JPS61283304A - 半透膜およびその製造法 - Google Patents
半透膜およびその製造法Info
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- JPS61283304A JPS61283304A JP12259085A JP12259085A JPS61283304A JP S61283304 A JPS61283304 A JP S61283304A JP 12259085 A JP12259085 A JP 12259085A JP 12259085 A JP12259085 A JP 12259085A JP S61283304 A JPS61283304 A JP S61283304A
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- Japan
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- membrane
- acid
- glycol
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は新規な半透膜に関するものである。
さらに詳しくは血液成分と直接、接触して使用される限
外濾過、透析などに適する新規な半透性の膜、特に人工
腎臓に適する医療用半透性の膜に関するものである。
外濾過、透析などに適する新規な半透性の膜、特に人工
腎臓に適する医療用半透性の膜に関するものである。
近年、高分子材料の医療産業分野への利用が進むにつれ
、人工腎臓用の半透膜素材として従来の“キュプロファ
ン”以外に多種のポリマが使用されている。それぞれの
膜素材には使用目的に応じた透過性、強度とともに、最
近では抗血栓性などの生体適合性が要求されるようにな
ってきた。
、人工腎臓用の半透膜素材として従来の“キュプロファ
ン”以外に多種のポリマが使用されている。それぞれの
膜素材には使用目的に応じた透過性、強度とともに、最
近では抗血栓性などの生体適合性が要求されるようにな
ってきた。
市販されているポリメチルメタクリレート、セ/L10
−スアセテート、エチレンビニルアルコール、ポリアク
リロニトリルなどを素材とする半透膜は透過性、強度な
どの機械的特性はほぼ満足されているが、血液に接触し
た際に生ずる血栓形成などの生体適合性については大き
な未解決の問題が残されている。
−スアセテート、エチレンビニルアルコール、ポリアク
リロニトリルなどを素材とする半透膜は透過性、強度な
どの機械的特性はほぼ満足されているが、血液に接触し
た際に生ずる血栓形成などの生体適合性については大き
な未解決の問題が残されている。
ポリエステル重合体を素材とする湿式又は乾湿式製膜に
よる半透膜に関しては、D、 J、 Lymanらの
ポリエチレンテレフタレートを主成分とし、このポリマ
全量に対し50〜80重量%のポリエチレングリコール
を共重合させた共重合体からの膜が知られているのみで
ある( Biochemis tryVol、3. N
o、7. 985 (1964) )。
よる半透膜に関しては、D、 J、 Lymanらの
ポリエチレンテレフタレートを主成分とし、このポリマ
全量に対し50〜80重量%のポリエチレングリコール
を共重合させた共重合体からの膜が知られているのみで
ある( Biochemis tryVol、3. N
o、7. 985 (1964) )。
このLymanらの膜は有機溶媒への溶解性を高めるた
め多量のポリエチレングリコールを共重合させる必要が
あり、そのため膜の強度が極度に小さくなり実用に供す
ることができなかった。さらに億 多量のポリエチレングリコールと春分予歪グリコールと
してエチレングリコールが使用されているため、膜素材
からの溶出物が非常に多く医療用途には通していなかっ
た。
め多量のポリエチレングリコールを共重合させる必要が
あり、そのため膜の強度が極度に小さくなり実用に供す
ることができなかった。さらに億 多量のポリエチレングリコールと春分予歪グリコールと
してエチレングリコールが使用されているため、膜素材
からの溶出物が非常に多く医療用途には通していなかっ
た。
本発明の目的は、従来の高分子素材の透過特性および力
学的特性を維持ないしは改良し、さらに血液と接触した
際に血栓が形成されない優れた医療用半透膜を提供する
ことにある。
学的特性を維持ないしは改良し、さらに血液と接触した
際に血栓が形成されない優れた医療用半透膜を提供する
ことにある。
本発明はテレフタル酸および分子量250以下の袋分予
歪グリコールを主成分とするポリニステール以外のグリ
コール成分として、数平均分子量が約1000〜5oo
ooのポリエチレングリコールをポリマ全量に対して5
〜30重量%含有するポリエステル系共重合体からなる
半透膜およびその製造法を提供するものである。このポ
リエステル系共重合体のより好ましい組成は、ム予歪グ
リコールが1.4−ブタンジオールの場合である。
歪グリコールを主成分とするポリニステール以外のグリ
コール成分として、数平均分子量が約1000〜5oo
ooのポリエチレングリコールをポリマ全量に対して5
〜30重量%含有するポリエステル系共重合体からなる
半透膜およびその製造法を提供するものである。このポ
リエステル系共重合体のより好ましい組成は、ム予歪グ
リコールが1.4−ブタンジオールの場合である。
本発明では半透膜を製膜する際の有ti熔媒への溶解性
をテレフタル酸以外の酸(例えばイソフタル酸、アジピ
ン酸)の共重合で調節し、透水性や溶質の透過性を比較
的少量のポリエチレングリコールで調節するなどにより
、乾燥状態ではもとより含水状態でも大きい強度を有す
る半透膜を得るものである。また、このポリエチレング
リコールの分子量が約1000以上好ましくは2000
