JPS6141259B2 - - Google Patents
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- JPS6141259B2 JPS6141259B2 JP1635982A JP1635982A JPS6141259B2 JP S6141259 B2 JPS6141259 B2 JP S6141259B2 JP 1635982 A JP1635982 A JP 1635982A JP 1635982 A JP1635982 A JP 1635982A JP S6141259 B2 JPS6141259 B2 JP S6141259B2
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Description
本発明は、防食性や耐候性の極めて優れた強靭
な塗膜を形成することが出来る防食被覆方法に関
する。従来、屋外に設置される鋼構造物等は、水
分や腐食促進性物質の遮断性、金属面への付着性
およびさび止め顔料による腐食抑制を考慮した下
塗り塗料が塗装され、その上に下塗りと上塗り塗
膜間の付着性改善、下塗りと上塗り塗膜との物性
の差異による影響の緩和、膜厚の付与等の目的で
必要により中塗り塗料が塗布され、更に美観、耐
候性、機械的強度等を具備した上塗り塗料を塗装
するのが一般的である。しかして、前記下塗り塗
料としては、被塗物表面が2種ケレン程度の比較
的悪い素地調整でも塗装できるという利点がある
ため、油性さび止め塗料またはアルキド樹脂さび
止め塗料が広く使用されている。 また、前記上塗り塗料としてはアルキド樹脂系
塗料、塩化ゴム系塗料等が広く使用されている
が、この種の上塗り塗料は長期間の防食性や耐候
性が期待できないため、樹脂の種類にもよるが5
〜6年、早ければ2〜3年の周期で塗り替え塗装
を行わなければならなかつた。 一方、橋梁やタンク等の鋼構造物の大型化に伴
つて、塗り替えのための費用、工数等が増大する
傾向にあり、従つて長期間にわたる防食性や耐候
性を有する塗膜、すなわち塗り替え周期の長い塗
料に対する要望は非常に強いものとなつて来てい
る。 一般に、大気中におけるような中性環境下での
塗装鋼構造物での腐食反応においては、酸素還元
反応が腐食におけるカソード反応を支配すること
から、塗膜の酸素透過量が問題となるものと考え
られている。 酸素還元反応による腐食におけるカソード反応
支配を考慮した場合、塗膜下での鋼の腐食速度に
相当する限界電流密度(Imax)は次式で表わさ
れる。 Imax=Mmax・n・F=K・Co・nF/d 〔Mmax:拡散溶存酸素量、 K:酸素拡散係数、 a:拡散層の厚さ(塗膜厚)、 n:反応電子数、 F:フアラデー定数、 Co:酸素濃度、〕 従つて、塗膜下での鋼の腐食速度を低下させる
ためには、膜厚を非常に厚くするか、膜厚が一定
ならば拡散溶存酸素量又は酸素拡散係数、すなわ
ち酸素透過量を低減させることが必要である。又
チヨーキング等による膜厚の減少を長期間抑制す
ることも必要である。塗膜の酸素透過量が半減す
れば、塗膜下での鋼の腐食速度も半減することに
なり、従つて塗膜の酸素透過性は塗装鋼構造物の
長期防食性にとつて非常に大きな要因となる。 しかるに、前記の如き上塗り塗料に使用されて
いる展色剤としてのアルキド樹脂や塩化ゴムは、
酸素透過性が比較的大きいため、塗膜下での鋼の
腐食が促進され塗膜欠陥が生じ易いとともに、前
記上塗り塗料は紫外線等により樹脂および顔料が
劣化し易く、変色、チヨーギング、クラツクの発
生等により、光沢の減少、退色が生じる。従つて
長期間にわたる防食性や耐候性は全く期待出来な
かつた。 また、最近では耐候性の良い樹脂としてシリコ
ン樹脂が開発され、上塗り塗料への適用が試みら
れている。 しかし、常温乾燥型のシリコンアルキド樹脂や
シリコンアクリル樹脂は、酸素透過性が比較的大
きいため、上塗り塗膜の耐候性が多少向上して
も、塗膜下での鋼の腐食抑制効果は期待出来ず、
又上塗り塗膜が軟らかく、汚れやキズが付き易い
と同時に樹脂が白化するという欠点があつた。ま
た、上記樹脂は長期間劣化せず光沢を有していて
も、塗膜表層部の顔料が退色し、初期の色調より
大きく変化するため結局は長期間の使用には耐え
ないものである。本発明は前記の如き従来技術の
欠点を全て解消することを目的とし、長期間にわ
たる防食性と耐候性を有する塗装系による防食被
覆方法を提供しようとするものである。 即ち、本発明は、 (1)(イ) 被塗物上に、油性系さび止め塗料またはア
ルキド樹脂さび止め塗料を下塗り塗料として
塗布し、常温乾燥させて下塗り塗膜を形成さ
せる工程、 (ロ) 下塗り塗膜上に、扁平状顔料を含有するフ
エノールアルキド樹脂系塗料を塗布し、常温
乾燥させてバインダーコート層を形成させる
工程、 (ハ) バインダーコート層上に、エポキシ樹脂塗
料を塗布し、常温乾燥させてシーラーコート
層を形成させる工程、ついで (ニ)(a) フルオロオレフイン40〜60モル%、シク
ロヘキシルビニルエーテル5〜45モル%、
アルキルビニルエーテル5〜45モル%、ヒ
ドロキシアルキルビニルエーテル3〜15モ
ル%、およびその他の共単量体0〜30モル
%よりなる含フツ素共重合体と、 (b) 多価イソシアネート とを含有する上塗り塗料を塗布し、常温乾燥
させて上塗り塗膜を形成させる工程、 から成る防食被覆方法、および (2)(イ) 被塗物上に、油性系さび止め塗料またはア
ルキド樹脂さび止め塗料を下塗り塗料として
塗布し、常温乾燥させて下塗り塗膜を形成さ
せる工程、 (ロ) 下塗り塗膜上に、扁平状顔料を含有するフ
エノールアルキド樹脂系塗料を塗布し、常温
乾燥させてバインダーコート層を形成させる
工程、 (ハ) バインダーコート層上に、扁平状顔料を含
有するエポキシ樹脂塗料を塗布し、常温乾燥
させてシーラーコート層を形成させる工程、
ついで (ニ)(a) フルオロオレフイン40〜60モル%、シク
ロヘキシルビニルエーテル5〜45モル%、
アルキルビニルエーテル5〜45モル%、ヒ
ドロキシアルキルビニルエーテル3〜15モ
ル%、およびその他の共単量体0〜30モル
%よりなる含フツ素共重合体と、 (b) 多価イソシアネート とを含有する上塗り塗料を塗布し、常温乾燥
させて上塗り塗膜を形成させる工程、 から成る防食被覆方法に係る。 本発明の防食被覆方法に使用される下塗り塗料
としての油性さび止め塗料とは、例えばアマニ
油、大豆油、キリ油、サフラワー油等の乾性又は
半乾性油、もしくはこれらのボイル油等を展色剤
とし、鉛丹、亜酸化鉛、塩基性クロム酸鉛、シア
ナミド鉛、亜鉛末、ジンククロメート、鉛丹ジン
ククロメート、鉛酸カルシウム等を防食顔料とし
た塗料であり、また本発明の方法に使用されるア
ルキド樹脂さび止め塗料とは無水フタル酸、イソ
フタル酸、テレフタル酸、無水マレイン酸等の多
塩基酸とペンタエリスリトール、ソルビトール、
トリメチロールプロパン、グリセリン、エチレン
グリコール等の多価アルコールと、アマニ油、大
豆油、キリ油、サフラワー油等の油または脂肪酸
とを縮合して得られたアルキド樹脂を展色剤と
し、鉛丹、亜酸化鉛、塩基性クロム酸鉛、シアナ
ミド鉛、亜鉛末、ジンククロメート、鉛丹ジンク
クロメート等を防食顔料とした塗料である。これ
らの油性さび止め塗料又はアルキド樹脂さび止め
塗料は、具体的には例えば、JIS K 5621、JIS
K 5622、JIS K 5623、JIS K 5624、JIS K
5625、JIS K 5626、JIS K 5627、JIS K
5628等に記載されている。 前記油性さび止め塗料あるいはアルキド樹脂さ
び止め塗料は、被塗物表面が2種ケレン程度の比
較的悪い素地調整であつても塗装出来るという利
点がある。 また、本発明の方法に使用されるバインダーコ
ートとしてのフエノールアルキド樹脂塗料とは、
無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、無
水マレイン酸等の多塩基酸、ペンタエリスリトー
ル、ソルビトール、トリメチロールプロパン、グ
リセリン、エチレングリコール等の多価アルコー
ル、アマニ油、大豆油、キリ油、サフラワー油等
の油または脂肪酸、およびフエノールホルムアル
デヒド等を共縮合して得られる樹脂を主たる展色
剤とし、例えば鱗片状酸化鉄、ガラスフレーク、
アルミ粉等の扁平状顔料を主たる顔料とした塗料
である。 前記フエノールアルキド樹脂展色剤と扁平状顔
料の好ましい固形分重量比は、前者100重量部に
対し後者40〜150重量部程度の割合である。 前記フエノールアルキド樹脂塗料は、下塗り塗
料とシーラーコートとの間にあつて、両塗膜間の
付着性を改善するとともに、シーラーコート中に
含まれる溶剤による下塗り塗膜のリフテイングを
防止出来るものである。加わえて、他のバインダ
ーコートではチヨーキングや塗膜劣化が早期に生
成するため、バインダーコート層形成後、遅くと
