JPS6145581B2 - - Google Patents
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- JPS6145581B2 JPS6145581B2 JP1218778A JP1218778A JPS6145581B2 JP S6145581 B2 JPS6145581 B2 JP S6145581B2 JP 1218778 A JP1218778 A JP 1218778A JP 1218778 A JP1218778 A JP 1218778A JP S6145581 B2 JPS6145581 B2 JP S6145581B2
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 8
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
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- 230000036506 anxiety Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は動力舵取装置の操舵力制御装置に関す
る。
る。
従来から動力舵取装置の操舵力制御装置とし
て、操舵力を車速に応じて大きくするには大別し
て次に述べる2つの手段がある(以下、第1手
段、第2手段として説明する)。
て、操舵力を車速に応じて大きくするには大別し
て次に述べる2つの手段がある(以下、第1手
段、第2手段として説明する)。
第1手段;動力舵取装置への供給流量を車速の
増加に応じて減少させ、この動力舵取装置のコン
トロールバルブ自体のもつ特性を利用して操舵力
を大きくする手段である。
増加に応じて減少させ、この動力舵取装置のコン
トロールバルブ自体のもつ特性を利用して操舵力
を大きくする手段である。
具体的には、車速の所定値以上の増大、又はよ
り簡便には、エンジン回転数の所定値以上の増大
によつて動力舵取装置へ供給する圧力流体の供給
量を減少させる機能を有するポンプを利用し、低
速走行時には動力舵取装置へ充分な流量を供給し
て動力舵取装置の充分な出力により軽快なハンド
ル操作を得られるようにし、一方、高速走行時に
は流量を減少させて動力舵取装置の出力を抑え、
これにより適度に重く安定したハンドル操作が行
なえるようにする。
り簡便には、エンジン回転数の所定値以上の増大
によつて動力舵取装置へ供給する圧力流体の供給
量を減少させる機能を有するポンプを利用し、低
速走行時には動力舵取装置へ充分な流量を供給し
て動力舵取装置の充分な出力により軽快なハンド
ル操作を得られるようにし、一方、高速走行時に
は流量を減少させて動力舵取装置の出力を抑え、
これにより適度に重く安定したハンドル操作が行
なえるようにする。
動力舵取装置のシリンダ通路をバイパスさせる
方法も、この第1手段の一種である。
方法も、この第1手段の一種である。
第2手段;動力舵取装置に油圧反力室を設け、
そこに供給する圧力を車速に応じて増加させ、操
舵力を大きくする手段である。
そこに供給する圧力を車速に応じて増加させ、操
舵力を大きくする手段である。
しかしながら上記2つの手段にはそれぞれ下記
の欠点があつた。即ち第1手段は流量変化による
バルブ特性の変化を利用するためその特性は第5
図のごとくであり、出力が比較的小さい範囲では
車速による操舵力変化は大きいが(第5図中のa
が大)、出力が大きくなると車速による操舵力変
化は小さくなつてしまう(第5図中のbが小)。
したがつて、高速道路での車線変更等では(小出
力時)、操舵力が重く安定感を得られるが、曲り
くねつた道を高速で走るような場合は(大出力
時)、操舵力の増加感が少なく、安定感に欠ける
ことになる。
の欠点があつた。即ち第1手段は流量変化による
バルブ特性の変化を利用するためその特性は第5
図のごとくであり、出力が比較的小さい範囲では
車速による操舵力変化は大きいが(第5図中のa
が大)、出力が大きくなると車速による操舵力変
化は小さくなつてしまう(第5図中のbが小)。
したがつて、高速道路での車線変更等では(小出
力時)、操舵力が重く安定感を得られるが、曲り
くねつた道を高速で走るような場合は(大出力
