JPS6144860B2 - - Google Patents
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- JPS6144860B2 JPS6144860B2 JP54011109A JP1110979A JPS6144860B2 JP S6144860 B2 JPS6144860 B2 JP S6144860B2 JP 54011109 A JP54011109 A JP 54011109A JP 1110979 A JP1110979 A JP 1110979A JP S6144860 B2 JPS6144860 B2 JP S6144860B2
- Authority
- JP
- Japan
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- gas
- acetonitrile
- column
- liquid
- extractive distillation
- Prior art date
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C253/00—Preparation of carboxylic acid nitriles
- C07C253/32—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
- C07C253/34—Separation; Purification
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S203/00—Distillation: processes, separatory
- Y10S203/03—Acrylonitrile
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S203/00—Distillation: processes, separatory
- Y10S203/20—Power plant
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、プロピレン又はイソブチレンのアン
モオキシデーシヨンにより生成するアクリロニト
リル又はメタクリロニトリルの如きオレフイン性
不飽和ニトリルを含む反応生成物の効率的な精製
法に関し、特に副生成物であるアセトニトリルの
効率の良い分離焼却方法に関する。
モオキシデーシヨンにより生成するアクリロニト
リル又はメタクリロニトリルの如きオレフイン性
不飽和ニトリルを含む反応生成物の効率的な精製
法に関し、特に副生成物であるアセトニトリルの
効率の良い分離焼却方法に関する。
上記アンモオキシデーシヨンにより得られる反
応ガスは、未反応アンモニア除去と同時に急冷さ
れ、次いで吸収塔において吸収水と向流接触せし
められ、塔頂から未反応プロピレン又は未反応イ
ソブチレン、一酸化炭素、二酸化炭素、窒素等か
らなる反応排ガスを排出し、塔底よりアクリロニ
トリル(AN)又はメタクリロニトリル、アセト
ニトリル(CH3CN)、青酸(HCN)、その他をを
含む水溶液として取り出される。この水溶液を次
いで上部から溶媒水が導入される抽出蒸留塔にか
けて、塔頂より主としてAN、又はメタクリロニ
トリル、HCN及び少量のH2Oを回収し、塔底か
ら主としてCH3CNを含む水溶液を取り出し、こ
のCH3CN水溶液を次いで放散塔に導いて、塔底
より実質的にCH3CNを含まない水を回収して吸
収塔、抽出蒸留塔に吸収水、溶媒として循環使用
し、塔頂よりCH3CN濃縮水が取り出されてい
る。
応ガスは、未反応アンモニア除去と同時に急冷さ
れ、次いで吸収塔において吸収水と向流接触せし
められ、塔頂から未反応プロピレン又は未反応イ
ソブチレン、一酸化炭素、二酸化炭素、窒素等か
らなる反応排ガスを排出し、塔底よりアクリロニ
トリル(AN)又はメタクリロニトリル、アセト
ニトリル(CH3CN)、青酸(HCN)、その他をを
含む水溶液として取り出される。この水溶液を次