も1〜2ケ月内にはシーラーコートを塗布しなけ
ればならないが、本発明の方法に使用されるバイ
ンダーコートは前記の如き欠点がないため、シー
ラーコートの塗装間隔は12ケ月以上と大巾に改良
される。 本発明の方法に使用されるシーラーコートとし
てのエポキシ樹脂塗料は、一分子中に2個以上の
エポキシ基を有するエポキシ樹脂を展色剤とし、
これに通常使用される着色顔料、体質顔料、沈降
防止剤、分散剤、希釈剤を混練して成る主剤と、
アミノ系硬化剤とから成る塗料である。 前記エポキシ樹脂としては、例えばビスフエノ
ール型エポキシ樹脂としては、一般に市販されて
いるシエル化学(株)製の商品名エピコート828、同
834、同836、同1001、同1004、同DX−255:チバ
ガイギー(株)製の商品名アラルダイドGY−260:ダ
ウ・ケミカル(株)製の商品名DER330、同331、同
337:大日本インキ化学工業(株)製の商品名エピク
ロン800等:フエノールノボラツク型エポキシ樹
脂として一般に市販されているダウ・ケミカル(株)
製の商品名DEN431、同438;ポリグリコール型
エポキシ樹脂として、市販されているチバガイギ
ー(株)製の商品名アラルダイドCT−508:ダウケミ
カル(株)製の商品名DER−732、同736;エステル
型エポキシ樹脂として、例えば大日本インキ化学
工業(株)製の商品名エピクロン200、同400;線状脂
肪族エポキシ樹脂として、例えば日本曹達(株)製の
商品名BF−1000の如きエポキシ化ポリブタジエ
ンなどを例示することができる。 更にこれらの樹脂から、容易に類推されるエポ
キシ系化合物、ならびに上記エポキシ樹脂の誘導
体も同様に使用可能であり本発明の技術的範囲内
に含まれる。 例えばポリオール型エポキシ樹脂、脂環式エポ
キシ樹脂、ハロゲン含有エポキシ樹脂などが含ま
れる。 また、前記エポキシ樹脂用硬化剤としては、ア
ミンアダクト、ポリアミド樹脂等通常塗料用に使
用されるものが使用可能である。 本発明で使用される前記硬化剤を例示するとポ
リアミド樹脂として一般に市販されている富士化
成工業(株)製商品名トーマイドY−25、同245、同
2400、同2500、:第一ゼネラル(株)製商品名ゼナミ
ド2000、バーサミド115、同125:三和化学(株)製商
品名サンマイド320、同330、同X2000:シエル化
学(株)製商品名エピキユアー3255、同4255;アミン
アダクト樹脂として富士化成工業(株)製商品名トー
マイド238、フジキユアー202:旭電化(株)製商品名
アデカハードナーEH−531;脂肪族ポリアミンと
して三和化学(株)製商品名サンマイドT−100、同
D−100、同P−100;複素環状ジアミン誘導体と
して味の素(株)製エポメートB−002、同C−002、
同S−005の如きものが挙げられる。 該硬化剤のエポキシ樹脂に対する添加量は当量
前後、即ちエポキシ樹脂1当量に対して0.7〜1.3
当量程度の範囲である。 さらに、前記エポキシ樹脂用硬化剤として、ポ
リイソシアネートも同様に使用できる。 前記ポリイソシアネートは、1分子中に2個以
上のイソシアネート基を有するポリイソシアネー
トであり、例えば、エチレンジイソシアネート、
プロピレンジイソシアネート、テトラメチレンジ
イソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、デカメチレンジイソシアネート、m−フエニ
レンジイソシアネート、p−フエニレン−ジイソ
シアネート、2・4−トリレン−ジイソシアネー
ト、2・6−トリレン−ジイソシアネート、1・
5−ナフチレン−ジイソシアネート、4・4′・
4″−トリフエニルメタントリイソシアネート、
4・4′−ジフエニルメタン−ジイソシアネート、
3・3′−ジメチル−4・4′−ジフエニレン−ジイ
ソシアネート、m−キシリレン−ジイソシアネー
ト、p−キシリレン−ジイソシアネート、イソホ
ロンジイソシアネート、リジンイソシアネート等
のポリイソシアネート及び前記イソシアネート化
合物の過剰と、たとえばエチレングリコール、プ
ロピレングリコール、1・3−ブチレングリコー
ル、ネオペンチルグリコール、2・2・4−トリ
メチル1・3−ペンタンジオール、ヘキサメチレ
ングリコール、シクロヘキサンジメタノール、ト
リメチロールプロパン、ヘキサントリオール、グ
リセリン、ペンタエリスリトール等の低分子ポリ
オールとの付加反応によつて得られる2官能以上
のポリイソシアネート、ビユーレツト構造を有す
るポリイソシアネート、アロフアネート結合を有
するポリイソシアネート等が挙げられる。前記エ
ポキシ樹脂とポリイソシアネートの混合割合は、
(エポキシ樹脂中の水酸基)/(ポリイソシアネ
ート中のイソシアネート基)=1/1.3〜1/0.5
(当量比)の範囲が好ましい。 本発明の態様の一つとして、前記エポキシ樹脂
塗料に扁平状顔料を添加した組成物を包含する。
該扁平状顔料としては、前記バインダーコート層
に使用されたと同種のものが支障なく使用可能で
ある。該扁平状顔料は、エポキシ樹脂100重量部
に対して40〜150重量部程度の割合である。 本発明者等は、別に油性又はアルキド樹脂さび
止め塗料塗膜上に、フエノールアルキド樹脂系バ
インダーコート層を設け、更に上塗り塗料を塗布
する方法について出願した。しかして、フエノー
ルアルキド樹脂系バインダーコート層上に上塗り
塗料を塗布する迄に要する間隔(最短塗装間隔)
は、バインダーコートが酸化重合型のため3日以
上要するとともに、上塗り塗料中に含まれる強溶
剤のためにバインダーコートの乾燥が不完全にな
り易いという問題点が生じた。 本発明は、バインダーコート層上にエポキシ樹
脂塗料によるシーラーコートを設けることによ
り、前記上塗り塗料を塗布する迄の最短塗装間隔
を短縮するものである。 又、前記エポキシ樹脂塗料に扁平状顔料を含有
せしめたシーラーコートを設けることにより、上
塗り塗膜の付着性が一層改善されるととも、シー
ラーコートの耐候性も改良出来るため、上塗り塗
料を塗布する迄の最大塗装間隔を長くすることも
可能である。 従つて、本発明においてはシーラーコートを使
用することにより、上塗り塗料を塗布する迄の最
短塗装間隔を短縮できるとともに、逆に必要によ
りシーラーコート塗布後放置されたとしても最大
塗装間隔も長くできるため、塗装作業の巾を大き
く広げることが可能となつたのである。 本発明の被覆方法に使用される上塗り塗料とし
ての含フツ素共重合体は、フルオロオレフイン、
シクロヘキシルビニルエーテル、アルキルビニル
エーテルおよびヒドロキシアルキルビニルエーテ
ルを必須構成成分としてそれぞれ40〜60モル%、
5〜45モル%、5〜45モル%および3〜15モル%
の割合、好ましくはそれぞれ45〜55モル%、10〜
30モル%、10〜35モル%および5〜13モル%の割
合で含有するものであることが重要である。 フルオロオレフイン含量の低すぎるものは耐候
性の点から好ましくないばかりでなく製造面で不
都合を生ずる。またフルオロオレフイン含量の高
すぎるものも製造面で難がある。一方、シクロヘ
キシルビニルエーテル含量の低すぎるものは塗膜
としたときの硬度が、またアルキルビニルエーテ
ル含量の低すぎるものは可撓性がそれぞれ低下す
るので好ましくない。 本発明の被覆方法に使用される含フツ素共重合
体は、ヒドロキシアルキルビニルエーテルを前記
範囲の割合で含有するものであることが、塗料ベ
ースとしての種々の有用な特性を損うことなく硬
化性を改善するという面から、特に重要である。
すなわち、ヒドロキシアルキルビニルエーテル含
量の高すぎるものでは、共重合体の溶解性が変化
し、アルコール類などの特定のものにしか溶解し
なくなるため、溶液型塗料ベースとしての適応性
が制約されるばかりでなく、硬化塗膜の可撓性を
減少させるとともに、硬化剤存在下でのゲル化時
間(ポツトライフ)を減少させ、塗料の施工性を
著しく損うことにもなるので好ましくない。ま
た、該含量の低すぎるものでは、硬化性の改善効
果が失われ、硬化時間の増加、硬化塗膜の耐溶剤
性、耐汚染性等の低下を招き、さらに、シーラー
コート層との密着性を損う等の欠点を生ずるので
好ましくない。 前記含フツ素共重合体において、フルオロオレ
フインとしては、パーハロオレフイン、特にクロ
ロトリフルオロエチレンあるいはテトラフルオロ
エチレンが好ましく採用される。また、アルキル
ビニルエーテルとしては、炭素数2〜8の直鎖状
または分岐状のアルキル基を含有するもの、特に
アルキル基の炭素数が2〜4であるものが好まし
く採用される。なお、フルオロオレフインおよび
アルキルビニルエーテルとしてはそれぞれ単独の
ものに限られず、2種以上のものの混合物の形で
使用することもできる。 前記含フツ素共重合体は、30モル%をこえない
範囲で上記4種の必須構成成分以外の他の共単量
体に基く単位を含有することができる。かかる共
単量体としては、エチレン、プロピレン、イソブ
