JPS6149187A - ベ−ン型回転圧縮機 - Google Patents
ベ−ン型回転圧縮機Info
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- JPS6149187A JPS6149187A JP17092884A JP17092884A JPS6149187A JP S6149187 A JPS6149187 A JP S6149187A JP 17092884 A JP17092884 A JP 17092884A JP 17092884 A JP17092884 A JP 17092884A JP S6149187 A JPS6149187 A JP S6149187A
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- pair
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- cam ring
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- 230000006835 compression Effects 0.000 description 14
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 14
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Landscapes
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、車両の冷房装置等に用いられるベーン型回転
圧縮機、詳しくはトルク変動による圧縮機の振動、騒音
の低減を図ったベーン型回転圧縮機に関する。
圧縮機、詳しくはトルク変動による圧縮機の振動、騒音
の低減を図ったベーン型回転圧縮機に関する。
(従来の技術)
従来のベーン型回転圧縮機としては、例えば第4図及び
第5図に示すようなものが知られている。これらの図に
おいて、1は圧縮機のハウジング内に収装される圧縮機
構部を示し、この圧縮機構部1はカムリング2とロータ
3とを有している。カムリング2は、第4図および第5
図に示すように、断面略楕円形の筒体からなり、その内
周面が小円部2人と大円部2Bとにより構成されている
。カムリング20両端開口はフロントプレート4および
リヤプレート5により封止され、ロータ3はこれらの両
プレート4.5に軸受6A、6Bを介しカムリング2内
、特に小円部2A内で回転自在に支持されている。
第5図に示すようなものが知られている。これらの図に
おいて、1は圧縮機のハウジング内に収装される圧縮機
構部を示し、この圧縮機構部1はカムリング2とロータ
3とを有している。カムリング2は、第4図および第5
図に示すように、断面略楕円形の筒体からなり、その内
周面が小円部2人と大円部2Bとにより構成されている
。カムリング20両端開口はフロントプレート4および
リヤプレート5により封止され、ロータ3はこれらの両
プレート4.5に軸受6A、6Bを介しカムリング2内
、特に小円部2A内で回転自在に支持されている。
ロータ3には、第4図に示すように、その軸方向にスリ
ット8が4条形成され、また各不リット8はロータ3の
円周方向に等間隔で(90”)配されており、さらに各
スリット8は軸垂直方向断面にてその略半径方向(放射
方向)に延在している。これらのスリット8内には、矩
形板状体のベーン9A〜9Dが摺動自在に収容されてお
り、これらのベーン9八〜9Dはロータ3の回転時、遠
心力およびベーン背圧により、各先端がカムリング2の
内周面に摺接する。カムリング2とロータ3と両プレー
ト4.5とによりポンプ室10A、IOBがそれぞれ画
成され、各ポンプ室10A、10Bはベーン9A〜9D
により拡縮されて吸入室または圧縮室として作用する。
ット8が4条形成され、また各不リット8はロータ3の
円周方向に等間隔で(90”)配されており、さらに各
スリット8は軸垂直方向断面にてその略半径方向(放射
方向)に延在している。これらのスリット8内には、矩
形板状体のベーン9A〜9Dが摺動自在に収容されてお
り、これらのベーン9八〜9Dはロータ3の回転時、遠
心力およびベーン背圧により、各先端がカムリング2の
内周面に摺接する。カムリング2とロータ3と両プレー
ト4.5とによりポンプ室10A、IOBがそれぞれ画
成され、各ポンプ室10A、10Bはベーン9A〜9D
により拡縮されて吸入室または圧縮室として作用する。
また、カムリング2の内周面には円周方向に略180°
離隔して冷媒の吸入口(図外)および吐出口(図外)に
連通ずる一対の吸入ポート11 A、11Bおよび吐出
ポート12A、12Bがそれぞれ開口しており、吸入ポ