時)、操舵力の増加感が少なく、安定感に欠ける
ことになる。
即ち、動力舵取装置の作動源は、結局は圧力流
体の圧力であるので、高速走行時に流量を減少さ
せても動力舵取装置の作動状態によつて供給圧力
が高圧となつてしまうような条件下では、低速走
行時と大差ない操舵力によつて充分な出力を発生
してしまい、その結果、高速走行時の操舵力が軽
くなりすぎて運転者に不安感を与え、そして特に
上記機能を有するポンプの多くは、その機構上、
供給流体圧力が上昇するとこれによつて供給量を
増大させる傾向があるため、一層上記欠点を助長
させることになる。一方第2手段は油圧反力室へ
の圧力により操舵力を変化させるためその特性は
第6図のごとくであり、前記第1手段の場合とは
逆に、出力の大きい範囲では車速による操舵力変
化が大きいが(第6図中のdが大)、出力の小さ
い範囲ではそれが小さく(第6図中のcが小)、
高速道路の車線変更等では十分な安定感が望めな
い。
体の圧力であるので、高速走行時に流量を減少さ
せても動力舵取装置の作動状態によつて供給圧力
が高圧となつてしまうような条件下では、低速走
行時と大差ない操舵力によつて充分な出力を発生
してしまい、その結果、高速走行時の操舵力が軽
くなりすぎて運転者に不安感を与え、そして特に
上記機能を有するポンプの多くは、その機構上、
供給流体圧力が上昇するとこれによつて供給量を
増大させる傾向があるため、一層上記欠点を助長
させることになる。一方第2手段は油圧反力室へ
の圧力により操舵力を変化させるためその特性は
第6図のごとくであり、前記第1手段の場合とは
逆に、出力の大きい範囲では車速による操舵力変
化が大きいが(第6図中のdが大)、出力の小さ
い範囲ではそれが小さく(第6図中のcが小)、
高速道路の車線変更等では十分な安定感が望めな
い。
本発明は、上記のような第1手段における大出
力時の操舵力変化の小さい欠点、及び第2手段に
おける小出力時の操舵力変化が小さい欠点の両者
を解決するために、車速の所定値以上の増大、又
はより簡便には、エンジン回転数の所定値以上の
増大によつて動力舵取装置へ供給する圧力流体の
供給量を減少させる機能を有するポンプを利用し
て、高速走行時には動力舵取装置の作動によつて
上昇する供給通路内の圧力をその動力舵取装置の
油圧反力室内に導入できるようにすることによ
り、たとえ高速走行時に上記供給通路内の圧力が
高圧となり、かつこの圧力によつてポンプが供給
流量を増大させて動力舵取装置の出力を大きくし
たとしても、この際には上記油圧反力室内に導入
した同じ高圧の圧力によつて舵取ハンドルに操舵
反力を付与させ、これにより、出力のすべての範
囲にわたつて車速による操舵力変化が大きく、あ
らゆる高速走行時に安定感のある快適なハンドル
操作を確保できるようにした動力舵取装置の操舵
力制御装置を提供するものである。
力時の操舵力変化の小さい欠点、及び第2手段に
おける小出力時の操舵力変化が小さい欠点の両者
を解決するために、車速の所定値以上の増大、又
はより簡便には、エンジン回転数の所定値以上の
増大によつて動力舵取装置へ供給する圧力流体の
供給量を減少させる機能を有するポンプを利用し
て、高速走行時には動力舵取装置の作動によつて
上昇する供給通路内の圧力をその動力舵取装置の
油圧反力室内に導入できるようにすることによ
り、たとえ高速走行時に上記供給通路内の圧力が
高圧となり、かつこの圧力によつてポンプが供給
流量を増大させて動力舵取装置の出力を大きくし
たとしても、この際には上記油圧反力室内に導入
した同じ高圧の圧力によつて舵取ハンドルに操舵
反力を付与させ、これにより、出力のすべての範
囲にわたつて車速による操舵力変化が大きく、あ
らゆる高速走行時に安定感のある快適なハンドル
操作を確保できるようにした動力舵取装置の操舵
力制御装置を提供するものである。
以下図示実施例について本発明を説明すると、
第1図において、1は図示しないエンジンによつ
て駆動される従来公知のポンプ、2はこのポンプ
の吐出側と導管3を介して接続した従来公知の動
力舵取装置で、上記ポンプ1が動力舵取装置2へ
供給する圧力流体の供給量は、例えば第3図に示
すように、エンジン回転数の所定値以上の増大に
より減少するように設定してある。なおポンプ1
の種類としては、動力舵取装置1への供給量をエ
ンジン回転数の所定値以上の増大により減少させ