チレン等のオレフイン類、塩化ビニル、塩化ビニ
リデン等のハロオレフイン類、メタクリル酸メチ
ル等の不飽和カルボン酸エステル類、酢酸ビニ
ル、n−酪酸ビニル等のカルボン酸ビニル類等が
例示可能である。 前記含フツ素共重合体としては、未硬化状態で
テトラヒドロフラン中で30℃で測定される固有粘
度が0.05〜2.0dl/g特に0.07〜0.8dl/g程度のも
のが好ましく採用可能である。該粘度が低すぎる
ものは機械的強度が低下し、一方高すぎるものは
溶液型塗料として応用する場合に、粘度の面から
溶液濃度を低くせざるを得なくなる傾向を生じ施
工性が損われるのでともに好ましくない。 上記のごとき含フツ素共重合体は、所定割合の
単量体混合物に重合媒体の共存下あるいは非共存
下に、水溶性開始剤や油溶性開始剤等の重合開始
剤あるいは電離性放射線などの重合開始源を作用
せしめて共重合反応を行わしめることによつて製
造可能である。 かくして得られた含フツ素共重合体を上塗り塗
料として使用するにあたつては、種々の溶媒が使
用可能であり、キシレン、トルエンのごとき芳香
族炭化水素類、n−ブタノールのごときアルコー
ル類、酢酸ブチルのごときエステル類、メチルイ
ソブチルケトンのごときケトン類、エチルセロソ
ルブのごときグリコールエーテル類等に加えて、
市販の各種シンナーも採用可能である。 かかる共重合体と溶媒との混合は、ボールミ
ル、ペイントシエーカー、サンドミル、ジエツト
ミル、三本ロール、ニーダー等の通常の塗料化に
用いられる種々の機器を用いて行うことができ
る。この際、有機顔料、無機顔料(焼成顔料、体
質顔料、金属顔料等を含む)、分散安定剤、粘度
調節剤、レベリング剤、ゲル化防止剤、紫外線吸
収剤等を添加することもできる。 本発明の被覆方法においては、前記の如くして
得られた含フツ素共重合体溶液もしくは顔料等を
分散させた分散液に多価イソシアネートを使用時
に混合して塗布する。 前記多価イソシアネートは、1分子中に2個以
上のイソシアネート基を有する多価イソシアネー
トであり、例えば、エチレンジイソシアネート、
プロピレンジイソシアネート、テトラメチレンジ
イソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、デカメチレンジイソシアネート、m−フエニ
レンジイソシアネート、p−フエニレン−ジイソ
シアネート、2・4−トリレン−ジイソシアネー
ト、2・6−トリレン−ジイソシアネート、1・
5−ナフチレン−ジイソシアネート、4・4′・
4″−トリフエニルメタントリイソシアネート、
4・4′−ジフエニルメタン−ジイソシアネート、
3・3′−ジメチル−4・4′−ジフエニレン−ジイ
ソシアネート、m−キシリレン−ジイソシアネー
ト、p−キシリレン−ジイソシアネート、イソホ
ロンジイソシアネート、リジンイソシアネート等
の多価イソシアネート及び前記イソシアネート化
合物の過剰と、たとえばエチレングリコール、プ
ロピレングリコール、1・3−ブチレングリコー
ル、ネオペンチルグリコール、2・2・4−トリ
メチル1・3−ペンタンジオール、ヘキサメチレ
ングリコール、シクロヘキサンジメタノール、ト
リメチロールプロパン、ヘキサントリオール、グ
リセリン、ペンタエリスリトール等の低分子ポリ
オールとの付加反応によつて得られる2官能以上
の多価イソシアネート、ビユーレツト構造を有す
る多価イソシアネート、アロフアネート結合を有
する多価イソシアネート等が挙げられる。 前記多価イソシアネートのうち、ヘキサメチレ
ンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネー
ト等の無黄変ジイソシアネート類ならびにその付
加物が特に有用である。 前記含フツ素共重合体と多価イソシアネートの
混合割合は、(含フツ素共重合体中の水酸基)/
(多価イソシアネート中のイソシアネート基)=
1/1.3〜1/0.5(当量比)の範囲が好ましい。 尚、前記含フツ素共重合体と多価イソシアネー
トとの反応を促進するために、ジブチルチンジラ
ウレート等の公知触媒を添加することも可能であ
る。 本発明の防食被覆方法は、まず2種ケトン程度
以上に素地調整した被塗物上に前記油性さび止め
塗料またはアルキド樹脂さび止め塗料を、乾燥膜
厚が約50〜100μ程度になるよう、刷毛、スプレ
ー塗装機、ローラー等により1回またはそれ以上
塗布し、常温で乾燥させる。通常1週間程度の常
温乾燥により下塗り塗膜が形成される。 ついで、該下塗り塗膜上に、前記フエノールア
ルキド樹脂塗料を、乾燥膜厚が約30〜80μ程度に
なるよう、刷毛、スプレー塗装機、ローラー等に
より1回またはそれ以上塗布し、常温で乾燥させ
る。通常3〜7日間の常温乾燥によりバインダー
コート層が形成される。 ついで該バインダーコート層上に前記エポキシ
樹脂を展色剤とするシーラーコートを、乾燥膜厚
が約10〜50μ程度になるよう、刷毛、スプレー塗
装機、ローラー等により1回またはそれ以上塗布
し、常温で乾燥させる。通常4時間〜5日間の常
温乾燥でシーラーコート層が形成される。 最後に、シーラーコート層上に前記含フツ素共
重合体と多価イソシアネートを使用直前に混合し
て得られる上塗り塗料を、乾燥膜厚が約15〜70μ
程度になるよう刷毛、スプレー塗装機ローラ等で
1回またはそれ以上塗布し、常温乾燥させる。通
常2〜4日間の常温乾燥により上塗り塗膜は形成
される。 尚、本発明の方法が適用される被塗物として
は、鉄、メタリコン(鋼板上に亜鉛あるいは亜鉛
−アルミニウム合金等を溶射したもの)、亜鉛メ
ツキ鋼板等の金属類、あるいはこれらの上に通常
のウオツシユプライマーを塗布したものなどが含
まれる。 かくして本発明の方法で得られた塗膜層は、腐
食因子の一つである酸素の透過性が極めて少ない
ため、非常に長期間にわたる防食性を保持して被
塗物の腐食を防ぐとともに、長期耐候性も優れる
ため、従来の塗装系では考えられない程塗り替え
の間隔が長くなり、従つて塗り替えに要する費用
や工数の著しい削減が可能となる。更に、本発明
の上塗り塗料から得られた塗膜はリコート性も優
れているため、塗り替え仕様の適用にも極めて有
利である。以下本発明の詳細を実施例により説明
する。 「部」又は「%」は「重量部」又は「重量%」
を示す。 実施例 1 (i) 下塗り塗料の作成 アマニ油ボイル油 10部 大豆油変性中油型アルキド樹脂(固形分) 10 炭酸カルシウム 50 ベンガラ 5 金属ドライヤー 2 皮張り防止剤 1 沈降防止剤 1 ミネラルスピリツト 20 この混合物をポツトミルにて24時間練合し、
下塗り塗料(A)を得た。 (ii) バインダーコートの作成 アマニ油ボイル油 5部 フエノールアルキド樹脂(固形分) 15 合成鱗片状酸化鉄 40 炭酸カルシウム 10 金属ドライヤー 1 皮張り防止剤 1 沈降防止剤 1 ミネラルスピリツト 20 この混合物をポツトミルにて24時間練合し、
バインダーコート(A)を得た。 (iii) シーラーコートの作成 (主 剤) ビスフエノール型エポキシ樹脂〔商品名エピコ
ート828シエル化学製:エポキシ当量184〜
194〕 25部 酸化チタン 20 タルク 15 沈降性硫酸バリウム 15 沈降防止剤(有機ベントナイト) 2 メチルイソブチルケトン 13 キシロール 10 前記組成物をローラーで練合し主剤を得た。 (硬化剤) ポリアミド樹脂〔商品名トーマイド#245富士
化成工業(株)製:活性水素当量90〕 60部 イソブタノール 40 前記組成物をデイスパーで撹拌し硬化剤を得
た。使用直前に前記主剤80部に対し硬化剤を20
部の割合で混合してシーラーコート(A)を得た。 (iv) 上塗り塗料の作成 クロロトリフルオロエチレン、シクロヘキシ
ルビニルエーテル、エチルビニルエーテルおよ
びヒドロキシブチルビニルエーテルに基づく単
位をそれぞれ51.2モル%、17.1モル%、22.5モ
ル%および9.1モル%の割合で含有し、固有粘
度(テトラヒドロフラン中30℃)(〔η〕)が
0.21dl/g、ガラス転移温度(DSC10℃/m昇温
下)(Tg)が45℃である含フツ素四元共重合体
100部をキシレン40部、メチルイソブチルケト
ン120部の混合溶媒に溶解した後、酸化チタン
を42部加えて、ポツトミルにて24時間練合し上
塗り塗料用主剤を得た。 使用直前に前記主剤に、ヘキサメチレンジイ
ソシアネート8部とジブチルチンジラウレート
15×10-7部より成る硬化剤を混合し、上塗り塗
料(A)を得た。 (v) 試験片の作成 サンド・ブラスト処理鋼板(JIS G 3141:
70×150×1.6mm)に、まず前記下塗り塗料(A)を
1日間隔で2回エアスプレー塗装し、1週間常
温で乾燥せしめて膜厚80μの下塗り塗膜を得
た。 ついで、前記バインダーコート(A)をエアスプ
レー塗装し、3日間常温乾燥せしめて膜厚50μ
のバインダーコート層を得た後、前記シーラー
コート(A)をエアスプレー塗装し、24時間常温乾
