常温(20℃程度
)にて重合を行うことができる。従って、この発明によ
れば、既述した従来方法における重合時の高温加熱に起
因する種々の問題が全て解消される。
またこの発明では、重合開始剤と重合促進剤のいずれか
一方をビニル系モノマーまたはオリゴマーから分離した
2液型とし、この分離した成分を先に木材に含浸させた
のち、他方の成分とビニル系モノマーまたはオリゴマー
とを含浸させる2段含浸を行う、すなわち、上記J成分
が同時に存在すると直ちに重合が進行するが、2段含浸
を採用することによって含浸に供した余剰成分をほぼ未
反応状態で回収して再利用することが可能となり、原料
の利用率を最大限に高めてコスト低減を図ることが可能
となる。また上記2液型とすることによって保存中に重
合が進行して使用不能になることも回避される。
この発明で重合の主剤となるビニル系モノマーとしては
、例えば(メタ)アクリル酸メチルの如き(メタ)アク
リル酸の低級アルキルエステル・スチレン、酢酸ビニル
、アクリロニトリル等の重合性ビニル基を含む種々のモ
ノマーを使用可能であり、これらは二種以上を併用して
も差し支えない、またオリゴマーとしてはオリゴエステ
ルアクリレート類が好適であり、これは上記モノマーと
併用してもよい。
重合開始剤としては、メチルエチルケトンパーオキサイ
ドの如きケトンパーオキサイド、t−ブチルハイドロパ
ーオキサイドの如きハイドロパーオキサイド、ベンゾイ
ルパーオキサイドの如きジアシルパーオキサイド等の有
機過酸化物、あるいはアゾイソブチロニトリル等のアゾ
化合物を始め、従来よりビニル系モノマーまたはオリゴ
マーの重合開始剤として知られるものをいずれも使用可
能であり、これらは二種以上を併用しても差し支えない
、またその使用量はビニル系モノマーまたはオリゴマー
に対して0.2〜1.0重量%程度が好適である。
重合促進剤としては、上記重合開始剤に作用するキレー
ト剤として知られるものをいずれも使用でき、その代表
例にはナフテン酸コバルト、ジメチルアニリン、有機バ
ナジウム化合物、アスコルビン酸等が挙げられる。また
その使用量はビニル系モノマーまたはオリゴマーに対し
て0.5〜2.0正量%程度が好適である。
なお、この発明方法において第1段の含浸に使用する重
合開始剤と重合促進剤のいずれか一方の成分は、メタノ
ール等の溶剤に熔解した溶液形態で使用し、木材に含浸
させたのちに該溶剤を揮散させるのがよい。またこの溶
剤揮散ののち、第2段の含浸を木材内部まで充分にいき
わたらせるために真空吸引等で木材を脱気処理すること
が望ましい。
第1図はこの発明方法に使用する好適な装置構成を示す
0図中1は水平配置した密閉式の筒型容器、2は真空ポ
ンプ、3は第1貯槽、4は第2貯槽であり、両貯槽3,
4は容器lよりも下位に配置されている。そして容器1
内上部には真空ポンプ2から吸気管5aがバルブ6aを
介して接続され、容器l内下部には両貯槽3.4のそれ
ぞれ下部からのバルブ6b、 6cを介した導液管7b
、 7cに連結する導液管7aが接続され、更に真空ポ
ンプ2と両貯槽3.4の上部とがそれぞれバルブ6d、
 6eを介して吸気管Sb、 5cにて接続されている
次に第1図の装置による木材−プラスチック複合化材の
製造方法について説明する。まず第1貯槽3内に重合開
始剤と重合促進剤のいずれか一方を含む溶液を収容し、
第2貯槽4内に上記他方の成分とビニル系モノマーまた
はオリゴマーとを含む混合液を収容する。そして容器l
内に予め製品としての所要の寸法、形状に加工した木材
を収納して容器1を密閉した上で、木材内部まで充分に
プラスチック複合化を施すために、バルブ6aを開いて
真空ポンプ2にて容器1内を真空吸引して木材内部の空
気を脱気する。続いてバルブ6bを開くことによって減
圧下の容器!内に第1貯槽3より溶液を自動的に導入し
てこれに木材を一定時間浸漬したのち、バルブ6aを閉
じて容器1内を常圧に戻すと共にバルブ6dを開いて第
1貯槽3内を減圧することにより、容器1内の余剰溶液
を全て第1貯槽3内に自動的に還流させ、バルブ6bを
閉じ、続いて一定時間放置して木材に含浸された溶液の
溶剤成分を蒸発揮散させる。これによって木材には重合
開始剤または重合促進剤のみが含浸された状態となる。
次に再びバルブ6aを開いて容器l内を一定時間減圧し
たのち、バルブ6Cを開いて減圧下の容器1内に第2貯
槽4より混合液を自動的に導入してこれに木材を一定時
間浸漬したのち、バルブ6aを閉じて容器1内を常圧に
