JPS6141048B2 - - Google Patents

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JPS6141048B2
JPS6141048B2 JP60161999A JP16199985A JPS6141048B2 JP S6141048 B2 JPS6141048 B2 JP S6141048B2 JP 60161999 A JP60161999 A JP 60161999A JP 16199985 A JP16199985 A JP 16199985A JP S6141048 B2 JPS6141048 B2 JP S6141048B2
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JP
Japan
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magnetic
magnetic recording
resins
acid
recording medium
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JP60161999A
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JPS61105727A (ja
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Yasuo Tamai
Ryuji Shirahata
Tatsuji Kitamoto
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPS6141048B2 publication Critical patent/JPS6141048B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、新しい磁気記録媒体に関するもの
で、特に磁気記録層として有機バインダー中に
MnとBiを主成分とする磁性粒子を分散しせしめ
た磁性塗布層を有する磁気記録媒体に関するもの
である。 従来の磁気記録媒体はマグヘマイト(γ−
Fe2O3)、Coをドープしたマグヘマイト(Co−
doped γ−Fe2O3)、マグネタイト(Fe3O4)、
γ−Fe2O3とFe3O4のベルトライト化合物、二酸
化クロム(CrO2)あるいはFe,Co,Ni等の遷移
金属を主体とする強磁性合金などの磁性粉末を有
機バインダー中に分散せしめて非磁性基体上に塗
布し磁性層として形成せしめたものが用いられて
きている。しかしこれらの磁気記録媒体の磁性層
の抗磁力は常温において通常300〜800Oeで高々
1200Oe程度の値であり、これ以上の値の抗磁力
の磁性層を有する磁気記録媒体は磁気ヘツドなど
の電磁変換器によつて磁気信号を書き込む事が極
めて困難であるためもあつて実用化されていな
い。しかしながら近年磁気記録の応用普及に伴つ
て磁気記録媒体は従来の放送用、計算機用磁気テ
ープの如く管理された環境の下でのみ使用される
だけでなく、一般家庭用磁気テープあるいは銀行
用、輸送機関用磁気カードのように苛酷な環境下
でも使用されるようになつてきた。 特に磁気カード等では書き込まれた磁気信号が
一部でも外部撹乱磁場により誤つて消去されるこ
とがあつてはならず、一旦書込まれた磁気信号が
消去されないような磁気記録媒体が望まれてい
た。さらに放送用、計測用、計算機用磁気記録媒
体においても各種電気機器の発達、導入等によつ
て、これらからの外部撹乱磁場により磁気記録媒
体の情報が消去してしまう機会も増加している。
従来の磁気記録媒体では抗磁力が充分高くないた
めに書込まれた磁気信号が外部撹乱磁場によつて
消去され、そのため磁気記録再生装置が誤動作す
るという問題が生じていた。 このような問題を解決するために常温以下の温
度範囲においては温度上昇にともなつて抗磁力が
増加する傾向を有し、且つ常温附近において
1500Oe以上の抗磁力を有するような磁性層を有
する磁気記録媒体が提案されている。このような
磁性材料としては常温付近において大きい結晶磁
