JPS6140295A - 腎機能測定用の放射能標識テクネチウムキレ−ト類 - Google Patents

腎機能測定用の放射能標識テクネチウムキレ−ト類

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JPS6140295A
JPS6140295A JP13887085A JP13887085A JPS6140295A JP S6140295 A JPS6140295 A JP S6140295A JP 13887085 A JP13887085 A JP 13887085A JP 13887085 A JP13887085 A JP 13887085A JP S6140295 A JPS6140295 A JP S6140295A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はシンチグラフィー尿路造影法を用いて腎機能を
調べる分野において使用する方法および化合物に関する
。よシ詳細には、本発明はテクネチウム−99mで放射
能標識したキレート類を使用することによる腎臓系のイ
メージング(映像形成)に関する。
従来の技術 人体の機能に関する基礎生理学においては体液の成分お
よび量の調節が非常に重要である。例えば、人体では全
体液量、細胞外体液の成分、体液中の酸−塩基バランス
、および細胞外体液と細胞内体液の交換に影響を及ぼす
各種の因子(最も顕著には、このような体液間の浸透関
係に影響を与える因子)などの体液に関する変化を調節
することが必要である。
腎臓は体液の組成の調節をつかさどる重要な臓器である
。従って、腎臓は最終代謝産物の大部分を排泄しかつ望
ましい体液成分の濃度を調節することによって生理学的
に許容される範囲内に体液を維持する。
人体は膀胱を通って排泄される体液成分を含む尿を生成
するための2個の腎臓を有している。腎臓の働き金行う
生物学的な基本単位が6ネフロン”である。腎臓はそれ
ぞれ約100万のネフロンで構成され、各ネフロンは他
のネフロンとは無関係に体液を調節することができる。
腎臓は実質的容量の血液C全拍出霊の約%が直接腎臓へ
送られる)t−濾過することによシ体液に対して機能し
、この特定容量の血液は1腎臓画分IrenaL fr
action)”として知られている。血液は一般成人
男子の腎臓へ平均約1.21/分の流量で流れる。血液
が腎臓を通過するとぎ、ネフロンは不要物質、例えば最
終代謝産物(尿素、クレアチニン、尿酸、硫酸塩および
フェノールなど)およびイオン性非代謝物質(過剰のナ
トリウム、カリウムおよび塩素イオンなど)を血漿から
取シ除く。
ネフロンは基本的に1糸球体”と呼ばれる毛細血管床、
1管周”毛細血管(pgri tubular ca−
pillary)として知られる第2の毛細血管床、お
よび1尿細管”として知られる尿生成部分からなってい
る。尿細管は1糸球体膜”として知られる膜によって糸
球体から分離される。血液の腎臓画分が糸球体を通過す
るとき、糸球体膜は腎臓画分からなる血漿の少量割合(
一般には20〜25九以下)を尿細管へ送る。その後こ
の濾過体液は尿細管を通って腎臓の腔の方へ流れ、そし
て膀胱へと順に運はれる。体液が尿細管を通過するとき
、大部分の水、大部分の電解質、およびその他の”必要
”物質は再吸収されて血液へ戻り、6不要”物質(最終
代謝産物、過剰の水および電解質など)が尿として排泄
されるために膀胱へ送られる。
糸球体膜を通過しない腎臓画分の残りの部分はその糸球
体にとどまり、その後管周毛細血管へ入り、そこから腎
臓画分の一部が一般には静脈系へ戻される。尿細管で再
吸収された大量の体液も尿細管膜を通って拡散によシ管
周毛細血管へ運ばれる。
大量の体液は尿細管から管周毛細血管へ拡散して血管系
に戻るが、若干の血漿は逆方向、すなわち管周毛細血管
から尿細管への拡散をおこす。例えば、尿細管膜を通っ
て管周体液中へナトリウムイオンを能動的に運ぶことに
よりこの重要な電解質が失われずにすむが、一方でこの
ことは尿細管内に管周体液に対する実質的陰電荷を生じ
させる。
近位尿細管においてはこの電位差が約20 ミリボルト
でアシ、そして遠位尿細管ではこれが120ミリボルト
程度に上昇しうる。
この電位差はめる種の陽イオン(最も顕著にはカリウム
イオン)を管周体液から尿細管へ拡散させる。電気陰性
度勾配による尿細管膜を経る尿細管へのカリウムイオン
の移動は1受動分泌(passive 5ecreti
on l ”と呼ばれる。
この受動分泌に加えて、若干のイオン性物質は尿細管の
中へ1能動的”に分泌される。例えば、パラ−アミノ馬
尿酸(一般にはPAHと呼ぶ)は管周体液から尿細管へ
能動的に分泌され、腎臓画分の約2056のみが糸球体
F液として尿#l管へ送られるにすぎないにもかかわら
ず、血液中のPARはその9096近くが腎臓によって
除去される。従って、PAHの約70%は尿細管への能
動分泌によって血漿から除かれることになる。
時おり、腎臓が損Sを受けて、その結果血液浄化作用が
低下するかあるいはその浄化作用が停止することさえあ
るだろう。発生した腎臓の損傷の程度と型を医師が評価
するのを助けるために、各種の腎機能試験が考案された
。また、これらの腎機能試験は腎臓移植手術後に腎臓が
適切に働いているかどうかを調べるのに有用である。
このような腎機能試験方法の1つは静脈内シンチグラフ
ィー尿路造影法として知られるものである(この方法は
また動的腎機能イメージング法としても普通に仰られて
いる)。この方法はもともと7−181オルト−ヨード
馬尿酸塩(I−18101Hと呼はれる)のような放射
能標識したヨウ素物質の静脈内投与をともなう。PAH
と同様に、l−181ourは糸球体でのい過に加えて
尿細管への能動分泌によって血液から迅速に除かれ、そ
の結果投与後2.3分以内にM意量の放射能標識物質が
腎臓内に濃紺される。この放射能標識物質の位置を示す
ことができるガンマシンチレーションカメラを使って映
像を得、それによシ腎臓における腎機能の本質?知るこ
とができる。
腎機能を評価する際にl−181OIHがX要な手段で
あるという事実にもかかわらず、これにはいくつかの明
らかな難点が存在する。まず第一に、ヨウ素−181(
I−1811が高エネルギーガンマ放射線量(864K
mV)を有するために、l−1810IHの使用は空間
的分解の乏しい映像をもたらす。このことは腎臓内の細
部の観察を困難にし、その結果この方法によって得られ
る有用な情報量が制限される。
さらに、l−181OIHの腎臓吸収率(腎臓を通過す
る血液から放射性薬品を取p除く能力)が約65〜80
Xであるにすぎず、これはかなりよい方ではあるが、さ
らに高い吸収率はさらに高い腎臓対基底値(バックグラ
ウンド)比をもたらして腎機能の検出を容易にするだろ
う。また、l−181は放射性崩壊中にベータ粒子を放
射して周囲の組織に損傷を与えるだろう。さらに、l−
18101Hに付随する遊離の放射性ヨウ素は患者の甲