戻すと共にバルブ6eを開いて第2貯槽4内を減圧する
ことにより、容器1内の余剰溶液を全て第2貯槽4内に
自動的に還流させたのち、更に一定時間放置する。これ
によって木材に含浸されたビニル系モノマーまたはオリ
ゴマーが重合開始剤と重合促進剤の作用で重合して硬化
する。なお、この時、外気温が非常に低い場合や特に重
合速度を大きくする必要がある場合は、60℃までの温
度に容器l内を加温してもよい。
かくして容器l内より取出された木材は、内部まで合成
樹脂が含浸硬化した複合化材となり、寸法安定性、耐磨
耗性に優れ、かつ硬度が大きく、機械的強度および耐久
性の良好なものとなる。そしてm金時に高温加熱を施し
ていないため、含浸重合前後の寸法変化がほとんどなく
、処理前の木材に予め加工を施すことによって容器lよ
り取出した複合化材にそのまま表面に下塗り材や上塗り
材等の所要の塗装を施して製品化できる。従って固い複
合化材に困難な加工を施す必要がない。
(実施例) 以下、この発明を実施例に基づいて詳細に説明する。な
お、以下において部とあるは重量部を意味する。また各
実施例の処理はいずれも常温20℃付近で行った。
実施例1 接線方向tOH1半径方向Toms、繊維方向130*
*に寸法取りしたベイマツ材を、重合促進剤として1、
Off1%のアスコルビン酸を含むメタノール溶液に1
0分間常圧下で浸漬したのち、メタノール成分を蒸発揮
散せしめた0次いでこのベイマツ材をデシケータ中に入
れて20分間真空脱気したのち、テトラエチレングリコ
ールシフタレート57部、エネアエチレングリコールジ
メタクリレート29部、トリメチロールプロパントリメ
タクリレート14部の割合で混合した液に重合開始剤と
して過酸化ベンゾイル1部を加えてなる含浸液をデシケ
ータ内に導入し、l0IBl減圧含浸させ、常圧に戻し
て10分間静置したのち取り出した。得られた木材−プ
ラスチック複合化材は、次式で示されるポリマー保持率
が16%であった。
ポリマー保持率(%)− 無処理材絶乾重量 なお、上記操作を8回繰り返したところ、含浸液の残液
に異常は認められず、いずれもほぼ同品質の複合化材が
得られた。
次に得られた複合化材を24時間常温で放置したのち、
ポリウレタン系シーラーを下塗り材、フン化ビニリデン
系クリヤーを上塗り材としてそれぞれ塗装した。
実施例2 実施例1と同様に寸法取りしたスブルース材を重合促進
剤として0.5重量%のジメチルアニリンを含むメタノ
ール溶液に10分間常圧下で浸漬したのち、メタノール
成分を蒸発揮散せしめた。次いで実施例1と同様組成の
含浸液を用いて実施例1と同様に含浸処理し、木材−プ
ラスチック複合化材を得た。この複合化材のポリマー保
持率は21%であった。
なお、上記操作を8回繰り返したところ、含浸液の残液
に異常は認められず、いずれもほぼ同品質の複合化材が
得られた。
実施例3 実施例1と同様に寸法取りしたベイマツ材を重合開始剤
として0.5重量%の過酸化ベンゾイルを含むメタノー
ル溶液に10分間常圧下で浸漬処理したのち、メタノー
ル成分を蒸発揮散せしめた0次いで実施例1の含浸液組
成中の過酸化ベンゾイルに換えて重合促進剤としてジメ
チルアニリン1部を加えた含浸液を用いて実施例1と同
様に含浸処理し、木材−プラスチック複合化材を得た。
この複合化材のポリマー保持率は16%であった。
実施例4 第1図で示す装置において、容器1として内径30cm
、内部長さ4mmのものを使用し、第1貯槽3内に重合
促進剤としてアスコルビン酸の1M1%メタノール溶液
を収容し、また第2貯槽4内に実施例1と同様組成の含
浸液を収容した。そして容器l内に接線方向30龍、半
径方向80mm、繊維方向500mmに寸法取りしたス
ブルース材を収容して密閉したのち、容器l内を60ト
ールで2分間真空吸引して脱気処理を施した。続いて第
1貯槽3の溶液を前記バルブ操作により容器1内に導入
して1分間浸漬処理したのち、容器l内を常圧に戻して
余剰残液を第1貯槽3内に還流させ、10分間放置して
メタノール成分を蒸発揮散せしめた0次いで容器1内を
60トールで5分間真空吸引して脱気させたのち、第2
貯槽4の含浸液を容器1内に導入し、1分間浸漬処理し
たのち、容器1内を常圧に戻して余剰残液を第2貯槽4
内に還流させ、更に10分間放置したのち容器1内より
取り出した。得られた木材−プラスチック複合化材のポ
リマー保持率は5zであった。
なお、上記操作を8回繰り返したところ、第2貯槽4内