いで上部から溶媒水が導入される抽出蒸留塔にか
けて、塔頂より主としてAN、又はメタクリロニ
トリル、HCN及び少量のH2Oを回収し、塔底か
ら主としてCH3CNを含む水溶液を取り出し、こ
のCH3CN水溶液を次いで放散塔に導いて、塔底
より実質的にCH3CNを含まない水を回収して吸
収塔、抽出蒸留塔に吸収水、溶媒として循環使用
し、塔頂よりCH3CN濃縮水が取り出されてい
る。
放散塔頂より取り出されるCH3CN濃縮水は通
常焼却処理されるが、この方法では、CH3CN濃
縮水に含まれる水の為焼却の際に加えるべき熱
量、即ち補助燃料の必要量の増大をもたらす。
常焼却処理されるが、この方法では、CH3CN濃
縮水に含まれる水の為焼却の際に加えるべき熱
量、即ち補助燃料の必要量の増大をもたらす。
本発明は、低減された燃料によつてCH3CNを
焼却処理することを可能にする方法を提供するも
のである。
焼却処理することを可能にする方法を提供するも
のである。
かくて、本発明は、プロピレン又はイソブチレ
ンのアンモオキシデーシヨンにより生成する反応
ガスを、急冷塔、水による吸収塔、オレフインニ
トリル抽出蒸留塔、アセトニトリル放散塔の順に
通して放散塔の塔頂より流出するアセトニトリル
濃縮液を、該アセトニトリル濃縮液温度との関係
において実質的にアセトニトリルは揮発せしめる
が、水は蒸発せしめない温度にあるガス中に揮発
拡散せしめて気液分離し、得られるアセトニトリ
ルを含むガスは次いで焼却処理に付し、得られる
液は気液分離系外に抜き出すことを特徴とする粗
オレフイン性不飽和ニトリルよりのアセトニトリ
ルの分離焼却方法に関するものである。
ンのアンモオキシデーシヨンにより生成する反応
ガスを、急冷塔、水による吸収塔、オレフインニ
トリル抽出蒸留塔、アセトニトリル放散塔の順に
通して放散塔の塔頂より流出するアセトニトリル
濃縮液を、該アセトニトリル濃縮液温度との関係
において実質的にアセトニトリルは揮発せしめる
が、水は蒸発せしめない温度にあるガス中に揮発
拡散せしめて気液分離し、得られるアセトニトリ
ルを含むガスは次いで焼却処理に付し、得られる
液は気液分離系外に抜き出すことを特徴とする粗
オレフイン性不飽和ニトリルよりのアセトニトリ
ルの分離焼却方法に関するものである。
本発明の方法を実施する場合、CH3CN放散塔
の塔頂より流出する濃縮液を更に蒸留により濃縮
したものをガス中に揮発拡散せしめることもでき
る。
の塔頂より流出する濃縮液を更に蒸留により濃縮
したものをガス中に揮発拡散せしめることもでき
る。
本発明の方法によれば、焼却処理される
CH3CN含有ガスは殆んど水を含まないガスで、
しかもCH3CN濃度を上昇せしめ得たガスである
為、焼却炉の小型化、焼却燃料の節減が最大限に
達成される。
CH3CN含有ガスは殆んど水を含まないガスで、
しかもCH3CN濃度を上昇せしめ得たガスである
為、焼却炉の小型化、焼却燃料の節減が最大限に
達成される。
又、放散塔頂よりのCH3CN濃縮液をそのまま
ガス中に揮発拡散しても、上記目的を十分達成し
得るが、その場合には、CH3CN濃縮部(還流凝
縮器を備えた蒸留塔が一般的)の設備が不用であ
り、従つてその運転費用、運転時の濃縮HCNの
詰り等のトラブルを消去することができる。
ガス中に揮発拡散しても、上記目的を十分達成し
得るが、その場合には、CH3CN濃縮部(還流凝
縮器を備えた蒸留塔が一般的)の設備が不用であ
り、従つてその運転費用、運転時の濃縮HCNの
詰り等のトラブルを消去することができる。
放散塔頂より流出するCH3CN濃縮液には、水
中にCH3CNの他、少量のアセトン、アクロレイ
ン、オキサゾール、プロピオニトリル、HCN等
が含まれる。これらはガス中に揮発拡散して一緒
に焼却される。
中にCH3CNの他、少量のアセトン、アクロレイ
ン、オキサゾール、プロピオニトリル、HCN等
が含まれる。これらはガス中に揮発拡散して一緒
に焼却される。
本発明において使用されるガスとしては、吸収
塔頂から排出される反応排ガスの他、空気その他
水に溶解しにくいガスならいずれも用い得るが、
反応排ガス自体焼却処理の必要があること、その