以上と長く、柔軟性および親水性に富む場合、これをポ
リマ全量に対して5重量%以上、好ましくは10重量%
以上含む場合、それから得られる半透膜への血小板など
の付着が抑制され、抗血栓性などの生体適合性が良好で
あることを見出し本発明に到達した。
をテレフタル酸以外の酸(例えばイソフタル酸、アジピ
ン酸)の共重合で調節し、透水性や溶質の透過性を比較
的少量のポリエチレングリコールで調節するなどにより
、乾燥状態ではもとより含水状態でも大きい強度を有す
る半透膜を得るものである。また、このポリエチレング
リコールの分子量が約1000以上好ましくは2000
以上と長く、柔軟性および親水性に富む場合、これをポ
リマ全量に対して5重量%以上、好ましくは10重量%
以上含む場合、それから得られる半透膜への血小板など
の付着が抑制され、抗血栓性などの生体適合性が良好で
あることを見出し本発明に到達した。
このように半透膜自体に抗血栓性などの生体適合性を有
するものはこれまでになく、大きな進歩である。このこ
とは治療中に使われるヘパ4Jンなどの抗凝固剤の使用
を低減できるとともに血漿蛋白質の付着が少ないため、
使用中の経時劣化が小さく、また再使用も容易となる。
するものはこれまでになく、大きな進歩である。このこ
とは治療中に使われるヘパ4Jンなどの抗凝固剤の使用
を低減できるとともに血漿蛋白質の付着が少ないため、
使用中の経時劣化が小さく、また再使用も容易となる。
医療用半透膜、特に人工腎臓用の半透膜の場合、膜に要
求される性能は生体適合性以外に水の透過性(UFR)
と溶質透過性さらにはその機械的強度である。すなわち
、本発明の目的の一つは透過特性を使用目的に応じて広
い範囲に変えた膜およびその製造法を提供することにあ
る。本発明の方法によれば一定の製膜プロセスで同程度
のポリマ濃度をもつ原液から種々の透過性能の膜を得る
ことができる。
求される性能は生体適合性以外に水の透過性(UFR)
と溶質透過性さらにはその機械的強度である。すなわち
、本発明の目的の一つは透過特性を使用目的に応じて広
い範囲に変えた膜およびその製造法を提供することにあ
る。本発明の方法によれば一定の製膜プロセスで同程度
のポリマ濃度をもつ原液から種々の透過性能の膜を得る
ことができる。
溶質透過性は血漿蛋白(特にアルブミン)を透過しない
範囲で高いことが望まれるが、限外濾過能は、患者によ
って除水必要量が大きく異なることが多いので、限外濾
過速度(UFR)が巾広く調節できることが好ましい。
範囲で高いことが望まれるが、限外濾過能は、患者によ
って除水必要量が大きく異なることが多いので、限外濾
過速度(UFR)が巾広く調節できることが好ましい。
また、最近は通常の透析療法以外に、血液濾過療法(H
emofiltratton)やそれを応用した携帯型
人工腎臓や装着型人工腎臓への発展もみられ、UFRが
非常に高い半透膜も望まれている。
emofiltratton)やそれを応用した携帯型
人工腎臓や装着型人工腎臓への発展もみられ、UFRが
非常に高い半透膜も望まれている。
すなわち、医療用の半透膜としては、アルブミンを実質
的に透過せず、かつ水の透過速度(UF’ R)が0.
1〜1.000nl / hr、 m 、mmHg 、
好ましくは0.5〜200m1/ hr、 rd 、m
mHgのものが望まれている。
的に透過せず、かつ水の透過速度(UF’ R)が0.
1〜1.000nl / hr、 m 、mmHg 、
好ましくは0.5〜200m1/ hr、 rd 、m
mHgのものが望まれている。
通常の透析療法用途に対しては、アルブミンを実質的に
透過せず、かつ水の透過速度(限外濾過速度、UFR)
が0.1〜10m1/ hr、 rd 、mmHg 。
透過せず、かつ水の透過速度(限外濾過速度、UFR)
が0.1〜10m1/ hr、 rd 、mmHg 。
好ましくは0.5〜3ml / hr、 rd 、mm
Hg付近が要望され、血液濾過療法(ヘモフィルトレー
ジョン)などに対してはUFRが20rnl/ hr、
rrr 、mmHg以上で、アルブミンを透過しない
範囲で、できるだけ高いUFRを示す膜が要望される。
Hg付近が要望され、血液濾過療法(ヘモフィルトレー
ジョン)などに対してはUFRが20rnl/ hr、
rrr 、mmHg以上で、アルブミンを透過しない
範囲で、できるだけ高いUFRを示す膜が要望される。
本発明のポリエステル系共重合体を素材とする半透膜に
おいては、共重合体の組成、製膜原液を調製する際の溶
媒の種類、製膜時の凝固浴温度などを変更することによ
り、これら要求される透過性能を満足する種々の半透膜
が得られる。
おいては、共重合体の組成、製膜原液を調製する際の溶
媒の種類、製膜時の凝固浴温度などを変更することによ
り、これら要求される透過性能を満足する種々の半透膜
が得られる。
本発明のポリエステル共重合体の酸成分としては、テレ
フタル酸を必須成分とし、これに20〜60モル%、好
ましくは30〜50モル%のテレフタル酸以外の酸成分
を含むものからなる。テレフタル酸以外の酸成分として
は、テレフタル酸以外の芳香族ジカルボン酸あるいは脂
肪族ジカルボン酸などのジカルボンが好ましい。テレフ
タル酸以外の芳香族ジカルボン酸としては、イソフタル
酸、ナフタレンジカルボン酸、ジフェニルジカルボン酸
、ジフェニルエーテルジカルボン酸、メチルテレフタル
酸、メチルイソフタル酸などが挙げられる。
フタル酸を必須成分とし、これに20〜60モル%、好
ましくは30〜50モル%のテレフタル酸以外の酸成分
を含むものからなる。テレフタル酸以外の酸成分として
は、テレフタル酸以外の芳香族ジカルボン酸あるいは脂
肪族ジカルボン酸などのジカルボンが好ましい。テレフ
タル酸以外の芳香族ジカルボン酸としては、イソフタル
酸、ナフタレンジカルボン酸、ジフェニルジカルボン酸
、ジフェニルエーテルジカルボン酸、メチルテレフタル
酸、メチルイソフタル酸などが挙げられる。
