JPS6223403A - 多孔性中空糸膜及びその製造方法 - Google Patents
多孔性中空糸膜及びその製造方法Info
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- JPS6223403A JPS6223403A JP16372885A JP16372885A JPS6223403A JP S6223403 A JPS6223403 A JP S6223403A JP 16372885 A JP16372885 A JP 16372885A JP 16372885 A JP16372885 A JP 16372885A JP S6223403 A JPS6223403 A JP S6223403A
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- 239000012528 membrane Substances 0.000 title abstract 4
- 229920002037 poly(vinyl butyral) polymer Polymers 0.000 abstract 4
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 abstract 2
- ZTQSAGDEMFDKMZ-UHFFFAOYSA-N Butyraldehyde Chemical compound CCCC=O ZTQSAGDEMFDKMZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 1
- 239000004372 Polyvinyl alcohol Substances 0.000 abstract 1
- 125000002777 acetyl group Chemical group [H]C([H])([H])C(*)=O 0.000 abstract 1
- 150000001299 aldehydes Chemical class 0.000 abstract 1
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 1
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の目的)
本発明は、主としてポリビニルブチラールもしくはその
誘導体からなる多孔性中空糸膜及びその製造方法に関す
る。
誘導体からなる多孔性中空糸膜及びその製造方法に関す
る。
近年、工業−医療分野に用いられる機能性膜材料のニー
ズが増々高まりを見せ、研究開発が盛んに行なわれてい
る。例えば、工業分野においては海水の淡水化、純水の
製造、ウラン濃縮、食品の精製−濃縮、油水分離、ヘリ
ウム濃縮回収、酸素富化、メタン−炭酸ガスの分離等を
目的としたUF。
ズが増々高まりを見せ、研究開発が盛んに行なわれてい
る。例えば、工業分野においては海水の淡水化、純水の
製造、ウラン濃縮、食品の精製−濃縮、油水分離、ヘリ
ウム濃縮回収、酸素富化、メタン−炭酸ガスの分離等を
目的としたUF。
RO膜やガス分離膜の開発が行なわれ、医療分野におい
ては人工腎臓、人工肺、血液−血漿分離膜、薬剤局所投
与用カプセル膜、人工血管、抗血栓性カテーテル等の開
発が行なわれている。これらは一部実用化されてはいる
ものの、必ずしも満足な特性が得られているわけではな
い。
ては人工腎臓、人工肺、血液−血漿分離膜、薬剤局所投
与用カプセル膜、人工血管、抗血栓性カテーテル等の開
発が行なわれている。これらは一部実用化されてはいる
ものの、必ずしも満足な特性が得られているわけではな
い。
これまで膜分離用途に用いられてきたものは、代表的に
は酢酸セルロースなどのセルロース系多孔性膜、ポリス
ルホン等のエンジニアリングプラスチックの多孔性膜、
アミド系の多孔性膜、ポリプロピレン多孔性膜、四弗化
エチレン等のフッソ系多孔性膜等を上げることができる
。これらはいずれも、水系の分離用途に用いる場合、透
水性の小さい素材群であることが問題であり、それを改
善するために繁雑な処理を要しても充分な効果は得られ
にくかった。これに対し、ポリビニルアルコール等の水
溶性高分子からなる多孔性膜を用いる試みがなされ、透
水性等の改善が行なわれた。
は酢酸セルロースなどのセルロース系多孔性膜、ポリス
ルホン等のエンジニアリングプラスチックの多孔性膜、
アミド系の多孔性膜、ポリプロピレン多孔性膜、四弗化
エチレン等のフッソ系多孔性膜等を上げることができる
。これらはいずれも、水系の分離用途に用いる場合、透
水性の小さい素材群であることが問題であり、それを改
善するために繁雑な処理を要しても充分な効果は得られ
にくかった。これに対し、ポリビニルアルコール等の水
溶性高分子からなる多孔性膜を用いる試みがなされ、透
水性等の改善が行なわれた。
例えば、放射線を用いて架橋を行なう方法(M。
0dian et al、Trans、 ASA
IO145,1968:BruceS、 Bernst
ein、 J、Polym、 Sci、 Part A
、 33405゜1965)、ポリマーブレンドする方
法(吉用進ら、第20口高分子研究発表会)、グラフト
共重合を行なう方法(今井庸二ら、人工臓器2147.