ートIIA、IIBよりポンプ室10A、IOB内に吸
入された低圧の冷媒は、ロータ3の回転によりポンプ室
10A、IOB内で圧縮されて高圧となって吐出ボー1
−12A、12Bより吐出口から吐出される。この場合
、第4図に示すように、一方のベーン9Aと反対側のベ
ーン9Cが各吐出ポート12A、12Bの開口部に近接
して位置するとき、残りの2枚のベーン9B、9Dは吸
入行程の完了直前にそれぞれ位置している。すなわち、
ベーン9B、9Dによりポンプ室10A、IOBに吸入
される吸入容積が最大となるとき、同時にベーン9A、
9Cにより吸入ポート11A、IIBがほぼ閉止される
。したがって、各ポンプ室?OA、IOB内における吸
入および圧縮行程は略同−タイミングで行われるととも
に最大の吸入量(吐出量)が確保される。なお、スリッ
ト8の底部には背圧通路13が画成されており、この背
圧通路13はロータ3の軸方向に延設されてロータ3の
端面に形成された連通溝14を介して潤滑油が供給され
る。
離隔して冷媒の吸入口(図外)および吐出口(図外)に
連通ずる一対の吸入ポート11 A、11Bおよび吐出
ポート12A、12Bがそれぞれ開口しており、吸入ポ
ートIIA、IIBよりポンプ室10A、IOB内に吸
入された低圧の冷媒は、ロータ3の回転によりポンプ室
10A、IOB内で圧縮されて高圧となって吐出ボー1
−12A、12Bより吐出口から吐出される。この場合
、第4図に示すように、一方のベーン9Aと反対側のベ
ーン9Cが各吐出ポート12A、12Bの開口部に近接
して位置するとき、残りの2枚のベーン9B、9Dは吸
入行程の完了直前にそれぞれ位置している。すなわち、
ベーン9B、9Dによりポンプ室10A、IOBに吸入
される吸入容積が最大となるとき、同時にベーン9A、
9Cにより吸入ポート11A、IIBがほぼ閉止される
。したがって、各ポンプ室?OA、IOB内における吸
入および圧縮行程は略同−タイミングで行われるととも
に最大の吸入量(吐出量)が確保される。なお、スリッ
ト8の底部には背圧通路13が画成されており、この背
圧通路13はロータ3の軸方向に延設されてロータ3の
端面に形成された連通溝14を介して潤滑油が供給され
る。
(発明が解決すべき問題点)
しかしながら、このような従来のベーン型回転圧縮機に
あっては、2つのポンプ室10A、IQBにおいてベー
ン9A〜9Dにより冷媒が吸入および吐出される行程が
同一のタイミングで行われるようになっていたため、以
下のような不具合が生じていた。すなわち、一方のポン
プ室10Aにはベーン9A〜9Dによりその容積が拡縮
されて冷媒による圧力変化が発生するため、この圧力変
化に対応してロータ3には第6図中実線Aで示すような
トルク変動Aが生じる。このトルク変動Aはロータ3が
90°回転する毎に1回のピークを生じ、ロータ3が1
回転する毎に4回のピークを生じる。これを詳しく説明
すると、ベーン9A〜9Dが吸入行程から圧縮行程に進
むにつれて、一方のポンプ室10A内はベーン9A〜9
Dにより冷媒が圧縮されて高圧となり、この高圧により
ロータ3に作用するトルク変動は第6図中aで示すよう
に次第に増大し、ベーン9A〜9Dが吐出ポート12B
の直前に至るとそのトルク変動Aはピークとなる。ベー
ン9A〜9Dが吐出ポート12Bを通過するとき、圧縮
された冷媒が吐出ポート12Bから吐出されるにつれて
、トルク変動Aは図中すで示すようにピークから次第に
減少してゼロとなる。このように4枚のベーン9A〜9
Dが一方のポンプ室10A内でそれぞれ拡縮作用を行う
ことにより、ロータ3の1回転ごとに4回のピークが生
ずるのである。一方、他方のポンプ室10B内でも一方
のポンプ室10Aと同じタイミングでロータ3には図中
破線Bで示すようなトルク変動Bが発生する。同図から
明らかなように、これらのトルク変動A、Bは各位相が
略同相であるため、合成されて大きなトルク変動Cとな
る。その結果、ロータ3に作用する全体のトルク変動C
はロータ3の回転軸を介して圧縮機全体に伝達され、圧
縮機の振動や騒音が増大するという問題点があった。
あっては、2つのポンプ室10A、IQBにおいてベー
ン9A〜9Dにより冷媒が吸入および吐出される行程が
同一のタイミングで行われるようになっていたため、以
下のような不具合が生じていた。すなわち、一方のポン
プ室10Aにはベーン9A〜9Dによりその容積が拡縮
されて冷媒による圧力変化が発生するため、この圧力変
化に対応してロータ3には第6図中実線Aで示すような
トルク変動Aが生じる。このトルク変動Aはロータ3が
90°回転する毎に1回のピークを生じ、ロータ3が1
回転する毎に4回のピークを生じる。これを詳しく説明
すると、ベーン9A〜9Dが吸入行程から圧縮行程に進