これらの中で特にイソフタル酸が好ましい。
また分子中に−So、 M (Mはアルカリ金属)で表
される基を含有するジカルボン酸、例えば5−スルホイ
ソフタル酸ナトリウム等を少量(通常2モル%以下)用
いることもできる。
される基を含有するジカルボン酸、例えば5−スルホイ
ソフタル酸ナトリウム等を少量(通常2モル%以下)用
いることもできる。
脂肪族ジカルボン酸としては、マロン酸、グルタル酸、
アジピン酸、セバシン酸、ドデカンジ酸、コハク酸、1
,3−シクロペンタジカルボン酸、1゜4−シクロヘキ
サンジカルボン酸などを挙げることができる。
アジピン酸、セバシン酸、ドデカンジ酸、コハク酸、1
,3−シクロペンタジカルボン酸、1゜4−シクロヘキ
サンジカルボン酸などを挙げることができる。
これらの中で特にアジピン酸が好ましく使用される。
これらのテレフタル酸以外の芳香族ジカルボン酸や脂肪
族ジカルボン酸の添加により大幅な膜強度の低下を見る
ことなく極性有機溶媒への溶解性を高めることが可能と
なる。
族ジカルボン酸の添加により大幅な膜強度の低下を見る
ことなく極性有機溶媒への溶解性を高めることが可能と
なる。
次に、本発明において用いるグリコール成分としては、
1,4−ブタンジオールやエチレングリコールのごとき
装置予歪グリコールに加えて、薮平−ルとしては分子量
250以下のグリコールが使われ、エチレングリコール
、トリメチレングリコール、1,4−ブタンジオール、
1.4−シクロヘキサンジメタツール、ネオペンチルグ
リコール、2゜2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパンなどの化合物を用いることができる。
1,4−ブタンジオールやエチレングリコールのごとき
装置予歪グリコールに加えて、薮平−ルとしては分子量
250以下のグリコールが使われ、エチレングリコール
、トリメチレングリコール、1,4−ブタンジオール、
1.4−シクロヘキサンジメタツール、ネオペンチルグ
リコール、2゜2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパンなどの化合物を用いることができる。
これらのうち、特に1.4−ブタンジオールが好ましい
。
。
ポリエチレングリコールとしては、数平均分子量が約1
,000〜60,000のものが使用される。
,000〜60,000のものが使用される。
その中でも溶質透過性のバランスや血液適合性、溶出物
の制限から、数平均分子量が約2,000〜20.00
0のものが好ましく、特に約4,000〜1ooooの
ものが好ましい。
の制限から、数平均分子量が約2,000〜20.00
0のものが好ましく、特に約4,000〜1ooooの
ものが好ましい。
これらポリエチレングリコールのポリエステル共重合体
に対する含有量は、その分子量やテレフタル酸以外の酸
成分の含有量などにもよるが、一般に5〜30重量%で
あり、10〜25重量%が低下したり、溶出物が増加し
好ましくない。
に対する含有量は、その分子量やテレフタル酸以外の酸
成分の含有量などにもよるが、一般に5〜30重量%で
あり、10〜25重量%が低下したり、溶出物が増加し
好ましくない。
なお、ポリエチレングリコール以外のポリアルキレング
リコールをポリエチレングリコールと混合して使うこと
も好ましい方法である。すなわち、ポリプロピレングリ
コール、ポリテトラメチレングリコール、エチレンオキ
シドとプロピレンオキシドの共重合体、エチレンオキシ
ドとテトラヒドロフランとの共重合体などの数平均分子
量が約300〜60,000のポリアルキレングリコー
ルを上述のポリエチレングリコールと組合せて使用でき
る。この場合はエチレングリコールを含むポリアルキレ
ングリコールのポリエステル共重合体に対する含有量は
一般に10〜60重量%であり、15〜40重量%が好
ましい。
リコールをポリエチレングリコールと混合して使うこと
も好ましい方法である。すなわち、ポリプロピレングリ
コール、ポリテトラメチレングリコール、エチレンオキ
シドとプロピレンオキシドの共重合体、エチレンオキシ
ドとテトラヒドロフランとの共重合体などの数平均分子
量が約300〜60,000のポリアルキレングリコー
ルを上述のポリエチレングリコールと組合せて使用でき
る。この場合はエチレングリコールを含むポリアルキレ
ングリコールのポリエステル共重合体に対する含有量は
一般に10〜60重量%であり、15〜40重量%が好
ましい。
ポリエステル共重合体の重合度は相対粘度で表すと好ま
しくは15以上、さらに好ましくは22以上である。
しくは15以上、さらに好ましくは22以上である。
なお相対粘度の値は、ドライアイスで冷却したポリエス
テルを粉砕し、その8gを100℃のO−クロロフェノ
ール100mβ中に入れ30分で熔解させ、このポリマ
ー溶液の粘度とO−クロロフェノール自体の粘度とを、
25℃で同一単位で測定した値の比で表したものである
。
テルを粉砕し、その8gを100℃のO−クロロフェノ
ール100mβ中に入れ30分で熔解させ、このポリマ
ー溶液の粘度とO−クロロフェノール自体の粘度とを、
25℃で同一単位で測定した値の比で表したものである
。
ポリエステル共重合体の重合法は、例えば、■所定量の
ジカルボン酸ジメチルエステルとグリコールを、酸化カ
ルシウム1水塩、酸化マンガン4水塩、酢酸マグネシウ
ム4水塩、酢酸亜鉛2水塩などの公知のエステル交換触
媒の存在下に140〜240℃に加熱し、生成するメタ
ノールを留去しながらエステル交換反応を行わせ、次い
で二酸化アンチモン、二酸化ゲルマニウム、テトラブ′
チルチタネートなどで代表される公知の重合触媒および
必要に応じて亜リン酸、リン酸(および/またはそのエ
ステル化物)などのリン化合物の存在下においてポリア
ルキレングリコールを添加して200〜290℃、0.