1973)などが検討された。これらはいずれも親水性
の強いポリビニルアルコールを用いているため透水性は
大巾に改善されているものの、水不溶化は不充分であり
、水系分離用途の実用に耐えるものではなかった。これ
をさらに改善する方法としてポリビニルアルコール中空
繊維をアセタール架橋し、さらに熱水処理を施すことに
よって、架橋をすすめると同時に水可溶部を溶出させて
用いようとする試みがなされた。(特公昭58−257
64.特公昭58−25765;■クラレ)。この試み
は前記したいくつかの方法に比べて、はるかに実用的で
はあるが、紡糸原液の溶媒系が水もしくは水の混合物し
か適用できず、溶媒−凝固剤系が狭い範囲に限定される
ため、紡糸条件及び得られる膜構造も限定されやすい等
の問題が残された。
IO145,1968:BruceS、 Bernst
ein、 J、Polym、 Sci、 Part A
、 33405゜1965)、ポリマーブレンドする方
法(吉用進ら、第20口高分子研究発表会)、グラフト
共重合を行なう方法(今井庸二ら、人工臓器2147.
1973)などが検討された。これらはいずれも親水性
の強いポリビニルアルコールを用いているため透水性は
大巾に改善されているものの、水不溶化は不充分であり
、水系分離用途の実用に耐えるものではなかった。これ
をさらに改善する方法としてポリビニルアルコール中空
繊維をアセタール架橋し、さらに熱水処理を施すことに
よって、架橋をすすめると同時に水可溶部を溶出させて
用いようとする試みがなされた。(特公昭58−257
64.特公昭58−25765;■クラレ)。この試み
は前記したいくつかの方法に比べて、はるかに実用的で
はあるが、紡糸原液の溶媒系が水もしくは水の混合物し
か適用できず、溶媒−凝固剤系が狭い範囲に限定される
ため、紡糸条件及び得られる膜構造も限定されやすい等
の問題が残された。
しかるに、本発明者らは、強い親水性を有しながら、本
質的に水不溶性のポリビニルブチラールもしくはその誘
導体を多孔性中空系膜に成形することにより、この問題
から大きく前進できることを見い出し、本発明に到った
。すなわち、本発明の多孔性中空系膜を水系の分離用途
に用いる場合、差圧の小さい範囲であれば、そのまま使
用することが可能であり、さらに強度が要求される場合
には、分子中に存在する水酸基を利用して架橋構造を形
成させ高強度化して用いることも可能である。
質的に水不溶性のポリビニルブチラールもしくはその誘
導体を多孔性中空系膜に成形することにより、この問題
から大きく前進できることを見い出し、本発明に到った
。すなわち、本発明の多孔性中空系膜を水系の分離用途
に用いる場合、差圧の小さい範囲であれば、そのまま使
用することが可能であり、さらに強度が要求される場合
には、分子中に存在する水酸基を利用して架橋構造を形
成させ高強度化して用いることも可能である。
いずれにしても親水性にすぐれているため大きな透水性
を得ることができる。又、水酸基等を利用して無機−有
機の化合物との複合構造を形成させることも容易であり
、このような方法により、キャリア輸送や抗血栓性など
の複次機能を付与することも可能である。
を得ることができる。又、水酸基等を利用して無機−有
機の化合物との複合構造を形成させることも容易であり
、このような方法により、キャリア輸送や抗血栓性など
の複次機能を付与することも可能である。
(発明の構成)
本発明で用いるポリビニルブチラールは、ポリビニルア
ルコールにブチルアルデヒドを反応させることにより得
られ、最高81.6mo1%のブチラール化度を有する
。従って、ブチラール化工程で残存する水酸基及びポリ
ビニルアルコール製造工程のケン化の際に残存するアセ
チル基を分子中に有し、一般式; %式%) で表わされる繰り返し単位を有する。平均重合度は25
0〜aooo 、特に2000〜3000のものが好ま
しく用いられる。
ルコールにブチルアルデヒドを反応させることにより得
られ、最高81.6mo1%のブチラール化度を有する
。従って、ブチラール化工程で残存する水酸基及びポリ
ビニルアルコール製造工程のケン化の際に残存するアセ
チル基を分子中に有し、一般式; %式%) で表わされる繰り返し単位を有する。平均重合度は25
0〜aooo 、特に2000〜3000のものが好ま
しく用いられる。
ポリビニルブチラールは反応性に富み、多くの誘導体を
得ることができるが、代表的には、フェノール樹脂、エ
ポキシ樹脂、メラミン樹脂、イソシアネート、シラン及
びシロキサン化合物、多価アルデヒド等との反応物が上
げられる。
得ることができるが、代表的には、フェノール樹脂、エ
ポキシ樹脂、メラミン樹脂、イソシアネート、シラン及