る機能を有すればよく、例えばポンプの吐出量自
体を減少させるものでも、またポンプの吐出量は
増大してもその吐出量の一部をタンク側に還流さ
せることにより結果的に動力舵取装置1への供給
量を減少させるものでもよい。さらに動力舵取装
置2の排出側は導管4を介してタンク5に接続し
ている。
第1図において、1は図示しないエンジンによつ
て駆動される従来公知のポンプ、2はこのポンプ
の吐出側と導管3を介して接続した従来公知の動
力舵取装置で、上記ポンプ1が動力舵取装置2へ
供給する圧力流体の供給量は、例えば第3図に示
すように、エンジン回転数の所定値以上の増大に
より減少するように設定してある。なおポンプ1
の種類としては、動力舵取装置1への供給量をエ
ンジン回転数の所定値以上の増大により減少させ
る機能を有すればよく、例えばポンプの吐出量自
体を減少させるものでも、またポンプの吐出量は
増大してもその吐出量の一部をタンク側に還流さ
せることにより結果的に動力舵取装置1への供給
量を減少させるものでもよい。さらに動力舵取装
置2の排出側は導管4を介してタンク5に接続し
ている。
然して、6は上記導管3の途中に設けたオリフ
イス、7はこのオリフイス6前後の圧力差に応じ
て上記動力舵取装置2の油圧反力室を供給側の導
管3又はタンク5側の導管4に切換接続する流路
切換弁で、この切換弁7の本体内にはスプール8
を摺動自在に密嵌してその前後に室9,10を画
成し、一方の室9を導管11を介して上記オリフ
イス6より上流側の導管3に接続し、他方の室1
0を導管12を介してそのオリフイス6より下流
側の導管3に接続している。また低圧側の室10
内にはばね13を収納し、このばね13の弾撥力
により通常は上記スプール7を図示位置に保持さ
せている。
イス、7はこのオリフイス6前後の圧力差に応じ
て上記動力舵取装置2の油圧反力室を供給側の導
管3又はタンク5側の導管4に切換接続する流路
切換弁で、この切換弁7の本体内にはスプール8
を摺動自在に密嵌してその前後に室9,10を画
成し、一方の室9を導管11を介して上記オリフ
イス6より上流側の導管3に接続し、他方の室1
0を導管12を介してそのオリフイス6より下流
側の導管3に接続している。また低圧側の室10
内にはばね13を収納し、このばね13の弾撥力
により通常は上記スプール7を図示位置に保持さ
せている。
さらに、上記スプール8の外周に環状溝14を
刻設するとともに、このスプール8を嵌装した孔
15の内周面に2つの環状溝16,17を刻設
し、一方の環状溝16はスプール8に形成した内
部通路18を介して高圧側の室9に、他方の環状
溝17は導管19を介してタンク5側の導管4
に、それぞれ常時連通するように接続している。
また、流路切換弁7の本体には上記一対の環状溝
16,17間において環状溝14内に常時開口す
るポート20を形成し、このポート20と動力舵
取装置2の油圧反力室(図示せず)とを導管21
を介して接続している。そして上記一対の環状溝
16,17間のランド部22の幅に対してスプー
ル8の環状溝14の幅を略同一か或いは僅かに狭
く設定し、スプールの図示位置においては環状溝
14,16を互いに重合させて上記油圧反力室を
導管21、ポート20、環状溝14,16、内部
通路18、室9および導管11を介して供給側の
導管3に連通させ、一方スプール8の下方への変
位時には環状溝14,17を互いに重合させて上
記油圧反力室を導管21、ポート20、環状溝1
4,17および導管19を介してタンク5側の導
管4に連通させることができるようにしている。
刻設するとともに、このスプール8を嵌装した孔
15の内周面に2つの環状溝16,17を刻設
し、一方の環状溝16はスプール8に形成した内
部通路18を介して高圧側の室9に、他方の環状
溝17は導管19を介してタンク5側の導管4
に、それぞれ常時連通するように接続している。
また、流路切換弁7の本体には上記一対の環状溝
16,17間において環状溝14内に常時開口す
るポート20を形成し、このポート20と動力舵
取装置2の油圧反力室(図示せず)とを導管21
を介して接続している。そして上記一対の環状溝
16,17間のランド部22の幅に対してスプー
ル8の環状溝14の幅を略同一か或いは僅かに狭
く設定し、スプールの図示位置においては環状溝
14,16を互いに重合させて上記油圧反力室を