他一連の精製設備の一つから出るガスである点か
ら、吸収塔頂からの反応排ガスを用いるのが最も
合理的である。この反応排ガスを用いる場合、そ
の温度は通常約40℃であるから、実質的に
CH3CNが揮発し、水が蒸発しない為には、この
ガス中に噴霧すべきCH3CN濃縮液の温度は10〜
40℃の範囲のものが好ましい。
塔頂から排出される反応排ガスの他、空気その他
水に溶解しにくいガスならいずれも用い得るが、
反応排ガス自体焼却処理の必要があること、その
他一連の精製設備の一つから出るガスである点か
ら、吸収塔頂からの反応排ガスを用いるのが最も
合理的である。この反応排ガスを用いる場合、そ
の温度は通常約40℃であるから、実質的に
CH3CNが揮発し、水が蒸発しない為には、この
ガス中に噴霧すべきCH3CN濃縮液の温度は10〜
40℃の範囲のものが好ましい。
尚、本発明と直接の関係はないが、本発明の特
徴を明瞭ならしめる為に、特公昭45−36829号公
報及び特開昭50−149620号公報開示の発明につい
てふれておくと、前者は、抽出蒸留塔の塔底液の
一部を吸収塔の上部に廻して反応排ガスと接触さ
せ該塔底液中のCH3CN等を排ガス中に放散せし
めて、その排ガスを焼却処理する方法を開示する
ものである。この方法は、抽出蒸留塔底からの
CH3CN濃度の低い水溶液を反応排ガスと棚段塔
等において気液接触せしめるものである点で、
CH3CN濃度の高散塔頂よりの水溶液を反応排ガ
ス中に噴霧する本発明の方法と異なつている。又
吸収塔の流下水温はガス吸収の目的から低温であ
ることが望ましく、低温であればCH3CN、及び
その他の不純物の反応排ガス中への放散が不十分
であり、その為吸収塔底から抽出蒸留塔に入る水
溶液中のCH3CN及びその他の不純物濃度を増加
する結果となる(即ち、抽出蒸留塔底から吸収
塔、抽出蒸留塔上部に絶えずCH3CN及びその他
の不純物をリサイクルされる結果となる)ので、
抽出蒸留塔のCH3CN及びその他の不純物分離の
負荷を増し、抽出蒸留塔頂からの流出液の
CH3CN及びその他の不純物の濃度を上昇する結
果を招くという欠点がある。又後者は、抽出蒸留
塔の次の放散塔において稍高い温度の吸収塔頂か
らの反応排ガスを下から吹き込んで抽出蒸留塔底
流出水溶液のCH3CN放散を行ない、放散塔頂よ
り排出されるガスを焼却する方法を開示してい
る。しかし、この焼却されるべきガスには水が十
分量含まれており、焼却燃料の使用量が大とな
る。尚両者の方法共に抽出蒸留塔底からの
CH3CN濃度の低い多量の水溶液を反応排ガスと
の接触に用いている為、本発明の方法のように反
応排ガス中に液状噴霧しても含有CH3CNのガス
中への揮発拡散は極めて不十分に行なわれるだけ
であり、従つて本発明の如きガス中への液状噴霧
による揮散という方法は採用できない。
徴を明瞭ならしめる為に、特公昭45−36829号公
報及び特開昭50−149620号公報開示の発明につい
てふれておくと、前者は、抽出蒸留塔の塔底液の
一部を吸収塔の上部に廻して反応排ガスと接触さ
せ該塔底液中のCH3CN等を排ガス中に放散せし
めて、その排ガスを焼却処理する方法を開示する
ものである。この方法は、抽出蒸留塔底からの
CH3CN濃度の低い水溶液を反応排ガスと棚段塔
等において気液接触せしめるものである点で、
CH3CN濃度の高散塔頂よりの水溶液を反応排ガ
ス中に噴霧する本発明の方法と異なつている。又
吸収塔の流下水温はガス吸収の目的から低温であ
ることが望ましく、低温であればCH3CN、及び
その他の不純物の反応排ガス中への放散が不十分
であり、その為吸収塔底から抽出蒸留塔に入る水
溶液中のCH3CN及びその他の不純物濃度を増加
する結果となる(即ち、抽出蒸留塔底から吸収
塔、抽出蒸留塔上部に絶えずCH3CN及びその他
の不純物をリサイクルされる結果となる)ので、
抽出蒸留塔のCH3CN及びその他の不純物分離の
負荷を増し、抽出蒸留塔頂からの流出液の
CH3CN及びその他の不純物の濃度を上昇する結
果を招くという欠点がある。又後者は、抽出蒸留
塔の次の放散塔において稍高い温度の吸収塔頂か