気異方性定数を有し常温以下に冷却すると結晶磁
気異方性定数の減少するような磁性材料例えば
MnBiあるいはTi,Sb等を添加したMnBi;
Fe2+ 1+xTi4+ Fe3+ 2(1−x)O4(0.04x
0.1):Co,Ti
等を添加したBaFe12O19あるいはSrFe12O19等を
薄膜状に形成された磁性層、あるいは単磁区粒子
状にして有機バインダー中に分散させて塗布し磁
性層としたものである。これらの抗磁力の温度特
性は製造条件、粒子径、添加物量等で変え得る。
さらに常温付近以下の低い温度において反強磁性
−フエリ磁性の転移を示す磁性材料、例えば
Mn2-xCrxSb(0.01x0.08),Pd,V,Mn,
Au等を添加したFeRh,MnGaO等の針状単磁区
粒子で、その抗磁力が形状異方性の効果によつて
得られるような磁性粒子を有機バインダー中に分
散させて塗布し磁性層としたものがある。 この中で特にMnとBiを主成分とする磁性粒子
は常温付近では10000Oe以上の抗磁力を有する反
面、液体窒素中等の低温(〜−196℃)付近では
100Oe以下の抗磁力となるようなものも得られ、
すぐれた磁性材料である。しかしながらMn−Bi
磁性粒子は仮令有機バインダー中に分散せしめた
としても、湿気に弱く、常温においても徐々に酸
化されてしまい、極端な場合はには磁性を失なつ
てしまい実用的な磁気記録媒体は得られていな
い。本発明はこの欠点の改善された磁性層を有し
てなる磁気記録媒体を提供する事を目的としてい
る。 本発明者等は気化性防錆剤を上記磁性層に含有
させると前記目的が達成できることを見出して本
発明を完成した。気化性防錆剤は磁性塗料製造の
前後あるいは途中に加えてもよい。 気化性防錆剤はすでによく知られており、紙も
しくはフイルムに塗布あるいは含浸したものを気
化性防錆紙もしくは気化性防錆フイルムとして実
用化されている。又鋼片等の一時防錆の目的で水
溶液、油等に気化性防錆剤を加えたものも使用さ
れている。本発明はこれらの気化性防錆剤を磁性
を有するMnBi微粉末への利用を行つたものであ
る。MnBi粉末を含む磁性塗料を製造する工程に
おいて気化性防錆剤で処理することにより、工程
中でのMnBi粉末中の単位重量当り磁気モーメン
ト(σs)を劣化させることがないこと、更に各
粒子の表面に吸着されたための効果と思われるが
結合剤との分散状態が優れ、磁気記録媒体とした
場合の角型比(Br/Bm)の向上が認められる。 本発明において使用される気化性防錆剤として
は窒素原子(N)を含む有機化合物で分子量が約
50〜200の範囲のもので、炭素数が約1〜12個の
範囲のものの誘導体(無機酸塩、有機酸塩等)が
有効である。又、特に工程中でのσsの劣化を防
ぐためには蒸気圧の大きい化合物が効果的である
が、短期間で効果が薄れるため蒸気圧の小さいも
のとの組合せで使用される。しかし、単独で使用
しても本発明の効果を充分に得ることができるの
は当然である。 蒸気圧は、20℃の温度で、約0.1×10-5mmHg〜
10mmHgの範囲の化合物が好ましい。この下限値
以下では効果が不十分であり、上限値より高いと
効果が短期間で失なわれてしまう。 更に前記の温度が変われば、蒸気圧の範囲も当
然変化するため、実施する温度に応じて温度と蒸
気圧の関係を保ちつつ、蒸気圧は任意に選択でき
ることは容易に考えられることである。 気化性防錆剤の例としては窒素原子(N)がア
ミン、またはイミンの形で含まれている炭化水
素、すなわち脂肪族(直鎖状、分枝状)、環状、
ヘテロ環状、芳香族等のアミン、アミド、イミド
等の無機酸塩または有機酸塩である。アミンはア
ミノ基、アミド基、イミド基等の形で含まれてい
る。 上記アミン類の具体例としては一級アミンまた
は二級アミンが入手しやすく、好都合に用いら
れ、たとえば、アンモニア、メチルアミン、ジメ
チルアミン、エチルアミン、メチルエチルアミ
ン、ジエチルアミン、プロピルアミン、ジイソプ
ロピルアミン、ブチルアミン、sec−ブチルアミ
ン、ペンチルアミン、ヘキシルアミン、シクロヘ
キシルアミン、ジシクロヘキシルアミン、ヘプチ
ルアミン、エチルヘキシルアミン、オクチルアミ