燥させて膜厚20μのシーラーコート層を得た。 最後に、シーラーコート層上に前記上塗り塗
料(A)をエアスプレー塗装し、2日間常温乾燥し
て膜厚30μの上塗り塗膜を得た。 得られた試験片は後述する比較試験に供し
た。 実施例 2 (i) 下塗り塗料の作成 アマニ油 17部 鉛 丹 76 金属ドライヤー 2 沈降防止剤 2 皮張り防止剤 2 ミネラルスピリツト 20 この混合物をポツトミルにて24時間練合し、
下塗り塗料(B)を得た。 (ii) バインダーコートの作成 大豆油変性中油型アルキド樹脂(固形分) 15部 合成鱗片状酸化鉄 40 炭酸カルシウム 5 金属ドライヤー 5 皮張り防止剤 1 沈降防止剤 1 ミネラルスピリツト 30 この混合物をポツトミルにて24時間練合し、
バインダーコート(B)を得た。 (iii) シーラーコートの作成 前記実施例1のシーラーコート(A)を使用し
た。 (iv) 上塗り塗料の作成 テトラフルオロエチレン、シクロヘキシルビ
ニルエーテル、エチルビニルエーテルおよびヒ
ドロキシブチルビニルエーテルに基づく単位を
それぞれ50.8モル%、16.9モル%、22.8モル%
および9.5モル%の割合で含有し、〔η〕が0.23
dl/g、Tgが27℃である含フツ素四元共重合体
を実施例1と同様の処方により塗料化し、上塗
り塗料(B)を得た。 (v) 試験片の作成 前記実施例1の(v)と同一の方法により試験片
を作成した後、比較試験に供した。 実施例 3 (i) 下塗り塗料の作成 大豆油変性中性型アルキド樹脂(固形分) 25部 ベンガラ 45 金属ドライヤー 3 沈降防止剤 2 ミネラルスピリツト 10 亜酸化鉛 20 この混合物をポツトミルにて24時間練合し、
下塗り塗料(C)を得た。 (ii) バインダーコートの作成 前記実施例1のバインダーコート(A)を使用し
た。 (iii) シーラーコートの作成 前記実施例1のシーラーコート(A)を使用し
た。 (iv) 上塗り塗料の作成 前記実施例2の上塗り塗料(B)を使用した。 (v) 試験片の作成 前記実施例1の(v)と同一の方法により試験片
を作成した後、比較試験に供した。 実施例 4 (i) 下塗り塗料の作成 大豆油変性中油型アルキド樹脂(固形分) 30部 ベンガラ 40 ジンククロメート 30 金属ドライヤー 3 沈降防止剤 2 ミネラルスピリツト 20 この混合物をポツトミルにて24時間練合し、
下塗り塗料(D)を得た。 (ii) バインダーコートの作成 前記実施例2のバインダーコート(B)を使用し
た。 (iii) シーラーコートの作成 前記実施例1のシーラーコート(A)を使用し
た。 (iv) 上塗り塗料の作成 前記実施例1の上塗り塗料(A)を使用した。 (v) 試験片の作成 前記実施例1の(v)と同一の方法により試験片
を作成した後、比較試験に供した。 実施例 5 (i) 下塗り塗料の作成 前記実施例1の下塗り塗料(A)を使用した。 (ii) バインダーコートの作成 前記実施例1のバインダーコート(A)を使用し
た。 (iii) シーラーコートの作成 (主 剤) ビスフエノール型エポキシ樹脂〔商品名エピコ
ート828シエル化学(株)製:エポキシ当量184〜
194〕 25部 鱗片状酸化鉄 35 タルク 15 沈降防止剤(有機ベントナイト) 2 メチルイソブチルケトン 13 キシロール 10 前記組成物をローラーで練合し主剤を得た。 (硬化剤) ポリアミド樹脂〔商品名トーマイド#245富士
化成工業(株)製:活性水素当量90〕 60部 イソブタノール 40 前記配合をデイスパーで撹拌し硬化剤を作成
した。使用直前に前記主剤80部に対し硬化剤20
部を混合し、シーラーコート(B)を得た。 (iv) 上塗り塗料の作成 前記実施例2の上塗り塗料(B)を使用した。 (v) 試験片の作成 前記実施例1の(v)と同一の方法により試験片
を作成した後、比較試験に供した。 実施例 6〜8 第1表に示した塗装系により、実施例1の(v)と
同一の方法により試験片を作成した後、比較試験
に供した。
な塗膜を形成することが出来る防食被覆方法に関
する。従来、屋外に設置される鋼構造物等は、水
分や腐食促進性物質の遮断性、金属面への付着性
およびさび止め顔料による腐食抑制を考慮した下
塗り塗料が塗装され、その上に下塗りと上塗り塗
膜間の付着性改善、下塗りと上塗り塗膜との物性
の差異による影響の緩和、膜厚の付与等の目的で
必要により中塗り塗料が塗布され、更に美観、耐
候性、機械的強度等を具備した上塗り塗料を塗装
するのが一般的である。しかして、前記下塗り塗
料としては、被塗物表面が2種ケレン程度の比較
的悪い素地調整でも塗装できるという利点がある
ため、油性さび止め塗料またはアルキド樹脂さび
止め塗料が広く使用されている。 また、前記上塗り塗料としてはアルキド樹脂系
塗料、塩化ゴム系塗料等が広く使用されている
が、この種の上塗り塗料は長期間の防食性や耐候
性が期待できないため、樹脂の種類にもよるが5
〜6年、早ければ2〜3年の周期で塗り替え塗装
を行わなければならなかつた。 一方、橋梁やタンク等の鋼構造物の大型化に伴
つて、塗り替えのための費用、工数等が増大する
傾向にあり、従つて長期間にわたる防食性や耐候
性を有する塗膜、すなわち塗り替え周期の長い塗
料に対する要望は非常に強いものとなつて来てい
る。 一般に、大気中におけるような中性環境下での
塗装鋼構造物での腐食反応においては、酸素還元
反応が腐食におけるカソード反応を支配すること
から、塗膜の酸素透過量が問題となるものと考え
られている。 酸素還元反応による腐食におけるカソード反応
支配を考慮した場合、塗膜下での鋼の腐食速度に
相当する限界電流密度(Imax)は次式で表わさ
れる。 Imax=Mmax・n・F=K・Co・nF/d 〔Mmax:拡散溶存酸素量、 K:酸素拡散係数、 a:拡散層の厚さ(塗膜厚)、 n:反応電子数、 F:フアラデー定数、 Co:酸素濃度、〕 従つて、塗膜下での鋼の腐食速度を低下させる
ためには、膜厚を非常に厚くするか、膜厚が一定
ならば拡散溶存酸素量又は酸素拡散係数、すなわ
ち酸素透過量を低減させることが必要である。又
チヨーキング等による膜厚の減少を長期間抑制す
ることも必要である。塗膜の酸素透過量が半減す
れば、塗膜下での鋼の腐食速度も半減することに
なり、従つて塗膜の酸素透過性は塗装鋼構造物の
長期防食性にとつて非常に大きな要因となる。 しかるに、前記の如き上塗り塗料に使用されて
いる展色剤としてのアルキド樹脂や塩化ゴムは、
酸素透過性が比較的大きいため、塗膜下での鋼の
腐食が促進され塗膜欠陥が生じ易いとともに、前
記上塗り塗料は紫外線等により樹脂および顔料が
劣化し易く、変色、チヨーギング、クラツクの発
生等により、光沢の減少、退色が生じる。従つて
長期間にわたる防食性や耐候性は全く期待出来な
かつた。 また、最近では耐候性の良い樹脂としてシリコ
ン樹脂が開発され、上塗り塗料への適用が試みら
れている。 しかし、常温乾燥型のシリコンアルキド樹脂や
シリコンアクリル樹脂は、酸素透過性が比較的大
きいため、上塗り塗膜の耐候性が多少向上して
も、塗膜下での鋼の腐食抑制効果は期待出来ず、
又上塗り塗膜が軟らかく、汚れやキズが付き易い
と同時に樹脂が白化するという欠点があつた。ま
た、上記樹脂は長期間劣化せず光沢を有していて
も、塗膜表層部の顔料が退色し、初期の色調より
大きく変化するため結局は長期間の使用には耐え
ないものである。本発明は前記の如き従来技術の
欠点を全て解消することを目的とし、長期間にわ
たる防食性と耐候性を有する塗装系による防食被
覆方法を提供しようとするものである。 即ち、本発明は、 (1)(イ) 被塗物上に、油性系さび止め塗料またはア
ルキド樹脂さび止め塗料を下塗り塗料として
塗布し、常温乾燥させて下塗り塗膜を形成さ
せる工程、 (ロ) 下塗り塗膜上に、扁平状顔料を含有するフ
エノールアルキド樹脂系塗料を塗布し、常温
乾燥させてバインダーコート層を形成させる
工程、 (ハ) バインダーコート層上に、エポキシ樹脂塗
料を塗布し、常温乾燥させてシーラーコート
層を形成させる工程、ついで (ニ)(a) フルオロオレフイン40〜60モル%、シク
ロヘキシルビニルエーテル5〜45モル%、
アルキルビニルエーテル5〜45モル%、ヒ
ドロキシアルキルビニルエーテル3〜15モ
ル%、およびその他の共単量体0〜30モル
%よりなる含フツ素共重合体と、 (b) 多価イソシアネート とを含有する上塗り塗料を塗布し、常温乾燥
させて上塗り塗膜を形成させる工程、 から成る防食被覆方法、および (2)(イ) 被塗物上に、油性系さび止め塗料またはア
ルキド樹脂さび止め塗料を下塗り塗料として
塗布し、常温乾燥させて下塗り塗膜を形成さ
せる工程、 (ロ) 下塗り塗膜上に、扁平状顔料を含有するフ
エノールアルキド樹脂系塗料を塗布し、常温
乾燥させてバインダーコート層を形成させる
工程、 (ハ) バインダーコート層上に、扁平状顔料を含
有するエポキシ樹脂塗料を塗布し、常温乾燥
