JPS6148491B2 - - Google Patents

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JPS6148491B2
JPS6148491B2 JP12364278A JP12364278A JPS6148491B2 JP S6148491 B2 JPS6148491 B2 JP S6148491B2 JP 12364278 A JP12364278 A JP 12364278A JP 12364278 A JP12364278 A JP 12364278A JP S6148491 B2 JPS6148491 B2 JP S6148491B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acetone
zeolite
water
phosphoric acid
dehydration
Prior art date
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Expired
Application number
JP12364278A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5551033A (en
Inventor
Kazuhiko Matsuzaki
Junzo Masamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP12364278A priority Critical patent/JPS5551033A/ja
Publication of JPS5551033A publication Critical patent/JPS5551033A/ja
Publication of JPS6148491B2 publication Critical patent/JPS6148491B2/ja
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はアセトンの新規な脱水方法に関する。
更に詳しくは、アセトン中に含有される水分をA
型合成ゼオライトを用いて除去する方法の改良に
係るものである。 従来アセトン中に含有される水分を除去する方
法としては、蒸溜法、ゼオライトによる吸着脱水
法等が知られている。アセトン中に含有されてい
る水分は、1000ppm付近で共沸点を持つため蒸
溜法でアセトンを高度に脱水する事は非常に難し
い。一方ゼオライトを用いてアセトン中の水分を
吸着除去すれば、高度に脱水されたアセトンを取
得出来るが、水分の吸着除去に際して一部アセト
ンが二量化して、ジアセトンアルコールとなり、
これが水分除去後のアセトンに混入し純度を低下
させるという欠点を有している。ゼオライトを用
いた吸着脱水の改良法として、例えば特公昭51−
16404号においては、アセトンを吸着せずに水分
のみを吸着する天然ゼオライト或いは合成ゼオラ
イトを該ゼオライトの細孔径より大きい分子径を
有する酸で処理する事が提案されている。しかし
ながらこの方法においても微量のジアセトンアル
コールの生成は避けえず、用途によつては脱水ア
セトンの使用が不可能な場合もある。またこの方
法においては、脱水前のアセトン中にしばしば含
有されるメタノール、エタノール、イソプロピル
アルコール等の低級アルコールの水分と同時に共
吸着され、ゼオライトの脱水能力を低下せしめる
という欠陥があり、工業的なアセトン脱水法とし
て使用するに際しては、脱水装置の大型化・吸着
塔切換頻度が上がる等の支障があつた。 本発明者らは、アセトンをゼオライトを用いて
脱水する方法を鋭意検討した結果、工業的に極め
て有用なアセトンの脱水方法を発明するに至つ
た。即ち本発明は陽イオン置換ゼオライトをリン
酸に接して処理を施こした吸着剤として使用し、
ジアセトンアルコールの生成を実質的に無視しう
る程度まで抑制する脱水法を提供すると同時に、
脱水前のアセトン中に含有される低級アルコール
をゼオライトに共吸着せしめない脱水法も同時に
提供するものである。 本発明では含水率20%以下のアセトンであれ
ば、直接脱水に供する事が可能であるが、含水率
が高い場合には、あらかじめ蒸溜等の操作によ
り、含水率を5%以下に低下せしめた後、脱水に
供する事がより好ましい。 本発明で使用される吸着剤は、結晶分類3類、
化学組成(酸化物表示)Na2O・Al2O3・2SiO2
4.5H2O(陽イオンをナトリウムイオンで表示)、
密度1.99g/c.c.、単位セル体積1870Å、単位セ
ル定数a=12.32Å(凝セル)a=24.64Å(真セ
ル)、空隙体積0.47c.c./c.c.ケージタイプ:α及び
β、非水和時開口径4.2Å、速度開口径3.9Å及び
3.6Åのゼオライトを出発物質とする、一般にA
型合成ゼオライトとして知られているものであ
る。(以下これを単に出発物質と呼ぶ)。 出発物質の陽イオンは、吸着に供されるアセト
ン中に含有される低級アルコールの種類に応じ
て、低級アルコールを共吸着せしめない処方にて
本発明範囲内の陽イオン(Na+、K+、Rb+、Cs+
およびBa〓)によつて置換される。出発物質の
陽イオン置換は当業者には周知の手法を用いて行
なわれるが、陽イオン置換を容易に行なわしめる
ためには、置換陽イオンを出発物質の交換容量に
対し過剰量使用する事と、50℃から100℃の温度
に加温する事が望ましい。出発物質の陽イオン置
換率は、本発明にとつて重要な点である。即ちA
型合成ゼオライト中に少量存在する所定の陽イオ
ン以外の陽イオンは、吸着脱水操作時に低級アル
コールを共吸着せしめる傾向をもち、必ずしも良
好な結果をもたらさない場合が多い。従つて出発
物質中の置換可能な陽イオンの80%以上、好まし
くは90%以上、特に好ましくは95%以上を本発明
範囲内の所定のイオンに置換すべきである。陽イ
オンの置換率は、A型合成ゼオライトを強酸に溶
解させた後、原子吸光法によつて確認する事が出
来る。 陽イオン置換ゼオライトのリン酸処理は、通常
液相にて、特に水溶液、アセトン溶液、或いはジ
オキサン溶液にて0℃〜150℃、より好ましくは
50℃〜100℃の温度にて実施される。処理時間、
液相中の処理剤濃度、陽イオン置換ゼオライトに
対する処理剤の被覆率は副反応の抑制の必要度に
応じて、実験により容易に決定する事が出来る。 A型合成ゼオライトは酸に溶解する事が良く知
られており、A型合成ゼオライトをリン酸で処理
する事により、A型合成ゼオライトの性能が向上