ン、デシルアミン、ベンジルアミン、メトキシベ
ンジルアミン、シクロヘキシルヒドロキシルアミ
ン、フエネチルアミン、フエノキシエチルアミ
ン、フエノキシプロピルアミン、3−フエニルプ
ロピルアミン、メトキシエチルアミン、2(2−
メトキシエトキシ)エチルアミン、ジメチルアノ
エチルアミン、ジエチルアミノエチルアミン、N
−メチルアニリノエチルアミン、ニトロナフチル
アミン、アニリン、トルイジン、アニシジン、ニ
トロアニリン、ジメチルアミノアニリン、メチル
ブチルアミン、ノニルアミン、ウンデシルアミ
ン、ジシアンジアミン、アラニン、アミノエチル
ピリジン、アミノエチルモルホリン、アミノエチ
ルベンゼン、アミノプロピルモルホリン、ステア
リルアミン、4−アミノ酪酸、アミノエチルキノ
リン、アミノフルオレノン、アリルアミン、アミ
ノプロピルピロリドン、ブトキシエチルアミン、
クロロベンジルアミン、ヘプタデシルアミン、エ
チレンジアミン、プロピレンジアミン、ジアミノ
ブタン、ヘキサメチレンジアミン、オクチレンジ
アミン、ジアミノジフエニルメタン、キシリレン
ジアミン、ピペラジン、メチルピペラジン、2,
5−ジメチルピペラジン、ジメチルエチレンジア
ミン、ジメチルブチレンジアミン、ジメチルヘキ
サメチレンジアミン、ジメチルキシリレンジアミ
ン、ジエチルキシリレンジアミン、α・α・
α′・α′−テトラメチル−p−キシリレン・ジア
ミン、N−n−ブチルジエタノールアミン、モノ
エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエ
タノールアミン、ジイソプロパノールアミン、N
−エチルジエタノールアミン、N・N′−ビス−
(γ−アミノプロピル)−メチルアミン、N・
N′−ジメチル−N・N′−ビス(γ−アミノプロ
ピル)エチレンジアミン、N・N′−ビス−(γ−
アミノプロピル)−ピペラジン、N・N′−ビス
(γ−アミノプロピル)−2・5−ジメチル・ピペ
ラジン、N−(3−アミノプロピル)−ジエタノー
ルアミン、ビス−N・N′−(β−ヒドロキシエチ
ル)−メチルアミン、ビス−N・N′−(β−ヒド
ロキシプロピル)−メチルアミン、N・N′−ジメ
チル−N・N′−ビス−(β−ヒドロキシエチル)
−エチレンジアミン、N・N′−ジメチル−N・
N′−ビス−(γ−ヒドロキシプロピル)−エチレ
ンジアミン、N・N′−ビス−(β−ヒドロキシプ
ロピル)−ピペラジン、N・N′−ビス−(α−ヒ
ドロキシエチル)−ピペラジン、N・N′−ビス−
(β−ヒドロキシエチル)ピペラジンなどがあ
る。 又、アミド類としてはジメチルホルムアミド、
ジエチルホルムアミド、ホルムアミド、ジエチル
アセトアミド、モルホリン、ホルミルモルホリ
ン、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホ
ルアミド、尿素、テトラメチル尿素、アクリルア
ミド、N−置換アクリルアミド(例えば、メチル
アクリルアミド、エチルアクリルアミド、プロピ
ルアクリルアミド、イソプロピルアクリルアミ
ド、ブチルアクリルアミド、t−ブチルアクリル
アミド、ヘプチルアクリルアミド、t−オクチル
アクリルアミド、シクロヘキシルアクリルアミ
ド、ベンジルアクリルアミド、ヒドロキシメチル
アクリルアミド、メトキシエチルアクリルアミ
ド、ジメチルアミノアクリルアミド、ヒドロキシ
エチルアクリルアミド、フエニルアクリルアミ
ド、ヒドロキシフエニルアクリルアミド、トリル
アクリルアミド、ナフチルアクリルアミド、ジメ
チルアクリルアミド、ジエチルアクリルアミド、
ジブチルアクリルアミド、ジイソブチルアクリル
アミド、ダイアセトンアクリルアミド、メチルベ
ンジルアクリルアミド、ベンジルオキシエチルア
クリルアミド、β−シアノエチルアクリルアミ
ド、アクリロイルモルホリン、N−メチル−N−
アクリロイルピペラジン、N−アクリロイルピペ
リジン、アクリロイルグリシン、N−(1,1−
ジメチル−3−ヒドロキシブチル)アクリルアミ
ド、N−β−モルホリノエチルアクリルアミド、
N−アクリロイルヘキサメチレンイミン、N−ヒ
ドロキシエチル−N−メチルアクリルアミド、N
−2−アセトアミドエチル−N−アセチルアクリ