させてシーラーコート層を形成させる工程、
ついで (ニ)(a) フルオロオレフイン40〜60モル%、シク
ロヘキシルビニルエーテル5〜45モル%、
アルキルビニルエーテル5〜45モル%、ヒ
ドロキシアルキルビニルエーテル3〜15モ
ル%、およびその他の共単量体0〜30モル
%よりなる含フツ素共重合体と、 (b) 多価イソシアネート とを含有する上塗り塗料を塗布し、常温乾燥
させて上塗り塗膜を形成させる工程、 から成る防食被覆方法に係る。 本発明の防食被覆方法に使用される下塗り塗料
としての油性さび止め塗料とは、例えばアマニ
油、大豆油、キリ油、サフラワー油等の乾性又は
半乾性油、もしくはこれらのボイル油等を展色剤
とし、鉛丹、亜酸化鉛、塩基性クロム酸鉛、シア
ナミド鉛、亜鉛末、ジンククロメート、鉛丹ジン
ククロメート、鉛酸カルシウム等を防食顔料とし
た塗料であり、また本発明の方法に使用されるア
ルキド樹脂さび止め塗料とは無水フタル酸、イソ
フタル酸、テレフタル酸、無水マレイン酸等の多
塩基酸とペンタエリスリトール、ソルビトール、
トリメチロールプロパン、グリセリン、エチレン
グリコール等の多価アルコールと、アマニ油、大
豆油、キリ油、サフラワー油等の油または脂肪酸
とを縮合して得られたアルキド樹脂を展色剤と
し、鉛丹、亜酸化鉛、塩基性クロム酸鉛、シアナ
ミド鉛、亜鉛末、ジンククロメート、鉛丹ジンク
クロメート等を防食顔料とした塗料である。これ
らの油性さび止め塗料又はアルキド樹脂さび止め
塗料は、具体的には例えば、JIS K 5621、JIS
K 5622、JIS K 5623、JIS K 5624、JIS K
5625、JIS K 5626、JIS K 5627、JIS K
5628等に記載されている。 前記油性さび止め塗料あるいはアルキド樹脂さ
び止め塗料は、被塗物表面が2種ケレン程度の比
較的悪い素地調整であつても塗装出来るという利
点がある。 また、本発明の方法に使用されるバインダーコ
ートとしてのフエノールアルキド樹脂塗料とは、
無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、無
水マレイン酸等の多塩基酸、ペンタエリスリトー
ル、ソルビトール、トリメチロールプロパン、グ
リセリン、エチレングリコール等の多価アルコー
ル、アマニ油、大豆油、キリ油、サフラワー油等
の油または脂肪酸、およびフエノールホルムアル
デヒド等を共縮合して得られる樹脂を主たる展色
剤とし、例えば鱗片状酸化鉄、ガラスフレーク、
アルミ粉等の扁平状顔料を主たる顔料とした塗料
である。 前記フエノールアルキド樹脂展色剤と扁平状顔
料の好ましい固形分重量比は、前者100重量部に
対し後者40〜150重量部程度の割合である。 前記フエノールアルキド樹脂塗料は、下塗り塗
料とシーラーコートとの間にあつて、両塗膜間の
付着性を改善するとともに、シーラーコート中に
含まれる溶剤による下塗り塗膜のリフテイングを
防止出来るものである。加わえて、他のバインダ
ーコートではチヨーキングや塗膜劣化が早期に生
成するため、バインダーコート層形成後、遅くと
も1〜2ケ月内にはシーラーコートを塗布しなけ
ればならないが、本発明の方法に使用されるバイ
ンダーコートは前記の如き欠点がないため、シー
ラーコートの塗装間隔は12ケ月以上と大巾に改良
される。 本発明の方法に使用されるシーラーコートとし
てのエポキシ樹脂塗料は、一分子中に2個以上の
エポキシ基を有するエポキシ樹脂を展色剤とし、
これに通常使用される着色顔料、体質顔料、沈降
防止剤、分散剤、希釈剤を混練して成る主剤と、
アミノ系硬化剤とから成る塗料である。 前記エポキシ樹脂としては、例えばビスフエノ
ール型エポキシ樹脂としては、一般に市販されて
いるシエル化学(株)製の商品名エピコート828、同
834、同836、同1001、同1004、同DX−255:チバ
ガイギー(株)製の商品名アラルダイドGY−260:ダ
ウ・ケミカル(株)製の商品名DER330、同331、同
337:大日本インキ化学工業(株)製の商品名エピク
ロン800等:フエノールノボラツク型エポキシ樹
脂として一般に市販されているダウ・ケミカル(株)
製の商品名DEN431、同438;ポリグリコール型
エポキシ樹脂として、市販されているチバガイギ
ー(株)製の商品名アラルダイドCT−508:ダウケミ
カル(株)製の商品名DER−732、同736;エステル
型エポキシ樹脂として、例えば大日本インキ化学
工業(株)製の商品名エピクロン200、同400;線状脂
肪族エポキシ樹脂として、例えば日本曹達(株)製の
商品名BF−1000の如きエポキシ化ポリブタジエ
ンなどを例示することができる。 更にこれらの樹脂から、容易に類推されるエポ
キシ系化合物、ならびに上記エポキシ樹脂の誘導
体も同様に使用可能であり本発明の技術的範囲内
に含まれる。 例えばポリオール型エポキシ樹脂、脂環式エポ
キシ樹脂、ハロゲン含有エポキシ樹脂などが含ま
れる。 また、前記エポキシ樹脂用硬化剤としては、ア
ミンアダクト、ポリアミド樹脂等通常塗料用に使
用されるものが使用可能である。 本発明で使用される前記硬化剤を例示するとポ
リアミド樹脂として一般に市販されている富士化
成工業(株)製商品名トーマイドY−25、同245、同
2400、同2500、:第一ゼネラル(株)製商品名ゼナミ
ド2000、バーサミド115、同125:三和化学(株)製商
品名サンマイド320、同330、同X2000:シエル化
学(株)製商品名エピキユアー3255、同4255;アミン
アダクト樹脂として富士化成工業(株)製商品名トー
マイド238、フジキユアー202:旭電化(株)製商品名
アデカハードナーEH−531;脂肪族ポリアミンと
して三和化学(株)製商品名サンマイドT−100、同
D−100、同P−100;複素環状ジアミン誘導体と
して味の素(株)製エポメートB−002、同C−002、
同S−005の如きものが挙げられる。 該硬化剤のエポキシ樹脂に対する添加量は当量
前後、即ちエポキシ樹脂1当量に対して0.7〜1.3
当量程度の範囲である。 さらに、前記エポキシ樹脂用硬化剤として、ポ
リイソシアネートも同様に使用できる。 前記ポリイソシアネートは、1分子中に2個以
上のイソシアネート基を有するポリイソシアネー
トであり、例えば、エチレンジイソシアネート、
プロピレンジイソシアネート、テトラメチレンジ
イソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、デカメチレンジイソシアネート、m−フエニ
レンジイソシアネート、p−フエニレン−ジイソ
シアネート、2・4−トリレン−ジイソシアネー
ト、2・6−トリレン−ジイソシアネート、1・
5−ナフチレン−ジイソシアネート、4・4′・
4″−トリフエニルメタントリイソシアネート、
4・4′−ジフエニルメタン−ジイソシアネート、
3・3′−ジメチル−4・4′−ジフエニレン−ジイ
ソシアネート、m−キシリレン−ジイソシアネー
ト、p−キシリレン−ジイソシアネート、イソホ
ロンジイソシアネート、リジンイソシアネート等
のポリイソシアネート及び前記イソシアネート化
合物の過剰と、たとえばエチレングリコール、プ
ロピレングリコール、1・3−ブチレングリコー
ル、ネオペンチルグリコール、2・2・4−トリ
メチル1・3−ペンタンジオール、ヘキサメチレ
ングリコール、シクロヘキサンジメタノール、ト
リメチロールプロパン、ヘキサントリオール、グ
リセリン、ペンタエリスリトール等の低分子ポリ
オールとの付加反応によつて得られる2官能以上
のポリイソシアネート、ビユーレツト構造を有す
るポリイソシアネート、アロフアネート結合を有
するポリイソシアネート等が挙げられる。前記エ
ポキシ樹脂とポリイソシアネートの混合割合は、
(エポキシ樹脂中の水酸基)/(ポリイソシアネ
ート中のイソシアネート基)=1/1.3〜1/0.5
(当量比)の範囲が好ましい。 本発明の態様の一つとして、前記エポキシ樹脂
塗料に扁平状顔料を添加した組成物を包含する。
該扁平状顔料としては、前記バインダーコート層
に使用されたと同種のものが支障なく使用可能で
ある。該扁平状顔料は、エポキシ樹脂100重量部
に対して40〜150重量部程度の割合である。 本発明者等は、別に油性又はアルキド樹脂さび
止め塗料塗膜上に、フエノールアルキド樹脂系バ
インダーコート層を設け、更に上塗り塗料を塗布
する方法について出願した。しかして、フエノー
ルアルキド樹脂系バインダーコート層上に上塗り
塗料を塗布する迄に要する間隔(最短塗装間隔)
は、バインダーコートが酸化重合型のため3日以
上要するとともに、上塗り塗料中に含まれる強溶
剤のためにバインダーコートの乾燥が不完全にな
り易いという問題点が生じた。 本発明は、バインダーコート層上にエポキシ樹
脂塗料によるシーラーコートを設けることによ
り、前記上塗り塗料を塗布する迄の最短塗装間隔
を短縮するものである。 又、前記エポキシ樹脂塗料に扁平状顔料を含有