導管21、ポート20、環状溝14,16、内部
通路18、室9および導管11を介して供給側の
導管3に連通させ、一方スプール8の下方への変
位時には環状溝14,17を互いに重合させて上
記油圧反力室を導管21、ポート20、環状溝1
4,17および導管19を介してタンク5側の導
管4に連通させることができるようにしている。
また上記流路切換弁7の本体には、上記動力舵
取装置2の作動時に上記スプール8を拘束して変
位しないように保持する係止装置23を設けてい
る。すなわち、24は記環状溝17に連通させて
上記孔15と直交する方向に形成した孔、25は
この孔24内に摺動自在に密嵌したプランジヤ
で、このプランジヤ25の先端は上記スプール8
の外周面に対向させ、その左方への移動時にはス
プール8の外周面に当接してそのスプール8を拘
束することができるようにしている。26,27
は上記プランジヤ25によつて画成した室で、ス
プール8側の室26にはばね28を収納し、この
ばね28の弾撥力により通常はプランジヤ25を
スプール8に当接しない位置に保持させている。
一方、他側の室27は導管29を介して供給側導
管3に連通させ、導管3すなわち室27内の圧力
が所定値以上となつたときは、上記ばね28に抗
してプランジヤ25を左行させることができるよ
うにしている。
取装置2の作動時に上記スプール8を拘束して変
位しないように保持する係止装置23を設けてい
る。すなわち、24は記環状溝17に連通させて
上記孔15と直交する方向に形成した孔、25は
この孔24内に摺動自在に密嵌したプランジヤ
で、このプランジヤ25の先端は上記スプール8
の外周面に対向させ、その左方への移動時にはス
プール8の外周面に当接してそのスプール8を拘
束することができるようにしている。26,27
は上記プランジヤ25によつて画成した室で、ス
プール8側の室26にはばね28を収納し、この
ばね28の弾撥力により通常はプランジヤ25を
スプール8に当接しない位置に保持させている。
一方、他側の室27は導管29を介して供給側導
管3に連通させ、導管3すなわち室27内の圧力
が所定値以上となつたときは、上記ばね28に抗
してプランジヤ25を左行させることができるよ
うにしている。
以上の構成を有するため、エンジン回転数が低
いとき、すなわち一般的には車両の低速走行時に
は、第3図から理解されるように、ポンプ1から
動力舵取装置2に供給される供給量が大きく、し
たがつて上記オリフイス6前後の圧力差が大きい
ため、導管11,12を介してそれぞれオリフイ
ス6の前後に連通された室9,10間の圧力差も
大きくなり、スプール8はばね13に抗して下方
に変位される。すると上述したように、環状溝1
4と17とが相互に重合して動力舵取装置2の油
圧反力室をタンク5側の導管4に連通させるた
め、上記油圧反力室には流体反力が導入されるこ
とはない。したがつて、この状態で動力舵取装置
を作動させることにより上記供給側導管3内の流
体圧力が上昇してもこの圧力が油圧反力室内に導
入されることがないため、操向抵抗の大きな低速
走行時において軽快な操舵を行うことができるよ
うになる。なお、このときの導管3内の油圧と操
舵力との関係は第4図の特性曲線Aで示される。
いとき、すなわち一般的には車両の低速走行時に
は、第3図から理解されるように、ポンプ1から
動力舵取装置2に供給される供給量が大きく、し
たがつて上記オリフイス6前後の圧力差が大きい
ため、導管11,12を介してそれぞれオリフイ
ス6の前後に連通された室9,10間の圧力差も
大きくなり、スプール8はばね13に抗して下方
に変位される。すると上述したように、環状溝1
4と17とが相互に重合して動力舵取装置2の油
圧反力室をタンク5側の導管4に連通させるた
め、上記油圧反力室には流体反力が導入されるこ
とはない。したがつて、この状態で動力舵取装置
を作動させることにより上記供給側導管3内の流
体圧力が上昇してもこの圧力が油圧反力室内に導
入されることがないため、操向抵抗の大きな低速
走行時において軽快な操舵を行うことができるよ
うになる。なお、このときの導管3内の油圧と操
舵力との関係は第4図の特性曲線Aで示される。
次に、エンジン回転数が高いとき、すなわち一
般的には車両の高速走行時には、ポンプ1から動
力舵取装置2に供給される圧力流体の供給量が減