ルアミドなど)、メタクリルアミド、N−置換メ
タクリルアミド(例えば、メチルメタクリルアミ
ド、t−ブチルメタクリルアミド、t−オクチル
メタクリルアミド、ベンジルメタクリルアミド、
シクロヘキシルメタクリルアミド、フエニルメタ
クリルアミド、ジメチルメタクリルアミド、ジエ
チルメタクリルアミド、ジプロピルメタクリルア
ミド、ヒドロキシエチル−N−メチルメタクリル
アミド、N−メチル−N−フエニルメタクリルア
ミド、N−エチル−N−フエニルメタクリルアミ
ドなど)などがある。 又、イミド類としてはグアニジン(イミノ尿
素)、グアニル尿素(ジシアンジアミン)、シアン
グアニジン(ジシアンジアミド)、スクシンイミ
ド、グルタルイミド、フタルイミド、アセトニト
リル、エチレンイミン、ピロリジン、ピペリジン
などがある。 上記のアミン類、アミド類、イミド類の無機酸
塩または有機酸塩が本発明の気化性防錆剤であ
り、無機酸塩としてはナイトレート、ナイトライ
ト、サルフエート、サルフアイド、クロライド、
ハイドロクロライド、パークロライド、ホスフエ
ート、カーボネート、クロメート、スルホネー
ト;有機酸塩としてはピクラート、ホルメート、
プロピオネート、カプリレート、ラウレート、ス
テアレート、オキサレート、サクシネート、アジ
ペート、ベンゾエート、ベンゼンスルホネート、
フタレート、カルバメートなどがある。 本発明の気化性防錆剤の具体的な例としては、
ジシクロヘキシルアミンナイトライト、ジシクロ
ヘキシルアミンカブリレート、ジシクロヘキシル
アミンカルバメート、ジシクロヘキシルアミンク
ロメート、シクロヘキシルアミンカーボネート、
シクロヘキシルアミンナイトライト、シクロヘキ
シルアミンホルメート、シクロヘキシルアミンア
ジペート、シクロヘキシルアミンクロメート、ジ
イソプロピルアミンナイトライト、モノエタノー
ルアミンベンゾエート、モノエタノールアミンフ
タレート、ジエタノールアミンホスフエート、ジ
エタノールアミンスルホネート、トリエタノール
アミンナイトライト、ヘキシルメチレンジアミン
カプリレート、シクロヘキシルヒドロキシルアミ
ンクロメート、ジシアンジアミンナイトライト、
ニトロナフチルアミンナイトライト、ヘキサメチ
レンジアミンカーボネート、プロピレンジアミン
ステアレート、キシレンジアミンプロピオネー
ト、ピペラジンカプリレート、モルフオリンラウ
レレート、モルフオリンステアレート、グアニジ
ンカーボネート、グアニジンナイトレート、グア
ニジンプロピオネート、グアニジンハイドロクロ
ライド、グアニジンクロメート、グアニジンサル
フエート、グアニジンピリラートなどが使用され
る。 更に上記の気化性防錆剤は単独でも併用しても
良いし、又、他の公知の防錆剤、すなわちリン
酸、スルフアミド、グアニジン、ピリジン、アミ
ン、尿素、ジンククロメート、カルシウムクロメ
ート、ストロンチウムクロメートなどと併用して
も良い。又、これらとアルカリ(亜硝酸ソーダ、
硝酸ソーダ、ホスフイン酸ソーダ、スルホン酸ソ
ーダ、クロム酸ソーダ等)の併用でも良い。 本発明において、気化性防錆剤は気体もしくは
液体(溶液)の形でMnBi合金粉を含む磁性塗料
に供給される。溶液の場合には、水、水と混和し
得る溶剤、あるいは有機溶剤に溶解して使用され
る。 気化性防錆剤を含む有機溶媒としては、アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、シクロヘキサノン等のケトン系;メタノー
ル、エタノール、プロパノール、ブタノール等の
アルコール系;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブ
チル、乳酸エチル、酢酸グリコールモノエチルエ
ーテル等のエステル系;エーテル、グリコールジ
メチルエーテル、グリコールモノエチルエーテ
ル、ジオキサン等のグリコールエーテル系;ベン
ゼン、トルエン、キシレン等のタール系(芳香族
炭化水素);メチレンクロライド、エチレンクロ
ライド、四塩化炭素、クロロホルム、エチレンク
ロルヒドリン、ジクロルベンゼン等の塩素化炭化
水素;ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムア
ミド、テトラヒドロフラン等があげられる。 気化性防錆はMnBi粒子あたり0.01重量%以
上、10%未満、特に0.05重量%以上4重量%以
下、磁性層中に持ち込まれることが望ましい。下
限以下では効果が少なく、10重量%以上では磁性
層の耐久性が低下することがある。 本発明に用いられるMn−Bi磁性粒子の組成と
しては磁気記録媒体の磁性材料として充分な飽和
磁化を必要とする条件から一般にはMn/Biが8/2
〜4/6(原子比)であるのが良く、特に好ましい
のは6/4〜5/5(原子比)である。また粒子径とし
ては所望の抗磁力およびS/N比を得る必要から
一般には10μm以下で好ましくは3μm以下であ
る。特に望ましくは1μm以下、50Å以上であ
る。 MnBi粒子はMn粉とBi粉を焼成反応せしめた
後、サンドグライダー、ハンマーミル、ボールミ
ル等で粉砕することにより得られる。 MnBi粒子にはその他、Ru,Rh,Pd,As,
Sb,Al,Ga,Ge,In,Tl,P,Sn,Pb,Ti,Ir
等を20モル%以下少量成分として加えることも可
能である。これらの元素はMnあるいはBiと置換
されて含まれる。 Mn−Bi磁性材料を塗布するのに用いられる有
機バインダーとしては従来公知の熱可塑性樹脂、
熱硬化性樹脂、または反応型樹脂やこれらの混合
物が使用される。 本発明に使用する磁性塗料の製法に関しては特
公昭43−186号、47−28043号、47−28045号、47
−28046号、47−28048号、47−31445号等の公報
等にくわしく述べられている。これらに記載され
ている磁性塗料は強磁性体粉末、バインダー、塗
布溶媒を主成分とし、この他に分散剤、潤滑剤、
研磨剤、帯電防止剤等の添加剤を含む場合もあ
る。 本発明に使用されるバインダーとしては従来公
知の熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂又は反応型樹脂
やこれらの混合物が使用される。 熱可塑性樹脂として軟化温度が150℃以下、平
均分子量が10000〜20000、重量度が約200〜2000
程度のもので、例えば塩化ビニル酢酸ビニル共重
合体、塩化ビニル塩化ビニリデン共重合体、塩化
ビニルアクリロニトリル共重合体、アクリル酸エ
ステルアクリロニトリル共重合体、アクリル酸エ
ステル塩化ビニリデン共重合体、アクリル酸エス
テルスチレン共重合体、メタクリル酸エステルア
クリロニトリル共重合体、メタクリル酸エステル
塩化ビニリデン共重合体、メタクリル酸エステル
スチレン共重合体、ウレタンエラストマー、ポリ
弗化ビニル、塩化ビニリデンアクリロニトリル共
重合体、ブタジエンアクリロニトリル共重合体、
ポリアミド樹脂、ポリビニルブチラール、セルロ
ース誘導体(セルロースアセテートブチレート、
セルロースダイアセテート、セルローストリアセ
テート、セルロースプロピオネート、ニトロセル
ロース等)、スチレンブタジエン共重合体、ポリ
エステル樹脂、クロロビニルエーテルアクリル酸
エステル共重合体、アミノ樹脂、各種の合成ゴム
系の熱可塑性樹脂及びこれらの混合物等が使用さ
れる。 これらの樹脂の例示は特公昭37−6877号、39−
12528号、39−19282号、40−5349号、40−20907
号、41−9463号、41−14059号、41−16985号、42
−6428号、42−11621号、43−4623号、43−15206
号、44−2889号、44−17947号、44−18232号、45
−14020号、45−14500号、47−18573号、47−
22063号、47−22064号、47−22068号、47−22069
号、47−22070号、48−27886号公報、米国特許
3144352号;同3419420号;同3499789号;同
3713887号明細書に記載されている。 熱硬化性樹脂又は反応型樹脂としては塗布液の
状態では200000以下の分子量であり、塗布、乾燥
後に添加することにより、縮合、付加等の反応に
より分子量は無限大のものとなる。又、これらの
樹脂のなかで、樹脂が熱分解するまでの間に軟化
又は溶融しないものが好ましい。具体的には例え
ばフエノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン
硬化型樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、アルキツ
ド樹脂、シリコン樹脂、アクリル系反応樹脂、エ
ポキシ−ポリアミド樹脂、ニトロセルロースメラ
ミン樹脂、高分子量ポリエステル樹脂とイソシア
ネートプレポリマーの混合物、メタクリル酸塩共
重合体とジイソシアネートプレポリマーの混合
物、ポリエステルポリオールとポリイソシアネー
トの混合物、尿素ホルムアルデヒド樹脂、低分子
量グリコール/高分子量ジオール/トリフエニル
メタントリイソシアネートの混合物、ポリアミン
樹脂及びこれらの混合物等である。 これらの樹脂の例示は特公昭39−8103号、40−
9779号、41−7192号、41−8016号、41−14275
号、42−18179号、43−12081号、44−28023号、
45−14501号、45−24902号、46−13103号、47−
22065号、47−22066号、47−22067号、47−22072
号、47−22073号、47−28045号、47−28048号、
47−28922号公報、米国特許3144353号;同
3320090号;同3437510号;同3597273号;同
3781210号;同3781211号明細書に記載されてい
る。 これらの結合剤の単独又は組合わされたものが
使われ、他に添加剤が加えられる。強磁性粉末と
結合剤との混合割合は重量比で強磁性粉末100重
量部に対して結合剤10〜400重量部、好ましくは
30〜200重量部の範囲で使用される。 磁気記録層には、前記のバインダー、強磁性微
粉末の他に添加剤として分散剤、潤滑剤、研磨
剤、帯電防止剤等が加えられてもよい。 分散剤としてはカプリル酸、カプリン酸、ラウ
リン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリ
ン酸、オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、
リノリン酸、ステアロール酸等の炭素数12〜18個
の脂肪酸(R1COOH、R1は炭素数11〜17個のア
ルキル基);前記の脂肪酸のアルカリ金属(Li,
Na,K等)またはアルカリ土類金属(Mg,Ca,
Ba)から成る金属石鹸;レシチン等が使用され
る。この他に炭素数12以上の高級アルコール、お
よびこれらの値に硫酸エステル等も使用可能であ
る。これらの分散剤は結合剤100重量部に対して
1〜20重量部の範囲で添加される。 潤滑剤としてはシリコンオイル、グラフアイ
ト、二硫化モリブデン、二硫化タングステン、炭
素数12〜16個の一塩基性脂肪酸と炭素数3〜12個
の一価のアルコールからなる脂肪酸エステル類、
炭素数17個以上の一塩基性脂肪酸と該脂肪酸の炭
素数を合計して炭素数が21〜23個と成る一角のア
ルコールから成る脂肪酸エステル等が使用でき
る。これらの潤滑剤は結合剤100重量部に対して
0.2〜20重量部の範囲で添加される。これらにつ
いては特公昭43−23889号公報、特願昭42−28647
号、特願昭43−81543号等の明細書、米国特許第
3470021号;同3492235号;同3497411号;同
3523086号;同3623760号;同3630772号;同
3634253号;同3642539号;同3687725号明細書;
“IBM Technical Disclosure Bulletin”Vol.9、
No.7、Page779(1966年12月);
“ELEKTRONIK”1961年、No.12、Page380等に
記載されている。 研磨剤としては一般に使用される材料で溶融ア
ルミナ、炭化ケイ素、酸化クロム、コランダム、
人造コランダム、ダイアモンド、人造ダイアモン
ド、ザクロ石、エメリー(主成分;コランダムと
磁鉄鉱)等が使用される。これらの研磨剤は平均
粒子径が0.05〜5μの大きさのものが使用され、
特に好ましくは0.1〜2μである。これらの研磨
剤は結合剤100重量部に対して7〜20重量部の範
囲で添加される。これらについては特願昭48−