01〜50mmHHの高温真空下でグリコールを留去さ
せ重縮合する方法、■ジカルボン酸およびグリコールを
150〜250℃で常圧あるいは減圧下場合によっては
加圧下で必要に応じエステル化触媒存在下、生成する水
を留去しつつエステル化し、次いで重縮合触媒および必
要に応じてリン化合物の存在下でポリアルキレングリコ
ールを添加して重縮合する方法によって得られる。
ジカルボン酸ジメチルエステルとグリコールを、酸化カ
ルシウム1水塩、酸化マンガン4水塩、酢酸マグネシウ
ム4水塩、酢酸亜鉛2水塩などの公知のエステル交換触
媒の存在下に140〜240℃に加熱し、生成するメタ
ノールを留去しながらエステル交換反応を行わせ、次い
で二酸化アンチモン、二酸化ゲルマニウム、テトラブ′
チルチタネートなどで代表される公知の重合触媒および
必要に応じて亜リン酸、リン酸(および/またはそのエ
ステル化物)などのリン化合物の存在下においてポリア
ルキレングリコールを添加して200〜290℃、0.
01〜50mmHHの高温真空下でグリコールを留去さ
せ重縮合する方法、■ジカルボン酸およびグリコールを
150〜250℃で常圧あるいは減圧下場合によっては
加圧下で必要に応じエステル化触媒存在下、生成する水
を留去しつつエステル化し、次いで重縮合触媒および必
要に応じてリン化合物の存在下でポリアルキレングリコ
ールを添加して重縮合する方法によって得られる。
なお、ポリアルキレングリコールはエステル交換反応前
あるいはエステル化反応前または重縮合反応中の任意の
段階で添加できるが、一般にエステル交換反応後あるい
はエステル化反応後に添加するのが好ましい。
あるいはエステル化反応前または重縮合反応中の任意の
段階で添加できるが、一般にエステル交換反応後あるい
はエステル化反応後に添加するのが好ましい。
製膜あるいは紡糸原液を作製するための溶媒としては上
記ポリエステル共重合体を溶解し、かつ最終的に水置換
可能なものであることが必要である。
記ポリエステル共重合体を溶解し、かつ最終的に水置換
可能なものであることが必要である。
溶媒の例を挙げると、1,3−ジオキソラン、ジメチル
スルホキシド、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセト
アミド、N−メチルピロリドン、1,4−ジオキサンな
どの極性有機溶媒が好ましい。
スルホキシド、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセト
アミド、N−メチルピロリドン、1,4−ジオキサンな
どの極性有機溶媒が好ましい。
これらの中でも特に1,3−ジオキソランは本発明で使
用するポリエステル系共重合体を40〜75℃の取扱い
易い温度で溶解でき、大きい強度の半透膜を与える好ま
しい溶媒である。
用するポリエステル系共重合体を40〜75℃の取扱い
易い温度で溶解でき、大きい強度の半透膜を与える好ま
しい溶媒である。
なお、1.3−ジオキソランやジメチルスルホキシドと
他の溶媒との混合物や、それらの溶媒と他の非溶媒(例
えばエチレングリコールモノエチルエーテル、ポリエチ
レングリコール、グリセリンなど)との混合物を溶媒と
することも、膜の透過性能を調節する方法として好まし
い。
他の溶媒との混合物や、それらの溶媒と他の非溶媒(例
えばエチレングリコールモノエチルエーテル、ポリエチ
レングリコール、グリセリンなど)との混合物を溶媒と
することも、膜の透過性能を調節する方法として好まし
い。
製膜原液中の素材ポリマ濃度は透水性を制御する大きな
要因となる。その値は溶媒によって大きく異なり、1,
3−ジオキソランを溶媒とする場合には15〜30重量
%が適当であり、ジンチルスルホキシドを溶媒とする場
合には30〜5゛0重量%が適当であり、通常15〜5
0fi量%付近から選定される。
要因となる。その値は溶媒によって大きく異なり、1,
3−ジオキソランを溶媒とする場合には15〜30重量
%が適当であり、ジンチルスルホキシドを溶媒とする場
合には30〜5゛0重量%が適当であり、通常15〜5
0fi量%付近から選定される。
なお、熔解し難いポリマの場合には加圧することにより
溶媒の沸点以上で取扱う場合もある。
溶媒の沸点以上で取扱う場合もある。
このようにして得られる製膜原液は公知の種々の方式に
よって製膜あるいは空中糸に紡糸することができる。例
えば、原液をガラス板、金属板などの平板に流延したの
ち凝固浴に浸漬して固化させるか、または細長い孔をも
った口金から凝固浴中に押出して膜状に成形することが
できる。
よって製膜あるいは空中糸に紡糸することができる。例
えば、原液をガラス板、金属板などの平板に流延したの
ち凝固浴に浸漬して固化させるか、または細長い孔をも
った口金から凝固浴中に押出して膜状に成形することが
できる。
その際ポリエステルタフタなどの支持布の上に塗布する
ことも可能である。また、平膜のほか同心円形の孔をも
った口金から紡糸して円筒状または中空糸状に形成する
か、凸面、凹面その他の不規則形状の面に広げたのち凝
固させて種々の形状の膜を得ることができる。
ことも可能である。また、平膜のほか同心円形の孔をも
った口金から紡糸して円筒状または中空糸状に形成する
か、凸面、凹面その他の不規則形状の面に広げたのち凝
固させて種々の形状の膜を得ることができる。
なお、これら種々の形状の中でも、モジュール化したと