状腺に吸収されやすいので、?−18101Eの最大線
i′を一般に約200〜800マイクロキユリーに維持
しなければならない。この低い投与量は放射性画像を得
る場合にかなシの暴露時間を必要とし、腎機能検査中に
得られた連続画像の時間的分解能を順次減少させる。
放射線による腎機能測定方法において得られる分解能を
改良するために、別の放射能標識物質が熱心に探し求め
られている。今日では、最も望ましい放射性標識がテク
ネチウム−99yx(TC−99m)でめると考えられ
、このTc−99mはよシ低いエネルギー(140Ag
V)の放射線を放射するので1−181標識と比較した
場合にかなp改良された分解特性を有している。この比
較的低いエネルギーの放射線は標準的な放射線測定装置
と共に使用するのによく適合する。1ミリキユリー当た
りの放射線量はZ −131に使用する場合よりもTc
−99mの方かはるかに少ない。なぜなら?−181の
半減期が8日であるのに対してTO−99情の半減期は
約6時間でおるにすぎず、またTc−99mはその崩壊
過程中にベータ粒子を放射しないからである。
T6−99mの放射能特性は準安定性の励起された原子
核が基底状態のTc−99へ遷移することに起因する。
生じたTc−99は実質的に無害であるほどの長い半減
期(2,60,000年)を有している。その結果、a
ooooマイクロキュリー程度のTc−99mを患者に
危険を与えることなく投与し得る。従って7−1810
1Hを使用する場合よりもかなり短い暴露時間ですみ、
これにより放射性薬品が腎臓を最初に通過する間に許容
できる潅流映像(perfwsion image )
を得ることができる。
Tc−99惧の上記特性は、それが標準装置と共に使用
するのによく適合しかつそれを使用する患者に比較的低
い放射線量を与えるので、核医療における1つの手段と
して理想的である。
Z−181標識と比べたときのTc−99m標識の上記
利点ゆえに、高い腎1iA@収軍を有するTc−99m
化合物の開発に対して多大の努力が払われテオリ、多数
のTc−99mで標識されたキレート類が文献中に報告
されている。
Tc−99m標識化合物の1つとしてTc−99mジエ
チレントリアミン五酢酸酢酸般にTc−99m−DTP
Aと呼ぶ)ベンゾ、カルボキシレート、ジカルボキシレ
ート、およびベンゾカルボキシレート類似体が合成され
かつ試験された。
これらのうちで最も効率よく排泄される類似体はTc−
99情−N 、 N’−ビス(メルカプトアセチル)−
2,3−ジアミノプロパノニー)(Tc−99m−CO
2−DADS)で6つた。都合ノ悪イコトに、このリガ
ンドはキレート化の際に2つの立体異性体生成物(Tc
−99w−C(h−DADS−AおよびTc−99m−
Co、−DAD!i−B と呼ぶ)として存在する。さ
らに、Tc−99m−Cot−DAD!1−B異性体は
Tc −99rrL−Cot−DADS −A 異性体
よりも腎臓での吸収がはるかに低いことが見出された。
これらの2つの異性体を臨床上の使用のために分離する
ことは困難であるので、Tc−99m−Cot−DAD
S−Aの商業的開発は実用的でないとわかった。
前述のことから、もし比較的高い吸収率を有しかつl−
13101Hの代替物として不適当であるような他の不
利な性質を示さないTc−99nz化合物が提供される
ならば、それは腎機能イメージングの分野において画期
的な進歩であると認めるであろう。ざらに、TC−99
rILはその半減期が短いためζこ、腎機能診断法を行
う直前にこの種のTc−99rn化合物を簡単に製造す
ることができるならばそれもまた著しい進歩であるだろ
う。この種のTC−99WL化合物および方法が本明細
書に開示されかつ請求される。
発明が開発しようとする問題点 本発明は放射性標識として76−99mを組込んだ新規
放射性イメージング薬剤fこ関する。eatζ、本明細
書で開示した新規イメージング薬剤は比較的高い腎臓吸
収率を有し、それ故に腎機能イメージング方法を実施す
る際に有用である。本発明の新規Tc−99m化合物は
次の一般式:〔式中、XはSまたはNであり:Yはik
であるかあるいは −C−R。
(ここでR1は−H,CHsまたは−CH,CH,であ
り:R1は−H,−CHsCO,H,−CHsC0NI
k、−CH,CH,Co、H,−CHlCHtCONH
t s −CHい−CH,CH,または−C6H5、−
CH2NHCOCH3、−COCF3、または−COC
H2OHであり;そしてZは−H%  Co、H,C0
N4、!l0BH,5O2NHzまたは−CONHCH
, Co、Hである)であり;そしてTcはTc  99r
nである〕で表わされる化合物およびその水溶性塩であ
ると推量される。
前記のもののうちで目下のところ好適な本発明のTc−
99m化合物はTc−99yIL−メルカプトアセチル
グリシルグリシルグリシン(Tc−99?7L−MAG
GG)である。その他の好適化合物はTc −99m−
MAGG−アラニン、Tc−99m−MAGG−グルタ
ミン、およびTc−99m−MAGG−アスパラギンで
ある。
本発明はまたTc−99mと反応して前記化合物を形成
しうる新規キレート化剤に関する。この種の新規キレー
ト化剤は次の一般式: (式中、XおよびYは先に定義した通りであり:XがN
であるときY′は−H1であり、またXがSであるとき
Y′は−H,−COCH,、−COC・Hl、−CM、
NHCOCHs、−COCF、、−COC6H5、−C
H2NHCOCH3、−COCF3、または−COCH
2OH。
−c′OC馬CO* Hまたはその他の適当な保護基で
ある)で表わされる。
本発明は新規Tc−99771化合物の製造方法および
使用方法も提供する。 − 従って、本発明の主な目的はシ/テグラフ法lこおいて
有用な新規Tc−99yyc化合物を提供することであ
る。
本発明の他の目的は、腎臓によって迅速かつ効率よく吸
収されるために、腎機能イメージングの分野において有
用であるところの新規Tc−99m化合物を提供するこ
とである。
本発明のざら番こ他の目的は、Tc−99m化合書をイ
メージング薬剤として使用する直前にこの化合物を製造
するための方法を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、新規Tc−99m化合物を
使用することによる腎機能の診断方法を提供することで
ある。
本発明のこれらの化合物および特徴ならびに他の化合物
および特徴は、添付の特許請求の範囲および以下の説明
からさらに明らかになるであろう。
問題を解決するための手段 不発明は腎臓の尿細管の中へ能動的に分泌され、それ故
放射能尿路造影法のような腎機能試験に使用しつる新規
Tc−99171化合物に関する。
より詳細には、本発明はTc −99m−メルカプトア
セチル−トリアミノ酸化合物(71/311系)、特に
次の一般式: (ここでR1は−H,−C馬または−C馬CH,であり
:R3は−H,−CM、CO,H,−CH,C0NH,