26749号明細書、米国特許第3007807号;同
3041196号、同3293066号;同3630910号、同
3687725号;英国特許1145349号;西ドイツ特許
(DT−PS)853211号明細書に記載されている。 帯電防止剤としてサポニンなどの天然界面活性
剤;アルキレンオキサイド系、グリセリン系、グ
リシドール系などのノニオン界面活性剤;高級ア
ルキルアミン類、第4級アンモニウム塩類、ピリ
ジンその他の複素環類、ホスホニウム又はスルホ
ニウム類などのカチオン界面活性剤;カルボン
酸、スルホン酸、燐酸、硫酸エステル基、燐酸エ
ステル基等の酸性基を含むアニオン界面活性剤;
アミノ酸類、アミノスルホン酸類、アミノアルコ
ールの硫酸または燐酸エステル類等の両性活性剤
などが使用される。 これらの帯電防止剤として使用し得る界面活性
剤化合物例の一部は米国特許第2271623号、同
2240472号、同2288226号、同2676122号、同
2676924号、同2676975号、同2691566号、同
2727860号、同2730498号、同2742379号、同
2739891号、同3068101号、同3158484号、同
3201253号、同3210191号、同3294540号、同
3415649号、同3441413号、同3442654号、同
3475174号、同3545975号、西ドイツ特許公開
(OLS)1942665号、英国特許1077317号、同
1198450号等明細書をはじめ、小田良平他著「界
面活性剤の合成とその応用」(槙書店1964年
版);A.W.ベイリ著「サーフエス アクテイブ
エージエンツ」(インターサイエンスパプリケ
ーシヨンインコーポレテイド1958年版);T.P.
シスリー著「エンサイクロペデイア オブ サー
フエス アクテイヴ エージエンツ、第2巻」
(ケミカルパブリツシユカンパニー1964年版);
「界面活性剤便覧」第6刷(産業図書株式会社、
昭和41年12月20日)などの成書に記載されてい
る。 これらの界面活性剤は単独または混合して添加
してもよい。これらは帯電防止剤として用いられ
るものであるが、時としてその値の目的、たとえ
ば分散、磁気特性の改良、潤滑性の改良、塗布助
剤として適用される場合もある。 磁気記録層の形成は上記の組成で有機溶媒に溶
解し、塗布溶液として支持体上に塗布する。 支持体上へ前記の磁気記録層を塗布する方法と
してはエアードクターコート、プレードコート、
エアナイフコート、スクイズコート、含浸コー
ト、リバースロールコート、トランスフアーロー
ルコート、グラビヤコート、キスコート、キヤス
トコート、スプレイコート等が利用でき、その他
の方法も可能であり、これらの具体的説明は朝倉
書店発行の「コーテイング工学」253頁〜277頁
(昭和46.3.20 発行)詳細に記載されている。 塗布の際に使用する有機溶媒としては、アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、シクロヘキサノン等のケトン系;メタノー
ル、エタノール、プロパノール、ブタノール等の
アルコール系;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブ
チル、乳酸エチル、酢酸グリコールモノエチルエ
ーテル等のエステル系;エーテル、グリコールジ
メチルエーテル、グリコールモノエチルエーテ
ル、ジオキサン等のグリコールエーテル系;ベン
ゼン、トルエン、キシレン等のタール系(芳香族
炭化水素);メチレンタロライド、エチレンクロ
ライド、四塩化炭素、クロロホルム、エチレンク
ロルヒドリン、ジクロルベンゼン等の塩素化炭化
水素等のものが使用できる。 この様な方法により、支持体上に塗布された磁
性層は必要により層中の磁性粉末を配向させる処
理を施したのち、形成した磁性層を乾燥する。又
必要により表面平滑化加工を施したり、所望の形
状に裁断したりして、本発明の磁気記録体を製造
する。 支持体として用いられるのはポリエチレンテレ
フタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリ
エステル類、ポリプロピレン等のポリオレフイン