らの反応排ガスを下から吹き込んで抽出蒸留塔底
流出水溶液のCH3CN放散を行ない、放散塔頂よ
り排出されるガスを焼却する方法を開示してい
る。しかし、この焼却されるべきガスには水が十
分量含まれており、焼却燃料の使用量が大とな
る。尚両者の方法共に抽出蒸留塔底からの
CH3CN濃度の低い多量の水溶液を反応排ガスと
の接触に用いている為、本発明の方法のように反
応排ガス中に液状噴霧しても含有CH3CNのガス
中への揮発拡散は極めて不十分に行なわれるだけ
であり、従つて本発明の如きガス中への液状噴霧
による揮散という方法は採用できない。
本発明においては、放散塔頂よりのCH3CN濃
縮液を反応排ガス中等に液状噴霧することを特徴
とするので、前出両公報開示の方法に比べて放散
塔における消費がエネルギーが大きいという欠点
が考えられるが、この点は、例えば特公昭53−
6134号公報のFIG.1等で開示されている抽出蒸留
塔と放散塔を上下1本に連結して用いることによ
り消費エネルギーの低減を図ることができる。従
つて本発明においては、このようなタイプの抽出
蒸留塔と放散塔の組合せを用いることが望まし
い。
縮液を反応排ガス中等に液状噴霧することを特徴
とするので、前出両公報開示の方法に比べて放散
塔における消費がエネルギーが大きいという欠点
が考えられるが、この点は、例えば特公昭53−
6134号公報のFIG.1等で開示されている抽出蒸留
塔と放散塔を上下1本に連結して用いることによ
り消費エネルギーの低減を図ることができる。従
つて本発明においては、このようなタイプの抽出
蒸留塔と放散塔の組合せを用いることが望まし
い。
揮散後気液分離捕集される水及び他の不揮発成
分からなる残液は、抜き出して廃水として発棄処
理してもよい。水バランス上回収循環使用水の他
に若干の廃棄水が出ること、及び比較的少量の
CH3CN濃縮水からの水である点で廃水に廻る部
分が多いが、循環使用する場合は、少なくとも抽
出蒸留塔底部以降に導入して使用することが望ま
しい。これにより抽出蒸留塔乃至吸収塔への
CH3CN及びその他の不純物の再負荷、抽出蒸留
塔頂粗AN又は粗メタクリロニトリル中への
CH3CN及びその他の不純物濃度の上昇を避ける
ことができる。前記両公報開示の方法では、抽出
蒸留塔底よりの多量の低CH3CN濃度水溶液を直
接吸収塔上部へ、又はガスによる放散塔に通し
て、吸収塔、抽出蒸留塔上部に循環使用する必要
を生じる為吸収塔、抽出蒸留塔へのCH3CN及び
その他の不純物の再循環負荷の増大、粗ANへの
CH3CN及びその他の不純物含量の増加を避ける
ことができない。
分からなる残液は、抜き出して廃水として発棄処
理してもよい。水バランス上回収循環使用水の他
に若干の廃棄水が出ること、及び比較的少量の
CH3CN濃縮水からの水である点で廃水に廻る部
分が多いが、循環使用する場合は、少なくとも抽
出蒸留塔底部以降に導入して使用することが望ま
しい。これにより抽出蒸留塔乃至吸収塔への
CH3CN及びその他の不純物の再負荷、抽出蒸留
塔頂粗AN又は粗メタクリロニトリル中への
CH3CN及びその他の不純物濃度の上昇を避ける
ことができる。前記両公報開示の方法では、抽出
蒸留塔底よりの多量の低CH3CN濃度水溶液を直
接吸収塔上部へ、又はガスによる放散塔に通し
て、吸収塔、抽出蒸留塔上部に循環使用する必要
を生じる為吸収塔、抽出蒸留塔へのCH3CN及び
その他の不純物の再循環負荷の増大、粗ANへの
CH3CN及びその他の不純物含量の増加を避ける
ことができない。
本発明において液状噴霧されるCH3CN濃縮液
は、通常1〜15重量%、好ましくは3〜10重量%
のCH3CN濃度の水溶液であり、その液量は通常
AN又はメタクリロニトリル1ton当り0.05〜
1.5ton、好ましくは0.1〜1.0tonである。
は、通常1〜15重量%、好ましくは3〜10重量%
のCH3CN濃度の水溶液であり、その液量は通常
AN又はメタクリロニトリル1ton当り0.05〜
1.5ton、好ましくは0.1〜1.0tonである。
揮散装置としては、スプレー塔、充填塔、その
他いずれの気液接触装置も用い得るが、本発明の