、−CM、CM、Co、H,−CH,CM、C0NH,
、−CH,、CHaCHsまたは一〇H,OKであり;
そしてZは−H,−CO!H,−CON馬、−1;O,
H,−80,NH,または−CONHCH,CotHで
ある)である〕で表わされるTc  99m−メルカプ
トアセチルnシルクリシル−アミノ酸化合物に関する。
また、本発明は上記の一般式に類似するTc −99m
化合物を包含し、ただしこの化合物は次式:(式中、Y
は先に定義した通りである)で表わされるように硫黄が
窒素で置換されている。
前述のものに加えて、本発明は次の一般式:(式中、X
はSまたはNであり;Yは先に定義した通りであり:そ
してG−fはそれぞれ2個の水素原子または二重結合で
結合した酸素原子を表わす:ただしXがSである場合、
αは2個の水素原子であり、b−/のうち少なくとも2
つは二重結合で結合した酸素原子であり、そして残りは
2個の水素原子である:またXがNである場合、α〜f
のうち少なくとも2つは二重結合で結合した酸素原子で
あり、そして残りは2個の水素原子である)で表わされ
るTc−99m化合物も提供する。
先に示した化合物に加えて本発明はそれらの水溶性塩を
包含する。
さらに本発明はTc−99mと反応して前記化合物を形
成しつる新規キレート化剤に関する。この種の新規キv
−)化剤は次の一般式: 〔式中、XおよびYは先に定義した通りであり;XがN
であるときY′は−H2であり、またXがSであるとき
Y′は−H,−COCH3、〜C0C6H,、−CH,
NHCOCH,、−CocF8.−COC6H5、−C
H2NHCOCH3、−COCF3、または−COCH
2OH。
−COCH,CO,H% またはその他の適当な保護基
である)で表わされる。XがSであってY′が−I以外
の前記基のうちの1つであるとき、Y′の使用は硫黄を
酸化から保護するのlこ役立つ。XがNである場合fこ
はこの種の保護を必要としない。
本発明の新規Tc−99m花台物の好適な合成方法を以
下の反応式(ここでは特IこTc−99yx−メルカプ
トアセチルグリシルグリシルグリシンCTc99m−M
AGGG)の合成方法を示す)で説明する。
上記反応式では、グリシルグリシルグリシン(化合物I
)を塩化クロルアセチルと反応させてクロルアセチルグ
リシルグリシルグリシン(化合物[)を製造する。次i
こ化合物■をチオ安息香酸ナトリウムと反応させてベン
ゾイルメルカプトアセチルグリシルグリシルグリシン(
化合物■)を生成する。最後に化合物■を適当な還元剤
の存在下に過テクネチウム酸ナトリウムと反応させてT
c−99m−MAGGG(化合物■)を製造する。
上記と同じ合成経路を使用しかつ別の出発リガンドを用
いること番こより本発明の範囲内の他のTc−99m化
合物を製造し得ることが理解されるであろう。
本発明の新規Tc−99m化合物は、これを患者に静脈
内注射で投与し、続いてガンマシンチレーションカメラ
を使って患者の腎臓の映像を記録することによって、シ
ンチグラフィー尿路造影法において使用される。先に述
べたように、30000マイクロキユリ一程度の用量で
TC−99mを投与することが可能であり、このような
高用量−の場合は短い暴露時間が可能であるのでこれは
腎機能の動的試験を行う際に極めて有利である。
本発明の新規Tc−99m化合物は腎臓の尿細管へ能動
的に分泌されて著しく高い吸収率を示し、それ故1−1
31 01Hの代替物として役立ち得ることが見出され
た。さらに、上記の構造式から明らかなように本化合物
は立体異性体として存在しないので、より容易に実用に
供されるだろう(しかし、Y基の選択によってはジアス
テレオマーが存在しつる)。
前述のごとく、Tc−99mの半減期は約6時間にすぎ
ない。この短い半減期のために、Tc−99m−キレー
トを臨床上の使用に備えて包装することは実際的でない
。不発明の重要な特徴は、放射性医薬品として使用する
直前にTC−99m−キレートを容易に製造しつるキッ
トの形で試薬類を包装できることである。
従って、実際室ではメルカプトアセチルグリシルグリシ
ルグリシンとTc−99m過テクネチウム酸塩とを亜ニ
チオン酸塩還元剤の存在下−こ反応させることが実際的
であるが、Tc−9(1?Lおよび亜ニチオン酸塩は双
方とも作りおぎができず新しく製造しなけれにならない
。
より一層便利な合成法が発見され、この方法はアセテー
ト、タルトレート、マレート、ラクテート、ヒドロキシ
イソブチレート、シトレート、グルコヘットネート、ク
ルコネ−)、ピロホスフエード、N−メチルN 、 A
/’−ビス(2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミン
またはグリシンのような適当な交換リガンド中間体と錯
化した第一錫イオンを使用する。この第一錫イオンは上
記反応式の化合物■のようなりガントと過テクネチウム
酸ナトリウムとの反応を誘発して、化合物■のようなT
c−99rIL化合物を生成し得ることがわかった。
第一錫イオンは亜ニチオン酸塩のようIこ溶液中で不安
定でない。従って、第一錫イオンを便用する方法は、一
方のバイアル中の第一錫イオン(および交換リガンド中
間体)とTc  99mへ納会されるべきリガンド(長
期保存が可能である)、ならびlこ他方のバイアル中の
過テクネチウム酸ナトリウムの2つの部分から成るキッ
トの形で容易に包装可能である。一般に、過テクネチウ
ム散ナトリウムはTc −99mの半減期が短いために
入手しゃすいMo−99/ Tc −99m発生剤から
その場で製造されるだろう。
2.3の代表的な実施例は本発明の理解に役立つだろう
。実施例1および2はそれぞれメルカプトアセチルグリ
シルグリシルグリシンおよびTc−99m−MAGGG
の好適な合成方法を示す。
ベンゾイルメルカプトアセチルグリシルグリクルグリシ
ンの合成は、500dフラスコ内の1.ON水酸化ナト
リウム75−ζこグリシルグリクルグリシ/2.sgを
窒素雰囲気下θ℃で溶解することlこより多段方法で開
始した。
次lこグリシルグリシルグリシン溶液を連続撹拌しなが
ら、この溶液にエーテル1001中塩化クロルアセチル
13.0 g含有溶液を第1の添加漏斗から滴下し、同
時に1.ON水酸化ナトリウム100Mを第2の添加漏
斗から滴下した。塩化クロルアセチルと水酸化ナトリウ
ムの滴下完了後、この反応混合物を0℃に保ってさらに
1.5時間撹拌した。
その後濃塩酸を加えることにより反応混合物を約pH2
へと酸性化した。さらに30分撹拌後、反応混合物を4
0℃Eこ暖めて×の容量になるまで減圧下に濃縮した。
この濃縮混合物は次いで水浴中で冷却してクロルアセチ
ルグリシルグリシルグリシンを析出させた。水で2回洗
浄後、クロルアセチルグリシルグリシルグリシン2.7
5g (出発混合物中lこ溶解したグリシルグリシルグ
リシンの量に基づいて収率78.5%)を得た。
次に、窒素雰囲気下で徂クロルアセチルグリシルグリシ
ルグリシン1gを無水メタノール300TLlhc溶!