むにつれて、一方のポンプ室10A内はベーン9A〜9
Dにより冷媒が圧縮されて高圧となり、この高圧により
ロータ3に作用するトルク変動は第6図中aで示すよう
に次第に増大し、ベーン9A〜9Dが吐出ポート12B
の直前に至るとそのトルク変動Aはピークとなる。ベー
ン9A〜9Dが吐出ポート12Bを通過するとき、圧縮
された冷媒が吐出ポート12Bから吐出されるにつれて
、トルク変動Aは図中すで示すようにピークから次第に
減少してゼロとなる。このように4枚のベーン9A〜9
Dが一方のポンプ室10A内でそれぞれ拡縮作用を行う
ことにより、ロータ3の1回転ごとに4回のピークが生
ずるのである。一方、他方のポンプ室10B内でも一方
のポンプ室10Aと同じタイミングでロータ3には図中
破線Bで示すようなトルク変動Bが発生する。同図から
明らかなように、これらのトルク変動A、Bは各位相が
略同相であるため、合成されて大きなトルク変動Cとな
る。その結果、ロータ3に作用する全体のトルク変動C
はロータ3の回転軸を介して圧縮機全体に伝達され、圧
縮機の振動や騒音が増大するという問題点があった。
そこで、このような問題点を解決するために、例えば第
7図に示すようなベーン型回転圧縮機が提案されている
。このものは、ロータ3に形成されるスリット8が軸中
心に対して不等間隔となるようにしたものである。した
がって、同図に示すように、例えば、ベーン9Bとべ・
−ン9Cとは互いに90゛以上離隔しているがベーン9
Bとベーン9Aとの離隔角度は90°以下となっている
。このため、一方のポンプ室10Aと他方のポンプ室1
0Bにおける吸入、圧縮のタイミングがずれて、第8図
に示すように一方のポンプ室10A内におけるロータ3
のトルク変動A′と他方のポンプ室10B内におけるロ
ータ3のトルク変動B′とはその位相がずれてくる(ピ
ークもずれる)。その結果、これらのトルク変動A’、
B’により合成される全体のトルク変動C′は、例えば
前記従来例に比較して20%低減されるため、圧縮機の
振動や騒音が低減される。
7図に示すようなベーン型回転圧縮機が提案されている
。このものは、ロータ3に形成されるスリット8が軸中
心に対して不等間隔となるようにしたものである。した
がって、同図に示すように、例えば、ベーン9Bとべ・
−ン9Cとは互いに90゛以上離隔しているがベーン9
Bとベーン9Aとの離隔角度は90°以下となっている
。このため、一方のポンプ室10Aと他方のポンプ室1
0Bにおける吸入、圧縮のタイミングがずれて、第8図
に示すように一方のポンプ室10A内におけるロータ3
のトルク変動A′と他方のポンプ室10B内におけるロ
ータ3のトルク変動B′とはその位相がずれてくる(ピ
ークもずれる)。その結果、これらのトルク変動A’、
B’により合成される全体のトルク変動C′は、例えば
前記従来例に比較して20%低減されるため、圧縮機の
振動や騒音が低減される。
しかしながら、この例にあってはトルク変動C′は低減
されるものの、圧縮機の圧縮効率が低下し、その結果、
冷房性能が悪化するという新たな問題点が生じてくる。
されるものの、圧縮機の圧縮効率が低下し、その結果、
冷房性能が悪化するという新たな問題点が生じてくる。
すなわち、一方のベーン9Aが一方の吸入ポート11
Aを閉止するとき、このベーン9Aより先方のベーン9
Bは未だ吸入行程途中にあるため、冷媒は一方のポンプ
室10Aの容積が最大となるまで吸入されず、その吸入
量は減少し、吐出量も減少する。
Aを閉止するとき、このベーン9Aより先方のベーン9
Bは未だ吸入行程途中にあるため、冷媒は一方のポンプ
室10Aの容積が最大となるまで吸入されず、その吸入
量は減少し、吐出量も減少する。
また、一方のベーン9Aの反対側のベーン9Cが他方の
吸入ポート11 Bを閉止するとき、このベーン9Cよ
り先方のベーン9Dは圧縮行程の途中にあるため、他方
のポンプ室10Bに吸入された冷媒の一部は吸入ポート
11Bから逆流してしまう。このように冷媒の吸入量が
減少し、これに対応して吐出量も減少するので、圧縮効
率が低下し、その結果、冷房性能が悪化していた。
吸入ポート11 Bを閉止するとき、このベーン9Cよ
り先方のベーン9Dは圧縮行程の途中にあるため、他方
のポンプ室10Bに吸入された冷媒の一部は吸入ポート
11Bから逆流してしまう。このように冷媒の吸入量が
減少し、これに対応して吐出量も減少するので、圧縮効
率が低下し、その結果、冷房性能が悪化していた。
そこで、本発明は、カムリングの一対の大円部の中心を
一方だけまたは両方ともに所定方向(一方の小円部方向
)に所定角度だけ傾斜させるとともに、一対の吸入ポー
トおよび一対の吐出ボートの各一方だけ、または両方を
ともに傾斜方向(一方の小円部方向)に前記所定角度と
同一角度だけずらせることにより、2つのポンプ室内に