せしめたシーラーコートを設けることにより、上
塗り塗膜の付着性が一層改善されるととも、シー
ラーコートの耐候性も改良出来るため、上塗り塗
料を塗布する迄の最大塗装間隔を長くすることも
可能である。 従つて、本発明においてはシーラーコートを使
用することにより、上塗り塗料を塗布する迄の最
短塗装間隔を短縮できるとともに、逆に必要によ
りシーラーコート塗布後放置されたとしても最大
塗装間隔も長くできるため、塗装作業の巾を大き
く広げることが可能となつたのである。 本発明の被覆方法に使用される上塗り塗料とし
ての含フツ素共重合体は、フルオロオレフイン、
シクロヘキシルビニルエーテル、アルキルビニル
エーテルおよびヒドロキシアルキルビニルエーテ
ルを必須構成成分としてそれぞれ40〜60モル%、
5〜45モル%、5〜45モル%および3〜15モル%
の割合、好ましくはそれぞれ45〜55モル%、10〜
30モル%、10〜35モル%および5〜13モル%の割
合で含有するものであることが重要である。 フルオロオレフイン含量の低すぎるものは耐候
性の点から好ましくないばかりでなく製造面で不
都合を生ずる。またフルオロオレフイン含量の高
すぎるものも製造面で難がある。一方、シクロヘ
キシルビニルエーテル含量の低すぎるものは塗膜
としたときの硬度が、またアルキルビニルエーテ
ル含量の低すぎるものは可撓性がそれぞれ低下す
るので好ましくない。 本発明の被覆方法に使用される含フツ素共重合
体は、ヒドロキシアルキルビニルエーテルを前記
範囲の割合で含有するものであることが、塗料ベ
ースとしての種々の有用な特性を損うことなく硬
化性を改善するという面から、特に重要である。
すなわち、ヒドロキシアルキルビニルエーテル含
量の高すぎるものでは、共重合体の溶解性が変化
し、アルコール類などの特定のものにしか溶解し
なくなるため、溶液型塗料ベースとしての適応性
が制約されるばかりでなく、硬化塗膜の可撓性を
減少させるとともに、硬化剤存在下でのゲル化時
間(ポツトライフ)を減少させ、塗料の施工性を
著しく損うことにもなるので好ましくない。ま
た、該含量の低すぎるものでは、硬化性の改善効
果が失われ、硬化時間の増加、硬化塗膜の耐溶剤
性、耐汚染性等の低下を招き、さらに、シーラー
コート層との密着性を損う等の欠点を生ずるので
好ましくない。 前記含フツ素共重合体において、フルオロオレ
フインとしては、パーハロオレフイン、特にクロ
ロトリフルオロエチレンあるいはテトラフルオロ
エチレンが好ましく採用される。また、アルキル
ビニルエーテルとしては、炭素数2〜8の直鎖状
または分岐状のアルキル基を含有するもの、特に
アルキル基の炭素数が2〜4であるものが好まし
く採用される。なお、フルオロオレフインおよび
アルキルビニルエーテルとしてはそれぞれ単独の
ものに限られず、2種以上のものの混合物の形で
使用することもできる。 前記含フツ素共重合体は、30モル%をこえない
範囲で上記4種の必須構成成分以外の他の共単量
体に基く単位を含有することができる。かかる共
単量体としては、エチレン、プロピレン、イソブ
チレン等のオレフイン類、塩化ビニル、塩化ビニ
リデン等のハロオレフイン類、メタクリル酸メチ
ル等の不飽和カルボン酸エステル類、酢酸ビニ
ル、n−酪酸ビニル等のカルボン酸ビニル類等が
例示可能である。 前記含フツ素共重合体としては、未硬化状態で
テトラヒドロフラン中で30℃で測定される固有粘
度が0.05〜2.0dl/g特に0.07〜0.8dl/g程度のも
のが好ましく採用可能である。該粘度が低すぎる
ものは機械的強度が低下し、一方高すぎるものは
溶液型塗料として応用する場合に、粘度の面から
溶液濃度を低くせざるを得なくなる傾向を生じ施
工性が損われるのでともに好ましくない。 上記のごとき含フツ素共重合体は、所定割合の
単量体混合物に重合媒体の共存下あるいは非共存
下に、水溶性開始剤や油溶性開始剤等の重合開始
剤あるいは電離性放射線などの重合開始源を作用
せしめて共重合反応を行わしめることによつて製
造可能である。 かくして得られた含フツ素共重合体を上塗り塗
料として使用するにあたつては、種々の溶媒が使
用可能であり、キシレン、トルエンのごとき芳香
族炭化水素類、n−ブタノールのごときアルコー
ル類、酢酸ブチルのごときエステル類、メチルイ
ソブチルケトンのごときケトン類、エチルセロソ
ルブのごときグリコールエーテル類等に加えて、
市販の各種シンナーも採用可能である。 かかる共重合体と溶媒との混合は、ボールミ
ル、ペイントシエーカー、サンドミル、ジエツト
ミル、三本ロール、ニーダー等の通常の塗料化に
用いられる種々の機器を用いて行うことができ
る。この際、有機顔料、無機顔料(焼成顔料、体
質顔料、金属顔料等を含む)、分散安定剤、粘度
調節剤、レベリング剤、ゲル化防止剤、紫外線吸
収剤等を添加することもできる。 本発明の被覆方法においては、前記の如くして
得られた含フツ素共重合体溶液もしくは顔料等を
分散させた分散液に多価イソシアネートを使用時
に混合して塗布する。 前記多価イソシアネートは、1分子中に2個以
上のイソシアネート基を有する多価イソシアネー
トであり、例えば、エチレンジイソシアネート、
プロピレンジイソシアネート、テトラメチレンジ
イソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、デカメチレンジイソシアネート、m−フエニ
レンジイソシアネート、p−フエニレン−ジイソ
シアネート、2・4−トリレン−ジイソシアネー
ト、2・6−トリレン−ジイソシアネート、1・
5−ナフチレン−ジイソシアネート、4・4′・
4″−トリフエニルメタントリイソシアネート、
4・4′−ジフエニルメタン−ジイソシアネート、
3・3′−ジメチル−4・4′−ジフエニレン−ジイ
ソシアネート、m−キシリレン−ジイソシアネー
ト、p−キシリレン−ジイソシアネート、イソホ
ロンジイソシアネート、リジンイソシアネート等
の多価イソシアネート及び前記イソシアネート化
合物の過剰と、たとえばエチレングリコール、プ
ロピレングリコール、1・3−ブチレングリコー
ル、ネオペンチルグリコール、2・2・4−トリ
メチル1・3−ペンタンジオール、ヘキサメチレ
ングリコール、シクロヘキサンジメタノール、ト
リメチロールプロパン、ヘキサントリオール、グ
リセリン、ペンタエリスリトール等の低分子ポリ
オールとの付加反応によつて得られる2官能以上
の多価イソシアネート、ビユーレツト構造を有す
る多価イソシアネート、アロフアネート結合を有
する多価イソシアネート等が挙げられる。 前記多価イソシアネートのうち、ヘキサメチレ
ンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネー
ト等の無黄変ジイソシアネート類ならびにその付
加物が特に有用である。 前記含フツ素共重合体と多価イソシアネートの
混合割合は、(含フツ素共重合体中の水酸基)/
(多価イソシアネート中のイソシアネート基)=
1/1.3〜1/0.5(当量比)の範囲が好ましい。 尚、前記含フツ素共重合体と多価イソシアネー
トとの反応を促進するために、ジブチルチンジラ
ウレート等の公知触媒を添加することも可能であ
る。 本発明の防食被覆方法は、まず2種ケトン程度
以上に素地調整した被塗物上に前記油性さび止め
塗料またはアルキド樹脂さび止め塗料を、乾燥膜
厚が約50〜100μ程度になるよう、刷毛、スプレ
ー塗装機、ローラー等により1回またはそれ以上
塗布し、常温で乾燥させる。通常1週間程度の常
温乾燥により下塗り塗膜が形成される。 ついで、該下塗り塗膜上に、前記フエノールア
ルキド樹脂塗料を、乾燥膜厚が約30〜80μ程度に
なるよう、刷毛、スプレー塗装機、ローラー等に
より1回またはそれ以上塗布し、常温で乾燥させ
る。通常3〜7日間の常温乾燥によりバインダー
コート層が形成される。 ついで該バインダーコート層上に前記エポキシ
樹脂を展色剤とするシーラーコートを、乾燥膜厚
が約10〜50μ程度になるよう、刷毛、スプレー塗
装機、ローラー等により1回またはそれ以上塗布
し、常温で乾燥させる。通常4時間〜5日間の常
温乾燥でシーラーコート層が形成される。 最後に、シーラーコート層上に前記含フツ素共
重合体と多価イソシアネートを使用直前に混合し
て得られる上塗り塗料を、乾燥膜厚が約15〜70μ
程度になるよう刷毛、スプレー塗装機ローラ等で
1回またはそれ以上塗布し、常温乾燥させる。通
常2〜4日間の常温乾燥により上塗り塗膜は形成
される。 尚、本発明の方法が適用される被塗物として
は、鉄、メタリコン(鋼板上に亜鉛あるいは亜鉛
−アルミニウム合金等を溶射したもの)、亜鉛メ
ツキ鋼板等の金属類、あるいはこれらの上に通常
のウオツシユプライマーを塗布したものなどが含
まれる。 かくして本発明の方法で得られた塗膜層は、腐
食因子の一つである酸素の透過性が極めて少ない
ため、非常に長期間にわたる防食性を保持して被