した。このフラスコにチオ安息香酸ナトリウム含有溶液
(メタノール中のナトリウム175■にチオ安息香酸1
.1gを添加して調製したもの)501を加え、この反
応混合物を1.5時間還流した。
その後溶媒を減圧下に除去した。得られた固体をテ過に
より単離し、クロロホルムで洗った。メタノールから結
晶化させてべ/ジイルメルカプトアセチルグリシルグリ
シルグリシン1.25g(90%)を回収した。
メタノールからの結晶化で得られた生成物がベンゾイル
メルカプトアセチルグリフルグリシルグリシンであるこ
とを証明するために元素分析を行った。ペンゾイルメル
カプトアセチルグIJ クルグリシルグリシンを構成す
る炭素、水素、窒素利び硫黄の計算した理論値(%)は
それぞれ56−56.4.92.5.74および13.
11である。元素分析の結果はそれぞれ56.50.5
.06.5.67および13.27であった。理論値と
実測値とが実質的一致したことlこより、この反応順序
の生成物がベンゾイルメルカプトアセチルグリフルグリ
シルグリシンであると判明した。
実施例2゜ Tc−99mメルカプトアセチルグリシルグリシルグリ
シンの合成 先に述べたように、本発明の1つの重要な特徴は意図す
るイメージング薬剤の前駆体をキットの形で包装できる
ことである。この実施例はイメージング薬剤としてのT
c−99m−MAGGGに関係するこの種のキットの製
造について示す。
例えば、約100個のキットを作る場合には、1.25
M交換リガンド中間体(アセテート、グリシン、シトレ
ート、マロネート、グルコネート、グルコヘプトネート
、ピロホスフエード、タルトレート、マレート、ラクテ
ート、ヒドロキシインブチレート、またはN−メチルN
 、 N’−ビス(2−ヒドロキシエチル)エチレンジ
アミ/なト)80μを約pH5,5に調節し、次に窒素
ガスを散布することによって脱酵素した。その後ベンゾ
イルメルカプトアセチルグリシルグリシルグリシン10
0111gを加え、透明溶液が得られるまで撹拌した。
次に、0.IN塩111W1を中のSルC1*・2H,
0の新しく調製した10ダ/1溶液0.21をこの混合
物に窒素雰囲気下で加えた。最後に、得られた混合物は
Q、INHCIJまたはNaOHの適量を加えることに
よって約pH5に調節し、全容量を100Nとするよう
に希釈し、そして窒素雰囲気を保ちながう0.2ミクロ
ンのフィルターを通過させて滅菌した。10dのアリコ
ートを無菌技術を用いてバイアルに分配し、個々のアリ
コートは保存のために凍結または凍結乾燥した。場合に
よっては、第一錫イオン安定剤(ゲンチシン酸またはア
スコルビン酸など)を加えてもよい。
No  99/Tc−99m発生剤から所望レヘルノ放
射能を有する塩水中のTc−99m過テクネチウム酸塩
約1〜31を生成し、前述のようにして調製した反応剤
を含むバイアルの1つ「こ添加した。
混合後、Tc−99m−MAGGGを生成させるために
このバイアルを沸騰水浴中に5分間入れた。この調製物
を冷却し、これ以上の処理を行うことなく使用した。
実施例3゜ 分析方法 所望ならば、Tc−99m−MAGGGの日常分析が、
ミシガン州アンブーツく−のゲルマン社(Gg 1ma
n 、 Inc 、 )から入手できるようなITLC
−8Gシリカゲル含浸ガラスフアイバーストリツプでの
薄層クロマトグラフィーを用いて有利に行われる。
可溶性の非結合Tc−99m過テクネチウム酸塩の量は
、メチルエチルケトンで展開したストリップの溶媒先端
の放射能を測定することにより得られる。不溶性Tc−
99mの量は、塩水で展開したストリップの原点画分か
ら放射能を測定することにより得られる。結合Tc−9
9mの百分率は次の式: %式% に従って計算する。
キレート化Tc−99m−MAGGG生成物の分析は、
5ミクロンのODEカラムと共に5%エタノール:95
%0.01M燐酸塩(pff6)からなる溶媒系を使用
する高性能液体クロマトグラフィー(HPLC)を用い
て行うこともできる。Tc−99−MA(rGGは1.