少するため、上記オリフイス6前後の圧力差、つ
まり室9,10間の圧力差が小さくなり、スプー
ル8はばね13の弾撥力により上方に変位されて
環状溝14を環状溝16に重合させる。その結
果、油圧反力室は供給側導管3に連通されるた
め、その油圧反力室には流体圧力が導入されるよ
うになる。この状態で動力舵取装置2を作動させ
れば、供給側導管3内の流体圧力が上昇し、この
圧力が油圧反力室内に導入されるので操舵反力が
おきくなり(第4図曲線B参照)したがつて操向
抵抗の小さな高速走行時において適度に重く安定
した操舵を行うことができる。そしてこの際、前
述したようにポンプ1の多くは上記供給側導管3
内の流体圧力が上昇すると供給量を増大させてし
まい、これによりオリフイス6前後の圧力差を大
きくしてスプール8を下方に変位させようとする
が、本実施例においては、ポンプ1が供給側導管
3内の流体圧力の上昇によつて供給量を増大さ
せ、次にこの供給量の増大によりオリフイス6前
後の圧力差が大きくなり、さらにこの圧力差の増
加によりスプール8が変位を開始するという時間
が経過する以前に、上記導管3に連通する室27
内の圧力上昇により直ちにプランジヤ25がばね
28に抗して左行し、上記スプール8を拘束する
ため、上記ポンプ1が流量を増大させてもスプー
ル8は変位することができず、したがつて供給側
導管3内の液圧が油圧反力室内に導入され続け
る。なお、動力舵取装置2の作動による導管3内
の圧力上昇はオリフイス6前後で実質的に等しい
ので、その圧力上昇によりスプール8が変位して
しまうといつたことはない。
般的には車両の高速走行時には、ポンプ1から動
力舵取装置2に供給される圧力流体の供給量が減
少するため、上記オリフイス6前後の圧力差、つ
まり室9,10間の圧力差が小さくなり、スプー
ル8はばね13の弾撥力により上方に変位されて
環状溝14を環状溝16に重合させる。その結
果、油圧反力室は供給側導管3に連通されるた
め、その油圧反力室には流体圧力が導入されるよ
うになる。この状態で動力舵取装置2を作動させ
れば、供給側導管3内の流体圧力が上昇し、この
圧力が油圧反力室内に導入されるので操舵反力が
おきくなり(第4図曲線B参照)したがつて操向
抵抗の小さな高速走行時において適度に重く安定
した操舵を行うことができる。そしてこの際、前
述したようにポンプ1の多くは上記供給側導管3
内の流体圧力が上昇すると供給量を増大させてし
まい、これによりオリフイス6前後の圧力差を大
きくしてスプール8を下方に変位させようとする
が、本実施例においては、ポンプ1が供給側導管
3内の流体圧力の上昇によつて供給量を増大さ
せ、次にこの供給量の増大によりオリフイス6前
後の圧力差が大きくなり、さらにこの圧力差の増
加によりスプール8が変位を開始するという時間
が経過する以前に、上記導管3に連通する室27
内の圧力上昇により直ちにプランジヤ25がばね
28に抗して左行し、上記スプール8を拘束する
ため、上記ポンプ1が流量を増大させてもスプー
ル8は変位することができず、したがつて供給側
導管3内の液圧が油圧反力室内に導入され続け
る。なお、動力舵取装置2の作動による導管3内
の圧力上昇はオリフイス6前後で実質的に等しい
ので、その圧力上昇によりスプール8が変位して
しまうといつたことはない。
ところで、上記説明で明らかにしたような車速
が大になるにつれ供給流量を減少させる、第3図
に示すような流量特性をもつポンプを使用し、流
路切換弁を設ける構成とすることの意味は、流量
変化による操舵力変化と反力室への供給圧力変化
による操舵力変化の両方を利用することにあり、
かかる構成によつて示される特性は第4図に示さ
れたものとなる。
が大になるにつれ供給流量を減少させる、第3図
に示すような流量特性をもつポンプを使用し、流
路切換弁を設ける構成とすることの意味は、流量
変化による操舵力変化と反力室への供給圧力変化
による操舵力変化の両方を利用することにあり、
かかる構成によつて示される特性は第4図に示さ
れたものとなる。
先ず、前述したように流路切換弁7を備えない
従来の動力舵取装置の操舵力制御装置において
は、エンジン回転数が高く、ポンプから動力舵取
装置へ供給する圧力流体の供給量が小さい状態で
動力舵取装置2を作動させる場合、即ち、前記第