方法では、スプレー塔が十分効果的に用いられる
から、装置の簡単さ、運転コストの安い点からス
プレー塔が望ましい。
他いずれの気液接触装置も用い得るが、本発明の
方法では、スプレー塔が十分効果的に用いられる
から、装置の簡単さ、運転コストの安い点からス
プレー塔が望ましい。
気液分離装置としては、サイクロン等も用い得
るが単純な重力沈降装置で十分である。
るが単純な重力沈降装置で十分である。
焼却炉としては、強制通風炉、自然通風炉等通
常の焼却炉であれば良い。
常の焼却炉であれば良い。
図面に本発明の一実施態様のフローシートを示
す。図において、1は吸収塔、2は精製塔、3は
その抽出蒸留部、4はその放散部、5はリボイラ
ー、6は凝縮器、7はドラム、8は気液分離装置
を示す。
す。図において、1は吸収塔、2は精製塔、3は
その抽出蒸留部、4はその放散部、5はリボイラ
ー、6は凝縮器、7はドラム、8は気液分離装置
を示す。
粗ANからCH3CNを分離焼却する方法について
説明すると、反応ガスはライン9より吸収塔1の
下部に入り、塔1の上部より供給される吸収水と
気液接触されて塔頂よりライン10を通つて約40
℃の排ガスとして排出される。吸収液は、吸収塔
1の塔底よりライン11をとおり、精製塔2の抽
出蒸留部3の下部に入る。塔内液は放散部4の下
部においてリボイラー5で加熱される。抽出蒸留
部3の頂部よりライン12をとおりAN、HCN、
H2Oからなる粗ANが取り出される。放散部4の
上部ライン13よりCH3CN濃縮蒸気が取り出さ
れ、凝縮器6で冷却凝縮されドラム7に溜められ
る。ドラム7の液は、ライン14を通り排ガスラ
イン10中に液状噴霧される。噴霧液中の
CH3CNその他の不純物は排ガス中に揮発拡散
し、気液分離装置8で気液分離され、CH3CN及
びその他の不純物を含むガスはライン15より焼
却炉に導かれる。気液分離装置8で分離された液
は、ライン16から廃棄され、ライン17より一
部放散部4に入る。放散塔4の底部からは
CH3CNを実質的に含まない水が取り出され、リ
ボイラー5を通つて加熱され4内に戻され、一部
は廃棄され、他は吸収塔1の上部に、又は精製塔
2の抽出蒸留部3の上部に導入循環使用される。
説明すると、反応ガスはライン9より吸収塔1の
下部に入り、塔1の上部より供給される吸収水と
気液接触されて塔頂よりライン10を通つて約40
℃の排ガスとして排出される。吸収液は、吸収塔
1の塔底よりライン11をとおり、精製塔2の抽
出蒸留部3の下部に入る。塔内液は放散部4の下
部においてリボイラー5で加熱される。抽出蒸留
部3の頂部よりライン12をとおりAN、HCN、
H2Oからなる粗ANが取り出される。放散部4の
上部ライン13よりCH3CN濃縮蒸気が取り出さ
れ、凝縮器6で冷却凝縮されドラム7に溜められ
る。ドラム7の液は、ライン14を通り排ガスラ
イン10中に液状噴霧される。噴霧液中の
CH3CNその他の不純物は排ガス中に揮発拡散
し、気液分離装置8で気液分離され、CH3CN及
びその他の不純物を含むガスはライン15より焼
却炉に導かれる。気液分離装置8で分離された液
は、ライン16から廃棄され、ライン17より一
部放散部4に入る。放散塔4の底部からは
CH3CNを実質的に含まない水が取り出され、リ
ボイラー5を通つて加熱され4内に戻され、一部
は廃棄され、他は吸収塔1の上部に、又は精製塔
2の抽出蒸留部3の上部に導入循環使用される。
次に実施例を示す。
実施例
全段数85段の精製塔より数えて、25段の位置で
蒸気を0.2T/T-ANの割合で抜き出し、凝縮器に
て40℃まで凝縮させドラムを貯めた。この蒸気組
成は、アセトニトリル8.36重量%、青酸3.09重量
%、水87.0重量%でありその他別量の有機物を含
んでいた。このドラムの液を、温度40℃の吸収塔
の排ガス中に、0.2T/T-ANの割合で、噴霧させ
大部分の有機物を吸収塔の排ガス中に揮散させ、
残液を気液分離装置から系外に抜き出した。この
時気液分離装置から、抜き出した残液の組成は、
アセトニトリル1.22重量%、青酸1.29重量%、水