発生する各トルク変動の位相をずらせて、合成される全
体のトルク変動を低減し、もって冷房性能を悪化させる
ことなく、圧縮・機の振動、騒音を低減することを目的
としている。
一方だけまたは両方ともに所定方向(一方の小円部方向
)に所定角度だけ傾斜させるとともに、一対の吸入ポー
トおよび一対の吐出ボートの各一方だけ、または両方を
ともに傾斜方向(一方の小円部方向)に前記所定角度と
同一角度だけずらせることにより、2つのポンプ室内に
発生する各トルク変動の位相をずらせて、合成される全
体のトルク変動を低減し、もって冷房性能を悪化させる
ことなく、圧縮・機の振動、騒音を低減することを目的
としている。
(問題点を解決すべき手段)
本発明は、前記のような問題点を解決するためになされ
たもので、その内周面が一対の小円部と一対の大円部と
からなり互いに所定の間隔を有してこの内周面にそれぞ
れ開口する一対の吸入ポートおよび一対の吐出ボートが
形成されたカムリングと、カムリングの両端開口を封止
するフロントプレートおよびリヤプレートにその回転軸
が軸支されカムリング内に回転自在に収装されるロータ
と、ロータに放射方向に延設されたスリット内に出没自
在に嵌挿されてその先端がカムリングの内周面に摺接す
るベーンと、ベーンによりその容積が可変とされロータ
の外周面とカムリングの内周面とにより画成されるポン
プ室と、を備え、前記一対の小円部が □互いに18
0度離隔して対称となる位置に配設され、一対の小円部
の中心同士を結ぶ短径軸の中心が前記ロータの中心と一
致するベーン型回転圧縮機において、前記短径軸の中心
が直交する長径軸より前記一対の大円部の一方、または
両方の中心をいずれか一方の小円部方向に所定角度だけ
傾斜させ、かつ前記一対の吸入ポートおよび吐出ボート
の各一方、または両方を一方の小円部方向へ前記所定角
度と同一角度だけずらせるようにしたものである。
たもので、その内周面が一対の小円部と一対の大円部と
からなり互いに所定の間隔を有してこの内周面にそれぞ
れ開口する一対の吸入ポートおよび一対の吐出ボートが
形成されたカムリングと、カムリングの両端開口を封止
するフロントプレートおよびリヤプレートにその回転軸
が軸支されカムリング内に回転自在に収装されるロータ
と、ロータに放射方向に延設されたスリット内に出没自
在に嵌挿されてその先端がカムリングの内周面に摺接す
るベーンと、ベーンによりその容積が可変とされロータ
の外周面とカムリングの内周面とにより画成されるポン
プ室と、を備え、前記一対の小円部が □互いに18
0度離隔して対称となる位置に配設され、一対の小円部
の中心同士を結ぶ短径軸の中心が前記ロータの中心と一
致するベーン型回転圧縮機において、前記短径軸の中心
が直交する長径軸より前記一対の大円部の一方、または
両方の中心をいずれか一方の小円部方向に所定角度だけ
傾斜させ、かつ前記一対の吸入ポートおよび吐出ボート
の各一方、または両方を一方の小円部方向へ前記所定角
度と同一角度だけずらせるようにしたものである。
(作用)
このような構成を有する本発明にあっては、2つのポン
プ室における冷媒の吸入、吐出のタイミングがずれるこ
とになるので、各ポンプ室内で発生するロータの各トル
ク変動はその位相がずれる。このため、2つのトルク変
動が合成された全体のトルク変動が低減するので、圧縮
機の振動や騒音が低減する。また、各ポンプ室の容積が
最大となるように冷媒が各ポンプ室に吸入され、吸入今
に対応した吐出量が確保され、圧縮効率が低下すること
がない。
プ室における冷媒の吸入、吐出のタイミングがずれるこ
とになるので、各ポンプ室内で発生するロータの各トル
ク変動はその位相がずれる。このため、2つのトルク変
動が合成された全体のトルク変動が低減するので、圧縮
機の振動や騒音が低減する。また、各ポンプ室の容積が
最大となるように冷媒が各ポンプ室に吸入され、吸入今
に対応した吐出量が確保され、圧縮効率が低下すること
がない。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づい“て説明する。
第1〜第3図は本発明の一実施例を示す図である。まず
、構成を説明すると、第1図および第2図において、2
1は圧縮機のハウジング内に収装される圧縮機構部を示
し、この圧縮機構部21はカムリング22とロータ23
とを有している。
、構成を説明すると、第1図および第2図において、2
1は圧縮機のハウジング内に収装される圧縮機構部を示
し、この圧縮機構部21はカムリング22とロータ23
とを有している。
カムリング22は、第1図、第2図に示すように、断面
非真円形の筒体からなり、その両端開口は一対のフロン
トプレート24およびリヤプレート25により封止され
ている。ロータ23の回転軸23Aは両プレート24.