塗物の腐食を防ぐとともに、長期耐候性も優れる
ため、従来の塗装系では考えられない程塗り替え
の間隔が長くなり、従つて塗り替えに要する費用
や工数の著しい削減が可能となる。更に、本発明
の上塗り塗料から得られた塗膜はリコート性も優
れているため、塗り替え仕様の適用にも極めて有
利である。以下本発明の詳細を実施例により説明
する。 「部」又は「%」は「重量部」又は「重量%」
を示す。 実施例 1 (i) 下塗り塗料の作成 アマニ油ボイル油 10部 大豆油変性中油型アルキド樹脂(固形分) 10 炭酸カルシウム 50 ベンガラ 5 金属ドライヤー 2 皮張り防止剤 1 沈降防止剤 1 ミネラルスピリツト 20 この混合物をポツトミルにて24時間練合し、
下塗り塗料(A)を得た。 (ii) バインダーコートの作成 アマニ油ボイル油 5部 フエノールアルキド樹脂(固形分) 15 合成鱗片状酸化鉄 40 炭酸カルシウム 10 金属ドライヤー 1 皮張り防止剤 1 沈降防止剤 1 ミネラルスピリツト 20 この混合物をポツトミルにて24時間練合し、
バインダーコート(A)を得た。 (iii) シーラーコートの作成 (主 剤) ビスフエノール型エポキシ樹脂〔商品名エピコ
ート828シエル化学製:エポキシ当量184〜
194〕 25部 酸化チタン 20 タルク 15 沈降性硫酸バリウム 15 沈降防止剤(有機ベントナイト) 2 メチルイソブチルケトン 13 キシロール 10 前記組成物をローラーで練合し主剤を得た。 (硬化剤) ポリアミド樹脂〔商品名トーマイド#245富士
化成工業(株)製:活性水素当量90〕 60部 イソブタノール 40 前記組成物をデイスパーで撹拌し硬化剤を得
た。使用直前に前記主剤80部に対し硬化剤を20
部の割合で混合してシーラーコート(A)を得た。 (iv) 上塗り塗料の作成 クロロトリフルオロエチレン、シクロヘキシ
ルビニルエーテル、エチルビニルエーテルおよ
びヒドロキシブチルビニルエーテルに基づく単
位をそれぞれ51.2モル%、17.1モル%、22.5モ
ル%および9.1モル%の割合で含有し、固有粘
度(テトラヒドロフラン中30℃)(〔η〕)が
0.21dl/g、ガラス転移温度(DSC10℃/m昇温
下)(Tg)が45℃である含フツ素四元共重合体
100部をキシレン40部、メチルイソブチルケト
ン120部の混合溶媒に溶解した後、酸化チタン
を42部加えて、ポツトミルにて24時間練合し上
塗り塗料用主剤を得た。 使用直前に前記主剤に、ヘキサメチレンジイ
ソシアネート8部とジブチルチンジラウレート
15×10-7部より成る硬化剤を混合し、上塗り塗
料(A)を得た。 (v) 試験片の作成 サンド・ブラスト処理鋼板(JIS G 3141:
70×150×1.6mm)に、まず前記下塗り塗料(A)を
1日間隔で2回エアスプレー塗装し、1週間常
温で乾燥せしめて膜厚80μの下塗り塗膜を得
た。 ついで、前記バインダーコート(A)をエアスプ
レー塗装し、3日間常温乾燥せしめて膜厚50μ
のバインダーコート層を得た後、前記シーラー
コート(A)をエアスプレー塗装し、24時間常温乾
燥させて膜厚20μのシーラーコート層を得た。 最後に、シーラーコート層上に前記上塗り塗
料(A)をエアスプレー塗装し、2日間常温乾燥し
て膜厚30μの上塗り塗膜を得た。 得られた試験片は後述する比較試験に供し
た。 実施例 2 (i) 下塗り塗料の作成 アマニ油 17部 鉛 丹 76 金属ドライヤー 2 沈降防止剤 2 皮張り防止剤 2 ミネラルスピリツト 20 この混合物をポツトミルにて24時間練合し、
下塗り塗料(B)を得た。 (ii) バインダーコートの作成 大豆油変性中油型アルキド樹脂(固形分) 15部 合成鱗片状酸化鉄 40 炭酸カルシウム 5 金属ドライヤー 5 皮張り防止剤 1 沈降防止剤 1 ミネラルスピリツト 30 この混合物をポツトミルにて24時間練合し、
バインダーコート(B)を得た。 (iii) シーラーコートの作成 前記実施例1のシーラーコート(A)を使用し
た。 (iv) 上塗り塗料の作成 テトラフルオロエチレン、シクロヘキシルビ
ニルエーテル、エチルビニルエーテルおよびヒ
ドロキシブチルビニルエーテルに基づく単位を
それぞれ50.8モル%、16.9モル%、22.8モル%
および9.5モル%の割合で含有し、〔η〕が0.23
dl/g、Tgが27℃である含フツ素四元共重合体
を実施例1と同様の処方により塗料化し、上塗
り塗料(B)を得た。 (v) 試験片の作成 前記実施例1の(v)と同一の方法により試験片
を作成した後、比較試験に供した。 実施例 3 (i) 下塗り塗料の作成 大豆油変性中性型アルキド樹脂(固形分) 25部 ベンガラ 45 金属ドライヤー 3 沈降防止剤 2 ミネラルスピリツト 10 亜酸化鉛 20 この混合物をポツトミルにて24時間練合し、
下塗り塗料(C)を得た。 (ii) バインダーコートの作成 前記実施例1のバインダーコート(A)を使用し
た。 (iii) シーラーコートの作成 前記実施例1のシーラーコート(A)を使用し
た。 (iv) 上塗り塗料の作成 前記実施例2の上塗り塗料(B)を使用した。 (v) 試験片の作成 前記実施例1の(v)と同一の方法により試験片
を作成した後、比較試験に供した。 実施例 4 (i) 下塗り塗料の作成 大豆油変性中油型アルキド樹脂(固形分) 30部 ベンガラ 40 ジンククロメート 30 金属ドライヤー 3 沈降防止剤 2 ミネラルスピリツト 20 この混合物をポツトミルにて24時間練合し、
下塗り塗料(D)を得た。 (ii) バインダーコートの作成 前記実施例2のバインダーコート(B)を使用し
た。 (iii) シーラーコートの作成 前記実施例1のシーラーコート(A)を使用し
た。 (iv) 上塗り塗料の作成 前記実施例1の上塗り塗料(A)を使用した。 (v) 試験片の作成 前記実施例1の(v)と同一の方法により試験片
を作成した後、比較試験に供した。 実施例 5 (i) 下塗り塗料の作成 前記実施例1の下塗り塗料(A)を使用した。 (ii) バインダーコートの作成 前記実施例1のバインダーコート(A)を使用し
た。 (iii) シーラーコートの作成 (主 剤) ビスフエノール型エポキシ樹脂〔商品名エピコ
ート828シエル化学(株)製:エポキシ当量184〜
194〕 25部 鱗片状酸化鉄 35 タルク 15 沈降防止剤(有機ベントナイト) 2 メチルイソブチルケトン 13 キシロール 10 前記組成物をローラーで練合し主剤を得た。 (硬化剤) ポリアミド樹脂〔商品名トーマイド#245富士
化成工業(株)製:活性水素当量90〕 60部 イソブタノール 40 前記配合をデイスパーで撹拌し硬化剤を作成
した。使用直前に前記主剤80部に対し硬化剤20
部を混合し、シーラーコート(B)を得た。 (iv) 上塗り塗料の作成 前記実施例2の上塗り塗料(B)を使用した。 (v) 試験片の作成 前記実施例1の(v)と同一の方法により試験片
を作成した後、比較試験に供した。 実施例 6〜8 第1表に示した塗装系により、実施例1の(v)と
同一の方法により試験片を作成した後、比較試験
に供した。
【表】
比較例 1
(i) 下塗り塗料の作成
前記実施例1の下塗り塗料(A)を使用した。
(ii) バインダーコートの作成
前記実施例1のバインダーコート(A)を使用し
た。 (iii) 上塗り塗料の作成 大豆油変性中油型アルキド樹脂(固形分) 25部 酸化チタン 25 炭酸カルシウム 10 金属ドライヤー 5 沈降防止剤 1 皮張り防止剤 1 ミネラルスピリツト 15 上記混合物をポツトミルで24時間練合し、上
塗り塗料(C)を得た。 (iv) 試験片の作成 前記実施例1の(v)と同一の方法により試験片
を作成した後、比較試験に供した。 比較例 2 (i) 下塗り塗料の作成 前記実施例1の下塗り塗料(A)を使用した。 (ii) バインダーコートの作成 前記実施例1のバインダーコート(A)を使用し
た。 (iii) 上塗り塗料の作成 塩化ゴム 25部 塩素化パラフイン40% 10 酸化チタン 15 沈降防止剤 1 キシロール 64 上記混合物をポツトミルにて24時間練合し、
上塗り塗料(D)を得た。 (iv) 試験片の作成 前記実施例1の(v)と同一の方法により試験片
を作成した後、比較試験に供した。 比較例 3〜5 第2表に示した塗装系により、実施例1の(v)と
同一の方法により試験片を作成した後、比較試験
に供した。但し、バインダーコートを使用しない
塗装系においては、下塗り塗膜上に直接上塗り塗
料を塗布した。
た。 (iii) 上塗り塗料の作成 大豆油変性中油型アルキド樹脂(固形分) 25部 酸化チタン 25 炭酸カルシウム 10 金属ドライヤー 5 沈降防止剤 1 皮張り防止剤 1 ミネラルスピリツト 15 上記混合物をポツトミルで24時間練合し、上
塗り塗料(C)を得た。 (iv) 試験片の作成 前記実施例1の(v)と同一の方法により試験片