97.0重量%、その他微量の有機物であつた。又、
この操作を実施しても、AN製品中の不純物(ア
セトニトリル、青酸、アセトン、オキサゾール
等)の増加は認められなかつた。一方吸収塔よ
り、焼却炉へ行くガス中の水分の濃度は、6.5〜
7容量%と非常に低かつた。
蒸気を0.2T/T-ANの割合で抜き出し、凝縮器に
て40℃まで凝縮させドラムを貯めた。この蒸気組
成は、アセトニトリル8.36重量%、青酸3.09重量
%、水87.0重量%でありその他別量の有機物を含
んでいた。このドラムの液を、温度40℃の吸収塔
の排ガス中に、0.2T/T-ANの割合で、噴霧させ
大部分の有機物を吸収塔の排ガス中に揮散させ、
残液を気液分離装置から系外に抜き出した。この
時気液分離装置から、抜き出した残液の組成は、
アセトニトリル1.22重量%、青酸1.29重量%、水
97.0重量%、その他微量の有機物であつた。又、
この操作を実施しても、AN製品中の不純物(ア
セトニトリル、青酸、アセトン、オキサゾール
等)の増加は認められなかつた。一方吸収塔よ
り、焼却炉へ行くガス中の水分の濃度は、6.5〜
7容量%と非常に低かつた。
比較例
一方実施例の精製塔の25段より蒸気を0.45T/T
−ANの割合で抜き出し、この蒸気を全段数10段
のアセトニトリルニトリル濃縮塔の塔底に導き、
塔頂よりアセトニトリル21.6重量%、青酸5.0重
量%、水73.4重量%その他微量の有機物からなる
留出液を0.09T/T-ANの割合で得た。
−ANの割合で抜き出し、この蒸気を全段数10段
のアセトニトリルニトリル濃縮塔の塔底に導き、
塔頂よりアセトニトリル21.6重量%、青酸5.0重
量%、水73.4重量%その他微量の有機物からなる
留出液を0.09T/T-ANの割合で得た。
この留出液を廃ガス焼却炉にて、噴霧焼却し
た。この時実施例と比較して精製塔の蒸気は0.23
T/T-AN多く必要であり又廃ガス焼却炉での補
助燃料も大巾に増加した。
た。この時実施例と比較して精製塔の蒸気は0.23
T/T-AN多く必要であり又廃ガス焼却炉での補
助燃料も大巾に増加した。
図面は、本発明の一実施態様のフローシートを
示す。 1……吸収塔、2……精製塔、3……抽出蒸留
部、4……放散部、5……リボイラー、6……凝
縮器、7……ドラム、8……気液分離装置。
示す。 1……吸収塔、2……精製塔、3……抽出蒸留
部、4……放散部、5……リボイラー、6……凝
縮器、7……ドラム、8……気液分離装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 プロピレン又はイソブチレンのアンモオキシ
デーシヨンにより生成する反応ガスを、急冷塔、
水による吸収塔、オレフインニトリルの抽出蒸留
塔、アセトニトリルの放散塔の順に通して放散塔
の塔頂より流出するアセトニトリル濃縮液を、そ
のまま、又は更に濃縮して、該アセトニトリル濃
縮液温度との関係において実質的にアセトニトリ
ルは揮発せしめるが、水は蒸発せしめない温度に
あるガス中に揮散せしめて気液分離し、得られる
ガスは次いで焼却処理に付し、得られる液は気液
分離系外に抜き出すことを特徴とする粗オレフイ
ン性不飽和ニトリルよりのアセトニトリルの分離
焼却方法。 2 ガスが吸収塔頂より出る反応排ガスである特
許請求の範囲第1項記載の粗オレフイン性不飽和
ニトリルよりのアセトニトリルの分離焼却方法。 3 気液分離して得られる液は、その一部を抽出
蒸留塔下部以降に循環使用する特許請求の範囲第
1項記載の粗オレフイン性不飽和ニトリルよりの
アセトニトリルの分離焼却方法。 4 抽出蒸留塔と放散塔を実質的に一体として加
熱エネルギーを放散塔底より与える特許請求の範
囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の粗オレフ
イン性不飽和ニトリルよりのアセトニトリルの分
離焼却方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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