き、充填液量(プライミングボリューム)が小さく、か
つ高い線速度が取れる中空糸状成形品は医療用途などに
最も適している。
き、充填液量(プライミングボリューム)が小さく、か
つ高い線速度が取れる中空糸状成形品は医療用途などに
最も適している。
本発明素材による製膜原液は原液組成(主に溶媒による
)によっては低温域でゲル化を起こすため、原液の調製
時に加熱を要することもある。
)によっては低温域でゲル化を起こすため、原液の調製
時に加熱を要することもある。
特にジメチルスルホキシドを溶媒とした場合は、110
°C〜50℃付近以下でゲル状となり固化し、1.3−
ジオキソランを溶媒とした場合は、65℃〜40℃付近
以下でゲル状となり固化することが多いために、中空糸
などへの製膜時、いわゆる乾湿式紡糸法などで芯液とし
て内部凝固液を使用することなく気体注入法によっても
製膜可能となる。
°C〜50℃付近以下でゲル状となり固化し、1.3−
ジオキソランを溶媒とした場合は、65℃〜40℃付近
以下でゲル状となり固化することが多いために、中空糸
などへの製膜時、いわゆる乾湿式紡糸法などで芯液とし
て内部凝固液を使用することなく気体注入法によっても
製膜可能となる。
なお、通常の乾湿式紡糸あるいは湿式紡糸法と同様、芯
液を使用できることはいうまでもない。
液を使用できることはいうまでもない。
凝固浴としては、一般に水、脂肪族の低級アルコール類
またはそれらの混合物が用いられる。
またはそれらの混合物が用いられる。
さらに、その凝固能を調節するために水やアルコール類
に原液に用いた溶媒や、無機塩類を添加した混合物を用
いることもできる。
に原液に用いた溶媒や、無機塩類を添加した混合物を用
いることもできる。
しかし、一般に溶媒として例えば1,3−ジオキソラン
、ジメチルスルホキシドなどを使用した場合はそれと水
との混合物を凝固浴とするのが好ましいといえる。
、ジメチルスルホキシドなどを使用した場合はそれと水
との混合物を凝固浴とするのが好ましいといえる。
また、その際の凝固浴の温度はO℃〜95℃付近、通常
4℃〜40°C付近で実施される。
4℃〜40°C付近で実施される。
中空糸状の半透膜を得る場合には通常の中空糸を紡糸す
るのに用いられる口金はすべて使用することができるが
、口金孔内に中空細管を有する環状オリフィスからなる
口金が好ましく使用される。
るのに用いられる口金はすべて使用することができるが
、口金孔内に中空細管を有する環状オリフィスからなる
口金が好ましく使用される。
このような口金を用いて中空糸を紡糸する場合、口金中
央部に位置する中空管から気体または芯液としての液体
を定量的に注入しつつ紡糸する。
央部に位置する中空管から気体または芯液としての液体
を定量的に注入しつつ紡糸する。
気体としては特に制限はないが空気または窒素などが通
常使用される。芯液の液体としては紡糸原液に使用した
溶媒あるいはその溶媒と水との混合物あるいはイソプロ
ピルアルコールなどのアルコール、エチレングリコール
、グリセリンなどの多価アルコール類、イソプロピルミ
リステートなどの高級脂肪酸エステル類、高級脂肪酸と
アルコール類との混合物などが使用される。
常使用される。芯液の液体としては紡糸原液に使用した
溶媒あるいはその溶媒と水との混合物あるいはイソプロ
ピルアルコールなどのアルコール、エチレングリコール
、グリセリンなどの多価アルコール類、イソプロピルミ
リステートなどの高級脂肪酸エステル類、高級脂肪酸と
アルコール類との混合物などが使用される。
本発明の膜は乾燥状態にしても機械的性質に大きな変化
を生じないが透過性能に変化を起こす場合もみられる。
を生じないが透過性能に変化を起こす場合もみられる。
その場合は含水グリセリンやエチレングリコールなどの
湿潤剤を付着させることにより長期間にわたって透過性
能および、機械的性質に大きな変化を生じない。
湿潤剤を付着させることにより長期間にわたって透過性
能および、機械的性質に大きな変化を生じない。
さらに、製膜後に加熱処理あるいは延伸処理によって膜
の透過性能や機械的性質(強度、寸法安定性など)を変
えることも可能である。
の透過性能や機械的性質(強度、寸法安定性など)を変
えることも可能である。
本発明の半透膜は人工腎臓などの医療用材料として最適
であるが、食品工業、廃水処理などの分野における分離
膜としてももちろん適用できる。
であるが、食品工業、廃水処理などの分野における分離
膜としてももちろん適用できる。
本発明の、ポリエステル系共重合体からなる半透膜に対
する、各種生体成分の付着に関しては、走査型あるいは
透過型の電子顕微鏡、アミノ酸分析、電気泳動、フーリ
エ交換赤外吸収スペクトルなどの方法で付着血球成分や
付着蛋白質成分を測定することにより定量できる。
する、各種生体成分の付着に関しては、走査型あるいは
透過型の電子顕微鏡、アミノ酸分析、電気泳動、フーリ
エ交換赤外吸収スペクトルなどの方法で付着血球成分や
付着蛋白質成分を測定することにより定量できる。
一方、医療用途としての評価、例えば抗血栓性に関して
は、l、ee−White法、体丼バイパス循環法、血
管内留置注など各種のin Vitro、exVivo
あるいはin Vivo テストで評価できる。
は、l、ee−White法、体丼バイパス循環法、血
管内留置注など各種のin Vitro、exVivo
あるいはin Vivo テストで評価できる。