Qiu/分の流速の場合約4分で主要ピークとなる。観
察しうる他の成分は約2.5分でのTc−99m過テク
ネチウム酸塩である。
1群6匹のマウス2群にTc−99m−MAGGGと1
−13101H(標準対照)とを同時に投与した。各マ
ウスには0.5マイクロキユリーのTc−99m−MA
GGGおよび0.2マイクロキエリーのl−13101
Hを含有する調製物0.1dを静脈内注射し、その後排
泄された尿を回収できる代謝ゲージの中に入れた。
注射の10分後に各マウスの尿道を結び、そしてクロロ
ホルム蒸気によってマウスを殺した。次に、放射能標識
した物質の生物分布を調べるために種々のサンプルを採
取した。これらのサンプルの結果を表Ifこ示す。注射
の120分後に第2群のマウスに対して同様の測定を行
い、その結果を表扉に示す。  − 表  ■ として表わされる) 表  璽 MAGGG 1−131   α14 α11 α06 α98 α
16 9&51H 表1および表■はTc−99Tc−99rn−が腎臓に
よって迅速にかつ選択的に除去され、はんの微量が他の
主要臓器ζこ取込まれたにすぎないことを示している。
このことはイメージング薬剤の重要な性質であり、こう
して放射性標識によって放射された放射線から生体組織
への損傷を回避し、かつ適当な映像を得るのに必要とさ
れる放射性医薬品の投与量を最小限に抑えることができ
る。
また、これらの表から明らかなように、Tc−99m−
MAGGGはl−13101Hよりもかなり迅速に腎臓
から排泄される。10分および120分での尿中のTc
−99Tc−99rn−のレベルはl−13101Hの
対応するレベルの107.3%および102.6%に等
しかった。従ってTa−99mはl−131よりも組織
への損傷が少なくてすむので、これらの結果はTc−9
9m−MAGGGの方が1−131 01Hよりも使用
上より安全であることを示している。
尿細管輸送を阻害したマウスにおいてTc−99wh−
MAGGGの生物分布を試験するために、6匹のマウス
に体重1にg当たりプロベニシト(yobe−nici
d) 50■の割合でプロベニシト溶液を注射した。1
0分後、各マウスに0.5マイクロキユリーのTc−9
9m−MAGGGおよび0.2マイクロキユリーのl−
13101Hを含有する溶液0.1dを注射した。さら
に10分後、各マウスを殺して放射性物質の生物分布を
調べるために種々のサンプルを採取した。これらのサン
プルの結果を表■に示す。
表  ■ MAGGQ 表■は機能的に劣った腎臓であってもなおI −131
01HよりTc−99%−MAGGGを多量に除去でき
ることを示している。l−131は他の放射性医薬品を
測定する場合の目下の標準であるから、これらの結果は
Tc−99乳−MAGGGが腎機能の診断方法において
使用するための優れた化合物であることを示している。
排泄 ヒトでのTc−9’1m−MAGGGの腎臓排泄は正常
な志願者による実験に基づいて得られた。比較のために
、Tc−99m−MAGGGを使用する試験の直前また
は直後に1−131 01Hf使用する試験も行った。
実施例6では、実施例2に記載の方法と類似した第一錫
還元(交換リガンド中間体としてはグルコヘプトネート
を使用)によりTC−99m−MAGGGを製造した。
実施例7では、第一錫還元を使用する代わりfこ還元剤
として亜ニチオン酸塩を使用した。両実施例ともHPL
Cカラムで同じ主要ピークを有するTc−99Tc−9
9rn−を与えた。
両実施例において、被験者には約15ミリキユリーのT
c−99m−MAGGGを含む用量を注射した。l−1
3101Hを利用する比較試験では約300マイクロキ
ユリーのl−13101Hを投与した。両方の場合とも
、約30分間にわたって腎臓、尿管および血液プールの
イメージングを行い、続いて膀胱での計数率を測定した
。
その後膀胱を空にして、残留放射能の存在を検出するた
めに追加の映像をとり、こうして30分での尿放射能の
百分率を測定した。3時間でも同様の測定を行った。こ
れらの試験の結果を表■に示す。
表  ■ (数字は最初に注射した放射性薬剤の百分率として表わ
される) Tc−99m−MAGGG  71.8±42  9&
6士L61−131 01H6&5±&3  93L5
±&2filVはTc−99m−MAGGGがヒトの場
合にも高い腎臓吸収率を有し、しかもZ−13101H
よりかなり優れていることを明確に示している。
このことはTc−99Tc−99rn−がシンチグラフ
ィー尿路造影法用の傑出したイメージング薬剤であるこ
とを示す。これとは対照的に、本発明以前のTc−99
m化合物は最も効率よく排泄されるものであってもl−
13101Hより20%近くもその排泄率が劣っていた
。
Tc−99m−MAGGGの合成に関して前記反応式な
らびに実施例1および2で説明した一般的合成工程に従
って、Tc−99m−メルカプトアセチルグリシルグリ
シルグリシルグリシン(Tc−99m−MAGGGG)
を製造した。これは実施例1のグリシルグリシルグリシ
ンの代わりにグリシルグリシルクリシルグリシンを用い
て達成した。
次いで、実施例4に記載の方法と類似した方法を用いて
Tc−99m−MAGGGGをマウXに投与した。注射
の10分後および120分後に生物分布の測定を行った
。これらの測定結果を表Vに示す。
表  V 率として表わされる) 10  2.7  9.9 3.3 0.2  10.
3 5B、4120  0.04 1.1 0.2 0
.05 16.0 82.510分および120分での
Tc−99m−MAGGGGの尿中レベルはそれぞれl
−13101Hの対応レベルの86.7%訃よび87.
6%に等しく、この化合物が1−131 01Hの代替
物になり得ることを示している。しかし、腸の放射能に
よって示されるような肝胆汁性排泄の増加は特異性の低
下を示している。
による取込み 前記反応式、実施例1および2に記載の一般合成工程に
従い、かつ実施例1のグリシルグリシルグリシンの代わ
りにグリシルグリシルアラニンを用いて、Tc−99m
−メルカプトアセチルグリシルグリシルアラニンを製造
した。
その後、実施例4ζこ記載の方法と類似した方法により
Tc−99m−MAGG−アラニンをマウスtC投与し
た。注射の10分後および120分後に生物分布を測定
した。これらの測定結果を表■に示す。
表  ■ 10   Z6 2P6 5.2  α2 1.6 7
51120   α2 α1 0.3  α2  Z2
 96010分および120分でのTc−99m−MA
GG−アラニンの尿中レベルはそれぞれl−13101
Hの対応レベルの106.4%および102.2%に等
しく、この化合物がシンチグラフィー尿路造影法での使
用においてl−13101Hの代替物として優れている
ことを示している。
前記反応式、実施例1および2に記載の一般合成工程に
従いかつ実施例1のグリシルグリシルグリシンの代わり
にグリシルグリシルアスパラギン酸を用いて、Tc−9
9m−メルカプトアセチルグリシルグリシルアスパラギ
ン酸を製造した。
その後、Tc−99Tc−99rn−アスパラギン酸を
実施例4#こ記載の方法と類似した方法を用いてマウス
に投与した。生物分布の測定結果を表■に示す。
表  ■ 106.66−514.70.42.750.1120
0.31.50,20.36.287.410分および
120分でのTc −99m−MAGG−アスパラギン
酸の尿中レベルはそれぞれl−13101Hの対応レベ
ルの64.2%および94.1%に等しかった。10分
での低い排泄からすると、l−13101Hの代替物と
してのこの化合物の適合性は疑わしい。
前記反応式ならびに実施例1および2に記載の一般合成
工程に従いかつ実施例1のグリシルグリシルグリシンの
代わりにグリシルグリクルグリシン/を使用して、Tc
−99m−MAGG−グルタミンを製造した。
その後、Tc−99m−MAGG−グルタミンを実施例
4Eこ記載の方法と類似した方法を用いてマウスに投与
した。生物分布の測定結果を表■に示す。
表  ■ 10 3.2  45 42 0.2  0.9 70
.7120 004  α8 α1 0.04 1.0
 95.910分および120分でのTc−99m−M
AGG−グルタミンの尿中レベルはそれぞれl−131
01Hの対応レベルの97.6%および103.4%に
等しく、この化合物がシンチグラフィー尿路造影法での
使用においてl−13101Hの代替物として優れてい
ることを示している。
Tc−99m−MAGG−フェニルアラニンの合成お前
記反応式および実施例1および2Iこ記載の一般合成工
程に従ってTc −99rn−MAGG−フェニルアラ
ニンを製造した。ただし実施例1のグリシルグリクルグ
リシンの代わりにグリシルグリシルフェニルアラニンを
使用した。
Tc−99m−MAGG−フェニルアラニンは2つの分
離可能なジアステレオマー(記号−Aおよび−Eで区別
する)として存在する。ジアステレオマーTc−99−
MAGG−フェニルアラニン−AとTc−99m−MA
GG−フェニルアラ=ン−Bとを分離して、実施例4に
記載の方法と類似した方法を用いてマウスに投与した。
これら2つの化合物に対する生物分布の測定結果をそれ
ぞれ表■およびXに示す。
表  V 分率として表わされる) 10 9.7 22.16 7.6 0.4   ’1
.7 32.3120 0.2  2.3  0.2 
0.3 26.1 69.5表  X 分率として表わされる) 10 19.4 14.7 5.3 1.0 14.9
 16.2120  0.8  3.0 0.4 0.