を作成した後、比較試験に供した。 比較例 2 (i) 下塗り塗料の作成 前記実施例1の下塗り塗料(A)を使用した。 (ii) バインダーコートの作成 前記実施例1のバインダーコート(A)を使用し
た。 (iii) 上塗り塗料の作成 塩化ゴム 25部 塩素化パラフイン40% 10 酸化チタン 15 沈降防止剤 1 キシロール 64 上記混合物をポツトミルにて24時間練合し、
上塗り塗料(D)を得た。 (iv) 試験片の作成 前記実施例1の(v)と同一の方法により試験片
を作成した後、比較試験に供した。 比較例 3〜5 第2表に示した塗装系により、実施例1の(v)と
同一の方法により試験片を作成した後、比較試験
に供した。但し、バインダーコートを使用しない
塗装系においては、下塗り塗膜上に直接上塗り塗
料を塗布した。
【表】
【表】
前記実施例1〜8及び比較例1〜5で得られた
試験片について、ゴバン目付着試験、耐衝撃試
験、耐塩水噴霧試験、耐塩水浸漬試験及びサンシ
ヤインウエザオ試験に供するとともに、各々の上
塗り塗料の単離塗膜について酸素透過性を測定し
た。その結果は第3表及び第4表に示した。
試験片について、ゴバン目付着試験、耐衝撃試
験、耐塩水噴霧試験、耐塩水浸漬試験及びサンシ
ヤインウエザオ試験に供するとともに、各々の上
塗り塗料の単離塗膜について酸素透過性を測定し
た。その結果は第3表及び第4表に示した。
【表】
【表】
つた。
前記比較試験結果表(第3表)より明らかに、
本発明の被覆方法により得られた試験片の防食性
(耐塩水噴霧試験、耐塩水浸漬試験)は比較例の
試験片に比較して著しく優れたものであつた。 更に、第3表より明らかに本発明の方法により
得られた塗膜層は耐候性(サンシヤインウエザオ
メーター)も、従来塗膜に比して非常に優れてい
るものであつた。 本発明が防食性に優れた塗膜を与える理由は必
ずしも明らかではないが、腐食因子である酸素の
透過性比較(第4表)において、本発明方法の上
塗り塗料塗膜の算素透過性が、従来の塗膜に比し
て1/5〜1/10程度と極めて小さいことに基因する
ものと考えられる。
前記比較試験結果表(第3表)より明らかに、
本発明の被覆方法により得られた試験片の防食性
(耐塩水噴霧試験、耐塩水浸漬試験)は比較例の
試験片に比較して著しく優れたものであつた。 更に、第3表より明らかに本発明の方法により
得られた塗膜層は耐候性(サンシヤインウエザオ
メーター)も、従来塗膜に比して非常に優れてい
るものであつた。 本発明が防食性に優れた塗膜を与える理由は必
ずしも明らかではないが、腐食因子である酸素の
透過性比較(第4表)において、本発明方法の上
塗り塗料塗膜の算素透過性が、従来の塗膜に比し
て1/5〜1/10程度と極めて小さいことに基因する
ものと考えられる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (イ) 被塗物上に、油性系さび止め塗料または
アルキド樹脂さび止め塗料を下塗り塗料として
塗布し、常温乾燥させて下塗り塗膜を形成させ
る工程、 (ロ) 下塗り塗膜上に、扁平状顔料を含有するフエ
ノールアルキド樹脂系塗料を塗布し、常温乾燥
させてバインダーコート層を形成させる工程、 (ハ) バインダーコート層上に、エポキシ樹脂塗料
を塗布し、常温乾燥させてシーラーコート層を
形成させる工程、ついで (ニ)(a) フルオロオレフイン40〜60モル%、シクロ
ヘキシルビニルエーテル5〜45モル%、アル
キルビニルエーテル5〜45モル%、ヒドロキ
シアルキルビニルエーテル3〜15モル%、お
よびその他の共単量体0〜30モル%よりなる
含フツ素共重合体と、 (b) 多価イソシアネート とを含有する上塗り塗料を塗布し、常温乾燥さ
せて上塗り塗膜を形成させる工程、 から成る防食被覆方法。 2 バインダーコート層に使用される扁平状顔料
が、鱗片状酸化鉄、ガラスフレーク、アルミ粉の
一種もしくは二種以上の混合物である特許請求の
範囲第1項記載の防食被覆方法。 3 フルオロオレフインがクロロトリフルオロエ
チレンおよび/またはテトラフルオロエチレンで
ある特許請求の範囲第1項記載の防食被覆方法。 4 アルキルビニルエーテルが炭素数2〜8の直
鎖状または分岐状のアルキル基を含有するもので
ある特許請求の範囲第1項記載の防食被覆方法。 5 ヒドロキシアルキルビニルエーテルがヒドロ
キシブチルビニルエーテルである特許請求の範囲
第1項記載の防食被覆方法。 6 (イ) 被塗物上に、油性系さび止め塗料または
アルキド樹脂さび止め塗料を下塗り塗料として
塗布し、常温乾燥させて下塗り塗膜を形成させ
る工程、 (ロ) 下塗り塗膜上に、扁平状顔料を含有するフエ
ノールアルキド樹脂系塗料を塗布し、常温乾燥
させてバインダーコート層を形成させる工程、 (ハ) バインダーコート層上に、扁平状顔料を含有
するエポキシ樹脂塗料を塗布し、常温乾燥させ
てシーラーコート層を形成させる工程、ついで (ニ)(a) フルオロオレフイン40〜60モル%、シクロ
ヘキシルビニルエーテル5〜45モル%、アル
キルビニルエーテル5〜45モル%、ヒドロキ
シアルキルビニルエーテル3〜15モル%、お
よびその他の共単量体0〜30モル%よりなる
含フツ素共重合体と、 (b) 多価イソシアネート とを含有する上塗り塗料を塗布し、常温乾燥さ
せて上塗り塗膜を形成させる工程、 から成る防食被覆方法。 7 バインダーコート層及びシーラーコート層に
使用される扁平状顔料が、鱗片状酸化鉄、ガラス
フレーク、アルミ粉の一種もしくは二種以上の混
合物である特許請求の範囲第6項記載の防食被覆
方法。 8 フルオロオレフインがクロロトリフルオロエ
チレンおよび/またはテトラフルオロエチレンで
ある特許請求の範囲第6項記載の防食被覆方法。 9 アルキルビニルエーテルが炭素数2〜8の直
鎖状または分岐状のアルキル基を含有するもので
ある特許請求の範囲第6項記載の防食被覆方法。 10 ヒドロキシアルキルビニルエーテルがヒド
ロキシブチルビニルエーテルである特許請求の範
囲第6項記載の防食被覆方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1635982A JPS58133869A (ja) | 1982-02-05 | 1982-02-05 | 防食被覆方法 |
| US06/460,383 US4436773A (en) | 1982-02-05 | 1983-01-24 | Anticorrosive coating process |
| GB08302024A GB2114915B (en) | 1982-02-05 | 1983-01-25 | Anticorrosive coating process |
| DE3303828A DE3303828C2 (de) | 1982-02-05 | 1983-02-04 | Korrosionsschutz-Beschichtungsverfahren |
| KR1019830000427A KR870001198B1 (ko) | 1982-02-05 | 1983-02-04 | 부식방지 코우팅 방법 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1635982A JPS58133869A (ja) | 1982-02-05 | 1982-02-05 | 防食被覆方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58133869A JPS58133869A (ja) | 1983-08-09 |
| JPS6141259B2 true JPS6141259B2 (ja) | 1986-09-13 |
Family
ID=11914141
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1635982A Granted JPS58133869A (ja) | 1982-02-05 | 1982-02-05 | 防食被覆方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58133869A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58205568A (ja) * | 1982-05-24 | 1983-11-30 | Nippon Steel Corp | 耐衝撃性にすぐれた自動車およびその他の車輌の塗装方法 |
-
1982
- 1982-02-05 JP JP1635982A patent/JPS58133869A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58133869A (ja) | 1983-08-09 |
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