の含浸液には異常が認められず、いずれもほぼ同品質の
複合化材が得られた。
(性能試験) 次に実施例1で得られた表面塗装後の複合化材と実施例
2で得られた複合化材、ならびに実施P11で使用した
ベイマツ材に直接実施例1と同様の表面塗装を施したも
の(参考例1)、同じく防腐塗料を表面塗装したもの(
参考例2)、同じく未処理であるもの(参考例3)につ
いて、それぞれ屋外暴露6ケ月後の抗膨張能(ASE)
と抗吸水能(RWA)と割れの総長さを測定したところ
、表1に示す結果を得た。また同様にサンシャインアー
ク灯によるウエザオメーターで600時間の耐候促進試
験を施した後のASESRWA、割れの総長さを測定し
たところ表2に示す結果を得た。
表−1屋外暴露6ケ月後の寸法安定性の評価0処理あり
 ×処理なし 割れの総長−1つの割れの長さ×割れの
数0処理あり ×処理なし 割れの総長−1つの割れの
長さ×割れの数更に実施例1の複合化材、参考例1の表
面塗装ベイマツ材、参考例3の未処理ベイマツ材につい
て、前記ウエザオメーターによる耐候促進試験における
経時的変色度を色差計によって測定した結果を、第2図
に示す、また実施例2の複合化材について、前記屋外暴
露におけるRWAとASEの経日変化を第3図に示す。
なお第2図中の曲線Aは実施例1、曲線13は参考例1
、曲線Cは参考例3をそれぞれ意味する。
表1、表2および第2図、第3図の結果から、この発明
方法によって得られる木材−プラスチック複合化材は寸
法安定性、機械的強度、耐久性等において極めて優れた
ものであることが判る。
(発明特有の仙果) この発明に係る木材−プラスチック複合化材の製造方法
によれば、木材に対して重合開始剤と重合促進剤のいず
れか一方の成分を含浸させたのち、他方の成分とビニル
糸上ツマ−またはオリゴマーとを含浸する2段含浸処理
を行って中温ないし低温で重合させるから、従来のよう
に重合に高温加熱を要する方法に比較して、エネルギー
コストが著しく低減されると共に大規模な加熱設備が不
要で設備コストも低くなり、かつ木材木口面における含
浸成分の漏出が防止でき、この漏出分の重合付着物を除
去する手間が省けると共に原料損失も抑制され、しかも
木材中の含水率変化がほどんどないために割れや変形を
生じにくく、かつ含浸重合処理前後の寸法変化がないた
め、製品のプレカットつまり処理前に寸法・形状を最終
仕上げ品の形に加工することも可能となる。またこの発
明方法では、木材の厚みが異なる場合でもほぼ同様に短
時間で重合が完了するため、材厚の違うものを同時に処
理することが可能であり、生産効率を著しく向上させる
ことができ、また七ツマ−の蒸発飛散がほとんどないた
め、作業衛生上で問題がなく、火災その他の危険性も小
さく、取扱い性も良好となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明方法に使用する装置構成例を示す模式
図、第2図は実施例および参考例にて得られた試料のウ
エザオメータによる耐候試験下での経時的変色度を示す
特性図、第3図は実施例にて得られた試料の抗膨張能(
A S E>と抗吸水、能(RWA)の経日変化を示す
特性図である。 1・・・密閉式容器、3・・・第1貯槽、4・・・第2
貯槽。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、木材に重合開始剤と重合促進剤のいずれか一方の成
    分を含浸させたのち、他方の成分とビニル系モノマーま
    たはオリゴマーとを含浸させて60℃以下で重合させる
    ことを特徴とする木材−プラスチック複合化材の製造方
    法。 2、密閉式容器内に木材を収容し、該容器内を減圧して
    木材を脱気したのち、第1貯槽より重合開始剤と重合促
    進剤のいずれか一方の成分を含む溶液を容器内に注入し
    て木材を浸漬し、次いで余剰の上記溶液を第1貯槽に戻
    して容器内を再び減圧したのち、第2貯槽より上記の他
    方の成分とビニル系モノマーまたはオリゴマーとを含む
    液を容器内に注入して60℃以下の温度で木材を浸漬し
    、次いで余剰の液を第2貯槽に戻して更に上記温度下で
    所要時間放置したのち、容器より木材を取り出すことを
    特徴とする木材−プラスチック複合化材の製造方法。
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