9 41.7 48.610分および120分でのTc
 −99m−MAGG−フェニルアラニン−Aの尿中レ
ベルはそれぞれ?−13101Hの対応レベルの43.
9%および73.5%に等しかった。10および120
分てのTc−99m−MAGG−フェニルアラニン−B
の尿中レベルはそれぞれl−13101Hの対応レベル
の22.0%および52.3%に等しかった。これらの
低い百分率は、これらの化合物の有意量が種々の組織に
取込まれたことを示す生物分布の測定結果と共に、Tc
−99m−MAGG−フェニルアラニンが一般のシンチ
グラフィー尿路造影法での日常使用に適さないことを示
している。
Tc−99m−MAGG−アスパラギンは前記反応式な
らびに実施例1および2ζこ記載の一般合成工程に従っ
て製造した。ただし実施例1のグリシルグリシルグリシ
ンの代わりにグリシルグリシルアスパラギンを使用した
。
Tc−99m−MAGG−アスパラギンは2つの分離可
能なジアステレオマー(記号−Aおよび−Bで区別する
)として存在する。これらのジアステレオ−r −Tc
 −99rn−MAGG−アスパラギンーA2よびTc
−99m−MAGG−アスパラギン−Bを分離して、実
施例4Iこ記載の方法と類似した方法を用いてマウスに
投与した。これらの2つの化合物に関する生物分布の測
定結果をそれぞれ表MおよびXIIに示す。
表  夏 分率として表わされる) 10 2.6  5.3 4.1  0.2 0.9 
74.1120 0.04 0.6 0.04 0.2
 2.2 94.5表  XI 分率として表わされる) 10  2.6  6.3 4.2  0.1   α
9 73.6120  α030.4  α04 0.
02 1.8 96.71O分および120分でのTc
−99m−MAGG−アスパラギン−Aの尿中レベルは
それぞれI −13101Hの対応レベルの98.9%
および102.2%に等しかった。10分および120
分でのTa−99m−MAGG−アスパラギアーBの尿
中レベルはそれぞれl−13101Hの対応レベルの9
7.1%および103.5%に等しかった。
これらの高い百分率はTc−99Tc−99rn−アス
パラギンのどちらのジアステレオマーもシンチグラフィ
ー尿路造影法においてl−13101Hの代替物として
適当であることを示している。また、これらのジアステ
レオマーは両方ともI −13101Hの適当な代替物
であるので、ジアステレオマーを互いから分離する必要
がなく、キットの形でのこれらの化合物の使用はかなり
実用的である。
前記反応式ならびに実施例1および2に記載の一般合成
工程に従って、Tc−99m−MAGG−グルタル酸を
製造した。ただし、実施例1のグリシルクリシルグリシ
ンの代わりにグリシルグリシルグルタル酸を使用した。
TC−99m−MAGG−グルタル酸は2つの分離可能
なジアステレオマー(記号−Aおよび−Bで区別する)
として存在する。これらのジアステレオマーを分離して
、各々を実施例4に記載のものと類似した方法を使用し
てマウスに投与した。これらの化合物に関する生物分布
の測定結果をそれぞれ表X■およびXIVfこ示す。
表  x■ 10 7.5 4.8 5.2  0.4  1・8 
 50−2120 0.2 1.7 0.1  0.2
  1.1  94.2表   XIV 10  4.2    &6   6.5   0.2
   1.1  6al120  0.2   α9 
  α1   0.4  2.4  94.310分お
よび120分でのTc−99m−MAGG−グルタル酸
−Aの尿中レベルはそれぞれl−13101Hの対応レ
ベルの73.0%および99.8%に等しかった。10
分および120分でのTc−99m−MAGG−グルタ
ル酸−Bの尿中レベルはそれぞれl−13101Hの対
応レベルの88.6%および98.8%に等しかった。
これらの結果はこの化合物が1−131 01Hの代替
物として考慮されうることを示している。
前記反応式ならびに実施例1および2に記載されたTc
−99m−MAGGの一般合成工程に従って、本発明範
囲内のN3S系化合物に包含されるその他のTc−99
m化合物を合成する。例えば、次の一般式: (式中、Yは−CH,CM、CO,Hである)で表わさ
れるTC−99m化合物を合成する。この化合物は実施
例1のグリシルグリシルグリシンの代わりIこNHlC
H,C0NHCH,C0NHCH,CH,CO,Hを使
用して製造される。
Tc−99m−MAGGの場合の試験結果に基づくと、
この化合物も有意の吸収率を示すことが予期される。
実施例16゜ 実施例15に記載の一般式においてYが−CH(CM、
CH,) CO,Hである別のTc−99m化合物を、
前記反応式ならびに実施例1および2に記載の一般合成
工程に従って合成する。ただし、この場合の出発リガン
ドはNH,CM、C0NHCH,C0NHCH(cg、
crib )cotHテアル。
Tc−99m−MAGGGの場合の試験結果に基づくと
、この化合物も有意の腎臓吸収率を示すことが予期され
る。
実施例15に記載の一般式tこおいてYが−CH。
C0MM、である別のTc−99m化合物を、前記反応
式ならびに実施例1および2に記載の一般合成工程に従
って合成する。ただし、この場合の出発リガンドはNH
tCH,C0NHCH,C0NHCH,C0NH,であ
る。
Tc−99Tc−99rn−の試験結果に基づくと、こ
の化合物も有意の腎臓吸収累を示すことが予期される。
先に甘酸されたN13項系をMするTc−99m化合物
に加えて、N4系を包含するTc−99rIL関連化合
物を合成することも可能である。例えば、次の一般式: (式中、Yは−CMICO,Hである)で表わされる新
規Tc−9977L化合物を、前記反応式および実施例
2に記載の一般合成工程を用いて合成した。ただし、こ
の場合はリガンドyg*co。
C0NHCH,C0NHCH,C0NHCH意CO,H
(ダリシルグリシルクリシルグリシン)を過テクネチウ
ム酸ナトリウムと反応させた。
得られた化合物Tc−99m−GGGGを実施例4に記
載のものと類似の方法を用いてマウスに投与した。注射
の10分後および120分後での生物分布の測定結果を
表XWこ示す。
表  Xv 分率として表わされる) 10 3.8 3.4 42 1−1 2.2 6へ3
120 05  LO1,11,92−59α0工0分
および120分でのTc−99m−GGGGの尿中レベ
ルはそれぞれl−13101Hの対応レベルの89.4
%および96.7%に等しく、この化合物がl−131
01Hの代替物となり得ることを示している。
実施例19゜ 環系にいくつかの構造変化を有する他のTC−99m化
合物を製造することもできる。例えば、次の一般式: で表わされる化合物は有意の腎臓吸収率を示すことが予
期される。上記一般式においてXがSでありYが−CH
,CO,Hである化合物は、前記反応式ならびに実施例
1および2に記載の一般合成工程に従いかつ雁、CH,
CH,NHCOCONHCH,Co、Hから出発するこ
とにより合成できる。
次の一般式: (式中、XはSであり、Yは−CHCH,Co、Hであ