このような方法で評価した結果、本発明のポリエステル
系共重合体からなる半透膜は、ヒトおよび動物の細胞、
すなわち、血小板、白血球、リンパ球、組繊細胞などの
付着を抑制し、また、蛋白質などの体液成分の吸着も少
なく、さらに実用的な強度、伸度、柔軟性などの機械的
特性を有し、医療用途に適することが判明した。
系共重合体からなる半透膜は、ヒトおよび動物の細胞、
すなわち、血小板、白血球、リンパ球、組繊細胞などの
付着を抑制し、また、蛋白質などの体液成分の吸着も少
なく、さらに実用的な強度、伸度、柔軟性などの機械的
特性を有し、医療用途に適することが判明した。
本発明のポリエステル系共重合体からなる半透膜は次の
特徴を有し、医療用半透膜として極めて好ましいもので
ある。
特徴を有し、医療用半透膜として極めて好ましいもので
ある。
(11アルブミンを実質的に透過せず、かつ水の透過速
度を巾広い範囲で調整できる。さらに水の透過速度が同
等の他の膜にくらべ尿素などの溶質の透過性が高い。
度を巾広い範囲で調整できる。さらに水の透過速度が同
等の他の膜にくらべ尿素などの溶質の透過性が高い。
(2) 乾燥状態および含水状態で大きい強度を有し
ている。
ている。
(3)血液と接触した際、血栓形成の引き金となる血小
板の付着や変性がほとんどなく抗血栓性にすぐれている
。
板の付着や変性がほとんどなく抗血栓性にすぐれている
。
(4)血液と接触した際、血漿蛋白質の付着が少なく、
膜の透過性の経時劣化が小さい。
膜の透過性の経時劣化が小さい。
(5)ポリエステル系共重合体は衣料用に大量に使用さ
れている高純度の工業用モノマから容易に調製され、従
来から研究されている血液適合性ポリマにくらべ安価に
供給できる。
れている高純度の工業用モノマから容易に調製され、従
来から研究されている血液適合性ポリマにくらべ安価に
供給できる。
以下に本発明の実施例を示すが、本発明はこれら実施例
に限定されるものではない。
に限定されるものではない。
なお、実施例中の部は重量部を示す。
実施例1
テレフタル酸ジメチル77.5部、アジピン酸ジメチル
23.2部、イソフタル酸ジメチル25.8部、ブタン
ジオール108部、テトラn−ブチルチタネート0.1
18部を混合し、170〜210℃でメタノールを留去
させながら、エステル交換反応を行った。
23.2部、イソフタル酸ジメチル25.8部、ブタン
ジオール108部、テトラn−ブチルチタネート0.1
18部を混合し、170〜210℃でメタノールを留去
させながら、エステル交換反応を行った。
その後、テトラn−プチルチタネー)0.324部、平
均分子量6,000のポリエチレングリコール35.9
部を添加し、245℃、0.2mmHgで重縮合反応を
行いプロ7クボリエーテルエステノ喧コポリマ■)を得
た。
均分子量6,000のポリエチレングリコール35.9
部を添加し、245℃、0.2mmHgで重縮合反応を
行いプロ7クボリエーテルエステノ喧コポリマ■)を得
た。
得られたコポリマIの大略の組成はテレフタル酸成分6
0モル%、アジピン酸成分20モル%、イソフタル酸成
分20モル%、ポリエチレングリコール含有量は20重
量%であった。なお、ポリエチレングリコールを除くグ
リコール成分はブタンジオール成分である。
0モル%、アジピン酸成分20モル%、イソフタル酸成
分20モル%、ポリエチレングリコール含有量は20重
量%であった。なお、ポリエチレングリコールを除くグ
リコール成分はブタンジオール成分である。
コポリマ■の溶液中の濃度が25重量%になるように7
2°Cで1,3−ジオキソラン中で溶解し製膜原液とし
た。
2°Cで1,3−ジオキソラン中で溶解し製膜原液とし
た。
溶液を70℃でガラス板の間に100μのスペーサを置
いて流し込み、室温に冷やしてゲル化させた後、ガラス
板の一方をはずして水中に入れて溶媒を水に置換する方
法で膜厚113μ、含水率55%の透明な膜Aを得た。
いて流し込み、室温に冷やしてゲル化させた後、ガラス
板の一方をはずして水中に入れて溶媒を水に置換する方
法で膜厚113μ、含水率55%の透明な膜Aを得た。
この膜の透水性(水のUFR)、尿素、リン酸イオンお
よび、ビタミンB1□の透過性を通常のかくはん方式セ
ル(アミコン社スタンダードセル52型など)を用い2
5℃で測定した。アルブミンの透過率は牛アルブミン(
Fr、V)(例えば生化学工業■、Sigma社)を0
.2g/diの濃度に蒸留水に溶解した溶液を用い測定
した。
よび、ビタミンB1□の透過性を通常のかくはん方式セ
ル(アミコン社スタンダードセル52型など)を用い2
5℃で測定した。アルブミンの透過率は牛アルブミン(
Fr、V)(例えば生化学工業■、Sigma社)を0
.2g/diの濃度に蒸留水に溶解した溶液を用い測定
した。
ここで透水性P+ (g−’・cm’ −5ec)
とは圧力透過定数であり、膜の単位面積、単位膜厚光た
りの単位圧力差、単位時間における透過液の体積を表し
、Pz (cJ/5ec)とは液体の体積流がない場
合の膜の単位面積、単位膜厚光たりの濃度勾配による溶
質の透過定数を表す。
とは圧力透過定数であり、膜の単位面積、単位膜厚光た
りの単位圧力差、単位時間における透過液の体積を表し
、Pz (cJ/5ec)とは液体の体積流がない場
合の膜の単位面積、単位膜厚光たりの濃度勾配による溶
質の透過定数を表す。
また、膜Aを70%グリセリン液に5分間浸した後、室