びシロキサン化合物、多価アルデヒド等との反応物が上
げられる。
ポリビニルブチラール及びその誘導体の溶剤としては、
メタノール、エタノール、n−プロパツール、n−ブタ
ノール、5ec−ブタノール、ベンジルアルコール等の
アルコール類、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、
メチルセロソルブ等のセロソルブ類、シクロヘキサノン
等のケトン類、N、N−ジメチルホルムア・ミ・ド、N
、N−ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリ
ドン等のアミド類、ジオキサン、テトラヒドロフラン等
のエーテル類、ジクロルメタン、クロロホルム等の塩素
系炭化水素、ピリジン等の芳香族系溶媒、ジメチルスル
オキシド、酢酸等の有機溶媒が上げられ、これら単独も
しくはその混合物を用いることができるが、特に好まし
くはアミド類及びその混合物が選ばれる。
メタノール、エタノール、n−プロパツール、n−ブタ
ノール、5ec−ブタノール、ベンジルアルコール等の
アルコール類、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、
メチルセロソルブ等のセロソルブ類、シクロヘキサノン
等のケトン類、N、N−ジメチルホルムア・ミ・ド、N
、N−ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリ
ドン等のアミド類、ジオキサン、テトラヒドロフラン等
のエーテル類、ジクロルメタン、クロロホルム等の塩素
系炭化水素、ピリジン等の芳香族系溶媒、ジメチルスル
オキシド、酢酸等の有機溶媒が上げられ、これら単独も
しくはその混合物を用いることができるが、特に好まし
くはアミド類及びその混合物が選ばれる。
本発明の特徴はポリビニルブチラールもしくはその誘導
体が、多孔性中空糸膜に成形されていることにあり、さ
らにはその中空糸の外表面、内表面のいずれか一方もし
くは両方が緻密な表面で、肉厚部分に各表面に連続した
スポンジ状の空孔や中空糸のほぼ半径方向に配向した指
状ないしボイド状の空孔を有することにある。このよう
な構造を任意に形成させるためには、アミド類及びその
混合物が好適となる。溶液濃度は10〜40%、特に2
0〜35%が好ましい。また空孔率を制御するためにフ
タル酸エステル、燐酸エステル、脂肪酸エステル、グリ
コール誘導体等の可塑剤や無機塩類を溶液に混和するこ
ともできる。
体が、多孔性中空糸膜に成形されていることにあり、さ
らにはその中空糸の外表面、内表面のいずれか一方もし
くは両方が緻密な表面で、肉厚部分に各表面に連続した
スポンジ状の空孔や中空糸のほぼ半径方向に配向した指
状ないしボイド状の空孔を有することにある。このよう
な構造を任意に形成させるためには、アミド類及びその
混合物が好適となる。溶液濃度は10〜40%、特に2
0〜35%が好ましい。また空孔率を制御するためにフ
タル酸エステル、燐酸エステル、脂肪酸エステル、グリ
コール誘導体等の可塑剤や無機塩類を溶液に混和するこ
ともできる。
このようにして得られた溶液は二重管ノズルの外管から
凝固浴中に押出されるが、その際中空を形成させたり、
内表面の状態を制御するために二重管ノズルの内管から
芯液を流出させる。二重管ノズルは凝固浴中に浸漬され
ていてもよく、又凝固浴の液面の上方でもよいが、液面
の上方に位置する場合、チムニ−等を用いて溶媒の蒸発
量をおさえたり、チムニ−内を吸気して蒸発を促すなど
の方法により中空糸外表面の状態を制御することができ
る。
凝固浴中に押出されるが、その際中空を形成させたり、
内表面の状態を制御するために二重管ノズルの内管から
芯液を流出させる。二重管ノズルは凝固浴中に浸漬され
ていてもよく、又凝固浴の液面の上方でもよいが、液面
の上方に位置する場合、チムニ−等を用いて溶媒の蒸発
量をおさえたり、チムニ−内を吸気して蒸発を促すなど
の方法により中空糸外表面の状態を制御することができ
る。
また、溶液の配管や紡糸ノズルを加熱して、溶液粘度や
溶媒の蒸発量を変化させ、膜構造を制御することもでき
る。
溶媒の蒸発量を変化させ、膜構造を制御することもでき
る。
凝固剤には溶媒と混和可能な非溶媒が用いられる。例え
ばアミド類を溶媒として用いる場合は、水が凝固剤とし
て好ましく用いられる。ここで、凝固速度を制御するた
めに凝固剤に添加物を加えてもよい。凝固速度を遅くす
るためには溶媒を速くするためには無機塩類を加える。
ばアミド類を溶媒として用いる場合は、水が凝固剤とし
て好ましく用いられる。ここで、凝固速度を制御するた