る) で表わされる他のTc−99m化合物は、前記反応式お
よび実施例2の一般合成工程に従いC6H,C0!Ic
H,C馬NHCOCONHCH,C0NHCHCH8C
o、Hと過テクネチウム酸ナトリウムとを反応させるこ
とにより合成される。
Tc−99m−MAGGGを用いて行った試験の結果に
基づくと、この化合物も有意の腎臓吸収率を示すことが
予期される。
次の一般式: (式中、XはSであり、Yは−CH,CH,Co、Hで
ある) で表わされる別のTc−99m化合物は、前記反応式お
よび実施例2の一般合成工程に従いCH,CQ SCM
、CM、NHCH,C0NHC馬C0NHCH,CH,
CへHと過テクネチウム酸ナトリウムとを反応させるこ
とlこより合成される。
Tc−99m−MAGGを用いて行った試験の結果に基
づくと、この化合物も有意の腎臓吸収率を示すことが予
期される。
実施例22゜ 次の一般式: (式中、XはNであり、Yは−CH2Co、Hである) で表わされる別のTc−99m化合物は、前記反応式お
よび実施例2の一般合成工程に従ってH,NCM、CM
、NHCH,CH,NHCOCONHCH,CO,Hと
過テクネチウム酸ナトリウムとを反応させることにより
合成される。
Tc−99m−MAGGGを用いて行った試験の結果E
こ基づくと、この化合物も有意の腎臓吸収率を示すこと
が予期される。
前述のことから、不発明の新規Tc−99m化合物はそ
れらの優れた腎臓吸収率ならびに異性のごとき不利な性
質の回避ゆえ1こシンチグラフィー尿路造影法における
イメージング薬剤として有用であることが理解されるで
あろう。さらに、混合工程と加熱工程以外は何も必要と
しないキットの形でこれらのTc−99’m化合物の前
駆体を提供できることは、Tc−99rnの放射性標識
としての使用を非常に実用化ならしめるものである。
本発明はその精神または不質的特徴から逸脱することな
く他の特足形体に具体化することができる。先に述べた
実施態様は全ての点lこおいて例示としてのみ考えられ
るべきであり、何ら制限を与えるものではない。従って
、本発明の範囲は先の記述よりもむしろ添付の特許請求
の範囲に示される。この特許請求の範囲と均等の範囲お
よび意味に含まれる全ての変更は、本発明の範囲に包含
されるべきである。

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、XはSまたはNであり;Yは−H_2であるか
    、あるいはYは▲数式、化学式、表等があります▼ (ここでR_1は−H、−CH_3、または−CH_2
    CH_3であり;R_2は−H、−CH_2CO_2H
    、−CH_2CONH_2、−CH_2CH_2CO_
    2H、−CH_2CH_2CONH_2、−CH_3、
    −CH_2−CH_3、または−CH_2OHであり;
    そしてZは−H、−CO_2H、−CONH_2、−S
    O_3H、−SO_2NH_2、または−CONHCH
    _2CO_2Hである)であり;そしてTcはTc−9
    9mである〕 で表わされる化合物またはその水溶性塩。
  2. (2)XがSである特許請求の範囲第1項記載の化合物
    。
  3. (3)Yが−CH_2CO_2Hである特許請求の範囲
    第2項記載の化合物。
  4. (4)Yが−CHCH_3CO_2H;−CH(CH_
    2CONH_2)CO_2H;またはCH(CH_2C
    H_2CONH_2)COOHである特許請求の範囲第
    2項記載の化合物。
  5. (5)次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、XはSまたはNであり;Yは−H_2であるか
    、あるいはYは▲数式、化学式、表等があります▼ (ここでR_1は−H、−CH_3、または−CH_2
    CH_3であり;R_2は−H、−CH_2CO_2H
    、−CH_2CONH_2、−CH_2CH_2CO_
    2H、−CH_2CH_2CONH_2、−CH_3、
    −CH_2−CH_3、または−CH_2OHであり;
    そしてZは−H、−CO_2H、−CONH_2、−S
    O_3H、−SO_2NH_2、または−CONHCH
    _2CO_2Hである)であり;XがSである場合、a
    は2個の水素原子からなり、b〜fのうち少なくとも2
    つは二重結合で結合した酸素原子であり、そしてb〜f
    の残りはそれぞれ2個の水素原子からなる;またXがN
    である場合、a〜fのうち少なくとも2つは二重結合で
    結合した酸素原子であり、a〜fの残りはそれぞれ2個
    の水素原子からなる;そしてTcはTc−99mである
    〕で表わされる化合物またはその水溶性塩。
  6. (6)Tc−99mおよび次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、XはSまたはNであり;XがSである場合Y′
    は−Hまたは適当な保護基であり、またXがNである場
    合Y′は−H_2であり;そしてYは−H_2であるか
    、あるいはYは▲数式、化学式、表等があります▼ (ここでR_1は−H、−CH_3、または−CH_2
    CH_3であり;R_2は−H、−CH_2CO_2H
    、−CH_2CONH_2、−CH_2CH_2CO_
    2H、−CH_2CH_2CONH_2、−CH_3、
    −CH_2−CH_3、または−CH_2OHであり;
    そしてZは−H、−CO_2H、−CO_NH_2、−
    SO_3H、−SO_2NH_2、または−CONHC
    H_2CO_2Hである)であり;そしてTcはTc−
    99mである〕 で表わされるリガンドからなるキレートまたはその水溶
    性塩。
  7. (7)適当な保護基Y′が−COCH_3、−COC_
    6H_5、−CH_2NHCOCH_3、−COCF_
    3、または−COCH_2OHである特許請求の範囲第
    6項記載のTc−99mおよびリガンドからなるキレー
    ト。
  8. (8)(a)一般式:NH_2CH_2CONHCH_
    2COHNYの化合物を塩化クロルアセチルと反応させ
    ; (b)工程(a)の生成物を適当なチオ安息香酸塩と反
    応させ;そして (c)工程(b)の生成物を適当な過テクネチウム酸塩
    と反応させる; ことからなる一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる化合物の製造方法。
  9. (9)Yが−CH_2CO_2Hである特許請求の範囲
    第8項記載の方法。
  10. (10)Yが−CHCH_3CO_2H;−CH(CH
    _2CONH_2)CO_2H;または−CH(CH_
    2CH_2CONH_2)COOHである特許請求の範
    囲第8項記載の方法。
  11. (11)工程(b)の生成物を過テクネチウム酸塩と反