内に3週間放置して得られた膜Bを水で洗浄後透過率を
測定した。
内に3週間放置して得られた膜Bを水で洗浄後透過率を
測定した。
さらに、比較例として人工腎臓として市販されているポ
リメチルメタクリレート中空糸に対応する平膜C(アク
クチツクPMMA 5部とアイソタクチックPMM^1
部を混合し、ジメチルスルホキシド溶液から同様の方法
で得られた膜厚149μ、含水率53%の透明膜)の透
過率を測定した。
リメチルメタクリレート中空糸に対応する平膜C(アク
クチツクPMMA 5部とアイソタクチックPMM^1
部を混合し、ジメチルスルホキシド溶液から同様の方法
で得られた膜厚149μ、含水率53%の透明膜)の透
過率を測定した。
なお、これらの膜の強度および伸度は通常の方法により
引張り強度試験機(島津IM−100型オートグラフ)
を用いて水中で測定した。
引張り強度試験機(島津IM−100型オートグラフ)
を用いて水中で測定した。
これらの膜の測定結果を表1に示す。
本発明の半透膜A、Bは同程度の透水性にもかかわらず
、尿素などの溶質の透過性が極めて良く、人工腎臓によ
り適している。さらに強度が非常に大きく、より薄い膜
とすることができ、除去効率が高くしかも小型の透析器
を作り得ることを示している。
、尿素などの溶質の透過性が極めて良く、人工腎臓によ
り適している。さらに強度が非常に大きく、より薄い膜
とすることができ、除去効率が高くしかも小型の透析器
を作り得ることを示している。
表 1
実施例2
実施例1で得られた膜Aを製膜する際、水中に10秒間
入れた後、膜を約3倍に延伸し再び水中に入れ膜厚44
μ、含水率50%の透明な膜りを得た。
入れた後、膜を約3倍に延伸し再び水中に入れ膜厚44
μ、含水率50%の透明な膜りを得た。
さらに比較例として市販人工腎臓にプロ株式会社NC−
l0N)用キュプロファン膜E(膜厚40μ、含水率5
1%)を用意した。
l0N)用キュプロファン膜E(膜厚40μ、含水率5
1%)を用意した。
これらの膜の透過特性などを表2に示す。
表2
すなわち、本発明の半透膜は延伸することにより強度が
大きい膜とすることが可能であり、人工腎臓に最も使用
されているキュプロファン膜にくらべ、分子量の大きい
溶質の除去能が大巾に高い膜であり、人工腎臓に適して
いる。
大きい膜とすることが可能であり、人工腎臓に最も使用
されているキュプロファン膜にくらべ、分子量の大きい
溶質の除去能が大巾に高い膜であり、人工腎臓に適して
いる。
実施例3
実施例1の素材ポリマの重合法と同様な方法で、ポリエ
チレングリコール(平均分子!6,000’)に加えて
、ポリテトラメチレングリコール(平均分子量1,40
0)を使用してコポリマ■を得た。
チレングリコール(平均分子!6,000’)に加えて
、ポリテトラメチレングリコール(平均分子量1,40
0)を使用してコポリマ■を得た。
コポリマHの大略の組成はテレフタル酸成分58モル%
、アジピン酸成分21モル%、イソフタル酸成分21モ
ル%、ポリエチレングリコール15重量%、ポリテトラ
メチレングリコール5重量%であった。なお、ポリアル
キレングリコールを除くグリコール成分はブタンジオー
ル成分である。
、アジピン酸成分21モル%、イソフタル酸成分21モ
ル%、ポリエチレングリコール15重量%、ポリテトラ
メチレングリコール5重量%であった。なお、ポリアル
キレングリコールを除くグリコール成分はブタンジオー
ル成分である。
コポリマ■の溶液中の濃度が25重量%になるよう1,
3−ジオキソランに溶解し、実施例1と同じ方法で膜厚
124μ、含水率44%の透明な膜Fを得た。
3−ジオキソランに溶解し、実施例1と同じ方法で膜厚
124μ、含水率44%の透明な膜Fを得た。
この膜の透水量UFRは0.68m1/hr −rd
−mmHgであり、Plに換算すると1.77X10
−”g−’ ・crA・secであった。尿素の透過性
P2は2.95 X 1O−bctA/sec、、ビタ
ミンBI2の透過性P2は 0.35X10−6cj/
sec、であった・ その強度は510Kg/ crA、伸度は2100%で
あった。
−mmHgであり、Plに換算すると1.77X10
−”g−’ ・crA・secであった。尿素の透過性
P2は2.95 X 1O−bctA/sec、、ビタ
ミンBI2の透過性P2は 0.35X10−6cj/
sec、であった・ その強度は510Kg/ crA、伸度は2100%で
あった。
実施例4
実施例3で調製したコポリマ■をジメチルスルホキシド
75%とエチレングリコールモノエチルエーテル25%
との混合溶媒に濃度40重量%で120℃で溶かしたも
のを製膜原液とし、110℃のガラス板を用いて実施例
1と同様な方法で製膜し、膜厚125μ、含水率47%
の膜Gを得た。
75%とエチレングリコールモノエチルエーテル25%
との混合溶媒に濃度40重量%で120℃で溶かしたも
のを製膜原液とし、110℃のガラス板を用いて実施例
1と同様な方法で製膜し、膜厚125μ、含水率47%
の膜Gを得た。
この膜の透水量UFRは68.5 ml/m2・hr−
mmHgであり、P、に換算すると1.78xlO−”
g−’cJ・secであった。尿素の透過性P2は3.
4 Xl0−’an!/secであり、アルブミンは全
く透過しなかった。
mmHgであり、P、に換算すると1.78xlO−”
g−’cJ・secであった。尿素の透過性P2は3.