めに凝固剤に添加物を加えてもよい。凝固速度を遅くす
るためには溶媒を速くするためには無機塩類を加える。
芯液も凝固浴と同様の観点から選択される。
凝固した中空糸は、さらに水洗することによって溶媒や
添加物が抽出され膜構造が固定される。
添加物が抽出され膜構造が固定される。
この時、熱水処理を行なうことにより膜構造や特性を安
定化させることができる。処理温度はボリビニルブチラ
ールもしくはその誘導体のガラス転位点以上が好ましい
。ポリビニルブチラールのガラス転位点は50℃〜90
℃である。乾燥状態での熱処理は、ガラス転位点以上、
熱変形温度以下で行なわれる。
定化させることができる。処理温度はボリビニルブチラ
ールもしくはその誘導体のガラス転位点以上が好ましい
。ポリビニルブチラールのガラス転位点は50℃〜90
℃である。乾燥状態での熱処理は、ガラス転位点以上、
熱変形温度以下で行なわれる。
ポリビニルブチラールもしくはその誘導体に架橋構造を
形成させる方法としては、代表的には多価アルデヒド類
を反応させて架橋する方法と、電離性放射線を照射する
方法があげられ、これらを併用してもよい。
形成させる方法としては、代表的には多価アルデヒド類
を反応させて架橋する方法と、電離性放射線を照射する
方法があげられ、これらを併用してもよい。
多価アルデヒド類を用いる場合、溶液、芯液、凝固浴の
いずれか1箇所、2箇所もしくは3箇所すべてに2個以
上のアルデヒド基を有する多価アルデヒド類をあらかじ
め混和させておく方法が上げられる。この時、酸や酸性
の塩を共存させたり、ノズルや凝固浴を加熱することに
より、反応を促進させることができる。
いずれか1箇所、2箇所もしくは3箇所すべてに2個以
上のアルデヒド基を有する多価アルデヒド類をあらかじ
め混和させておく方法が上げられる。この時、酸や酸性
の塩を共存させたり、ノズルや凝固浴を加熱することに
より、反応を促進させることができる。
電離性放射線を照射して架橋させる時の線量は通常1〜
20 Mrad の範囲で選択されるが、紡糸ノズル
から吐出した直後に行なうが、湿潤状態、乾燥状態のい
ずれかによっても異なり、必ずしもこの範囲に限定され
るものではない。
20 Mrad の範囲で選択されるが、紡糸ノズル
から吐出した直後に行なうが、湿潤状態、乾燥状態のい
ずれかによっても異なり、必ずしもこの範囲に限定され
るものではない。
中空糸の外表面、内表面に有機もしくは無機の化合物を
結合ないし積層する方法としてはグラフト重合法、プラ
ズマ重合法、ディッピング法が代表的に上げられる。グ
ラフト重合、ディッピング法では主としてポリビニルブ
チラールもしくはその誘導体と反応性をもつ化合物が用
いられ、例えば、メラミン樹脂、イソシアネート、フェ
ノール樹脂、エポキシ樹脂、多価アルデヒド類等が上げ
られる。
結合ないし積層する方法としてはグラフト重合法、プラ
ズマ重合法、ディッピング法が代表的に上げられる。グ
ラフト重合、ディッピング法では主としてポリビニルブ
チラールもしくはその誘導体と反応性をもつ化合物が用
いられ、例えば、メラミン樹脂、イソシアネート、フェ
ノール樹脂、エポキシ樹脂、多価アルデヒド類等が上げ
られる。
一方プラズマ重合法では反応性に関係なく接着性の良好
な積層ないし結合が行なえるため、目的とする表面特性
に合った任意の化合物が選択できる。ただし、蒸気とし
て供給できることが条件であり、比較的低沸点で蒸気圧
の高い化合物が好ましい。
な積層ないし結合が行なえるため、目的とする表面特性
に合った任意の化合物が選択できる。ただし、蒸気とし
て供給できることが条件であり、比較的低沸点で蒸気圧
の高い化合物が好ましい。
例工ば、エチレン、アセチレン、スチレン、アクリロニ
トリル、4ビニルピリジン、Nメチル2ピロリドン、ベ
ンゼン、トルエンの他、有機、無機のシラン化合物、シ
ロキサン化合物等を上げることができるが、これらに限
定されるものではない。
トリル、4ビニルピリジン、Nメチル2ピロリドン、ベ
ンゼン、トルエンの他、有機、無機のシラン化合物、シ
ロキサン化合物等を上げることができるが、これらに限
定されるものではない。
具体的なプラズマ重合条件としては、例えば系内を5
torr 以下、好ましくは2 torr 以下の
減圧とし、系に重合性ガスと非重合性ガスの混合ガスを
導入して所定の出力、例えば5〜500Wで13.56
MHzの高周波によるグロー放電を行なうことによって
重合性ガスがプラズマ重合し、系内におかれた中空糸の
外表面ないし内表面に重合物が堆積する。
torr 以下、好ましくは2 torr 以下の
減圧とし、系に重合性ガスと非重合性ガスの混合ガスを
導入して所定の出力、例えば5〜500Wで13.56