1手段に相当する場合は、第4図の特性曲線Cで
示すように、動力舵取装置2の作動による導管3
内の圧力上昇が小さい領域では供給量の差に応じ
た良好な特性を示すとしても、その圧力上昇が高
くなると動力舵取装置2の出力も圧力上昇に伴な
つて低速走行すなわち供給量が大きいときと同様
に大きくなつてしまい、しかもその圧力上昇によ
り流量を増大させてしまうため、操舵力が軽くな
りすぎて不安感を与え、かつ操舵力が操舵中に急
激に軽くなり、一方油圧反力室を設け、そこに供
給する圧力を車速に応じて増加させる操舵力を大
きくする前記第2手段を用いる場合は、第4図の
特性曲線Dに示すように、高速時で出力の小さい
時、例えば高速道路を高速で走行中のような時
に、車線変更時の操舵力が軽くなりすぎて不安感
を与えるという欠点があつた。
従来の動力舵取装置の操舵力制御装置において
は、エンジン回転数が高く、ポンプから動力舵取
装置へ供給する圧力流体の供給量が小さい状態で
動力舵取装置2を作動させる場合、即ち、前記第
1手段に相当する場合は、第4図の特性曲線Cで
示すように、動力舵取装置2の作動による導管3
内の圧力上昇が小さい領域では供給量の差に応じ
た良好な特性を示すとしても、その圧力上昇が高
くなると動力舵取装置2の出力も圧力上昇に伴な
つて低速走行すなわち供給量が大きいときと同様
に大きくなつてしまい、しかもその圧力上昇によ
り流量を増大させてしまうため、操舵力が軽くな
りすぎて不安感を与え、かつ操舵力が操舵中に急
激に軽くなり、一方油圧反力室を設け、そこに供
給する圧力を車速に応じて増加させる操舵力を大
きくする前記第2手段を用いる場合は、第4図の
特性曲線Dに示すように、高速時で出力の小さい
時、例えば高速道路を高速で走行中のような時
に、車線変更時の操舵力が軽くなりすぎて不安感
を与えるという欠点があつた。
しかるに、本発明においては、動力舵取装置へ
の供給流量を車速に応じて減少させて操舵力を大
きくしているから、操向抵抗の小さな高速走行時
での車線変更時の操舵力が軽くなりすぎる不安感
を解消でき(第4図中のeが大)、しかも導管3
内の圧力上昇により動力舵取装置2の出力が大き
くなつても、前述したように、その上昇した圧力
が動力舵取装置2の油圧反力室内に導入され、か
つその圧力上昇によりポンプ1が流量を増加させ
て上記流路切換弁7の流路を切換えるように作用
しても、上記係止装置23により流路切換弁7の
作動を拘束するようにしているので、上記油圧反
力室への圧力導入を継続して行なわせることがで
きるとともに、曲りくねつた道を高速で走るよう
な、操向抵抗の大きな高速時であつても、大きな
操舵力を確保することができて、安定感を得るこ
とができる(第4図中のfが大)。つまり、出力
の全域に渡つて操舵力が大きく安定した操舵感覚
が得られることが明らかである。
の供給流量を車速に応じて減少させて操舵力を大
きくしているから、操向抵抗の小さな高速走行時
での車線変更時の操舵力が軽くなりすぎる不安感
を解消でき(第4図中のeが大)、しかも導管3
内の圧力上昇により動力舵取装置2の出力が大き
くなつても、前述したように、その上昇した圧力
が動力舵取装置2の油圧反力室内に導入され、か
つその圧力上昇によりポンプ1が流量を増加させ
て上記流路切換弁7の流路を切換えるように作用
しても、上記係止装置23により流路切換弁7の
作動を拘束するようにしているので、上記油圧反
力室への圧力導入を継続して行なわせることがで
きるとともに、曲りくねつた道を高速で走るよう
な、操向抵抗の大きな高速時であつても、大きな
操舵力を確保することができて、安定感を得るこ
とができる(第4図中のfが大)。つまり、出力
の全域に渡つて操舵力が大きく安定した操舵感覚
が得られることが明らかである。
そしてさらに、上記環状溝14が環状溝17に
重合している状態から環状溝16に重合する過渡
期においては、環状溝14の幅を両環状溝16,
17間のランド部22の幅と略同一若しくは僅か
に狭く設定しているので、油圧反力室が環状溝1
4,17を介してタンク5に連通している状態か
ら徐々に環状溝16を介して供給側導管3に連通
するようになり、操舵反力を円滑に増大させるこ
とができる。
重合している状態から環状溝16に重合する過渡
期においては、環状溝14の幅を両環状溝16,
17間のランド部22の幅と略同一若しくは僅か