    応させる工程が、第一錫イオンおよび適当な交換リガン
    ド中間体の存在下に工程(b)の生成物を過テクネチウ
    ム酸塩と混合し、その混合物を加熱することにより達成
    される特許請求の範囲第8項記載の方法。
  12. (12)過当な交換リガンド中間体がアセテートグリシ
    ン、シトレート、マロネート、グルコネート、ピロホス
    フエード、タルトレート、マレート、ラクテート、ヒド
    ロキシイソブチレート、N−メチルN,N′−ビス(2
    −ヒドロキシエチル)エチレンジアミンまたはグルコヘ
    プトネートである特許請求の範囲第11項記載の方法。
  13. (13)Yが−CH_2COOHである特許請求の範囲
    第12項記載の方法。
  14. (14)Yが−CHCH_3CO_2H;−CH(CH
    _2CONH_2)CO_2H;または−CH(CH_
    2CH_2CONH_2)COOHである特許請求の範
    囲第12項記載の方法。
  15. (15)一般式:Y′XCH_2CONHCH_2CO
    NHCH_2CONHYのリガンド、適量の水溶性第一
    錫塩、および適量の交換リガンド中間体を含み、かつ適
    量の水溶性Tc−99m過テクネチウム酸塩を受け入れ
    るための十分な容積を有する容器からなる、一般式:▲
    数式、化学式、表等があります▼ で表わされる化合物またはその水溶性塩を製造するため
    に使用する包装されたキツト。 〔上記各式中、XはSまたはNであり;Yは−H_2で
    あるか、あるいはYは▲数式、化学式、表等があります
    ▼ (ここでR_1は−H、−CH_3、または−CH_2
    CH_3であり;R_2は−H、−CH_2CO_2H
    、−CH_2CONH_2−CH_2−CH_2CO_
    2H、−CH_2CH_2CONH_2、−CH_3、
    −CH_2CH_3、または−CH_2OHであり;そ
    してZは−H、−CO_2H、−CONH_2、−SO
    _3H、−SO_2NH_2、または−CONH−CH
    _2CO_2Hである)であり;TcはTc−99mで
    あり;そしてXがNであるときY′は−H_2であり、
    またXがSであるときY′は−Hまたは適当な保護基で
    ある〕
  16. (16)XがSである特許請求の範囲第15項記載の包
    装されたキツト。
  17. (17)適当な保護基Y′が−COCH_3、−COC
    _6H_5、−CH_2NHCOCH_3、−COCF
    _3、−COCH_2CO_2Hまたは−COCH_2
    OHである特許請求の範囲第16項記載の包装されたキ
    ツト。
  18. (18)Y′が−COC_6H_5でありYが−CH_
    2CO_2Hである特許請求の範囲第16項記載の包装
    されたキツト。
  19. (19)Yが−CHCH_3CO_2H;−CH(CH
    _2CONH_2)CO_2H;または−CH(CH_
    2CH_2CONH_2)COOHである特許請求の範
    囲第16項記載の包装されたキツト。
  20. (20)交換リガンド中間体がアセテート、グリシン、
    シトレート、マロネート、グルコネート、タルトレート
    、マレート、ラクテート、ヒドロキシイソブチレート、
    ピロホスフエード、N−メチルN、N′−ビス(2−ヒ
    ドロキシエチル)エチレンジアミンまたはグルコヘプト
    ネートである特許請求の範囲第16項記載の包装された
    キツト。
  21. (21)適当なTc−99m−メルカプトアセチルグリ
    シルグリシル−アミノ酸(Tc−99m−MAGG−ア
    ミノ酸)を患者に注射し; 該Tc−99m−MAGG−アミノ酸の適量部分が患者
    の血液から患者の腎臓によつて除去される間の適当な時
    間を経過させ;そして 該腎臓のシンチグラフイー映像を得る; ことからなるシンチグラフイー尿路造影法による腎機能
    診断方法。
  22. (22)Tc−99m−MAGG−アミノ酸がTc−9
    9m−MAGGG;Tc−99m−MAGG−アラニン
    ;Tc−99m−MAGG−アスパラギン;またはTc
    −99m−MAGG−グルタミンである特許請求の範囲
    第21項記載の腎機能診断方法。
  23. (23)適当なTc−99m−過テクネチウム酸塩と反
    応してTc−99mキレートを形成することができるリ
    ガンドであつて、一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、XはSまたはNであり;XがSであるときY′
    は−Hまたは適当な保護基であり、またXがNであると
    きY′は−H_2であり;Yは−H_2であるか、ある
    いはYは▲数式、化学式、表等があります▼ (ここでR_1は−H、−CH_3、または−CH_2
    CH_3であり;R_2は−H、−CH_2CO_2H
    、−CH_2CONH_2、−CH_2−CH_2CO
    _2H、−CH_2CH_2CONH_2、−CH_3
    、−CH_2CH_3、CH_2C_6H_5、または
    −CH_2OHであり;そしてZは−H、−CO_2H
    、−CONH_2、−SO_3H、−SO_2NH_2
    、または−CONHCH_2CO_2Hである)であり
    ;そしてTcはTc−99mである〕 で表わされるリガンドまたはその水溶性塩。
  24. (24)XがSである特許請求の範囲第23項記載のリ
    ガンド。
  25. (25)適当な保護基Y′が−COCH_3、−COC
    _6H_5、−CH_2NHCOCH_3、−COCF
    _3または−COCH_2OHである特許請求の範囲第
    23項記載のリガンド。
  26. (26)Y′が−COC_6H_5でありYが−CH_
    2CO_2Hである特許請求の範囲第24項記載のリガ
    ンド。
  27. (27)Yが−CHCH_3CO_2H;−CH(CH
    _2CONH_2)CO_2H;または−CH(CH_
    2CH_2CONH)COOHである特許請求の範囲第
    23項記載のリガンド。
JP13887085A 1984-06-25 1985-06-25 腎機能測定用の放射能標識テクネチウムキレ−ト類 Granted JPS6140295A (ja)

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JPS5959852A (ja) * 1982-09-30 1984-04-05 Toshiba Corp 装飾用品
JPH05208986A (ja) * 1984-06-25 1993-08-20 Univ Utah Res Found 腎機能測定用の放射能標識テクネチウムキレート類

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