MHzの高周波によるグロー放電を行なうことによって
重合性ガスがプラズマ重合し、系内におかれた中空糸の
外表面ないし内表面に重合物が堆積する。
これらの積層方法ないし結合方法を単独で、もしくは組
合せることによって、親水性、撥水性、抗血栓性など、
目的に応じた表面特性を付与することができる。
合せることによって、親水性、撥水性、抗血栓性など、
目的に応じた表面特性を付与することができる。
以下、実施例に上って、本発明を更に説明する。
実施例1゜
ポリビニルブチラール(エスレツクBH−3;積水化学
工業(株))20重量部をジメチルホルムアミド80重
量部に溶解させ、均一な溶液を得た。この溶液を二重管
ノ・ズルの外管(外径2Il!jlL1内径law)か
ら凝固浴中に押出すと同時に内管(径0.5 ax )
から芯液を流出させて中空を形成させながら凝固させた
。第1凝固浴及び芯液には室温の水を用いた。引き続き
37〜42℃に加熱した第2凝固浴に407’の張力を
かけながら導入し、さらに水洗して脱溶媒を完結させた
。この時中空糸膜は184%延伸されていた。第2凝固
浴には、NazSO+ 1107/A’ 、 NazC
Os 50 P/l水溶液を用いた。
工業(株))20重量部をジメチルホルムアミド80重
量部に溶解させ、均一な溶液を得た。この溶液を二重管
ノ・ズルの外管(外径2Il!jlL1内径law)か
ら凝固浴中に押出すと同時に内管(径0.5 ax )
から芯液を流出させて中空を形成させながら凝固させた
。第1凝固浴及び芯液には室温の水を用いた。引き続き
37〜42℃に加熱した第2凝固浴に407’の張力を
かけながら導入し、さらに水洗して脱溶媒を完結させた
。この時中空糸膜は184%延伸されていた。第2凝固
浴には、NazSO+ 1107/A’ 、 NazC
Os 50 P/l水溶液を用いた。
得られた多孔性中空糸膜を30°Cの雰囲気で2時間さ
らに50℃の雰囲気で2時間乾燥し、基礎物性を測定し
た。第1表に測定結果を示す。
らに50℃の雰囲気で2時間乾燥し、基礎物性を測定し
た。第1表に測定結果を示す。
市水中にて中空糸内部を空気加圧した時に膜面から気泡
が発生する圧力 実施例2〜5 溶液濃度、芯液組成、第1−第2凝固浴の組成と温度、
搬送張力、延伸率、熱処理、乾燥条件等をかえた他は実
施例1と同様にして多孔性中空糸膜を得て、基礎物性を
測定した。第2表に製膜条件を第3表に測定結果を示す
。第1図には実施例2で得られた中空糸の断面の走査電
子顕微鏡写真を示す。
が発生する圧力 実施例2〜5 溶液濃度、芯液組成、第1−第2凝固浴の組成と温度、
搬送張力、延伸率、熱処理、乾燥条件等をかえた他は実
施例1と同様にして多孔性中空糸膜を得て、基礎物性を
測定した。第2表に製膜条件を第3表に測定結果を示す
。第1図には実施例2で得られた中空糸の断面の走査電
子顕微鏡写真を示す。
第3表
重水中におけるバブルポイント
実施例6゜
実施例5で得られた中空糸に7 Mrad の電離性
放射線を照射し、架橋を行なった。実施例5の中空糸及
び放射線架橋した中空糸双方の内空に約70゛Cの温水
を循環させながら2 Kg/c++tll &−加圧し
たところ、実施例5の中空糸では外径が約2.5倍に膨
張したのに対し、放射線架橋した中空糸ではほとんど膨
張がみられなかった。
放射線を照射し、架橋を行なった。実施例5の中空糸及
び放射線架橋した中空糸双方の内空に約70゛Cの温水
を循環させながら2 Kg/c++tll &−加圧し
たところ、実施例5の中空糸では外径が約2.5倍に膨
張したのに対し、放射線架橋した中空糸ではほとんど膨
張がみられなかった。
実施例7゜
実施例5で得られた中空糸を反応容器の中央に固定し、
メチルトリビニルシランを流速1.1 crn3Ain
で系内に導入しながらIOWの出力で30分間反応容器
中にグロー放電を行ない、中空糸の外表面にプラズマ重
合膜を堆積させた。中空糸の重量増加から換算したプラ
ズマ重合膜の厚さは約0.3μであった。
メチルトリビニルシランを流速1.1 crn3Ain
で系内に導入しながらIOWの出力で30分間反応容器
中にグロー放電を行ない、中空糸の外表面にプラズマ重
合膜を堆積させた。中空糸の重量増加から換算したプラ
ズマ重合膜の厚さは約0.3μであった。
(発明の効果)
本発明によれば、強い親水性を有しながら、かつ、水不
溶性のポリビニルブチラールもしくはその誘導体を多孔
性中空糸膜に成形することにより透水性の大きな水系の
分離膜を得ることが可能であり、さらに分子中の水酸基
を利用したり、プラズマ重合法を用いる等して無機、有
機の化合物との複合膜を形成することによって、抗血栓