25の軸受孔24A、25A内に遊嵌されて軸受26A
、26Bを介して両プレート24.25に支持されてい
る。したがって、ロータ23はカムリング22内に回転
自在に収納されている。ロータ23には、第1図に示す
ように、その軸方向に4条のスリット27が形成され、
また、ロータUの円周方向に等間隔で(90°)配され
ており、各スリット27は軸垂直方向断面にてその略半
径方向(放射方向)に延在している。これらのスリット
27内には矩形板状体のベーン28A〜28Dが所定の
クリアランスを有して摺動自在に嵌挿されている。ベー
ン28A〜28Dの基端(放射内端)側には(スリット
27の底部)、各ベーン28A〜28Dにより背圧通路
29が画成され、背圧通路29には連通溝33を介して
潤滑油が導入される。したがって、ベーン28A〜28
Dは背圧通路29内の潤滑油の圧力(ベーン背圧)およ
びロータ23回転時の遠心力によりスリット27より放
射外方に突出して、各先端がカムリング22の内周面に
摺接することになる。このカムリング22の内周面は一
対の小円部22A、22Bと、これらの小円部22A、
22Bに連続する一対の大円部22C122Dと、によ
り構成されており、一対の小円部22A、22Bは互い
に180°離隔して対称となる位置に配設されている。
非真円形の筒体からなり、その両端開口は一対のフロン
トプレート24およびリヤプレート25により封止され
ている。ロータ23の回転軸23Aは両プレート24.
25の軸受孔24A、25A内に遊嵌されて軸受26A
、26Bを介して両プレート24.25に支持されてい
る。したがって、ロータ23はカムリング22内に回転
自在に収納されている。ロータ23には、第1図に示す
ように、その軸方向に4条のスリット27が形成され、
また、ロータUの円周方向に等間隔で(90°)配され
ており、各スリット27は軸垂直方向断面にてその略半
径方向(放射方向)に延在している。これらのスリット
27内には矩形板状体のベーン28A〜28Dが所定の
クリアランスを有して摺動自在に嵌挿されている。ベー
ン28A〜28Dの基端(放射内端)側には(スリット
27の底部)、各ベーン28A〜28Dにより背圧通路
29が画成され、背圧通路29には連通溝33を介して
潤滑油が導入される。したがって、ベーン28A〜28
Dは背圧通路29内の潤滑油の圧力(ベーン背圧)およ
びロータ23回転時の遠心力によりスリット27より放
射外方に突出して、各先端がカムリング22の内周面に
摺接することになる。このカムリング22の内周面は一
対の小円部22A、22Bと、これらの小円部22A、
22Bに連続する一対の大円部22C122Dと、によ
り構成されており、一対の小円部22A、22Bは互い
に180°離隔して対称となる位置に配設されている。
ここで、第1図中Xはロータ23の中心軸Zを通って一
対の小円部22A、22Bの中心同士を結ぶ短径軸を、
Yはこの短径軸Xとロータ23の中心軸Zにて直交する
長径軸を、それぞれ示している。なお4.短径軸Xの中
心はロータ23の中心軸Zに一致している。前記一方の
大円部22Cの中心Mはこの長径軸Yより時計方向回り
に所定角度α、例えば15°だけ傾斜しており、また他
方の大円部22Dの中心Nは長径軸Yに対して反時計方
向回りに前記所定角度αと同一角度だけ傾斜している。
対の小円部22A、22Bの中心同士を結ぶ短径軸を、
Yはこの短径軸Xとロータ23の中心軸Zにて直交する
長径軸を、それぞれ示している。なお4.短径軸Xの中
心はロータ23の中心軸Zに一致している。前記一方の
大円部22Cの中心Mはこの長径軸Yより時計方向回り
に所定角度α、例えば15°だけ傾斜しており、また他
方の大円部22Dの中心Nは長径軸Yに対して反時計方
向回りに前記所定角度αと同一角度だけ傾斜している。
したがって、カムリング22の内周面は短径軸Xを中心
として対称な略ハート形状をなしている。また、カムリ
ング22には一方の吸入ボー1−3OAと一方の吐出ポ
ート31Bとが時計方向回りに前記所定角度αと同一角
度だけずらせてそれぞれ形成され、また他方の吸入ポー
ト30Bと他方の吐出ポート31Aとは反時計方向回り
に同一角度だけずらせてそれぞれ形成されている。した
がって、一方の吸入ポート30Aと他方の吸入ボート3
0 Bとは時計方向回りに略165°離隔し、同じく一