類、セルローストリアセテート等のセルロース誘
導体、ポリカーボネート、ポリイミドといつたプ
ラスチツク材料、さらにはアルミニウム、銅、黄
銅、チタン、ステンレススチールのような金属、
またはガラス、セラミツクのような無機質の基体
でも良い。基体の形状についてもテープ、シー
ト、カード、デイスク、ドラムのいずれでも良
い。 テープ、又はシート状の場合は支持体の厚みは
5〜50μm程度、好ましくは10〜40μm程度が良
く;カード、又はデイスク状の場合には0.1〜5
mm程度が良い。 上記の支持体は、帯電防止、転写防止等の目的
で、磁性層を設けた側の反対の面がいわゆるバツ
クコート(backcoat)されていてもよい。バツ
クコートに関しては、例えば米国特許第2804401
号、同3293066号、同3617378号、同3062676号、
同3734772号、同3476596号、同2643048号、同
2803556号、同2887462号、同2923642号、同
2997451号、同3007892号、同3041196号、同
3115420号、同3166688号等明細書に示されてい
る。 又、支持体の形態はテープ、シート、カード、
デイスク、ドラム等いずれでも良く、形態に応じ
て種々の材料が必要に応じて選択される。 又、MnBi磁性層上に更に保護層を設ける等、
従来公知の技術も勿論組合せることが出来る。 以下に本発明を実施例により更に具体的に説明
する。ここに示す成分、割合、操作順序等は、本
発明の精神から逸脱しない範囲において変更しう
るものであることは本業界に携わるものにとつて
は容易に理解されることである。 従つて、本発明は、下記の実施例に制限される
べきではない。尚、以下の実施例において部はす
べて重量部を示す。 実施例 1 Arガス中で細かく粉砕したMnおよびBiを混合
しプレス成型した後、真空中に封じ300℃、10日
間反応させてMnBiを作成し、これをトルエン中
でボールミルで粉砕して平均粒径0.5μmの磁性
粒子とした。MnBi磁性体をArガス中でトルエン
より分離した。 この磁性粒子を下記のような組成でバインダー
中に分散せしめ、厚さ23μmのポリイミドベース
上に塗布し、80℃で乾燥させた、この被塗物をテ
ープ状に裁断して磁気記録媒体とした。 MnBi粒子 100部 ジイソプロピルアミンナイトライト 1部 ポリアミドイミド樹脂 36部 シリコーン油(ポリメチルシロキサン) 1部 酸化アルミニウム(Al2O3:平均粒径0.4μm)
1部 大豆レシチン 1.5部 ジメチルアセタミド 300部 こうして製作された磁気記録媒体の抗磁力の温
度特性は下記の第1表のようであつた。
【表】 この磁気記録体の飽和磁化は2060ガウスであ
り、60℃、90%RHで1週間保存した場合の飽和
磁化は1750ガウスであつた。減少率は15%であ
る。 比較例 1 実施例2のジイソプロピルアミンナイトライト
を使用しない以外は実施例2と同様の方法により
磁気記録体を作成した。この磁性層の飽和磁化は
1930ガウスであつた。この磁性層は60℃、90%
RHの環境に1週間保存したところ、飽和磁化は
1260ガウスであつた。減少率は35%である。 以上から明らかなように本発明になる磁気記録
体は室温付近では極めて大きい抗磁力をもつが、
低温では記録もしくは消去の容易な抗磁力を有し
ている。そして耐候性がすぐれていることが特徴
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 非磁性支持体上にMnとBiを主成分とする合
    金磁性粒子を含有する磁性層を設けた磁気記録媒
    体において、上記磁性層中に窒素原子(N)がア
    ミン、またはイミンの形で含まれている炭化水素
    のアミン、アミド、イミドの無機酸塩または有機
    酸塩から成る気化性防錆剤を含有することを特徴
    とする磁気記録媒体。
JP60161999A 1985-07-24 1985-07-24 磁気記録媒体 Granted JPS61105727A (ja)

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