に狭く設定しているので、油圧反力室が環状溝1
4,17を介してタンク5に連通している状態か
ら徐々に環状溝16を介して供給側導管3に連通
するようになり、操舵反力を円滑に増大させるこ
とができる。
次に、第2図は本発明の他の実施例を示し、本
実施例では上記流路切換弁7の高圧側の室9を導
管3の途中に接続し、その室9を圧力流体の供給
通路の一部として構成している。そして、導管3
の上流側はその室9内に直接接続し、下流側は上
記孔15の内周面に開口するポート30を介して
室9内に接続することにより、そのポート30と
スプール8とによつて一種の可変オリフイス31
を構成している。なお、その他の構成は上記実施
例と同様であり、同一若しくは同一部分には同一
の符号を付して示してある。
実施例では上記流路切換弁7の高圧側の室9を導
管3の途中に接続し、その室9を圧力流体の供給
通路の一部として構成している。そして、導管3
の上流側はその室9内に直接接続し、下流側は上
記孔15の内周面に開口するポート30を介して
室9内に接続することにより、そのポート30と
スプール8とによつて一種の可変オリフイス31
を構成している。なお、その他の構成は上記実施
例と同様であり、同一若しくは同一部分には同一
の符号を付して示してある。
このような構成においては、スプール8はポン
プ1からの供給流量の増減に応じて第2図の上下
方向に進退し、可変オリフイス31の前後の圧力
差を常に略一定に保つつよう作動するため、上記
実施例の固定オリフイス3を設けたものに比して
圧力損失を小さくすることができる。そしてスプ
ール8は供給流量の増減に応じて進退することに
より、油圧反力室を供給側流路又はタンク5側に
切換接続するため、上記実施例と同等の作用効果
が得られる。
プ1からの供給流量の増減に応じて第2図の上下
方向に進退し、可変オリフイス31の前後の圧力
差を常に略一定に保つつよう作動するため、上記
実施例の固定オリフイス3を設けたものに比して
圧力損失を小さくすることができる。そしてスプ
ール8は供給流量の増減に応じて進退することに
より、油圧反力室を供給側流路又はタンク5側に
切換接続するため、上記実施例と同等の作用効果
が得られる。
なお、上記実施例ではいずれも環状溝16をス
プール8に形成した内部通路18を介して供給側
導管3に接続するようにしているが、第1図、第
2図の点線で示すように、直接導管32を介して
上記導管3に接続するようにしてもよい。この場
合、導管32をオリフイス6,31より上流側に
接続しておけば、動力舵取装置2の作動による圧
力上昇分に加えてそのオリフイス6,31によつ
て発生する圧力をも油圧反力室に導入させること
ができるので好ましいが、必ずしもこれに限定さ
れるものではない。また上記実施例ではエンジン
回転数の所定値以上の増大により供給量を減少さ
せるようにしているが、車両の速度を検出し、車
速の所定値以上の増大により供給量を減少させる
ようにすれば、より理想的な操舵特性が得られる
ことは明らかである。
プール8に形成した内部通路18を介して供給側
導管3に接続するようにしているが、第1図、第
2図の点線で示すように、直接導管32を介して
上記導管3に接続するようにしてもよい。この場
合、導管32をオリフイス6,31より上流側に
接続しておけば、動力舵取装置2の作動による圧
力上昇分に加えてそのオリフイス6,31によつ
て発生する圧力をも油圧反力室に導入させること
ができるので好ましいが、必ずしもこれに限定さ
れるものではない。また上記実施例ではエンジン
回転数の所定値以上の増大により供給量を減少さ
せるようにしているが、車両の速度を検出し、車
速の所定値以上の増大により供給量を減少させる
ようにすれば、より理想的な操舵特性が得られる
ことは明らかである。
本発明は以上述べたように、供給量の増減に応
じて動力舵取装置の油圧反力室をタンク側又は供
給側通路に切換接続できるようにした流路切換弁
を設け、かつ供給通路内圧力が所定値以上となつ
たときには係止装置によりその流路切換弁の作動
を拘束するようにしたものであるから、供給量の
少ない高速走行時には上記油圧反力室内に供給側
通路内の圧力を導入させることができるととも
に、この状態においてたとえ供給流量が変化して
も上記係止装置によりその状態を継続させること
ができ、したがつて高速走行時に要する適度に重