方の吐出ポー1−31 Aと他方の吐出ボート31 B
も略165°離隔している。第1図中32A、32Bは
一対の大円部22C122Dとロータ23の外周面とに
より画成されたポンプ室であり、これらのポンプ室32
A、32Bは前記ベーン28A〜28Dによりその容積
が可変とされる。すなわち、各吸入ボート30A、30
Bより各ポンプ室32A、32Bに吸入された低温低圧
の冷媒はロータ23の回転により各ポンプ室32 A
、。
として対称な略ハート形状をなしている。また、カムリ
ング22には一方の吸入ボー1−3OAと一方の吐出ポ
ート31Bとが時計方向回りに前記所定角度αと同一角
度だけずらせてそれぞれ形成され、また他方の吸入ポー
ト30Bと他方の吐出ポート31Aとは反時計方向回り
に同一角度だけずらせてそれぞれ形成されている。した
がって、一方の吸入ポート30Aと他方の吸入ボート3
0 Bとは時計方向回りに略165°離隔し、同じく一
方の吐出ポー1−31 Aと他方の吐出ボート31 B
も略165°離隔している。第1図中32A、32Bは
一対の大円部22C122Dとロータ23の外周面とに
より画成されたポンプ室であり、これらのポンプ室32
A、32Bは前記ベーン28A〜28Dによりその容積
が可変とされる。すなわち、各吸入ボート30A、30
Bより各ポンプ室32A、32Bに吸入された低温低圧
の冷媒はロータ23の回転により各ポンプ室32 A
、。
32B内で圧縮されて高温高圧となって各吐出ボート3
1A、31Bよりハウジング内に吐出される。
1A、31Bよりハウジング内に吐出される。
この場合、同図中一方のベーン28Cが一方の吐出ポー
ト31Bの開口部に略位置しているとき、その反対側の
ベーン28Aは他方の吐出ボート31Aよりロータ23
の回転方向前方に位置している。
ト31Bの開口部に略位置しているとき、その反対側の
ベーン28Aは他方の吐出ボート31Aよりロータ23
の回転方向前方に位置している。
また、他方のベーン28Bが吸入行程途中にあるとき、
その反対側のベーン28Dは圧縮行程の途中にある。し
たがって、両ポンプ室32A、32Bにおける各ベーン
28A〜28Dによる冷媒の吸入、圧縮のタイミングは
同時とならず、ずれてくる。
その反対側のベーン28Dは圧縮行程の途中にある。し
たがって、両ポンプ室32A、32Bにおける各ベーン
28A〜28Dによる冷媒の吸入、圧縮のタイミングは
同時とならず、ずれてくる。
次に作用を説明する。
一対の大円部22C122Dの各中心M、Nを呈径軸Y
から短形!I!thX方向(一方の小円部22B方向)
に所定角度α傾斜させ、かつ一対の吸入ボート30A、
30Bおよび吐出ポート31A、31Bを傾斜方向に前
記所定角度αと同一角度ずらせたため、各ベーン28A
〜28Dによりその容積が拡縮される各ポンプ室32A
、32Bにおいて、冷媒が各吸入ボー1−30 A、3
0Bより吸入され、圧縮された後各吐出ボート31A、
31 Bから吐出されるそれぞれのタイミングはずれて
くる。したがって、一方のポンプ室32A内で発生する
ロータ23のトルク変動(第3図中実線りで示される)
は、ロータ23の1回転毎に4つのピークを形成するよ
うに変化し、他方のポンプ室32B内で発生するロータ
23のトルク変動(同図中破線Eで示される)は、ロー
タ23の1回転毎に前記位相とその位相がずれる4つの
ピークを形成するように変化する。したがって、これら
のl−ルり変動り、Eは、前記角度αに対応して略】5
°その位相がずれており、これらの2つのトJレク変動
り、Eにより合成される全体のトルク変動Fは、第1の
従来例と比較して約40%、第2の従来例と比較しても
約20%低減される。その結果、ロータ23からその回
転軸23Aを介して圧縮機全体に伝達されるトルク変動
Fが低減されるので、振動や騒音の増大もない。また、
2つのベーン2BB、28Dにより各ポンプ室32A、
32Bの容積が最大となるとき、後方の2つのベーン2
8A、28Cにより各吸入ボート30A、30Bが略閉
止されるので、冷媒の吸入量が減少することがない。
から短形!I!thX方向(一方の小円部22B方向)
に所定角度α傾斜させ、かつ一対の吸入ボート30A、
30Bおよび吐出ポート31A、31Bを傾斜方向に前
記所定角度αと同一角度ずらせたため、各ベーン28A
〜28Dによりその容積が拡縮される各ポンプ室32A