4 Xl0−’an!/secであり、アルブミンは全
く透過しなかった。
この膜はへモフィルトレーション用として好適な性能で
ある。
ある。
実施例5
実施例1で調製したコポリマ■の濃度を27重量%とじ
た1、3−ジオキソラン溶液を紡糸原液とし、環状紡糸
孔から口金温度67℃で中空糸の内部にジメチルスルホ
キシド70%と水30%の混合溶液を注入しながら紡糸
し、約4℃の水からなる凝固浴に導き中空糸を得た。
た1、3−ジオキソラン溶液を紡糸原液とし、環状紡糸
孔から口金温度67℃で中空糸の内部にジメチルスルホ
キシド70%と水30%の混合溶液を注入しながら紡糸
し、約4℃の水からなる凝固浴に導き中空糸を得た。
この中空糸の内径は約240μ、膜厚は約20μであっ
た。
た。
この中空糸30本を有効長約12cmの小型ガラスケー
スに収納し、有効面積約28cniの試験モジュールを
作製した。
スに収納し、有効面積約28cniの試験モジュールを
作製した。
このモジュールの透水性(U F R)は2.1ml/
m” ・hr−mmHgであり、0.2%アルブミン
水溶液を25℃、5QmmHgの加圧下に、入口での線
速度5 cm/seeで流した時の濾過量は1.9ml
/m”・hr−mmHgであり、アルブミンの透過は認
められなかった。
m” ・hr−mmHgであり、0.2%アルブミン
水溶液を25℃、5QmmHgの加圧下に、入口での線
速度5 cm/seeで流した時の濾過量は1.9ml
/m”・hr−mmHgであり、アルブミンの透過は認
められなかった。
実施例6
本出願で使用するポリマの安全性試験の一つとしてポリ
マからの溶出物を測定した。
マからの溶出物を測定した。
ポリマとして実施例1のコポリマI、実施例3のコポリ
マ■、および比較例としてDJ、LymanらがBio
chemistry Vol、3 No7.985 (
1964)で最も好ましい組成のポリマとしているポリ
エチレングリコール(Carbowax 1540)を
70.7重量%含むポリエチレンテレフタレート(和文
中のポリマXIV)をLyman らの方法で重合して
得たコポリマ■を用いた。
マ■、および比較例としてDJ、LymanらがBio
chemistry Vol、3 No7.985 (
1964)で最も好ましい組成のポリマとしているポリ
エチレングリコール(Carbowax 1540)を
70.7重量%含むポリエチレンテレフタレート(和文
中のポリマXIV)をLyman らの方法で重合して
得たコポリマ■を用いた。
ポリマ2gを蒸溜水100mlに入れ、121℃で1時
間オートクレーブ中で処理し、その20mAが消費する
0901規定過マンガン酸カリウムの値(ml)を溶出
物とし表3の結果を得た。
間オートクレーブ中で処理し、その20mAが消費する
0901規定過マンガン酸カリウムの値(ml)を溶出
物とし表3の結果を得た。
表3
PEG :ポリエチレングリコール □PT
MG :ポリテトラメチレングリコールI、IIの低分
子量グリコール成分は1,4−ブタジトル■の低分子量
グリコール成分はエチレングリコール実施例7 実施例1〜3で用いた半透膜の血液適合性を見るため、
血小板および血漿蛋白質の膜への付着量を測定した。
MG :ポリテトラメチレングリコールI、IIの低分
子量グリコール成分は1,4−ブタジトル■の低分子量
グリコール成分はエチレングリコール実施例7 実施例1〜3で用いた半透膜の血液適合性を見るため、
血小板および血漿蛋白質の膜への付着量を測定した。
ウサギの頚動脈から3.8%クエン酸ナトリウムを加え
て採取した新鮮血から遠心分離により多血小板血漿(P
RP)および貧血小板血漿(PPP)を調製し、それぞ
れの膜と37℃で3時間接触させた後、リン酸緩衝液で
洗浄し、3%グルタルアルデヒド溶液で固定した。
て採取した新鮮血から遠心分離により多血小板血漿(P
RP)および貧血小板血漿(PPP)を調製し、それぞ
れの膜と37℃で3時間接触させた後、リン酸緩衝液で
洗浄し、3%グルタルアルデヒド溶液で固定した。
これらの膜の電子顕微鏡観察と、付着物を塩酸で分解し
て得られたアミノ酸量から蛋白質量を換算した。
て得られたアミノ酸量から蛋白質量を換算した。
なお、血小板付着量はPPPでの蛋白質量からPPPで
の蛋白質量を差引いた値で表した。
の蛋白質量を差引いた値で表した。
結果を表4に示す。
また、スタンダードとしてガラスFi(パイレックス7
740)を用いた。
740)を用いた。
表4
着
すなわち、本願半透膜上には、血栓形成の原因となる血
小板の付着が非常に少なく、付着している血小板もほと
んど変形していない;このことは血小板が変形し、内部
物質を放出することから始まる凝血機構からみても血液
適合性の面で好ましいことである。
小板の付着が非常に少なく、付着している血小板もほと
んど変形していない;このことは血小板が変形し、内部
物質を放出することから始まる凝血機構からみても血液
適合性の面で好ましいことである。
Claims (4)
- (1)テレフタル酸および分子量250以下の低分子量
グリコールを主成分とするポリエステル共重合体の酸成
分の中に、テレフタル酸以外の酸成分を20〜60モル
%含み、低分子量グリコール以外のグリコール成分とし
て、数平均分子量が約1,000〜60,000のポリ
エチレングリコールをポリマ全量に対して5〜30重量
%含有するポリエステル系共重合体からなる半透膜。 - (2)低分子量グリコールが1,4−ブタンジオールで
ある特許請求の範囲第(1)項記載の半透膜。 - (3)テレフタル酸および分子量250以下の低分子量
グリコールを主成分とするポリエステル共重合体の酸成
分の中に、テレフタル酸以外の酸成分を20〜60モル
%含み、低分子量グリコール以外のグリコール成分とし
て、数平均分子量が約1,000〜60,000のポリ
エチレングリコールをポリマ全量に対して5〜30重量
%含有するポリエステル系共重合体を、極性有機溶媒に
ポリマ濃度15〜50重量%で溶解した溶液を製膜原液
として製膜あるいは中空糸に紡糸することを特徴とする
半透膜の製造法。 - (4)極性有機溶媒が1,3−ジオキソランを主成分と
する溶媒である特許請求の範囲第(3)項記載の製造法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12259085A JPS61283304A (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 | 半透膜およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12259085A JPS61283304A (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 | 半透膜およびその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61283304A true JPS61283304A (ja) | 1986-12-13 |
Family
ID=14839689
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12259085A Pending JPS61283304A (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 | 半透膜およびその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61283304A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023513148A (ja) * | 2020-06-01 | 2023-03-30 | トーレ アドバンスト マテリアルズ コリア インク. | 有機溶媒可溶性共重合ポリエステル、それを含む限外ろ過膜形成用組成物及びそれにより製造された高水透過度逆浸透膜 |
-
1985
- 1985-06-07 JP JP12259085A patent/JPS61283304A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023513148A (ja) * | 2020-06-01 | 2023-03-30 | トーレ アドバンスト マテリアルズ コリア インク. | 有機溶媒可溶性共重合ポリエステル、それを含む限外ろ過膜形成用組成物及びそれにより製造された高水透過度逆浸透膜 |
| US12516150B2 (en) | 2020-06-01 | 2026-01-06 | Toray Advanced Materials Korea Inc. | Organic solvent-soluble copolymer polyester, composition for forming ultrafiltration membrane comprising same, and high water permeability reverse osmosis membrane prepared therefrom |
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