する事は全く驚くべき事である。A型合成ゼオラ
イト中のリン酸がいかなる機構でジアセトンアル
コールの副生を抑制するかは明らかでないが、従
来A型合成ゼオライトの処理には不適格であると
考えられて来たリン酸が、ゼオライトの改質に有
効であるのは驚くに値する現象である。 リン酸を用いたA型合成ゼオライトの処理も通
常液相にて実施されるが、リン酸の液相における
濃度は、0.001〜25%、より好ましくは0.01〜10
%であり、処理せんとするゼオライトに対し、
0.05〜20%、より好ましくは0.5〜10%の被覆率
に相当する酸を含む条件で処理する事により好結
果を生む事が出来る。またリン酸処理の後、ゼオ
ライト表面に付着するリン酸を、水或いはアセト
ンで除去する事により、更に好結果を生む事もあ
る。 本発明では、2ミクロンの粉末から、30%程度
の無機質バインダーを含む直径5cmのペレツトま
で、広い形状のゼオライトを用いる事が出来る。 本発明におけるアセトンの脱水方法は、処理を
施こしたゼオライトを吸着塔に充填し、この吸着
塔に含水アセトンを通液する事によつて行なわれ
る。水分の破過のおこる以前にアセトンの通液を
止め、吸着塔内に150℃〜300℃の加熱乾燥ガスを
2〜3時間吹き込みゼオライトを再生させる。通
常工業的にはタオライトを充填した吸着塔を2本
以上使用し、吸着・再生をそれぞれ交互に繰り返
す事により、アセトンは連続的に脱水される。 以上詳しく述べた様に、ジアセトンアルコール
の生成が皆無であるという本発明の第1の特徴に
より、脱水アセトンの使用可能な領域が大きく拡
大され、従来ジアセトンアルコールの混入を嫌つ
てアセトンの使用が避けられていた分野での使用
が可能となつた。また低級アルコールを共吸着せ
ずに、水分だけを選択的に吸着するという本発明
の第2の特徴により、吸着装置の小型化、吸着時
間の延長、切換頻度の低下等が可能となり、本発
明の工業的脱水に益する所は極めて大きいものが
ある。 以下本発明を実施例により説明するが、これは
本発明の範囲を限定するものではない。 実施例 1 市販合成ゼオライト(東洋曹達株式会社製 商
品名ゼオウムA−4 1.5mmペレツト)の陽イオ
ンのうち96%の陽イオンをカリウムイオンに置換
後、リン酸の5%水溶液に60℃にて3時間浸漬し
た。このゼオライトを塔径10mm、塔長200mmの吸
着塔に充填し、この吸着塔に250℃に加熱された
乾燥窒素を導入し、水分を除去した。この後、水
分2900ppm、エチルアルコール3920ppmを含む
アセトンを150c.c./HRの流量で4時間供給した。
アセトンの供給開始より1時間毎に吸着塔を出る
アセトンを採取し、水分及びジアセトンアルコー
ルを分析したところ、第1表に示す様に、ジアセ
トンアルコールを殆んど含まない高度に脱水され
たアセトンを取得出来た。
【表】 比較例 1 ゼオライトをリン酸で処理する事を省略した以
外は、すべて実施例1と同様に操作した。アセト
ン通液開始後3時間の吸着塔出のアセトンを採取
した。分析結果は、水分17ppm、ジアセトンア
ルコール3610ppmであり、ジアセトンアルコー
ル含有量の多いアセトンしか取得出来なかつた。 比較例 2 ゼオライトの陽イオンをカリウムイオンにて置
換する事を省略した以外は、すべて実施例1と同
様に操作した。アセトン通液開始後4時間の吸着
塔出アセトンを採取し分析したところ、水分
1800ppm、ジアセトンアルコール3ppmであり、
水分の破過が明白であつた。 実施例 2、3 市販A型合成ゼオライト(東洋曹達株式会社製
商品名ゼオウムA−4、1.5mmペレツト)の陽イ
オンを第2表の如く置換した後、第2表に記した
化合物で処理を行なつた。このゼオライトを塔径
10mm、塔長200mmの吸着塔に充填し水分の除去
後、第2表に示した水分及び低級アルコールを含
有するアセトンを150c.c./HRの流量にて5時間供
給した。供給開始後4時間の吸着塔出のアセトン
を分析し、結果を第2表に併せて示した。いずれ
の実施例においてもジアセトンアルコールを殆ん
ど含有しない高度に脱水されたアセトンを得る事
が出来た。
【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 陽イオンが主として周期律表A族第3周期
    から第6周期、又はA族第6周期のイオン、も
    しくはそれらの混合イオンからなるA型合成ゼオ
    ライトを、リン酸に接して処理に施こした吸着剤
    として使用する事を特徴とするアセトンの脱水方
    法。
JP12364278A 1978-10-09 1978-10-09 Dehydration of acetone Granted JPS5551033A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12364278A JPS5551033A (en) 1978-10-09 1978-10-09 Dehydration of acetone

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12364278A JPS5551033A (en) 1978-10-09 1978-10-09 Dehydration of acetone

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5551033A JPS5551033A (en) 1980-04-14
JPS6148491B2 true JPS6148491B2 (ja) 1986-10-24

Family

ID=14865638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12364278A Granted JPS5551033A (en) 1978-10-09 1978-10-09 Dehydration of acetone

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008120801A (ja) * 1995-11-22 2008-05-29 Wako Pure Chem Ind Ltd 低水分含量非水溶媒及びその小分け装置

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JPS5551033A (en) 1980-04-14

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