、32Bにおいて、冷媒が各吸入ボー1−30 A、3
0Bより吸入され、圧縮された後各吐出ボート31A、
31 Bから吐出されるそれぞれのタイミングはずれて
くる。したがって、一方のポンプ室32A内で発生する
ロータ23のトルク変動(第3図中実線りで示される)
は、ロータ23の1回転毎に4つのピークを形成するよ
うに変化し、他方のポンプ室32B内で発生するロータ
23のトルク変動(同図中破線Eで示される)は、ロー
タ23の1回転毎に前記位相とその位相がずれる4つの
ピークを形成するように変化する。したがって、これら
のl−ルり変動り、Eは、前記角度αに対応して略】5
°その位相がずれており、これらの2つのトJレク変動
り、Eにより合成される全体のトルク変動Fは、第1の
従来例と比較して約40%、第2の従来例と比較しても
約20%低減される。その結果、ロータ23からその回
転軸23Aを介して圧縮機全体に伝達されるトルク変動
Fが低減されるので、振動や騒音の増大もない。また、
2つのベーン2BB、28Dにより各ポンプ室32A、
32Bの容積が最大となるとき、後方の2つのベーン2
8A、28Cにより各吸入ボート30A、30Bが略閉
止されるので、冷媒の吸入量が減少することがない。
したがって、吸入量に対応した吐出量を確保でき、圧縮
効率は悪化しない。その結果、冷房性能が低下すること
がない。このように、この実施例にあっては、冷房性能
を維持しつつ圧′@碑の振動、騒音を低減することが可
能となる。
効率は悪化しない。その結果、冷房性能が低下すること
がない。このように、この実施例にあっては、冷房性能
を維持しつつ圧′@碑の振動、騒音を低減することが可
能となる。
なお、この実施例においては、カムリング22の一対の
大円部22C122Dの各中心M、Nをそれぞれ所定方
向に傾斜させる場合について説明したが0、これに限定
されるものではなり、一対の大円部22G、22Dの各
中心M、Nのいずれか一方を所定方向に、傾斜させても
良い。また、傾斜角度αは15°に限定されるものでは
なく、各ポンプ室32A、32B同士が連通してしまう
恐れが生じない範囲内で所定角度を選定することができ
る。
大円部22C122Dの各中心M、Nをそれぞれ所定方
向に傾斜させる場合について説明したが0、これに限定
されるものではなり、一対の大円部22G、22Dの各
中心M、Nのいずれか一方を所定方向に、傾斜させても
良い。また、傾斜角度αは15°に限定されるものでは
なく、各ポンプ室32A、32B同士が連通してしまう
恐れが生じない範囲内で所定角度を選定することができ
る。
(効果)
以上説明してきたように、本発明によれば、2つのポン
プ室における吸入、吐出のタイミングをずらして、各ポ
ンプ室内に発生すロータの各トルク変動の位相をずらす
ことができるので、全体のトルク変動を低減することが
できる。その結果、冷房性能を悪化させることなく、圧
縮機の振動や騒音を低減することができる。
プ室における吸入、吐出のタイミングをずらして、各ポ
ンプ室内に発生すロータの各トルク変動の位相をずらす
ことができるので、全体のトルク変動を低減することが
できる。その結果、冷房性能を悪化させることなく、圧
縮機の振動や騒音を低減することができる。
第1図〜第3図は本発明に係るベーン型回転圧縮機の一
実施例を示す図であり、第1図はその正面断面図、第2
図はその側面凹面図、第3図はロータの回転角とトルク
との関係を示すグラフ、第4図及び第5図は従来の−・
−ン型回転圧縮機を示すものであり、第4図はその正面
断面図、第5図はその側面断面図1.第6図はこの従来
例におけるロータの回転角とトルクとの関係を示すグラ
フ1.第7図は従来の他のベーン正 型回転圧縮機を示すその働面断面図、第8図は第7図の
従来例におけるロータの回転角とトルクとの関係を示す
グラフである。 22・・−一一一カムリング、 22 A、 、 22 B −−−−−一小円部、22
C,22D−−−−−一大円部、 23・・−・・−ロータ、 24− ・・−フロントプレート、 25〜−一〜−−リヤプレート、 27− ・−スリット、 28A〜28 D −−−−−ベーン、30A、30
B −−−−一吸入ボー1−131 A、 31 B−
−−−−・吐出ポート、32A、32 B −−−−−