性等の高次の機能を有する膜を得ることも可能となる。
溶性のポリビニルブチラールもしくはその誘導体を多孔
性中空糸膜に成形することにより透水性の大きな水系の
分離膜を得ることが可能であり、さらに分子中の水酸基
を利用したり、プラズマ重合法を用いる等して無機、有
機の化合物との複合膜を形成することによって、抗血栓
性等の高次の機能を有する膜を得ることも可能となる。
すなわち、限外−過膜を中心とする分離膜から医用材料
にいたるまで巾広い製品への応用が可能となる。
にいたるまで巾広い製品への応用が可能となる。
第1図はポリビニルブチラール多孔性中空糸膜の断面の
繊維の形状を示す走査電子顕微鏡写真であり、倍率は1
00倍である。
繊維の形状を示す走査電子顕微鏡写真であり、倍率は1
00倍である。
Claims (9)
- (1)主として、式; ▲数式、化学式、表等があります▼ (l、m、nは自然数) で表わされる繰り返し単位を有するポリビニルブチラー
ルもしくはその誘導体からなることを特徴とする多孔性
中空糸膜。 - (2)中空糸の外表面、内表面のいずれか一方もしくは
両方が緻密な表面で、肉厚部分が各表面に連続してスポ
ンジ状もしくは中空糸のほぼ半径方向に配向した指状な
いしボイド状の空孔を有する構造であることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の多孔性中空糸膜。 - (3)ポリビニルブチラールもしくはその誘導体の一部
もしくは全部が分子間もしくは分子間と分子内の双方に
架橋されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の多孔性中空糸膜。 - (4)ポリビニルブチラールもしくはその誘導体の一部
もしくは全部が2個以上のアルデヒド基を有する多価ア
ルデヒド類によつて分子間もしくは分子間と分子内の双
方に架橋されていることを特徴とする特許請求の範囲第
3項記載の多孔性中空糸膜。 - (5)中空糸の外表面、内表面のいずれか一方もしくは
両方に、有機もしくは無機の化合物が結合ないし積層さ
れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
多孔性中空糸膜。 - (6)主として、式; ▲数式、化学式、表等があります▼ (l、m、nは自然数) で表わされる繰り返し単位を有するポリビニルブチラー
ルもしくはその誘導体の溶液を二重管ノズルの外管から
凝固浴中に押出すと同時に、内管から芯液を流出させて
、凝固、脱溶媒することを特徴とする多孔性中空糸膜の
製造方法。 - (7)電離性放射線を照射することにより、ポリビニル
ブチラールもしくはその誘導体の一部もしくは全部を架
橋させることを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の
多孔性中空糸膜の製造方法。 - (8)溶液、芯液、凝固浴のいずれか1箇所、2箇所も
しくは3箇所に2個以上のアルデヒド基を有する多価ア
ルデヒド類をあらかじめ混和させておくことにより、ポ
リビニルブチラールもしくはその誘導体の一部もしくは
全部を架橋させることを特徴とする特許請求の範囲第6
項記載の多孔性中空糸膜の製造方法。 - (9)中空糸の外表面、内表面のいずれか一方もしくは
両方に、有機もしくは無機の化合物をグラフト重合法、
プラズマ重合法、デイツピング法のいずれかもしくはそ
の組合せの方法により結合ないし積層することを特徴と
する特許請求の範囲第6項記載の多孔性中空糸膜の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16372885A JPH0738940B2 (ja) | 1985-07-23 | 1985-07-23 | 多孔性中空糸膜及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16372885A JPH0738940B2 (ja) | 1985-07-23 | 1985-07-23 | 多孔性中空糸膜及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6223403A true JPS6223403A (ja) | 1987-01-31 |
| JPH0738940B2 JPH0738940B2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=15779532