い操舵力を確保することができるという効果を得
ることができる。
じて動力舵取装置の油圧反力室をタンク側又は供
給側通路に切換接続できるようにした流路切換弁
を設け、かつ供給通路内圧力が所定値以上となつ
たときには係止装置によりその流路切換弁の作動
を拘束するようにしたものであるから、供給量の
少ない高速走行時には上記油圧反力室内に供給側
通路内の圧力を導入させることができるととも
に、この状態においてたとえ供給流量が変化して
も上記係止装置によりその状態を継続させること
ができ、したがつて高速走行時に要する適度に重
い操舵力を確保することができるという効果を得
ることができる。
第1図は本発明の一実施例を示す要部を断面し
た系統図、第2図は他の実施例を示す系統図、第
3図はポンプの流量特性を示す特性曲線図、第4
図は本発明装置並びに従来装置の操舵力特性を比
較して示す特性曲線図、第5図、第6図は従来装
置における第1手段、第2手段のそれぞれの操舵
力特性を示す特性曲線図である。 1……ポンプ、2……動力舵取装置、3,4…
…導管、5……タンク、7……流路切換弁、23
……係止装置。
た系統図、第2図は他の実施例を示す系統図、第
3図はポンプの流量特性を示す特性曲線図、第4
図は本発明装置並びに従来装置の操舵力特性を比
較して示す特性曲線図、第5図、第6図は従来装
置における第1手段、第2手段のそれぞれの操舵
力特性を示す特性曲線図である。 1……ポンプ、2……動力舵取装置、3,4…
…導管、5……タンク、7……流路切換弁、23
……係止装置。
Claims (1)
- 1 車速又はエンジン回転数の所定値以上の増大
により供給流量を減少させるポンプと、このポン
プに供給通路を介して接続した動力舵取装置とを
備える動力舵取装置の操舵力制御装置において、
上記供給流量の増減に応じて進退制御され、供給
量増大時の位置において上記動力舵取装置の油圧
反力室をタンク側通路に、供給量減少時の位置に
おいてその油圧反力室を上記供給通路にそれぞれ
切換接続する流路切換弁を設け、かつ、上記供給
通路内圧力が所定値以上となつたときに上記流路
切換弁の作動を拘束する係止装置を設けたことを
特徴とする動力舵取装置の操舵力制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1218778A JPS54107022A (en) | 1978-02-06 | 1978-02-06 | Steering force controller for power steering apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1218778A JPS54107022A (en) | 1978-02-06 | 1978-02-06 | Steering force controller for power steering apparatus |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54107022A JPS54107022A (en) | 1979-08-22 |
| JPS6145581B2 true JPS6145581B2 (ja) | 1986-10-08 |
Family
ID=11798397
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1218778A Granted JPS54107022A (en) | 1978-02-06 | 1978-02-06 | Steering force controller for power steering apparatus |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS54107022A (ja) |
-
1978
- 1978-02-06 JP JP1218778A patent/JPS54107022A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54107022A (en) | 1979-08-22 |
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