−ポンプ室、X・−−〜−−短径軸、 Y−・−一一一長径軸、 α−・・−所定角度、 M、N・・−・−各大円部の各中心。
実施例を示す図であり、第1図はその正面断面図、第2
図はその側面凹面図、第3図はロータの回転角とトルク
との関係を示すグラフ、第4図及び第5図は従来の−・
−ン型回転圧縮機を示すものであり、第4図はその正面
断面図、第5図はその側面断面図1.第6図はこの従来
例におけるロータの回転角とトルクとの関係を示すグラ
フ1.第7図は従来の他のベーン正 型回転圧縮機を示すその働面断面図、第8図は第7図の
従来例におけるロータの回転角とトルクとの関係を示す
グラフである。 22・・−一一一カムリング、 22 A、 、 22 B −−−−−一小円部、22
C,22D−−−−−一大円部、 23・・−・・−ロータ、 24− ・・−フロントプレート、 25〜−一〜−−リヤプレート、 27− ・−スリット、 28A〜28 D −−−−−ベーン、30A、30
B −−−−一吸入ボー1−131 A、 31 B−
−−−−・吐出ポート、32A、32 B −−−−−
−ポンプ室、X・−−〜−−短径軸、 Y−・−一一一長径軸、 α−・・−所定角度、 M、N・・−・−各大円部の各中心。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 その内周面が一対の小円部と一対の大円部 とからなり互いに所定の間隔を有してこの内周面にそれ
ぞれ開口する一対の吸入ポートおよび一対の吐出ポート
が形成されたカムリングと、カムリングの両端開口を封
止するフロントプレートおよびリヤプレートにその回転
軸が軸支されカムリング内に回転自在に収装されるロー
タと、ロータに放射方向に延設されたスリット内に出没
自在に嵌挿されてその先端がカムリングの内周面に摺接
するベーンと、ベーンによりその容積が可変とされロー
タの外周面とカムリングの内周面とにより画成されるポ
ンプ室と、を備え、前記一対の小円部が互いに180度
離隔して対称となる位置に配設され、一対の小円部の中
心同士を結ぶ短径軸の中心が前記ロータの中心と一致し
たベーン型回転圧縮機において、前記短径軸の中心と直
交する長径軸より前記一対の大円部の一方、または両方
の中心をいずれか一方の小円部方向に所定角度だけ傾斜
させ、且つ前記一対の吸入ポートおよび吐出ポートの各
一方、または両方を前記一方の小円部方向へ前記所定角
度と同一角度だけずらしたことを特徴とするベーン型回
転圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17092884A JPS6149187A (ja) | 1984-08-16 | 1984-08-16 | ベ−ン型回転圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17092884A JPS6149187A (ja) | 1984-08-16 | 1984-08-16 | ベ−ン型回転圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6149187A true JPS6149187A (ja) | 1986-03-11 |
Family
ID=15913957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17092884A Pending JPS6149187A (ja) | 1984-08-16 | 1984-08-16 | ベ−ン型回転圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6149187A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01160187U (ja) * | 1988-04-28 | 1989-11-07 |
-
1984
- 1984-08-16 JP JP17092884A patent/JPS6149187A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01160187U (ja) * | 1988-04-28 | 1989-11-07 |
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