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16372885A Expired - Lifetime JPH0738940B2 (ja) | 1985-07-23 | 1985-07-23 | 多孔性中空糸膜及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0738940B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0307636A1 (en) * | 1987-09-17 | 1989-03-22 | Texaco Development Corporation | Method for effecting dehydration of glycols using a membrane |
| JP2006297370A (ja) * | 2005-03-24 | 2006-11-02 | Sekisui Chem Co Ltd | 選択分離膜、及び、選択分離フィルター |
| WO2011108579A1 (ja) * | 2010-03-04 | 2011-09-09 | 積水化学工業株式会社 | 高分子水処理膜及びその製造方法並びに水処理方法 |
| JP2013144162A (ja) * | 2013-04-15 | 2013-07-25 | Toyobo Co Ltd | 大量液置換特性に優れた血液浄化器 |
| JP2014036938A (ja) * | 2012-08-20 | 2014-02-27 | Sekisui Chem Co Ltd | 高分子水処理膜の製造方法 |
| CN114588786A (zh) * | 2021-12-14 | 2022-06-07 | 宁波水艺膜科技发展有限公司 | 一种含交联亲水聚合物的微孔膜及其制备方法 |
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|---|---|---|---|---|
| US8575639B2 (en) | 2011-02-16 | 2013-11-05 | Cree, Inc. | Light emitting devices for light emitting diodes (LEDs) |
| US9490235B2 (en) | 2010-11-22 | 2016-11-08 | Cree, Inc. | Light emitting devices, systems, and methods |
| USD739565S1 (en) | 2013-06-27 | 2015-09-22 | Cree, Inc. | Light emitter unit |
-
1985
- 1985-07-23 JP JP16372885A patent/JPH0738940B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (8)
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| WO2011108579A1 (ja) * | 2010-03-04 | 2011-09-09 | 積水化学工業株式会社 | 高分子水処理膜及びその製造方法並びに水処理方法 |
| JP5097298B2 (ja) * | 2010-03-04 | 2012-12-12 | 積水化学工業株式会社 | 高分子水処理膜及びその製造方法並びに水処理方法 |
| US9855531B2 (en) | 2010-03-04 | 2018-01-02 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Polymer membrane for water treatment and method for manufacture of same, and water treatment method |
| JP2014036938A (ja) * | 2012-08-20 | 2014-02-27 | Sekisui Chem Co Ltd | 高分子水処理膜の製造方法 |
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| CN114588786A (zh) * | 2021-12-14 | 2022-06-07 | 宁波水艺膜科技发展有限公司 | 一种含交联亲水聚合物的微孔膜及其制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0738940B2 (ja) | 1995-05-01 |
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